[2354] 釣られました

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<発注を人質にした身代金交渉?>

■Episode of ガテン系デザイナー[11]
 釣られました
 相子達也

■ローマでMANGA[7]
 MANGA工房の前進は続く(ネームは進まないが…)
 midori

■展覧会・イベント案内
 GOTH ゴス展
 グラフィックデザインの時代を築いた20人の証言 Interviews by 柏木博
 1-click Award Show #2 Webコンテストの展覧会
 Virtual World of the Year 2007 記念イベント


■Episode of ガテン系デザイナー[11]
釣られました

相子達也
< http://bn.dgcr.com/archives/20080129140600.html >
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つい先日のお話。某有名ハードウェアメーカーの代理店というところから、ウチのサイトを見てロゴなどのデザインを頼みたいという電話。おお、仕事の発注だ。すぐにでも打合せがしたいというので、ショッピングモールのスタバで待ち合わせをすることに。

約束の時間に現れた一人は髪の毛ツンツンでヒゲ付き、もう一人は眼鏡を外したのび太見たいな感じ。二人ともまんまリクルートスーツっぽいのが面白い。

名刺交換をして席に着く。そこで出されたプリントを見て全てを悟った。「ロゴ制作、パンフ等デザイン依頼」とかなんとか書かれた後に「複合機6年リース月額○万○千円云々」。釣られました。ここまで引っぱってきて出すのか。ずいぶんだねぇ。

相手の言い分はこうだ。「お宅にロゴ作成などを発注する」「前金ですぐに支払う。すぐ。」「うちには取引先が200社以上あるので、そこからいろいろな仕事をとってきてお宅に紹介するよ」「でも複合機を6年リースしてね」「お互いWINWINでめでたしめでたし」めでたくない。6年リースってすごい金額じゃない。複合機じゃなくてMacPro買いますから。

これは2008年型ビジネスモデルなのか? いやいやタダの怪しい商売だ。「自宅で副収入! こんなに儲かっていいの? でも商材買ってね」っていうよくあるものと同じじゃないか。申し込むと情報商材とやらを買わされ、待てど暮せど仕事なんか来ない。待っているうちにクーリングオフの時期を過ぎてしまい、気が付いた時には手遅れというアレだ。

「複合機なんぞいらん」と言ったら、「会計士の先生を一年間無料で紹介します」「弁護士先生もですよ」なんなんだ一体。「当社のフリーペーパーに広告を無料掲載可能です」もらった資料には「作成検討中」(笑)とある。

「インクジェットなら今A3ノビが欲しいな」と言うと「東京への進出はお考えですか?」はい?「どうでしょう、バーチャルオフィスをご用意します。東京支店ですよ」すごいねぇ、あの手この手でせめてくるねぇ。

「しかも、複合機導入をどこかに紹介してくれたら紹介料を支払います」おーそれも来たか。インクジェットは家電と同じなので、彼らにとってなんの「得」にもならないらしい。「うーん、じゃあデザイン制作、会計士、弁護士、インクジェットプリンタサービスでどうです?」なにがなんでも複合機らしい。終いには「なんとか還元水」なんてパンフレットまで出してきた。思わず笑いましたよ。

つまり「こっちのいうことは全部飲め、じゃないと発注はしないよ」ということだな。営業先からの仕事を紹介するなんていっても、確実に仕事があるという保証はされない。「依頼がないんですよー」で終わりだ。

発注を人質に、身代金交渉をやっているような気になってきた。私はネゴシエーターではないので、突っ込みどころ満載の資料をいただいて「じゃ、検討してみますよ。ごきげんよう」と退散したのだった。
皆さんのところにも連絡来るかもしれませんよ。

●建設現場報告 現場でのトラブル・機械編

建設の現場はハードです。一日中動きっぱなしなんて当たり前、一日中フルスロットルなんてこともあります。なので、よく壊れるし人間もしんどくなってくると失敗して壊します。小さなものから大きなものまで、十数機の機械が動いているので毎日のようになにかが起きます。

ある現場でパワーショベルが作業していた時のこと。ここは現場の上に歩道に植えられた木の枝が何本も枝がはりだしてきていて、気をつけないと機械のブームがぶつかってしまいます。「ぶつけないように作業お願いしますよ」と言った数分後、晴れているのになぜか雨が…。

