[0328] 現実逃避バイカー

投稿:  著者:  読了時間:13分(本文:約6,300文字)


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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0328 1999/05/21.Fri発行
http://www.dgcr.com/      1998/04/13創刊
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前号の発行部数 12487部
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●現実逃避バイカー
 金曜日担当:須貝 弦

●ギャラリーオープン情報
 CREAM ROOM オープン記念「Naniwa Graphics Meeting顔合せ!展」

●カラーマネージメントQアンドAについて
 笠井享 井上秀明



■現実逃避バイカー
金曜日担当:須貝 弦
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ずーっとパソコンのモニタに向かって仕事をしていると、どうしても煮詰まる
ときがある。考えようとしても考えがめぐらず、集中力が低下してどうにもな
らなくなる――誰にでもそんな経験はあると思う。締め切り間際でどうしても
はかどらないとき、あなたはどうするだろうか。

いちばん多いのは「一瞬現実逃避する」ことではないだろうか。以前何かの本
で読んだが、立花隆さんは料理をするそうだ。それを見習って(?)、私もと
きどきパスタなんか茹でたりしているのだけれど。

しかし、私の現実逃避とは基本的にバイクに乗ることだ。これは、昼よりも夜
の方がよろしい。というのも、昼間の道路というのは交通量も多く、場合によ
っては走っているだけでストレスが溜まってしまう。だから、私は好んで夜走
る場合が多い。夜は暗くて危ないと思う人もいるだろう。それは確かだが、み
んながヘッドランプをつけている分、どこから車が出てくるかわかりやすいと
いう副作用もある。とくに夜の峠道などではそうだ。

バイクというのは、気持ちよく走ろうとすると相当センスを要求される乗り物
だ。私は四輪の免許を持っていないから、四輪と比較することはできないが。

コーナー(断じてカーブではない)が迫ってくる。どこで減速するか、コーナ
ーの深さはどれくらいかを判断して、ギヤを落としブレーキング。車体を傾け、
アクセルを徐々に開けて、外足を踏ん張った状態でコーナーを脱出、すでに見
えている次のコーナーの減速ポイントまで一気に加速――という一連の作業を
繰り返すわけだ。

字で書くと簡単だが、アクセルワークや体重移動によって走り方はガラッと変
わってくるし、下手っぴだとギクシャクした動きになって、ちっとも楽しくな
い。逆に、狙った動きにピタッとハマッたときの快感は大きい。あまり快感が
大きすぎると危険な場合もあるので(なんだってそうだな)、自制心も必要に
なる。自制心もセンスのうちだと、私は思っているのだが。

ライディングに集中する、それが私のいちばんの現実逃避となり、気分転換と
なる。安全に、上手に走るために集中力を高める。帰ってくると、ちょびっと
脳内麻薬が出ているのが実感できる。ヘルメットを脱ぎ、今日も安全に帰って
来れたことに感謝して、ふたたび机に向かう。

しかし、その現実逃避がまったく役に立たないこともある。それは、バイク雑
誌の仕事を引き受けてしまったときだ。私は乗ることに関してプロではないか
ら、バイクのインプレッション記事を書いたりはしないが、ショップの取材や、
カタログ本の原稿書きなんかは、ときどきやる。
そうするとその仕事やっている間、頭の中はバイクでいっぱいになっている。
そんな状態でバイクに乗っても、気分的にメリハリが出ないので、脳内麻薬も
出てこない。そういうときは、スターバックスのアイスヘーゼルナッツラテ。
これで決まりである。

【須貝 弦】すがい・げん
マッカーかつバイカー、という人は案外多い。パソコンショップでもそういう
感じの人をよくみかける。たいてい、中古の安いMacを物色しているんだけど。
デジクリ読者のバイカーのみなさん、軽自動車税って結構痛いっすよね、忘れ
ているだけに。
mailto:gsugai@hh.iij4u.or.jp

