[1279] デジクリ仮想編集部をつくろう(4) データと収納

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,800文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1279    2003/03/27.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20769部
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   <こういう無意味なことをするのは、私が芸術家だからである>

■Powerbook Publishing Project ~(47)
 デジクリ仮想編集部をつくろう(4) データと収納
 8月サンタ

■笑わない魚 62
 無常は美しいか
 永吉克之

■デジクリWebデザインレビュー
 遊んでいるうちに引き込まれていく「Interactive Edge」
 小笠原たけし

■Webディレクションの花道
 第2回 顧客とのきっかけ-あらぬ方向、ありえない大きさ
 UZ



■Powerbook Publishing Project ~(47)
デジクリ仮想編集部をつくろう(4) データと収納

8月サンタ
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●ファイルメーカーの新刊、また出ます(プレゼントあり!)

ファイルメーカーは、本体に付属しているマニュアルだけでは情報が少なく、
特に初心者は、何らかの解説本を買って参考にしなければ、その力を十分に発
揮させることが出来ない。分厚く、大きな総合ガイドブックも、各社最新版が
出そろってきたが、こんな本も出てきた。

・ファイルメーカーPro 関数・スクリプト サンプル活用辞典
野澤直樹・工藤啓真・胡正則著 ソーテック社刊
2400円+税 ISBN4-88166-334-8
http://www.sotechsha.co.jp/html/FMP_Kansu.htm

A5サイズのハンディな本で、初心者の域を脱して、データベースを作るのが楽
しくなってきたら、この手の本を買って、手元に置いておくといい。関数とス
クリプトの辞典というのは、HTMLで言えばタグ辞典のようなもので、何かをや
りたいと思ったときに必要な、ボキャブラリーを網羅したものである。

サイズも小さく、日常持って歩ける。(というか総合ガイドは重すぎる! 私
はアスキーの総合ガイドを、章ごとにバラバラに切って鞄に入れていたりする)
サンプルも豊富にサイトにアップされているので、そのままダウンロードして
使うことが出来る。

●プレゼント!

今回、ソーテック社さんのご厚意で、デジクリの読者3名の方にプレゼント出
来ることになりました。(ありがとうございます)ご希望の方は、プレゼント
お知らせコーナーから応募してください。締め切りは、4月10日14時。発送を
もって発表に代えさせていただきます。
http://www.dgcr.com/present/p_fmp.html

ちなみに、前回の高岡さんのファイルメーカーWebデータベース本は、かなり
の応募数だったらしい… 他にも結構高価な本のプレゼントを常時やってます
ので、ご注目くださいね。

●仮想編集部~ 共同作業の準備

前回までで、メルマガを作成する作業を、本文を内容に沿って分割(空間的分
割)、制作作業のステップごとに分割(時間軸で分割)することで、共同作業
のベースにする準備を整えた。

この分解された状態のメルマガを、複数のスタッフが、各パートを処理しては
戻し、全体を徐々にかたちにしていくというのが大まかな仕組みである。この
方式なら、各自の負担が分割され、各人が本業を別に抱えつつも、より有効に
力を生かしていくことが出来る。

すると次に必要になるのは、このバラバラの状態のデータを出し入れする「入
れ物」である。いわば全員が出入りする「ステージ」である。

●今回はファイルメーカーを使う

究極を言えば、テキストが扱える平易なインターネットの掲示板でも、やって
やれないことはないシステムである。先週、先々週と、同じようなことをして
おられる方々から、Weblog系のシステムやPHPベースのものなど、いろいろ情
報をいただいた(多謝です)。大変興味深いものなので、そのうち誌面でまと
めてご紹介出来ればと思う。

だが今回はファイルメーカーを使う。このソフトにずっと固執していくつもり
は全くないけれど(まずアプリありき、では本末転倒である)、いくつかの理
由がある。

今回のメルマガ作成用のステージは、製品となるメルマガを生み出す場である。
だがメルマガは制作されただけでは、ただの一連の文章なので、付加情報をつ
けることで、相応の価値存在にしなくてはならない。

具体的に言えば、人・もの・カネの三要素のうち、メルマガは「もの」の部分
である。他に「人」のデータベースを作り、「カネ」のデータベースを作り、
相互をリレーションさせて、初めてビジネスに耐えうるシステムになる。

