[0456] 11月1日、本日試験放送開始! Y2K-Tokyo Project

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0456   1999/11/01.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 14229部
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 <いよいよですね。西暦2000年>

●デジクリトーク
 11月1日、本日試験放送開始! Y2K-Tokyo Project
 神田敏晶 

●デジクリトーク 夢賣新聞
 「どうしてデジタル始めたんですか?」の答えに代えて。(その1)
 "Yume"(竹久マサオ)
 
●イベント案内
 Macromedia Internet Conference '99 開催
 


■デジクリトーク
11月1日、本日試験放送開始! Y2K-Tokyo Project

神田敏晶
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KNN神田です。

いよいよ西暦2000年まで残すところ、あと2カ月となりました。ミレニア
ムイベントがひしめく中、日本国政府もようやく、西暦2000年問題につい
ての呼びかけを開始しました。

http://www.kantei.go.jp/jp/pc2000/991029jyunbi.html

いよいよですね。西暦2000年。

日刊デジクリ[#383]においても「Y2K-Tokyo東京が世界を救う日!」を発表し、
多数の方がボランティア登録をしてくださいました。ありがとうございます!
この企画はインターネットを使って、時差のある日本で起きた西暦2000年
問題を世界に向けて報道しようという計画です。現在、インフラ業界では、サ
ポーターとして、ピーエスアイネット株式会社様、株式会社Jストリーム様ら
の協力をいただき、推進しています。

好むと好まざるをかかわらず、我々は西暦2000年に突入します。日本より
も時差の遅い国々へ、Y2K情報を提供する「Y2K-Tokyo」プロジェクトでは、
試験放送を、11月1日、本日世界標準時の正午、日本時間では、21時より
東京よりスタートいたします。

全世界が抱える問題としては、人類の歴史上、未だかつて体験したことがない
未曾有なコンピュータとの対峙の瞬間。

人種、宗教、政治と関係なく巻き起こる新たな局面に、ニッポンが世界の人々
に対して、何が提供でき、また、何ができるのか? さらに何に対して備えれ
ばいいのかを「体験」を持って明示できる時でもあります。

1999年12月1日からの本放送を前にして、再度インターネットというメ
ディアを通じ,全人類が世界の共通の問題にたいして考えるということをこの
"BitValley"の地、東京から世界に向けて投げかけたいと考えております。

事務局は東京のインターネットマンションを事務局とし、(これも東京ルーム
シェアのアイデアがベースです)ボランティアスタッフと共同生活をしながら、
それをまたライブフィードで放送していく手法を計画しています。映画「トゥ
ルーマンショウ」と「ED-TV」が同時に行われるって感じでしょうか(^^)。

一昨日、時間の都合のついたボランティアの人たちとの第一回のキックオフミ
ーティングを持ちました。皆さんの新しいメディアへの意気込みに、12月1
日の本放送へ向け、非常に有意義なブリーフィングとなりました。

その後、ハロウィンに沸く六本木やコギャルで群がる渋谷の町でのインタービ
ュ-を実施してまいりました。驚いた事に、六本木と渋谷では、マイクを向け
た時の態度は全くちがうのです。

ハッキリいって六本木の外国人はインタビューに応じる時は、どんなに変な人
でも(^^)真面目に答えますが、渋谷のコギャルのほとんどはマイクに答えるで
もなく断わるでもなく中途半端。顔は「ジャングル黒べえベッカンコー!」モ
ードで、とってもクリアなんですが、態度はどこかウワの空…。

彼女たちにY2Kなんて質問をなげかける事のばからしさを感じながら、渋谷
でレポートしておりました(中にはシッカリした子もいると思うのですが…)。
チョームカツク!

