[3106] 創発アート★サイケデリック風車

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,500文字)


《ヨコハマトリエンナーレ2011開催中》

■境界線の歩き方[07]
 創発アート★サイケデリック風車
 出渕亮一朗

■クリエイター手抜きプロジェクト[287]Adobe Illustrator CS3/CS4/CS5編
 文字のサイズやフォントをランダムに設定する
 古籏一浩

■エンドユーザー大変記[09]
 PCリプレースの長い道──IPS液晶モニタとルータを買い換えてみた
 ジョニー・タカ

--PR------------------------------------------------------------------
★印刷通販「トクプレ」がリニューアルオープンしました!
┃ ≫≫≫ http://www.ddc.co.jp/tokupre/ ≪≪≪ PDF/X-1a・PDF/X-4対応♪
┃ A4サイズ 片面カラー印刷 500枚が 2,310円〜 など格安印刷提供中!
┃ 印刷ご発注の方にFlash電子カタログへの変換サービスを無料でご提供中
┃ 印刷物だけでなくウェブでの告知活動・販売促進活動にお役立て下さい
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■運営:株式会社吉田印刷所(TEL:0250-43-6144) http://www.ddc.co.jp/
-----------------------------------------------------------------PR---



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■境界線の歩き方[07]
創発アート★サイケデリック風車

出渕亮一朗
< http://bn.dgcr.com/archives/20110905140300.html >
───────────────────────────────────
「創発」という言葉をご存知だろうか。簡単にいうと私のイメージでは、「因果関係がつかめない感じで、何か複雑なものが─特に視覚や音において自発的に生まれてくる状態」だろうか。

例えば、シャボン玉の渦巻く虹模様や、実物は見たことはないけど神秘的なオーロラ、これもちゃんと実物は見たことないけど、複雑なダイヤモンドのきらめき、ポピュラーなものとして、次から次へと色と形状が変化する万華鏡......、人は根源的にこういった何らかの複雑性をもったものに魅了される性質を持っていると思う。

ウィキペディアによると、「創発とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることである。局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、個別の要素の振る舞いからは予測できないようなシステムが構成される」と難しく書いてある。

さて、創発現象が古来より人を魅了するものだったとすると、創発を用いたアートも当然あるはずだ。というより、それは「創発」というくくりで意識されなかっただけで確実にあった。

作家や作品には二通りあると思う。ひとつは自分の考えたイメージ通りのものを確実に作ろうとするアーティスト。もうひとつは何かが生まれる状況を作ることに労力をかけ、作品自体は自発にまかせようとするアーティスト。これはかなり深くて広いジャンルにまたがる話となりそうなので、今回は創発的だと思われるコンピュータ映像作品をいくつかとりあげてみます。

☆Lapis - James Whitney(1966)

ジョンとジェームスのホイットニー兄弟はコンピュータ・アニメーションを使ったアートの創始者だといわれている。Yantra / James Whitney(1957)、Catalog / John Whitney(1961)など重要な作品は多いが、一番有名なものは、このラピスという作品だろう。

小さな無数の粒子でできた、神秘的な円模様がインド音楽とともに舞う。アルゴリズミックアートという分野になり、原理はスピログラフと同じだと思うのだが、単純な数式から予想もつかないような模様が現れては消え、無限に変化して行く。

コンピュータ制御のモーションコントロールの台を使って点光源を回転や直進させ、それをカメラで多重露光撮影するという気の遠くなるような作業で作られたものだと聞いた。

CGは現代では、より写実的に、3Dで飛び出して、リアルタイムになって......とよりリアルになる方向に進んでいるのだが、その始まりはこういった対極のものだったということは興味深い。

☆Primordial Dance - Curl Sims(1991)

カールシムズのこの作品は、生物の進化をイメージの生成に応用したものだ。作品自体は抽象画のようだが。まず絵を生み出すプログラムを作る。このプログラムは生物の遺伝子にあたるものだ。生まれた絵の中から、鑑賞者は一番美しいとか面白いとか思うものを選ぶ。選ばれた絵の遺伝子(プログラム)同士を掛け合わせて次の世代の絵を生み出す......という風にすると、イメージが思わぬ方向へ進化していくというものだ。

☆Psychedelic Windmill HD - サイケデリック風車(2011)

実は最近、私がこの作品を作ったのでこのテキストを書くことを思いついたのだった。もともと2002〜3年に「ディジタル・イメージ」展に出品したインタラクティブアート作品なのだが、今回、プログラムから直接ムービーに書き出す機能を付けたので、それで制作したものだ。

