[3324] ちひさきものはみなうつくし

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,500文字)


《もうシステム用にSSDでなくHDDを選ぶってありえないわ》

■ユーレカの日々[14]
 ちひさきものはみなうつくし
 まつむらまきお

■グラフィック薄氷大魔王[314]
 SSDに換装、フリクションボール
 吉井 宏




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■ユーレカの日々[14]
ちひさきものはみなうつくし

まつむらまきお
< http://bn.dgcr.com/archives/20120905140200.html >
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先日、東京都現代美術館で開催中の「特撮博物館」に行ってきた。エヴァンゲリオンの庵野秀明監督と、平成ガメラの樋口真嗣監督による企画展だ。
< http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/ >

最近は特撮と言うと、仮面ライダーなど等身大のコスチュームヒーローものを指すらしいが、この展覧会のタイトルである「特撮」とは、ウルトラマンやサンダーバードなどの「ミニチュア撮影」のことだ。展示されている数多くの見事なミニチュアを食い入るように観察したり、連れの女性にあーだこーだとウンチクを語っているのはみな男性。男性はみんな、ミニチュア好きなのだ。

1960年代後半。ぼくが小学生だったころ、男子はみんな特撮に夢中だった。ウルトラシリーズやサンダーバードがテレビで放映され、ゴジラ、ガメラといった怪獣映画もしょっちゅう放映していた。アニメもやっていたけど、特撮の方が何倍も好きだった。

なにがそんなに面白かったのか? 怪獣の脅威やウルトラマンの活躍以上に、ぼくらが夢中になって見ていたのは画面の中のミニチュア、ジオラマの世界だ。

いくら子供でも、破壊される街や戦車を本物と思って見ていたわけではない。そこに映し出されるイマジネーション以上に、ものすごくよくできたミニチュアが楽しくてしょうがないのだ。男の子が大好きな積み木やレゴブロック。これらの「箱」を建物などに見立て、脳内で空間としてとらえる。

VRやシミュレーターなどなくても、男子はみんなミニチュアで遊びながら脳内で様々な空間のシミュレーションを行っている。

同じミニチュアを使った遊びでも、着せ替え人形やゴッコ遊びは、生活行動のシミュレーションだ。着替える、寝る、起きる、料理する、食べる...。ミニチュアを使うのは、子どもの手で扱いやすいサイズであることと、日本の住宅事情上、リアルサイズの服や道具のオモチャをたくさん置いておくわけにはいかないからだろう。同じミニチュアでも、女の子たちはクルマや飛行機には興味を持たない。

これに対して男子は空間的だ。ゴッコ遊びも、移動を伴う電車やクルマの運転が中心。ミニチュアのクルマを手で持って走らせて、次の瞬間崖から空中へ飛行したりする。地を空を海をどこまで移動できるか、そこで敵を見つけるか見つけられるか。やることがすべて「狩り」だ。

運転手やパイロットといった大人の仕事に興味があるなら、「料理人ゴッコ」なんてのがあってもよさそうだが、そういうことをして遊んだ記憶はない。あくまでも空間移動にしか興味がなく、野球やサッカーもまた、空間移動を伴った「狩り」遊びだ。

男性は、空間の把握力が女性と比べて高い(反面、平面的な認識力は女性に劣る)そうだ。人類が捕食を始めた時代、狩りで獲物を追いかけたり、仕留めてから巣に帰るために、空間を把握する能力が高まったらしい。

クルマの車庫入れなんかも、男性であればその時の状況、まわりの空間がどうなっていて、自分のクルマがどういう角度にあって、タイヤがどっちを向いているのか、という外から見た状況が脳内に構築される。

これは丁度、子どもがミニカーを手で動かしながら、脳内では自分で運転しているような気になる逆のことが起きている。女性は車庫入れや幅寄せが苦手というのは、そういった脳内ジオラマが構築できないからだという。