本日の夜9時(世界標準時の正午)より、当初のスケジュールどおり、ストリ
ーミング放送の試験放送を予定しております。

http://www.zero.ne.jp/~y2k/index-j.html

英文を用意というか、当初から海外が対象なので、海外の人にこそ、ぜひ活用
していただきたいので、海外のお友達がおられる方がおられましたらお知らせ
してください。

http://www.zero.ne.jp/~y2k/

また、今回は運営のための賛助金を募集することになりました。投げ銭という
ことではなく、期日もせっぱつまっているので、口座ももうけちゃいました。
みなさん、ご協力のほどぜひよろしくお願いいたします。ダイヤルQ2とかで
24時間テレビのように、小額でも課金決済できる口座をもっておられる方も
募集しております。

【賛助金の募集】
Y2K-TOKYO では、ボランティアによる活動のため、その活動を支援するための
賛助金を受け付けています。

http://www.zero.ne.jp/~y2k/support.html
  
法人賛助金 一口10万円
個人賛助金 一口1万円
振り込み先 下記のいずれかにお願いいたします。
     【銀行】
東京三菱銀行 蒲田支店(普)1781486
名義人:Y2K-TOKYO 代表 神田敏晶
【郵便局】
10170-57349521   Y2K-TOKYO 代表者 神田敏晶
  
手続き後、お手数ですがサイト内のフォームにてお名前、ご住所等をお教え下
さい。お問合わせは、y2k-info@zero.ne.jp(担当・板垣)までお願いします。

【引き続き、ボランティアの募集】
Y2K-Tokyo では、プログラム実施および準備のために、ボランティアスタッフ
の役割をシフトしようとしております。人数については、最低限必要な数です。
多いのはwelcomeです(^^)
どのようなことがお手伝いいただけるかを y2k-tokyo-support@egroups.co.jp
までメールでお知らせ下さい。おって詳細をご連絡させていただきます。

http://www.zero.ne.jp/~y2k/staff.html

…という事でとにかく、今晩日本時間21時、インターネットでお会いしまし
ょう! 明日からアメリカ、そして来週には福岡に行くよ~

世界をインターネットで救おう!

Y2K-Tokyo http://www.zero.ne.jp/~y2k/
The smallest digital TV station in the world
KandaNewsNetwork http://www.knn.com
International Journalist & Travelist
Toshi Kanda kanda@knn.com
U.S.A IBI/Businesscafe
111 N.market st.suite1000-17
San Jose,California.95113-1101 USA
FAX 1-603-215-3377

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■デジクリトーク 夢賣新聞
「どうしてデジタル始めたんですか?」の答えに代えて。(その1)

"Yume"(竹久マサオ)
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前回は、モニターの故障に対応してくれたメーカーの姿勢に感動して書き連ね
た。以来、画面はきれいになったが、今度はシステムの不調に見舞われている。
今のところ全く原因不明でお手あげ状態。不必要にHDが空回りするので待た
されイライラするが、ベタのテキストを打ちは何とか出来るので書き始めた。

先日、ギャラリー digi-la(デジラ)において、デンマークの女性カメラマン
による写真展が催された。ここは私が関わる京都のデジタル表現塾「d学校」
が運営し、京都の町家を利用し不定期に開いているギャラリーだ。

私はこの「d学校」で現在週2回教えている。定員4名の小さなワークショッ
プだ。基本的なデジタル表現を考える3カ月コースや、1日ワークショップで
Photoshop を中心に平面表現を担当している。写真を専門にする受講生は少な
いので写真の専門的な事に触れることは少ない。時には物足りなく感じる事も
あるが、かといって、おいしそうなトコつまみ食い独学の写真家としては、あ
まり専門的に聞かれても「アレー?」とか「エー?」とか言って首をかしげて
しまうのがオチではある。

今回、ギャラリーでの展示が写真ということで、写真専門学校の学生達が先生
に連れられて見に来てくれた。久しぶりに写真を中心にした話題が多くなった。
先生の話では「今日来ているのは真面目な学生たちです」とのこと。わざわざ
そうおっしゃるには、真面目でない奴もいるんだなと思い、私自身のバイトに
明け暮れ、最後には「7年生」という学生証を持たされた、文字どおり不真面
目な学生時代を思い出しては照れ笑いをしてしまった。

先生の言葉どおり確かに彼らは真面目な学生だった。先生が一緒だというせい
か、少々イイ子すぎるほど大人しく、最初は「オイオイ大丈夫かぁー」と思っ
た。でも彼らはしっかりと展示を見つめており、パーティーではいろいろと話
をした。

