[2172] 世界からの参入障壁は日本語

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,600文字)


<すでに世界のブログの33%は日本語>

■KNNエンパワーメントコラム
 日本語という世界からの参入障壁
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[123]Illustrator CS2編
 CSVデータで指定された座標点に番号と点を描く
 古籏一浩

■デジクリトーク
 職業としての編集や校正の滅び
 前田年昭

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■KNNエンパワーメントコラム
世界からの参入障壁は日本語

神田敏晶
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KNN神田です。

セカンドライフの世界人口は、2007年3月末で500万人を突破した。さらに、これから日本版が登場することによって、軽く100万人くらいが一気に参加しそうだ。それほど「日本語化」ということが日本人には重要視されている。

現在セカンドライフで起きていることの、ほとんどは英語でおこなわれているが、日本語という言語がセカンドライフに登場することによって、その生態系に異変が起きそうである。

すでに日本人居住区では日本語による会話がなされ、海外からも日本人居住区にわざわざ観光にやってくるという世界観が形成されているが、チャットの言葉は理解できないというシーンになりはじめている。日本語化されれば参加したいと考えている人たちが参加することによって、セカンドライフ内での日本語化は加速されるだろう。

しかし、それによって、セカンドライフ内で見えなくなったり、行かなくなったりする外国が増えることに最近は少し懸念している。

インターネットは、もしかすると、言語によって、ますます世界をローカル化していくのかもしれない。

すでに世界のブログの33%は日本語
< http://www.edelman.jp/img/ideas/gbg_j.pdf >
ということで、量的には圧倒的に他の言語を凌駕しているそうだ。ちなみに主流の英語でさえ39%、中国語でも10%だ。この数字が物語ることは、日本語のブログの量が圧倒的に多いということだろう。しかし、読めることのできる人数は最大でも1憶3000万人という母数は変わらない。ページビューのランキングから考えるとすごい量的なシェアとなる。日本語全体のページビューはきわめて低いからだ。

amazon参加の調査会社のAlexa.comのGlobal Top500とトラフィック調査では、
< http://www.alexa.com/site/ds/top_sites?ts_mode=global&lang=none >

1.htttp://www.yahoo.com(英語)
2.htttp://www.msn.com(英語)
3.htttp://www.google.com (英語)
4.htttp://www.youtube.com(英語)
5.htttp://www.myspace.com(英語)
6.htttp://www.live.com(英語)
7.http://www.baidu.com(中国語)
8.http://www.orkut.com(英語)
9.http://www.qq.com(中国語)
10.http://www.wikipedia.org(英語)
となっている。

日本語のサイトは、ようやく11位にyahoo.co.jp、33位にgoogle.co.jp、53位にmixi.jp、61位にFC2、75位にrakuten.co.jp、89位にlivedoor.comと100位までに、たったの6サイトしかエントリーされていない。ちなみに、中国語のサイトは、7位baidu.com、9位qq.com、12位sina.com、19位sofu.com、21位163. com、24位yahoo.com.cnと上位にランキングされている。

日本語サイトへの世界的なマス的トラフィックは少ないまでも、ユーザー参加型のサイトは非常に多く、しかも大量に存在している。まさにロングテールの果てしなく長いテールのようなパートに存在していることが想像できそうだ。

ユーザー参加型コンテンツである10位のWikipediaを軸にして言語を調べると、現在128か国語の言語によって運営されている。1位はいうまでもなく英語であるが、たったの30%しか占めていない。まさに英語という言語は、ロングテールのヘッドの部分そのものであり、たったの3割のシェアで世界を圧倒しているかのような印象を受ける。

日本語はかつては第3位の登録言語の多い言語であったが、現在は5位になっている。フランス語とポーランド語に抜かれてしまった。それでも、インターネット上における言語のシェアとしては極東にある「日本語」に影響力があることはまちがいない。

ただ、問題は、他の言語とくらべて翻訳しにくいという点である。その点では、アラビア語や中国語と変わらないところだろう。アルファベットを使うヨーロッパ圏での言語は、見た目も似ているだろうし、英語からの自動翻訳精度も比較的高く、なんとなくわかる言語に翻訳できる。

しかしながら、英語と日本語の自動翻訳はお世辞にも10数年前と何ら変わっていないようである。日本語の全く読めない国の人にとっては、自動翻訳でも漢字が並んでいるよりも、アルファベットになっただけでも、ユーザビリティー的には「敵対的」にはならないだろう。

