電子浮世絵版画家の東西見聞録[32]フリーツアーが気楽です(1)/HAL_

投稿:  著者:  読了時間:6分(本文:約2,900文字)


今回の旅は、旅行会社の作ったパックツアーとは違い、飛行機のチケットとホテルは別々に設定したフリーツアーです。パックツアーでは、ソウルに着いてから現地ガイドさえ見つければOK、何も考えずに小型バスに乗せられ、土産物屋さんを回りホテルに連れて行かれチェックイン。帰りもホテルチェックアウトからキムチ屋サンを回り、空港までバスに乗せられて搭乗ゲートまで連れて行かれ、見送られるという至れり尽くせり(?)の旅をすることが出来ます。行きたいところに行き、見て回り、帰る。それはそれで良いでしょう。

前回までに何回かパックツアーでソウルに行きましたが、その至れり尽くせりがうっとうしくなって来ました。電車に乗り、目的地(観光地)に着いて、目的(観光)をこなし帰ってくる旅。私にはありませんが、毎日通勤して仕事をこなして帰ってくる過程と同じではないでしょうかねぇ。宿泊していないから旅とは言えませんでしょうか。たまに仕事が遅くなり、ホテルで一泊して帰ってくるなんてこともありますよね。これも宿を取っているわけですから旅なのでしょうか。


出発点と終着点があり、その間の行程が全くないに等しいパックの旅は、温泉に行かずとも温泉地から運んできたお湯に浸かることの出来る都心の温泉に行くようなものです。これって、分かりにくいたとえですか。美しい自然や遺跡などの目的地を見て回り、おいしい物を食べ帰ってくれば良い。それも良いでしょう。

本来「旅」とは何でしょう。「旅とは人生である」等と言う人もいます。もし、旅が人生であれば終着地点は確実に決まっています。もう戻ってくることの出来ないところです。とすれば、目的地が問題ではないと言うことですね。これは人生そのものが、生きているということが「旅」なのだと言っているのでしょう。

英語で、旅はTravel,Trip,Journy,Voyage,Tour 等々の沢山の言葉があります。それぞれに長期にわたる旅行や遠い国に行く旅行、かならずしも帰ってくることは意味しない旅行、海上の長い旅行、周遊旅行と使い分けれらています。ひとつの事柄に対する語彙の多いはずの日本語では、「旅」という一言に集約されてしまいます。日本人の使う「旅」というひとつの言葉には、それだけ沢山の思いがこめられているからなのだと思います。

話を元に戻しますが、「旅」とはその行程を楽しむ全てを指すのではないでしょうか。当然のごとく、その人の思いによりそれぞれは違ってきます。少なくとも私の旅は目的地への往き来だけではなく、文化に触れたり、人と交流したり、または自分の心の中への旅をも意味しています。韓国に行くことも、向こうの友人に会うこと、友人を介してさらに多くの友人を作ること、見知らぬ人と会話すること(もちろんハングンマルは出来ませんので、適当に)。それは自分の心を開くことであり、そのような様々な事柄を楽しむ、その行為自体が「旅」なのです。

そんな「旅」をテーマにしたアートライブを5月7日水曜日に行います。お時間の作れる方はぜひ当日、銀座アップルストアーの三階シアターにお越し下さい。ここのところ2か月おき、定例になっているZietZのSoundDrawing LIVEです。
< http://zietz.hal-i.com/ >

話を戻すといいながら、また話がそれましたので、とりあえず一番はじめにまで戻してみます。

さて、飛行機に乗るのはいつも面倒です。まず成田まで行くのに時間がかかりすぎます。でも、今回は直前の仕事の流れで疲れがたまっていたので。瞬時に成田に着いてしまいました。たまプラーザ駅からリムジンバスに乗り、ふっと眠りに落ち込んで気がつくと高速道路の降り口、成田でした。都内から海外に行かれる方は、直前に仕事を沢山こなしていきましょう。お薦めです。

飛行機の出発2時間前に空港にはいることは大きくアナウンスされていますが、これは手続きに時間がかかる場合があるからということですが、最近ではほとんどの場合、出国手続きはあっという間に終わってしまいます。さて、ここでも時間が余ります。で、どうするのかというと携帯Blogの記事を書きます。普段から携帯によるBlogを使用していない人のほうが、あの小さなキー配列からの入力に手間取りたっぷり時間をつぶせます。本当に便利な世の中になりました。私はMacBook持参でしたが、決してこういう物を使ってはいけません。
< http://z-blog.hal-i.com/?day=20080325 >

飛行機には早めに搭乗します。外国人でにぎわっているような場合は、搭乗ゲートの一番前に陣取ります。これは、手荷物を一番先に頭上のロッカーに楽に入れるためです。これって、本当に手荷物なのかと疑うような量と大きさの手荷物をロッカーに詰め込む外国人が多く、こういった荷物が入ってしまうと自分達の荷物が入らなくなるからです。

以前一回だけですが、どうしても入らなくなった小さな荷物を足下に置いてフライトしましたが、結構邪魔になりました。この時、他の客が自分の荷物をフライトアテンダントに頼み、遠くのロッカーに入れてもらっている人もいました。これだと、到着してから荷物を出しにくくなります。

荷物を入れ終わったら、ブランケットを注文し受け取ったら膝にかけ、座席シートに用意されている雑誌を手に取り眺めます。日本語以外の物が最適です。必死になって意味を読み取ろうとしている内にまぶたが自然に落ちてきます。こうなったらしめたものです。

もし語学に堪能な人は哲学書を一冊お持ちになると良いでしょう。成田まで来るバスで十分に睡眠を取っていれば、機内食が運ばれてくる音と匂いで自然に目が覚めるでしょう。そうしたら飲み物はビールです。ワインがあったらワインももらいましょう。でも、ウイスキーなどの飲み物は避けておきます。気圧の関係で酔いが回るのが早いのと、強いアルコールは興奮させてしまうのでお昼寝の時間を奪われてしまいます。

そうこうしているうちに、仁川空港に到着します。2時間のフライトは短いのです。パックツアーではない気楽さはここからです。でも前置きが長くなりすぎたので、つづきは次回と言うことでご勘弁を。ちゃん、ちゃん。


成田空港にあるお土産屋さん、名前がこんなので良いのか?


相変わらず安い大韓航空機。この飛行機に乗ります。

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ >
Web < http://lohasfood.exblog.jp/ >
Web < http://Web.mac.com/hal_i/ >
Sound Drawing グループ「ZIetZ」の公式サイト
< http://zietz.hal-i.com/ >

「塗り絵で親しむ俳句の世界」(桃園書房)著者名・飯田晴山
「Shade 9 ガイドブック」BNN新社「ArtRageで絵を描こう!」BNN新社
「Photoshopバージョンブック」毎日コミュニケーションズ
「Illustratorバージョンブック」毎日コミュニケーションズ