[0303] デザインを教える…ということ

投稿:  著者:  読了時間:11分(本文:約5,200文字)


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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0303 1999/04/15.Wed発行
http://www.dgcr.com/      1998/04/13創刊
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●デザインを教える…ということ
 木曜日担当:森川眞行

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  編集者から 印刷出版研究所 小川好子

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デザインを教える…ということ
木曜日担当:森川眞行
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今年になってセミナーがやたらと多い。来週には大阪で「Webデザインデスマ
ッチ」という5時間ぶっとおしのセミナー(Fireworks 2+Dreamweaver 2
が中心です)を開催する。

その後も5月は沖縄、6月には広島、東京が予定されている。セミナー以外にも
企業さん相手に出張トレーニングを行なっており、すっかり「教える」ことが
仕事のひとつとして定着してしまった。

デザイナーとしてのボクは、おそらく厳しい徒弟関係の最後の世代だと思う。
ボクがデザイン事務所にアシスタントとして入った頃は、そりゃもうヒドイ話
で、何にも教えてもらえなかった。

毎日罵声をあびせされて、時には消しゴムやカッターナイフ(汗)が飛んで来
た。必死に考えたデザインラフを見せた途端、ぐしゃぐしゃに丸められてゴミ
箱に捨てられる---なんて日常茶飯事だった。

それでも、肝心なデザインは教えてもらえなかった。細かい文字詰めや、撮影
の立ち会い、打ち合せの進行方法などは師匠(すごい言い方だな)について見
よう見まねで身に付けてきた。もちろん平面のデザイン・構成だってそうだ。
クライアントより師匠に認めてもらうためにデザインを行なって来た。

そんなワケで、ボクたちの世代のデザイナーは教えるのがへたくそだと思う。
その後ボクがADになって多くのアシスタントを抱えても「教える」ことではな
く「指示をだす」ことをやってきた。実際にデザインなんて教えて理解しても
らうものではない、と今でもそう思っている。

コンピュータで仕事をするようになってから、微妙に「教える」作業が増えた。
それは道具が変わったからだ。まずアプリケーションの使用方法を教える。制
作の際のワークフローを作る。チームで制作する際のルール作りをする。

その都度「教える」作業が追加される。単に「指示をだす」だけでは進行しな
いからね。細かなコンテンツ作りの際にも、ルールを無視して作成すると、デ
ジタル工程では余計に手間がかかってしまう。

教える側の人間としては、「教えてよかった」という場面が幾つかある。他人
に教えるということは、自分自身の作業工程の再確認でもあるのだ。教える対
象が優れている場合には、逆に「教わったり」して、これもなかなかメリット
が大きい(笑)。

あなたがまだ、他人に教えた経験がない場合、是非「教える」ことをやってみ
るとよい。自分自身の作業がそこに明確に現れて来て、自分自身の中の曖昧な
部分と向かい合わなくてはならなくなる。それを乗り越えた時、おそらくデザ
イナーとして、少しは進歩しているのだと思う。

今回、5時間ぶっとおしでセミナーを行うのは、FW2とDW2というアプリケー
ションが、Webデザインのワークフローを大きく変えてしまったからだ。単に
グラフィック作成ソフト、HTMLエディタならば、それぞれに独立したセミナ
ーやトレーニングを行えばよい。今までデジクリで、それぞれのアプリのコラ
ムを書いて来たように。

しかし、この組み合わせは、単体のアプリの説明だけでは終わらない。FW2と
DW2が作り出す環境が、Webデザインのワークフローを変えてしまい、結果と
して作業時間が大幅に短縮される。2年前なら1週間徹夜しなければならなかっ
たことが、半日で終わってしまう。大袈裟ではない。

もちろんワークフローが変わり、グラフィック作成の手順も変わるし、レイア
ウトの手段も大きく変わる。ある意味ではDW2+FW2登場以前のWebデザイン
制作環境ってのは、あまりにもプリミティブだったのである。

デジクリを開始して毎週コラムを書いた。昨年末には解説本を執筆した。それ
がボクにとって「教える」ことの開始地点だった。今後もできる限りのデザイ
ン制作のノウハウをデジクリで公開していくし、セミナーもやるよ。全国ドサ
まわり。協力者も募集中だ。

【Silicon Cafe' / 森川眞行】
セミナーが次々控えていることを理由に、PowerBookG3を購入した。これで
どこでも同じ環境でセミナーもトレーニングもできるからね。もちろんボクの
Webサイトの情報も全部入っているしメールも管理できる。肩が抜けそうに重
いことを除けば、快適な環境がウレシイ森川です。

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「DTPとプリプレスの明日が見える-PREMedia(プリメディア)」
編集者から 印刷出版研究所 小川好子
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デジタルフォントをめぐる環境はここにきて様々に変化しています。PDFへの
日本語フォントエンベッドが可能になり、NewCIDフォントがリリースされる
などユーザーにとってフォントを使いやすい状況が生まれてつつあります。

それでもフォントはまだまだ奥が深く、DTP・印刷関係者やフォントユーザー
にとってフォントは扱い難い技術であることには変わりありません。

そこで<Part11>では、「フォントの悩み解消します」を特集しました。フ
ォントを使い難くしている要素に焦点をあてて、実作業で問題となる項目とそ
の対応策について解説しています。

更に、印刷物作りに携わる人間にとって永遠の課題ともいえる「読みやすさ」
をテーマに取り上げて「追跡シリーズ・可読性って何だ!」を特集しました。
読みやすい印刷物作りを実現するために何が重要かを解析しています。片塩二
朗氏によるマンガ組版においての判別性・可読性・誘目性の話、一般読者を対
象にした文庫本・新聞・組版物の読みやすさアンケートは読みごたえ十分です。
この可読性については今後もシリーズとして追求していく予定です。

「Photoshop5.0Jできれいな印刷画像再現」では、マニュアル書ではなかなか
得られない、筆者の体験に基づいたパラメータ設定についての実践的な解説を
行なっています。

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●体裁:A4判・本文120頁
●定価:本体2381円
●発行元=株/印刷出版研究所
E-mail:edit@print-info.co.jp
〒162-0814 東京都新宿区新小川町3-16
電話03-3267-6231 FAX03-3268-5265

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