原理は、図形をコピーし、その図形とそのコピーをコピーし、その図形と......を延々と繰り返すことである。単純なんだけど、いつまでも見飽きずに遊んでいられると思う。

創発は長年の私のテーマのひとつであり、何かシステムを作れば、後は勝手に作品が生まれてくるのを眺めていればいい、みたいなのができればいいなと。プログラム作成には割と時間をかけたのだが、映像制作はこの手の作品でのいつもの通り、ノリで一発取りみたいなもの。

☆FLUX / Candas Sisman(2010)

トルコの若いアーティストによるこの作品は、同じくトルコのアーティスト、ilhan Komanの作品に影響を受けたものだという。アルゴリズミックアートを構成や見せ方、最新の描画テクニックによるCG、音の使い方で繊細で斬新な作品に仕上げている。

☆Ljosid(previously known as Let Yourself Feel)/ Esteban Diacono(2009)

水の中に落とした絵の具が水に溶けていくコンピュータ・シミュレーションを使っているのだが、色がどんどん変化していくところや、リアルな形や動きが面白く、思わずいつまでも見入ってしまう。絵の具にはシュールリアリズムのころから、油絵の具をキャンパスに紙で押し付け、引き離してマテリアルを作るデカルコマニーという手法や、水に絵の具をたらして紙を押しあてる墨流しやマーブリングという創発系の技法がありますね。

創発アートと呼べる作品は過去から現在まで、世界中でいろんなものがあると思います。ちょっとリストを集めてみようかなーとか思ったりしているので、これはそうかな? とか思う作品があれば教えていただけると嬉しいですね。自薦OKです。うん、ただ私が好きなだけなんだけどね。

■参考:
Psychedelic Windmill HD / Real-time Algorithmic Art
< http://vimeo.com/27390056 >

サウンドはかなり昔に作ったものだが、たぶんイメージに合うだろうと思って、押入れをひっくり返してカセットテープを見つけた。原理は映像と同じだ。ある音にエコーをかけて録音する。次にそれにひとつ別の音源を重ねながらエコーをかけて録音しなおす。次に......これを7〜8回繰り返したらこうなった。たぶん誰がやってもできるはず。

Lapis - James Whitney(1966)
< >

LapisはLapis Lazuly(瑠璃)から来ていると思う。60年代当時のドラッグカルチャーのにおいも感じる。

Primordial Dance - Curl Sims(1991)
< http://www.archive.org/details/sims_primordial_dance_1991 >

彼の同様のアイデアの作品、Galapagos(1997)は、以前、西新宿にあるICCに展示されてましたね。

FLUX / Candas Sisman
< http://vimeo.com/15395471 >

基本的にはアルゴリズミックアート。いろんな数式を組み合わせて線/面/立体を変化させたり動かしていると思う。

Ljosid(previously known as Let Yourself Feel)/ Esteban Diacono
< http://vimeo.com/6045312 >

Cinema 4Dで制作しているらしい。

創発アートと「人工生命」作品
< http://www.joshibi.net/prof/ryodebuchi/emergenceArt.pdf >
筆者の小論文みたいなもの。

【出渕亮一朗】ryoichiro.debuchi(a)gmail.com
コンピューターグラフィックス、インタラクティブアート分野のアーティスト
グラフィックス分野のプログラマー
< http://www.debuchi.com >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■クリエイター手抜きプロジェクト[287]Adobe Illustrator CS3/CS4/CS5編
文字のサイズやフォントをランダムに設定する

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20110905140200.html >
───────────────────────────────────
今回のスクリプトは、選択されたテキストフレーム内の文字のサイズやフォントを、ランダムに設定するものです。雑誌や新聞の文字を切り取って貼り付け、並べたような感じになります。

最初のスクリプトは、選択されたテキストフレーム内の文字を上下左右にずらします。


var dx = 20; // 左右のずれ
var dy = 10; // 上下のずれ
var selObj = app.activeDocument.selection;
for(var i=0; i< selObj.length; i++){
for(var j=0; j< selObj[i].characters.length; j++){
var x = Math.random() * dx - dx/2;
var y = Math.random() * dy - dy/2;
selObj[i].characters[j].baselineShift = y;
selObj[i].characters[j].tracking = x;
}
}