人データベースとカネデータベースを作って連動させれば、例えば誰それが、
執筆記事何文字、何バイトを何月何日に投稿し、それがデジクリ第何号に掲載
され、何人に読まれ、支払うべき代価がいくら貯まっているのか、リアルタイ
ムで完全に計上することが出来るようになる。

今のところボランティアベースだから、払うべき金額は絵に描いた餅だが、そ
の貢献度を正確に目視可能な資産として計上しておくことが重要なのだ。とい
うのも作品物が実体でないため、所有権・帰属が曖昧にされがちなデジタルの
著作権を、制作された段階で明確にしておくことで、今後主流となっていくと
思われるペーパーレスの社会環境でも、混乱のない共同作業が可能になる。

クォリティの高い原稿には、対価を払えるようにして行かなくてはならないか
ら、そのための価値計算を、相当なところまで自動化しておきたいということ
なのだ。

制作システムだけなら、前述のようにいくらか選択肢があるのだが、それに連
動させた人データベースとカネデータベースもつくるとなると、プログラマで
はない私にとって、手段はファイルメーカー以外に考えられない。(いや、カ
ネがあれば外注も出来るけど、ン千万円払ったうえで、当初の予算・期限内で
望みのものが出来るなんてことはまず期待できない)

というわけで、今後は人データベースとカネデータベースの制作状況も掲載し
て行く予定である。全部、ファイルメーカー1本で可能なのだ。

●今回のシステムに名前を付ける

そろそろ混乱を避けるために、固有名が必要になってきた。ファイルメーカー
で構築する、メインのメルマガ制作データベースを、仮に"dgcr-publisher"と
名付けることにする。同じようにして、人名データベースは"dgcr-who"、金銭
データベースは"dgcr-casher"と名付ける。

●dgcr-publisherの基本の構造

dgcr-publisherは三つの収納フィールドと、それに付随する機能から成り立つ。
フィールドとは、ファイルメーカーの基本用語だが、データを納めるスペース
だと考えて欲しい。

"clip" クリップ:無作為に集められた情報をクリップしておくフィールド。

"edit" エディット:クリップされた情報からさらに情報を切り出し、加工し、
編集するためのフィールド。

"publish" パブリッシュ:編集済みの、公開可能な完成品のテキストを収納
しておくためのフィールド。

●dgcr-publisherの構築 ~ 入れ物を用意する

このクリップ、エディット、パブリッシュの各フィールドに、付随フィールド
を付けていく。基本は報道業界に長く伝わる言葉と同じ、"4W1H"である。つま
り"Who" "When" "Where" "What" "How" 誰が、いつ、どこで、何を、ど
うしたかということを、クリップ、エディット、パブリッシュの三段階の進行
軸に対する、縦の軸としてくっつけていく。

まず"Who"、人間系。"作成者" "編集加工者" "連絡担当者" "最終チェック
者" など、考えられるものは全て作っておく。あとからいくらでも作り足し
は可能である。

次に"When" 時刻系。"作成日" "作成時刻" "更新日" "最終更新時刻" など。

例えばこの二つを付けるだけで、誰が、いつこのフィールドに触ったかこれで
簡単に明らかになるということなのだ。ここで、付随フィールド全部を記述す
るのはちょっと大変なので、今後はサイトを用意して、そちらで画像つきで公
開していけるようにしたい。そろそろ言葉だけで説明するのが大変になってき
てしまった。

●dgcr-publisherの構築 ~ 便利な機能をつける

情報を収納するスペースが出来たら、次はそれを便利に使うための機能を付け
る。

・インターフェースを楽にする

入力するときに、ボタン操作やプルダウンメニューで可能なものは、極力その
ような簡単なインターフェイスに変える。日付・時刻のように自動入力可能な
ものは、自動入力に変える。これで作業を省力化していく。

・書き出し・加工機能を付ける

"クリップ"フィールドに納められた生の情報を、"エディット"段階に進めると
きに、ボタンひとつで、フォントの種類、サイズを統一したきれいなテキスト
に変換して書き出せると便利である。こういうことはファイルメーカーのスク
リプトを使って、ボタンひとつで出来るようになる。同じように、"エディッ
ト"から"パブリッシュ"に進めるときもボタン一つで書き出せるようにする。