写真のセレクトの仕方とか、「初めはこういった写真を撮りたいと思っていた
けれど、最近は少し変わってきた」とか、デジタルに関する授業もあるけれど
思ったようにはうまく行かないとか、 etc.etc。皆それぞれに自分なりの問題
を正面から見つめているようで、最初の印象とは変わって彼らが眩しく感じた。

私は写真からデジタルの世界に足を踏み入れてちょうど7年が過ぎた。一時は
ホントーに安易な考えでデザインやDTPの世界にまで首をつっこんだが、今
また写真表現の領域に戻ってきつつある。とはいえ「何屋さんですか?」と問
われても、一応「写真とフォラストレーション(※註参照)」とは答えるもの
の、以前のように〈これイッポン!〉という確信はない。自分の中で揺らいで
いるものがある。この揺らぎは一体?

今回、写真学生のひとりに「どうしてデジタル始めたんですか?」と聞かれ、
思わず私は「最初フォトコラージュがやりたかったんだけど…」と答えた。

はいっ!そこで問題です。この「…」のところに一体なんという言葉が入るで
しょうか? ではお書き下さーい。

クイズ番組ならさしずめこんなところだろう。今回から恐る恐る私のこの「…」
の「揺らぎ」探しに画面を暫く頂戴する。自分が模索の最中なので答えが出る
か出ないか分らない。うっかり自問自答の深みにはまってしまうと、分り易く
書くゆとりがなくなる事もあるので、先に「ゴメンなさい」を言っておこう。
果たしてこれが「どうしてデジタル始めたんですか?」と聞いてくれた学生へ
のちゃんとした答えになれば嬉しいのだが。

先ずは前フリの昔話からおつき合い願いたい。写真を始めた四半世紀前。時は
元禄ではなく昭和の47年!チョン・チョン・チョン・チョン・チョーン!

72年、大学1年の秋、展覧会で見た1枚の写真からカメラマンになろうと思
った。以来、アルバイトに明け暮れ、今はやりのダブルスクールよろしく週1
回夜間の「ワークショップ写真学校」に参加。ここは6人のカメラマンが集ま
った寺子屋スタイルのワークショップ。

私は当時、資生堂のポスター(ちょっと前ではキムタクの写真集)などで知ら
れた横須賀功光氏のワークショップの2期生として参加。しかし前年の1期生
ほどには盛り上がらず、「もうやめましょう」の氏の一言で半年後に解散。学
校自体も2期生終了と共に幕を降ろす。その後1年休学してパリに滞在。結局
7年かかって大学卒業と同時にフリーのカメラマン。写真学校にあやかり大学
時代の私のニックネームと併せ、屋号を「WORKSHOP YUME」と命名。

カッコ良く聞こえるが、実は食うや食わずの生活。しかし制作のほうは、夏に
ニューヨークに行き、街角のショップで、撮ったばかりのポジから初期のゼロ
ックスのカラーコピーに出力した。またモノクロの写真に着色したり、時には
「ここにこんな絵が入ったらバッチリだなぁ」とか思いながらハサミで写真を
切り刻んではコラージュを試みたりなどなど。この時のコラージュ熱は思い通
りの物が出来上がらずに終わり、もうその痕跡すらない。

80年代。「写真はちょっとお休み!」のつもりが思わぬ長ーい旅となった。
タヒチでの旅行社駐在員、そして帰国後は東京を離れて生まれ故郷の大阪へ。
東急ハンズで売り子をしたり学習塾を開いたり…。

こんな訳で、70~80年代は書き出すと収拾がつかなくなる。一度、柴田編
集長から「ヤクザな人生回顧録」の勧めがあり、今はなきオンラインマガジン
"Wonder-J"に連載させてもらったことがある。ところが奇をてらい過ぎたのが
災いし、過去、現在を行ったり来たりするうちにタヒチからなかなか帰って来
れなくなり空中分解。今回はあくまでもデジタル導入の経緯が主題。ここまで
のところは圧縮ソフトの圧縮率を最大にし、ギュッとフタを閉めてしまってお
こう。