いや雨じゃなくてこれはオイルだぞ。太い枝に油圧のホースを引っかけて亀裂がはいってしまったようです。ブームを動かすたび(ホースに油圧がかかるたび)、付近にスピンドルオイルの雨が降ります。ホースの交換と、一面に飛び散ったオイルをせっせと掃除して半日がムダに。

不整地でパワーショベルを動かしていると、古い機械で起きるのがクローラ(キャタピラ)が外れるという情けないトラブル。今の機械では余程のことをやらないかぎり外れませんが、おんぼろマシンだとよくあります。

「外れたー」みんながわらわらと集まってきます。さぁ、外れたクローラ装着作戦の開始です。バケットを地面に押し付けて外れたクローラ側を持ち上げます。地面から浮いたクローラを、パイプやバールを使って「セーノ」で鉄倫に引っかけ直します。「バコン」と嵌まりました。何事もなかったようにみんなが散っていきます。

一日中全開稼働のエンジンが音を上げることもあります。ゴーゴーとタイヤローラーが道路を締め固めながら行ったり来たり。そろそろ昼飯の時間だと思った瞬間。ガラガラガラガラッゴキーンと音を立てて、タイヤローラーが緊急停止。車体の下にはオイル溜まりができてます。エンジンブローです。よくレースで、盛大に煙を噴いたり炎がでたりしてストップするあれです。タイヤローラーの場合は地味な感じです。クランクシャフトが折れて、コンロッドがオイルパンを突き抜いてました。ご愁傷様です。

よくあるのが、ぬかるんだ地面に嵌まって動けなくなる「亀の子」(業界用語)です。元々なにもないところに道路をつくったり、普段は車の通らない河川敷などで仕事をするため、少し気を抜くと「亀の子」です。よく亀の子になるのがダンプトラックです。残土などを積んで重量があるため、自分で通路を壊しながら走って亀の子になります(笑)。

さぁ、ここでも部隊の出動です。わらわらとみんなが集まります。いろいろな救出方法があるので、最適な方法を検討します。ブルドーザーで引っぱる・押す、パワーショベルで持ち上げながらブルドーザーで引く、すっかり埋まったのでクレーンで吊る、などなど。

荷物を積んでいる時は要注意です。ブルドーザーで引くのでものすごい力がかかり、ワイヤーロープなど簡単に切れてしまいます。ダンプトラックの後部荷台をブルドーザーで押しながら、パワーショベルで引っぱって救出完了です。お疲れ様でした。

トラブルが起きると、なぜか現場に一体感が生まれます。やるべき目的が見つかるからでしょうか? うれしそうにしている人までいます(笑)。仕事のほうに本気を出してください。よろしくお願いします。

【あいこ・たつや】aitatz@gmail.com
< http://www.ggrafix.jp/ >

娘がお年玉でiPod nanoを購入。画面が小さいのであまり興味がなかったが、ミュージックビデオなんか見ると十分いけるのにびっくり。字幕は無理だけど映画なんかも大丈夫。いつもは動画の変換にフリーの「MPEG Streamclip」< http://www.squared5.com/ >を使っていますが、iPodへの変換用は同じくフリーの「iSquint」< http://www.isquint.org/ >が簡単便利なのでおすすめです。いろんな形式に変換する機会が多いのならiSquintの上位版「VisualHub」< http://www.techspansion.com/visualhub/ >が良いです。

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■ローマでMANGA[7]
MANGA工房の前進は続く(ネームは進まないが…)

midori
< http://bn.dgcr.com/archives/20080129140500.html >
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昨年11月、学生とコミックスエージェンシー・ネコノアシを連れた里帰りで快挙があったことを報告して前回を終えた。前進は続く!

mixiで知り合ったBD(ベーデー・フランスのマンガ)を研究するグループと交流会を持ったことも報告したのだけど、その中でマンガ史研究会という集まりにも参加している人がいて、そちらとも交流会を持った。

そこで大学で講義をもったりBDを訳したりする方とも知り合い、日を改めて一緒にいたイタリア人マンガ家サベリオのインタビューをした。インタビューを記事にするというので、イタリアマンガ界の大宣伝! と喜んで受けたのだった。

