[2182] 新聞はこのままではMOTTAINAI

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<削除するくらいなら、ネットに上げるな!>

■KNNエンパワーメントコラム
 新聞はこのままではMOTTAINAI
 神田敏晶

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■KNNエンパワーメントコラム
新聞はこのままではMOTTAINAI

神田敏晶
───────────────────────────────────
KNN神田です。

ここに来て、長年購読している新聞の購読をついにやめようと考えはじめている…。ニュースがいらない訳ではない。ニュースソースの量が圧倒的に増えているからだ。新聞だけに時間をさくことができなくなってきたらからでもある。

朝刊で約30ページ、夕刊で約10ページ。目黒区ではそれに匹敵するほどのチラシが挟み込まれている。チラシはそのままゴミ箱にズボッと投げ込まれる。最終的には毎日約50〜100ページもの紙資源が、ボクの家から排出されていることとなる。

スーパーがレジ袋を有料にするということよりも、地球温暖化防止には、こちらの方をなんとかしたほうがきっといいことだろうと思う。

可処分所得と同様に、時間にも「可処分時間」がある。調査などでは15分単位でしか統計されていないが、GTDやLifeHacksや、ケータイビジネスのニーズで考えると5分ほどの「ニッチな時間」の使われ方の方が気になる。実際にニッチな時間は増えているそうだ。
< http://www.nhk.or.jp/bunken/new/new_06021001.html
>
2005年国民生活時間調査報告書

 GTD:David Allen の著書「Getting Things Done (邦題=仕事を成し遂げ
 る技術)」の略称、およびその方法論。
 LifeHack:ライフハック 効率よく仕事をこなし、高い生産性を上げ、人
 生のクオリティを高めるための工夫
              (以上「はてなダイアリー」より:編集部注)

新聞は、そんな「ニッチな時間」の消費メディアとはちがい、テレビと同じように、従来そのために費やされていた時間をインターネットにますます食われている。

テレビは、ネットでも新聞でも「ながら見」ができるので、相性が良い。しかし、新聞はネットと「ながら見」は、相性が悪過ぎる。テレビはPush型の情報であり、ネットや新聞はPull型情報だから「同期」させることができないのだ。むしろ「非同期」で互いを補完するメディアにする必要があるだろう。

新聞を読んでいていて、最近では昨日の夜のネットニュースや他のサイトで読んだことが、翌朝の新聞の大半であることに改めて気づいた。ボクの購読紙は日経であるが、WBS(ワールドビジネスサテライト)で見たことなどなどが重複し、それを朝刊で確認しているのである。なんとなく、ナイターの結果をスポーツ紙で確認する作業に似ているのかもしれない(ボクは野球がよくわからないので、違うのかもしれないが…)。

こうなると、新聞でもマス的な情報、いやテレビで補完できるような情報は数ページあればいいのかと考えるようになってきた。そして、記者より専門的なビジネスブロガーが、当事者の立場で等身大で語りはじめてきたところにニュースソースの重要性が見えはじめてきている。これは新聞社のコンテンツとしては、活用すべき価値のある情報かと思う。

毎朝、ボクの合計4台のHDRは各新聞の一面のレビューをおこなうテレビ番組を予約録画しているから、何紙分ものニュースとしての情報は、無料のテレビ番組の一部として「ながら」で「聞いて」いるのである。そしてテレビのニュースは「見る」のではなく、気になった言葉があれば、そこだけHDRで再生して視聴するという見方をしている。コマーシャルは当然、15秒スキップボタンを4回ほど押して、時間を圧縮している。

本当はテレビの記事もそのまま、Newsingやdiggに「it!(投稿)」したいのだが残念ながら、テレビニュースには「URL」もなければ「タグ」もない。さらに「Permalink」も「メタデータ」もない(メタデータは一般には公開されていない)。これでは誰もがテレビを参照しにくい。

唯一、EPG(電子番組ガイド)が残っているだけだ。しかしながら、EPGは番組表という、番組の容器の単なるデータであって、コンテンツを表すものではない。実は、テレビにはコンテクスト(文脈)に直接リンクしたり参照する術が全くないのである。これは本当にもったいない話だ。

