[0432] 「愚痴とぼやき」比較論序説

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,600文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0432   1999/10/02.Sat発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 14104部
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 <とにかく遠くに逃げろ>

●デジクリトーク
 「愚痴とぼやき」比較論序説
 十河 進

●デジクリトーク
 虫の知らせ!?(続・だいぶ寿命が縮まりました)
 なゆみ かすい

●イベント案内
 デジタルハリウッド5周年記念、メインイベント
 「デジタルで変わる人生 @life」をテーマにDH1999開催


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■デジクリトーク
「愚痴とぼやき」比較論序説

十河 進
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愚痴=仏教語で、三毒のひとつ。愚かで真理に対して無知であること。ものの非理がわからないこと/言ってもしかたがないことを言っては嘆くこと。泣き言。ぼやく=ぶつぶつと不平を言う。

「ダイ・ハード」(1988年)が初めて日本で試写された時、まったく新しいタイプの、そして迫力にあふれた「泣けるアクション映画」として玄人筋が騒いだものである。映画雑誌はこぞって話題にし、提灯を持ち、公開前からかなり期待が高まった。

そうした中で「新しさの要素のひとつは、ぼやいてばかりいる主人公」という評があった。事件に巻き込まれて孤軍奮闘せざるをえなくなった普通の人間が主人公であることが、アクション映画のヒーローとして新鮮だというのだ。

確かに、ジョン・マックレーンは自分が刑事だから仕方なく……という感じで闘いを始める。それも、極めて個人的な理由「妻が人質になった」からである。深読みすれば、彼が闘うことを決意する理由は、夫であり父親であることを証明するためである。キャリアウーマンの妻とはニューヨークとロスに別れて別居中(日本企業で妻は旧姓を名乗っている)で、彼は夫としてがんばらざるを得ない状況なのだ。

この設定はパート2までは引き継がれ、2では妻の乗った飛行機が墜落するのを防ぐために、つまり「パート1の事件をきっかけに再び愛し合うようになった妻の命を救う」という極めて私的な理由で、彼は超人的な闘いを完遂させるのである。

パート3がつまらないのは、この設定を外したためである。彼が闘わざるを得ないのは、犯人が指名したからという理由だけである。したがって、彼が闘うことに私的な切実さがなくなってしまった。

逆に、事件に巻き込まれたサミュエル・L・ジャクソンの方には、黒人の子供(甥?)たちを救うという個人的理由が設定される。そして、ダイ・ハード3では、「ぼやき役」はサミュエル・L・ジャクソンが担っている。

大ヒットした1作目のファクターを取り入れるために、スーパーマン化してしまったジョン・マックレーンとは別に、事件に巻き込まれ奮闘するフツーの人を登場させる必要があったからだろう。3作目のサミュエル・L・ジャクソンは、肌の色は違うが1作目のジョン・マックレーンであり、同時に1作目の黒人警官の役割も果たしている。

「フツーの人」を強調するために、作者たちが設定したキャラクターの特徴は「ぼやく」ことである。ジョン・マックレーンは、第1作目のファーストシーンからぼやいている。飛行機が嫌いなのだ(隣席の男から裸足になってリラックスする方法を教えてもらい、それが伏線になる。ほとんど一日中靴を履いているアメリカ人は、日本人と違って裸足で戦わなければならないことに生理的な恐怖を覚えるのだと思う。銃弾で飛び散ったガラス片の上を裸足で走り抜けるマックレーン刑事を見て、目を背けるアメリカ人の観客は多かったのじゃないだろうか)。

妻の仕事部屋の奥にあるバスルーム(本人はしがない刑事、妻は日本企業の幹部社員として成功していることを見せつける場面)に入って裸足になり足の指をほぐしている時に、テロリストたちが襲ってくる。

その時のマックレーンは、本当に「どうしよう。困った」という感じである。これが、スタローンやシュワちゃんだったら「俺のスーパーマンぶりを発揮できるチャンス」とばかりに、待ってました的な笑みを浮かべてしまうところだが、フツーの人ブルース・ウィリスは泣きそうな顔になる。テレビシリーズの主役をやっていた程度のブルース・ウィリスを抜擢した、キャスティングの勝利だ。