89年夏。タヒチの写真での個展を開いた。これをきっかけに90年にカメラ
マンに復帰。

91年。カラーコピーを使っての写真出力を再開した。およそ10年のブラン
クの間にコピー機の写真再現の質は素晴らしく向上していた。でもそこにはか
つて私が好きだった、ボテッと色が分厚くの乗った油紙のような質感はなかっ
た。それで、しばらくキヤノンのサービスセンターに日参しては出力をくり返
した。そのうち、自分でポジの状態に合わせていろいろ補正をさせてもらえる
ようになった。

ある日、いつものようにカラーコピー機で写真を出力しながら、隣に置かれた
コンピューターに目が行った。「ィヨッ!」それが久々のMacとの再会だった。
80年代半ばに友人の事務所で初めて見た頃は、まだモノクロで英語を話すア
メリカ人だった。でも今回見るMac の画面はフルカラーの写真を綺麗に映し出
していた。どうやら数年の間に進化して日本語もちょっとはうまくなったらし
い。親しくなった店員さんに頼んでデモを見せてもらった。

そうしたら「スッゲェー!」の一言。70年代に私が写真を使って試したけれ
どなかなかうまく出来なかった事が、画面上でひょいひょいとアッという間、
いとも簡単に出来てしまう。色や形は簡単に変えられるし、こっちを切り取っ
てこっちにペタン!!などは朝飯前。そのソフトがPhotoshopだった。
さぁーどうする。(つづく)

※フォラストレーション/フォラストレーター(Pho'lustration/ Pho'lustra
tor) 写真を使って描くという意味からデッチあげた言葉。昨年から進行中の
「フェザンレーヴのなかまたち」「アイタペアペアな連中」などのシリーズを
指して使っている。

【Yume/たけひさ・まさお】YUMEWORK@aol.com
http://members.aol.com/yumework
Digital Iconography 【WORKSHOP YUME】主宰
写真家/フォラストレーター/ディジタル・イメージ会員

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■イベント案内
Macromedia Internet Conference '99 開催
http://www.macromedia.com/jp/info3/
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マクロメデァイアが11月で日本支社設立5周年を迎えるのを記念し、東京、
大阪に会場を設け「Macromedia Internet Conference'99」を開催する。
<以下は主催者情報>

東京 11月11日(木) 東京国際フォーラムDブロックビル7階ホールD
大阪 11月15日(月) 帝国ホテル大阪 エンパイアルーム(3階)

基調講演:新戦略 eBusinessインフラストラクチャーがもたらすもの、
「eMarketing」の時代に向けて。
Macromedia,Inc.ノーム・メイロウィッツ/マクロメディア社長 トム・ヘイ
ル/プロダクトマーケティング副社長

セミナー(4セッション)
・Dreamweaver/ Fireworks:企業サイト構築用プラットフォームとしての製品
 紹介セッション
・Generator:サーバー連携ソフトウェアの事例紹介セッション
・Dreamweaver/Fireworks:新技術情報ご紹介、テクニカルセッション
・Director:新技術情報ご紹介、テクニカルセッション

セミナーはすべて聴講無料で、事前登録制(定員になり次第締切)

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■編集後記(11/01)
・土曜日は無印良品に文房具を買いに、日曜日はヤマトに宅急便を出しに行く
以外はずっとモニタに向かっていた。仕事漬け。通販で買った高枝鋏で庭木の
手入れなどしているヒマもない(早く試してみたい)。こうなると、一日3度
のハニー号の散歩しか体を動かす機会がない。思えば2年前、絶対ダメという
わたしの意見を無視して生まれたばかりの犬を娘が抱いてきたのも、今日のた
めか。世話をするから飼ってと言った娘は、最初はオモチャにしていたものの
世話などせず、おかげで家族で唯一、ときどき吠えられている。(柴田)

・スカイパーフェクTVなどの有料TVに興味はあるものの見る時間ないんだ
から、これ以上自分の首を絞めることないよね、と思っていた。映画はビデオ
借りにいけばいいしさぁ、と。しかし、しかし、バニーメンのライブをやる?
それ見にいけなかったのよ~! ライブは生で見るのが一番よ、TVで見て感
じられるわけないじゃない、と思いつつも見たい~! 以前は必要としていな
かった通信費を当然だと思ってしまうようにTVコンテンツにも支払う時代な
のね。ライブまで疑似体験をしたいと思わないけどさ。(hammer.mule)

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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