[2807] Ustream用の機材を物色する日々

投稿:  著者:  読了時間:27分(本文:約13,100文字)


《「画質」よりも「音質」》

■KNNエンパワーメントコラム
 Ustream用の機材を物色する日々
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[233]ストリートビューもどき編(2)
 ブラウザで360度見渡せる機能を作る
 古籏一浩

■子だくさんIT社長のFileMaker日記[05]
 春のサンフランシスコ空港大運動会結果報告
 茂田カツノリ

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■KNNエンパワーメントコラム
Ustream用の機材を物色する日々

神田敏晶
< http://bn.dgcr.com/archives/20100308140300.html >
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KNN神田です。

Ustreamを活用した放送が増えてきて、参加できなかったイベントなどのライブを視聴できるようになってきた。しかし、非常に残念なのが、音質の問題である。映像品質で最も重要なのは、「画質」よりも「音質」なのである。

iPhoneでも、Ustream Broadcasterを使って放送できるが、音質はiPhoneの電話用のマイクでしか提供されていないため、入力音声のほとんどはうまく聞き取れないケースが多い。

自分の音声のみを届けるならば、本体ではなく、iPhoene付属のヘッドフォンマイクを使ったほうがいい。しかし、マイクもヘッドフォンもあまり気に入らないので、ボクは、audio-technica iPhone/iPod専用マイク付きヘッドホンアダプターAT335iを使っている。
< http://bit.ly/9RIA3I > 1,151円 Amazon

マイクの音はそれなりだけど、ヘッドフォンは自分の好きなものが選べる。いつも帽子をかぶっていることもあり、ソニーのネックバンド式をずっと愛用。もうこれで4代目くらい...。片耳はずしてもネックバンドだと、ブラブラしないのも何かと便利!

SONY ステレオヘッドホン ステイブルイヤーチップモデルMDR-AS30G
< http://bit.ly/9fMNrN > 2,580円 Amazon

音質は値段相当だが、付属のイヤフォンと比較すると、かなりいい音! 付属のヘッドフォンだけを使っている人は、一度買い換えてみるべきでしょう。わざわざ悪い音で聞く必要ないと思う。

そして、しっかり聞きたい時、しゃべりたい時は、フォーカルポイントの「アトミックフロイド ハイデフドラム」を使い始めた。
< http://www.focal.co.jp/product/atomicfloyd/hidefdrum/ >
音質の向上はすさまじい限り! でも、ネックバンドタイプが欲しい!
< http://bit.ly/aBtMAp > 13,850円 Amazon

しかし、iPhoneでのUstreamBroadcasterの一番の問題点は、何よりも、自分の流している音声をまったくモニタリングできない点だ。モニタリングできなければ、音質やボリュームを確認しようがない。また、モニタリングできないと話もしにくい。これはなんとか改善いただきたいところだ。

さらに、放送を始めて、自分がしゃべっていると操作パネルが見えないというのも、後ろに「手鏡」を設置するなどの努力が必要となる(笑)。自分を映しているのが、著作権的にも肖像権的にもいちばん問題がないが、いつのまにか、放送されていなかったことに気づくなんてことが多々ある。

そして、モニタリングができないので、当然、中継用のモニタリング用のPCなり、iPhoneが必要となってくる。

また、iPhoneで自分の放送をモニターしようと思うと、Ustream側に事前に自分の放送番組を登録申請しておく必要がある。これはとっても重要です! これらを知っておかないと、iPhoneでは視聴できないということが当日になってから知り、大パニックになる人が多い。

登録は一週間くらい余裕をもってこちらから...どうぞ!
「Ustream iPhoneで視聴できるようにUstreamに登録申請!」
< http://bit.ly/aCsSm7 >  KNN

iPhoneは気軽にUstream放送をするには最高であるが、やはり本格的にしっかりやりたい場合はPCからの生放送をオススメしたい。

UstreamはHDでも有料ソフトで対応しているが、HDで流しても、HDクオリティでは、iPhoneで視聴できないなどもあり、現在は「StandardSD 4:3」がiPhoneでも視聴できるフォーマットであるからそちらをチョイスすべきだろう。

Ustream側が提供しているProducerやProducer Proなども、映像ソースや音の設定などが時々設定不可能となるバグがあるため、放送よりもセッティングで手間取ることが多々ある。

