[1518] 六本木ヒルズ事故について考える

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,700文字)



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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1518   2004/05/12.Wed.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 19015部
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      <そこで弱気になったらアカンがな(^_^;)>

■MKチャット対談 
 六本木ヒルズ事故について考える
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト 特別篇
 「ビジネスショウ TOKYO 2004」に行ったのだが……
 茂田カツノリ

■イベント・展覧会案内
 第17回イメディオサロン
 琳派彩還 植田環ピエゾグラフ展-日本画のUTAGE≪宴≫2004 in TOKYO




■MKチャット対談 
六本木ヒルズ事故について考える

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: まいどー笠居です。 いやー長い休みで、すっかりご無沙汰状態でし
    たー。 おかげさまでGWのんびりすごしました(笑)
まきお: いやー、おいら一ヶ月ぶりですよ、キンチョーするなぁ(^_^;)。ども
    まつむらです。みなさん、おぼえてますか~? おしえてFlashは来
    週前半には書店にならぶ予定で~す(^_^)/
かさい: 忘れられてたりして(笑) あー、そうそう。前回ピンで書いたコラ
    ムに、たくさんのお便りありがとうございましたー。予想外に多くて
    個別にお返事できてませんが、どうかお許しくださいませm(__)m
まきお: 4/14の掲載のヤツですね。反響大きかったんだ~
かさい: そーですねー。いや、数が多いのにも驚いたけど、きっと来ると思っ
    てた反対意見がなかったのにも驚きました(^^;)
まきお: それもコワイな(^_^;) おいらは反対意見だが(^_^;)
かさい: さよか(^^;) まぁ、そのまた大元の記事を寄稿された茂田さんには、
    不愉快な思いをされたということで申し訳なかったですが
まきお: 茂田さんはあえて反論はなさってなかったですが、たしかに笠居さん
    の論法には揚げ足取り的なところはあったと思うよ
かさい: うーん、そういうつもりはなかったんだけどね。まあ、あとで読み返
    すと、引用がなくても成り立ったかもしれない、とは思いましたが
まきお: 茂田さんはあえて、元の原稿に書かれなかっただけで、笠居さんが書
    いたような考え方ではなかったように、ぼくは受け取ったです。まぁ
    あくまでもぼくの見たところ、ですけど。でまぁ、まつむら的には、
    「そんなところにつれていくな」というのも「不特定多数が集まると
    ころの安全性を」というのも、両方、賛同するわけですわ
かさい: 連れて行くな、ってのは僕は言ってないですが、公共スペースの安全
    確保という点では、僕もそうあるべきだと思ってますよ
まきお: あ、しつけるべきだ、ですね。すません
かさい: そうね、しつけ。 で、前回も後半で書いたんですが、僕ら物作りの
    立場から考えると、いろんなイレギュラーにも対応できるように考え
    るべきだと
まきお: いやね、この回転ドアの話は、イレギュラーではないですよね。当然
    想定すべきことであって、それを想定していなかった、もしくは無視
    した設定を行なったというのは愚かとしか言いようがない
かさい: そうだね。検証が進んで事実が判明するにつれて、もうホントいろん
    な面で不備があったことがわかる
まきお: ぼくは茂田さんと同意見で、んなところにセンサーにたよった安全し
    か確保できない装置を置く方がどうかしてる、と思うよ。いくらしつ
    けの行き届いた子供でも、走り出さないとは限らないわけだし。た
    だ、あのビルって、もともと、オフィスビルじゃない?
かさい: そうすね
まきお: もともと、不特定多数、ましてや子供が出入りするような場所とは想
    定せず、あくまでも朝夕の通勤ラッシュの大量の勤め人を処理するた
    めに、回転ドアが設けられたんだと思うんよね
かさい: 一度行ったけど、一般人が出入りできるのは、一階の限られたスペー
    スのみだし、そこにあるのはスタバだけだからね。普通のショッピン
