[3191] ズレまくりをエンジョイしたい

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,600文字)


《あっ、この人は○○さん系だ》

■ネタを訪ねて三万歩[84]
 ズレまくりをエンジョイしたい
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[287]
 iPad用スタイラスペン2種/液晶タブレットその後/iBooks Author
 吉井 宏

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 デザイン エクストリーム セミナー 2012(DEXS)

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 第7回リクリセミナー「Webデザイントレンド&ワークショップ」




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■ネタを訪ねて三万歩[84]
ズレまくりをエンジョイしたい

海津ヨシノリ
< http://bn.dgcr.com/archives/20120125140400.html >
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もう1月も終わろうとしているこの時期に、新年の挨拶は意味がないですね。書いている内容も的外れ全開の、私らしい滑り出しになっていますが、今年もよろしくお願いします。

さて、昨年最終授業後に、造形表現学部映像演劇学科一年生の作品発表会が盛大に行われることを知ってビックリしてしまいました。今まで映像演劇学科の学生とはそれほど親しくはなかったので、気がつかなかったわけです。

正確には映像演劇学科の映像系の学生とのコネクションはありましたが、演劇系の学生とのコネクションがほとんどなかったのです。これは、昨年ちょっとしたことから、映像演劇学科の多くの学生と知り合えた賜物なのです。

とにかく、本格的な演劇だけでなく、色々なパフォーマンスや展示はとても衝撃的でした。時間をかけて練習した成果が、誰の目にもハッキリと感じ取れる作品や上演だからです。どう考えても一夜漬けじゃできない内容です。

ところが、このイベント自体を大学側ばかりか、学部としても公式に告知を行なっていなかったのです。だから、私も今まで気がつかなかったわけです。これはとってももったいないことだと思います。おそらく授業の一環であることと、年末という時期などからセキュリティも関係していたのかもしれません。

私論ですが、大学は地域と共存できなければ意味がないと感じています。地域とは、老若男女がバランスよく住んで普通に生活している町です。つまり、学内のイベントは積極的に地域へPRすることで、地域の方々が見聞きし学生を育てるといった関係を、私は良しと考えています。

とにかく、世の中にはコンピュータでササッと処理したものがデザインだと勘違いしている方が多いので、このように時間をじっくりとかけた造り込みの成果を、多くの人に感じ取ってもらいたいと思っています。

とりわけ学生に感じて欲しいのは当然です。そんなわけで、今年の年末は、私の講義後などでもしっかりと告知したいと考えています。まっ、告知しないと伝わらないほど広いわけでもないのが謎ですけど。まずは情報のうまい流れを誰かが創り出すことが大切ですね。

私はいままで、狭い敷地の大学なのに意外と他学部との交流が少ないことを不思議に感じていました。だから、可能な限り接点をつくるように心がけています。もちろん積極的に交流している学生だっています。それは一目瞭然で直ぐに分かってしまいます。一種のオーラのようなものが、全身から滲み出ていると言い替えた方がいいかもしれません。それ程その違いは如実です。

実はこの問題は実生活、とりわけ仕事関係でも見ることができます。例えば、頻繁に出向く会社も、部署が違えばまったくわからないわけです。もちろん、それは当然の話なのですが、もしかしたら面白い出会いがあるかもしれません。つまり、自分の直ぐ近くをすり抜けていく人のことに気が付かない「もったいない」があまりにも多すぎると感じています。

逆に、周りにいる素敵な人達との出会いも、間にいる無神経でいい加減な人のためにチャンスを逃してしまうことも少なくないはず。それは出会うはずだった素敵な人達の、さらに先にいる人達との関係をも遮断してしまうわけです。出会わなければ今の場から動くことはできません。

もっとも、嫌な人と無理に関わる必要もないわけです。必要以上の無理はお互いのためになりませんからね。結局、いつの時代も気持ちの良い人同士の出会いや関わりは、案外少ないのかも知れないと感じています。そうでなかったら何百人、何千人もの親友を誰もが持っているはずですから。

そんなこんなで、昨年末の多摩美術大学造形表現学部は色々とイベントが続いて大変でした。極めつけは授業最終日22日に、担当コース外の学生の打ち上げに引っ張られて乾杯。翌23日は海津ゼミの忘年会で乾杯。そしてその次の24日(クリスマスイブ)がこの映像演劇学科の発表会という、かなりの強行軍をクリアしたことです。さすがに3日目は、深夜に車の運転予定があったので宴席には参加しませんでした。