これだけ多数の日本語がインターネットのパケットを流れているにもかかわらず、世界の人々から、自ら興味をもたれないことを選択してしまうのが残念なのである。

かつて、SNSの老舗であるOrkutが登場した時には、日本語化は大いに期待されていたが、greeやmixiの登場によってあっという間に日本人のOrkut熱は冷めてしまった。さらにOrkutが爆発的に普及したのはポルトガル語であり、英語とポルトガル語のSNSとして定着している。

英語以外の言語が普及した場合、その言語圏以外の国民の関心がなくなってしまうという怖さを秘めていると感じている。同じ言語で同じ文化でコミュニケーションをするのはとても便利である。しかし、せっかく、フラットな状況で世界がコミュニケーションできるツールを持ち得ているにもかかわらず、同じ民族言語だけによるコミュニケーションになってしまうのがボクは残念でならない。

世界の言語の3割を占めている日本語ブログを理解できる人は、世界には少なすぎる。反対に考えれば、日本語をうまく、世界(英語)に伝えることができる自動翻訳のサービスさえあれば、自分のブログを登録して世界向けにパブリックにしたいと思う人は少なくないだろう。

ビデオ投稿スタジオ BarTube < http://snbar.ameblo.jp/ >
毎週金曜日22:00MXテレビ「BlogTV」出演中 < http://trj.weblogs.jp/blogtv/ >
NetSurfin2.0 放送中!デジハリ大学放送部 < http://blog.dhpodcast.com/ >
神田敏晶著「Web2.0でビジネスが変わる」
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KandaNewsNetwork,Inc. < http://www.knn.com/ >
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
< http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550 >
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[123]Illustrator CS2編
CSVデータで指定された座標点に番号と点を描く

古籏一浩
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今回は、前回のサンプルの点の上に、自動的に番号を振るスクリプトです。使い方などは前回のものと同じです。開始番号を変更するには一番最初の行のcount = 1の値を変更してください。もし、1ずつ番号を増加させるのではなく2ずつとか10単位にしたい場合は

count = count + 1;

の1の値を変更してください。文字のサイズは2行目のfSizeで指定できます。
これはポイント単位になっています。9であれば9ポイントを示していることになります。表示される文字の位置を変更したい場合は

textObj.translate(5,2);

の値を変更してください。カッコ内の値は最初が横方向のずれ具合、次が縦方向のずれ具合になっています。この値の単位もポイントになります。


count = 1; // 最初の番号
fSize = 9; // 文字サイズ
docObj = app.activeDocument;
filename = File.openDialog("CSVファイルを指定してください");
if (filename)
{
fileObj = new File(filename);
flag = fileObj.open("r");
if (flag == true)
{
while (!fileObj.eof)
{
pointData = fileObj.readln();
data = pointData.split(",");
drawPoint(data[0], data[1]);
}
fileObj.close();
}else{
alert("CSVファイルが開けませんでした");
}
}

function setColor(r,g,b)
{
var tmpColor = new RGBColor();
tmpColor.red = r;
tmpColor.green = g;
tmpColor.blue = b;
return tmpColor;
}

function drawPoint(x, y)
{
var pObj = docObj.pathItems.ellipse(0,0,10,10);
pObj.filled = true; // 塗りあり
pObj.stroked = true; // 線あり
pObj.strokeWidth = 1; // 線幅1ポイント
pObj.fillColor = setColor(255,0,0); // 塗りの色を指定
pObj.strokeColor = setColor(0,0,0); // 線の色を指定
pObj.translate(x,y); // 指定座標に移動
textObj = docObj.textFrames.add();
textObj.contents = count;
for (var i=0; i< textObj.characters.length; i++)
{
textObj.characters[i].size = fSize;
}
textObj.paragraphs[0].paragraphAttributes.justification = Justification.CENTER;
count = count + 1;
textObj.translate(x,y);
textObj.translate(5,2);
}


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >
ハイビジョン映像素材のサーバーの送出量が先月は200TB超えてしまいました。結構送出できるものなんですね。
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