フツーの人はぼやく。苛酷な状況の中で「なんでこんなことに………」とか、「どうして俺が……」とか、「こんなところを降りるのか」などと言いながら超高層ビルのエレベーターホールを伝い降りる。そんなフツーの人には励ましてくれる友人が必要だ。そこで登場するキャラクターが誤って子供を射殺して以来、拳銃が抜けなくなった過去の傷を持つ黒人警官である(彼のトラウマの設定が、決めシーンで拳銃を抜かせるための複線であることは、すれた観客である僕には読めてしまい、泣くべきシーンで泣けなかった)。

「なんで俺が……」と1作目のマックレーンもパート3のサミュエル・L・ジャクソンもぼやく。ぼやきの基本は「なんで俺が……」である。

僕は「ぼやきのソゴー」と自ら称することがある。ぼやきをスプリングボードにしているつもりであるし、それなりに様々なこと(かなりきつい状況もあった)をきちんとやってきたという自信もあって、半分はシャレのつもりで、半分は「俺のぼやきは自分に対する叱咤激励であって気にしないでくれ」というメッセージのつもりなのだが、人の受け取り方は様々で、いろいろな反応がある(まあ、他人から見れば単にぼやいている奴にしか見えない)。

僕も他人のぼやきなどは聞きたくないが、人は自分がぼやいていることには気がつかないらしい。会社の若い者の多くがパソコンに向かいながらブツブツ言っている。ほとんどが、ぼやきである。しかし、「今、ぼやいていたよ」と言っても本人は否定する。
つまり、フツーの人は無自覚にぼやいているのだ。人間の常として、自分のぼやきには無自覚だが、他人のぼやきには敏感である。「ダイ・ハード」のシナリオライターがヒーローをフツーの人に設定するために、ぼやきを採用したのは正しかったのである。

さて、ここまでの文章の「ぼやき」を「愚痴」に置き換えて、読んでみてください。どんな感じになりますか。何だか、情けなくなりませんか。

一度、ある若い者にぼやきと愚痴を一緒にされたことがある。「ぼやきと愚痴は違うよ」と反論したが、彼に通じたかどうかはわからない。ぼやきは認めるが、愚痴は嫌いである。

ハリウッド映画に登場した愚痴っぽいキャラクターは「エイリアン2」で宇宙海兵隊員を演じたビル・パクストン(最近は「ツイスター」や「シンプル・プラン」で主演しているが)である。

エイリアンに襲われて多くの仲間を失って以後、彼は泣き言ばかり言っていて、見ていて腹が立ってくる。挙げ句には「こんな小さな子が生き延びたのよ、大の大人が泣き言ばかり言ってるんじゃない」とリプリーに叱られてしまう。

彼の愚痴が腹立たしいのは、まったく生産的かつ前向き(前向きの愚痴ってあるか?)ではないからだ。襲撃を逃れて生き残った者たちだけで迎えの宇宙艇を待っていて、それが爆発し母艦に帰れなくなった後、「悪夢だ、悪夢だ。どうするんだ。これから」と伍長のマイケル・ビーンを責める。マイナスのことばかりを言って自分では考えず、他人を責める(たとえば、人の企画を否定ばかりして、自分では何のプランも示さない。「どうするんだ、次号は」と責めるだけ)。こういう人、けっこういますよね。

愚痴は非生産的だが、ぼやきは前へ進むための生産的エネルギーだと、僕は差別化している。ぼやくためには、精神的余裕がなければならない。ぼやき漫才「責任者出てこ~い」の人生幸朗を「愚痴漫才」とは言わない。「ぼやき」には精神的余裕を背景にしたユーモアと可笑しみ(つまり自己批評、ぼやく自分を笑いのネタにする批評性)があるが、「愚痴」には現状を嘆くだけの悲惨さしかない。

愚痴とぼやきは、あくまで違うものなのである。若い者は、その辺がわかっていない。僕は、ブツブツぼやきながら、いつの間にか何かを仕上げてしまう人に美学と親しみを感じる。健さんのように無言で物事を完遂させる方が日本人的美学ではあると思うのだが、フツーの人はぼやくことによってパワーを出すのだ(と思う)。