しかし、意識している訳ではないのですが、デザイン学科よりも造形学科や映像演劇学科(2011年から唐突に)の学生からの、制作相談やアドバイス依頼が多いのがとても不思議です。

なぜって、この両学部を足さないとデザイン学科の学生数と同じにならない人数差。しかも、デザイン学科の学生とは異なり、共通教育で私の講義を履修していなければ知り合うことはまったくありません。つまり、接点がとても少ないのです。にもかかわらず、比率は圧倒的に非デザイン学科という不思議は、私のまだ気が付いていない怪しい(?)要因が何かあるのでしょうね。

そんな不思議なつながりをいつも感じています。例えば、良く一緒に騒いでいる学生が、別の私と騒いでいる学生のグループと仲が良かったなどがソレです。それは大学だけの話ではありません。仕事関係でも同じですね。

これは、案外と同じ種族だからかもしれないと感じています。実はこの同じ種族という感じを、子供の頃から色々と体験しています。少しニュアンスが異なりますが、似たもの同士と言い換えると分かりやすいかもしれません。

上手く説明することが難しいのですが、「あっ、この人は○○さん系だ」という感じです。容姿としての類似性と癖や性格、そして仕草としての類似性と様々なのですが、瞬間的に判別できてしまいます。

また、昔々知っていた人にそっくりな人を発見することも多くなってきました。もちろん、似ているという思い込みは人それぞれです。でも私が感じた似ている人とはこの範囲ではなく、本人の分身ではないかというレベルです。

例えば多摩美術大学造形表現学部では、小学校時代の同級生の生まれ変わりではないかという学生数名に遭遇して、絶句したことがあります。あまりにも似すぎているので、不気味に感じてしまったくらいです。

また、別の学校の教え子と瓜二つというケースも発生しています。世の中には自分に似ている人が3人いるとよく言われていますが、それは同時代に共存している人のことで、時代がズレてしまうと話は別です。このように、時代がズレてしまっている類似性が、何故か私の周りには多いのです。

たぶんこの感覚は、私自身がズレまくっているからなのかもしれませんね。もちろん、ズレていることはネガティブなことだとは思っていません。色々なズレが切磋琢磨して共存し合うからこそ、新しく面白いモノが産まれるからです。そう考えると、私の周りにいる人達は大いにズレまくっていることをエンジョイしているように思えて仕方がありません。だから、巡り巡って私もズレっぱなしになろうとしているのかもしれません。いや、お互いに......。

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■今月のお気に入りミュージックと映画

[Crazy Little Thing Called Love]by Queen in 1979(UK)

邦題「愛という名の欲望」はQueenの代表曲の一つですが、30年以上経過しても色あせない、ブリティッシュロックの世界がとても気持ちがよいです。そして、何故か70年代のロッカー達が次々と再結成してくれていることに。

昨今目立つ計算されすぎた楽曲と、デッチ上げられたヒットでは、人は本当に感動などしませんからね。ちなみに、今回どうしてこの曲を選んだかについては、「少年マイロの火星冒険記」を最後まで見て下さい。ところで、最近はデンマークやフィンランドといったヨーロッパの音楽にはまっています。それはまた別の機会に紹介したいと思います。

[Mars Needs Moms]by Simon Wells in 2011(U.S.A)

邦題「少年マイロの火星冒険記」。冒頭で少しだけ、梅図かずおの「漂流教室」の親子関係がを思い出してしまいましたが、その後のストーリー中の親子関係も結末もまったく異なります。主人公マイロのお母さんリサの声優&モーションキャプチャを演じた、ジョーン・キューザックはトイ・ストーリーのジェシー役で有名ですね。

ディズニー作品なのでオチにブレはないのが分っていても、ラストは本当に手に汗となってしまいました。ただ、真空空間なのに酸素吸入用のヘルメットだけで、半袖スタイルでもOKというのは、かなり科学的に無理があり過ぎますし、今の子供は騙せないと思うのですが......。

なお、一部ではキャラクターに華がないという意見もあるようですが、私はこの作品に関しては、コレは間違っていなかったと感じています。普通で華がない分だけストーリーが生きてくると。もし華があり過ぎるキャラクターになってしまうと、「お子様ランチ」になってしまいそうですから。ちなみに、私はグリブルという火星でマイロが出会う謎の地球人がかなり気に入っています。彼こそがマイロそのものですからね。