このあたりの問題は、何度かOSのリスタートやソフトを再起動で復旧できるが、非常にストレスのたまる作業だ。つい先週の#tw2muイベントでも突然音が流れないという状況に見舞われ、ウェブカメラのマイクで対応せざるをえなくなってしまった。

2万円近い、Producer Proでの設定トラブルは問題だ。Proといいながらもクロマキーひとつ対応していないのもどうかと思う。
< http://www.ustream.tv/producer >

なので、Macでは、CamTwistサイトのcontents「where do I get?」からOSに応じたCamTwistをダウンロード
< http://allocinit.com/index.php?title=CamTwist >
windowsでは、ManyCam
< http://www.manycam.com/ >

などの従来の昔からあるエフェクトソフトで、デスクトップの配信、PinPやタイトルを入れた放送を行うことも可能だ。そんなエフェクトを使わなければ、基本的にUstreamの配信はとっても簡単だ。

映像と音声の入力を選んで、STARTを押すだけだからだ。
通常の配信方法はこちら
< >

ビデオメーカーは、Ustream Wi-Fiビデオカメラなどをもう発売してもいい頃だろう。サンヨーのXacti開発チームあたりは動いていてもいい頃だと思うのだが...。

さて! 本題だ。映像よりも配慮すべきなのが「音」である!

映像の質が多少甘くても、音が良ければ聞き続けることができる。逆に、映像の質が良くても音がひどいと視聴に耐えられない。

そこで、必要なのがマイクとヘッドフォンだ。Ustream用には必ず「USBヘッドセット」をご購入ください。
< http://bit.ly/cUThh0 > Amazon

「USBヘッドセット」を使うだけで、かなりの音質アップが期待できるからだ。ボクは高価なSENNHEISERを買ったけれど、普通の安価なものと大差なかったのがショック...。ブランド神話が崩れる...。

アナログのヘッドセットだと、音声をアナログでPCに取り込むため、どうしてもノイズが乗りやすくなる。しかし、USBヘッドセットだと、少なくとも音声がデジタルで入力されるためにノイズが発生しにくくなる。それだけでもかなりの音質アップが期待できる。まずは、USBヘッドセットで放送をはじめると、音声がクリアになります。

そして、次の段階が、USBオーディオインタフェースです。これがあると、お気に入りのマイクや外部音源をクリアにPCに提供することができるようになる。

最近はUSBオーディオインタフェースの種類も増えて、コンデンサマイクをファンタム電源で使うタイプもかなり激安になってきた! 多少の投資をしても、揃えておいて損はないと思う。

ボクのチョイスは、USBオーディオインタフェースに、複数の音声をミキシングしたかったのと、MacでもWindowsでも使いたい。さらにCompやエフェクトをリアルタイムに直感的に試したかったので、コレ。
YAMAHA MW8CX
< http://bit.ly/aMILCv > 24,120円 Amazon

やはり、フェーダーなどの操作がダイレクトで操作できる点が便利です。当然、普通のミキサーとしても使えるので何かと重宝している。他にはCubase AI4.0が付属。しかし、Cubaseは音が鳴り出すまでの設定に、いつも頭を抱えさせられる...。

そしてマイクは、AKGのPerception 120を選択。
< http://bit.ly/cUeasZ > 13,945円 Amazon

これは長年欲しかったコンデンサーマイク。しかも、AKGがこの値段で手に入るようになったのが、まるで夢のようです。このセットで、4万円以下。これはかなりお得な買い物かと思いました。

マイクもUSBオーディオインタフェースも、楽器屋で音を確認してチェックして、Amazonの価格よりも高めだけどその日に欲しかったので、アマゾンの価格を見せながら交渉して購入。いろいろ試せるリアルショップがないと、マイクなどは判断しずらいところ。自分のヘッドフォンで実際の音の確認をして買えて、とても満足できた。

余裕があれば、マイクは1万円アップだが、AKGのPERCEPTION 220にすればサスペンションホルダーがついているので、こちらのほうが良いかもしれません。
< http://bit.ly/9l4QuK > 23,024円 Amazon

デスク周りは、ハードディスクの振動や、チャットでキーを打つので、ついつい机からの振動をマイクが拾ってしまうからです。サスペンションホルダーだけをあとで購入しようとしても5,000円以上で、しかも純正でないので、最初からAKGのN220の購入が正解かも。

