もじもじトーク[130]緊急事態宣言解除後の東京
── 関口浩之 ──

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こんにちは。もじもじトークの関口浩之です。

5月25日、東京も7週間ぶりに緊急事態宣言が解除されました。それから1週間経過しましたが、基本的に6月もテレワークを継続します。

この2か月間、外出したのは、会社出勤のためにラッシュアワーを避けた電車通勤が5回、買い物のために車での外出したのは週に1回でした。

それ以外で外出したのは、散髪するために車で床屋に出かけたのが1回、歩いて60秒で行けるセブンイレブンに出かけたのが2回でした。

間違いなく運動不足でした。緊急事態宣言が発令される直前4か月間で2kgの減量に成功していましたが、見事にリバウンドしました。

いまだかつてないすごい運動不足の2か月間を通じて、1.5kgしかリバウンドしていないという状況は、褒めてもいいかなと思ったりもしますが……。

とはいえ、とある事情で、かかりつけのドクターと「半年で3kg痩せます」と約束をしていたのですが、それを達成することはできませんでした……。

来週6月9日に検査のため、診察を受けに行くのですが、気が重いなぁ……。





●緊急事態宣言解除後の地下鉄東西線

先日6月1日は、会社に出社しました。どうしても、テレワークでは対応できない業務があったからです。

緊急事態宣言が解除された最初の月曜であり、かつ6月の第1営業日なので、「きっと地下鉄東西線は混んでいるんだろうな」と思って、遅い時間の出社としました。なぜなら、「南砂町→東陽町→木場→門前仲町」の区間は、日本の地下鉄の中で、もっとも混雑率が高い区間だからなのです。

午前中、自宅でテレワークして、12時に東西線南砂町から電車に乗り、門前仲町駅まで行きました。

平常時の地下鉄東西線は、この時間帯、車両にいくつか席が空いているか空いてないかの混み具合ですが、今回も、そんな混み具合でした。普段とあまり変わらない東西線でした。

換気のため、電車の窓は少し空いていますし、ほとんど全員がマスクは着用していますし、会話の声もほとんど聞こえてきませんでした。混雑さはいつもと同じでも、車内の雰囲気はまったく以前と異なっています。

今週は、電車の中では、ソーシャルディスタンスはキープできませんでした。

そして、帰りの東西線の「電車には19時頃、門前仲町駅を乗車しました。平常時のこの時間帯は、ほぼ体が触れ合う混み具合ですが、それに近い状態でした。

門前仲町に乗るとき、乗り換えの人がたくさん降ります。そのあとに、電車に乗り込むわけです。このとき体が触れ合いたくないのはお互いさまですが、それは無理です。乗り込むときに、数名から「私の体に触れないで!」って感じでジロッと睨まれました。

ドア周辺はラッシュアワー時のように濃密な混雑だったので、人をかき分けて通路のほうに移動しました。ソーシャルディスタンスは無理でも、人と触れ合わない状態になりました。

ところが、そこで思ったことがあります。電車の外側を向いた状態、つまり、つり革につかまっている状態だと、席に座っている人と対面してしまうのです。

地下鉄の電車は横揺れがひどいのですが、つり革経由の感染を避けるため、つり革にはつかまりませんでした。膝を少し曲げた態勢で、踏ん張るしかありません……。

「もし、この状態で、しゃみが出てしまったら」と心配になりました。それをやったら、周りの全員から睨まれるでしょうし、乗客同士で喧嘩になりそうな気がします。

今回の新型コロナウイルスが、混雑した電車の中で感染が起きているのか、起きていないのかは分かりませんが、安心できる環境ではないことは間違いありません。

一昨日6月2日の東京では、新型コロナウイルスに34名感染していることが確認されました。22人の感染経路はわかっていてとのことですが、目に見えない敵との戦いの第二波にならないことを願うばかりです。

●接待を伴う飲食って?

ここ数日のニュースで、「東京の感染者の多くは、接待を伴う夜の飲食関係者が多い。特に歌舞伎町界隈です」ということをよく耳にしました。

取引先との商談がビデオ会議推奨の時代に、僕は、「こんな社会情勢の中、取引先との接待のために高級クラブを通う!?」と思い込んでいました。

家人から、「えっ、なに言っているの! 接待をするのは、お店のママやお姉さんで、接待を受けるのはお客さんだよ」と言われました。

あはは。そっか、そういうことか(笑) 「接待を伴う」とは、接待をするではなく、お店のママやお姉さんから接待を受けることなのですね。僕は、こういうお店に接待で連れていってもらったことはありますが、自分から行ったことはありません。

きれいなお姉さんとお話するのは、気が合う人なら心地いいかもしれないけど、気が合わない人と話をしても疲れるだけだし面倒です。それなら、行きつけのお店で、気兼ねなく、一人で飲むほうが疲れないと思います。

あっ、そういう話ではないって……。

●スーパーで見かけた素敵な文字たち

週に1回、近くのショッピングモールに買い物に行きますが、先週、素敵なポスターに出会いました。これです。ジャーン!
https://bit.ly/mojimojitalk130

「麒麟がくる」に出演している、川口春奈さんのビールのポスターです。この手書き風の文字、素敵じゃありませんか。パスターカラー(ポスカ)のマーカーペンの一発書きで、この質感が出せるのってすごいことです。青空のもとで、「スッキリ うまし!」の感じが伝わってきます。

そして、その数日後、僕の知り合いが、この文字をポスターカラーでハンドライティングしていることを知って、自分もうれしくなりました。

書いた方は、渡辺美里さんです。My Revolutionを歌っている渡辺美里さんではなく、書道やハンドライティングのクリエイターの渡辺美里さんです。同姓同名なのですね。

渡辺美里 | Letterer
http://www.wtnb-brush.com/work

僕は、アメリカの手書き職人のJohn Downerさんや、大阪の看板職人の上林修さんや板倉賢治さんの作品が好きなのですが、渡辺美里さんの作品も好きです。伝統的なカリグラフィや書道を手法を継承しつつ、ポスターカラー(ポスカ)や油性マジックのペンを使った、ハンドライティングの質感が素晴らしいなと思いました。

●次回の『もじもじトーク』は新たなステージへ

今日の130回目の「もじもじトーク」は、50代最後の投稿です。6月9日で還暦を迎えます。

ちゃんちゃんこは着ませんよ! 60才って単なる人生の通過点と思っています。とんかつ食べて、コージーコーナーのケーキを食べるって感じの、軽いノリの還暦祝いを希望します。

次回の「もじもじトーク」は、60才という「未知の世界」に突入してから最初に投稿する、記念すべきものになります(笑)

では、二週間後に、また、お会いしましょう。


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関口浩之(フォントおじさん)
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1960年生まれ。群馬県桐生市出身。1980年代に日本語DTPシステムやプリンタの製品企画に従事した後、1995年にソフトバンク技研(現ソフトバンク・テクノロジー)へ入社。Yahoo! JAPANの立ち上げなど、この20年間、数々の新規事業プロジェクトに従事。現在、フォントメーカー13社と業務提携したWebフォントサービス「FONTPLUS」のエバンジェリストとして、日本全国を飛び回っている。