[1632] 「死んだ葉」と「重要でない人々」

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1632    2004/11/05.Fri.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18295部
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  <今の僕はあのトラック運転手の気持ちが手に取るようにわかる>

■映画と夜と音楽と…(234)
 「死んだ葉」と「重要でない人々」
 十河 進

■金曜ノラネコ便 
 テキストだけの作品展
 須貝 弦

■デジクリトーク
 所幸則インタビュー(4)
 写真と文字

■展覧会・イベント案内
 「関西文化の日」~美術館、博物館の入場が無料になる日



■映画と夜と音楽と…(234)
「死んだ葉」と「重要でない人々」

十河 進
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●「枯葉」を作曲した音楽家

「枯葉」は英語で「Autumn Leaves in the window」と歌われるけれど、フラ
ンス語で枯葉のことは「Les feuilles mortes」と言われる。直訳すると「死
んだ葉」という意味だ。確かにそれは死んだ葉っぱなのだけど、日本語のよう
に「枯れた葉」とか「落ち葉」とか英語の「秋の葉」の方が情緒的ではある。

フランス人はけっこう即物的かつ現実的なのかもしれない、と思う。イメージ
としてはパリには秋が似合い、マロニエの並木道を歩くパリジャン、パリジェ
ンヌたちはロマンチックではある。しかし、聞くところによると、パリで自動
車を運転できたらどんなところも怖くないという。かなり物騒なモータリーゼ
ーション事情であるらしい。

「枯葉」はジョセフ・コスマの曲にジャック・プレヴェールが歌詞をつけ「夜
の門」という映画の中で歌われ有名になった。歌ったのは若きイブ・モンタン
であるらしい。ジュリエット・グレコが歌ったという説もあるが、僕は見てい
ないので確認できない。1946年の映画だ。

「枯葉」はジャズ・プレイヤーも多く演奏しているが、名演奏と言われるのは
キャノンボール・アダレイのリーダーアルバム「サムシング・エルス」のもの
だ。実質的なリーダーはマイルス・デイビスと言われる。10分もある演奏だが、
マイルスのかすれたミュートが奏でるメロディが素晴らしい。

僕もアルト・サックスを独学で練習し始めてから「枯葉」を吹こうと努力した。
「ラシドファ~、ソラシミ~、ファソラレ~、シレドラ~」と実に単純な音符
なのだけれど、情感あふれるメロディである。吹いているだけで、ちよっと胸
迫るものがある。

今では知る人も少ないかもしれないが、「枯葉」はアメリカン・ヒット・チャ
ートで一位になったことがある。ビルボード誌の1955年10月29日号でトップに
なり、4週間それを維持した。

演奏したのはピアニストのロジャー・ウィリアムスだ。インスツゥルメンタル
の曲がトップになったのは珍しいが、後にはパーシー・フェイス楽団の「夏の
日の恋」やヘンリー・マンシーニ楽団の「ロミオとジュリエット」のテーマな
ど何曲かある。

子供の頃、NHKで放映していた「アンディ・ウィリアムズ・ショー」にゲスト
で出てきたロジャー・ウィリアムスが「枯葉」を弾くのを聴いたことがある。
その演奏を聴きながら、やはり曲の素晴らしさが一般にアピールしたのだと思
った。単純な曲だけど、味わい深い。

ジョセフ・コスマは「枯葉」一曲で名を残すことになったが、様々な音楽を作
曲した音楽家である。ハンガリーに生まれ、ナチス・ドイツが台頭する以前の
ベルリンでオペラを学び、多くのフランス映画に名曲をつけた。「大いなる幻
影」「天井桟敷の人々」も彼の仕事である。

●ジョセフ・コスマのもうひとつの音楽

ジョセフ・コスマの音楽というと、僕はもうひとつの映画を思い出す。いかに
もフランス映画らしいしみじみとした余韻を残す映画だ。ジョセフ・コスマの
音楽は切なくて辛いメロディで映画をより印象深くした。悲劇性を盛り上げた。
そう、僕は今も想い出す、あの辛い場面を、そのメロディと共に…