さらに"パブリッシュ"に納められた複数の完成原稿を、数個組み合わせて目次
を付けて、ヘッダとフッタと編集後記もくっつけて、完成メルマガに一発書き
出しする機能も欲しい。これが本当のパブリッシュ機能である。適切なタグを
くっつけてHTML文として、いつでもWebにアップ出来るようなデータも書き出
せるようにしたい。もちろんXMLタグなら、さらに凄いことが出来るが、まず
はメルマガとWebへ、最終書き出しすることの省力化である。

●収納の次はデータ加工の手段へ

まずはメルマガ制作システムのために必要な収納は、ざっと以上のようなもの
が考えられる。次週はさらに、使うための総合環境を述べていきたい。ファイ
ルメーカーはデータベースソフトなので、情報を収納して出し入れすることは
得意だが、情報を加工するには、別のソフトの助けが要る。画像なら画像加工
ソフト、そして今回のようにテキストなら、エディタの助けが必要になる。

【8月サンタ】LondonとLyallとLeCarreを愛する34歳 santa@londontown.to

・人、もの、カネがないと不可能なのは戦争も一緒。だから本気で反戦運動す
る気なら、そういうものの流れを的確に観察して、ピン・ポイントで叩かなく
ては、効果的な反戦は無理なんでは? と思う。

前回の後記に数通メールをいただいたのだが、結局"各論反対・総論賛成"など
ということでは全然なく、口では反戦だが、実質的に戦争に荷担している層が
多数存在するので、戦争荷担国家になってしまうということのようだ。各新聞
社が出している世論調査を慎重に見れば、戦争支持者が巷にうじゃうじゃ存在
するのは残念ながら明白なようである。隣人は結構OKしているのである。

・結局、現政権に献金している銀行やメーカーのサービスを拒否するなどの、
もっと効果的なことが出来ないと、反戦にはならないのか。「道で声を上げて
いるだけの人っていうのは、「気分はもう戦争反対」なんですよ」というメー
ルを下さったUさん、ありがとうございました。これはこの通りだと思います。

・カレー屋でカレーを食べていたら、滅多に聴けない曲が流れてきた。Peter
Gallwayの"Harmony Gritz"。仲間で何か出来たらな、と思うとき、いつもこの
曲を思い出す。

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく~
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
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■笑わない魚 62
無常は美しいか

永吉克之
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「私は永吉克之だったが、今は永吉克之ではなく永吉克之だ。しかしそれも一
時のことで、いつの間にか永吉克之に変わっているだろう」(永吉克之)

私はひと頃、禅の思想に興味をもって関連書物を読み漁っていたが、それがき
っかけで「無常観」というものに関心を寄せるようになった。あらゆるものは
変化し続け、一定の状態を保つことがない、という考え方である。

「万物流転」という四文字熟語のスマッシュヒットで有名な、古代ギリシャの
哲学者ヘラクレイトスは「人は同じ川に二度足を踏み入れることはできない」
と主張する。どういうことかというと、

「はーいどうも、道頓堀赤い灯ですー」
「道頓堀青い灯ですー」
「ぼくな、先週、大和川に釣りにいってん」
「汚い川や、ほんで釣れたんかいな」
「釣れたがなー、君の身長ぐらいあるエンゼルフィッシュが」
「なんで熱帯魚が大和川におんねん。しかもそんな大きい。気色の悪い」
「大和川でそんな大物が釣れるんやから、ほかの川でも絶対釣れるやろ思てな、
 今度は大和川に行ったんや。ほんだらやっぱり釣れたがな、マンボウ。これ
 やったら間違いないわと思て、次は大和川に…」
「まてまて。なにが次は大和川に、やねん。みんな大和川やないか」
「なにゆうてんねん。川はな、いつも水が流れてんねんぞ」
「そんなこと知っとるわ」
「昨日流れとった水はもう海に流れ込んでもうて、今日はまた新しい水が流れ
 とるわけやんか」
「そら、そうや」
「水あっての川や。水が変わってしもたら、もう違う川やないか」
「そんなアホな」

ということなのである。別に漫才形式で説明する必然性はまったくないのだが、
こういう無意味なことをするのは、私が芸術家だからである。

これは、私が冒頭で述べたことと軌を一にする。つまり人間は新陳代謝をする。
筋肉や骨や内臓、皮膚など全てが、三ヵ月で新しいものと入れ替わっちゃうの
である(※)つまり、今のあなたは、三ヵ月前のあなたとは赤の他人なのであ
る。だから、三ヵ月以上前にあなたがしたことは、どんな悪辣なことでも今の
あなたが責任をとる必要はないのだ。また、既婚者は三ヵ月ごとに新妻新夫を
迎えることになる。なんという素敵な思想だろうか。