ぼやき、と言えば野村監督である。がんばれ、野村。
来年は優勝だ(ホントかね)。

【そごう・すすむ】DG@genkosha.co.jp   http://www.genkosha.co.jp/dg/
玄光社勤務。季刊DG/デジタルグラフィ編集長。キネマ旬報に載った「ダイ・ハード採録」を探そうと思ったら納戸の奥に仕舞い込みすぎて取り出せなかった。記憶だけで書いているので、細かい部分で思い違いがあるかもしれない(大筋は間違っていない自信はありますが)。余談ですが「ダイ・ハード3」のキャッチフレーズは「世界一、運の悪い奴」、公開当時、僕が「会社一、運の悪い奴」と自称したら、みんな妙に納得してしまい、唖然としたことがある。

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■デジクリトーク
虫の知らせ!?(続・だいぶ寿命が縮まりました)

なゆみ かすい
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さてさて……前回は、突然、外付けのHDDが壊れてしまいましたが、素人診断によって、どうやら、HDD自体は無傷であり、単に外付けケースの電源基盤の問題かもしれないという結論に至り、そうだとすれば、復旧は簡単ではないかというところまで書きました。

仮に、それが正しいという前提で復旧をしようとするならば、いくつかの方法があると思います。

電気に詳しい方であれば、必要な部品さえ揃えば自力で交換することも可能でしょう。また、電気に詳しくない方であっても、中古なり、外付けキットなり、何等かの外付けケースを入手できれば、作業はドライバー1本で可能です。

しかし、今回壊れたHDDは、メインのHDDです。復旧には急を要します。また、費用はできるだけ安く抑えたいところですし、電気には疎いため、簡単な方法でなければなりません。

そこで、考えられるのが、もうひとつの手段。それは、外付けHDDをパソコン側に内蔵させてしまう方法です。

幸いにも、うちのSCSIボードには内蔵用のコネクタがついています。パソコンにも、なんとか内蔵するためのスペースは空いていますし、内蔵機器用の電源ケーブルも1つ余っていました。でも、肝心の、HDDとSCSIボードを接続するためのフラットケーブルが手元にありませんでしたので、それを買ってこなければなりません。

いざ、買い出しへ!

ここは、本屋さん(なぜ?)。思わず、軽部華子の「くみちゃんのおつかい」(朝日ソノラマ)をゲット。他にも、文庫から雑誌まで、計7冊。重いです。

というわけで、そんな寄り道をしながら、やってきました。今度こそ、ここはパソコン屋さんの前です。「うわっ!!」風で幟が目の前に倒れてきました。びっくりというか、ついてないというか、とほほ……。

「あれぇー、いつもより人が多いなぁ。お客さんも、店員さんも。今日は休日だもんねぇ」と、思いながら店内をぶらぶら。あっ、早速、ケーブル発見。

「でも、内蔵用のターミネーターはどこ?」そう、どこを探しても見当たらなかったのです。内蔵用のターミネーターなるものは。

しかし、今回は他の目的もありました。それはバックアップ目的に使用できる機器です。以前から、それらのコーナーに立ち止まっては溜め息ばかりついていましたが、さすがに今回の件は応えましたから。

だから、先にそちらを見てまわることにしました……タブレットやデジカメ、フラットベットスキャナを横目に見つつ。

あるある。とりあえず、HDDの更なる増設、または、リムーバブル・メディアのどちらにするかが大きな選択肢でしょうか。

しかし、うちのパソコンのBIOSでは、IDEのHDDの場合、2Gバイトまでしか認識できないのです。今時、2GバイトのHDDなんて、そう売ってあるものではありません。

そうすると、SCSIの外付けのものか、SCSIのベアドライブしか選べないのですが、SCSI機器は、ぜんたい高価なので、考えた挙げ句、却下です。それに、今、主流のものは大容量で良いのですが、やはり、今回のように、まるごと使えなくなってしまう事態を考えると、余計に恐ろしくてなりません。

