[0437] スピードメーター

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0437   1999/10/08.Fri発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 14199部
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 <いったい誰が悪いのか?>

●デジクリトーク
スピードメーター
須貝 弦

●デジクリトーク
 チャンプルして生かしあうメディア
 高木大介

●iMedio(イメディオ)おすすめセミナー
 すぐに役立つビデオソフト制作実践講座!!
 デジタル映像ディレクション講座

●イベント案内
 日本アグフア・ゲバルト「POST IGAS in 大阪」
 IGAS99に行けなかった人はぜひ行こう



■デジクリトーク
スピードメーター

須貝 弦
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雑誌の編集部というのは、締め切り前に必ず不夜城になる。雑誌を作る工程で
どこかひとつが不夜城と化してしまうと、以降の人たちもそれに付き合うはめ
になるという、不幸なロジックがある。

たいていの場合、ライターの段階ですでに不夜城である。私なんか、深夜のデ
ニーズでギリギリになって原稿を書いている始末。もっとも、不夜城なのはウ
チじゃなくてデニーズなんだけど。で、そのギリギリの原稿を受け取った編集
者が夜な夜な原稿を編集して、デザイナーが夜な夜なレイアウトする。夜な夜
な出力に回り、夜な夜な輪転機が回る。

私はいっつも考える。「いったい誰が悪いのか?」と。印刷会社で働いた、編
集者もやった、ライターもやってます。そしてわかった。印刷営業マンは編集
者を、編集者はライターを、ライターは編集者を、それぞれ悪者に仕立て上げ
ているという構図がそこにある。早い話が、それぞれが「どいつもこいつも」
と思っているわけで、実は全員がスットコドッコイだった――なんてことも十
分あり得る。

でね。編集者とかライター、印刷営業マンの脳波を測定することにした。どこ
のセクションがいちばん働いていないか、つまり犯人探しするために。みんな
の頭に装着したヘッドギアの電極からの情報を、64kで空に飛ばしてMac で
受信して,G3カードとかについてくるCPUのスピード計るアレで計測して
みるワケ。いろんな人にヘッドギアを配って、ウチの8100でモニターして
るのね。

編集者にメールが届く。ビュイーン! ほら、メーターの針が振れたよ。「ナ
ヌ、原稿は明日の朝まで待ってほしいだと?」。あ、また針が振れたよ。ビュ
イーン。でもキャッシュから何かが抜け落ちたみたいダネ。「さーて、仕事仕
事。ニュースリリースの整理しなくちゃ」アレでも全然メーターの針が動きま
せんねぇ。時速で言えば20kmってカンジで、ノロノロやってます。あ、ヤフ
ーに接続してます、ビュイーン。サッカーの結果見てますね、ビュイーンビュ
イーン!

「メシ行きませんか~」行きましょう,けんちん定食ですかビュイーン!って
食い終わったら針が下がっちゃった。「ああヤニ吸いてぇなぁ」タバコでも吸
えばリフレッシュするかもね、ビュイーン! キャスターマイルドでは3分も
持ちませんでした。さぁ仕事仕事。再校があがってきました。初校のアカが反
映されていません。ギュイーン! あ、針がマイナス行っちゃったよ。「ああ
眠くなったなぁ、寝るかぁ」ついに寝てしまいました。机につっぷしてます。

ある朝、いつもよりも遅めに目を覚ませた私は、頭に重さを感じた。顔をあげ
るとマイハニー(8100)が起動したままになっていて、クルマのスピード
メーターのようなモノが動いている。頭にのっかっているものを取ってみると
それはオ○ムのときに見たアレだった。横のハニー2号(5300)を見ると
きのう締め切りの原稿がやりかけのまま、フリーズしている。