次はさらに文字を回転、文字サイズも変更するものです。


var dx = 20; // 左右のずれ
var dy = 10; // 上下のずれ
var rot = 30; // 最大30度
var size = 6; // 最大6pt差
var selObj = app.activeDocument.selection;
for(var i=0; i< selObj.length; i++){
for(var j=0; j< selObj[i].characters.length; j++){
var x = Math.random() * dx - dx/2;
var y = Math.random() * dy - dy/2;
var r = Math.random() * rot - rot/2;
var s = Math.random() * size - size/2;
selObj[i].characters[j].baselineShift = y;
selObj[i].characters[j].tracking = x;
selObj[i].characters[j].rotation = r;
var csize = selObj[i].characters[j].size;
selObj[i].characters[j].size = csize + s;
}
}


最後のスクリプトは、さらにフォントも変更するものです。
fontList=[]の[]内に文字に適用したいフォント名を指定します。
他のフォントにしたい場合は、フォント名を変更してください。追加することもできます。


var fontList = [
"KozGoPro-Regular", // 小塚ゴシックPro
"KozMinPro-Regular", // 小塚明朝Pro
"HiraKakuPro-W6" // ヒラギノ角ゴシックW6
];
var dx = 20; // 左右のずれ
var dy = 10; // 上下のずれ
var rot = 30; // 最大30度
var size = 6; // 最大6pt差
var selObj = app.activeDocument.selection;
for(var i=0; i< selObj.length; i++){
for(var j=0; j< selObj[i].characters.length; j++){
var x = Math.random() * dx - dx/2;
var y = Math.random() * dy - dy/2;
var r = Math.random() * rot - rot/2;
var s = Math.random() * size - size/2;
var n = Math.floor(Math.random() * fontList.length);
selObj[i].characters[j].baselineShift = y;
selObj[i].characters[j].tracking = x;
selObj[i].characters[j].rotation = r;
var csize = selObj[i].characters[j].size;
selObj[i].characters[j].size = csize + s;
selObj[i].characters[j].textFont = app.textFonts[fontList[n]];
}
}


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

9月14日に「10日で覚えるHTML5入門教室」が発売されます。この本のダウンロードデータには、おまけとして補習講義を入れてあります。Z80 CPUエミュレータ(一部だけ)を作るとか、HTML5 Canvasでゲームを作るとか、いろいろ入れてあります。是非、ダウンロードしてみてください。

・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス【9/8発売】
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199 >

・10日で覚えるHTML5入門教室【9/14発売】
< http://www.amazon.co.jp/dp/4798124184 >

・Retro Programmer【漫画】
< http://www.openspc2.org/reibun/comipo/RetroProgrammer/story01/0001/ >

・毎度おなじみASCII.jpの連載
「第5回 HTML5+CSS3でiPhone用動画アプリを作ろう」
< http://ascii.jp/elem/000/000/630/630725/ >

・Google API Expertが解説する HTML5逆引きリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844330349 >

・iPhone/iPad × HTML5アプリ制作
< http://www.amazon.co.jp/dp/4797362618 >

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/ >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■エンドユーザー大変記[09]
PCリプレースの長い道──IPS液晶モニタとルータを買い換えてみた

ジョニー・タカ
< http://bn.dgcr.com/archives/20110905140100.html >
───────────────────────────────────
ようやくまとまったお金が入ってきたので、思い切ってAmazonでポチッとしてしまった。

予告通り、LGの21.5インチIPS液晶モニタを購入。約15,800円也。

< http://www.lg.com/jp/it-product/monitor/LG-16-9-wide-IPS226V-PN.jsp >

決め手になったのは高校の同級生からのアドヴァイスだけではなく、実際に店頭で同じLGのLED液晶と並べて陳列していた時に見比べて、非常に目に優しい感覚だったこと。

ポチッとしてから翌日に届いてしまった。早速プリントした日本語の説明書を読みながら(註:日本語の説明書はLGのサイトからはダウンロード出来ません付属CD-ROMに収録されています。しかもこのCD-ROMは剥き出しのままで同梱品の袋に詰められていました)。

スタンドの取付にかかるが、その時に地震! (註:届いたのは8/19)結構縦揺れの長い振動。スタンドを組み立ててから本体を抱えたままだった。組立自体は非常に簡単でネジ止めのみ。揺れが落ち着いてからスタンドと本体を取り付け、配線を繋ぎ直してセッティング完了。

視野的にはちょうどいい。これ以上サイズが大きいと目が追いつかなくなる。とりあえず、ブラウジング、WordとExcel、Photoshop、Evernoteを使ってみて目の追い方を探りながら使ってみて2週間。