それなら、もう、リムーバブル・メディアしかありません。着目点は、第1に機器の価格、第2に接続方法、第3にメディア単価。そして、その次くらいに読み書きの速度といったところです。

また、これまでリムーバブル・メディアでのデータ交換はしないで過ごしてきましたので、少なくとも周囲の環境に合わせる必要はありません。

そういったことを勘案しつつ、時間をかけて、もう、ゆーじゅーふだん回路が熱暴走して、パニック回路のトリガーが引かれる既(すんで)のところで決断に至りました。「CD-RW」の内蔵型で、ATAPI接続です。SCSIにしても良かったのですが、やはり、割高なので却下しました。

でも、ちょっと気になることがあります。 どの製品も「Pentium以降」対応らしいのです。製品の箱の側面にも、カタログにも、「よん・はち・ろく」の文字は見当たりません。うちのパソコンは、95年生まれ。ちょうど世代交代の過渡期でしたが、「Pentium」なんていうものは載っていないのです。

しかし、これは、ドライバー等が、Pentium に最適化されたコードで書かれてない限りは問題ないはずです。この間も、ようやく、14.4kモデムから、56kのモデムに変えたのですが、それもそうでした。やはり、何の問題なく動いています。とはいうものの、一抹の不安が後ろ髪を引っ張っているのは事実です。

そんなこんなで、恐る恐る「これ、お願いします!」と店員さんに言いました。そして、正直なところ、よく分かってないSCSI機器の内蔵の方法。それこそ、「餅は餅屋」です。これはプロに聞くべきと、「それから……」と事情を説明すると、ケーブルを持ってきてくれました。それは、最初に見ていた場所にあったものです。

そして、SCSIボードのマニュアルを信じて「あ、あと……内蔵用のターミネーターって、あります?」と切り出しました。それに戸惑う店員さん。持参したSCSIボードのマニュアルを提示しながら、主張を続けます。すると、詳しそうな店員さんにヘルプ。どうやら、内蔵する場合は、ターミネーターは要らないらしいです。こちらも説明を受けて納得です。そうすると「あのマニュアルの記述は一体?」ということになります。(汗)

さぁ、とにかく、これで一安心です。CD-Rのメディア等を足して、レジの前へ。

「カードでお願いします」
「1回払いでよろしいですか?」
「はいっ!」

見栄を張って「1回払い」です。えっへん。……というのには、事実に誤りがありまして、うちのカードは自動的にリボ払いへと変更されるよう申し込んでありますので、何のことなく、実際にはリボ払いです。うちに現金で買えるような余裕なんてありません。(涙)

うーん。なんだか、横道にそれてばかりですね。話を急ぎます。こうなったら、家の中へと瞬間移動するしかありません――ハイ、帰宅しました。これから、ドライバー片手にパソコンをばらします。

「うぁー」空冷ファンで空気を掻き出しているにも関らず、ちゃんとした空気の取入れ口がない上に、中はジャングル状態。空気の通る隙間という隙間は埃でいっぱいでした。つい数カ月前にモデムボードを取付けた際に掃除していたのにです。まずは埃の掃除です。

すると、掃除機の音の後ろに、PHSの鳴動音が聞こえてきました。でてみると、親からでした。何度も、自宅に、PHSに、かけても出なかったと言われました。留守にしていたから自宅の電話のことは置いておいても……いつものことなのですが、突然、鳴りだすけたたましい鳴動音は快くありませんので、音量は小にしてあります。

すると、バックの中に入れている上に、街中のノイズに掻き消されてか、気付かないことが多いのです。いつも、バックから取り出してみた時に、ようやく着信に気付いて、びっくりするばかりです。それだったら、持ち歩いている意味が全くありません。(笑)

ところで、その電話の内容なのですが、何でも「変な夢」を見て、9月23日彼岸なので準備をしていたら、燭台が壊れて……と、それで、なんだか心配になったから、電話をかけてきたというのです。