逆に女性は視覚的な認識力に長けており、見えている風景の隅から隅まで、瞬時に把握できるらしい。男性は目の前にある探し物が全然見つけられなかったり、彼女が髪型を変えたことに気がつかなかったりするが、女性は髪型はもちろん、雑踏の中からでもすぐに知人を見つけることができる。はじめて行った図書館の書棚から目的の本を見つけることができる。

そういった見えている情報の中から目的を探し当てるのが得意だという。これは巣での子育てや、採取から発達した観察能力だという。

したがって地図の中から地名を探し出すのは女性が得意だが、それを空間の認識に変換できないので、地図を使って移動するのが苦手ということらしい。男性は地図から目的地を探すのは苦手だが、目的地がわかればあとは実空間と照らし合わせて、地図を使って移動することができる。

つまり、男性は世界をミニチュアのジオラマとして認識し、女性は目に見える光景として認識しているのだ(このあたりの話は「地図の読めない女、話を聞かない男」という本にいろんな例が示されているので、興味のある人はぜひ)。

そんなわけで、鉄道模型や盆栽、ミリタリーのジオラマといったミニチュア趣味は男性のものだ。空間を構築し認識することが男子にとって悦楽なのだ。女性にもドールハウスという模型趣味があるが、家の断面であるところがポイントなのだと思う。一方向から見た時のディテールが重要、つまり、平面としての魅力の方が重要なようだ。

さて展覧会。この展覧会に展示されているのは、トリック映像のための模型であり、ウルトラマンや怪獣といった巨大キャラクターに存在感を与えるために作られたミニチュアたちだ。特に面白かったのが、撮影所の倉庫を模したコーナーと、撮影セットを再現した東京タワーを中心とする東京の巨大ジオラマだ。

単独のメカや建物の模型も面白いのだが、それが複数集まって空間を生成=ジオラマになったとたん、ミニチュアの発するオーラは何十倍にも増幅する。男子脳内の空間認識欲が刺激されるのだろう。アドレナリン出まくりだ。

東京の巨大ジオラマを見ていて思い出したのが、1970年の大阪万博の日立館だ。このパビリオンの展示は「フライトシュミレーター」だった。セスナ機を飛ばして、空港に着陸させるシミュレーターなのだが、CGもない時代にどうやっていたかというと、巨大な都市模型の上にクレーンカメラを据え、操縦者の操縦桿の動きにそってそのカメラを動かすというもの。

小学生の頃、シミュレーター(操縦できるのは運良く選ばれた人のみで、多くの観客は同乗するだけなのだが)のあと、その種明かしである大ジオラマの部屋を見て興奮したものだ。万博会場もまた、未来都市の実物大模型っぽかった。奇抜で未来的なフォルムの建物は、特撮を見慣れた子どもたちにとって、巨大な特撮ミニチュアだったように思う。

その後、ぼくは大学で建築を学ぶことになる。建築学科の課題は毎回、建物の設計を行い、模型を作るのだが、模型好きのぼくは無駄に模型に凝ることになる。建築の課題は「空間設計」なので、今にして思えばディテールに凝る必要などまったくないのだが、模型好きなので、階段やディテール、質感まで詳細に作りこもうとする。

その結果、時間や予算が足りなくなり、課題としてピントのずれたものになっていたように思う。今気がついた。ぼくは建物を作ることより、実は建物の模型が作りたかったのだ。今にして思えば、建築模型や映像模型の世界に進めばよかったのだが、当時の僕にはそういうことが思いつかなかったし、アドバイスしてくれる大人も情報もなかったのだ。くやしい。

さて、今回の展示のもうひとつの目玉が「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵をモチーフにした特撮短編映画「巨神兵東京に現る」だ。先の東京タワーまわりのセットもこの撮影に使ったものだが、この映画の冒頭、東京の俯瞰ショットにはまた別のミニチュアが使われている。こちらは俯瞰ショットで、かなり縮尺は小さそうだ。

