[3217] こうして夕があり、朝があった

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,500文字)


《わが逃走、なんと100回記念です》

■わが逃走[100]
 冬の尾道2012の巻(後編・物件紹介)
 齋藤 浩

■電網悠語:HTML5時代直前Web再考編[185]
 こうして夕があり、朝があった
 三井英樹

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 227 十中破竹
 ロトチェンコ -彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児-
 JPS 東日本大震災復興支援事業「生きる」東日本大震災から一年

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■わが逃走[100]
冬の尾道2012の巻(後編・物件紹介)

齋藤 浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20120301140600.html >
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こんにちは。わが逃走です。なんと100回記念です。
よくもまあこんなにくだらないことばかり書き続けられたものよ、と思うのだが、これというのも仕事とは違い、誰かに何かを何が何でも伝えねばいけないという束縛もなく、言いたいことを言いたいように書いてこられたおかげであります。

継続は力、と申しますが、100回を機会に女にモテるようになったとか、そういった都合の良い展開になることを期待しつつ、とりあえずは120回くらいを目標に、これからも地味にだらだらと書いていこうと思います。

さて今回は『冬の尾道』最終回、素敵な物件について語ります。
あくまでもオレ基準の素敵な物件です。念の為。

オバQ
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/001.jpg >

電気屋さんの前にて。なんと2010年まで現役だったのだが、閉店に伴い姿を消していた。もう会えないかと思っていたら、その店舗が観光案内所的な空間に変身しており、オバQも復活。

さすがにもう動かないらしいが、商店街にこういった記号が存在するだけでみんなが幸せになれる。オバケの国なんかに帰らずに、これからもここにいておくれ、Qちゃん。

ヒーローとフラフープ
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/002.jpg >

こころのふるさとたる所以である。ここは昭和だ! 尾道にはいつ行っても故郷に帰ったような安心感を覚えるのだが、今回もウルトラマンエースがかっこよく迎えてくれた。

現役の商店街ほどその地の文化を肌で感じられる場所はない。「商業施設を作ってやるからここに住め」という考え方に基づいた町は、住民の高齢化とともに破綻してゆく。

日本全国イオン化している中、「人が住みやすいと、良い店も増えてゆく」という自然な流れを意識することこそ、町の繁栄につながるんじゃないかと思う今日この頃である。

歩幅
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/003.jpg >

美しい平面に肉球の跡をつけるのはさぞや快感であろう。犬猫の気持ちはわからんが、この行為だけはわかる! オレもやってみてえ。

雪が降ると誰も歩いてないところを歩きたくなるものだが、その心理の究極形がこれだ! しかし人の体重は重すぎるので、ここまでほほえましいレリーフは作れないだろう。

自転車
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/004.jpg >

今回、尾道をモノクロフィルムで撮影して「尾道は陰影の町である」と断定したオレである。朝日があたって一日が始まり、夕陽があたって一日が終わる。

当たり前のことなのだが、一日中高層建築の影に暮らしていると、どっちが東でどっちが西なのか、なんてことは意識しないとわからなくなってしまう。しかし、ここ尾道では常にそれを感じることができるのだ。この当たり前こそ最高の贅沢と言えましょう。

すべりどめ
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/005.jpg >

尾道は坂の町である。水はけの工夫と同じように、滑り止めの工夫は、生活していく上での必然から生まれる。そこに生活者の美意識が加わるとこんなにも素敵なデザインが誕生する。きれいだなあ、どんな人が作ったんだろう。と思っていたら、すみっこにサインがあった。
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/006.jpg >

道の字
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/007.jpg >

幼稚園の運動場の壁には風抜き穴があって、そこには鉄でできた素敵なタイポグラフィが埋め込まれている。使われ方や素材を考えた上での創意工夫が素晴らしい。写真は全8文字の内のひとつ。当然、尾道の「道」です。ひょっとしたら全国には、まだこんな文字がたくさん残ってるかもしれない。それを探して記録するってのもライフワークとして楽しそうだ。

新聞受
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/008.jpg >

郵便受けほどメジャーでなく、牛乳受けほどかわいくない存在ではあるが、新聞受けも素敵だ。この絶妙な直線と曲線のコンビネーションを見よ!