※『発掘!あるある大辞典』のサイトに拠る。
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arutaisya/tai_1.html

                 ■

水といえば『方丈記』の、

 ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

 よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、

 久しくとゞまりたるためしなし。

 世中にある、人と栖(すみか)と、又かくのごとし。

が思い浮かぶが、これもまた無常観を表わしたもので、ヘラクレイトスの「川」
の概念を解説してくれているような一節だ。「水」のもつ流動性や、蒸発して
しまう儚さが、無常観を表現する上で最適のモチーフだと考えたのだろう。

 つゆとをち つゆときへにしわがみかな なにわのこともゆめのまたゆめ

これは豊臣秀吉の辞世の句だが、これも、露という「水」を用いて人生の無常
を詠っている。

                 ■

私は漫画や劇画はほとんど読まないのだが、なぜか『ゴルゴ13』は古本屋で単
行本を買ってまで読んでいた。なぜかというと、面白かったからだ。

あの劇画は、都市が舞台になることが多い。従って、作者は高層ビルや、立体
交差の道路などの建造物、また各種の車両、武器類をてんこ盛りに描かなけれ
ばならない。しかもシリアスなハードボイルド・アクション劇画なのだから、
サザエさんに出てくるような、トウフに窓を適当に入れたようなビルディング
を描くわけにはいかない

私が描いたら、まる一日かかりそうなくらい綿密に都市の情景を描き込んであ
るシーンがよく出てくるが、こういう絵に出会った時に「無常」を感じるので
ある。『ゴルゴ13』という物語の性格上、こういうシーンは不可欠なのだが、
アシスタントが手分けして描いているとはいっても、これだけ苦心して描いた
シーンを、果たして読者は何秒間見ていてくれるのだろうか。

かりに丸一ページ使ったシーンで、「メガロポリス東京。その華やかさの裏で
繰り広げられる欲望」がどうのこうのといった短いナレーションを読んだとし
ても、私ならせいぜい 5秒といったところだろう。また、人物メインのコマの
ちょっとした背景でも、サザエさん画法にしたら雰囲気ぶち壊しなので、透視
図法にのっとって、きちっと描いてあるが、それらの背景画は単に読者の「視
界に入っている」というだけで「鑑賞」などしてくれない。「この背景画には
北方ルネッサンス様式の影響が見られる」なんていうマニアは少ないだろう。

                 ■

なぜこれが「無常」なのか。つまり基本的に、雑誌に載っている漫画は全て読
み捨てだからである。作者が締め切り直前で何日もロクに眠っておらず、目を
血走らせて幻覚を見ながら、やっと書き上げた作品や、これ以上の作品はもう
永遠に描けないと自負できるような畢生の大作でも、読み終えたら、ゴミ箱か
廃品回収か電車の網棚の上に行くことになる。そして読者の記憶からもフェイ
ドアウトしてゆく。ただ一部のファンが単行本を買い揃えることだろう。

そして作者も、読み捨てられると知りつつ、パースペクティブが狂わないよう
に注意しながら、必死で建物の窓をひとつひとつ描いてゆく。武器類も、重箱
の隅をつつくのが好きなガンマニアの読者から「アーマライトM-16のマガジン
はこんなに長くないよ、それにマズルもこんなに広くないよ。なんにも知らね
えでやんの」という批判がこないように、血眼になって資料を調べる。

そして、やっと描き上がって出版社に渡したら、その作品は流れ去った水であ
るから、苦労した思い出に浸っている暇はなく、自分の記憶からもフェイドア
ウトさせて、次の作品に取りかからなければならない。無常は無情である。

                 ■

これに対して、一部の芸術は頑強に「無常」に抵抗している。いい例がレオナ
ルド・ダ・ビンチの壁画『最後の晩餐』である。この作品は剥離が甚だしく、
原形がほとんど判らなくなっているものを、顔料の破片などから完成当時の色
や形を推測して塗り直しているようだが、修復が完成したとしても、それはも
はやダ・ビンチの作品ではない。いってみれば、古代生物の骨の破片から全身
の様相を推測するようなものだ。学術的研究の対象や観光資源としては価値が
あるかもしれないが、芸術作品としての価値はない。そこで異論もあろうが、

