[0275] 日頃、疑問に思っています

投稿:  著者:  読了時間:11分(本文:約5,400文字)


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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0275 1999/03/13.Sat発行
http://www.dgcr.com/      1998/04/13創刊
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 日頃、疑問に思っています
 ゲスト:小谷光彦

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■デジクリトーク
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日頃、疑問に思っています
ゲスト:小谷光彦
kotani@kcr21.co.jp
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私はSFが好きで特に映画はよく観ます。そこで、どうしても許せないと言うか
疑問を感じてしまう映画があるので、それについて書きたいと思います。なに
も映画評論を気取るつもりはありません。素朴な感想です。

例えば、宇宙船が地球を出発します。目的は宇宙の果ての知的生命体を見つけ
ることだったりします。宇宙船は様々な危険、困難に出会いながらも膨大な時
間をかけて宇宙の深淵にたどりつき、ついに謎の知的生命体を発見します。実
際の上映時間でも8割以上費やしています。そして、いざ御対面のクライマック
スを迎えます(ここまでは私もおとなしく観ております)。

しかしです、何としたことか現れた謎の生命体は、なんと人間にソックリ。
ソックリはまだ良い方、人間そのものというパターンだってあるのです。わざ
わざ何万光年も離れたところまでやってきて、隣の席にすわってる人と同じよ
うな生命体に出会わされるのです。

ウーンつらいなー。ここで私の夢は醒めるのです。ストーリー設定としては、
この星が地球によく似た環境だからとか、人間を驚かさないために隊員の頭脳
にある家族のイメージを借りて、その姿で現れたとか。

でも、これでは納得できません、許せないと思うのです。企画の面白さはよく
わかるのですが、一番大事な映画的ヴィジュアルで手を抜いているとしか考え
られません。SFである以上、観客の想像を超えてほしい。どうもこの頃、見る
側の方が作り手を超えてしまっているような気がします。夢を与えるはずのSF
映画が大人や子供の夢を奪ってはなりません、そう思います。

人間の皮をかぶった宇宙人。人間の一部だけ変形したエイリアン。地球のどこ
かの都市にソックリな異星の街。この類いは数限りなくあります。予算、事情
あっての映画だということはよくわかるのですが、一SFファンとしては、たと
えチャチでも幼稚でもキチンと異様なものを見せて欲しい。驚かせて欲しいの
です。

もちろんSF映画が全てこうではなく、スゴイ空間や、不気味なクリーチャー、
そのほか想像を超えた映像がいっぱいあるのは言うまでもないことです。たと
え宇宙人が全く登場しなくても、タルコフスキー監督の『惑星ソラリス』など
は確かに異様でした。

やや飛躍しますが、広告の世界にもあるんです。私が日頃疑問に感じるものが。
私自身広告の仕事をしていますので、とりあえず自分のことはヒキョウにも棚
にあげさせてもらいますが。

例えば、新聞の全15段広告なんかで真ん中にチョコンとゲタの写真があり、
キャッチコピーを見ると『日本人に生まれてよかった』なんて書いてあります。
こんな作り方の広告です。いずれも優秀で、時には賞をとるような広告だった
りしますが、私にはゲタはやっぱりゲタで、絵がつまらないのです。作り手だ
けが納得しているような気がしてなりません。

もちろん広告としてその機能を果たせばそれでいいことなんですが、どこかに
不満が残ります。答を出していないような気がします。私には人間の皮をかっ
ぶた宇宙人と同じなんです。

このように映画や広告、日々目にふれる様々なものには疑問を感じるものがた
くさんあります。見る側の感性が作り手を超えてしまっては寂しい話です。い
ずれにしてもヴィジュアル最優先の日々を送っている私としては、できるだけ
答としての異様な絵を作り出す努力をしたいと思っています。それが正解でも
不正解でも、いちおうキチンと答を出すのが、クリエイターの責任だと思うん
です。

【プロフィール】小谷光彦(こたにみつひこ)
関西学院大学卒業。アートディレクター、グラフィックデザイナー。CG制作で
はSTRATA Studio Proをメインに使った3DCGを手がけています。ディジタル・イ
メ-ジ会員。N.Y.アートディレクターズクラブ会員。日本グラフィックデザイ
ナー協会会員。
Webサイト http://www.kcr21.co.jp/

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    山手線「大塚」下車 徒歩10分
    都電荒川線「向原」駅前
    営団丸ノ内線「新大塚」徒歩12分
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 (WindowsDTPがもたらす新ワークフローとは)k-wind会長 仲尾典嗣
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●閉会の挨拶(ずれても5時終了)

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