映像を見たとき、あれ、これミニチュアだよな。たしかこれは......とあとでカタログを見てみたらやっぱり、森ビルが制作している東京の大ジオラマだった。

2003年、六本木のアークヒルズが完成した時に、都市をテーマにした展覧会「世界都市〜都市は空へ〜展」が森美術館で開かれた。この時の目玉が東京をはじめとする、いくつかの大ジオラマだった。

1/1000という縮尺で、ひとつひとつの建物の形状はシンプルなシルエットなのだが、表面に実写から起こしたテクスチャを貼りこんでいるため非常にリアルに見える。10m×8mという大規模なもので、模型上部には見学ブリッジも設置され、遊覧飛行の視点で東京を楽しむことができた。
< http://www.japandesign.ne.jp/HTM/JDNREPORT/030702/global_city/ >

都市を考える(感覚を共有する)、という目的があっての模型だったが、その後時代は3DCGに。GoogleEarthやGoogleMapの登場で、このような巨大模型はもうその役割を終えたのだろうと思っていたら、その後も拡張され、今は17.0m×15.3m(大体バレーボールのコート2面分)とスクスクと育っているらしい。

都市開発の参考にVRと模型を同時に作るプロジェクトだそうだが、いやいや、これはどう考えてももう、模型を作ること自体が目的にすり替わっているとしか考えられない。だってこれ、六本木ヒルズのワンフロアで作っているのだ。しかも現在は一般には非公開。このジオラマの制作費って、制作場所の家賃を計上したらいったいいくらになるんだろうか? 気になって計算してみた。

模型の面積が255㎡。オフィスの家賃は3万〜3万5000円/坪くらいだそうで、㎡あたり1万くらいとしよう。255㎡なら一か月で255万円だ。これが12か月×10年なので3億円。家賃だけで3億円である。

なんらかの目的のために模型を作るのならもっと地価が安い地方で作るだろう。あらゆる工場が都市部から地方、そして海外へと移転している時代になんというゼイタク。これはもう、ヒルズのワンフロアに東京の巨大模型がある、という状況そのものが目的になっているに違いない。森ビルおそるべし。たまにイベント的に公開されているらしいので、機会があればまた見てみたいものだ。
< http://www.mori.co.jp/morinow/2012/04/20120413170000002414.html >

展覧会の大きい方のジオラマを見ていて、このスケールってどこかで見たな、ともうひとつ思いだしたのが「東武ワールドスクウェア」だ。
< http://www.tobuws.co.jp/ >

ここは世界中の有名建築を1/25という統一スケールで屋外展示する、建築博物館というか、テーマパーク。1/25という縮尺は丁度、ウルトラマンの縮尺と同じくらいで、だから特撮模型も1/25くらいが多いらしく、偶然なのか手がけている人たちが重複しているのか、ワールドスクウェアの建築模型と特撮模型の多くは同じスケールだったのだ。

このワールドスクウェア、はじめて行った時に感心したのだが、有名建築のその現場に行ってもわからない、空中からの視点で建物を観察できる。そういった意味で、非常に文化的な価値が高い施設だ。VRが普及した今でも、102体の建築模型を一堂に集めたこの場所は、テーマパークとして、文化施設として、その意味は色あせていないと思う。

しかし、1/25というスケールである。東京駅や凱旋門なんかは観察するのに丁度いいサイズなのだが、東京タワーは13m(電信柱と同じ高さ)。いまはなきWTCは20m(お台場のガンダムくらいの高さ)。最新作のスカイツリーに至っては26m、ビルの8〜9階にあたる。

これはもう模型だけど模型じゃないスケールだ。たしかに同じスケールで作るということにも意味はあるとは思うが、いや、でも建築を見せるのであれば、もうちょっと小さい方がいいんじゃないか? とも思う。

実際、特撮博物館の東京ジオラマのスケールは、1/10〜1/70が混在しているという。このスケール混在というのは映像ならではのトリック。着ぐるみが絡む中心サイズは1/25なわけだが、遠景は縮尺を小さくし、手前にはよりスケールが大きくディテールが作り込めるものを配置し、奥行き感を演出する。会場の東京タワーは1/70だそうだ。