MacOS X Tigerのオートメーター当初は使えるかと思ったけど、ロクに使い物にならずにほったらかし。まず、処理速度に難があるのでリネームするのもいまいち。次のMacOS Xでも使い物になるのかどうか分からないし、期待してはいけないシロモノなのでしょうか。ネタで扱おうにも扱えない……

turbo LinuxからopenSUSEに乗り換えたら結構違うので難儀中。コマンドラインからやる方が楽になっているというのも何とも……
とりあえず、勉強がてらページ作成して覚えている最中です。

< http://www.openspc2.org/reibun/Linux/openSUSE/10.2/ >

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■デジクリトーク
職業としての編集や校正の滅び

前田年昭
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前田年昭さん(編集者・アジア主義研究)の、「竹内好セレクション I・II」(竹内好著、丸川哲史・鈴木将久編 2006年、日本経済評論社刊)についての書評「歴史をかきかえるということはどういうことか 竹内好没後三〇年・日中戦争七〇年に際して」(「東方」第314号掲載)の結びにこうある。

 いい本だが残念なこともある。日清戦争を日露戦争とし、故兆民先生追悼会
 を胡兆民先生追悼会とする誤字、「近代とは何か」での「敗北は、敗北とい
 う事実」の脱落など、誤脱は数十か所にのぼる。読者にはこのセレクション
 に従ってぜひとも図書館などで全集をひもといてほしい。なお、私がつくっ
 た正誤表を配布するので希望者は連絡をほしい。

そこで正誤表をとりよせてみると、すごいことになっていた。3月25日現在、なんと67か所におよぶ指摘があるではないか。その一部を紹介する(巻、ページ、行、内容とあるが、ここでは内容のみ。誤→正)。また、「解題」という意見の部分を、前田さんの了解を得て掲載する。

自動車や家庭電化製品に欠陥や不具合があれば、メーカーはそれを公表し、修理や交換を行う(リコール制度)。出版の世界ではどうか。版元にとれば数千部のうちの一冊かもしれぬが、消費者(読者)にとっては買い求めた一冊がすべてだ。以下は、本に重大で大量の誤植があるとき、出版社はこれを公開し、回収・交換すべき、また、出版においてもリコール制度という消費者(読者)の権利は守られるべき、というレポートだ。(柴田)

               ●

「竹内好セレクション I・II」第一刷(二〇〇六年十二月五日発行)正誤表
※部分

参照:< http://www.linelabo.com/takeuchi-seigohyou.pdf >
   <誤 → 正>
人を証すも → 人を誑すも
容体として在る → 客体として在る
反共産義者 → 反共主義者
論難功撃され → 論難攻撃され
一つの符合 → 一つの符牒
知識さえもが → 知識人さえもが
日本の近代主義 → 日本の近代社会
この国民にふれて → この問題にふれて
『南腔北調書』 → 『南腔北調集』
結論を設けて → 結構を設けて
憎む勘定が → 憎む感情が
主観的に → 主題的に
むしろ敗北という事実 → むしろ敗北は、敗北という事実
真実の概念でない → 真実の観念でない
暴力を固定的なものに → 暴力を固定的な質的なものに
日露戦争までの日本 → 日清戦争までの日本
閔氏一族が → 閔氏一派が
苦心の状態像に → 苦心の状想像に
真理追究の → 真理追求の

【解題】

近年の竹内好再評価の機運の盛り上がりは喜ばしい。しかし、そこに忍び込んだ神話化の企てには注意が必要である。なぜなら、神話化もまた思想の改竄、簒奪のひとつのやり口だからである。天より高く持ち上げる能書きで包んでおきながら、その裏で改竄し、歪曲する。欧米思想家たちの著作を日本に輸入してメシの種にしている翻訳文筆業者の手口がそうである。

どこかでだれかが暴君の臣民は暴君より狂暴だと指摘していたが、DTPとブログに象徴される一億総表現者の時代((c)『週刊ダイヤモンド』)の編集者の無責任で無力なドレイぶりもなかなかのものである。『竹内好セレクション』の出版企画はとてもよい(これについて私は『東方』二〇〇七年四月号に敬意を込めて書評を書いた)。しかし、この誤植の山はいったい何だ! これで“売り物”だというのだから開いた口がふさがらない。

各巻の目次裏に記された「本書は、『竹内好全集』(全一七巻、一九八〇〜八二年、筑摩書房刊行)を底本としたものである。明らかな誤植などは訂正を加え、それ以外の表記はすべて底本に従った」との文言が哀しい。さながら出版界における“あるある大事典”問題、耐震強度の偽装問題のようである(公共広告機構へ訴えようかしらん)。