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■アップルストア銀座のセッション

2012年2月20日(月)19:00〜20:00 Apple Store Ginza
Made on a Macとして画像処理セッション
『海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol. 65』
Adobe Photoshop CS5によるブラシ機能とスタンプ処理として、Adobe Photoshop CS5の可能性としてイラストレーション手法としてPhotoshopのブラシ機能のインタククティブ性について整理してみます。
予約不要・参加無料・退席自由です。
なお、セッションの翌月(3月19日)に予定されるハンズオンセミナーの参加希望者を、セミナー修了後に募集するのがここ数ヶ月の恒例となっています。


【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/
写真家/怪しいお菓子研究家
yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com >
< http://kaizu-blog.blogspot.com >
< http://web.me.com/kaizu >

最近は飲み会でもあまりお酒を飲まなくなってきました。翌日の心配や体調のこともあるのですが、やはり深酒のメリットなんて皆無ですからね。とにかく普段は自宅で飲むことはまったくないので、余計にそう感じるのかも知れません。ところが、日によってはかなり悪酔い一歩手前になってしまうことがあります。

これは完全に歳のせいだと思っていたのですが、どうやらタバコ酔いしているらしいことが分かりました。ヘビースモーカーの多い宴席だと確実にやられてしまいます。服は臭くなるし、気持ち悪くなってしまう場に参加する苦痛はとんでもなく大きいものです。

事前に分かっている場合は、コート類をしまい込む大きなビニール袋を用意するのですが、突発の場合はアウトです。その点、最近の学生は喫煙率が気持ちよいほど低いので、楽しく適度なお酒で盛り上がることが出来ます。だから、ついつい学生との宴席を最優先させてしまったりするわけです。

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■グラフィック薄氷大魔王[287]
iPad用スタイラスペン2種/液晶タブレットその後/iBooks Author

吉井 宏
< http://bn.dgcr.com/archives/20120125140300.html >
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●最近入手したiPad用スタイラスペン2種

・キャップ式で極細のSMART-CAP S size

SMART-CAP S size(写真中)は、とにかく細い! でもちゃんと描ける。他のスタイラスと比較すると細さが際立つ! WACOMのスタイラス(上)よりはるかに細い。ひょっとして先日液晶タブレットを購入したの早まった? と一瞬思ったくらい。iPadでのお絵描きはほぼ実用の範疇になったかも。
< http://unus-product.com/products >
< http://goo.gl/Oo1An >

Bicの黄色いボールペンにピッタリ。
< http://goo.gl/FQrs3 >

ただ、先端のゴム球が軟らかくてペコペコするのがちょっとイマイチ。WACOMスタイラスよりも硬めだけど、それでもペコペコ。金属部分がガラスを傷つけそうで思いっきり描けない。たぶん凹むことで面積が大きくなって認識されるんだろうけど、硬めのペンだってあるんだからもうちょっと硬いのがほしい。

しかし最近はゴム球タイプのペンが多いですね。WACOMスタイラスは先端を替えられるんだから、硬め・普通・軟らかめの三種くらい用意してほしい。中に注射器でチューッってシリコンを注入すればイケるんではないかと思案中。

・先端円盤付きのJot Pro

黄緑色のに惹かれたけど、グリップ付きのProには黄緑なしでしかたなくブルー。透明円盤の中心にちゃんと描かれるので、ホントに細かい作業ができる。けど、ツルツル滑る。正確なのは画期的なんだけど、書き味がいいとはとても言えない〜。ピンポイント使用かな。
< http://www.princeton.co.jp/product/digitalaudio/jotjotp.html >
< http://goo.gl/iydge >
< http://goo.gl/A3j3x >

WACOMその他のスタイラスでざっくり描き、SMART-CAPで細かいところを描き、特に必要であればJot Proの出番、という感じかな。

●液晶タブレットその後

久しぶりに液晶タブレットと板タブレットの比較ができてるわけだけど、やはりそうだったかと確認できた件。

液タブは勢い込んで素早く描けるけど、描いてるものの形は客観的に見えにくい。板タブで描いてるときは、ペンを持つ指や手の感覚に頼らず目で見て確認しながら描くから客観性が持てる。描いた形の完成度がぜんぜん上。

客観的に見れるかどうかって部分は、ひょっとすると21インチや24インチのCintiqだと両立できるのかもしれないけど、描いている瞬間は目から画面までの距離が20センチ以内くらいだから、やはり冷静に俯瞰するのはむずかしいだろう。