ひとまずの所感として、まだツールパレットとオブジェクトの配置で試行錯誤を繰り返している。オブジェクト自体をやや右に置いたりするなど、せっかく広い画面なので有効に使えるようにしたいと思っている。

でも、これでMac miniを導入する際に、かなり広く使える感じではある。今はWindowsなのでまだ広さを掴むのに時間がかかるが、Macだとそう時間をかけずに有効に使えるだろう。

届いた日に地震が起こったので、とりあえず耐震補強テープやバンドの必要性を感じた。ただ、スタンドの形状が円形なので状況に応じて買うつもりでいる。

同時に、無線LANルータも買い換えた。光回線にしてから有線の速度が遅いと体感していたので原因を色々探ったが、どうやらルータ側の有線プロトコルが10/100Mなのでボトルネックが生じていたことがわかり(註:自宅ではフレッツ光ネクストなので実質200Mbps出る)結局、有線でGigabit対応のものをさんざん逡巡した末、たどり着いたのがこちら。

< http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-wg300ff14/ >

私はFFをやらないのだが(私の中のFFは、もろファミコン世代であるにも関わらずファミコン版の1で止まっている)、コストパフォーマンスがダントツだったこと。大体の無線LANルータで有線がGigabit対応だと平均価格が7,000円台になるのだが、なんとこのルータは2,980円(ドスパラで購入したのでこの価格)。

初期設定がいささか分かりづらい面があるが、そこさえ割り切れば非常に快適である。本番としては、マイクロソフトの月例アップデートの時に真価を測れるだろう。

しかしこういう時に感じるのが、知識というのが却って邪魔になる時もある、ということ。結果、IT世界のスキルを自分の身体を痛めつけながらも仕事を通して体得したのだが、知識も付け過ぎるとそれが障壁になってしまう。改めてこの作業で感じてしまった。

【ジョニー・タカ】johnnytaka32(a)gmail.com

1976年、横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊り続けるフリーランサー。ヴァーチャル・キャラクターに曲を付けて選曲を展開する"コンピレーション"を1998年から行っている。2011年は夏発売のPSPソフト『フォトカノ』のコンピレーションを展開予定(と言っても勝手にやってるだけです。それを続けて今年で13年目)。PS3でも『THE IDOLM@STER2』が発売されるので、そちらの選曲作業も始めてます。
< http://music.ap.teacup.com/cafedejohnny/ >

(日常ブログ)< http://ameblo.jp/johnnytaka/ >

○ジョブズがついにアップルから退いた。彼にとって復帰後の15年間は、「コンピュータが人間に近づく」というイノベーションの変化を体現した15年だったかもしれない。ボンダイiMacから始まってOS X、iPod、iPhoneと来て最後はLionとiCrowdで終わる、ハードからソフトという緩やかな変化を実現させるための15年だったのかもしれない。

でも私が1984年に文房具屋の店頭でMacintoshを見なければ、こうやってデジクリにテキストを書ける縁がなかったかもしれない。その時の驚きが、成人して初めてMacを買い、ITの世界に飛び込んで、体を痛めつけられながらも今があると思えば、改めてスティーブ・ジョブズには感謝の言葉しかない。しかし、彼が後継に指名した次期CEOのティム・クックに、制限付きで100万株を与えるとは凄いな......。
< http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1108/29/news017.html >

でもそんな時にまた未発表「iPhone」紛失とは......。
< http://japan.cnet.com/news/service/35006721/ >

○なでしこの五輪予選を見る。さすがにワールドカップ優勝後なので、初戦のタイは簡単に勝たせてくれなかった。"考えるサッカー"を実践しているのかもしれない。今後が強豪国ばかりなのであえてそういうサッカーをしているのだろう。昨日は韓国に逃げ切り。試合後、佐々木監督の「日本がどじょう内閣になったように、泥臭いなでしこに変わったんだよ」(9/4朝日新聞東京版朝刊)うまい......のか?

