[1376] あるいは私も該当するかもしれないが、こんな人たちは困る(上)

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1376    2003/09/04.Thu発行
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<関西人のくせに、突如として関東のボキャブラリーで>

■笑わない魚 82
 あるいは私も該当するかもしれないが、こんな人たちは困る(上)
 永吉克之

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■笑わない魚 82
あるいは私も該当するかもしれないが、こんな人たちは困る(上)

永吉克之
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数年前『平気で嘘をつく人たち』(草思社)という本が話題になった。つまり自分の立場を守るためなら、何の罪悪感もなく、当たり前のように嘘をつけるような人たちを心理学的に考察した本であるが、この「平気で○○○な人たち」の○の部分には、いろんなオプションが考えられる。

といっても「平気で借金を返さない人たち」とか「平気で放火をする人たち」など、困った「平気人」の例を挙げればキリがないので、私自身が実際に見聞した人たちに限って書こうと思う。

■平気で相手によって態度をコロッコロ変える人たち

私は相手が誰であろうと、常に同じ態度で接するように心がけているつもりだ。先輩であろうが後輩であろうが、上役であろうが部下であろうが、消防士であろうがボーリング場従業員であろうが、内閣総理大臣であろうが犬であろうが、公正に相対することを理想とするものである。

だから私は、子供に対しても敬語を使うことにしている。子供といっても年齢に幅があるが、赤ん坊とて例外ではない。呼びかけるときは「赤ちゃん」とか「ボクちゃん」ではなく、敬称をつけて「赤さん」「ボクさん」と言っている。ましてや「あら、どうして泣いてるのー? おしめが濡れちゃったのかなー」などと人を小馬鹿にしたような口の利き方はしない。こういう場合は「失礼ですが、何を泣いておられるのですか? 察するに、失禁されたのでは」という具合に尋ねるのが、一人格に対する礼儀というものである。

                 □

相手が異性か同性かで、あからさまに態度を変える人たちがいるが、あれはみっともない。女性、ことに美人に接するときはやたらと親切で、言葉遣いまで変わる野郎がいる。ひどいのになると関西人のくせに、突如として関東のボキャブラリーで話し始める破廉恥漢もいる。しかしイントネーションが関西弁なので、ぶざまこの上ない。ここまでくるともはや、みっともないを通りこして公然猥褻の域に達しているといえるだろう。

同様に、相手が欧米系の外国人だと、普段は愛想悪いのに急に笑顔で友好的になっちゃう人たちも、欧米人コンプレックスまるだしで、みっともない。

もうかなり前になるが、西欧系の某国大使館に、ビザを申請に行ったときのことである。日本人女性の係官が、不審者を見るような目つきで応対に出たのだが、その態度の尊大なこと。笑顔どころか、私の申請書を見ると、目を吊り上げて根掘り葉掘り聞いてきた。希望した滞在期間が観光ビザにしては長過ぎるのが癇にさわったのだろう。

それはいいのだが、その後で白人男性が窓口にやってくると、その日本人係官の修羅の形相が、将来プリマバレリーナを夢見る少女のような、あどけない表情になり、惜し気もなく笑顔をふりまきながら応対しているのを見てしまった。よほど欧米人が好きで、日本人が嫌いだったのだろう。ちょうど、子供のときからペットとして飼われてきたサルが、自分を人間の仲間だと思い込み、他のサルを見下すようなものだ。

                 □

また年寄りに対して「おじいちゃん元気ねえー、年いくつ?」のように、子供を相手するような態度で接して、老人をいたわっているつもりでいる人たちがいるのも困ったことだ。いかに凄まじく年老いた人でも、脳が正常に機能している限りプライドもあるだろうから、それを傷つけているかもしれないということに気づくだけのデリカシーが欠如しているのである。

■平気で親分肌な人たち

通常、この人たちは面倒見がよく、頼りになることがあるので、一概に「困った人」には指定できないが、これにも良性と悪性がある。良性は面白くなくて記事にならないので、ここではスキャンダラスな悪性について、書いてみたい。

