[5050] 期待した夏◇てつオくんの音楽活動◇コロナウイルスが変える社会〈育〉

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《今はインスタライブが楽しい》

■装飾山イバラ道[271]
 期待した夏
 武田瑛夢
 
■Scenes Around Me[75]
 小川てつオくんのこと[9]
 てつオくんの音楽活動(1)・中山道レーベル
 関根正幸
 
■crossroads[90]
 新型コロナウイルスが変える社会・育
 若林健一
 



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■装飾山イバラ道[271]
期待した夏

武田瑛夢
http://bn.dgcr.com/archives/20200714110300.html
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昨年は2020年のオリンピックに期待していた。実は陸上競技のチケットに当たっていたので、すごく楽しみにしていたのだ。競技場でゴールサイドに近いといいなと想像していた。同じ金額のチケットでも、反対側だとゴールが遠かったりする。

結局、今年コロナが流行し、そんな想像していた未来はすっとんでしまった。あの時チケットの当落で一喜一憂したのは何だったのだろう。開会式のチケットに再トライするのを忘れてしまい、呆然としたりしたっけ。

しかし時というのは、残酷なようで優しく、今はすっかり諦めもついた。また他の楽しみを探せばいい。アスリートたちは戦いの機会が延期され、大変だと思う。

今年の春、コロナが流行っていた時は、夏にはおさまるかもという新たな期待をもった。実際はさらなるピークが来そうになっていて、また期待は破られた。検査数が増えたことも理由なようで、数ばかりを注目してもしょうがないかもしれない。

コロナへの恐怖は変わっていないけれど、感染予防の対策に慣れてきたことで落ち着きは取り戻している。人が多い所へは行かないし、買ったものは徹底的に消毒する。

次亜塩素酸や次亜塩素酸水も活用。ようやく効果が認められたようで、安心して使える。そもそも消毒って、目に見えないので実感が伴わない。洗剤の汚れ落ちのようには効力が見えにくいのだ。

この量をこう使えば消毒できています、という説明を信用するしかない。YouTubeで見た拭き取り方法の動画。人が触れたものには全体にラメが付着していると思って、それをすべて消毒剤でぬぐいさるイメージを持つ、というのがコツだそうだ。

私も拭く前の食材には、全てラメがついているイメージでがんばっている。例えばバナナがラメだらけを想像するから、なんか美味しくなさそうだけれど、食欲は旺盛なので大丈夫みたいだ(笑)。食の細い人だと、精神的にキツいかもしれない。

●宅配でも楽しむか

自炊ばかりだと限界が来るので宅配も便利。そろそろテイクアウトもやり方が整っているだろうから試してみたい。近所のピザ屋さんが、ステーキ丼の宅配もしていたのに気がついたので試してみた。グリルを活用しているのだろう。美味しかったけれど、そもそもステーキは自分で焼くのも好きなので、やはり作った方がいいかな。

記念日に利用していたレストランでも、テイクアウトやデリバリーが始まっているらしい。デリバリーには専用のお届けシステムを使うらしく、デリバリー料だけでうちの区だと3000円くらいする。万単位の食事を運んでもらう場合でないと大変だ。素直に行った方が良さそう。

コロナ対策についてもいくつも項目が書かれていて、スタッフは1分以上接するサービスを控えますとか、メニューは使い捨てもしくは使用毎に消毒済みというように考えられていた。

元々良いお店ほどテーブルの間隔は広いので、安心かもしれない。レストランでは個室予約の利用価値も、コロナ対策としての需要がありそう。私はまだまだそんな気持ちにはなれないので、当分はおあずけだ。

カラオケ店やレジャー施設のWEBを見てみても、コロナ対策用の説明文や動画を用意している。どれも丁寧でわかりやすかった。すっかり準備が整っていて、日本人のまじめさがよくわかる。

●無駄は削るべきか

私はカラオケ店の会員なので、自分のアカウントにいつも使う歌のリストが保存されていている。今はまったく行っていないのに、月会費だけがかかっている状態だけれど、継続するかを悩み中。やめてしまえば、以前のリストも録音も消えてしまう。これも執着でしょうかね。