もしくはRODE NT1Aなども候補にあげられる。
< http://bit.ly/aUrV8L > Amazon

RODEのマイクはコストパフォーマンスが高い。ボクもビデオ撮影用に、ショットガンマイクでRODE NTG2を使っている。電池駆動のコンデンサーマイクでCanonのHV-30と接続できる。コード類は別売。
< http://bit.ly/adrTrm > 17,800円

......ということで、USBオーディオインタフェースがひとつあると、かなりUstreamの放送のクオリティが向上することでしょう。

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/ >
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[233]ストリートビューもどき編(2)
ブラウザで360度見渡せる機能を作る

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20100308140200.html >
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自分でストリートビューもどきを作る二回目です。前回は画像を用意するところまで説明しました。今回は、Webブラウザで表示するためのスクリプトです。プログラムの細かい説明は頭が痛くなる人がいるでしょうから、原理的な話だけにします。

まず、360度の画像を表示するための領域を用意します。ポイントとしては、画像は< img >タグではなく< div >タグの背景画像にするということです。というのも、ブラウザのスタイルシートの機能で、背景画像を繰り返し配置できるからです。これは標準で背景画像が繰り返し表示されるため、360度の画像を背景画像として指定するだけでできあがりです。

HTML


次に、画像をぐるぐる見渡せるようにするためにスライダーを用意します。これは、jQueryというライブラリで使うことができるスライダー機能を利用しています。スライダー以外は通常のJavaScriptの書き方にしてあります。GPSデータはJSON形式にしてあります。JSON形式であれば、他のファイルや他サイトにあるファイルを手軽に利用することができるからです。

jQueryライブラリ
< http://jquery.com/ >

jQuery UI
< http://jqueryui.com/ >


var x = 0;
var stepX = 0;
var limit = 1774;
var gpsData = null;
var map;
function scrollView(){
var img = document.getElementById("contents");
img.style.backgroundPosition = x + "px 0px";
x+=stepX;
if (x > limit) x = 0;
setTimeout("scrollView()", 100);
}
$(function(){
scrollView();
$("#slider").slider({
min: -50,
max: 50,
value : 0,
slide : function(evt, ui){
stepX = -ui.value;
}
});
// データ読み込み
$.getJSON("./data.js", function(json){ gpsData = json; setGoogleMaps(); });
});


最後にグーグルマップを表示します。グーグルマップにはver2とver3がありますが、ここでは最新のver3を使いました。マップ上にはマーカーを表示するのですが、これはJSONデータに記録された緯度経度を元にして表示していきます。これをデータの数だけ繰り返せばできあがりです。


// グーグルマップ表示
function setGoogleMaps() {
map = new GMap2(document.getElementById("gmap"));
map.setCenter(new GLatLng(35.9659179, 137.8142582), 10);
ctrlObj = new GLargeMapControl();
map.addControl(ctrlObj);
for(var i=0; i<gpsData.length; i+=2){
var lat = gpsData[i];
var lon = gpsData[i+1];
var marker = new GMarker(new GPoint(lon, lat));
map.addOverlay(marker);
GEvent.addListener(marker, "click", function(obj){
var lat = (""+obj.lat()+"0000000").substr(0, 10);
var lon = (""+obj.lng()+"0000000").substr(0, 11);
var src = "photo/"+lat+","+lon+".jpg";
var img = document.getElementById("contents");
img.style.backgroundImage = "url("+src+")";
});
}
}


実際に撮影してみると、写り込みもありますし画質もよいとは言えません。屋外だけでなく、室内でも使い方によっては有益かもしれません(旅館やホテルの間取り、不動産関係など)。

撮影は徒歩か電動自転車が楽です。観光名所などを360度撮影して、掲載しておくというのもよいかもしれません。なお、上記のプログラムは自由に改変して使って構いませんし、そのまま使っても問題ありません。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

さらに、このカメラの動画撮影機能を使って360度の映像を撮影、処理して動く360度映像も作成済み。これは、また某所のネタで登場予定。FlashでなくHTML 5 videoの機能を使って作ってあります。

毎度同じみアスキーの連載もよろしく。Bridgeネタの最終回です。
・BridgeのGUIをJavaScriptで操ろう!
< http://ascii.jp/elem/000/000/500/500608/ >

ハイビジョン映像素材も、ちょこちょこ追加してます。EOS 5D mark IIのファームウェアがアップデートされるみたいなので、これまで撮影した30Fとこれから撮影するものでは、フレームレートが違ってしまいますが、そこらへんは、まあ仕方ないということで。
・ハイビジョン映像素材(60i, 30F, 24f)
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