悪性も面倒見はいいのだが、その反面、嫉妬深く、子飼いの人間が自分の傘下から出て独立したり、他の傘下に入ったりすると、可愛さあまって憎さ百倍。ええい、この恩知らず。犬だって、三日飼えば三年は恩を忘れねえってえじゃねえか、おう、と逆上し、一転して不倶戴天の敵にされてしまうのである。

面倒見がいいのは、それによって自分が頼られ、尊敬されていると実感し、自尊心を満たすことができるから、という点では良性も悪性も同じなのだろうが、この場合、良性なら「そうかい、それがおめえの為になるってんなら遠慮はいらねえ、好きにしな。いいかい、でっかくなるんだぜえ、あばよ」と小林旭の歌でも口ずさみながら、振り返りもせず去っていくところである。

                 □

悪性の人たちは、気に入った人間を勝手に配下に入れてしまうことがあるので気をつけなければならない。私にも苦い体験がある。20歳代から30歳代にかけて勤めていた会社に「顧問」がいた。この人は筋金入りの「悪性親分肌」で、酒癖が悪いところにもってきて、体育会系出身で空手五段(自称)というから、まさに、なんとかに刃物である。しかも質の悪いことに、体育会的秩序を普通の会社に持ち込もうとする。だから忘年会のときなど、社員は戦々恐々として、楽しむどころではなかった。そして不幸にも、私は気に入られていたのだ。

ある年の忘年会に、ゲストで某有名イラストレーターが招かれたので、これはいいチャンスと、私はその人とお近づきになるべく席を近くに取り、話が盛り上がったのだが、その最中に「顧問」が割り込んできて、デザートとして配られていたメロンののった皿を突き出し、「このスプーンで俺に食べさせろ」と迫った。かなり酔っていて危険な状態だった。

きっと自分の配下にいると思っている人間が、自分をほったらかして他の人間とばかり楽しそうに話しているのが気に入らなかったのだろう。だからそんな隷属行為を人前でさせて、「見たか、こいつは俺のいうことは何でも聞くんだ」というところをアピールしたかったのだ。

私はこの人に弟子入りした憶えも、固めの杯を交わした憶えもないのに、そんな屈辱的なことはできないから、きっぱりお断りした。アルコールで気が大きくなっていたので、そんな大胆なことができたのだろう。すると顧問の顔色が変わって「それが、お前のいけないところなんだよ」といいながら軽く放ったパンチが私の前頭部にヒットした。

ぜんぜん痛くなかった。極度に緊張しているときは痛みをあまり感じないのだ。しかし、そんなことより、30歳にもなって、まるでイタズラ坊主のようにゲンコツで頭を殴られた屈辱感による怒りで自己防衛本能が麻痺し、なーんにも怖くなくなった。それどころか爽快感すら味わった。脳内物質のせいだろうか。すると「先生、こういう所ですべきことじゃないですよ。表に出ましょうか」とケンカに誘うようなセリフがスラスラと出てきたのである。相手は空手マンだから自分がぶっ倒されている情景が浮かんできたが、それでも怖くなかった。自分が破壊されるのを怖れない精神状態にあった私も危険だったといえる。

結局、仲裁が入って事なきを得たが「窮鼠猫を噛む」のネズミの気持ちがよく分った事件であった。ずいぶん本題をそれたが、ともかく、こんな人は困る。


《自己批判的文章読本》※不定期掲載。

『笑わない魚 80』で、
「私は夜間に電話をする場合、6~7時は夕食中であることが多いので、なるべく避けることにしている。特に家族持ちの人には。しかも冬場はこの時間帯には絶対に電話はしない。というのは、鍋料理を食べている可能性があるからだ」

という一節があったが、このなかの「しかも冬場は」という表現は不自然だ。「しかも」というのは「そのうえに」という意味なので後の文につながらない。ここは「ましてや冬場は」にすべきではなかろうか。