新しい暮らし方の中で、継続していくサービスと思い切ってやめるものを選択する必要がある。

今はインスタライブが楽しい。行きたい時に行って、常連と話しながら過ごすのが気楽でいい。日々のコメントのやりとりで気にし合う関係が程よい。

アカウントネームしか知られていない人がほとんどだけれど、そのぐらいがちょういどいい。それぞれしっかり個性が感じられて、信頼できる友人も沢山できた。

実際に会わない関係も捨てたものではない。いつかリアルにつなげたり、さらに関係を深めたり広げたりしたいと思っている。この未来の想定があるかないかで、今の関わり方も変わる。私にとっては、皆大事な人なのだ。


【武田瑛夢/たけだえいむ】
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/

「NiziU」のミュージックビデオが可愛い。毎日見て元気をもらっている。
NiziU 『Make you happy』 M/V


オーディションの様子もYoutubeで見直して、マコちゃんやミイヒちゃん、リオちゃんに加えて、ニナちゃんのファンになった。結局、みんな可愛い。

 
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■Scenes Around Me[75]
小川てつオくんのこと[9]
てつオくんの音楽活動(1)・中山道レーベル

関根正幸
http://bn.dgcr.com/archives/20200714110200.html
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てつオくんは詩や居候ライフ以外に、音楽活動を行っています。

とはいえ、てつオくんの音楽活動をすべて知っているわけではないので、私が写真を撮ったいくつかのトピックについて書くことにします。

・アカペラパンク猿
https://live.staticflickr.com/65535/50104414996_93da59b662_c

てつおくんと児嶋ふさ子さんとのユニット、アカペラパンク猿のライブは1998年8月に高円寺UFOクラブで見ました。

この頃、高円寺岡画郎で「予定展」(色々な人のその日の予定を窓際に掲示した)があり、8月後半は頻繁に岡画郎に顔を出していたので、誘われて見に行ったのかもしれません。

名前にアカペラとある通り、2人は楽器を使わず、マイクのみのパフォーマンスでした。
https://live.staticflickr.com/65535/50104415811_d5aa0ecc22_c

写真のてつオくんはブレていますが、この写真を見た人から「珍しく動きがある」と言われるくらい、二人は曲ごとに一つの体勢をとったまま動かずに発声していました。

当時、Contax G1を中古で購入したのですが、AFがきかず、目測で距離合わせをしたら、ピントがバックに抜けてしまいました。

・マイ竹(1999年)
マイ竹は、当時、岡画郎に出入りしていた、マイアミくんと竹重くんをダブルボーカルとして起用したバンドです。

マイ竹にはほかに、斉藤晋(キーボード)くんと、木村みえ(ドラム)さんも参加しました。

マイアミくんは、「蟻鱒鳶ル」の名付け親となった、アーティストです。ご存知の方も多いと思いますが、蟻鱒鳶ルは岡さんが岡画郎をやめた後、セルフビルドを続けている鉄筋コンクリート製の建築物です。
http://arimasutonbi.blogspot.com

竹重くんは、ヤングリーゼントやDead Body Artというユニットでヴォーカルとして活動しています。

マイアミくん、竹重くんともに即興的なポエトリーリーディングに長けていたので、てつオくんは二人を組ませることを思いついたようです。

そして、てつオくんは、マイ竹のアルバムをCD-Rで出すことを考えていました。私は1997年にCD「kids」を製作したこともあり、CD-Rを焼くための機材を持っていました。

そこで、居候中のてつオくんから、CD-R専門の「中山道レーベル」を立ち上げ、その第一弾として、マイ竹のアルバムを出すことを打診されました。私はその申し出を快諾しました。

マイ竹のアルバム名は「ヤブコギ」になりました。

それは、アルバムのタイトルを決める打ち合わせで、私が中山道の廃道を藪漕ぎしたと話したところ、メンバーが「ヤブコギ」という名前を気に入ったことによります。

アルバムのジャケット写真は1999年8月28日、高円寺阿波踊り終了後の高円寺駅前で撮影されました。撮影者は本多晃子さんでしたが、てつオくんは私にもメンバーの写真を撮ってほしいと頼みました。

てつオくんは、本多さんと私の写真の中で、気に入った写真を使うつもりでした。ですが、私自身は本多さんの撮影に割り込む気はなかったため、本多さんがメンバーを撮影しているところを撮りました。
https://live.staticflickr.com/65535/50104415236_52e1ff36fc_c