小さい液タブはせまくて資料参照するのがツライ。やっぱ理想的には畳一畳くらいのでっかいタッチパネル兼液タブで、書類や画像をそこらじゅうに散らかして、中央に空間を作って作業する感じが理想。なんだったら、壁全体がタッチパネルディスプレイでもいいな。

あと、一旦液タブを廃止してた理由もまた見えてきた。液タブを使ってると普通のペンタブレットで描くのがおっくうになってくるのです。せっかく板タブだけでやる決意のもとに、一生懸命慣れるようにし、「おー! ここまで自由自在に描けるんだったら液タブ不要!」くらいに慣れたのになあ。液タブを使うと、板タブの描きやすさがどこかに吹っ飛んじゃう。

かといって、液タブが描きやすいかというと、摩擦の点でかなり不満。液タブにビニールを貼ってみたり、ザラザラの半透明樹脂板を置いたり、芯をいろいろ替えてみたりするものの、紙に鉛筆やサインペンの描きやすさはおろか、板タブのカッティングマットの感触にはほど遠い。描いてる時の心地よさは摩擦の感触の善し悪しが非常に大きい。ツルツルで大丈夫な人がうらやましい。

ドキュメントファイルなどの表紙の砂目のポリエチレン表紙の感触がマシですけど、当然透明度は落ちるし。ビニールは摩擦はあるけど筆圧で摩擦の強弱が大きく変わるのが難点。特大のエアパッドプロはなかなか良いですが、やはり透明度が落ちる。厚さが半分だったらなー。

そのへんの透明度と摩擦のトレードオフがややこしい液タブにくらべりゃ、透明度関係なしの板タブなら摩擦調整し放題。という点で、板タブで描くのが苦にならなけりゃ何の問題もない。透明度が関係ないといえば、プロジェクタで投影する方式の電子黒板なんか相当イケるのかもしれん。

ザラ紙に色鉛筆の感触を実現した液タブや、タブレット用のオーバーレイがあったら相当高くても買う! 液タブのツルツル感触の悪さを再発見したため、逆に最近は鉛筆やサインペンの感触が気持ちよくてアナログ描きばっかしてる。

もちろん、締切が迫ってるときのラフや線画を速度最優先で描かなきゃならないときの液タブは強力な武器。でも、板タブが使いにくく不快に感じちゃうのは良くない。液タブ、伝家の宝刀として、再び封印するか??

●iBooks Author

教科書用ってことだけど、これって出版の革命みたいなもんだよね。本を作る気がありさえすれば(アメリカの納税者番号が必要だけど)、流通までストレート? ムービーや音楽や3DCGを組み込んで出版もできるらしい。「本」って枠じゃなく、コンテンツの新しいパッケージ形式ってことだな。

表紙+数ページの作品集的テスト本を作ってiPadでプレビューしてみたけど、いやマジ簡単に作れるわ。文章の回り込みが無効になってしまうトラブルはあったけど、素材さえあればホントに5分で作れないこともない。本を作って売るというハードルがここまで低くなると、じゃあ、何の本を作るかって話だけ。素材さえあればね。

このアプリがあれば電子書籍が作れる! ってわけじゃない。レイアウトやメディアの組み込みが簡単にできる機能とお店まで用意されてるけど、中身を作るほうが何百倍たいへんなのは当然で。

iPad用のプライベートプレゼンテーション的なものや、ポートフォリオをiBooks Authorで作れないこともないけど、それはKeynoteでいいわけで。やはり何の本を作るかってところだなあ。ぜひ何か作りたい。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

20年もドローイング用に使ってる傾斜機構付きサイドテーブルの紙落下防止の金具が、反対側にも取り付けられるリバーシブルってことが判明。ええ〜〜!今まで使いにくいと思いながらずっと使ってた。。。

・iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」ver.2.0がリリースされました。
「長押しロール」のオン・オフ切り替えスイッチを追加しました。
「オフ」ではレスポンスが速くなるので、素早い演奏が可能になりました。
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >
・「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

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■イベント案内
デザイン エクストリーム セミナー 2012(DEXS)
< http://dexs-dexs.jp/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20120125140200.html >
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フォトグラファー、デザイナー、映像クリエイターなどに向けて、それぞれの業界のトップクリエイターが様々な事例やアイデアを交えながら、テクノロジーを活用する方法を紹介するイベント。