■「めざせ事務所開設!」(5/14)について

5/14日に配信された「めざせ事務所開設!」について、多くの方からメールを
いただきまして、ありがとうございます。同じような考えを持っている人がい
たら意見交換をしたいと思い「仲間は募集している」と書いたところ「参加し
たい」という方まで何人か現れて、須貝はビックリしています。
ただ、あくまでも仲間内数人でのプライベートなプロジェクトなので、あまり
過剰な期待はしないでください。その点さえ理解していただければ、ネットワ
ークはどんどん広げていきたいので、引き続きメール募集中です。パトロン&
スポンサーもね!(スガイ)

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■ギャラリーオープン情報
CREAM ROOM オープン記念「Naniwa Graphics Meeting顔合せ!展」
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<以下は主催者情報>

「顔」を描いたグループ展を開催します。人と人の顔合せ、作品どうしの顔合
せ、そしてCREAM ROOMと皆様との顔合せ。「顔合せ=出会い」と捉えて、そこ
から始まる新しい何かの誕生への思いを込めて、タイトルも「顔合せ!展」。

参加者は大阪を中心としたエリアで活動中のG デザイナー、イラストレーター
などのクリエイターはもとより、あらゆるジャンルから集結。今の時代の雰囲
気や常々思っていること、愛、セックス、平和、夢、まぼろし・・・思い思い
の「顔」を自由なテーマ&スタイルで表現した作品を持ち寄ります。

作品はすべて17cm角(レコードのEPサイズ)とし、実際にEP用透明カバーに入
れて壁面に展示。全作品を対象に人気投票を実施しグランプリ受賞者には最終
日に景品を進呈します。

詳細は以下のサイトにて
http://www.shinn.co.jp/cream/

企画展名:Naniwa Graphics Meeting  顔合せ!展
会  期:1999年5月18日(火)- 5月28日(金)
グランプリ発表&クロージングパーティ:5月28日(金)7:00pmから
問い合わせ:cream@shinn.co.jp
会  場:CREAM ROOM
     550-0002 大阪市西区江戸堀1-23-12 Boo高木ビル2F
     11:00am ~ 6:00pm 土・日・祝祭日休館
主  催:CREAM ROOM
協  力:真之助事務所 shinn@shinn.co.jp

会場であるCREAM ROOMについて:
ギャラリーという概念を下敷きにしつつも、新しい方向性を解放するための空
間。条件は“今”にふさわしいドライブ感があること。表現ジャンルやスタイ
ル、活動レベルやネームバリューに関係なく「カッコイイ」「オモロイ」「イ
ケてる」と感じられるものだけを対象に展開していきます。広すぎず、狭すぎ
ない、ジャストサイズのスペースだからこそ、実感できる従来のギャラリーに
はないクリーミーな密度が、CREAMROOMのコンセプト。BAR、犬TTとのカップリ
ングで、アートやカルチャーの新しい楽しみ方を提案していきます。

・小口斉子さん。情報ありがとうございます!!  若いグラフィックデザイナー
さんが中心となって活動なさっているそうです。ほんと面白くなりそうですね。

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■カラーマネージメントQアンドAについて
笠井享
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先日来、いろいろなメッセージをいただいています。みなさんの関心の高さに
あらためて、この問題の大切さを痛感しています。カラーマネージメント関連
については、何なりと笠井あてメール(CMS@infoarts.co.jp)下さい。

ただし、基本的には個人さんへのお答えではなく、できるだけ公開してお答え
するスタンスとさせていただきます(内容によっては個人的にコミュニケート
します)。もし、匿名ご希望の方は、その旨お知らせ下さい。匿名になるよう
にメッセージを編集して日刊デジクリ・他(公開メディア)に転載させていた
だきます。

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■カラーマネージメントQアンドA
CMYK変換は制作者が自らやるべきではないか?
読者の意見
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上記記事を読みました。私は印刷営業の経験者です。