物質や資源にはよく「MOTTAINAI」という言葉が使われるが、TV番組ほど、膨大な時間と人力とコストがかけられて作られた作品が、「生」で見た人だけのしかも調査に協力している人だけの「視聴率」だけでしか評価されないのは、本当に「MOTTAINAI」。

ユーザーがコントリビューターとして、ブログやニュース、コラムといったバズマーケティングに参加することによって、話題となる番組の録画率や再生率が増えるというビジネスの機会を、完全に失ってしまっている。番組宣伝の起爆剤となる可能性を秘めているYouTubeに対しては全否定。しかしながら、水面下では状況を見ながら、民放連加盟各社で一気に「動画共有」できる市場への色気を見せている。ユーザーの利便性という、民間企業であれば考える思考パターンが完全に欠如している。

新聞も同様だ。産経新聞の「IZA< http://www.iza.ne.jp/
>」や佐賀新聞の「ひびの< http://www.saga-s.co.jp/
>」などが先進的に「情報共有」を意識したつくりになってきているが、大半の新聞は、人々がせっかくブログにとりあげ、丁寧にリンクを貼っているにもかかわらず、その元記事となる情報を完全に削除してしまう。削除するくらいなら、ネットに上げるなと言いたい!

それがデータベースで情報を売るために記事を削除しているのだとすると、とんでもない話だ。データベースは有料で新聞を購読している人には、無料にすべきだろう。朝刊に本日のみ有効のパスワードを印刷しておけばいいことだと思う。データベースの利用料を購読者にも求めるのもおかしな話だ。運用費用は、購読していない人たちから徴収すべきだ。購読している人がいるからこそ、広告も成り立つビジネスモデルなのである。

そして、新聞の情報量はすでに、もうおなかがいっぱいなのである。情報の質や情報のロングテール化に対して、ニッチな情報やコミュニティによるフィルタリング、ソーシャルブックマーク機能など新聞が見い出せるビジネスモデルはまだまだたくさんあるはずだ。

ボクが新聞で読んでいるのは特集記事やコラム、書籍や雑誌の広告などである。ここから世論の兆しや動向を読み取るのに重宝している。反対に、株式欄は現在は株をやっていないことと、昨日の株情報なので、あのページには全く魅力を感じない。常にネットで自分の関心銘柄を表示させておけば十分に意味を果たすだろう。

また、テレビ欄やラジオ欄もネットやHDR機器のほうが便利なので不要である。さらに、ゴルフはしないので、ゴルフ広告や健康食品とも縁のない生活だからそれらの広告もまったくいらない。ペットも飼わないし、結婚紹介所もいらない。マンションの購入予定もない。ましてや求人欄も読まないから、新聞を実際に消費しているパートは1/5以下なのである。しかし、月額4,383円×12か月で5万2,596円も払っている。これは、プレイステーション3の60GBが毎年買える価格だ。しかもその価値の4/5はボクは捨てているのである。

さらに、出張で数日留守にする時、配達所に「不配」の連絡し忘れると、マンションの郵便受けは、さも泥棒にでもはいってくださいとでもいうような状態におちいってしまう。

今まで、新聞を読む「意味」のひとつに、新聞を読んでいないと「社会人として失格」というイメージがあった。しかし、今やIT産業のことなどは新聞一紙でキャッチアップできるようなものではない。むしろ、「日経IT新聞」という別に業界新聞を作ってほしいくらいである。

世界のブログ、メディア、マーケティング、そして日本のブログ、メディア、マーケティング。統計データ、新製品、新サービス、吸収合併、投資案件などいろんな情報が求められている。

ネットでフローな情報を、そして新聞でストックな情報を。それが、またブログやネットでディスカッションされるのが理想だ。そしてまた紙面に反映される。ブログをたくさん読まなくても、編集者や記者が選んだブログをアナログな新聞で読むというスタイルも考えたいほどだ。

ウェブサイトのNewyorktimes.comなどはレイアウトそのものが新聞に近似してきている。有料会員にはコラムを購読させ、記事は無料で読める。

新聞がこのまま広告やチラシを包み、家庭に届けるための「包装紙型ビジネスモデル」に甘んじていると、せっかくのネットと融合させることによるビジネスチャンスがなくなってしまうことだろう。

新聞はこのままではMOTTAINAI

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■クリエイター手抜きプロジェクト[125]Illustrator CS2編
CSVデータ値に対応したメッシュを描く