だから、東武ワールドスクウェアの「もう、なにがなんでも1/25でやるんだよっ」ってのは、屋外だからできることとはいえ、これももう、模型が目的になってるんだなぁと思う。

美術館で見る特撮模型は、映像芸術の追体験、という意味での芸術だと思うが、森ビルのジオラマも、ワールドスクウェアのスカイツリーも、純粋模型、ファインアートの域といってもいいだろう。

特撮の魅力は、模型以外に、どうやって本物のように映すのかの工夫にある。破壊、爆発、炎上。模型を作る以上に、様々な工夫が必要であり、その智恵がとても面白い。この展覧会のあちこちで書かれているように、作り手の人たちは「CGでは撮れない空気感」「臨場感」と言う。

たしかにそれもあると思うのだけど、でもね、ホントはみんな、模型が好きなのだ。作り手も、見る側も、本物そっくりの映像も好きなんだけど、本物そっくりの模型がもっと大好きなのだ。

「ちひさきものはみなうつくし」。そんな言葉を思い出しながら美術館から外に出て、見えた東京の風景は巨大なミニチュアのようだった。

【まつむら まきお/まんが家、イラストレーター・成安造形大学准教授】
< twitter:http://www.twitter.com/makio_matsumura >
< http://www.makion.net/ > < mailto:makio@makion.net >

特撮博物館に行った日、弥生美術館でやってる「奇っ怪紳士!怪獣博士!大伴昌司の大図解 展」もハシゴ。こちらもお勧めですよ。
< http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/exhibition/yayoi/now.html >

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■グラフィック薄氷大魔王[314]
SSDに換装、フリクションボール

吉井 宏
< http://bn.dgcr.com/archives/20120905140100.html >
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●SSDに換装

あれ? SSDってしばらく見ない間に半額くらいになってるんだー! 春に調べた値段を覚えてたので、ちょっとびっくり。メモリーだのHDDが見るたびに容量アップして値段が下がってたのははるか昔、とか思ってた。速さ・安心と値段を秤にかけるとビミョーだったのが、こんな値段なら断然SSDじゃない? 

数か月前にMac Proを購入したとき、「しばらくSSDばかり使ってたからHDDがどんなもんだったか確認したい。ひょっとしたらHHDでもたいして変わらないんじゃない?」の意味もあってHDD搭載モデルにした。

っていうか、SSDモデルは高かったんだもん〜。しかし、やはりSSDにすべきだった。HDDって細かい待ち時間や引っかかりが頻繁にあるでしょ? SSDに慣れちゃってると、それがかなりうっとおしい。せっかくのマシンパワーをHDDが足引っぱってる感じ。やっぱSSDに載せ替えよう。

インテル520シリーズの480GBを選んだ。BootCampパーティションを作らなければ容量はぜんぜん十分だし、600GBモデルだと急に割高になるし、

で、2.5インチのSSDをMac Proの3.5インチベイに差すには何かアダプタみたいなものが必要なんだろうけどよくわからない。検索すると、確かにマウンタが必要らしい。インテルSSDにはマウンタが付属するって話も出てきた。

ところが! Mac Proの3.5インチHDDベイはソケット直差しのため、付属のマウンタを含めてほとんどのマウンタは使用不可と判明! とりあえず、ちょっと高いけど「Mac Pro専用マウンタ」ってのを購入。

で、SSDとマウンタが届いて、さっそく装着してフォーマット。まず、SSDをMac Pro工場出荷状態にリカバリー......あれ? Mac Proにはリカバリーディスクが付属してないじゃないか! うーむむ、Mac App StoreからMountain Lionをダウンロードしてインストール時にディスク選択でイケるよね? 