また『笑わない魚 81』の、
「今日中に原稿送らなあかんのに、まだ40行そこらしか書けてないんやど、たかだか60行そこらの記事書くのに何日かかっとんねん」

では、「そこら」が重複して体裁が悪い。どちらかに「くらい」を用いて繰り返しを避けるのが男というものだ。

【ながよしかつゆき/アーティスト】
永吉の本家が浄土真宗だからというわけではないのだが、私は「他力本願」という考え方が、最近ますます好きになってきた。これは、他人の力にすがって生きてゆけということではなく、すべてを仏の御心に委ねるということである。信徒が唱える「南無阿弥陀仏」とは、阿弥陀仏に帰依しますよ、ということで、たとえ失業しても、家が火事で灰になっても、北朝鮮に占領されても、脱腸になっても、それが阿弥陀仏の思し召しなら喜んで受け入れましょうということだ。相田みつをの詩に「雨の日には雨のなかを、風の日には風のなかを」というのがあるが、それに通じるものがある。

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日々の習慣~こんなサイトを見ています

8月サンタ
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朝パソコンを起動して、まずはネットにつないでお馴染みのサイトを見に行く、という習慣の人は多いと思う。常時接続が当たり前の今、毎朝、新聞を広げて読むように、いつものニュースサイトを巡ることは老若男女問わず、ほとんどの人が無意識にやってる行為なんじゃないだろうか。

毎日見るというからには、毎日更新されているサイトでなくては面白くない。朝日や読売のニュースサイトは基本として、さらに2ちゃんねるは大きすぎるので置いておいて、私が日々つい、見に行ってしまう小粒だけどピリリと辛いサイトを今回はご紹介したい。この『小粒だけどピリリ』という表現、どれもぴったり、合ってると思う。

●「他人の日記を読む楽しみって、何なんだろうね?」日記関連。

・裏モノ日記
http://www.tobunken.com/diary/diary.html
デジクリの読者ならまず読んで損はなし、出版界の人間なら見てなければ●●だろう、という、唐沢俊一さんのサイト内日記。特徴その1。日々の執筆量が尋常でないくらい多い。毎日ドカンとくる読み応え。過去の日記の分量にも途方に暮れる。内容の密度の濃さもスゴイ。出版の現場の話も、とてつもなく具体的。毎日お昼頃更新。

この人の活動範囲から、またいろんな人やものに興味がつながっていく。そういう意味で核のような日記サイトである。先日の日記で西原理恵子さんから、「漫画に登場させていいか」という連絡があったとのことで、近々西原さんの漫画にカラサワさんが登場するようだ。この二人が知り合いだったというのにもびっくり。とても楽しみである。どんなスゴイ描かれ方をするんだろう…

・勝谷誠彦のXXな日々
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
著書「バカとの戦い」で有名な、最近はTVでコメンテーターとしても活躍中の勝谷さんの日記。というか勝谷氏を一番有名にした、西原理恵子さんの漫画に出てくるカツピーというキャラで知っていた人は、まさかこんな(マトモな)人だとは思わなかっただろうと思う。毎朝必ず10時には更新。こちらも仕事量・執筆量に脱帽します。唐沢さんと同様、「文客商売」という形容がぴったりくるような…

・岡田斗司夫のオタク日記
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/nikki/
日記といいつつ、この一年間で二回くらい、数ヶ月分をまとめて更新、という気の長いサイトだけど、なぜか良く読み返しに行ってしまう魅力的な日記。

「他人の日記を読む楽しみって、何なんだろうね?」という言葉はこの岡田さんのサイトの冒頭にあるもの。次回の更新を、本当に楽しみに待ってます。というか4月の記述を信じるとすれば、今頃ボストンのMITで教えているんじゃ…

・たかおのにっき
http://shinjuku.cool.ne.jp/n_tko/diary.html
知る人ぞ知る中野貴雄さんのサイト。唐沢氏の毎回冒頭にダジャレ、というスタイルを真似ているけれど、ダジャレのキレは唐沢氏よりはるかに上じゃないかと思う。場をトホホ感に包むダジャレが大嫌いで、よく10歳も20歳も年上の人に向かって「帰れ!」「もう沢山だ!」などと日頃容赦なく突っ込んでいる私でも、(その態度がますますダジャレオヤジを増長させているという説がある)思わず笑ってしまうものがある。『知らないマーチで行進してみたい』は死ぬかと思った。