誤字脱字一覧から何を知ることができるか。その基本的で特徴的な事実はどこにあるか。私の尊敬するある技術史家は「労働の生産性は労働者の巧妙さに依存するばかりでなく、彼の道具の完全さにも依存する」(*1)とし、「生産手段が労働過程において過去の労働の生産物としてのその性格を主張するとすれば、それは、その生産手段の欠陥のせいである。……優秀な生産物にあっては、過去の労働によっての、その生産物の使用上の諸属性の媒介が消えうせている」(*2)と指摘している。

文字入力は、活版から写植の時代にはプロフェッショナルの職人の仕事であった。DTPの時代には道具がある程度“解放”されたことによって大量の素人が参入した。野村保惠は『誤記ブリぞろぞろ 校正の常識・非常識』(日本エディタースクール出版部、二〇〇五年)でパソコン入力の誤植例(読みを誤った例、ローマ字入力のミス、変換ミス)、OCR(光学式文字読取装置)の誤植例を二十数年にわたって採取し、整理して、巻末三十一ページに載せている。

今回の誤植を検討すると、感情を勘定、追求を追究とするなどのごく少数を除くほとんどが、入力における漢字変換ミスやOCRの読み取り不良に起因するものではないことに特徴がある。近代主義(正しくは「近代社会」以下同)、南腔北調書(南腔北調集)、日露戦争(日清戦争)、などが典型である。それは入力におけるミスではあるが、「生産手段の欠陥」による変換ミスではない。写植の職人は採字にあたっては内容を読んではいけないと教えられた。日露戦争(日清戦争)というミスは思い込みによる先走った入力である。質と量から判断すると、入力者はかなりレベルが低く、専門の入力業者による入力ではないだろう。

編著者、編集者は、本文をほとんど読んでいなかったのではないか。引き合わせ校正も素読み校正もなされなかったのではないか(のだと推測できる)。仕事をなめているとしか思えない。こうして、編著者や編集者の仕事はそのまま印刷所に押し付けられた(のだと推測できる)。

DTPの普及によって執筆者の層が厚くなったことは好ましいことである。しかし、今回のように、校訂を経て公刊された全集(筑摩書房版)を底本にした出版の場合、元“原稿”の信頼性についての点検、原稿の整理という仕事は第一段階を終えたものと捉えてよい。しかも原稿は手書きでなく印刷文字である。結果、編集と校正の仕事の大部分は、底本との引き合わせと素読みという作業となる。ここで職業的校正者にその作業を発注せずに「コスト」を切り詰めようとした(のだと推測できる)。

コンピュータが発達しようとも、決定的な要素は人間である。モノが人を使うのではなく、人がモノを使うのである。誤った「コスト」意識は、職業としての編集や校正を滅ぼしていく。編集者のドレイ根性は自らの存在を不要なものにしていく。たとえ編集者が読めなかったとしても、プロフェッショナルとしての校正者に任せればよいではないか。それもしないで本が世に出ていくわけである。出版された文面に信がおけなくなってしまった読者は図書館へ行って逐一、底本と引き合わせよ、というのであろうか。たまったものではない。家電や自動車なら欠陥商品はリコールするのが商道徳である。出版の世界では消費者(読者)は無権利状態のまま、泣き寝入りを強いられている。不当きわまりない。

文筆ヤクザたちは、引用するときには都合のいいところだけを抜き出して利用する。歴史の文脈などおかまいなしだ。復刻、再製するときには誤字脱字は見過ごして平気だ。この人たちによる竹内好再評価とはそのようなものなのである。ハゲタカにも劣る。

注1 K.Marx/F.Engels "Das Kapital" ,1867-94.(長谷部文雄訳) 第十二章
第二節
注2 同 第五章第一節  ※一部わかりやすいように手を加えました(柴田)

前田年昭【まえだ・としあき】編集者・アジア主義研究
東亜文字処理 ライン・ラボの Webページ
< http://www.linelabo.com/ >

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■編集後記(4/2)

・先月末に熱海でおこなわれた「第二十五回日本冒険小説協会全国大会」で、すばらしい発表がありました。詳しくは今週金曜日に!