    グ目的などで訪れた人たちが、頻繁に出入りすることはあまり考慮さ
    れてなかったんだとは思うね
まきお: うん。で、六本木ヒルズのキャラとかをやった村上隆さんってのが居
    るじゃないですか
かさい: はいはい。
    http://www.kaikaikiki.co.jp/
まきお: あの事故とは直接関係なく、たまたま同時期になんだけど、あの人の
    インタビュー記事みたいなのが朝日新聞にのってまして、あのビジネ
    スタウンの演出をたのまれたとき、コンセプトを「未来のオトナ」、
    つまり、現在の子供に対してメッセージを発信したいと思って、宇宙
    人?キャラのアニメを作った、と。それによって、六本木ヒルズが、
    こどもたちもやってくる街になった、というようなことが語られてま
    してね
かさい: あ、そのアニメって、確か、「たけしの誰でもピカソ」でやってたよ
    うな…
まきお: やってたのかな? ぼくはTVはみてないけど、ヒルズにいくとガンガ
    ン流れてたねー、オープン当初
かさい: なるほどね。ビジネスビルであっても、そういう楽しげなモニュメン
    ト(?)があれば、子供は行きたがるだろうな
まきお: でまぁ、今回の事故にあった子は、父親に会いに来たのか、観光で訪
    れたのかわかんないんだけど、建築というハード面だけじゃなくて、
    そういうソフト面もね、村上さんを責めるつもりは毛頭ないけど、単
    に「絵を描いた」だけでもね、こういうケースが起こりうるのか、と
    思うとね、全然人ごとではないわけで
かさい: 然り。。。その「未来の大人に向けて」というコンセプトが、経営者
    側にどういう受け入れられ方をしたのかも気になるところですね
まきお: まぁ、それはわからんですが、まぁ、アキバとか行くと、幼い女の子
    向け、に見えてとんでもない世界が展開されてるようで(^_^;)、大人
    向けでもアニメのキャラで展開ってのは今はフツーですからねぇ
かさい: まあ、よくあることだと思うんですが、単純に「人を集めたい」とい
    う意図で、村上隆というアーティストを起用したように見えるですよ
    不特定多数の人、ね
まきお: もちろん、レストランから物販、映画館まである、商業施設としての
    面もあるからね
かさい: 前にあそこに行ったとき、帰る間際になってサブリンが迷子(つーか
    僕らを見つけられない状態)になったでしょう?
まきお: うんうん。スタバを探してうおーさおー
かさい: 東京に住んでる人間が、あーいう状態になるとは思ってもみなかった
    んで、ちと驚いたんだけど、考えてみると、どこに何があるのか、ど
    う行けばどこに出るのか、ホントわかりにくかったなあと。実は、あ
    のとき、僕も地下から駅に出る道がわからなくなって、飛行機乗り遅
    れそうになったんですよ(笑)
まきお: それは界隈性ちゅーて、わざとわかりにくく作ったりするんよね
かさい: うん、まあそう云うこともあると思うですが、なんかね、どういった
    空間にしたかったのか、よく分からんかったの
まきお: 森ビルの考える都市の形、では?(^_^;)
かさい: どんなん?(^^;)
まきお: だから、あんなん(^_^;)
かさい: だから、わからん(笑)
まきお: わからんもなんも、できあがってるんだから、あれよ、あれ(^_^;)
かさい: 現地に行くまでは、宣伝とか伝聞とかで、「おしゃれ」とか「高級」
    とか「先進」とかいうキーワードが浮かんでたんだけどね、現地にい
    ってみたら、とりたてては何もなかったような…
まきお: それは「おしゃれ」で「高級」で「先進的」な店に行かなかったから
    ですよ(^_^;) で、なにが言いたかったのだ(^_^;)
かさい: あー、あーいうビジネスだのショップだのまぜこぜの状態というのも
    原因の一つだろうかなーと。そのわりにはターゲットごとの導線が考
    えられてなかったんじゃないかな、ということ
まきお: うーん、おいらはそうは思わないけどな。そりゃあ軍事施設のドアを
    子供基準で考えろとはいわんが、一般の人が出入りする場所なら、こ
    どもに限らず、危険な可能性はできるかぎり排除すべきよね 
かさい: ン? ビジネスビルに子供が近づかないようにしろ、って言ってる訳
    じゃないよ?まきお: ん? ごちゃまぜなのが一因、というのは?
かさい: 近づかなくてもすんだかも知れない、と。微妙だけどね。 んで、そ
    うすれば危険なドアを設置しても構わんとも言ってないっす(^^;)
まきお: んー、たしかに、そういうのも一つの方法ではあるけど、立入禁止じ
    ゃない以上はねぇ。そう言う意味で、「それでも乗り越えてくるのが
