[0574] 作家にとって本当に幸運な出会い

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,900文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0574   2000/04/06.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 15824部
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 <この航海に後悔はない。(寒い)>

■デジクリトーク
 おそらに はては あるの? (後編)
 井沢洋二

■デジクリトーク
 放課後のグラウンドで少年が野球を見ていた。
 ランドセルは新しい。
 北澤浩一

■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0053(4/6)
 クライアント名は仮想であり理想でもある?
 ------世界一周出航(5/22)まで残り46日-------
 ------南十字星出航(8/31)まで残り146日-------
 川井拓也

■ブックガイド <投稿>
 「プロフェッショナルWebプロデュース」
 赤浜和也



■デジクリトーク
おそらに はては あるの? (後編)

井沢洋二 tn7y-izw@asahi-net.or.jp
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パニックの中で繰り返し読む内、どうやらテキスト(10)がこの絵本のキ-ポイ
ントである事が見えてきました。宇宙に果てがなければ無限の光の集合・・・
ということは、まばゆい明るさ・・・、そこで各シ-ンを色に当てはめて考え
ようと思い、『まばゆい明るさ』は実際表現出来ないが、とりあえず「黄色」
と決め、シ-ン(1)から色紙を切って置き始めました。

(1)昔、空には果てがない。「黄色」の色面
(2)日常の夜空。「黒」の色面に黄(大小の星)茶(暗い星)クリ-ム(明る
い星)を星形に切って置く
(3)大、小の「黄色」の星を一個、間を開けて置く
(4)~(6)フッと映画のズ-ムアップの手法が浮かび「大の星」を中心におおき
くしながら画面構成をする。悩んでいた「いつのまにかの宇宙スペ-ス」へ自
然に行けた・・・
(7)「黒」の色面をひたすら「黄色」の星で埋めつくす
(8)「グリ-ン」の色面に葉の隙間の形をした空の穴
(9)「グレ-」の色面に少し「茶色」の地面
(10) (1)と同じ「黄色い夜」はショックです。
(11)「明度差」を用いて、ひるまを「クリ-ム」夜を「黄色」の色面
(12)「黄色」の色面に「茶色」で生きもの、人間をシルエット的に(眠そうな)
(13)どうしても宇宙の果ては楕円のエッジのイメ-ジ(あまりにも2次元的だ
が)がして、強引に「黒」の色面を「黄色」の楕円形で分割するテキストを理
解するために色を置いて行ったのですが、結果シンプルなミニ絵本になってい
ました。

4~5才の幼児を対象とした場合、あまりにもシンプルすぎるか? という不安
はあるが、この絵の方向で作りたいという気持ちが固まり、第一回目の編集者
との打ち合わせを持ちました。「こんなミニラフを作ってみたのですが・・・
あくまでも理解するために・・・」と不安感の中で見て頂いたところ「きれい
ですねえ。まるで宝石みたいです!」と思いもよらない編集者からの感想。

「4~5才の幼児にはあまりにも不親切では?」と私。「いいです。もうこのぐ
らい大胆な冒険をしましょう!」と編集者のうれしい返答。「テキストのロゴ
も絵の一部としてレイアウトしたら素敵ですね!」とのアイディアも頂く。

(作家にとって本当に幸運な出会い!)佐治先生もこの基本方向を気に入って
下さり、以後、先生の大学の天文台で昼間の星(金星の美しさや太陽風のすさ
まじさにびっくり)を見たり、ボイジャ-が拾った木星の電波音をはじめいろ
いろな宇宙音(まるで打楽器やシンセサイザ-の音楽のような)に感激したり
しながら打ち合わせと修正を重ね絵本の完成となりました。

さて、柴田編集長が持って下さった興味(三者のどういうやりとりで「ものす
ごい深い内容」に「ここまでシンプルな画面」の絵本ができたのか?)がみな
さんに少しでも伝わったらうれしいのですが・・・又、深い内容については私
の文章力では限界がありますので、最後に佐治先生の「みんな星のかけら」か
ら一部抜粋したものを記したいと思います。