・昨日は晴れのち曇りでなまあたたかかった。前夜の降雨の予想ははずれて降らなかったらしい。明日ありと思ふ心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは、なんて夜の「わんぽ」をしながら口に出す風流なわたしである(本当は、未来をあてにしちゃいかんという意味の歌なんだが)。おかげで、絶好のさくら日和だ。午後から自転車でレガッタ桜を眺めに行ったら、なかなかの人出で満開の桜の下はほぼ埋まっていた。堤の下の道路には違法駐車がズラリ。ところが、パトカーが来てまことに無風流で容赦ない通告をするので、ドライバーはあわてて車の移動に走っていた。気の毒だが、ほかにとめるところなんかないと思うが。/都知事選の新聞広告がおもしろい。桜金造は「生存権と幸福追求権の実現」、ドクター・中松は「世界中があこがれる愉快な愛のある東京にする」という笑える公約(?)だ。石原慎太郎はすごく若い写真を使っていて(かっこいいが。ドクターもかっこいい)、そのとなりの枠には「政府転覆」という字が名前よりでかいストリートミュージシャン外山恒一のおちゃらけ顔が並んでいる。書いてあることは非常識で、日本は平和で自由な国なんだなあと実感する。その外山恒一の「政見放送」とやらの映像はじつにおもしろい。いろんなバージョンがあるようだが、ニコニコ動画コマンド付ってやつが気に入った。BGMもいいし、テロップも笑える。メチャクチャなことを理路整然と、よどみなく迫力充分に訴える。みごとな芸人である。共感したなあ(笑)テキストに起こしてみようかと思ったら、すでに実行している趣味な人がいたのでリンクする。「どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよ!!」by外山(柴田)
< > 政見放送という映像
< http://mellowmoon.blog93.fc2.com/blog-entry-31.html > 文字起こし
< http://www.dgcr.com/kiji/20070402/senkyo.jpg >  新聞広告

・日本オタク大賞06/07。MONDE21で前後編で放送されたもの。次回再放送は7日土曜日だ。たまたま途中から見たのだが、濃いわ〜。私の知らない固有名詞が飛び交い、特撮が好きで好きで出版にまで絡んでしまったんだろうなぁ、な編集さんが出てきたり、コメンテイターさんたちの鋭いコメントが出てきたり、で爆笑。その作品や固有名詞を知っていたらもっと笑えるんだろうなぁ。テレビ番組というよりは、飲み屋で雑談している感じ。興味のある人はぜひ見て。大賞は「ウルトラマンメビウスに登場したウルトラマン80」……どう良かったのか気になってしまう。ストーリーが良かったのか、オタク心を満たすものだったのか。2001年の大賞は「映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」で、2002年「株式会社海洋堂」、2003年「機動戦士ガンダムSEED」、2004年「びんちょうタン」、2005年は大賞なし。受賞対象は作品だったり、ムーブメントだったり。(hammer.mule)
< http://www.mondo21.net/special/06-07_otaku/ >  放送時間
< http://ja.wikipedia.org/wiki/ >  「日本オタク大賞」で検索
< http://ja.wikipedia.org/wiki/ >  「ウルトラマン80」で検索、「他作品への客演」欄


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日本オタク大賞2004
唐沢 俊一 岡田 斗司夫 日本オタク大賞実行委員会
扶桑社 2004-03-27
おすすめ平均 star
starオタク世界を垣間見れる?
star今読んでも面白くないもの……だからといって意味がないかと言えばさにあらず。
star評論でもなければ芸としても未熟
star年表としてもトークライブとしても
starちょっとうんざり

日本オタク大賞




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ウルトラマンメビウス Volume 11
ウルトラマン
バンダイビジュアル 2007-05-25
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ウルトラマンメビウス Volume 12 ウルトラマンメビウス Volume 10 ウルトラマンメビウス Volume 9 ウルトラマンメビウス Volume 8 ウルトラマンメビウス Volume 7




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バンダイビジュアル 2007-01-26
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star地球は誰の星?
star楽しめました。
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star久々の6兄弟!
star最高の出来!!

ウルトラマンメビウス Volume 7 ウルトラマンメビウス Volume 8 ウルトラマンメビウス Volume 9 ウルトラマンメビウス Volume 6 ウルトラマンメビウス Volume 5

by G-Tools , 2007/04/02