電子浮世絵版画家の東西見聞録[64]舞浜イクスピアリ/雪の下キャベツのくたくた煮/HAL_

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●舞浜イクスピアリ

先週、舞浜に行ってきました。舞浜というとディズニーランドを想像する人も多いと思いますが、今回の舞浜行きは夢の国での陶酔はまったくなしで、打ち合わせです。前回、東京ディズニーランド行ったのは、もう10年以上前の話です。ディズニーシーはまだ出来ていない頃の事でした。この時は中華人民共和国の舟山市から来た副市長様ご一行4名の接待役で、ディズニーランドに入ったのです。そして今回は、前回行った時からの舞浜駅近辺の変貌ぶりにビックリしました。

舞浜へは車で出向いたのですが、当然必要なのは駐車場です。地図を見ると舞浜駅付近に適当な駐車場はないのかなと思い込み、打ち合わせまでの時間もあったので257号線から一度、浦安の方に廻ってみたのですが適当な場所が見あたりません。しかたがないので、以前友人から舞浜にできたというショッピングセンター・イクスピアリを思い出し、旧江戸川沿いの道からちょっと戻って舞浜の駅を回りイクスピアリの入り口を目指しました。

駅を越すともう一直線という感じでイクスピアリは見つかり、駐車場入り口もすぐにわかりました。そのまま駐車場に入ると、すぐに案内の人が出てきます。そして言われたのが「この駐車場は車寄せで預からせていただくシステムになっており、その利用にサービス料金が500円かかりますが、いかがなさいますか?」私は「え、全車なのですか」と聞くと「そうです」の答え。



素晴らしいシステムだとは思いますが、それならはじめの1時間に料金を含めればいいのにとか、絶対に自分の車を他人にいじらせたくない人はどうするの、等々の考えが頭の中をよぎりましたが、私は素直な質で、渋々「はい」と答えそのまま中に入りました。車を車寄せに止め、係の人にキーを預け貴重品を手に持ってロビーに入ります。ロビーでは預かり証をもらい、そのままエレベーターでイクスピアリのショッピングタウン2Fにあがっていきます。
< http://www.ikspiari.com/ > ikspiari

イクスピアリは最近よくあるテナントの集合ビルのようですが、奥にはシネマを核にして140のショップ&レストランやライブハウスまである、まさに小さな街といった作りになっています。私は現在、横浜のセンター北に住んでおり、センター北にはショッピングモールが二つあるのですが、そのどちらともビルの中といった感覚はぬぐえず、鴨居にあるららぽーとも整然と各テナントが並んでいる雰囲気なのですが、このイクスピアリは感じが違います。

メインの通路は真っ直ぐに伸びているのですが、それとは別に折れ曲がった通路があり、突き当たるシネマエリアにもシネマをぐるりと囲む道が作られています。古い入り組んだ街並みに、少しずつ作られてきたショッピング街のような作りなのです。駐車場からあがるエレベーターを出てすぐ私が感じたのが、ソウルにあるCOEXモールです。歩いている人は確かに日本人ばかりなのですが、日常と離れた感覚だからなのか、なにか韓国の匂いがすると思っていたのは、後から考えるとその作りにあったようです。
< http://www.k-plaza.com/seoul/mall_01.html > COEXモール

イクスピアリで打合わせを済ませ、駐車料金を軽くしようと1Fにある[FOOD FOOD]で買い物をして時間分だけ無料にしたのですが、サービス料金が別である事を思い出しました。どんなに買い物をしても、この最低500円は無料にする事は出来ないのです。それを、サービスとして徹底させるのは素晴らしいアイデアですね。私が行ったのは平日だったので「十分自分で車を駐車できるよ」と言いたいところでしたが、これが土日祭日となると相当の混雑は予想され、このサービスの有効性がよく理解できます。

ちなみに、電車で行くと南口左手にディズニーランドのように見えるエントランスがあり、ここから入ったフロアーは2階になります。舞浜の駅は、降りたとたんにディズニーパラダイスなのです。

