ネタを訪ねて三万歩[181]こんな時だからこそネットを使ってほしい
── 海津ヨシノリ ──

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いろと大変な月でしたが、志村けんさんの死には本当にショックでした。私はドリフターズの公開番組を生で見たことないので、志村さんを直接見たことはありません。

志村さん以外のメンバー全員(荒井注さんがメンバーだった頃)が、世田谷区民会館の食堂で打ち合わせをしているところをみたことがありました。小学生の頃です。当時の食堂は少し高くなっている一階の硝子張りで、外から中が丸見えだったからなのですが、恐ろしく真剣な顔つきで打ち合わせをしている五人の姿が印象的でした。

時は無情に流れますね。志村さんのご冥福をお祈りします。

さて、この状況下で、やはりと言うべきかAmazon経由での某国からの買い物は、とうとう二か月たっても届かないものが三点。特に急いでいるわけではないのでどうでもいいのですが……。

それよりも、定期的に購入していた除菌液が高騰していたので、ストックをチビチビ使っていたら、やっと元の値段に戻った(但し二個セット)ので購入した翌日に価格が一気に倍になるなど、本当にワケワカメな状況です。

色々大変な時期なのは理解していますが、突然の値上げや買い占めは本当に不愉快ですね。人の不幸より金儲けなのでしょう。人の本性は緊急時にわかると言われていますが、これは本当ですね。





ところで、色々と予定変更などが錯綜し始めたのに、相変わらず書面の投函やFaxでの返信という、一昔タイムスリップしたようなお願いが届いて、脳内が腐り始めています。

こんな時だからこそ連絡メールなり、ネット上のコミュニケーションツールを使えば便利なのに、相変わらず返信用封筒入りの書類やFaxでの返信依頼など、意味プーなことばかり。100歩譲ってFaxは良しとしても、郵便だと投函のために外出しなくてはなりません。外出は完全防備で食料の買い物ぐらいに抑えたいのに……。

大学は執筆時(4/15ごろ)の情報では、5月の第二週あたりからのスタートになり、ネットを使った遠隔授業を実施するそうです。ロスした分は文部科学省の指導で、夏休みには延長できない(?)そうです。

不足の授業数に関しては、レポートや課題で対応するように指導がきている大学がありますが、いったいどうなってしまうのでしょうね。留学生で来日できずにいる学生の問題。窓を開けることができない教室での授業など、問題は山積みです。

この際、9月入学に切り替えては? という意見もありますが、やはり日本の入学式は桜の季節がいいな〜と個人的には感じています。桜といえば、毎年楽しみにしていた、跡見学園女子大学新座キャンパスの48種196本の桜を見ることができなくて残念。

しかし、大学も大変ですね。ホームページで公式に告知している内容を、わざわざ書面で送ってくるのですから。ホームページの公式見解は、関係者は読んでいて当然だと思うのですが、「読んでいませんでした」なんて先生は、ご退場願ってもいいのではないですかね〜。

大学で思い出したことがあります。詳細は伏せますが、関わっている大学とは別の大学の専任の先生から、突然の連絡が入り、色々やりとりしていてかなり不愉快になったことがありました。

今回のcovid-19騒ぎに少しは関係しているのかも知れませんが、声を掛けていただいたのはとても光栄なことなのですが、どうして意味不明な上から目線で失礼な物言いなのか、理解に苦しみました。

結局、気分が悪くなったので丁重にお断りしたのですが、なんだか最近この手の流れが多いような気がして疲れます。教育機関への協力は基本的に最優先するようにしていますが、ボランティア活動しているわけではないですからね。

どちらにしても、教育機関に限らず色々なシーンで、この騒動後はそれ以前と流れが激変するでしょうね。良くも悪くも古いシステムはオワコンですからね。

ところで、引きこもりにストレスを感じる方も多いようですね。欧米ではDVが増えて大変なのだとか。超個人主義的な社会なので、家に閉じこもることが苦手なのかも知れませんね。家族に当たり散らしても何も解決しないのに……。