    子供であり、それくらい考えろ」という、茂田さんの意見に賛成なん
    です
かさい: 僕が言ってるのは、ドア以外にも考えるべきとこがあったんじゃない
    か、ってことでね、目的別のスムーズなアクセスとか。子供の行動を
    考えなくていいっていってるわけじゃないよ
まきお: うん、それはわかってるけど。でも、自動回転ドアってのはいかんで
    しょう~。あれ、オトナのぼくでもコワイもん
かさい: でかかったからね。あのドア。 関西だと、HEPナビオの正面入り口に
    ある回転ドア(今もあるんかな?)が同じくらい? もっとでかかっ
    た?
まきお: HEPや、ヒルトンのが、ひとまわり小さかったと思う~。 で、コワイ
    と思うと同時に、回転ドアって入ってみたくなるのよ
かさい: 怖い物みたさ、ですか
まきお: いやいや、純粋に楽しそうでしょう、回転ドアって
かさい: 僕はちょっと閉所恐怖の気があるのか、あまり楽しそうには見えない
    んだが、一般的にはそうなのかもしれないな
まきお: あ、それと、あのドア、ドア部分が透明でしょう? あれはいかんね
かさい: ドア部分というのは、固定したら普通の自動ドア(両開き)になると
    いう、中央部分のこと?
まきお: あ、あれってそういう仕組みなの?
かさい: そうらしいよ。回転ドアでさばき切れない人数の出入りのために設け
    られたんだったっけかな
まきお: それでY字型になってるわけか
かさい: そのせいで、回転するドア部分をアンロックして、安全を確保する仕
    組みを導入できなかったそうだ
まきお: うあああ、そりゃあもう、絶対ゆるせない。お話にもならんな。ぼく
    がゆーてるのは、Y字のVの円弧部分ね、迫ってくる円弧の部分
かさい: で、そこが透明だとまずいというのは?
まきお: そうじゃなくても円状に移動してくるものって距離感とかはかりにく
    いのに、さらに透明じゃ。透明なものが迫ってくるんだよ
かさい: あーなるほど。だけど透明じゃない回転ドアって、僕は見たことない
    なー
まきお: ドアの部分は透明じゃないとコワイけど、円弧の部分ね。あの部分を
    不透明にしたら、恐ろしくて誰も通らないと思う。壁が迫ってくるわ
    けだから
かさい: ニュースから得た情報だけですが、とにかく、あそこのドアは「たく
    さんの人の出入りをさばく」ことを最優先してたふしがあるのね。回
    転のスピードが通常より速かったこともそうだし、さっき言った中央
    のドア部分のこともそうでしょう
まきお: そうかぁ。どこかで歯止めがきかなかったのかなぁ、設計時点で
かさい: そもそも、大人数をさばくのが第一義なら、回転ドアにしたこと自体
    がゴールに合致してないことになっちゃうんだけどね
まきお: いや、風除室つくるなら、回転ドアの方が効率はいいのよね。 で、
    さっきの話に戻るのだけど、絵描きだろうが、Webデザイナーだろう
    がね、そういう事故を間接的にというか、事故が起こりうる状況を作
    る手助けをしてしまうことがあるのがこわいと。もちろん広告宣伝企
    画をする時点で、当然安全な場所である、という前提ではじまるわけ
    で、予想しようはないんだけれど。ちょっと夢見が悪いなぁと
かさい: そうだね。事故だけじゃなくて、いろんなシチュエーションで、人の
    健康や命に関わるようなこともないとは言い切れないし、悲しいかな
    「アカンのんちゃうん? これ」と思ったときには手を抜けない状態
    ということもありうるしねぇ
まきお: 手を抜く、ではなく、手を引く、ね(^_^;)
かさい: あう(^^;) つか、足を抜けない、だね(^^;)
まきお: うーん、しかし、ほんまにアカンと思ったら、内部告発でもなんでも
    してもらわんと
かさい: うーん、難しいだろうけどね
まきお: 難しいかね?
かさい: うん、難しそうだなあ… まあ僕がその立場になったら、という尺度
    で言ってますが
まきお: 以前、話題にしたけど、たとえばゲームの制作に参加していてだね、
    残酷な表現や、犯罪を誘発する可能性のある表現を求められたら、お
    いらはおりる
かさい: ああ、なんかやったね
まきお: あ、いきなりではなくて、否定して、通らなければ、だけどね
かさい: 降りる、までならできるけど、「告発」だと、少なくとも今の職は捨
    てるつもりにならんと出来ないなあ
まきお: まぁ、もちろん、そこまで予測できるなら、はじめから犯罪行為に荷
    担であるんだけどね
かさい: 予測できなかったのかな? この回転ドアの場合は
まきお: 宣伝広告の現場で予測できたとは思えないよ
かさい: あ、その立場では無理だね
まきお: もちろん、その立場で、ですよー。もし設計の立場で、予測できたな