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■子だくさんIT社長のFileMaker日記[05]
春のサンフランシスコ空港大運動会結果報告

茂田カツノリ
< http://bn.dgcr.com/archives/20100308140100.html >
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ども、このところさまざまなご依頼をいただいて今日は新開地、明日は難波谷町と世界中を駆け巡っている茂田です。最近は、Twitterのおかげで人間関係も仕事関係もすごい勢いで流れてて、2週間も前のことが大昔に思えてくる日々。最近も下記イベントに出演させていただいた。

▼@KATOKICHIcoltd ツイッター1万人突破記念大抽選会
< http://www.ustream.tv/recorded/5193998 >
テーブルマーク様末広部長ご出演、ケツダンポトフそらのさんのUstream中継と、まさに時の人が集うイベントに、わがレクレアルの「Twitter抽選ツール〜がらぽん〜」をご利用頂きました。僕の友人でタレントの弓月ひろみさんも乱入!

▼朝までソーシャルメディア #tw2mu ナイト3!
< http://www.ustream.tv/recorded/5203470 >
KNN神田さんのコーナーにiPadネタで出演させていただきました。iPad発売となる4/3は米国行こうかな。

●ちょろっとシリコンバレー方面に行ってたのだが

僕はこうみえても一応ある種の信念に基づいて仕事をしているつもりなので、そこに同調していただける方なら日本中、いや世界中どこにでも、アメリカでも南極でも北千住でもどこでも行くことにしている。

その場合、講師でもコンサル仕事でも、原則として交通費・宿泊費の上乗せはせず、全国一律料金とすることもひとつの目標にしている(【宣伝】なのでぜひお声がけください【業者乙】)。

逆に、他社と横一線で金額比較みたいな形になったときは実現しないことが多い。相見積自体は全然まったくかまわないのだけれど、他社との質的な差をみてほしいし、僕自身の分析や企画、データモデリングやユーザインタフェース設計を買ってくれる人との仕事を優先にしたいから。

ところでこの原稿は、出張先であるサンフランシスコから東京に戻るデルタ航空DL635便の機内で書いている。大きな声では言えないが、実は帰国便に乗り遅れるところだった。そして航空券はパーになり、日本でのアポイントも流れるところだったのだ。帰国翌日に、加ト吉さんのTwitterイベントに参加させていただいたのだが、間に合ってよかったのだ。

ということで、今回はその大運動会についてご紹介するが、よい子は決して真似しないように。

●春のSFO大運動会(笑)

帰国便の出発は12:15、つまり昼過ぎだ。国際線は2時間前に空港到着という原則からすると、10:15に空港着けばいい。

空港までは渋滞なけりゃクルマで約30分。9:30過ぎたら出発しようかなという感じで、5時くらいから起きて仕事したり、Twitterでゼビオとすき家の中の人に絡んだりしながら過ごしていた。余裕があったので、この朝の時間使って挨拶を1件と買い物とをしてしまおうと思い、7:30頃に宿を出発。この「余裕」があとで大変なことにつながるとは...。

早朝からミーティングが行われている会社に顔を出したら、話が面白くて9時くらいまでそこにいる。ここで直接空港に向かえばよかったのだが、色気出してWalmartに立ち寄ってしまう。

このとき、時刻についてちょっとした誤認をしてしまった。僕の腕時計はデジタルとアナログ両方表示で、アナログは日本時間のままにしてたのだが、それが深夜3時を指してるのをなんとなく9時と思い込んでしまったのだ。つまり頭の中で1時間ずれてしまったのだ。

とはいえ急ぎ気味に買い物済ませたのだが、ここはアメリカ。レジで並んでたら前の人の商品確認でキャッシャー係の人がどっかに行ってしまい、10分くらい待たされる。アメリカではよくある光景だが、なにもこんなタイミングでしないでくれよ。

買い物を終え、さーて空港行くぞとエンジンをかけたとき、コンソールに表示された時刻を見て僕の下アゴは床まで落ちてしまった。なんと時計は10:44。このとき1時間誤認してたことに気づく。

とりあえず走り出してから悪いアタマを総動員して考える。考えろ、俺。

飛行機の出発は12:15pm、国際線では出発1時間前にチェックイン受付を締め切る。60分前にチェックインカウンターに到達してない人の席は、キャンセル待ちや航空会社社員の移動用に割り振られてしまう。