【すがい・げん】
最近後頭部の髪の毛の量が気になる。まだ24なのに。
mailto:gsugai@hh.iij4u.or.jp

「Webマガジン マッカー」
http://www.dgcr.com/mac/

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■デジクリトーク
チャンプルして生かしあうメディア

高木大介
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インターネットウルマ編集部です。

はじめまして、高木大介です。昨年家庭の事情で9月の末に沖縄に移住してき
ました。東京では、衛星デジタル放送のベンチャー会社で役員をしていました。
衛星放送局の立ち上げ、コンビニエンスストアーのマルチメディアステーショ
ンのコンテンツ作りなどの仕事をしていましたが、拍子と言うものは怖いもの
で何の当てもなく沖縄に来てしまい、何をして良いものか困った状態で、沖縄
北部の本部町に住まいと事務所を開きインターネットで情報収集などをし、こ
れから何をして行こうか考えていました。

沖縄の通信状態は余り芳しくなく、ネット接続中に度々通信不能状態になりス
トレス山盛り状態に陥っている時に、まぐまぐの大川さん・深水さん達が沖縄
に来て、メルマガ関係のオフ会で運命の出会いがあったのかもしれません。

翌日、1時間かけ大川さん・深水さん達が本部町にいらして、お話を聞きイン
ターネットでの仕事には場所などに問題はなく、基本の考えをどこに置き、最
後までやり遂げる覚悟があればどうにかなるのではと考え、インターネットの
プロデューサーとコンサルティングの仕事で食べていく覚悟になりましたが、
土地柄何かと行き違いや交通の便の不便さで3回引越しをし、現在は那覇市で
どうにかやっていける状態になりました。

ウルマとの出会いは、沖縄関係の資料集めで垢抜けた雑誌が沖縄にあるのでび
っくりしたのが始めです。沖縄のインターネットページに多少の違和感を感じ
ていましたので(見るのは誰か、知りたいのは誰か)情報発信のコンセプトを
沖縄の友人に話したところ、浦崎社長と田崎編集長を紹介していただき、お話
をしながら〈5カ月間)説明をし、どうにかインターネットウルマ開設に至り
ました。

マルチメディアの中で、雑誌・インターネット・テレビ・新聞など全て含まれ
全てに特徴があり、マルチなミックス(沖縄流にチャンプル)して初めて活か
し合うと考えていましたので、個別には独立したものととらえ、短所はありま
すが長所をどう活かすかをコディネートし、どちらも必要とするコンテンツに
置き換え、開始したつもりです。

受け入れていただけるかは読者の皆さんが決めるものと考えていましたが、開
始3日間で2000通余りの感想を読み、受け入れていただけたのではと考え
ています。読者の厚い気持ちに沖縄の魅力に魅せられた方の多さにびっくりし、
また責任の重大さを感じています。

永遠に続くわけではないと思いますが、永く読者の期待に応えられるようなコ
ンテンツに育てていきたいのと、沖縄ファンを一人でも増やすために努力は惜
しまずプロデュースし続ける覚悟でいますので、デジタルクリエーターズの読
者の皆さん、ぜひ一度サイトに入らして下さい。感想やご指摘をぜひお願い致
します。

最後に、厳しい環境と要望に応えてくれたカネマキトモコ編集長に感謝の言葉
を贈ります。

追 40歳過ぎて初めて来たマッサラな土地で仕事のチャンスを頂けた沖縄の
暖かさに感謝の気持ち贈ります。

【たかぎ・だいすけ】webmaster@u-r-u-m-a.co.jp
インターネットウルマ、プロデューサー。1955年生まれ。東京の仕事に疲
れて逃げてきたのかも。現在回復。

http://www.u-r-u-m-a.co.jp/

・うるまとは、沖縄の雅語。「うる」はサンゴ、「ま」は島のこと。現在では
琉球とともに沖縄の総称となっている。オープンされたばかりの「インターネ
ットウルマ」は月刊誌「URMA」の公式サイトで、毎週月、水、金の3回の更新
と、土曜、日曜をのぞく毎日更新されるレギュラーコンテンツで構成されてい
る。月刊誌「URMA」は1冊780円、ネットで定期購読を申し込むと1冊分が
無料になる。関係者からコメントをもらった。なかなかドラマチックな方々で
ある。明日は「インターネットウルマ」編集長のカネマキトモコさん。(柴田)