展開図がすぐに浮かぶほどつくりはシンプルだが、質素な中にも華を感じさせようとする作り手の工夫を感じる。魔法瓶の花柄には辟易するが、こういった静かな思想は好ましく思えるのであった。

洗面台
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/009.jpg >

使われなくなってどれくらい経つのであろうか。ここ尾道ではこういったものたちを度々見かける。ワビサビを感じる反面、空き家が増えて取り壊されて、という流れを背後に感じるのもまた事実。

港の建築
< http://bn.dgcr.com/archives/2012/03/01/images/010.jpg >

港のまわりには、煉瓦づくりの倉庫や海運会社の建物など貴重な近代建築が残る。生活者のことを思えば致し方なしだが、絵的には背後のマンションさえなければなーと思うのだった。

山の手と違い、平地は区画整理も容易なためか、失われてゆく風景が多い。全国的に言えることだが、おじいちゃんと孫が同じ地に住みながらも同じ風景を共有できないことに対し、我々はもっと危機感を持つべきではなかろうか。

以上、3回連続でお送りした『冬の尾道』いかがでしたか。書いてる本人はスゲー楽しかったのですが、読んでる方の中にはクドイ! と思われた方も少なくないと思われます。

気がつけばもう3月に突入ってことなので、そろそろ趣向を変えてみなければ。という訳で、近いうちに『春の尾道2012』を発表予定。乞うご期待。

【さいとう・ひろし】saito@tongpoographics.jp
< http://tongpoographics.jp/ >

1969年生まれ。小学生のときYMOの音楽に衝撃をうけ、音楽で彼らを超えられないと悟り、デザイナーをめざす。1999年tong-poo graphics設立。グラフィックデザイナーとして、地道に仕事を続けています。

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■電網悠語:HTML5時代直前Web再考編[185]
こうして夕があり、朝があった

三井英樹
< http://bn.dgcr.com/archives/20120301140500.html >
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あれから一年が経とうとしている。短いような長いような時間が経過しつつある。沢山の辛いことがあり、沢山の救われる想いを感じた時間。でも、どこか頭の一部が何かを避けるように機能していないような感覚を感じる。地面が揺れるたびに、その何かが頭の中を刺激する。思考停止となっている闇の部分を刺激する。

   神は、この光を昼と名づけ、このやみを夜と名づけられた。
   こうして夕があり、朝があった。第一日。
    旧約聖書 創世記1章5節
    < http://www.creationism.org/japanese/genesis1.htm >

7日間の宇宙創造記において、ほぼ同じ文言が6回繰り返される、「夕があり、朝があった」、第一日から第六日までの6回。必ず、闇に覆われる時間があり、その闇がかき消される時がくる。

ポイントは「朝があり、夕があった」のではなく、「夕があり、朝があった」ことだ。逆ではない。日は暮れる方向ではなく、明ける方向に進む。



多分、思考停止になっていた部分は、ITの定義の部分だったのではないか、と最近思うようになって来た。ITが単なる「情報」を扱うものから、実は「"命"に関わる情報」だったことに、今更ながら気がついたのだ、しかも体の奥の方から。

もちろん法律や規則など、命に関わる情報を扱っては来た。しかも、かなり普通に扱って来た。それが迅速に回覧や伝達されなければ困るという状況のものにも関わって来た。

でも、震災のそれとはレベルが違った。そして、どれも震災レベルに向き合わねばならないのではないかと自省し始めた。すべては発信するコンテンツ自体に関わることなのだ。

けれど、コンテンツ自体は大抵は、自分たちWeb屋の管轄とは言えない領域だ(=お客様がつくるもの)。でもその質も問われた。

正直いって、整理された情報は、スピードも質も、まっとうなものが殆ど流れなかった現実を目の当たりにした。スピードだけでなく、おそらくはコンテンツの作り方まで見なければ、根本的におかしいだろうと、突き付けられたのだ。そこが引っかかっている。



Webは黎明期を過ぎ、効率化の時代に入っている。ツールが賢くなり、HTML仕様の本質的な理解を省いても、サイトは作れるようになった。AI(情報構造)を整理しようとしたら、その実装方法の仕様とも向かい合わなければ先へは進めない。そこを議論する時間を惜しんでサクッと作る、そして作れるようになった。

