[2145] スパムしかないと言っても過言ではない

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,400文字)


<この場合も「カッコンカッコン」だった>

■MKチャット対談
 スパムしかないと言っても過言ではない
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

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 ハードディスク昇天三連発
 吉井 宏

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 Web Designing 2007年3月号 毎日コミュニケーションズ刊


■MKチャット対談
スパムしかないと言っても過言ではない

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: まいどー、笠居です。すごい暖冬ですね。ぜんぜん寒くないですよ
まきお: まいど、まつむらです〜。滋賀も全然寒くないです〜。雪降ってないです
かさい: 温暖化だけじゃなくて、フェーン現象とか何とか重なったらしいちゅー話ですが、ちと異常すぎますなあ
まきお: とりあえずは過ごしやすいのでいいけど、あとあと心配や
かさい: ですなあ。ほんまワシラの子供の世代が大人になるときには、どうなっていることやら
まきお: 南国〜♪
かさい: 呑気もの〜〜(^_^;
まきお: まぁ、地球の歴史からみれば、この程度の気温の変化なんてどうということはない♪
かさい: 地球はそうかも知れんが、人間は困るだろう
まきお: いつも通り寒いのも、個人的には困る(^_^;)
かさい: 話にならんなぁ(^_^; しかし困るといえば、アレ未だに困るやろ、スパムメール
まきお: スパムは困る、困るぞ、困リング〜(←現在進行形)
かさい: (笑)いろいろ手は尽くしているがなー、完全にすっきりするのは難しいなあ
まきお: ほんまに。なんかスパムフィルタって、最初は賢くても、なんかある程度つかってると、急に漏れ出さない?
かさい: それあるよなあ。あと、学習させてもさせても同じようなのがフィルタすり抜けてくるとかな
まきお: すりぬけるのはいいんよ。問題は必要なメールがスパム処理されちゃうほう
かさい: どうやら、スパマーもフィルタにかからないような、あの手この手を次々考え出してるらしいんだけど、文中に関係ない言葉をどんどん入れていくとかいう手法があるらしいのな
まきお: ふむふむ
かさい: そうすっと、その関係ない言葉が入っていることで、最初はスパムフィルタをすり抜けると、その後、それをユーザがスパムとして学習させると、また別の新しい言葉を入れ込む。そのうち、その関係ない言葉のほうが、スパムの判断材料にされちゃって、必要なメールがフィルタにかかるようになるのではなかろうか?
まきお: うーむ、説得力あるのかないのかわからんが(^_^;)スパムの量が増えると、認識誤差が増えるのはたしかなんだろうねぇ。学校の仕事だと学生からメールが来るわけですよ。これがかなりの確率でスパム処理されちゃう
かさい: HTMLメールとか、携帯メールとかが多いのでは? SUBJのない
まきお: そそ、ほとんどSUBJのない携帯メール。
かさい: それもスパムで多いでしょ? 「Re:」だけのヤツとかさ
まきお: スパムは逆にけっこう、SUBJ入っている気がするんだけどね
かさい: オレの所にくる洋物のスパムは多いよ「Re:」だけのやつ。スパムで題名なしのが少ないのなら、題なしのヤツは救出するように、ルール作るとかは?
まきお: GMailだから....
かさい: あーそういうルール作れないっけ>Gmail
まきお: スパム処理されたメールの中から検索一覧することはできるけど、それを自動除外ってできたかなぁ。メアドのdocomoやegWebやらを除外すればいいんかな
かさい: まぁ、それが一番簡単かな>ケータイアドレス救出 PC宛にケータイアドレスからのスパムがくることは少ないだろうし
まきお: いやそれもけっこう多い(^_^;) アドレス詐称だろうけど
かさい: 多いんかい(^_^; 頻繁にケータイアドレスとやりとりしてるとそうなるんかなあ? ウチにはそんなに来ないっぽいけど>ケータイスパム
まきお: スパム箱検索してみたら、docomoめっちゃ多いぞ(^_^;)
かさい: ちょとまて、やってみる(笑)...やっぱりない。一通もなかった>docomoアドレス。0/803