マイ竹は1999年9月8日に、吉祥寺のWarpというライブハウスでレコ発イベントを行いました。
https://live.staticflickr.com/65535/50104415651_1c999f6a0f_c

写真の通り、てつオくんも舞台に上がり、指揮者として参加しました。また、てつオくんのお兄さんの恭平くんがステージに乱入しました。(写真右手)

マイ竹は、レコ発イベント以降、何も活動は行なっていません。

また、「中山道レーベル」も「ハイロウゼ」というお風呂での即興演奏のアルバムを作った以外、活動は行いませんでした。


【せきね・まさゆき】
sekinema@hotmail.com
http://sekinema.com/photos

1965年生まれ。非常勤で数学を教えるかたわら、中山道、庚申塔の様な自転車で移動中に気になったものや、ライブ、美術展、パフォーマンスなどの写真を雑多に撮影しています。記録魔


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■crossroads[90]
新型コロナウイルスが変える社会・育

若林健一
http://bn.dgcr.com/archives/20200714110100.html
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こんにちは、若林です。

今回は「新型コロナウイルスが変える社会」について、「育(教育)」をテーマに自分の考えを述べていきたいと思います。

過去4回の記事については、こちらをご覧ください。

新型コロナウイルスが変える社会
http://bn.dgcr.com/archives/20200519110100.html

新型コロナウイルスが変える社会・衣
http://bn.dgcr.com/archives/20200602110100.html

新型コロナウイルスが変える社会・食
http://bn.dgcr.com/archives/20200616110100.html

新型コロナウイルスが変える社会・住
http://bn.dgcr.com/archives/20200630110100.html

■「育」に関する短期の変化

3月の初めに突然始まった休校期間の中で、一部の学校では「オンライン登校・授業」などの取り組みが行われました。

学校再開直後は、多くの学校でオンラインので取り組みはなくなり、感染症対策以外は元の登校スタイルになっているようです。

とはいえ、またいつ休校措置があるかわからない現在の状況では、引き続きオンライン登校・授業に積極的に取り組んでいくべきです。

学校に来られるからオンラインは終了としてしまうと、せっかく身についたオンラインツールに対する知識がまた元に戻ってしまい、もう一度オンラインでの授業実施となった時に、同じ混乱やトラブルを経験することになるでしょう。

6月から私も専門学校で授業を持っていて、授業は学校でやっていますが、授業の中でクラウドツールを積極的に使っています。

専門学校なので学生は全員高校卒業以上ですが、それでもパスワードがわからない、パスワードの再設定をしたけれどうまくいかない、といったトラブルが続出しています。

最近、ようやく安定的に運用できるようになりましたが、それでもまだ一部ログインできないというケースがなくなっていません。

休校期間分も含めた従来通りの授業時間の確保が指示されていると聞いていますので、そんな中でオンライン授業の継続的実施はかなり難しいと思います。この状況を解決するためには、学校現場の先生方にはオンライン授業を含めた授業スタイルの確立していただき、授業時間(履修項目)については国レベルで再考するという役割分担が必要です。

■「育」に関する長期の変化

長期的には、上にも書いた履修項目や履修方法の見直しが必要だと考えます。今回、全国的な休校措置が取られたことで、どのように授業時間を確保するのかが注目されていますが、別に今回が初めてのケースではないのです。

今までも豪雨や地震などの災害により、学校での授業ができなくなったケースはたくさんありました。しかし、それらは局所的な問題だったため、全国レベルで考えられることがなかっただけ。

感染症による影響だけでなく、今後も計画通りの授業ができないケースがたくさんある中で、現在の余裕のない履修スケジュールでは無理があると認識し、履修項目と履修方法を見直すが必要があります。

履修項目については現在の全単元を必須とするのではなく、必須のものと任意ものにわけ、それぞれにどれだけ時間をかけるのかを各個人が選べるようにします。

必須項目を絞ることで、時間的な余裕が生まれ休校期間が発生しても最低限必要な項目の履修がしやすくなります。

履修方法については、大きく以下の三つです。

・小学校と中学校をわけずにひとつにする。

・履修管理は単位制とし、どの年齢の時にどの授業を受けても良い、必要な単位が揃ったら卒業できるものとする。

・年齢別に学年で分けることもやめ、異なる年齢の子供たちが同じ授業を受けることができる。

現行の授業のように、決まった順序でみんなが一斉に授業を受けなければならないシステムに対して、学習の順序やペースを状況によって組み替えられるので、今できることに取り組む形で休校期間を有効に使うことができます。