    ら、そりゃあ内部告発すべきです。一生後悔するの、いやだもん
かさい: いやだな。。。最近、よく思うんですが、人に厳しく、自分に甘いと
    いうのが本質なのかなーと。日本人。 嫌ですけど
まきお: イラクの人質事件とか?
かさい: 年金とかね
まきお: 年金の場合は、ありゃあ、あそこまで未納者がいたってことは、シス
    テムが悪い以外のなにものでもないと思うが(笑)
かさい: うん、そうなんだけどね。もっと身近なことでも、あるでしょう
まきお: 人に厳しく、なのかなぁ
かさい: 自分がタバコポイ捨てする人だって、逆に自分の家の前にタバコ捨て
    られたら怒るんじゃないかな
まきお: あー、あるねぇ。でも、それは人に厳しく、というよりも、自分は別
    と思っている人が多いんかもしんないねぇ
かさい: あぁ、そうかもしれない<自分は別 僕だってそう云うとこはあるわ
    けで、すべからく、いろんなことがそういうことから発してるような
    気がしてねえ
まきお: 日本人だけじゃないよね。おそらくアメリカ人の方が強烈?
かさい: かも知れない。 たとえばクルマ買うときに「事故を起こすだろう」
    と思って買う人は居ないわけで
まきお: うそぉ(^_^;)おいら、思うよ。思うから、保険に入るんと違うの?
かさい: あ、可能性は当然わかってるよね。保険はそのために入るんだもんね
まきお: あ、自分だけは大丈夫ってやつね
かさい: そそ。用心のために保険には入るけど、まさか自分が事故るとはおも
    ってない
まきお: おいら、思うけどなぁ(^_^;)
かさい: そう思うんなら、買わないほうがいいとおもうが(^^;)
まきお: 思わなかった瞬間に、事故ったり、切符きられたりするんだけどね
    (^_^;)
かさい: 結局そこじゃない?
まきお: ああ、設計したりするときも、あぶないかもと思っても、まぁ、大丈
    夫かな、と思っちゃうってことね
かさい: そう。 ヒルズのドアも、「まあ大丈夫だろう」だったんじゃない?
まきお: だと思う。思うけど、建築設計って国家資格なんだしねぇ、ましてや
    ドアメーカーは、そう思うってのはちと許せないなぁ
かさい: でね、僕が言いたいのは「程度の差」じゃないのよ。 ヒルズのドア
    も、交通事故も、タバコのポイ捨ても、根っこが同じだとしたら、こ
    れは怖いなあと
まきお: あ、同じですね、たしかに。明らかにね
かさい: こんな大事件になったから、で「許せん」じゃなくてね、自分の中に
    ある、その根っこのことも考えないとなあ、と思うわけです
まきお: あ、ぼくがゆーてるのは、そういう意味での許せん、ですよ。人間は
    間違えるもの、事故は起きるモノ、という前提で考えなかったことが
    許せない、と
かさい: うん、そうだね
まきお: インターフェイス論なんだけども、間違えないように、注意書きを書
    いておこう、というのが多いじゃないですか
かさい: ああ、ありますね。書いてないよりはましだけど
まきお: 書いておけばいいだろう、読まないのが悪い、ってのが日本の文化ね
かさい: そうね。ぜんぜん書かなかった昔よりはいいんだろうけど、それが免
    罪符になるようでは、設計してる意味がない
まきお: それが正しいなら、日本にはデザイナーはいらないわけで。一般の人
    はね、書いていればいいじゃん、という人ばかりなんですよ。自己責
    任の国だからさぁ
かさい: 自己責任ねえ…(^^;) 書く側の人でしょう?<いいじゃん
まきお: いやいや、自己責任ってのは「読まなかったのが悪い」って理屈が通
    る国ってことね
かさい: でも、そういいながらも、注意書きを読んで守る人が少ないし、そも
    そも読まない人、読む気のない人もたくさん居るんだけどなぁ
まきお: そうそう、だからね、グラフィックのデザイナーは、「それじゃあダ
    メだ」って言わないといけないんじゃないかと。「体裁良く、かっこ
    よくする」のがデザイナーの仕事じゃなくて、安全性を高めたり、情
    報を正しく伝える、経済的効果のある仕事がデザインなんだよ、と。
    目先の、何人人がさばける、という経済性ではなくて、ちゃんと全体
    を見通した、経済性ね
かさい: そう、いつも言ってるつもりですが、なかなかね。。。
まきお: そこで弱気になったらアカンがな(^_^;)
かさい: わりい(^^;)
まきお: そこで弱気になるから、不景気になると、広告やデザイン関係っての
    はリストラの対象になるんじゃ(^_^;)
かさい: 立て!ニッポンのデザイナー! 我々の仕事がいかに大切なものか、
    わからせてやるのだー!
まきお: そうそう、いやホンマに、胸を張ってそう言えるようにならんと
かさい: ヤルッツェ・ブラッキンッ!!
まきお: それは違う(笑)