そして、帰国(イタリアに)してからメールのやり取りでわかったのは、なんとすでに訪れた飛鳥新社のエスに寄稿する予定だったということ。編集長の天野さんに渡しておいたネコノアシのカタログからも作家をピックアップして、ネコノアシ紹介も含めた記事にするとのこと。生まれたばかりのネコノアシに次々とお祝いが届く感じ。
< http://www.asukashinsha.co.jp/s/ >

●作業の進め方を知らない参加者たち

12月4日に帰国し、一度工房の時間があって、その後クリスマス休みに入ってしまい、各自家で作業を進めることとなった。そして年が明けて、不安の再開。

なぜ不安かというと、どうも、参加者のほとんどがまともに自分の作品を一個も作ったことがないからなのだ。要するに、作業の進め方を知らない。一番厄介な、ネームを作る、つまりコマ割りをしてページの構成をする、という作業から逃げているような気がするからだ。

案の定、2008年第一回の1月4日は出席者も少なかったけど、男子二名が相変わらずキャラクターデザインばかりをやっているので不安的中。わかったから、それはいいから、ネームにかかろうね、と優しく諭す。

男子の一人、ルチアーノはダーク。いつも全身黒ずくめで、ドクロのリングをはめている。髪はやや長めで時々一つに結んでくる。そんな一見こわそうな出で立ちをしているけど、爪を噛むくせのあるココロ優しい青年だ。何か言われたり考え事をすると、ムキになって爪を噛むので手をひっぱたいてあげる。

爪を噛みながら出して来たストーリーは、天使族の女と悪魔族の男が掟を破って恋に落ちる話だ。逆の設定の方が面白かったかな、とふと思ったけど、主人公の悪魔族の男には自分を投影してるんだろうな。

もう一人のロベルトは薄い色の髪に銀縁眼鏡、ヒョッロと背が高く、たおやかな感じだ。少しどもるせいか小さい声で話すので、聞き取るのにちょっと苦労する。

大好きだというギリシヤ神話を話に持って来ている。孤児が、呼ばれているのに目覚めてオリンポスの神々のもとで修行をして神になる話。ヘラクレスだね。大事な12人の神々の下書きを夢中でやっている。主に、既製の美術品から取って来ている。鉛筆の下手な模写でしかなくて、ちょっと不安になって、授業で仕上げた完成原稿を見せてもらう。

スミベタを使って、メリハリのあるそこそこ見られる絵になっていたのでやや安心。危ういところで使える絵の方に転がったという感じ。ただ、お願いしてネームに取りかかってもらうと、最初の1ページからいきなり描き始めた。これはルチアーノも同じ。

二人とも、ストーリーは頭の中に出来上がってるから描ける、とがんばる。それにしては進んでないでしょうが! 二人にだいたい何ページの予定か聞き、A4の紙に小さな見開きを必要分だけ書いて、ページ数を下に書いた。

話を聞きながら、「じゃ、最初の見開きの2-3ページが導入でしょ。1ページ目は扉だからね。表紙の役目。はい、ここで二人が出会いました。次は? 4-5ページでおしゃべりして知り合うのね。彼女はどういう性格なの? 見たことのない部族に遇って怖がってるの? 怖がってない? 好奇心の方が強い?じゃ、そのこともメモしといて。次は?」

こうして、ルチアーノもロベルトも当初の予定の12ページ(新人賞に応募できる最低数)では足りないことがわかった。次回はちゃんとネームらしいネームを作ってくるだろうか。

ところで、高校一年の息子は、勉強をするのに教科書しか使わない。読んで納得して、大事なところは何度も繰り返して記憶するのだそう。「私の頃は、ノートを作ったもんだけど」と、勉強中の地理のノートを作ってみせた。見出しを書いて枠で囲み、矢印を使って小見出しに分けて、簡単な解説をつける。同種の項目は同じ色で下線を引いたりして、視覚に訴える。「へー!」と言って感心はしたけど、自分でその作業をするのはめんどくさいらしい。息子の担任に会って話をしたら、やはりノートを作る生徒が少ない…と言ってた。