まきお: うちは数百件(^_^;)
かさい: 人を選ぶんだな〜、スパムも(笑)
まきお: スパム業者さん〜、笠居さんち、docomo詐称が有効ですよ〜(笑)これで数日後には数百件だな(笑)
かさい: なんでやねん(^_^; それはそうと、もうGmailしか使ってないわけ?
まきお: いや、MacのMailも併用してる。それぞれでスパムフィルタかけておくと、抜け落ちに気が付きやすいので。GMailだけにしたいんだけどねぇ...そういえばガンダムにGアーマー、Gファイター、Gブルってのが出てきたが、あれはGメールとは関係ないのか....
かさい: ないわい(^_^; オレもちょっと前まではそうしてたんだが…じつは、オレのメインアドレスって、もうサーバにメールボックスないねん
まきお: メールボックスないって....差し押さえられたんか?
かさい: そんなもん差し押さえてどうすんねん(^_^; 転送専用に設定したんよ>メインアドレス。メインに来たメールは、全部Gmailに転送。そこから別アドレスに転送してる。この別アドレスは一切公開してない
まきお: うん、うちもそれに近いことやってます
かさい: 最初は、まつむらさんと同じように、どっちも一応受信して、フィルタかけてたんだけど、もうめんどうになってねえ。PCのメーラでスパム受けるのが
まきお: 面倒〜。だからうちもPCの方はわりと放置状態(^_^;)
かさい: Gmailでふるいにかけて、そこから転送されたメールを、さらにフィルタにかけるんだけど、元の10%以下になったね>PCで受信するスパム。とうぜんGmailの迷惑メールボックスにはたまっていくわけですが(笑)
まきお: それすると、必要なのにスパムに分類されるメールに気が付かないじゃない?
かさい: なので、3日か4日に1度はGmailの迷惑メールボックスをチェックしなきゃいけない。これが残った面倒なこと〜
まきお: 結局、いっしょや(^_^;) 3〜4日ためると、けっこう苦痛だ
かさい: だいたい600〜800通くらいになるよね。まぁ、ほとんど取りこぼしはないけどね、ウチの場合は
まきお: けっこう多いんだよなぁ、うちは。GMailの優秀なところはメール一覧で本文がちょっと見えるとこだよね。あれのおかげで、なんとか確認作業はできてるけど
かさい: Gmailからは返信してないの? その取りこぼす相手には
まきお: 場合による〜。それに相手ってあーた、私が担当している学生、300人くらいいるんよ(^_^;)
かさい: いちいち返信しないってことか。一度返信すると、自動的に連絡先リストにはいるでしょう? そうすっとスパム扱いされにくくなるっぽいよ
まきお: いや、返信したところで、1/300じゃん(^_^;)
かさい: まつむらせんせーはメールしても返事をくれない…と メモメモ…
まきお: してるって(^_^;)しても、減らないの〜
かさい: わははは
まきお: スパムもそうなんだけど、もひとつ困るのが携帯宛てにメールだすと相手の機種によって文字化けしちゃう
かさい: ほお? そうなんか
まきお: うん。同報メール出すと、読める人と読めない人がおるねん。もちろん、プレーンテキストだよ
かさい: 何でかね? 文字コード違うんか? いや、それやったらケータイ同士でも化けるはずやなあ
まきお: わからん。willcomでも、たまに文字化けで読めないPCメールがある
かさい: Unicodeに対応してないとか?
まきお: 京ポンはしてる。学生のは古い機種って可能性もあるんだけどねぇ…
かさい: そういえば、Vistaは新しい文字コード(JIS2004)を採用してるんでこれまでのOSだと Vistaで作った書類が文字化けする可能性があるらしいね
まきお: ヲイ(-''-;)この期におよんでまだコード増やすか〜!
かさい: Unicode使えよなぁ>MS まぁコード作ったのはMSじゃないけどさあ
まきお: JISってんだから、日本工業なんたらかああああっ!
かさい: まぁ化けるっても、ほとんどは旧字体・新字体・異字体の文字違いらしいけど。でも異字体セレクタあるんだから、Unicode使えよ、マジで。で、話を戻すけど、スパマーってあれで儲かんの? 儲かるからやるんやろうけど
まきお: 一万分の一でもひっかかれば、ってことなんやろねぇ
かさい: 引っかかるヤツがおるから、スパムは減らないということか
まきお: 低年齢層や高齢者の初心者はおもいっきり引っかかるんじゃないかな
かさい: 引っかかるんやなあ…巧妙なのも多いからなあ
まきお: 学生から来るメールなんかだと、一瞬スパムかと思うよ(^_^;)