そのこと自体は喜ばしいことなのだろうけれど、何か引っかかる。Webは、作り方を極める方向に進んだが故に、コンテンツの生まれる場所を蔑(ないがし)ろにして来たのかもしれない。

上流設計が、実装開発/製造に先んじて重きを置かれるように、コンテンツの生まれる場所は、その(サイト内の)置き場所よりも大切なのかもしれない。だから、それらは双子のように、車の両輪のように、共に成長し続ける必要があるべきではないか。でもそうは進んでこなかった。歪(いびつ)にアンバランスに過渡期を進んでいる。

幾つもの闇を残したまま、それらを大きく育てながら、ここまで来ている気がする。それが開発要件は複雑に高度になるけれど、開発予算が下がって行くという現状に現れている。アイスクリームにトッピングを増やすと価格は上がる。でも、サポート対象デバイスを増やしてもサイト開発費はそれほど増えない。

HTML5という魔法でチチンプイプイとやれば、何でもイー感じにしてくれると本気で語られることもある。HTML5の実体は未だ制作途中であるにも関わらず、である。

そもそも「ワンソースマルチユース」はVisionであって、通常は手の届かないものである。それは実は誰でも考えれば分かるはずだ。個別最適すること以上の「もてなし」は、あり得ないし、それは一朝一夕には成し得ない。

更に、過去の幼稚なブラウザ戦争は終わったけれど、今はまさに複雑で深遠な低価格デバイスを絡めた新ブラウザ戦時下だ。

何も闇雲に開発予算を上げろと思っている訳ではない。必要とされる情報が必要とする人に届くように作る方法は、それほどバリエーションがある訳ではない。ただ愚直に考えれば良いだけである。

変に端折る所にバグは宿り、ユーザを迷わせる迷路は作られる。個別最適を考えない道には、どこか必ず抜け落ちがあり、美しくない道をユーザに通させ、不満をつぶやかせてブランドを傷つける。

それらへの答えは、HTML制作現場にはなく、コンテンツ生産場所にあるのではないだろうか。どう見えるかレベルではなく、どう伝わって欲しいかを考慮する。言い方を変えれば、そこまで巻き込んだ本気の覚悟でユーザと対峙しない限り、大切なことは伝わらない時代になって来ているのではないか。



聖書を読み返すと、不思議なことに気がつく。昼と夜を定義しながら、その直前の朝と夕に重きを置いて記されている。「夜があり、昼があった」ではなく、「夕があり、朝があった」。予兆的な部分に気をつけろと言うことか。

だとしたら、今は既に夜(真の闇)なのか、それとも未だ夕なのか、それとも朝なのか。閉塞感が拭えない以上、昼でないことだけは確かだ。光はその明るさを存分には出し切っていない。そんな弱々しい光が「光」であっては困る。

Webは複雑化しているけれど、見る側はシンプルなデバイスにシフトして来ている。複雑で長大なシステムも必要だけれど、単機能のシンプルアプリも大人気だ。複雑で巨大で美しいものだけを求められているとしたら、かなり絶望的だ。根本を調査し考えて来た時間が余りに短い。でも、シンプルの混在も求められているのなら光がある。

   光はやみの中に輝いている。
   やみはこれに打ち勝たなかった。
    新約聖書 ヨハネの福音書1章5節

まさに闇の中に輝く光が見える。そして、その光の希望は後ろで輝いているのではない、希望は行く先に輝き、近くに来いと招いている。そう信じないでは進めない。闇ばかり見ていては進めない。そして、闇に打ち勝つ光を信じる心もまた光となって同志を招く。Twitterを中心としたSNSのポジティブな一面だ。心新たに一年の重みを考えたい。

【みつい・ひでき】@mit | mit_dgcr(a)yahoo.co.jp
< http://www.mitmix.net/2012/03/185.html >
・本家?MITnewsからフォローされて、速攻で解除された。なんか気まずい。
・既に2012年も六分の一が経過。速い。