彼らは書くのが面倒なのだ。頭の中だけで仕事をしていると、漠然とした考えだけで事足りる。ノートを作るには、漠然とした考えを消化して具体的にしなくてはならない。アイデアを消化して、自分の言葉で組み直すのがめんどうなのだ。くだんの男子二名も、そんな習性と関係がある気がする。

バイキングの姉妹の葛藤を描いているバルバラも、いきなり頭から下書きを始めた。とりあえず41ページ、一気に描いてもらった。

表情がうまい。主人公の感情で物語を進めているところがマンガ言語だ。ただ、作者がわかっていて読者にわかりにくいところが多々ある。それを指摘して、もう一度描いてと言ったら、指摘した部分だけ描いて来た。

バルバラも描くのがめんどくさい。描き直した部分を、コンピュータで前のものにはめ込んで、全体を整えるのが私の役目になってしまった。私の性格の弱さも手伝って、いかにも描き直しがめんどくさそうな顔に、自分でやりなさいと言えなかった。これはまずい。

次回は自分で描いてもらおう。バルバラのためだ。将来、仕事で編集者に何度も描き直しを要求されたら、嫌な顔をするのか???

まともに話ができるのはエミリア。絵がうまく、話の作り方がうまい。架空の世界の二つの部族の戦争前夜。どちらが正義かと言う話ではなく、状況が戦争に追いやってしまうところを描きたいのだそうだ。

エミリアはちゃんとネームをサムネールスケッチで描いて、メモも脇にちょこちょこ付けている。同じ言語で話ができる。登場人物の性格をまず把握して、全体のトーンをどうしたいのかもよくわかっている。一番の期待の星だ。できる人は仕事の進め方がまともだ、というのが今までの工房活動で得た感想だ。

残りのバレリア、バレンティーナ、サーラ、ロレンツォはそれぞれ都合で欠席が多かったのであまり進んでない。これも次回にびしびしネームを進ませよう。工房というより、授業になってしまってるけど。

【みどり】midorigo@mac.com
先日、長いこと漠然と疑問に思っていたことの解答が天から降って来た。頭の電球が点灯した、というか。
なぜヨーロッパにキリスト教が広まったのか…と言う疑問。
秘密は、って秘密じゃないけど、ローマ帝国にあったのだ! わかってみればあまりにも当然で、疑問に思っていたことが恥ずかしいくらい。キリストが生まれ育った現イスラエルはローマ帝国の一部だった。当時のローマ帝国は、現ヨーロッパのほとんどを範疇におさめていた。キリストが磔になったあと、弟子達が教えを広めていくのだが、自分の国で活動するのが当然の成り行き。広大なこの国に広めようと、一番弟子のサン・ピエトロが首都のローマに行ったのも無理からぬところ。そして磔になり、サン・ピエトロ寺院/バチカンの母体を提供することになったのだった。そしてローマ帝国の特徴である、隅々まで行き渡った道路を血管として、また様々な文化が伝わって行くのも道理。
なぜ北アフリカやトルコにキリスト教は広まらずにイスラームになったのかという疑問も頭をもたげてくる。イスラームはアラブ語圏の中で別の理由と発展を遂げたようなので、別個に学習が必要で手が回ってない。
なにしろ、時々ガイドをするので、ローマの歴史に頭を向ける必要があって、それに勉強し出すとローマの歴史って面白い。ローマなくしてヨーロッパは語れないことがよくわかる。

イタリア語の単語を覚えられます! というメルマガだしてます。
< http://midoroma.hp.infoseek.co.jp/mm/menu.htm >

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■展覧会案内
GOTH ゴス展
< http://jiu.ac.jp/yma/goth/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20080129140400.html >
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会期:12月22日(土)〜3月26日(水)10:00〜18:00 金20時まで 木休 3/20開館
会場:横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1 TEL.045-221-0300)
料金:一般1,200、大高生700円、中学生400円、小学生以下無料
内容:世界的な活動を展開する6組のアーティストによる立体、絵画、映像、写真作品、約250点を通じて、現代美術におけるゴス/ゴシックを紹介する。現代美術の領域で高い評価を受けている彼らの作品は、若い世代を中心に世界的な共感を呼ぶゴス/ゴシックの本質について、あらためて考えるきっかけを与えてくれるに違いない。
出展作家:リッキー・スワロー、Dr.ラクラ、束芋、イングリッド・ムワンギ・ロバート・ヒュッター、ピュ〜ぴる、吉永マサユキ