かさい: オレも以前、義妹から来たメールをスパムと間違えて削除したことあるよ(笑)
まきお: もうここまできたら、なんか根本的にメールのシステムを変えるしかないんじゃないかね
かさい: それはだいぶ前から言われてますね
まきお: のろしとか、手旗とか
かさい: 退化しとるがな(^_^; ネックはSMTPらしいけどね。送信側の問題が多いって事だと思うんだけどね
まきお: 送信時にスパムをはねちゃう?
かさい: 簡単にアドレス詐称できたりするのも、SMTPの仕組みが甘いからでしょう。あのややこしいヘッダ情報とかも、ちゃんと仕組みを作り直して、何処の誰が送ったものか、ちゃんと判別できるようにすればスパムなんて簡単に防げるようになるんじゃない?
まきお: 簡単に、とはいかんかなぁ。郵便でDMの類が減らないのと同じで、技術だけの問題ではないからなぁ
かさい: でも今よりは随分マシでしょう。とはいえ、そのためにはSMTPに代わる標準的な仕組みを作らなきゃいけないし、それを標準化する、普及させるってのも、並大抵じゃないだろうなぁ
まきお: 地デジみたく、「20XX年からSMTPは使えなくなります」くらいのことやんないと....
かさい: そそ。そのためには、逆にユーザの99%くらいが「もうこんなんイヤや〜〜〜!!」っていうくらいスパムが増殖せんとアカンかもなあ
まきお: いやや〜(^_^;)もう充分増殖しとる(^_^;)
かさい: まだまだ(^_^;
まきお: まだ増えますか(^_^;)
かさい: 確実に増えるでしょう、このままでは(^_^;
まきお: 実際、スパムフィルタ使うようになってから、ものすごく増えた気がする。前は多かったけど、こんな一日100〜200ってことはなかった。
かさい: えーとですね、2001年には全体の8%だったスパムが、2004年には65%に、現在はネットを流通しているメールの80%以上がスパムだそうです(^_^; 100%になる日も近いですね(w
まきお: いやん(^_^;)すげー実感ある(^_^;)
かさい: この分だと、スパムの多さに音をあげると言うよりは、スパムのために現状のメールシステムが役に立たなくなる、ってほうが現実に近いね
まきお: だねぇ。メールちゅーか、トラフィック全体だもんね。新しい仕組みは進んでいるのかしら?
かさい: さぁ、そういう話はオレは聞いたことがないなあ
まきお: やっぱのろしか....
かさい: 糸電話とか
まきお: 実際、メッセンジャーとか、SNSが流行るのも、そのせいって一面があるよなー
かさい: あるねー。でも結局のところ、初めての人に送信するのが困難だから、ってことなんで、メールの代替にはならんのよなあ
まきお: ならんならん。しかも個人情報保護法なんてのができてしもーて、不便だわ、スパムは減らないわ。スパム減らないんだから、個人情報保護法なんか、やめてもーたらええねん
かさい: 法律は決まるの遅すぎやねん。スパムに罰則を科そうとしても、法整備より技術の進歩のほうが早いもんな
まきお: そういえば笠居さんはGMailのアドレス帳にアドレス全部入れてる?
かさい: 送信先のってこと? 全部っていうか、使うヤツはたいがい入ってると思うよ。一度送ると勝手に入るでしょう?
まきお: あ、いや、既存のメーラからインポートできるじゃないっすか
かさい: してないです。というか既存のメーラでもアドレス帳の整理は積極的にはしない人なの、オレ
まきお: そかぁ。ほら、学生のメアド名簿をね、転送すれば楽になるのはわかっているのだが、個人情報保護法的にも、Googleの信頼性的にも、躊躇するところなわけですよ
かさい: あー、そういうことね。
まきお: もう、いっそ、メアドはすべて公開、って法律にしてほしいぞ(^_^;)わしら公開してんだから不公平だ〜
かさい: 背番号制ですね(^_^; 生まれたときにメアド一個ずつ与えて、生涯変更不可能&新規取得不可にしたらええねんな(笑)
まきお: そこまでいかんでも(^_^;)名簿くらいねぇ。今や学生に名簿渡すのもダメだっちゅーんだから、どうなってんだか
かさい: そもそも個人情報保護なんて、スパムやフィッシングを含む犯罪行為から身を守るためにできたもんやねんから、誰が悪いことしてんのかすぐわかるように、背番号制導入したら不要になるはずや
まきお: それはどうかとも思うけどねー(^_^;)
かさい: ていうのが、まぁ理屈やねんけど、そう簡単にはいかんやろね(笑)やっぱ昔に戻らんとアカンかなー
まきお: もどれん、もどれん
かさい: いや、技術や制度より、人の心がな
まきお: わたしの心は昔の美しいままですよ♪
かさい: げげ(^_^;