古籏一浩
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天気予報で雲の動きなどをメッシュにして表示してくれますが、今回のスクリプトはそのようなメッシュを描くものです。メッシュ情報の元となるのはCSV形式のデータになります。例えば以下のようなデータです。

0,10,20,30,40
22,15,6,9,32
16,22,18,2,0
15,19,25,30,25
40,35,45,5,15
25,19,25,35,22
7,11,9,5,15
35,25,35,40,9

これらの数値の範囲に応じて四角形と色を使って表現します。データの横の個数や縦の個数は自動判別されるため、特に指定する必要はありません。

スクリプトの使い方ですが、あらかじめCSV形式のデータを用意しておいてから実行してください。CSVファイルを選択するように尋ねてくるので、用意したCSVファイルを指定します。


rectW = 10; // メッシュの横幅
rectH = 10; // メッシュの縦幅
startX = x = 0; // 開始X座標
y = 400; // 開始Y座標
docObj = app.activeDocument;
filename = File.openDialog("CSVファイルを指定してください");
if (filename)
{
fileObj = new File(filename);
flag = fileObj.open("r");
if (flag == true)
{
while (!fileObj.eof)
{
pointData = fileObj.readln();
data = pointData.split(",");
for (i=0; i< data.length; i++)
{
drawRect(x, y, data[i]);
x = x + rectW;
}
x = startX;
y = y - rectH;
}
fileObj.close();
}else{
alert("CSVファイルが開けませんでした");
}
}

function setColor(r,g,b)
{
var tmpColor = new RGBColor();
tmpColor.red = r;
tmpColor.green = g;
tmpColor.blue = b;
return tmpColor;
}

function drawRect(x, y, value)
{
var drawColor = setColor(0,0,0);
if (value < 10) drawColor = setColor(0,0,128); // 暗い青
if ((value >= 10) && (value < 20)) drawColor = setColor(128,0,0);
// ↑暗い赤
if ((value >= 20) && (value < 30)) drawColor = setColor(0,128,0);
// ↑暗い緑
if ((value >= 30) && (value < 40)) drawColor = setColor(0,0,255);
// ↑明るい青
if (value >= 40) drawColor = setColor(255,255,192);
// ↑明るい黄色
var pObj = docObj.pathItems.rectangle(0,0,rectW,rectH);
pObj.filled = true; // 塗りあり
pObj.stroked = true; // 線あり
pObj.strokeWidth = 1; // 線幅1ポイント
pObj.fillColor = drawColor; // 塗りの色を指定
pObj.strokeColor = setColor(0,0,0); // 線の色を指定
pObj.translate(x,y); // 指定座標に移動
}


メッシュの色ですが、以下の部分で指定しています。

if (value < 10) drawColor = setColor(0,0,128); // 暗い青
if ((value >= 10) && (value < 20)) drawColor = setColor(128,0,0);
// ↑暗い赤
if ((value >= 20) && (value < 30)) drawColor = setColor(0,128,0);
// ↑暗い緑
if ((value >= 30) && (value < 40)) drawColor = setColor(0,0,255);
// ↑明るい青
if (value >= 40) drawColor = setColor(255,255,192);
// ↑明るい黄色

setColor()のカッコ内の値が「赤の輝度,緑の輝度,青の輝度」の順番になっています。value >=の後の数値を変更すると、どの範囲だったらこの色にするか、という指定ができます。色の指定範囲が多い場合には if ((〜〜〜)) の行をコピーして増やしてください。


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

先日リサージュとかいう名前の会社から、スーツ買わないかみたいな勧誘の電話がかかってきました。電話帳には載せていないので、Webから入手した電話番号かなと思ったら、相手は住所を知りませんでした。Webには住所が掲載されているので、Webから入手すれば知っていて当然。となると、個人情報の出所が気になるところ。

まず、卒業名簿と、最初と二番目に入った会社は異なる電話番号なのでこれはありえません。地域の農事優先放送やタウンページなどNTT関連には掲載されていないので、これもないでしょう。市役所で閲覧できる住民情報は住所が掲載されているので、これも多分違う。

住所は長野県松本市○○1-3-3アとか長野県松本市○○1-3-3イのようにしておくか、長野県松本市○○1-3-3 2Fのようにしておけば個人情報の出所が分かるけど、相手はこちらの住所が分かっていないので、電話番号だけで推測するのは限界がありそう。もしくは単純に安い名簿を買っただけかもしれないけど。

ただ、電話を出た時に、裏で他の勧誘している女性の声が聞こえたので専門の会社に発注してやらせているのでしょう。ちゃんとデータベースに情報が入っているんだろうなと思って、職業を偽ったら、何と紙に鉛筆書きされたものを見ながら話している様子(笑) ナイスな会社!