・本日のお薦めYouTube Music Norah Jones

Come Away with Me今回は、しっとりとジャズィーなボーカルをお楽しみ下さい。ノラ・ジョーンズはピアノの弾き語りでJazzシンガーです。2年くらい前、韓国旅行の宿泊先、ホテル内の小さなホールのような場所でバイキング形式の朝食をいただいていたのですが、舞台のスクリーンにはノラジョーンズのライブ映像が流されていました。下記に掲載したのは全てDont Know Whyです。はじめのはソロ、2曲目はジョン・メイヤーへと繋がり、3曲目はセサミストリートで。全てライブ映像ですが、さすがに安定した歌声、ちょこっと出の日本のシンガーとは大違いです。

Live - "Don't Know Why"


Norah Jones & John Mayer - "Don't Know Why" - "Your body is a wonderland"


"Don't Know Why" on Sesame Street



◎だいぶ前から、我が家では安全で新鮮な食材を手に入れるためにオイシックス(oisix.com)を利用しています。このオイシックスは、国内最大規模の食品販売サイトという事なのでご存じの方も多いと思います。我が家では特に野菜中心に購入しているのですが、毎回届けられる野菜はどれも食材そのものの味が濃く感じられ、美味しいものばかりです。今回は、そのオイシックスから届いた雪の下キャベツを使った料理をご紹介します。
< http://www.oisix.com/ >

●雪の下フルーツキャベツのくたくた蒸し煮

雪の下キャベツは、その名前の通り雪の下で熟成したキャベツです。雪の下の凍る寸前の温度で保存されたキャベツは、普通では食用としない外側の葉の栄養分が内へ内へと運ばれ、芯に近い部分ほど甘いキャベツになるのだそうです。甘さの増したキャベツは煮込み料理にぴったりです。一緒に煮た他の素材にまで甘みが移り、寒い冬を暖かく過ごすための逸品となります。

レンコン、人参、タマネギ、じゃがいも、ダイコンなど家にある野菜で蒸し煮にしてみました。タマネギはスライスして少量の塩とオイルをまぶし、レンジでやわらかくしておきます。煮込み鍋(我が家では厚めの鉄鍋)または土鍋など、しっかりした鍋に入れてじっくり煮込みます。最初は固い野菜、人参、大根、じゃがいも、レンコン、六割りぐらいにしたキャベツを入れます。さらに、レンジでやわらかくしたタマネギをのせて、塩、胡椒、ローリエを加えて白ワインまたは日本酒を50ccほど回し入れます。

材料を入れた鍋は中火にかけ沸騰させ、弱火にしてじっくり煮込んでいきます。全ての食材がやわらかくなったら塩かげんをみて、仕上げにブラックペッパーを入れてできあがりです。蒸し煮に使った水分は白ワインだけです。あとは、鍋に入れた食材から出てくる野菜の水分を利用して蒸されていきます。見た目的にはおとなしく見栄えのしない料理ですが、煮込んだ割にはそれぞれの野菜の個性がそのまま残り、さらにキャベツの甘みが移って、ビックリするほど全て野菜の旨味がそのまま生かされた料理になります。

●ホットケーキのもとでタルト・タタン

タルト・タタンは、タタンホテルでの失敗から生まれたお菓子です。本当はアップルパイを作ろうとしたところ、焦がす寸前まで炒めてしまい、上にタルト生地を乗せてオーブンで焼き上げ、引っ繰り返してみると素敵なデザートになっていたという、偶然から生まれてポピュラーになったヒット作です。

さて、今回作るのは「なんちゃってタルト・タタン」です。「紅玉」または「ふじ」など酸味のあるりんごの皮をむいて12割にし、バター大さじ2をフライパンに溶かしリンゴをソテーします。ソテーしたリンゴを耐熱皿もしくはパイ皿などに放射状にならべ、三温糖またはブラックシュガーとシナモンを振りかけます。さらに、カルダモンがあれば使うと良いでしょう。

その上にかために溶いたホットケーキミックス生地をまわしかけ、200度のオーブンで20分から30分焼き上げます。これで完成。リンゴの形が残っているのがタルト・タタンです。決してジャム状にしてしまってはいけませんよ。温かいままでも冷めても美味しいデザートです。

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ >
Web < http://lohasfood.exblog.jp/ >
Web < http://Web.mac.com/hal_i/ >