【笠居 トシヒロ/WEBコンテンツクリエイター・デザイナー】
暖冬の中、北陸金沢に行ってきましたが、全然雪がなかったですー。でも、のどくろ(魚だよ)はメチャクチャ旨かった〜〜また行きたいです。
< http://www.mad-c.com/ > < mailto:kasai@mad-c.com >

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
最近お気に入りのWebサービスはケータイからもサクサク使えるシンプルなTODO「check*Pad」。やっぱシンプルなのが一番や〜。
< http://www.checkpad.jp/ >
< http://www.makion.net/ > < mailto:makio@makion.net >

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■グラフィック薄氷大魔王[88]
ハードディスク昇天三連発

吉井 宏
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僕はもともとハードディスク(HDD)の耐久性をあまり信用してない。不意にクラッシュしたり故障するものと思ってる。なので、バックアップもしつこく偏執狂的におこなう。ただ、無計画で思いつきなものだから、バックアップのバックアップに手を加えたりして、どれが最新の状態のデータなのかわからなくなったりすることもあるけど。ここ1〜2年でようやくSilverKeeper等を使って丸ごと(差分)バックアップする習慣がついてきた。

で、最近3週間の間に3台続けてHDDがイカレた。調子が悪いとかの前触れもなく、「カッコン、カッコン」という金属を叩くような音(HDDの磁気ヘッドが壊れ、データを読みに行って失敗する音らしい)がして、ボリュームが認識されなくなる。こうなると復旧はまず不可能らしい。

●その1「音楽データ専用HDD」

iPodに曲を補充しようと、音楽データ専用のハードディスクの電源を入れたら、あの恐怖の音「カッコン、カッコン」が……。

あああああ、やられたー。全部DVD-Rに焼こうと思って山ほどディスク買ってきたのに、やってなかったからこの有り様だ。しつこく何度も電源入れてたら一度だけ認識したけどフォルダの中は何も表示されず、フォルダごとコピーしようとしたらエラー。あとはもうどうやっても認識されず。ユーティリティも何も効かない。

CD二千枚からせっせと換したAACファイルと、ISDN時代を含めて数年かかってMP3.comからダウンロードした音楽、計110GBが、パー。まあ、CDから変換したものはまた変換しなおせばいい。例によってCD棚のどこまで変換したかわからなくなってたんで、また最初から変換しなおさなきゃな〜と思ってたところだからいいや。

ダウンロード購入した音楽は何万円分もないし、MP3.comはCDに焼いたものがたぶんあるので壊滅じゃないけど。でも、最近iTunesストアやTRESORからダウンロード購入したものの大半、それにここ2〜3年でツタヤから借りた数十枚分のCDを変換したものは、このHDDに入れてあった。と思ったら、11月にマシンを新調したときに丸ごと移動しておいたHDDのバックアップがあってなんとか無事。

ちょっと惜しいのは、大昔の短編アニメーションを集めたReFrederatorというビデオポッドキャスト。最新50本しかダウンロードできないので、それ以前のものは入手不可。と思ったら、本家サイトで全部ダウンロード可だった。と思ったら、これも別のHDDにバックアップがあった。いや、机の下はなんだかわからない外付けHDDの山なので。

復旧不可能なデータはほぼ無しだった。よかったー。バックアップ狂の面目躍如。っていうか、バックアップしたまま忘れてるのはモズの早贄か。

●その2「MacBookの内蔵HDD」

つい先日、知り合いから「MacのHDDが壊れたみたいだけどどうすればいいの?」と電話がかかってきたばかり。この場合も「カッコンカッコン」だった。やっぱHDDは壊れるもんだよな〜と思ったら、今度は自分のMacBookのHDDがイカレた。ちょっと席を離れて戻ってきてみるとフリーズしてた。パワーボタン長押しで再起動しようとしたら、起動しない。何度やってもダメ。システムを読みに行ってない感じ。耳をくっつけて聞いてみると、どうもハードディスクが回転してないようだ。電源をオンにした直後にあの「カッコンカッコン」が2〜3度聞こえてあとは何も音がしない。FireWireターゲットディスクモードもダメ。