日時:2012年2月16日(木)13:00〜17:30(受付開始 12:00〜)
会場:品川 THE GRAND HALL(東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー 3F TEL.03-5463-9971)
対象:プロフェッショナル・フォトグラファー、ハイアマチュア・カメラマン、グラフィックデザイナー、CGデザイナー、Webデザイナーおよび映像クリエイターなど
定員:450名
参加費:無料(要事前登録)
主催:インテル株式会社、日本マイクロソフト株式会社
企画協力:株式会社玄光社「コマーシャル・フォト」

・Photo & Technology session
「Windows PC を活用したフォトグラファーのワークフロー」
講師:フォトグラファー BOCO塚本

・Photo & Apps session
「フォトグラファーのスマートフォンアプリ開発」
講師:フォトグラファー 杉山宣嗣/株式会社ロクナナ

・CG & Movie session
「3D プロジェクションマッピング」
講師:株式会社 P.I.C.S

・Intel session
「Intel The Museum of Me」
講師:DELTRO Inc./rhizomatiks co.,ltd.

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■セミナー案内
第7回リクリセミナー「Webデザイントレンド&ワークショップ」
< http://re-creators.jp/vol7/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20120125140100.html >
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2011年は東日本大震災をはじめ、日本を大きく変える出来事が起きました。IT的なトピックとしては、タブレットや様々なアプリの普及により、閲覧環境スタイルの変化が起きています。これらの社会環境の変化はWebデザインにも影響を与えたのでしょうか? これまでのトレンドのカウンターとなるスタイルは登場してきているのかもしれません。

昨年12月10日東京にて講演し大好評を博した「Webデザイントレンド」の関西版として、原さんと坂本さんに出演していただき、それぞれの見地からトレンドを深く掘り下げていきます。セミナー後には、トレンドをより深く理解できるようワークショップも開催します。(サイトより)

日時:2012年2月25日(土)13:00〜18:30
会場:デジタルハリウッド大学大阪校(大阪市北区鶴野町4-11 朝日プラザ梅田ビル2F ※移転)< http://gs.dhw.ac.jp/utility/access/#osaka >
参加費:4,000円
講師:原一浩(Greative)、坂本邦夫(カラー&Webデザイン フォルトゥナ)

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■編集後記(01/25)

・「最後の忠臣蔵」の次は、「四十八人目の忠臣」である。諸田玲子の小説だ(毎日新聞社、2011)。歴史に弄ばれながらも己の存在価値を見つけて、雄々しく生き抜く女たちを描くのが筆者のテーマであるという。四十八人目の忠臣は、忠義と恋のはざまで揺れる江戸の一女性である。阿久利(瑤泉院)の奉公人である「きよ」は、阿久利の密偵役として浪士たちの動向を伝え、また主君の無念を晴らす同志として浪士たちと一緒に活動する。討ち入りにより浪士たちの仕事は終わった。しかし遺された女たちには肝心な仕事が残っている。浪士の遺児たちの無罪放免と浅野家再興である。それにより赤穂浅野家の汚名を晴らし、浪士たちの忠義に報いることになる。この物語、じつは全体の4/5ぐらいまではかなり退屈である。きよは討ち入り前に吉良邸に奉公に入り、情報を浪士に伝えるという活躍はする。しかし、この程度で四十八人目の忠臣と呼ぶのかと、ちょっと失望しかけるが、我慢して読み続ける。この本は「討ち入り後」に一気に面白くなった。きよは他家に奉公する。その家の真の忠臣になることで、浅野家も道が開けると信じて。やがて、きよは思いもよらぬところに流されて行く......。絶対にあとがきを先に読まないように。AMAZONで内容紹介を読まないように。また、ネットの書評なども見ないように。主人公きよの正体(モデル)を知るのは読者だけでいい。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4620107743/dgcrcom-22/ >
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・友人にメール。話の流れから、もし輪廻転生があるなら次も人間に生まれたいと書いた。今と同じ記憶を持ち、今と同じ気質のままで、同じく日本人として。男に生まれたかったけれど、今は女もいいなと思えるようになった。今の人生も楽しいけれど、今度はあれやこれをしたい。もっと賢く頑張りたい。そのメールを送った後、CMを見た。トヨタのReBORNシリーズ。ビートたけしとキムタクが出演しているもの。ハワイアンズ篇での、マツコデラックス扮するお市の方と、たけし扮する秀吉のやり取りがどすん、ときた。「あたし、残る。ここで踊ってく。」「せっかく生まれ変わったんだから、好きなことやんなよ。」もしかしたら、今の私の人生が、その輪廻転生で人間に生まれて来た時なのかもしれないよね。(hammer.mule)
< http://toyota.jp/tvcf/contents/reborn/ >  動画