星は光輝くプロセスで、私たちのいのちの材料となるすべての物質を合成し、
最後に私たちの血液にとって最も重要な鉄を造ったところでバランスをくずし
てこっぱみじんに飛び散ります。その星くずが集まって太陽が生まれ、地球が
でき、そこからあなたが生まれました。つまり、あなたもわたしもみんな星の
かけらだということですね。しかも、星が一生を終えることによって、私たち
がうまれたということですから、すべてはつながり、かかわりながら存在して
いるということです。ところで、一枚の紙は何からできているのでしょうか。
紙の原料はパルプ、樹木です。樹木を育てるのは水、水は雨から、雨は雲から、
そして雲を造るには太陽です。となると、一枚の紙の中に雨の音や樹木をわた
る風のそよぎを感じる心は、詩人だけのものではなく、科学者のまなざしその
ものであるといってもいいすぎではありません。(中略)もとをただせばすべ
て原子分子のあつまりですが、それは二度と同じ組み合せをもたないかけがい
のないものです。宇宙とその中の一部としてのあなたに、「ここは何処? あ
なたは誰?」この問いかけを求める知的探究が、宇宙の研究なのです。(了)             
▼絵本「おそらに はては あるの?」の一部を特別にご紹介します。
http://www.dgcr.com/kiji/izawa/
 
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■デジクリトーク
放課後のグラウンドで少年が野球を見ていた。
ランドセルは新しい。

北澤浩一
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THE WAY
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LOOKS.

放課後のグラウンドで少年が野球を見ていた。
ランドセルは新しい。




■ 地方都市へゆくと、まだグラウンドに入れる。
 クラブ活動をしていることもあって、時にはトレパン姿の先生の姿も見
える。軽く会釈をして、暫く丘の上に座っていた。
 私は普段度付きのサングラスをかけているのだが、こういうときにやや
困る。



■ この小学校を訪れたのは数年前である。
 グラウンドを横切り、プールを眺めていると、どういう訳かダブルの背
広姿の教頭先生が出てこらた。ついで校長室に連れてゆかれる。怒られる
かと思ったら、お茶をごちそうになった。
 私は名刺を出し、ふらりと眺めていたのですけれども、子どもたちのい
ない教室を撮ってもよろしいでしょうかと尋ねた。
 校長先生は快く承諾してくださり、ただ子供の顔だけは写さないように
してくださいと言われた。モットモである。
 放課後の小学校をカメラを持って歩く。
 東京、新橋で買った1980円の釣り用のチョッキをはおる。スリッパは
ビニールのぺたぺたしたものである。私はぺたぺたさせながら、階段を昇
ったり降りたりした。
 カメラを持っていると子どもたちが寄ってくる。
 飼育しているウサギを女の子が抱いている。撮って撮ってといわれて
も、顔と名札は駄目なんだよ。
 一年生の姿は既に見えない。下校が早いのだろう。体育館ではバスケッ
トの練習をしていて、西日もさしてきている。
 私は屋上まであがり、それから降りて校長先生に礼を述べた。



■ この4月のEPSON 「MAGPRESS」用カタログ表紙はその時の写真である。
 ネガだったので、全体に色を落とした。クラシックの素養は私にはな
いが、サブのコピーはモーツァルトのそれである。PDFを拡大すると概ね
分かる。
 こういう画像が広告作品になるのであるから、なんといったらいいの
かな。もう一度、傾いて歩こうか、という気にもなる。
 春だね、一年生おめでとう。


___

【きたざわ・こういち】lane2526@yominet.ne.jp
コピーライター/デザイナー
http://www.yominet.ne.jp/forum/lane/
「緑色の坂の道」(id/pass: guest で閲覧可)

「MAGPRESS」セイコーエプソン株式会社メディア推進グループ
TEL: 0263-39-2281 FAX: 0263-39-2285 FREE: 0120-17-2283
http://www.magpress.ne.jp

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■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0053(4/6)
クライアント名は仮想であり理想でもある?
------世界一周出航(5/22)まで残り46日-------
------南十字星出航(8/31)まで残り146日-------

川井拓也
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今日は、このプロジェクトの方向や流れを自分の中で整理できた日だった。そ
して大きな時間軸でプロジェクトを捉えなおすことがきでた。なので、本日か
らダブルカウント。なぜダブルなのか? あきらめたのか? 逃げか? 違う。
説明をしておこう。

「最小限のスタッフでコンテンツ制作・配信の実験を行なうip2000@地球一周」
http://www.peaceboat.org/cruise/0005/index.html
その実績を最大限広報しながら次のクルーズへ向けて企画を行ない
「最大限の資金を集めて理想系で出航させるip2000@南十字星」
http://www.peaceboat.org/cruise/0009/index.html