男は五十を過ぎ、娘ほど歳の違う若い女と恋をする。いや、それは恋というよ
り侘びしい男女が自然と寄り添うような関係だった。男は家庭を棄て、自分の
子を堕し体の弱った女をトラックの運転席の後ろにある簡易ベッドに乗せ、あ
てのないまま夜の道を疾走する。ゆくてには濃い霧がたちこめている。

ヘッドライトが真っ暗な道を切り裂くように照らし出す。だが、それはほんの
目の前の道だけだ。ライトが届かない道は暗い闇に溶け込み、ふたりのゆくて
を絶望的に象徴する。女の呼吸が荒くなる。男の名を呼ぶ。ジョセフ・コスマ
の作った曲が彼らの心情を代弁するように流れる。恋人たちの内面を表現する
ような音楽だ。

1955年に制作され、1956年(昭和31年)に日本で公開された「ヘッドライト」
を僕はいくつの時に見たのだろう。十代だったか、二十代だったか、いずれに
しろその時の僕が五十男の心情が理解できたとは思わない。だが、メランコリ
ックで深く染み込むような音楽が、愛する女が死んでゆくのを何もできず見守
るしかない男のやるせなさを僕に伝えた。

あれから何十年もの時が流れ、今の僕はジャン・ギャバンが演じたしがないト
ラック運転手の気持ちが手に取るようにわかる。何十年も家族のために辛い仕
事に励んできて、人生に何の希望も持てなくなった男。長距離輸送の仕事を終
え疲れ切って帰っても妻は何のいたわりも見せず、生意気盛りの娘は浮ついた
生き方をし、意見をする父親を無視する。

彼は走行記録によって会社に管理され、たった二時間ドライブインで仮眠をと
ったことさえ叱責される。「俺たちは路線を選べないからな」という彼の言葉
は、自らの人生を象徴するようだ。彼の人生は「通り過ぎるだけ」だった。だ
が、そんな五十男につかの間の安らぎが訪れる。

仮眠に寄るドライブインで男は初めてクロことクロチルド(フランソワーズ・
アルヌール)という若い女と出逢う。ドライブインで働いていたクロは故郷に
帰ることになり、男のトラックに便乗する。だが、故郷の母親は若い男と暮ら
しており、娘の帰郷を露骨に迷惑がる。行き場のなくなったクロは再びドライ
ブインで働くために男の元に現れる。

それぞれの人生に痛めつけられ傷ついたふたりは、魂を寄せ合うように身を重
ねる。絶望と孤独の中で生きていたクロに小さな希望の光が灯る。週に一度、
男が現れるのを待つというささやかな希望だ。だが、男と会えるのはほんの少
しの時間だけだった。

──いつだって5分だわ。80年かかって合わせてやっと2、3日分…

クロの口からは、そんな恨み言も出る。男は家族を抱え、クロへの想いを抱え、
袋小路に迷い込んだ気分かもしれない。そんなイライラからか、職場でトラブ
ルを起こして辞めてしまう。クロのいるドライブインにもいけなくなる。クロ
は男に会うためにパリに出る。だが、それが悲劇へのスタートだった。

●フランス人の言語感覚

「ヘッドライト」は邦題である。昔の映画会社はうまい題をつけるけれど、確
かにこの映画を見ていると「ヘッドライト」がしっくりくる。長距離トラック
のヘッドライトが照らし出す道は人が生きていく運命のようなものを感じさせ
る。霧の中で迷い、愛する女を喪ってしまう男は何の希望もないまま、その道
を走り続けなければならない。

そういう意味では、三十年後に仲代達矢と藤谷美和子の主演でリメイクされた
映画のタイトルが「道」だったのは象徴的である。深く深く愛した女が死んで
も、生き残った者は生き続けなければならない。絶望しても、孤独感にさいな
まれても、悲しみに浸っても、生きている限り前へ進まなければならない。道
は常に自分の前にある。