●個人的趣味、クルマ関連。

・キヤステルオート
http://www.castel-dino.com/
知ってる人は昔から知ってるスーパーカーの達人、キヤステルオートの鞍社長のサイト。熱血漢の社長が自分で制作、更新している素晴らしいページ。3~5日周期で本当にまめに更新され続けているので目が離せない。スーパーカー好きなら是非。

・スティックシフト
http://www.stickshift.co.jp/
雑誌「くるまにあ」「CG」の愛読者にはお馴染みの自動車屋さんのページ。雑誌と連動して読むと面白いかも。福野礼一郎関連の情報も読めます。というか、先々月ここでネタバラシしちゃったために、雑誌の特集記事一つが校了二日前に差し替えになるというスゴイ事件をリアルタイムで目撃してしまいました。ここも更新はやや遅め。

●そして日々お世話になっている、Mac関連。

・混沌の屋形船
http://www.asahi-net.or.jp/~ax1k-ogkb/part4.html
ご存じ荻窪圭さんのサイト。私はこの人を本当に本当に本当に尊敬している。

1993年の暮れだったと思うが、『特選街』という消費者の観点から商品を吟味するというコンセプトの雑誌があり(今もある)、パソコン関連特集のメインライターは読んでいて頭が痛くなってくる前時代の遺物のような自称『技術評論家』であった。当然Macintoshが大嫌いで、誌面に取り上げるのも汚らわしい、といった記述の仕方をしていた。

しかしその隣で、静かに焦ることなく力強くねばり強く、Macintoshの良さを淡々と紹介し続けていたのが荻窪さんだった。あのときからWindows95の登場、Windows98の登場、何度「Macは消滅するから」「Macには未来がない」と書かれてきたことだろう。2003年現在、Macは天下を取りもしないが、かといってなくなりそうもない。クリエイターの手に馴染み、どちらかというと受け手より、作り手の側に支持されている道具、という存在は、あの10年前から全く変わらない。

『特選街』のバックナンバーを読み返せばわかるが、荻窪さんは決してヒステリックに声を上げるわけでもなく、理詰めで押してかかるわけでもなく、変わらない淡々とした語り口でMacのことを書いてきた。当時は、物足りないとさえ思っていたけれど、結果的にこの人の記事があることで、一冊の雑誌のスタンスがとても公平なものに見えていた。それってスゴイことだ、と思う。今もこの世のどこかに荻窪圭という人がいる、ということを、私はずっと頼もしく思っているのだ。

まだまだたくさんあるんだけど、今回はこのへんで… この日記サイトと連動したメディアの楽しみ方について、最近いろんな事例を見たのでまた書きます。ではまた来週! DBは水面下で進行中です。早く表に出したいです。

【8月サンタ】LondonとLyallとLeCarreを愛する35歳  santa8@mac.com
・ライカIIIF、フィルム装填に早くも二度失敗。ポーズとってくださった皆さん、ごめんなさい。現像に出したら何にも写ってませんでした。こりゃ本当に難しいや。普通のDPEカラー現像に出せるモノクロフィルムというのを買ってきたが、まずは安フィルムで失敗をなくさなくては。
・チャールズ・ブロンソンさん死去。私が、というよりうちの親父が熱狂的なファンだった。格好いい人だった… ご冥福をお祈りします。
・ところで、例の『う~ん、マンダム』のCF曲、ジュリー・ウォレスの「男の世界」はみうらじゅん+田口トモロヲのザ・ブロンソンズのカヴァーだけじゃなくて、KEISONというミュージシャンも日本語版を出している。ブロンソンズははっきり言ってネタの域だが、KEISONの方はすごくイイ感じ。フルで聴けるので一度チェックを。
http://www.toshiba-emi.co.jp/capitol/special/keison/index_j.htm

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・投稿ロンドン写真館に写真よろしく
http://www.londontown.to/cgi-local/upppu/upppu.cgi