というフローチャートだ。どんなに効果的な名刺を作れるか? それが残り46
日で作るべき課題。そしてその地球一周の後半は、次のステップへ動いていな
ければいけない。

90日最低100万円=1人あたりの乗船コストがギャラを考えれば200万円、さら
に途中合流、離脱のコストも国が遠いだけに非常に高くなる。ひとりが乗るの
に300万円近いコストが発生する。機材を考えれば400万円相当である。南十字
星は45日という地球一周の半分のクルーズ期間で、かつコストも50万円からで
あり、かつ日本からのアクセスがいい国が多い。スケールは小さくなるが、マ
オリ族やアボリジニなど先住民族との関りも多く、テーマを絞りやすい。アー
ティストを乗せられる可能性も高くなる。

朝の5時からMusicLinkで自分がプロデュースしたネイティブアメリカンの音楽
を紹介した「INDEGENOUS」がオンエアーされていた。久しぶりに見る自分の作
品が新鮮に思えた。そこでジョアンシェナンドという女性のミュージシャンが
言う。

「先祖から教えられたのは自分たちの7世代後のことを考えろということです」

自分が「残り46日」というカウントに気をとらえすぎていたことを気づかせて
くれた一言だった。まさか自分が過去に作った番組の中の人物にうながされる
とは・・・・。

http://www.musiclink.ne.jp/pg/reprise.html
(INDIGENOUSは総合プロデュース、電子音楽図鑑はスタッフィングを担当した
番組です。スカパの734chにて毎日2時間(!)オンエアーされています。無料
チャンネルなので、スカパのチューナーさえあれば誰でも見られます。機会が
あればどうぞ!)

朝一は会社でもろもろの準備をしてから某代理店で仕事の打合せ。ひととおり
のプレゼンをしてから次に移動。

午前中はVaioNetのデジタルメディアエンターテインメントに行って、ディレ
クター、webディレクターと相談をした。先方はwebがメインで、それをきっか
けとしてオンエアーを楽しみにする今回の企画を気に入ってくれた。webサイ
ドの企画書もいいものをあげてくれたので、イメージが定着した。資金の面で
は厳しい一面も。すでに編成が決っているところに、先方もかなり無理をして
枠をとろうとしてくれているので、逆に我々としてはいかにwebのアクセスを
増やすか、さらに企画をブラッシュアップする必要がでてくる。これからの46
日で最大限の効果を上げる企画にしたい。

その結果を受け、会社に戻ってその次のベネトンへのプレゼンに備えてデータ
を作成。プロモーションリールをコピー。赤坂へパートナーのプロデューサー
と移動。

渋谷TVの紹介でお会いしたMOOKYさん、彼が今日の場をセッティングしてくれ
た。DVウォークマンとVAIO C1とペーパー資料を用意。MOOKYさんは言う。
「ひじょうに忙しい人なので単刀直入に相談してみてください」
「分りました。何分ぐらいが目安でしょうか?」「10分以内で」
PCは出だしの部分にのみ使用して、バインダーに閉じたペーパーをばらして紙
を広げてプレゼンしていくことにした。しばらくして広報の渡辺さんが登場。
現場に緊張が走る。名刺交換をしつつ、プレゼンがスタート。

船にインターネット放送局とデジタルプロダクション機能をのせて、ip2000と
いうプロジェクトをやろうとしています。メインの企画で「ドリームキャッチ
ャー~人生の宝物~」というwebとCSの番組連動企画を進めています。このプ
ロジェクトに関して提供スポンサーになっていただけませんか?