【笠居 トシヒロ/WEB&グラフィックデザイナー】
いろいろ売りとばして、いろいろ買う。連休、遊びに行かなくても散財する額
は似たようなものかも。
< http://www.mad-c.com/ > < mailto:kasai@mad-c.com >

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
エンキ・ビラルのゴッド・ディーバを見てきました。めちゃくちゃよかったぞ!
http://www.herald.co.jp/official/immortal/index.shtml
< http://www.makion.net/ > < mailto:makio@makion.net >

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト<特別篇>
「ビジネスショウ TOKYO 2004」に行ったのだが……

茂田カツノリ
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数あるビジネス関連の展示会の中でも、特に盛大で、歴史も長く、しかも文房
具など幅広い展示がなされる「ビジネスショウ」。僕は、初日である5月11日
(火)に行ってきた。関係者の方にはたいへん申し訳ない言い方になるが、あ
まりのショボさにとっても驚いてしまった。

間違えて「ベンチャービジネスショウ」とか「隙間ビジネスショウ」とかに来
てしまったかと思ったほどだ。公式Webサイトによると、2001年の出展社数は
494社、それが2003年に突然284社に減り、今年は270社だそうだ。しかも多く
の会社がごく小さなブースなので、実際は数字以上に、ホントに寒々しい印象
しかない。

その代わり、独自のサービスを持つネット系ベンチャーがいくつか出展してい
て、すいてるからゆっくりお話しが聞けて面白くはあった。

しかし2002年から2003年の出展社数の落ち込みは、何かあったのだろうか。ま
あ確かに、大きなブースにおネエちゃん並べて派手派手にやったところで、た
ぶん効果はないだろうし、景気も悪いし市場も熟成してるから、出展を取りや
める企業が多いのはわかる。それにしても、ねえ。

かねてから「大規模な展示会の効果に疑問を持った大手企業が、プライベート
ショーに移行しつつある」みたいな話はずっと聞いてはいたが、ビジネスショ
ウはもうちょっと違った感じの、中堅企業が名前を売る機会として存在してい
たと思う。だから、このままではちょっとマズいのではと僕は感じた。

業者どうしのトレードショーか、あるいは一般向けのお祭りのどちらかに特化
すればいいと思うのだが、どうなんだろうか。

開催は5月14日(金)まで。会社抜け出して直帰する口実にはもってこいかも
しれない。お隣で「日本ホビーショー」もやってるし。恋人と待ち合わせて観
覧車にでも乗ってください。

・ビジネスショウ TOKYO 2004 公式Webサイト
http://bs.noma.or.jp/2004/composition/

・日本ホビーショー
http://www.hobby-or.jp/hobbyshow/hobbyshow_main.asp
5月13日(木)~15日(土)に開催される、日本最大のクラフトフェア。入場
料は1000円だが、上記ページに割引券がある。編み物や手作りアクセサリーな
どがお好きな方には、かなり楽しそうである。

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webプロデューサー/テクニカルライター、あるいはGWに突然の歯痛で休日診
療に駆け込む、ただの凡人。いや~死ぬかと思った。
[有限会社アモニータ]
http://www.amonita.com/