いつも満席なデルタ航空(旧ノースウエスト航空)だから、11:15amその瞬間にチェックインできなければ、座席を奪われ乗れなくなってしまうことは確実。実は以前、目の前で座席を奪われちまって帰れなかったことはある。本来は航空券はパーだが、特別にテキサス経由で24時間かけて帰国させてもらったが、今回もそうしてもらえるとは思えない。

空港までは渋滞しなくても30分、レンタカーを返して空港内の交通システムでチェックインカウンターまで移動するのに15分はどうしてもかかるから、この時点で乗り遅れ確定。あーやっちまった。

やっちまったぜほぼ確定になってみて、とはいえベストを尽くしてみようと考えた。安全性に問題のない範囲でのギリギリの方法を、クルマの中で考えてみたのだ。そして考えた作戦を以下の通り実行した。

●作戦遂行(よい子は真似しちゃダメよ)

まず、レンタカーを返却せず先に国際線ターミナルに行き、預け荷物を降ろしチェックインだけする。もうこれしかない。しかしターミナルのカーブんとこには見張りのおっさんがいて、クルマを無人にして離れようとするとすごい勢いで怒られるのは知っていた。さあどうしよう。

空港の敷地内に入ったのが11:10。予定通りデルタのカウンターに一番近いところに停車。ここで、テールゲートを開けっ放しにしてクルマを離れるという作戦を採用し、ごまかしに成功。アメリカではドア開けっ放しでクルマから離れることは基本考えられないので、それを逆手に取ってみたのだが、幸運にも文句は言われず。

チェックインカウンターでは荷物の詰め替えとかバタバタしてしまい「あなたは乗り遅れだよ」と言われたものの、締め切り数分前になんとか搭乗券を受け取る。案の定、翌日の予約を今日に振り替えたくてキャンセル待ちしている人がいて、その人の手続きを開始する直前だったので、本当にギリギリだった。

そして11:15には搭乗開始なので、このまま急いでゲートに向かえと指示される。ここでレンタカーを返しに行くというのがバレたら、間に合わないからと搭乗を取り消されるのが目に見えているので、セキュリティチェックに向かうフリして、欽ちゃん走りでさりげなく斜めにコース離脱。しめしめ、気づいてない。

クルマは警告シール貼られることもなく無事だったので、慌てず急いでレンタカー返却。手続き自体は受付担当者から清算レシート受け取るだけで、手際のいい中国系のおニイちゃんだったので一瞬で完了。

ここから空港の交通システムに乗るには、一旦1Fに降りてからまた4Fに上がる必要があるのは知ってたので、4Fから1Fまで階段ダッシュ。登りはエスカレータダッシュしようと思ったら止まってやがった。動かないエスカレータを駆け上がるのって微妙に調子狂うが、なんとか乗り場へ行きほぼ待たずに乗れる。

国際線ターミナルに戻ったら、さっきチェックインした担当者にみつからないようコソっとゲートに向かう。セキュリティでは「間に合わないから」とお願いして優先列に入れさせてもらう。

そしたら目の前で、赤ん坊連れのおかあさんがマクラーレンのベビーカーを折り畳めず苦労している。おお、これは子育て二段マクラーレン初段の俺にまかせなされ、と片手片足でさくっと畳んで尊敬の視線を浴びる。

うお、こんなことしてるバヤイじゃない。時刻はすでに11:40。いつも出発を早めるデルタのこと、飛行機のドア閉められてしまうかも。しかーし、セキュリティではスペシャルサービスで例の全身スキャナーにご招待となる。見ちゃイヤ〜ン。

ゲートはA9。これはセキュリティから一番遠くの、さらにエスカレータを降りた先という嫌がらせかイジメかっていう場所にあるのは知ってたので、とりあえず走る。走ってる途中でDL635便のファイナルコールがかかるが、まだ名前を呼んでないので、これは間にあったと確信。

ここでおみやげ屋に寄ってもよかったのだが、その根性はないので搭乗ゲートまで直行。乗客はすでに誰もいなかったがドアは開いていて、なんとか間に合ったー、というのが一部始終なのだっが。まあ僕のあとからも、免税品かかえた日本人が乗ってきたりはしてたが、時間的には本当のギリギリで、ここまでの展開を考えれば乗れたのは奇跡かも。ふー。