とDVのビデオをip2000リールからVaioNetリール、インスパイアされた番組リ
ールに変えながら説明。しめて5分。

「で、いくらなの?」「はい、・・・万です」「おもしろい企画ね。ただし私
もビジネスでやっているので慎重に検討します。答えは早いはず」との言葉。
その後今ベネトンがやっている小冊子や死刑囚の企画の話、ルチアーノ氏やト
スカーニ氏から受けたインスパイアの話、毎日もちこまれる膨大な企画の話な
どを伺った。そして、最後に質問された。
「なんでこれやっているの? それに興味があるわ」

待っていましたとばかりに「想い」の部分を1分話した。鋭い視線を感じなが
ら、3カ月の軌跡をアタマに描きさまざまな人のサポートを思い出しながら。
まるで自分の中に内在する複数の人格が一気に話しているような不思議な感覚
をおぼえた。

ここ10日の激動の動きで、自分の中で多くの悩みや葛藤があり、言葉の勢いが
なかなか出ないことが続いていたが、今日は「言霊」が入った。もう、ここま
で来てしまっているのだ。「失うものはなにもない」し、この航海に後悔はな
い。(寒い)

ふとMOOKYさんが耳打する。「これはかなり時間をとっていただいた部類です」
と。気がつくと15分だった。門前払いも多いという話だから、今日の15分はか
なり長いということになるのかもしれない。それが結果に結びつくかどうかは
わからないが、全力は尽した。エレベーターを下りながらパートナーと「瞬き
のようなプレゼンだったね」と、緊張がエレベーターの重力の落下で解かれる
のを感じながら話した。

戻ってCS各局に電話をしてこのプロジェクトの概要を話し、プロフィールをフ
ァクスするので是非一度相談させてほしい作戦を行なった。時間のない中でピ
ースボートとの共同メディア作戦を成功させるため、また先行投資をしてくれ
る自分の会社、また日常の業務をフォローしてくれる仲間のためにも今回のク
ルーズが技術的、企画展開的に充分な「実験の成果」を出さなくてはならない。
そのためには、プロジェクトで行われていることが露出できる媒体を増やさな
ければならない。それもなるべく多くのメディアで。

以下の局と話合いをスタートさせる土壌を作った。
・朝日ニュースター
・MFTV
・伝統文化放送
・ペットTV
・食チャンネル
・日本福祉放送
・スタービュー

VaioNetのコンテンツ制作のために、乗船スケジュールとwebの更新、及び番組
のポストプロダクション、日本での音声処理、納品処理、オンエアースケジュ
ールをパートナーと設計した。具体的なフローチャートのイメージが固まり予
算も見えてきて、誰を行かせるのがいいのか? 誰が日本に残るのがいいのか
誰に船の経験を与え誰に営業に回ってもらうのがいいのか? さまざまなスタ
ッフの顔を浮べながら綿密に話合った。

今回のクルーズでは、限られた資金の中で最大限の効果を上げ、9月の南十字
星クルーズで本来のメディアの一大連動ムーブメントを起すためには? 半年
のスパンでプロジェクトを考える。理想は7世代あとまでか?(笑)

基本の乗船スケジュールをピースボートサイドにファクスをいれ、詳細の詰め
を土曜にやっていくことにした。リミットを突破してしまっているが、とにか
く話合いの機会を得られて感謝である。内部スタッフとは今週末にかけて話合
いを個別に持ちたい。

夜はデジハリのプレゼン以来メールで応援をしてくれている同じ年の人に会っ
た。会社の新入社員ともども食事をして、さまざまな話しをした。自衛隊で潜
水員をしてからオーストラリアでワーキングビザで働き、その後営業をしたり
しながら現在はプログラマーの勉強をしているというユニークな経歴の持主だ。
現状すぐに乗せられるような資金状態はないが、どうか大きなムーブメントに
するために今回は陸上から支援してほしいという話をした。彼の目はとても熱
いものを秘めていた。交した会話は少なかったが、彼がこのプロジェクトに参
加したいという熱意は自然と伝わってきた。

風邪ひきだが自宅でリサーチを続けてくれている広報担当が、AOLとアポをと
ってくれた。メールの企画書を送信する。今一番動きがあるところなので、是
非とも直接プレゼンできる場まで持っていきたい。全体の企画書とカスタムTV
の企画を別メールで送った。カスタムTVの企画書には、次のような1行を追記
した。
※登場するクライアント名は仮想であり理想のものです。

プロジェクトwebページ
http://www.taiyonet.or.jp/kawai/ip2000/
プロジェクト会議室
http://www67.tcup.com/6708/ip2000.html

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■ブックガイド <投稿>
「プロフェッショナルWebプロデュース」