「ヘッドライト」の原題は「Des Gens sans Importance」という。直訳すると
「重要でない人々」である。「とるに足らない人々」「名もない人々」「市井
の人々」あるいは「普通の人々」とでも訳すのだろうか。原作はセルジュ・グ
ルッサールのベストセラーで「しがない人々」と訳される。

何にしろ、そのタイトルは僕にはしっくりこない。「社会の片隅でひっそりと
生きる薄幸の男女…」そんなキャッチコピーが頭に浮かんでくるが、だからと
いって彼らが「しがない人々」などであるはずがない。彼らの人生は僕や大勢
の人々と同じく普遍的なのだ。人が生きることの意味がそこには存在している。

だからこそ「ヘッドライト」は多くの人にとって忘れられない映画になり、公
開時にはまだ幼稚園にもいっていなかった僕のような世代にも影響を与えた。
そして、クロを演じたフランソワーズ・アルヌールは、ある世代の永遠のヒロ
インとして人気を喪わない。

週刊文春が行った「大アンケートによる女優ベスト150」は1990年に文庫本と
してまとまったが、洋画の女優ベストワンに輝いたのは2位のオードリー・ヘ
ップバーンに大差をつけたフランソワーズ・アルヌールだった。阿刀田高や田
原総一郎などが、アルヌール絶賛の熱烈なメッセージを寄せている。

それは、青春時代に見た映画のヒロインに対する思い入れというだけではない
熱意である。彼らは「ヘッドライト」によって、人生の苦さや悲しみを知った
に違いない。

とるに足らない人々を描いた映画は、だからこそ永遠の輝きを得たのだ。そし
て、とっくに70歳を超えたであろうアルヌールも永遠の輝きを喪わない。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
先週、久しぶりに部屋の模様替えをしたらいきなりの地震で、慌てて棚を抑え
た。スピーカーが落ちてきたらちょっと怖い。明日(10/31)は永吉さんの東
京・麻生十番での作品展のオープニングパーティに顔を出す予定。

デジクリ掲載の旧作が毎週金曜日に更新されています
http://www.118mitakai.com/2iiwa/2sam007.html

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■金曜ノラネコ便 
テキストだけの作品展

須貝 弦
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私の仕事はライターです。編集の仕事もしていますが、最近は自分のことを
「編集者」と言わなくなりました。明確な理由はなくて気分の問題なのですが、
とにかくテキストを生産することでご飯を食べているわけです。

テキストを生産しているといっても、あくまでも「ライター」です。何かの専
門家というわけではないし、作家でもありません。ジャーナリストともほど遠
いところにいます。昨年だったか自転車雑誌で「新進気鋭のジャーナリスト」
と書かれてしまい、見本誌を手にして吐き気がしたくらいですから。

ところで最近、自分の名前が出ない仕事が多いのです。企業のプロモーション
絡みの仕事が多いので、名前が出ないのは当然ですが、他人から見たときに私
の仕事だと理解してもらえないのは、少し寂しい感じもします。

私の場合、むしろ若いときのほうが記名原稿の仕事が多くて、キャリアを重ね
るにしたがって名前が出てこなくなっています。また、かつて記名原稿で仕事
をしていたWeb媒体もごっそりなくなってしまったりといった具合です。そし
て年々、黒子的な仕事が増えています。そんな近頃において、私はときどき考
えます。「テキストの個展っていうのがあったら、誰も来なさそうで面白いの
ではないか」と。

昨年までデジクリの当コーナーをいっしょに担当していた堀本さんが、先月経
堂で行われたアートイベントに写真を出されているのを見て、「写真はいろい
ろなスペースに出すことができていいなぁ」と思いました。「cap」が作品展
をやったときも、エディトリアルデザインの作品展ってかっこいいなぁ、と。
capの作品展はどうしても都合がつかなくて、見に行けなかったのですが。

で、テキストだけの作品展っていうのも悪くないんじゃないかと思うわけです。
絵画の作品展で、各パートごとに説明のテキストがパネルにされていたりする
じゃないですか。そういう、文字で埋まったパネルがドドーンとそこらじゅう
にある……っていうのも、アリなんじゃないかと。