まっ、私は元々引きこもりのような生活をしているので、特にストレスは出ません。ただし、人と会話ができないというストレスは、少し感じています。

それと、Facebookに毎日二点以上の写真をアップしていたのですが、外出を控えているので、新たに撮影できないのもつらいところです。あれは色々と気分転換とアイデアの源みたいで楽しいのです。今は撮影したのに公開していない過去のデータを小出しにしています。


■今月のお気に入りミュージックと映画

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"Iron Sky:The Coming Race" on Timo Vuorensola in 2019(FIN, DEU, BEL)

邦題「アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲」で、フィンランド・ドイツ・ベルギーの合作です。前作「アイアン・スカイ」の続編(30年後)となっています。かなりぶっ飛んだ内容ですが、とにかく面白いです。新興宗教がジョブス教だったり、古今東西の歴史上の人物が色々出てくるあたりは笑ってしまいました。

例えば……マーガレット・サッチャー、スティーブ・ジョブズ、ウラジーミル・プーチン、マーク・ザッカーバーグ、ウサーマ・ビン・ラーディン……。地球内部の謎のエリア、かつてのナチスによる月面基地、火星にあるソヴィエト連邦……ツッコミ以前に、何でもアリの空想科学映画〜的なノリで、一気に見ることができます。ジャンル的にはSFコメディーかもしれません。

ちなみに、熱狂的なファンのカンパ(クラウドファンディング企画)1.5億円が引き金となって完成した作品です。前作の「アイアン・スカイ」も1億円のカンパが集まってたことで話題になりましたね。

『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』本予告


映画『アイアン・スカイ』予告編


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"Georgy Girl" by The Seekers at 1966(AUS)

邦題「ジョージガール」、和訳すると「おとこ女」、じゃお下品すぎるので、ボイッシュな女の子(海津訳)でいいと思うのですが、正確なニュアンスは逆に難しいですね。

ちなみに、同名の映画の曲としても使われていますが、映画はラストがハッピーエンドではなかったらしく、期待外れでヒットしなかったようです。

ジョージガールはオーストラリアの4人組グループである「シーカーズ」のヒット曲。シーカーズは元々男性四人組でしたが、プライベートな理由でメンバーが一人脱退したことにより、新たに女性のジュディス・ダーラムが加わって今に至っています。

なお、シーカーズは一度解散していますが、そしてメンバーのキース・ポッガーがニュー・シーカーズを結成し、以前紹介したあの名曲「愛するハーモニー」が生まれていますね。

The Seekers - Georgy Girl(1967 - Stereo)


映画Georgy Girl-- Movie Clip


愛するハーモニー ザ・ニュー・シーカーズ(1972)


コカ コーラCM - 愛するハーモニー by ザ・ニュー・シーカーズ(1972)



【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/お菓子研究家

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先月の文章内で「武漢肺炎」という表現をしましたが、好ましくないというご指摘を受けましたので、この場をお借りして訂正させていただきます。正しくはcovid-19です。

もっとも、本当の意味で正確な表記は「2019新型コロナウイルス(Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2/SARS-CoV-2)」で、covid-19(Coronavirus disease 2019)は「2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患」のことなんですよね。誰も正確に使っていない? のが現状ですね。

話を戻すと、2015年にMERSコロナウイルス(Middle East Respiratory Syndrome Coronavirus/中東呼吸器症候群)の時に、中東で差別が発生したことに端を発して、特定の国の圧力がバレバレのWHOが、地名だけではなく、動物も病気の名称に使用しないように規定(?)していたそうです。

しかし、私の勘違いかも知れませんが、普通に鳥インフルエンザとか豚インフルエンザとか使われていますよね。人民日報系の環球時報では複数回にわたり、Wuhan virus(武漢ウイルス)と明記していたことなどがあり、特に違和感なく使用してしまいましたので、深く考えずに使ってしまいました。

■4月の画像処理セッション(3月19日改め4月16日開催)は5月21日に再延期としておりましたが、現在の状況を鑑み、可能と判断できた時点で改めて日程を告知させて頂きます。そのため、5月21日の開催は一旦白紙となりました。申し訳ございませんが、ご了承ください。
https://www.borndigital.co.jp/seminar/17384.html