テックツールプロCDでチェックすると、ドライブ以外は超健康。やはりHDD。幸い、MacBookは持ち出し専用で、ほとんどのデータは元からコピーしたもの。Mail.appのデータも MacBookproと共通だしメールサーバーにも残ってる。なのでデータの損失はほとんどなし。

翌朝、渋谷のアップルストアのGenius BarにWebから予約を入れておき、昼に行って見てもらい、HDD交換することに。2時間後、工場出荷状態に戻って一件落着。とりあえずその日のうちにBootCampのWindows XPも含めて復旧完了。ついでに内蔵HDDと同じ容量の80GBのポータブルHDDを買ってきた。これにバックアップするつもり。

システムやアプリも含めて新しく構築する作業はなかなか気持ちいいものなんだけど、やはりアクティベーションは面倒だなあ。

これ、実はなんと、Macを初めて修理に出したことになるんだよね〜。15年間20台のMacを使ってきて初めて。まあ、HDDの故障やクラッシュは当たり前のことで、普通は自分でHDDを買ってきて交換するから、ホントは故障に数えたくないんだけど、今回のMacBookは1年保証が残っていてHDD交換ならタダなので。

●その3「データ整理途中のHDD」

そんなふうにHDDのトラブルが続いたので、ふと「そういえばあの古い80GBのHDDの中身(数百枚のMOディスクからコピーして整理中だったデータ80GB分)を他のHDDに移しておかねばあぶないな〜」と思いつき、数年ぶりにMacにつないでみたら、すかさず「カッコンカッコン」。にゃははは〜。もう慣れっこ。

実は半年ほど前にも同じく古いHDDを「これ、何が入ってたっけ?」と接続したら「カッコンカッコン」ってのがあった。5年以上前のHDDはほぼダメなんじゃないかな。使用時間の長短に関わらず。

……というわけで、ハードディスクは確実に壊れます。今、あなたが使ってるマシンの内蔵HDDが5分後に動いてるかどうかは運次第。

しかし、HDD内部の磁気円盤のデータは無事なのにヘッドが機械的に壊れて読めなくなるのはクヤシイ。DVD-RやCD-Rなら機械は外だからマシだろう。メディアの寿命が10年と言われることもあるけど、とりあえずCD-RやDVD-Rが読めなくなった経験はない(MOはしばしばある)。とはいえ、CD-Rを使い始めて12年以上たったから、そろそろあぶないのかも。

昔のCD-Rを試しに入れてみた。ISO9660で焼いたものは日本語のファイル名が文字化け(点線だけとかになっちゃう)。拡張子をつける習慣がまだなかったので、何のデータなのかまったくわからない。当てずっぽうで拡張子をつけたら開くものもあるし、どうしてもわからないものもある。CDに焼いたからって安心できないぞ。昔、OS9以前の環境で大量にCD-Rを焼いた人は要注意。

【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com

3月末まで未曾有の大勝負状態に突入します。すみませんが、連載は少しの間お休みします。
HP < http://www.yoshii.com/ >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

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■イベント案内
デジタルコンテンツの著作権流通を考えるシンポジウム
< http://dis.ne.jp/projects/chizai/20070224.pdf >
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デジタルコンテンツの著作権流通が脚光を浴びつつあります。デジタルコンテンツビジネスは新たな収益機会を求め、一品制作の納入から著作権流通へと視野が広がってきつつあります。今回はコピーマートモデルを適用したデジタル著作権流通の仕組みによって、クリエイターがどのようなメリットが得られるのかをディスカッションし、新たなビジネスチャンスの可能性を探ります。(サイトより)

●コピーマートモデルはコンテンツ利用者とデジタルクリエイターをつなぐ新たなプラットフォームになるか?
日時:2月24日(土)14:00〜17:00
場所:神戸市産業振興センター10階レセプションルーム
参加費:無料
司会:永井道彰/弁理士 神戸みなと特許事務所長
特別ゲスト:北川善太郎/京都大学名誉教授
パネリスト:加藤治彦/(株)ソリッドエクスチェンジ代表取締役社長
パネリスト:戸田克己/関西デジタルコンテンツ事業協同組合代表理事、(株)ドアズ代表取締役
パネリスト:竹内一人/(有)スタジオ・ナチュレーザ代表取締役