この方法には、別の観点でのメリットもあります。

同じ年齢だからという理由で、同じ教室で同じ授業を同じペースで受けなければならない現状の教育システムの問題を解決し、本当の意味で子どもたちの能力やモチベーションに応じた学習の進め方が可能になります。年齢を問わず、同じ興味・関心を持った仲間を見つけることができます。

今、不登校や発達障害と呼ばれ苦しんでいる子たちにとって、良い環境ができるでしょう。

一方で、従来の学校のシステムに馴染んでいた子どもや保護者、特に保護者にとっては、とまどいが大きくなるというデメリットもあります。きっとそういう方のほうが多いでしょう。

そういった方のケアをどうするかという課題は生まれますが、でも本当に必要なことなのであれば(私はそう思ってますが)、その変化に対応できなければ生きていけない時代背景になっている今、そこに目を背けてはまた同じことの繰り返しになるでしょう。

私の希望的観測も含んでいますが、今回のことをきっかけに学校の仕組みは大きく変わる必要があると考えています。


【若林健一 / kwaka1208】
https://crssrds.jp/aboutus/


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編集後記(07/14)

●アメリカではプロスポーツチームやブランドが、マイノリティーへの差別や偏見に基づくとして、名称を変える動きが相次いでいるという読売の報道。スポーツ界では勇敢さ、力強さの象徴として先住民を連想させるチーム名や、ロゴマークが多い。大リーグのクリーブランド・インディアンスと、ナショナル・フットボール(NFL)のワシントン・レッドスキンはチーム名の変更を検討中である。

アイスのブランド「エスキモー・パイ」は、イヌイット族などへの蔑称だとして変更されることになった。黒人女性がモチーフの、シロップなどのブランド「ジェマイマおばさん」も廃止が決まった。白人保守層を中心にこうした風潮を敬遠する国民もいる。60年代にアメリカの新左翼たちが始めた運動「ポリティカルコレクトネス」が、息を吹き返したのか。中国の策謀だとみる私は変?

読売の「1000字でわかるアメリカ・モデル再考」では、渡辺靖・慶応大教授がアメリカでは政治的トライバリズム(部族主義)の様相が強まっている、と説く。そこでは誰もが「我々」を「被害者」とみなし、「奴ら」を徹底的に敵視し、制圧しようとする。まさにアイデンティティー政治のきわみである。

孤立し、浮遊した個人が付和雷同に走り、社会の多数派や強い権力に隷属するさまを思想家トクヴィルは「多数派の専制」と危惧した。アメリカはトライバリズムを克服できるのか。暴動や暴力による社会秩序の破壊を唱える動きが問題化している。米国内のテロの73%は過激な白人ナショナリストによる。米国モデルは内側から腐食しつつあるのか。まだ言う、中国の策謀だとみる私は変?

妻がほぼ毎日、買い物に出ている時間(午前中)、わたしは新聞に熱中できる。妻はクイズ狂で、7/13の番組面では、19時から「有吉ゼミ」を見ながら別のテレビで「ネプリーグ」を録画し、20時半から「Qさま!! 今夜は豪華高学歴アイドル軍団VSインテリ芸人軍団SPを録画する、と新聞の番組表にピンクのマーカーで囲っている。それに従いリモコンで設定はわたしの役目である。(柴田)


●私もオリンピックのチケットが当選してました。しょっぱなのコネなし当選。一般人は当たらないという、まことしやかな噂が出まわってましたが、私当たってるんだけど、と密かに思ってました。

陸上の100m男子決勝です。反対側が気になるということで、同じ100mではないでしょうか?! きゃー!

/ホテルは、JTBが開始日を用意して受け付けていたので、野宿は嫌だからと去年の今頃に「電話して予約」。ネット予約はなかったの。普段はホテルサイトから直接予約するのだけれど、めぼしいホテルはどこも予約不可だったから、ありがたかった。続く。(hammer.mule)