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■展覧会案内
227 十中破竹
< http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201202/g8_exh_201202.html >
< http://bn.dgcr.com/archives/20120301140400.html >
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会期:2012年2月27日(月)〜3月22日(木)11:00〜19:00 日祝休
会場:クリエイションギャラリーG8
(東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F TEL.03-6835-2260)

経済の発展により、人々のライフスタイルも激変し、猛スピードで進化を遂げている中国。そうした環境の中で、クリエイティブな表現も、これまでの価値観や既成概念を超えた新しい才能が次々と誕生してくるのは、必然といえるかもしれない。
グラフィックデザイン、タイポグラフィ、イラストレーション、写真、デジタルメディアを通じて表現する、中国の若手作家10組を紹介。会期中イベントを開催予定。詳細は決まり次第、ウェブサイトとツイッターで告知される。(タイトルは 2月27日 十の、中国の、破竹の勢い の意味)

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■展覧会案内
ロトチェンコ -彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児-
< http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20120301140300.html >
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会期:2012年3月2日(金)〜3月27日(火)11:00〜19:00 土18:00 日祝休
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F TEL.03-3571-5206)

1917年のロシア革命を強烈に肌で感じながら、彗星のごとく現れたロシア・アヴァンギャルドの寵児、アレクサンドル・ロトチェンコの展覧会を開催。グラフィックの原画、印刷されたグラフィック、広告ポスター、コラージュ、写真など、グラフィックデザインと写真、計157点に焦点を当て、20世紀のデザイン史に最も影響を与えたロトチェンコの本質に迫る。

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■展覧会案内
日本写真家協会 東日本大震災復興支援事業「生きる」東日本大震災から一年
< http://www.jps.gr.jp/311/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20120301140200.html >
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会期:2012年3月2日(金)〜3月15日(木)11:00〜18:00 木金20:00 無休
会場:富士フォトギャラリー新宿
(東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル 1F TEL.03-5368-2530)
会期:2012年3月27日(火)〜4月8日(日)9:00〜16:45 月休
会場:仙台市博物館ギャラリー
(仙台市青葉区川内26番地 仙台城三の丸跡 TEL.022-225-3074)

第一章:「被災」今まで目にしなかった、地震直後に襲ってきた津波による悲劇的状況の写真を、現地に住む方々の協力を得て展示。

第二章:「ふるさと」震災前に撮られた、風光明媚な東北やそこに住む人々、自然界と共存して心豊かに生きてきた姿や美しい風土を表現する。

第三章:「生きる」被災者が必死に生活を立て直そうとする現況や互いに励ましあう姿、「生きる」ことの素晴らしさ。明日への希望を胸に秘めながらの暮らしぶり、記録を超えた人間の本質に迫るドキュメンタリーで締めくくる。

写真は、被災地に在住する日本写真家協会会員を中心に、各写真家に参加を呼びかけ、現地で撮影された作品、約90点を展示。被災直後から逞しく生きる人々、以上の三部構成を基本に、真摯に事態と物事を見つめ、被災地の事実と真実を捉え、記録していくことで、「写真の力」の素晴らしさを伝えたい。

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■セミナー案内
「今日から始めよう! Webアクセシビリティ入門」
< http://kokucheese.com/event/index/28466/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20120301140100.html >
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実際にアクセシブルなサイトをどのようにすれば作れるのか、そもそもどのようなことに配慮すればよいのかがわからないことも多く、敷居が高いものと思われがちです。

このセミナーでは、Webアクセシビリティとはいったいどのようなものであるのか、何から取りかかればいいか、どのようなツールを使うことができるのかを学び、明日からのサイト制作に取り入れられるWebアクセシビリティについてお話しいただきます。(サイトより)

日時:2012年3月17日(土)13:30〜16:30
会場:デジタルハリウッド大学大阪校(大阪市北区鶴野町4-11 朝日プラザ梅田ビル2F ※移転)< http://gs.dhw.ac.jp/utility/access/#osaka >
参加費:3,000円(懇親会約4,000円)
主催:関西でWebアクセシビリティを考える会/デジタルハリウッド大学大学院

内容:
「Webアクセシビリティって何だろう?」
植木真(株式会社インフォアクシア)
< http://www.infoaxia.com/ >
「miChekcerでアクセシビリティチェックしてみよう」
持田徹(アルファサード有限会社)
< http://alfasado.net/ >