・デジクリサイトの「デジクリ・スターバックス友の会」
http://www.dgcr.com/

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■ライフスライス研究所
オリジナルデジカメ開発奮闘記(2003年9月4日木曜日)
第17回「グッドデザイン賞に偵察の巻」

ユビキタスマン
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2004年3月3日に独自仕様のコミュニケーションツールカメラを発売することを目標に、それまでの道のりをレポートする本連載。今回は、グッドデザイン賞のリサーチです。

東京ビックサイトで先週開催されていたグッドデザインの候補作品の展示。車からデジカメ、パソコン、建築にいたるまで幅広い分野の候補作品があるということで絶好のリサーチ環境。とは言ってもまだ受賞した作品が並んでいるわけではなく、出品商品なので珠玉混合な状態です。

カメラ付携帯からデジカメまで、最新ハイテク製品も勢ぞろい。審査対象品が淡々と並んでいるその様子は、派手なPOPに見慣れた目からするとあっさりしています。それが逆に製品の本来のデザインを強調することに。

意外なことに、店頭で見慣れたデジカメやカメラ付携帯は、ここで見てもそれほど新鮮味はありません。パソコンやプリンターなどは、どれもさして変わらない印象でなんとなく素通りしてしまいます。そんな中で目を引くのがバリアフリーデザインでした。(続く)

ライフスライスブランドカメラ発売まであと183日!

ユビキタスマン(川井拓也) jp_kawai@lifeslice.net
http://www.lifeslice.net/

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■編集後記(9/4)
・京極夏彦は興味はあるが、じつはあまり読んでいない。というか全然読んでいないのだ。角川書店の「怪」に掲載されたものと、新潮OH!「妖怪馬鹿」くらいか。そのくせ、読まずにもっている「百鬼夜行・陰」「ルー=ガルー 忌避すべき狼」「嗤う伊右衛門」とか。最近は弁当箱版またはレンガ版または講談社NOVELS版「塗仏の宴」をブックオフで100円で買った。とにかく厚くて重くて、なかなか挑戦する気が起きない。「ダ・ヴィンチ」が京極特集していたが、あまり濃くない。有名人コメントを見映えのするレイアウトで並べただけ。やはりカタログ本かい。いや、カタログとしては役立つけど。
いま別冊宝島「僕たちの好きな京極夏彦」を読んでいる。うるさいレイアウトだが、内容はおもしろい。作品を読んでいないのだから、作品の解説や登場人物の分析・解釈を読んでもよくわからないので「京極夏彦流『漢字の用法』を学ぶ!」とか「眼で聴き耳で見る作家、京極夏彦の『オノマトペ』と『レイアウト』」とか小松和彦「『憑物落とし』とは何か?」などを興味深く味わう。役に立ったのは「『文庫版』とノベルス版は違う作品か?」という医学博士の検証だ。「狂骨の夢」では文庫化されたときに400枚以上の加筆があったという噂を、本文を読んでチェックしている。この人は精神分析分野での京極のミスを「京極夏彦の世界」(青弓社)の中で指摘しており、その部分がきちんと手を入れてあったという。それなら、たぶん他の作品でも手が入っていると想像できる。完全版は文庫、ということか。さらに、初期のノベルス版は、段組単位で文章がまとめられ決してページをまたぐ組版はしないという、いわゆる京極スタイルは完成されていなかったそうで、文庫版はそれが完成形で見られる。だったら、京極本は文庫版がベストではないか。すると、友人の元組版屋さんは、「いえいえあのレンガ本で、綴じが広開本だったらそれがいちばん、です。文庫本は組版が下の下で最悪、です」と言うではないか。だったら、文庫版をもとにレンガ版を作り直せばよい、游明朝体組版で、とかなんとか、あらぬ想像をたくましくしている。それにしても、美しい「姑獲鳥の夏」四六上製版欲しい。しかし2600円という定価がとてつもなく怖い。(柴田)

・ウィルスメール。大抵は、From欄の人から送られてきたものではないっす。ヘッダーのパスやメッセージIDを見れば一目瞭然。と書いてはいるものの、ウインドウズの人はメールを開くこともできないんだよなぁ。(hammer.mule)

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