皆さんの悩みも私の悩みもやはり共通だなと、妙にほっとしてしまった。どち
らかと言えば、データ入稿は、現場から歓迎されていない、のではないでしょ
うか。いろいろと作業環境が違うデータとアプリケーションの海を泳いでたど
り着いた果て、コンセもいらないよ、とクライアントに言い切られてしまう。
恐らく、営業担当者なら一度ならずとも身に覚えのある光景でしょう。

それで、RGB かCMYKかとなると、実際は現場でもどうして良いかわからないの
ではないでしょうか。フィルムは、出力センター、印刷は下請けの外注先、と
いうのでは、今のシステムは、ただ単にデザイナーが、写植オペレータと製版
作業を掛け持ちしているだけではないでしょうか。

以前、と言っても5年ぐらい前、写植屋さんが軒並み苦しくなり今月はどこ来
月はあそこか、と苦い思いでマックを睨んでいた頃、若い学生のようなバイト
のデザイナー(?)たちは、マックで徹夜しちゃった、と楽しそうに話したの
を覚えています。私も職場で、何でもカタチから入っていく部下たちにウンザ
リしたものでした。

(クライアントがオフセットの印刷技術を分っているのかということも疑問で
す。例えば、大手印刷会社の課長クラスの人と話しても、現場に関してはまる
で素人さんだったりすることはよくあります。グラビアの校正でルーペを覗い
た事すらないとかは、ほとんど常識のようですが、それでも、大手だから発注
します)

それはともかく、印刷工程がアナログ状態なので、フィルムがデジタル出力さ
れても私にはピンと来ない、というか、色校を取って、立会いをしてみないと
分らないという感じです。

ただ、入稿時のチェック機能をどうするかは、問題です。色だけでなく、筆者
から入稿される原稿がいろんなワープロで入力され、そのまま流し込まれたり
する事も良く見かけます。その場合、間違いなく再出力ですよね、文字化けし
てるから。データ入力時の落とし穴は、そういうことではないでしょうか。

もうひとつ気になるのは、データを信じすぎてるという事。作業環境が違うか
ら、その環境ごとの設定を確認するしかないでしょう(これは余談ですが、そ
んな訳で固定客になっていくのでしょうか)。慎重なクライアントは、出力実
験をさせて、デザイナ、印刷所の確認を取る場合があります(プリンティング
ディレクターという肩書きをお持ちの方もいらっしゃるでしょうから、そうい
う方の仕事を見学したいと常々思ってます)。

(おまけ)コンピュータ会社関連のクライアントとなると、経費削減で、デザ
イナーに依頼せず自社内でデータ作成、現場入稿という事が多々あります。こ
の人たちに説明するのは大変ですし、また聞きたくもないでしょう。モニター
上では問題ないから、一切任せる。これには返す言葉もありません。仕方なく、
現場泣かせという事になります。結構まかり通ってる話だと思いますが、いか
がでしょう。

井上秀明

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■編集後記(5/21)
・ハニー号の朝の散歩が7時前になった。これからますます早くなりそうだ。
その分、午前中が長く使えるからけっこうなことではある。OCN も日中はトロ
くなるのでやはり朝が勝負だ。森川さんの快適モバイルをうらやましく思うが
私の場合、OCN エコノミーでモバイルってどうやるのだろうか。(柴田)
・占ってもらった。以前ある人の占いで、あなたは苦労人だ、と言われていた
がこの占いでも、人に誤解され易く妬みを受けやすいが苦労も多いので妬みは
そう酷くはならない、とか、特殊型なので他人とのつきあいが大変だが人嫌い
にならないで、とか。皆によく当たっていると言われた。定年期に開花の大器
晩成型。長生きせねばのぉ~。結婚確率はどの年代でも低いのに、99%となっ
ている時期があった。おお! 69歳から78歳…。それって(笑)!(ハマムラ)
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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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