もしくは、パブリックアートのように道ばたやビルの壁面にテキストだらけの
パネルがたくさんあるとか。山手線に乗ったら、広告スペースが全部テキスト
だったとか。山手線は無理でも、都電荒川線ならどうか、とか。

そんなくだらないことを考えながら、日々仕事しています。

【すがい・げん】http://www.macforest.com/
眠い、眠い。とにかく眠い。mixiのデジクリコミュよろしくね。

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■デジクリトーク
所幸則インタビュー(4)
写真と文字
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──立体作品としての本。この意味をちょっと掘り下げて聞いてみたいのです
が。

●今回の作品集は写真のまわりで踊っている文字を追いながら、言葉と写真を
あわせてイメージを膨らませて楽しんでほしいなと思っています。もちろん、
デザインも含めてね。

──イタリア語と英語のタイトルとラテン語の格言と翻訳。そして写真。たと
えばどんなものがあるんでしょうか。

●タイトルcarnibal(カーニバル)っていうのがあります。アーティストの目
のアップで、目から植物が生えてるっていうちょっとグロテスクな作品、かな
り初期の頃ですが。これには格言、ラテン語「Acerrimus ex omnibus nostris
sensibus est sesus videndi.」翻訳「我々のあらゆる感覚のうち、見る感覚
がもっとも鋭し。」羽良多さんのデザインも見事です。瞳の真ん中に文字をい
れてくれました。

長い格言だけでなく、単語のようなものもあります。同じアーティストの写真
で同名タイトル「carnibal(カーニバル)」。唇に群がる蜂っていうインパク
との強い作品。格言、ラテン語「Elysium.」翻訳「極楽」。

ファニーなタイプの作品では、フォークをもって首をロープにひっかけてる。
タイトル、英「Death by hanging」伊「Morte impiccato」。格言、ラテン語
「acriora orexim excitant embammata.」翻訳「風味よき調理は食欲をそそる」
とか。

表紙の裏につかわれる僕の新作、ファンタジーの代表作。
タイトル、英「Michael fight with dark(闇と闘うミカエル)」伊「Michael
lotta con le tenebre」。格言、ラテン語「Lux,etsi per immunda transeat,
non inquinatur.」翻訳「光は、たとへ汚き者を通るも、穢れず」

著名人のポートレートにも、ひとつひとつ言葉を選んでいます。写真のイメー
ジとその人物にうみだされる作品やその才能への敬意もこめて、フランスの映
画監督(ポートレート)Patrice Leconte、格言、ラテン語「Oculi pictura
tenentur.,aure conti-bus.」翻訳「眼は絵によって耳は歌によって悦ばさる」

坂本龍一さんの手から生み出されるなにかを表現した作品。(ポートレート)
Ryuichi Sakamotoには、格言、ラテン語「ad sensum」翻訳「感覚(感情)に
よりて。意義によりて」おなじく音楽家細野晴臣さんを正面からとらえた作品。
僕から見た細野さんのイメージはユリ、そして静かなたたずまいとその存在感
を表現(ポートレート)Haruomi Hosono、格言、ラテン語「ipsi laetitia
voces ad sidera jactant intonsi montes;ipsaejam carmina rupes,ipsa
sonant arbusta.」翻訳「斬髪せられざる山獄自らよろこび星へと声を送り、
岩石自ら今や歌を、樹木さへ声を挙ぐ」

──面白いですね。これは作品からのメッセージというか、所さんからのメッ
セージもこめられているんでしょうか。

●作品にこめた思いにも関係していますが、これは厳密な作品解説のためでは
まったくなくて。ぼくも古典語、格言をえらびながら、作り手として作品のイ
メージとぴったりくりものもあれば、偶然だけど作品のあらたな一面を喚起す
るようなぴったりくる言葉もある。無意識につくってたんだけど、それはそれ
もありだなって妙に納得したり。

──美しいだけではなくて、皮肉や、教訓のようなのもありますね。

●なぜこの言葉が? って悩んでみるのもおもしろいでしょ。皮肉のような表
現は自作品に限られていますけどね。僕の作品はできあがったあとは、作品を
見る側のものであり、どう感じてもらっても自由なわけです。ただ、ぱらぱら
っと一度みただけでは見過ごしそうなところを言葉によってイメージしながら、
見つけてほしいなっていう。