◇アーティスト・トーク3
日時:2月11日(月・祝)14:00〜16:30(開場13:30)
アーティスト:束芋、吉永マサユキ
会場:横浜美術館円形フォーラム(聴講無料)
◇担当学芸員によるレクチャー
日時:3月1日(土)15:00〜16:30(開場14:30)
講師:木村絵理子
会場:横浜美術館円形フォーラム(聴講無料)
◇記念講演会2「"自分のからだ"は誰のもの?ー身体改造の深層心理」
日時:3月15日(土)15:00〜16:30
講師:香山リカ(精神科医・帝塚山学院大学教授)
会場:横浜美術館レクチャー・ホール(聴講無料・定員240名)
◇パフォーマンス:ピュ〜ぴる「Secret no,4 - SRS -」
日時:3月22日(土)15:00〜
会場:横浜美術館グランドギャラリー ※会場は変更される場合があります。

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■展覧会案内
グラフィックデザインの時代を築いた20人の証言
Interviews by 柏木博
< http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20080129140300.html >
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大日本印刷は、2000年にDNPグラフィックデザイン・アーカイブ(DGA)を立ち上げ、グラフィックデザイン作品を組織的に収集・保存しております。その一環として2003年、作家本人が自身の作品や制作について語る姿を映像として記録する「人物アーカイブ」プロジェクトを発足いたしました。デザイン評論家の柏木博氏が、戦後のグラフィックデザイン界を代表するグラフィックデザイナー20人にインタビューし、作家の詳細な年譜と合わせて編纂するものです。本展では、柏木氏の視点により、グラフィックデザインの時代と20人の作家の関わりに焦点を当て、それぞれ40分に編集した映像を紹介いたします。1940年以降の日本のグラフィックデザインが築かれてきた様子を総括的にご覧いただけます。(サイトより)

会期:2月6日(水)〜2月29日(金)11:00〜19:00 土18時 日祝休
会場:銀座グラフィックギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F TEL.03-3571-5206)
出展作家:青葉益輝、浅葉克己、粟津潔、宇野亜喜良、岡本滋夫、勝井三雄、木村勝、木村恒久、田名網敬一、永井一正、仲條正義、長友啓典、中村誠、灘本唯人、早川良雄、平野甲賀、福田繁雄、松永真、横尾忠則、和田誠

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■展覧会案内
1-click Award Show #2 Webコンテストの展覧会
< http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_exh_200802/gg_exh_200802.html >
< http://www.1-click.jp/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20080129140200.html >
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会期:2月4日(月)〜2月14日(木)12:00〜19:00 日祝休 2/8は16:30まで
会場:ガーディアン・ガーデン(東京都中央区銀座7-3-5 リクルートGINZA7ビル B1F TEL.03-5568-8818)
リクルートメディアコミュニケーションズとリクルート ガーディアン・ガーデンの主催で、昨年12月に締め切ったWebコンテスト「1-click Award」の一次審査に通過した作品約20点を展示、紹介する。会期中、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞の各賞を決める公開二次審査会を開催(受付終了)。一次審査通過作品は公式サイトで発表されている。

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■イベント案内
Virtual World of the Year 2007 記念イベント(講演会・授賞式・懇親会)
< https://www.secondtimes.net/event/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20080129140100.html >
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バーチャルワールド専門ポータルサイト「THE SECOND TIMES」では、日本初のバーチャルワールド・アワード、「Virtual World of the Year(バーチャル・ワールド・オブ・ザ・イヤー)」の記念イベントを開催する。このアワードは国内バーチャルワールド業界の発展に寄与することを目的とし、バーチャルワールド関連における各社・団体・個人の優れた試みを表彰するものである。