○初めてラジオで自分のメールが読まれた。小学生の頃からラジオを聞いてて、一時期は聞かなくなったものの、今回の震災で情報収集のために改めて聞き直している。今の自宅が難視聴地域のためradikoアプリをWindows2台とスマートフォン2台にインストールしているのだが、こんなことは初めてだ。改めてラジオの有用性を感じたのと同時に自分の中で勝手に光明が差した瞬間だった。

○朝日新聞の『過去からの予言』をじっくり読む。これはサブカルチャー関連で(小説、漫画、戯曲、現代美術、アニメ)過去に発表されたものから阪神大震災以降のような現実を予言した作品を取り上げ、作者に聞くというもの。小説は筒井康隆『霊長類 南へ』、漫画は楳図かずお『漂流教室』、戯曲は北村想『寿歌』、現代美術はヤノベケンジ『アトミック・スーツ・プロジェクト』、アニメは虚淵玄(うろぶち・げん)『魔法少女まどか☆マギカ』である。どうしても筒井さんと『まどか☆マギカ』に目が行くのはファン故の悲しい性だが、筒井さんの場合、このインタビューが小松左京没後すぐに収録されていたのが興味深い。
< http://shokenro.jp/00000679 >

○そういえば、ヨコハマトリエンナーレ2011が始まっている。自分にとっては人生が変わったきっかけでもあったので行かないと。前回は会場が横浜市全体だったので広すぎたのと、父が亡くなったこともありとても行ける状況ではなかった。こういう時だからこそ行かないといけない。
< http://118.151.165.140/ >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(9/5)

・世界陸上が終わってしまった。織田・中井は最後まで間の悪いやりとりを続け、高橋尚子がはしゃぎまくってやかましい祭典だった。日本の男子マラソン団体2位がメダル数にカウントされないのは残念だが、金1のブラジル、ポーランドなど5か国と並ぶ世界11位だという(TBSの公式サイト)。銀2・銅2の17位南アフリカ、銀1・銅3のフランス、キューバより上というのはおかしいが、それほど金は価値があるわけだ。韓国は主催国なのに結局メダル0、お気の毒。メダル獲得国の一覧を見ると、まったく聞いたこともなかった国がひとつあった。銅2で31位のセントクリストファー・ネイビスである。カリブ海に浮かぶ島国、首都はバセテール。立憲君主制国家で英連邦王国の一国である。なんてこと、高校生クイズの出場者でないと答えられまい。幼稚園年長児が、「じゅげむじゅげむ」のようなのを延々と口ずさんでいるので確かめると、「ポケモン言えるかな?BW」という歌だった。ポケモンの名前を153匹並べたもので、マクドナルドでもらったというB3の歌詞シートを見せてくれた。しかし、ポケモンの名前を当てるは難しい。元の形態から想像できるのもあるが、まぐれでも当たらない。そもそもポケモンの命名ルールがわからない。ところで、野田内閣の布陣もわからない。その人物が本当にその分野に強いのか、疑問符のオンパレード。すぐにボロが出そうな予感がするんですけど。(柴田)
< http://www.pokemon.co.jp/ex/ierukana/ >
ポケットモンスターオフィシャルサイト

・豪雨台風での被害状況はどうですか? 大阪は風雨は強いものの、大きな被害はなさそうです。皆様のご無事をお祈りいたします。/ルンバ。成田到着が木曜15時。搬入が翌日昼で、通関は14時。国内発送が16時で、その翌日土曜日の14時に我が家着。輸入税は1,200円。本体が$599.99。州税が$54。アメリカ国内の送料が$8.5。転送手数料が$9に、日本への送料が約7kgで$58。日通の転送サービスを使えば$40ぐらいは安くついたと思う。VISAでの決済は、たぶん為替レートの1.5円乗せ。トラベラーズチェックが1円、現金が3円だから、カード決済のレートは良い方だと思う。ダンボール箱を開けると、マニュアルDVDが出てきた。使い方自体の紙の説明書は見当たらない。DVDにはクイックスタート、アクセサリの使い方、掃除の仕方などの動画。日本でも今後、電化製品の動画マニュアルが増えるのかもしれないね。一晩充電するようにとあったが、バッテリーはあるようだったので、早速走らせてみる。音はやはり掃除機で、アメリカ製の掃除機に比べると静かだが、国内の掃除機と比べたら、決して静かとは言えない。壁には勢い良くぶつかり、そのたびに音はするし、家財や壁が傷まないかとヒヤヒヤする。やっぱりこのへんがアメリカンだなぁ。壁やらに傷は見当たらず、衝撃を吸収する機構からの音なのだろうと考えることにした。夜中にリビングや仕事部屋で稼働したかったが、近所迷惑になりそうなので諦めることに。(hammer.mule)
< http://www.robotvacuumcleaner.org/2011/05/irobot-roomba-780-an-in-depth-review/ >
780のパッケージ類は、このページの通り