──レイアウト自体もすごく自由ですよね。文字数もけっこう多いものもある
けど、ビジュアルとして写真といっしょにページに溶け込んでる。

●溶け込みすぎて、一体どれがタイトルでどれが格言かわかんないのもありま
すよ。

──だまし絵みたいで、かくれた文字をみつけだすのも面白い。思わず文字を
追いかけちゃうのかな。一枚一枚見る側を刺激してきますね。

●そういういうふうに、何度もみていろんな味わいかたができる本。文字と写
真から、いろいろイメージなふくらんでいく。それを立体作品としての本、新
しい形というふうにいっていいますが。楽しみ方も無限でしょ。(つづく)

名称:所幸則 作品集 天使に至る系譜 CHIAROSCURO
判型:A4正寸、オールカラー 280p
<http://www.tokoroyukinori.com/books/chiaroscuro.html>
(作品集の一部とお問い合わせ先が載っています)

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■展覧会・イベント案内
「関西文化の日」~美術館、博物館の入場が無料になる日
<http://www.kansai.gr.jp/kc/bunka/list.html>
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主催:関西広域連携協議会・関西元気文化圏推進協議会
http://www.kansai.gr.jp/kc/

京都府、大阪府などの関西2府7県の美術館、博物館等の171の文化施設におい
て、11月の一定期間、入場料(原則として常設展)を無料にして、美術作品や
資料に接する機会を提供します。個々の施設により期間が異なるので詳しくは
上記HPを御覧ください。

開催期間:11月20日(土)~21日(日)を中心に11月の土曜・日曜・祝日等に
実施(施設ごとに実施日程が異なる)
実施施設:関西2府7県の国公立民間の美術館、博物館等171施設
問い合せ:関西広域連携協議会 TEL.06-4803-5577



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■編集後記(11/5)
・「FRIDAY」の先週号に「衝撃! 首都圏壊滅M8巨大地震のXデー」という記
事があった。この雑誌による「地震予知理論」は以下のとおり。太陽黒点の減
少期に巨大地震が起きる。台風は地震危険地帯を避けて進む。地震前には異常
な形の雲が発生する。満月や新月の前後が巨大地震の危険日である。新潟・中
越地震はすべてあてはまったと、その4理論を検証している。台風は地震危険
地帯を避けて進む、なんて自然現象を生き物にたとえたような珍理論だと思っ
たが、台風21号も23号も、地図を見るとたしかに異常と言えば異常なコースで
今回の震源地を避けている。「地震のエネルギーと反発したからでしょう」な
んて言ってるのだが……。さらに理論は続く。海水の荷重が断層型地震の引き
金になる。巨大地震は冬に起こる。あれもこれも、いまが本当に首都圏壊滅M8
巨大地震の危険期間にあることを示すということだろうが、真実はわからない。
いずれにせよ、十分な備えが必要だという実感はある。少なくとも、10日間く
らいは援助がなくても生き延びるくらいの、人間としてあさましい姿を現さな
くて済む最低限度の蓄えは必要だ。なんて考えるとゆううつですね。(柴田)

・昨日の営業さん。はじめて来た時に家庭の話をし、子供さんの待ち受け画面
を見せてきたので、やられた~と思った。2年目の新人という話であったが、
なかなかどうして。これから他の薬箱よりひいきしてしまうな。「ドラッグス
トアで薬を買う時は、白衣を来ている人のレジに並んでくださいね。たとえば、
テレビで宣伝している風邪薬の中には、卵アレルギーの人が飲んではいけない
ものがあります。レジでアルバイトの人に、卵アレルギーですが飲んでもかま
わないでしょうか、と聞いたら、いいんじゃないんですか、と返事がきまして
ね。奥にいた薬剤師さんが慌てて駆け寄ってきました。薬剤師さんが気付かな
かったらと思うと怖いですね。」             (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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