会期:2月7日(木)15:00〜21:00
会場:青山スパイラルホール(東京都港区南青山5-6-2)
定員:120名
参加費:6,000円(当日、受付で決済)
主催:「THE SECOND TIMES」
アワード審査員:
審査員長/杉山知之(デジタルハリウッド大学・大学院学長)
審査員/井芹昌信(株式会社インプレスR&D 代表取締役社長)
河口洋一郎(アーティスト)
小林弘人(株式会社インフォバーン代表取締役会長)
山口浩(駒澤大学グローバル・メディアスタディーズ学部准教授)

プログラム:
・記念講演:株式会社ホットリンク代表取締役社長 内山幸樹
講談社ブルーバックス「仮想世界で暮らす法〜『Web2.0』社会でどう生きるか〜」著者
・バーチャルワールドプラットフォーマーイントロダクション
話題の国内バーチャルワールドプラットフォーマー各社が集結
参加予定企業:ダレットワールド、スプリューム、meet-me、ViZiMO、NTOMO他
・Virtual World of the Year 2007発表・授賞式
バーチャルワールド業界で活躍する企業・団体・個人が多数参加
ノミネートリスト:< http://www.secondtimes.net/vote/vwoty2007/ >
・懇親会

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■プレゼント受付中!
『Web Designing』2008年2月号 毎日コミュニケーションズ刊
< http://bn.dgcr.com/archives/20071024140100.html >

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■編集後記(1/29)

・パートワーク(おもに週刊で発行する分冊形式の出版物)のサービス価格創刊号を買うマニアのわたし。いままで全巻揃えたパートワークは、もちろんない(「日録20世紀」だけ3/4くらい買った)。今回は「戦乱の日本史」(週刊、小学館)で、ほぼ一年をかけて50冊が発行される。蘇我・物部の決戦から日露戦争まで、約1300年間に勃発した日本史上の戦いの数々で、これはかなり興味をひかれるテーマだ。創刊号は「新説長篠の戦い」である。長篠の戦いといえば、「織田の鉄砲三段撃ち」対「武田騎馬軍団」という構図が有名で、小説や漫画でも見せ場のひとつである。工藤かずや作・池上遼一漫画「信長」はこの戦いをみごとに描いていて、説得力、迫力あふれる傑作だった。いろいろな作家の小説でも、この場面はよく現れるので史実だと思っていた。ところが、この時代の史料には三段撃ちの記述はどこにもなく、明治時代に三段撃ちは不可能であるという論証が出て大きな反響を呼んでおり、すでに三段撃ちはフィクションという結論はでていたらしい。「新説長篠の戦い」では、時代考証家の名和弓雄氏の、三段撃ちが不可能な理由を説得力満点に列挙していて納得させられる。作家の創作のほうがおもしろかったから、ちょっと残念な気もしないではないが。この本では、対陣図、両軍の編成表、戦力比較、長篠合戦図屏風、系図など史料がしっかりしていて興味が尽きない。長篠の戦い関連地図はありがたかった。ようやくいろいろな位置関係を理解できた。歴史上の出来事と関連地図、歴史と地図好きにとってこれは最高の組み合わせかもしれない。全巻制覇、そんな意欲もわいてきた(総額28,610円か……)。(柴田)

・昨日の神田さんのコラム内、「Digg Reel」のジョブズ・キーノート1分凝縮版は面白かった〜。/橋下さんの出演番組を見た。大阪独自の話はさておき。「選挙やってみてわかった。あれだけ訴えかけても投票率は50%以下。次の選挙のことを考えたら、毎回確実に選挙に行ってくれる団体を優遇してしまう流れになるのは仕方がない。とにかく次の当選のことは考えずにやる。」というようなことを話していた。選挙に行っても行かなくても、という気持ちはわかる。自分もそういう時期はあったし今でも、行ったからといって……、とは正直思う。でも、行かないで(権利を行使しないで)文句言うのはおかしいし、投票率を上げることが、関心の高さを表現することになり、白紙委任状じゃないことを表明することになる。投票しないことが利権に繋がるとしたら、利権云々で怒る人が責めるべきは投票に行かない人。今回の選挙は投票率は低かったものの、得票率は有権者の50%以上。そういう数字が後押ししてくれるってさ。当確ムードの候補者を当選させたくない人も当選させたい人も、やっぱり選挙には行かなあかんね。どの人も自分と同じ考えを持ち、どの人も自分と違う考えを持っているから、とても迷うけど。(hammer.mule)