「こ、これって、『虫の知らせ』っていうやつ!?」確かに、夢を見たであろう時間帯は、髪の毛の先から、足の指先まで、真っ白になったような感覚でした。とはいえ、そういった「虫の知らせ」のようなことは、信じない方であると付け加えておきます。確かに、幽霊や怪物の出てくる「夢」ならば、時々、見ないこともないですけど。

おっと、無駄話をしてる間に、埃の掃除は終わりました。ついでに、これまで入っていたCD-ROMドライブも取り出しました。わりと簡単な作業です。そして、今回購入したCD-RWドライブを代わりに取付けました。

そこまで、あまりに順調でしたので、外付けだったHDDも、続けてパソコンの中に設置しました。デスクトップの狭い空間の中、SCSIボードから、どのようにケーブルを引っ張ってくるか、多少迷いましたが、これも作業自体は簡単でした。とりあえず、パソコンのケースは開けたまま起動してみることにします。

「おや、おや?」CD-RWは認識されているようですが、HDDは駄目なようです。しかし、よく見るとケーブルが取付けられていませんでした。何という、単純ミスでしょう。改めて再起動です。

「やっぱり、(HDDは)生きてるみたい。ほんと、命拾いした!」全く問題はありません。大成功です。こうして、つい半日前、一時は、全てが失われたと思い込み、自己喪失までしかけていた自分は、どこへやらです。

しかも、実質、外付けHDDの救済のために購入したものは(SCSIの)フラットケーブル1本分だけです。短いものであれば、500円玉1枚で、おつりまでもらえます。それだけです。大事な情報を復旧するための対価として考えると、本当に安いものです。

追加報告・その1

(+)外付けHDDの分、コンセントが1つ空きました。
(+)外付けHDDを置いていたスペースが空きましス。
(+)CD-ROMドライブが、4倍速から、一気に24倍速になりました。
(+)CD-R/CD-RWが焼けるようになりました!
(-)コネクタが固く、取り外そうとした拍子に、5mmの切り傷。いや、これくらいなら、ちょっと、なめておけば治ってしまいます。
(-)外付けHDDのケースが「燃えないゴミ」となりました。
(-)外付けHDDではなくなったため、天災や人災などの、もしもの時に持ち出すことが困難となりました。もっとも、容易に持ち出せるものでも、いざという時に機転が利くかどうかというのは別の話ですけど。

追加報告・その2

外付けHDDの電源基盤に付いている一番大きなコンデンサから、ちょうど肉球のような弾力のあるものが、まさに脱腸している様子でした。 さすがに素人、それが何なのかも分からなければ、どうなってしまうのか予測もつきません。そのため、それ以上の探求は取り止めにしました。

また、よく見るとコンセント・プラグの周囲が、ちょっと、べっとりとしていました。飲み物をこぼしてしまった時に、そこまで飛び散っていたことに気付かなかったものと思われます。また、ひょっとすると、これが原因で漏電してしまい、それが起因だったのかもしれません。

教訓

・バックアップのない人の運命は変ってしまうことがあります。
・バックアップのある人は救われることもありますが、すべての人が救われるわけではありません。
・バックアップのバックアップもある人は、たとえ災難に遭遇しても、より確実に救われるでしょう。
・用心に用心を重ねることは、たとえ、それが取り越し苦労となろうとも、それは決して、悪いことではありません。

もうひとつの教訓

・電気製品に埃や水気は大敵です。たとえ、コンセントのような単純な構造のものも例外ではありません。ほんの小さな要因から、大事に至ることもあるのです。

注意

・一般に分解されたりした製品は保証期間内であっても、保証が認められなくなることもあると思います。対応環境と謳われていない環境での機器の使用も、保証範囲外とみなされてしまうこともあると思います。そして、この記事の内容が、あてはまるケースもあるでしょうし、あてはまらないケースもあるでしょう。それゆえ、ご自身の責任の下に判断および行動してください。
・話題の性質上、パソコン機器用語を濫用してしまいました。しかし、それぞれについて説明するわけはいきませんので、わかりにくいところもあったかもしれせん。下に挙げるサイトでは、主な用語がわかりやすく解説されているようですので、そちらを参照していただければと思います。

 パソコン知ったか辞典
  http://www.nttpub.co.jp/paso/index.html

【なゆみ かすい】kasui@flux.gr.jp
だいぶ素人ぶりを発揮し、また自ら暴露しているうちに、また今回も無意味に長くなってしまったなぁと思っていたところに「Delphi 5J Professional」が届きました。Delphi 2からという、大幅なバージョンアップです。しかし……これも動作環境は「Intel Pentium 90MHz以上(166MHz以上を推奨)」のようです。そんな時、ラジオで声優の丹下桜さん(免許証はゴールド)曰く「タクシーの移動もドライブ」らしいです。(笑) そう、ものは考えようです!?