「自然の理に従って滅びようとするものを妨げてはならん」と私は言いたい。

【永吉克之/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
前回この欄で紹介した、中国のサイトに載っていた私の作品の紹介を含んだ記
事の訳文を、ふた方の読者が送ってくださった。圧縮率95%ほどで要約すると、

 中国でコンピュータ芸術デザイン展が行われ、日本と中国から出品があった。
 中国側の作品は人文(ヒューマニズム)色が強く、環境保護、反戦など社会
 的責任をテーマにしたものが多く、日本側の作品は漫画のスタイルを採るも
 の、また強い自己意識が見られ、陰鬱な印象を与えるものが多かった。例え
 ば、永吉克之の「舞台俳優の死」には、非常に重苦しい雰囲気がある。

やはり社会主義の国なのだろうか、中国の芸術は、社会への貢献性に価値を置
いているように思わせるような内容だ。
EPIGONE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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■デジクリWebデザインレビュー
遊んでいるうちに引き込まれていく「Interactive Edge」
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0303/26/hj00_digicre.html
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遊んでいるうちに引き込まれていく。オーストラリアのウェブデベロッパー
「Interactive Edge」のサイトはそんな魅力を持っている。トップページと
HTMLバージョンのページは珍しく右寄せで作られている。ほとんどのサイトは
左寄せか中央合わせが多い中、右寄せでしかも上手くまとめているのは興味深
い。(小笠原たけし)
●「ZDNet Webの鉄人」との連携企画。本文は上記サイトでお読み下さい。

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■Webディレクションの花道
第2回 顧客とのきっかけ-あらぬ方向、ありえない大きさ
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0303/24/cj00_degicri.html
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顧客は、Web制作会社をナンだと思っているだろう? フレキシブルな御用聞
き? 理念やポリシーをおもちゃ箱へ変える魔法使い? 未知なる世界へ踏み
出すための先導者?(UZ)
●「Webディレクションの花道」は、デジクリで2002年に月に数回掲載されて
いた、uz氏のコラムである。テーマは「ディレクションという視点からWebサ
イト構築の業務を紹介し、そのコツやポイントと感じるものを、順を追って取
り上げる」というもの。「ZDNet Webの鉄人」では、いままで掲載した15回を
すべて順を追って掲載する。毎回アクセス数はトップクラス!

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■編集後記(3/27)
・きのうハニー号を連れてペット病院に行った。8種混合の予防接種である。8
種ってなんだ? 消費税込みで10500円。けっこう痛い金額である。このあと、
狂犬病予防接種とか、フィラリアの薬投与とかかなりの出費が続く。必要経費
にしたいところだ、まったく。今日の朝日の投稿欄で、長野県の医師が書いて
いたが、狂犬病予防接種は医学的に無意味、検疫制度は狂犬病の防止には無力
であるそうだ。こんなものを強制する日本が特殊なんだ。じゃあやらない、と
いうと20万円以下の罰金だそうで、参ったね、こりゃ。昨日はひさしぶりのペ
ット病院ルートを散歩したわけだが、なんか景観に違和感があった。途中にあ
る旧家の大きな欅が徹底的に刈り込まれて、寒々しい裸んぼうになっていたの
だ。それまでこの欅のひろげた緑がじつにすがすがしかったのだが、いまやあ
っけらかんとした空間に、背丈も半分くらいになって情けなく突っ立っていた。
なんということをしてくれたんだト思ったが、仕方がない。情けない。(柴田)

・昨日のまつかさ対談に同意。でも、あんまり今回の戦争のことは書きたくな
い。自粛しているわけではないし、編集長は止めたりしない人だし、何度も文
章は書いているんだけど、最後の最後で他のに差し替えてしまう。/たとえば、
日本はバリア開発と外交と情報技術が必要とか、ベトナム戦争映画やイマジン
で泣いていた人たちって何だったのとか、人間は賢くならないといけない、世
界を知らないといけないとか、そういうもの。あの時ゴアさん応援していたん
だけど、とも。日本はアメリカにコンプレックスがあるみたいだけど、日本の
ほうが成熟してるとかもね。でもなんか上っ面な文でさ。  (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 Dreamweaver MX 至高のTips集 1274号。
 Adobe InDesign 2.0マスターブック 1274号。
 Web Site Design vol.7  1275号。
 DTP必携 改訂版  1276号。
 Web制作演習 Basic Studies  1276号。
 ファイルメーカーPro 関数・スクリプト サンプル活用辞典 本日号。

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編集長     柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
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