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■編集後記(03/01)

・「ウェブはバカと暇人のもの」......このキャッチーなタイトルを105円棚で見つけた(2009.4、光文社新書)。サブタイトルは「現場からのネット敗北宣言」とある。筆者は、2006年からネット上のニュースサイトの編集者をフリーランスで務めた中川淳一郎。ネットの恩恵を最大限に受けながら、ネットに対して妙な気持ち悪さを抱いているとして、ネットの使い方・発信情報について「頭のよい人」ではなく「普通の人」「バカ」にまつわるリアルな話を展開する。これが現実なのか。笑えるけれど不愉快なバカの生態。
筆者はネットで叩かれやすい10項目、ネットでウケる9項目を提示している。これは筆者がネットニュースの仕事を開始して、いきなり数々の失敗をしたわずか1か月後に完成したもので、その後2年半まったく更新されなかったという。それ以上の発見はないということで、すなわちそれはネットは進化していない、深遠なものではないということだろう。いまでも通用する実用的な指摘だと思う。ネット運営に携わる人は一応読んでおくといい。
3年近く前の時点で彼は、「多くの人にとってネットは単に暇つぶしの多様化をもたらしただけ」で「人間が使っている以上、ネットはこれ以上進化しない。ネットはあなたの人生を変えない」から「もうネットに過度な幻想を持つのはやめよう」と呼びかけている。タイトルからいって、この本は毀誉褒貶がかまびすしいと思うが、わたしは支持したい。若い人には、ネットよりリアルな交遊や読書のほうが大切だと言いたい。手遅れになる前に。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334035027/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー122件)

・100回! ありがとうございます。齋藤さんの写真が好き〜!/効率化の時代か......。/Google関連をどうするか迷いつつ、取り急ぎウェブ履歴の削除と停止をした。/自分の行動が筒抜けになるのはイヤだと拒否していた「foursquare」。サービス自体は日本語化される前から知っていて、iPhoneアプリをインストールしたこともあったが、そういう理由でアンインストール。最近になって、フィードがあって、ライフログとしてGoogleカレンダーやiCalに表示できることを知った。Googleカレンダーに連携できるなら、検索もできる。あそこにいつ行ったっけ? 髪の毛を切ったのはいつだっけ? あの場所への移動時間はどのぐらいだっけ? こういうのがわかれば便利だ。そうだ、FacebookやTwitterに流さなければいいのだ。と登録してすぐに大御所からフレンズ申請が届く。えっ? まぁ大御所になら行動が筒抜けでも......え、他の方も? で、なんとなく流されつつこっそり始めたのだが、人とポイント争いができたり、知っている人がチェックインすると、その場所に行きたくなったり、知らない土地を少しだけ知っている気になったり、偶然同じ場所にいたり、一時間ほど前に同じ場所を通っているのを知ったり。foursquareのおかげで、出かけるのがおっくうな時でも出かけようと以前よりう思えるようになったよ。しばらくはまってみます〜。/UFC。ライペイジ・ジャクソンの入場時に鳥肌が立った。PRIDEのテーマ曲がさいたまスーパーアリーナに流れるとは。GSPが来たことにも驚いた。さいたまに行けば良かったな。(hammer.mule)
< http://www.google.com/history/?hl=ja >  停止してみた
< https://ja.foursquare.com/ >
foursquare
< http://ja.wikipedia.org/wiki/フォースクエア >
Wikipedia
< http://blog.pasonatech.co.jp/kanazawa/199/14923.html >
Googleカレンダーとの連携
< https://ja.foursquare.com/feeds/ >
foursquareサイトでログインしてからここにアクセス
< http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/15874.html >
ロケタッチでも。こっちはゆうれいモードがあるよ
< http://jp.ufc.com/ >  UFC
< >
GSPが幼稚園や極真会館へ
< http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/14932_201202262715.html >
テレビ東京では90分と
< http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/14932_201203041655.html >
< http://www.tv-osaka.co.jp/timetables/weekly/2012/03/05/ >
ダイジェスト20分。テレビ大阪ではダイジェストのみ......