ということで皆さん、国際線では出発2時間前の空港到着が必須ですよ。
Walmart寄ってる場合ではないですよ。

【お知らせ:FileMaker講座開催・大阪開催】

今年に入ってから毎月1〜2回は実施している、中部・関西でのFileMaker講座。次回は下記内容にて開催となります。

◇LetもEvaluateも語り尽くす!FileMaker関数徹底学習講座(その1:総合編)
< http://www.recrear.jp/filemaker_school/fmfunction/ >

FileMakerをしっかり使いこなすためには必須である「関数」を、系列ごとにわけてしっかり学習する講座です。書籍やヘルプだけでは理解しきれない各種関数を、ハンズオンによりしっかり習得します。
日時:3月27日(土)9:30〜18:00
開催場所:大阪府社会福祉会館(大阪・谷町)
費用:お一人18,900円(税込:OSMC会員の方は割引12,600円)
講師:茂田カツノリ

【しげた・かつのり】FileMaker公認トレーナー/FileMaker認定デベロッパー。株式会社レクレアル代表取締役。例によってTwitter活動により急激に人生が変化し始めてる。特に仕事方面。だけどこれからTwitterやる人もっと増えるだろうから、そうなったらもう遅いかもね。
Twitter (個人用)< http://twitter.com/shigezo >
FileMaker情報メルマガ配信中!登録は以下で
< http://www.recrear.jp/ >

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■編集後記(3/8)

悪魔と天使 [DVD]・「天使と悪魔」をDVDで見た。前作「ダ・ヴィンチ・コード」はおもしろかったが、「天使と悪魔」はさらにおもしろかった。前者は原作を読んでから映画を見て、なるほどこうなるのかと思い、後者は原作を読まずに映画を見たから、ますます原作を読まなければならないと思う。前作同様「インディー・ジョーンズ」のようにハイテンポなサスペンスドラマで、今回は誘拐された4人の次期教皇候補の公開処刑を阻止し、ヴァチカンにしかけられた爆弾(反物質)を捜しすというタイムリミットミッションだ。しかし、驚くべき見せ場が多くあるのに、あまり緊張感をおぼえないのはどういうわけだ。しくまれた謎を次々と解いていく主人公と、やたら有能な美人学者のコンビが、お約束通り解決してくれると安心して見ていられるからか。背景となる宗教と科学の対立とやらは、偽史っぽいが興味深いテーマだ。この映画ではふたつ騙された。一つ目は、みごとなどんでん返し。ヴァチカンの敵の正体をそこまで読めなかった。二つ目は舞台となるヴァチカン・ロケの素晴らしさ。世界遺産でこんなことよくできたなと感動したら、撮影許可が下りなかったためローマを中心に撮影されていて、ヴァチカンの建築物の多くはリアルな3DCGだという。それにはまったく気がつかなかった。天使VS悪魔 [DVD]便乗作品っぽい「天使VS悪魔」も見る。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001R4QU6G/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー3件)

・Twitterの3 good thingsを読むのが好き。ハッシュタグは「#3good」。その日にあった良い出来事を3つ書き出すもので、よく手帳に書きなさいと言われていたものだけど、それをTwitterで、たくさんの人が皆に見える場所でツイートしている。仕事がうまくいった人、子育てで感じたこと、おいしいもの食べたよ〜とか、早起きしたよ〜まである。「少女パレアナ(ポリアンナ)」の「良かった探し」が好きだった。仕事を得られるようになるまでは、自分の運命は自分でなかなか変えられない。でも心の持ちようは変えられる。つらい出来事や人の仕打ちにひねくれず、でもこういういいこともあったとつぶやく、けなげなパレアナに勇気づけられた。今の自分は解決策を探せるし行動も起こせるから、良かった探しだけではいけないんだけど、良かった探しは必要だと思っている。行動のためには、現実をそのまま受け入れる必要はあるのだが、どうしてもそのまま見られないし、ひねくれたくない。平等教育って大きいわ。刷り込まれてる。それに直感って当たるしな〜、と脱線。3 good thingsは幸せな言葉の羅列。いろんな人が、いろんな立場で、小さなことに気づき、幸せを再認識してるよ〜。(hammer.mule)
< http://twitter.com/#search?q=%233good >  すてき
< http://twitter.com/#search?q=%23goodthings >  英語だが