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■イベント案内
第17回イメディオサロン
フル3DCGアニメ「アップルシード」メーキングの裏舞台を探る
< http://www.imedio.or.jp/event/salon.html >
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日時:5月20日(木)15:30~18:00(受付開始15:00)
第1部<講演会>15:30~16:45
第2部<交流会>17:00~18:00
会場:大阪産業創造館 4F イベントホール(最寄駅:堺筋本町)
費用:2,000円 交流会飲食費込み(^^)
主催・問い合わせ:(財)大阪市都市型産業振興センター ソフト産業プラザ
イメディオ(担当:鈴木)TEL.06-6615-1000
内容:今回の特別ゲストは、全米公開が決定となった「アップルシード」制作
トップの植木英則氏。植木氏の持論は「常に世界を意識した活動を」というこ
とで、この作品は試作を見たステーブンスピルバーグ率いるドリームワークス
が即、全米公開を決定。その制作過程のメイキング映像や、裏話を聞きながら、
今後世界に羽ばたく日本のコンテンツ産業について考えていきましょう。
・ブロードバンドコンテンツマーケットサイトBroadstarにて、植木氏のスペ
シャルインタビュー掲載中。
< http://www.broadstar.jp/ >

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■展覧会案内
琳派彩還(りんぱさいげん)植田環ピエゾグラフ展
日本画のUTAGE≪宴≫2004 in TOKYO
< http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040312.htm >
───────────────────────────────────
会期:5月14日(金)~5月26日(水)11:00~19:00 最終日15時
会場:アクシスギャラリー・アネックス(東京都港区六本木5-17-1 B1F TEL.
03-5575-8656)
内容:セイコーエプソンの主催。植田環氏は、日本画の中で最も純粋かつ高度
にその特色である装飾性を表現した「琳派」の再現(彩還)に取り組んでいる
が、今回の展示会では、同社ピエゾグラフラボラトリーと植田氏とのおよそ一
年にわたる研究の成果である、最新プリント技法「ピエゾグラフ」と、伝統の
日本画技法である金・銀箔加工とのコラボレーションである「ミックスメディ
ア法」により、原画に限りなく近いピエゾグラフ作品を鑑賞できる。

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■編集後記(5/12)
・「大阪芸術大学・河南文藝漫画篇」4号を読む。日本初、大学が創る漫画誌
という点はリッパだが、商業漫画誌としてはイマイチというかトンデモという
か。小池一夫先生の責任編集で、企画編集は蒼英社、発売は小池書院。定価
500円。今どき珍しいくらいヘボい表紙デザインを見て買う気はなかったが、
なんかのネタになるだろうと思ってダメモトで買ったのが前号(書店ではパッ
クされていて中身が見えないわけで)。正直言ってまことに退屈な漫画誌だっ
た。で、4号、一挙50ページほど少なくなって値段は変わらず。内容はガクン
と落ちた。新人漫画賞小池賞の対象作品とやらのどうしょうもなさには、読ん
でいてつらかった。眉村卓の原作を得ながらのへたくそなマンガにも腹が立つ。
わずかに、柴崎友香・田雑芳一の「いつか、僕らの途中で」という実験的な作
品のこれからに期待できるかなと思った程度だ。全編(プロ作家も含んで)素
人っぽいつくりのこの漫画誌に未来はあるのだろうか。      (柴田)

・ウィルスにスパイウェア駆除。マックだとあまりこれらの事項を意識しない。
母親の古いVAIOちゃんにエラーが出るとのことで、Windows Updateをかけた。
古いウィルスチェッカーを使っていたことに気づき、弟のすすめで「AVG Anti
Virus Free Edition」をインストールしてチェック。問題なし。次にスパイウ
ェア駆除「Ad-aware」を使うと、出てくる出てくる、マイクロソフトのアプリ
ケーションデータ内にまでいる。まぁクッキーも表示されるんだけど。メモリ
に潜んでいるものがあるらしく、セーフモードでもチェックする必要があるら
しい。気になる方は一度チェックしてみてくださいまし。  (hammer.mule)
http://park8.wakwak.com/%7Eukkie/security/  参考にしたページ
http://higaitaisaku.web.infoseek.co.jp/trouble.html  典型的なPCトラブル

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発行   デジタルクリエイターズ < http://www.dgcr.com/ >

編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >
リニューアル  8月サンタ < mailto:santa8@mac.com >
アシスト    鴨田麻衣子< mailto:mairry@mac.com >

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