赤浜和也 akahama@white.diamond.ne.jp
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「日刊デジタルクリエイターズ」ほぼ毎日、楽しく購読させていただいていま
す。私が、日刊デジクリを購読したきっかけは、私自身がWebサイトを制作す
る会社に勤務しており、そこで、制作ディレクターのような業務をしている関
係で、日々の情報入手や周りの方々の意見を知り、勉強をしていこうというこ
とからです。

今回、情報提供ということでメールを出させていただいのは、最近とても参考
になる本を見つけたからです。自身の仕事柄、Webデザインやプログラミング
関係の本も購入したりして、それなりには勉強になっているのですが、制作デ
ィレクターということになると、そこに焦点があてられた内容のものがあまり
ないのが現状でした。

外国の本を翻訳したものには、私が希望しているようなタイトルの本も見かけ
るのですが、どうも日本の国との対比となると、いまひとつしっくりこないよ
うに思えてなりませんでした。

そこで、つい先日本屋で見つけたのが「プロフェッショナルWebプロデュース」
という本です。タイトルは、自身が求めていたものにマッチしていたのですが、
本の表紙に載っていた著者名はローマ字で書かれてあり、また翻訳本なのかと
思いちょっとガッカリしたのですが、立ち読みでよくよく内容を読んでみると、
どうやら日本の制作にも関係している人が著者らしいという感じでした。著者
紹介の欄に目を通すと、日本と米国の両方でWebの仕事をしている方だという
ことが分かりました。

内容は、Web制作の仕事のはじまりから終わりまでが、時系列のように書かれ
てあり、最初と最後のほうでは、制作に対するプロデュースとかディレクター
の役目を超えて、実際に制作に携わる者にとって必要な心構えや知識が盛り込
まれているというものです。特に、見積りの出し方や、企画書の作り方なども、
とても実践的だと感じる部分でした。

私自身は、この本が自身の仕事を進めていくにあたり、今後とても参考になる
と今は思っています。私のような、Webサイトの制作に携わるものが、一人で
も参考になると感心した本ですので、日刊デジクリを購読している他の方々に
もきっと参考になるのではないかということで、今回、情報提供ということで
投稿させていただきました。

きっと若い(私もその一人ですが)若いクリエーターの方たちには、参考にな
る部分が多い本ではないでしょうか。私自身、Web制作を教えてくれるという
専門学校出身なのですが、私やその当時の同級生、そして後輩なども、この本
になる内容のことまでは専門学校では教えてくれないのが常で、制作をする会
社にはいってからいろいろと現実とのギャップに苦しむという人が多いのが実
情だと思うのです。そのような方々には、きっと読んでおいて損はない本だと
いうことです。

最後にその本の概要を書いておきます。
タイトル:「プロフェッショナルWebプロデュース」
著者:Jules YoshiyukiTajima
定価:2800円
発行所:株式会社エスシーシー(SCC) http://www.scc-kk.co.jp/
ISBN :4-88647-222-2
http://www.scc-kk.co.jp/lib_scc/catalog/edcbooks/html/2222.html

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■編集後記(4/06)
・市役所の環境と建築の2部署に件の11階建てマンションについて相談に行っ
たのだが、当事者同士でじっくり話しあってくれ、ト予想通りの対応だ。もっ
と親身になってくれるかとの期待が甘いものとは思っていたが。日本中でトラ
ブルを乗り越えてきたプロの商売人と、初体験のアマの生活者が対決しても勝
てるわけはない。たてまえだけで愛情がないよ、行政は。それでいて、特別高
い市民税である(らしい)。浦和市は大宮市に吸収されちゃえばいい、ト悪態
もつきたくなる。しかし新市名「さいたま市」はないよな~。(柴田)

・サンドブラストの体験講座に行ってきた。ガラスのペーパーウエイトに、マ
スキングし、その上から細かな金剛砂を吹き付ける。マスキングされていない
部分は、研磨されて磨りガラス状となる。吹き付ける時間が長くなればなるほ
ど、深く彫れ味がでる。ごっついおもしろい~。市立の工房施設が近所にでき
るなんて嬉しい。一緒に行った島田氏(=敬子ちゃん)は、はまりまくっていて、
習いにいくことに決めたようだ。わたしは金工がやりたいな。ギーガーばりの
ごっつい指輪を作りたい。指輪をはめる習慣はないけど。 (hammer.mule)
http://www.craftpark.kidsplaza.or.jp/glass05.html
http://www.craftpark.kidsplaza.or.jp/

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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