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■編集後記(4/16)

・土手のツクシがほとんど見られなくなり、スギナに変わっている。「つくし誰の子すぎなの子」で知られる変身だと思っていたが、そうではなく同じ植物の別々の形態であるらしい。そういえば、ツクシから緑のスギナに変わりつつある過程は見たことがなかった。ツクシは枯れて、いまはふさふさとしたスギナの群落が土手の斜面を被っているのだ。ツクシは食べられると知っていたが、ハカマを取る手間がめんどうだなと迷っているうちに土手から消失してしまった。こうなったら、いま一番目立っているタンポポを食ってみようと、人も犬も絶対に足を踏み入れそうにない急斜面に生えているやつを数本抜いてきた。若葉を選び洗って皿に盛るだけでタンポポサラダのできあがりだが、妻が生食を嫌って、ほうれん草みたいに茹でておひたしにした。やや苦みがあるかなという感じの、特徴のない味だった。うまくもないがまずくもない。てんぷらや味噌和えもいけるそうだが、積極的に食べたいとは思わないな。土手や河原にはセリ、ヨモギ、レンゲソウ、クズ、オオバコ、シロツメクサなど食べられるという植物がいくらでもある。いや、ほんと、いざというときに使えるかもしれない。サバイバル研究の価値はありそうだ。/統一地方選挙の後半戦が始まった。ニュースでかいま見る候補者の演説に「〜〜〜、いうふに思います」という独特の言い回しがある。こういう候補者の出身は労組など組織の場合が多い。品のない日本語だ。こういう演説する人ダメよ。先日、テレビのクイズ番組で、候補者がおともを引き連れ幟をたてて練り歩くさまを選挙用語で何というかという問題が出た。知らなかったが、「桃太郎」と聞いて納得。なんという絶妙な表現だ。もっとも、そういう現場にはでっくわしたくない。(柴田)

・新聞の元記事削除は困ることあるなぁ。後記でリンクを貼ると消えていたりする。数か月後、気になってきた時に、検索しても出てこない。おおむね正しい知識が整理されて集積しているWikipediaのありがたいことよ。/mixiが好きじゃない理由に、情報や知識を外部に出さないところがある。今となっては誰でも入れるようなところではあるが、入った頃は人数が少なくて、内部だけで握っているのはどうかと思ったよ。同じように紹介制のメーリングリストも。mixiは使いやすいという声を聞く。だから発展したんだろうし、仕組みを開放的にしたからといって利用者が増えるわけでもなさそうで、やはり参加者がどんな人かある程度わからないとやりにくいというか、抑制がきかないみたいだから、あれはあれでいいのだろうけれど、特に隠さなくても良い情報や知識だけでも外部に出さないともったいなくない? Niftyは閉鎖し、FirstClassはビジネス用グループウェアに(って元からだ)。mixiとの差は何かと考えることがあったり。草の根をやってたから、インターネットの垣根のなさが嬉しかったんだよなぁ。海外とも簡単に繋がれたし。時間などの理由でコミュニケーションツールとしての利用ができないからmixiの一番の価値も享受できぬ。マメにやっている人は楽しそうなのよね。でも自分的には肌に合わなくてmixi難民になっちゃったよ。/関係ないが、昔買ったビデオをDVDに落とせないのも困るなぁ。HDD、DVD、ビデオ一体型だとコピーガードに反応しちゃうのね。外部接続? パソコンに? あーあ。一体型で楽したいのに。レコードをCDで買い直すようなものだし、もちろん好きなのを買い直すのは気にならないのだが(勝手なものだ)、画質の気にならない微妙なのがあるのよね。DVDで販売されているものばかりじゃないしね。それら一部のために、いつまでたってもかさばるビデオを処分できないよ。(hammer.mule)
< http://www.fcm.co.jp/firstclass/
>  改めて便利だと