と思ったら、そっか、option起動でRecovery HDを選べるのを忘れてた。やってみたら、「復旧10.8」ってディスクが出た。名前かっこ悪い。

その「復元10.8」からMacを起動し、「OSXを再インストール」でSSDを選ぶ。あっさりうまくいった。Mountain Lionのインストールが済んだらSSDに旧HDDの中身全部を転送。SSDを取り付ける作業開始後1時間で移行完了。Dropboxのインデックスを作り直させるのまで含んでも2時間で全工程が完了。

Adobe CS6、同じMacの中なら別ディスクからの起動でもライセンス認証いらないみたいね。元のHDDからアンインストールしなくちゃと思ってた。

当然といえば当然なんだけど、移行前のHDDとまったく同じなので移行した気がしない。2時間前のHDD起動のMac Proそのまま。さすがに動作はキビキビしてる! たいていのソフトが数秒で起動するし、再起動も速い! レスポンスが良くて快適。もうシステム用にSSDでなくHDDを選ぶってありえないわ。HDDは「大量データ保存専用」ってことで。ポータブルのストレージもSSDにしたい。軽いし。

余談1:SSDの寿命がまだ心配な人がいるかと思います。普及しはじめて4〜5年たってますが、「SSDの寿命が来た!」って記事が検索してもほとんど見当たらないところを見ると、少なくとも寿命が来るまで使い倒した人はいない様子。安心していいんじゃないかな?

余談2:Mac Proにアダプタ使わずにSSDを装着する、ムチャな方法の記事。厚紙で箱を作って下に差し込むんだって。これはイイかも。
< http://bit.ly/kTTJpR >

●フリクションボール

消せるボールペンの意味がわからなかった。消せたらボールペンの意味ないじゃん。消しゴムの代わりのゴムでこすると摩擦熱によって消え、冷やすと消した文字が復活するらしい。炎天下のクルマの中のノートの文字が全部消えてしまったのを、冷凍庫で冷やしたら復活! って話題もある。なんか頼りなくない? FAXの感熱紙が数年経つと消えちゃうの思い出す。

試しにフリクションボール、買ってきた。0.4の細いやつと0.7の「いろえんぴつ」っていうフリクションボール。青と黒。どちらも油性ボールペンと水性ボールペンの中間くらいの書き味。太いほうはインクの顔料が少ない感じで、黒なのに60%のグレーくらいの濃さ。

キャップ先端のゴムでこすると消える。おお! きれいに消えるねえ! これ、消す用のでかいゴムとか売ってないのかなと思ったら、いちおう専用のゴムも売ってるそうだ。しばらく書いてみて「そっか!」と思ったのが、「ケシカスが出ない」こと。ラフスケッチの初期に描いたり消したり繰り返して形を作っていくのにいいかもしれん。鉛筆のように手で擦れないのもいい。

冷やすと復活するってのもやってみた。冷凍庫にしばらく入れてみたら、100%の濃度には戻らないものの。50〜60%くらいには復活しました。消した部分の紙の下から開封前のあずきバーを押し当てると、みるみる復活する! ガリガリ君でも可能。っていうか、寒い地方の冬だと消したの復活しちゃうんじゃないの?

「記録のツールとしての筆記具」がこんなに不安定なものでいいのだろうか? という疑問はあるけど、使い道によってはまあ便利かも。マンガの下絵をドライヤーで一気に消す、っていう使い方もあるらしい(ところで、大阪府警で調書をフリクションボールで書き、後で無断で書き直して懲戒処分されたそう。だからー、基本的にボールペンが消せちゃダメだってー)。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

例の修復フレスコ画のアレ、賞味期限切れネタにならないうちにと、TDWを一個作った。しかし、あまりに異質なのでTDWには入れないことにするw ところで、目の白い部分。指摘されて初めて気づいた。僕は白目だと思い込んでたけど、目のハイライトなのね。修復前の絵を見るとたしかにそうらしい。最初の「へんなダルマ」のユーモラスが薄れて気味悪い絵に!
< http://yoshii-blog.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html >