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■イベント案内
デジタルハリウッド5周年記念、メインイベント
「デジタルで変わる人生 @life」をテーマにDH1999開催
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<以下は主催者情報>

デジタルハリウッド-THE MULTIMEDIA SCHOOL THE INTERNET SCHOOL-では、8月に世界最大のCGイベント「SIGGRAPH」出展を果たし、セミナーや上映作品など大きな評価を得、そしていよいよ創立記念にあたる10月!メインイベント「DH 1999」を開催する。

http://www.dhw.co.jp/ndh/cgi-bin/event/event.cgi?job=frame&area=T  

DH1999では、以下のイベントを企画している。
10月9日(土)14時~(13時半受付開始)
第1部『@lifeサクセスストーリー』
デジタルとの出会いを転職に変化した生き方。転身をとげて活躍している卒業生たちの人生の軌跡をたどり、現在の仕事と絡めて紹介します。
第2部 15時45分~『@lifeトーク』
「電子ペットプロデューサーの@life」
子どもからお年寄りまで、ちまたで大人気の「電子ペット」その産みの親たちがDHに集合、夢の共演が実現します! 電子ペット発案者たちの @lifeってどんなだろう。どうしてペットたちは生まれたのだろう、これからどう成長するのだろう、など興味津々のトーク。彼らのこれからのビジョンにも注目。

パネリスト:八谷和彦(「ポストペット」の生みの親)
  斎藤由多加(「シーマン」の生みの親)
コーディネーター: 杉山知之

日時 10月9日(土) 14時~17時半
会場 全電通労働会館(東京都千代田区神田駿河台3-6)
定員 600名 ◎無料(要予約)
申込方法 事前に電話(03-5281-9221)メール dh@dhw.co.jp
※タイトルを「109 @life DGC」としてください。
※参加希望日/氏名/住所/年齢/メールアドレス/電話番号をご記載ください。

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■編集後記(9/)
・いつかは起ると思っていた原子力関連の大事故。心配で、何度もネットでニュースを見た。どうにか収束に向かったようだが、目に見えない放射能のこと、ご近所の人達は猛烈に不安だろうと思う。ヤフーは「東海村放射能漏れ事故」という特集を組んだが、グーはなにもしない。友人が即知らせてくれたのが以下のサイト。必見。とくに「キツネ目の男」のサイトはゼッタイ。(柴田)
原子力資料情報室 東海ウラン臨界事故に関する声明
http://pub.jca.apc.org/mirror/cnic/action/release/1999/0930.html
宮崎学 東海村の事故は「テポドン」よりこわい。とにかく遠くに逃げろ
http://www.zorro-me.com/miyazaki6/txt/to-readers/tokai991001.html

・メキシコでも地震。どうなってるねん!! そして私のベッコアメメールアドレスが使えなくなった。忙しくてつい期日までに振り込みをしなかったら、翌日からログインしなくなってしまったのだ!! うーむ、やはり世紀末は怖いな(ちゃうって!)。4年ほど使いこんでいたのだが、えらくあっさり切られたものだのう。好きなアドレスだったので使っていたけどもう未練はないわ、別のプロバイダーに乗り換えようっと♪ しかし毎日200通以上届いていたメールは全てUser Unknownになってしまうのだろうな。管理の皆さま申し訳ありませんです。完全バーチャルでしかおつきあいのない方でデジクリの存在すら知らない方からは、私は行方不明者となるのであろう。しかし反面お気楽〜。あ! InternetWatchはどうなるねん!! うが〜。(hammer.mule)

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