●著作権少人数研修「あなたの疑問に徹底的に答えます」
日時:2月25日(日)14:00〜17:00
場所:神戸市産業振興センター9階 904会議室
参加費:無料
講師:永井道彰/弁理士 神戸みなと特許事務所長、他1名

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■マガジンガイド&プレゼント
Web Designing 2007年3月号 毎日コミュニケーションズ刊
< http://book.mycom.co.jp/wd/ >
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<編集部より>

こんにちは。「Web Designing」編集部の広島です。編集部に入ってもうすぐ一年、この一年は気持ちよく取材を受けてもらえるような気配りについて考えさせられましたし、カメラマンの行動の一歩先を読んでフォローするなど「注意力」の大切さを学びました。相手に好印象を与えるということはそういった細やかな気配りの積み重ねなのかもしれませんね。
さて、今月の「Web Designing」はユーザーを楽しませるための細やかな演出と気配りの行き届いたWebサイトについての特集です。

○特集1「エンターテインメントを細部に仕込む」

細部にまで行き渡るこだわりによって、Webサイトのクオリティに大きな違いが生まれることがあります。この特集では、そういった細部までこだわり抜かれた作品を紹介しつつ、こだわりの精神とは何かを紐解いていきます。

○特集2「フリーランス・起業というワークスタイル」

Webクリエイティブ業界では、会社組織から独立してフリーになった、あるいは自ら起業したなどという話を、しばしば耳にします。自分らしく働きたいと考える人が多い何よりの証拠でしょう。では、その実態は? 本特集ではすでに独立を果たしたクリエイターの声を集めました。さらには、独立に必要な情報も掲載します。迷っているあなたも、いつかは、と考えているあなたも。さあ、始めましょう!

さらに、今月から話題のWebサイトの裏側を探る「Website Front_In-Depth Report」が始まります! 制作者のインタビューからWebサイト成功の秘訣が見えてきました。そして、特別記事ではベクターグラフィックを描画・アニメーションさせることができる「canvas」タグについてなどWeb業界の動向について細かく追いかけていく「Web Designing 2月号」定価1,280円で発売中です。

●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は2月28日(水)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に3月上旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html >

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■編集後記(2/21)

・菅沼栄一郎「村が消えた 平成大合併とは何だったのか」(祥伝社新書)を読む。2005年11月の発行だから、その後にも新市町村は続々と誕生しているはずだ。寝っ転がって読んで二時間で平成大合併が分かる本、という狙いのようだが、まだ大合併のまっただ中、その当時に何が起きていたのか、分権の途中経過が記録されていて興味深かった。後藤田正晴、野中広務のインタビューも入っている。さすが朝日新聞政治部記者だ。住民自治とか、分権の潮流とか、深刻な問題提起もある。じつはざっと流し読みで、やっぱり合併にともなう大騒動とかヘンテコ市町名などの話が断然おもしろい。本の中に、新市町名をなんと読むかというクイズがあった。匝嵯市、千葉県の郡名からとったそうだ。東御市、長野県東部町と北御牧村の合併。朝来市、兵庫県の郡名から。曽於市、鹿児島県の郡名から。邑南町、鳥取県の郡名の一字から。小美玉市、茨城県の小川町・美野里町・玉里町の合併。和水町、鹿児島県の三加和町と菊水町の合併。いやはや、難解だ、全部読めなかった。解答は、そうさし、とうみし、あさごし、そおし、おおなんちょう、おみたまし、なごみちょう。読みにくくても郡名が由緒なら、地域の人は知っているわけで、住んでる人には悪いがみどり市、さくら市などどこにあるか想像もつかない市名に比べたらはるかにいい市町名だ。ところで、いつのまにか山梨県がすごいことなっていた。甲斐市、笛吹市、北杜市、甲州市、中央市、それぞれ県内のどのへんにあるのだかさっぱりわからん。観光政策上、まずいんじゃないか、といってもよけいなお世話。地名マニアにとっては面白いネタがごろごろの今日この頃。(柴田)

・仕事を前倒ししていたのだが、何かとトラブルがあり待機する。が、ようやく缶詰状態から抜け出せそうな感じ。トラブルがあった時だけ後記に書くのって、あんまり良くないらしいんだけど。CM映像の続きが見られるサイトを作ったが、TVで一度も遭遇できず。本当にやっているのか? オラ迷宮で騙されているのか? などと思うようになったら、ちゃんと寝た方がいいわね。今日はひさびさの休日よ。ゆっくりするわ。(hammer.mule)