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」ver.2.0がリリースされました。
「長押しロール」のオン・オフ切り替えスイッチを追加しました。
「オフ」ではレスポンスが速くなるので、素早い演奏が可能になりました。
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >
●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

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編集後記(09/05)

●NIKKEI TRENDY NETで「話題の"激安ベルギー産ビール"、国産ビールの味を超えた!?」という記事を読んだ。たまたま、その前の日にヨークマートで見つけた88円のベルギー産第3のビール「ベルモルト」を飲んで、これうまいじゃないか! と思ったばかりだった。「大々的な告知や宣伝もなく、口コミで人気が広がっているビール系飲料があります」と紹介されていたのがこれだ。

「ビールの本場ベルギーで製造されていることに加え、大麦由来のリキュールを加えるなど『ビールの味』に近づけるための工夫もされて」いるそうだ。「ビールテイスト飲料マップ」によれば、本格ビール「プレミアムモルツ」や「エビス」などに近い味わいと出た。最近ご無沙汰の本物ビールだが、それに近いならうまいはずだ。

昨日、また6本買って来て、いつも飲んでいる「麦とホップ・黒」の次に飲んだら、あれ? 記憶よりはうまくはない。前回は最初の一口だったから、感動的にうまかったのかも。妻も同意見だ。それでも、ほかの第三のビールよりうまいような気もする。330mlとわずかに量は少ないが、88円なら満足できる。イオン系TOPVALUの第三のビール、韓国産「BARREAL」も安いが......まずい。

韓国製だからまずいのではない。どこで製造しようが、うまくないからまずいのだ。ところで、「31日の韓国紙は東京での女子サッカー日韓戦のスタンドで『旭日旗』が振られた風景を1面トップ記事で大々的に非難報道している。いつもの思い込みによる反日報道だが、いやはや。ところで朝日新聞はこの『旭日』を社旗に使っているのだが、問題ないのかしら」との、黒田勝弘氏のサンケイ記事(9/1)はおもしろい。

韓国の"同志"ともいうべき朝日新聞はどう反応しているのか知らないが、朝鮮日報は「植民地支配に対する謝罪を主張する朝日新聞の社旗にも旭日旗の模様があしらわれているが、これも何の問題なく使用されている」と書く(9/3)。朝日新聞はケシカラン、やめろ、とは言ってないようだ。痛いところつかれた、という感じか。朝日新聞のハイヤーから社旗を奪うというパフォーマンスを思いついたが、くだらないから誰もやらないか。(柴田)

< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120828/1042681/ >
話題の"激安ベルギー産ビール"〜(NIKKEI TRENDY NET)

●お芝居好きに女性の多い理由がわかったような気がした。宝塚歌劇は、男性には向いていないということか。多い時で80人ぐらいが舞台の上にいる。その中から贔屓を探し当てるのだ。顔の区別がつかないとよく言われるが、これは単に興味がないからだろうと思っていた。それもあるだろうが、認識しにくいのかもしれない。

SSD。新しいMacBook Proで初SSDした。メモリを16GBにしたし、マシンパワーも上がっている。から、かもしれないが、とても速い。待ち時間が少ない。体感するのはVMware FusionでWindows 7を走らせる時。今まで立ち上げたり、何か作業するのに、お茶入れて席に戻っても、ほとんど動いていないなんてことが頻繁にあった。今はきっと100倍以上速くなっているわ。大げさかも。ストレス軽減されたわ〜。

フリクションペン。事務職の友人いわく、あれで書いたものをFAXやコピーしたらダメよ、とのこと。通したら熱で消えたって。高校までは鉛筆(シャープペンシル)主流だったが、進学してからはレポート提出に鉛筆は使うな、ボールペンにしろと教授らから言われた。見えないからだそうだ。社会人になったら鉛筆は使わなくなる、とも。今ならパソコンで入力してプリントアウトすればいいけれど、あの頃にフリクションペンがあったらなぁ〜とは思う。

吉井さんのフレスコ画のん、すき〜! あれハイライトだったのか!(hammer.mule)