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■iMedio(イメディオ)おすすめセミナー
すぐに役立つビデオソフト制作実践講座!!
デジタル映像ディレクション講座
URL:<http://www.imedio.or.jp/study/seminar/eizo_d.html>
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最新鋭のスタジオが完備されているiMedioだからこそ開催できる、実践!!デジ
タル映像ディレクション講座です。講師陣も現役バリバリの方々をお迎えし、
すぐに役立つノウハウなどが身につけられるよい機会です。これから映像の世
界へ入っていきたいと思われている方には、最適な講座です。

日時 10月28日~12月17日
   毎週木曜日(基本)10時半~16時
会場 ATC(アジア太平洋トレードセンター) iMedio 制作スタジオほか

内容 ビデオソフト制作に関わる基本を体得していただくための即戦力養成セ
   ミナーです。現場のプロ製作者による講義と併せて、関西屈指の設備を
   誇るiMedioの研修ルーム、スタジオでの制作実習を通じ、立企画案、シ
   ナリオ制作から撮影、編集まで一連の制作工程を学んでいただきます。
   使用機材はiMedioの最新機器を中心に、現在急速に普及が進んでいるプ
   ロ用デジタル放送機器DVC PRO を用い、デジタル機材での映像制作が体
験できます。
講師 山田彬(総合ディレクター)・倉田修二(照明・カメラ)ほか
費用 一般:150,000円・学生:100,000円 (一人・税込み金額)
定員 10名(先着)
主催 ソフト産業プラザ iMedio(イメディオ)
協力 松下電器産業株式会社・関西松下システム株式会社

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■イベント案内
日本アグフア・ゲバルト「POST IGAS in 大阪」
IGAS99に行けなかった人はぜひ行こう
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日本アグフア・ゲバルト大阪支店ショウルームで「POST IGAS in大阪」が開催
される。IGAS99で展示された新製品を西日本のユーザーに見てもらおう
という企画。PDFワークフローApogeeシステムをメインとし、デジタル印刷機
「クロマプレス」および501RIP(PS3)の実演や、新製品SetPrint Plusと新型イ
メージセッターPhoenixを組み合わせた実演が予定されている。また、Galileo
シリーズの新機種「Galileoサーマル」を実際に稼動させて展示する。

・展示およびデモ
日時 10月14(木)・15(金)日 10時-17時(両日とも)
会場 日本アグフア・ゲバルト大阪支店
   大阪市中央区瓦町4-8-4住友生命瓦町第2ビル
・特別セミナー
日時 10月15日(金)13時半~16時
会場 大阪科学技術センター4階404会議室(大阪市西区靱本町1-8-4)

テーマ 高生産性プレートセッターGalileo の実際について/コミネプリンテ
ィングセンターKPC事業部 工場長渡辺克行 Chromapressを使用した
効果的な実例紹介/日本アグフア・ゲバルト
セミナーは会場の都合上事前登録が必要。問い合わせ先は同社大阪支店グラフ
ィックシステム事業部 Tel 06-6201-5031FAX 06-6201-5035

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■編集後記(10/8)
・昨日の続き。記憶をたよりに書き始めたとして、なにも出てこなかったらコ
ワイので書き始められない自縄自縛状態。始めたらスイスイってこともあるが
苦悶のときもある。やってみなきゃわからない、ヘンなライターになってしま
ったわい。それも原稿書きの醍醐味ではありますが。8日は「日経デザイン」
の仕事で、岐阜と大阪の印刷会社でCTPの取材をしているハズ。(柴田)

・日付と曜日の感覚がない…。人間、規則正しい生活が一番よ! あかん、も
う寝る、で寝て、目覚ましを無視して、ぎゃ~、寝過ごした~、では社会人と
は言えないのだ。でも絶対一週間って3日くらいしかない気がするんだけど。
そんなことないですか?(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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