1月26日(土)に長野県塩尻市で、GDG(Google Developer Group)信州の勉強会が行われました。そんなわけで、田舎で行われたIT関係の勉強会をレポートします。
●「GDG信州」とは?
「都会ばかりの勉強会やセミナーをもっと信州地方で」ということで、2012年7月に設立されました。東京や大阪、名古屋など都会では様々なセミナーが行われたりしますが、長野県の塩尻市のような田舎都市ではIT関係の情報はインターネットや本屋で売られている雑誌が頼りです。
ということで発足したのが「GDG信州」です。初回は長野県中信地区、東信地区から集まった人がメイン。場所は塩尻インキュベーションセンター3Fの部屋で行われました。「GDG信州」に来てもらったメンバーに、このイベントを知ったきっかけは何かと尋ねたら「IT勉強会カレンダー、Googleからのメール」との回答。
・IT勉強会カレンダー
< https://developers.google.com/events/
>
IT勉強会カレンダーは地方のイベントも載るようです。けっこう地方のIT系のイベントも掲載されているので、地方の人はチェックするとよいと思います。
●「GDG信州」とは?
「都会ばかりの勉強会やセミナーをもっと信州地方で」ということで、2012年7月に設立されました。東京や大阪、名古屋など都会では様々なセミナーが行われたりしますが、長野県の塩尻市のような田舎都市ではIT関係の情報はインターネットや本屋で売られている雑誌が頼りです。
ということで発足したのが「GDG信州」です。初回は長野県中信地区、東信地区から集まった人がメイン。場所は塩尻インキュベーションセンター3Fの部屋で行われました。「GDG信州」に来てもらったメンバーに、このイベントを知ったきっかけは何かと尋ねたら「IT勉強会カレンダー、Googleからのメール」との回答。
・IT勉強会カレンダー
< https://developers.google.com/events/
>
IT勉強会カレンダーは地方のイベントも載るようです。けっこう地方のIT系のイベントも掲載されているので、地方の人はチェックするとよいと思います。
今回の「GDG信州」の勉強会では、最初にGoogleからもらったノベルティーが配られました。これは主催者とジャンケンで勝った人同士が、さらにジャンケンをし勝利者がもらうという段取りでした。その後、マスコットキャラの名前を考えようと言うことになりましたが、とりあえず保留。
マスコットの名前が決まらないので、今度は自己紹介になりました。本当は最初に自己紹介するはずが、なぜか途中になってしまいました。勉強会の進行の順序がちょっとおかしかったです。
Web経由でAndroidの実機を操作することができるサービスとか紹介されました。他にはルンバに天体望遠鏡をのせて、Android端末と接続して星の名前を言うと自動的に、その星に望遠鏡を向けてくれるといったというネタを考えている人など、いろいろでした。
その後、アジェンダに従って他の「GDG四国」「GDG名古屋」などのサイトを見て、わが「GDG信州」のサイトをどうしたものかなどが話し合われました。
・国内のGDG一覧(一部)
神戸
< https://plus.google.com/106414828378079312919/posts
>
中国
< https://plus.google.com/100492277319600142326/posts
>
信州
< https://plus.google.com/115972055730249971330/posts
>
名古屋
< http://tokai.gtugs.org
>
それで、ロゴを四季に応じて変えようということになりました。冬バージョンは私が作成することになり、イベントの最中にIllustrator CS6でちょろちょろ用意しました。できたのがこれ↓ 諏訪湖の御神渡りの映像から流用。
・ロゴ 冬バージョン
< http://bit.ly/W0s4Rb
>
その後、アジェンダにそってGoogle Mapsの説明が行われましたが、かなり時間オーバーになっていて、全部はできないことが判明。とりあえず、主要な部分だけの解説になりました。
まず、Google Maps API+HTML5 Geolocation APIを使って地図を表示する解説が行われました。マーカーが多い場合に、どのように処理するか表示するか。例えば、以下のサイトにあるMarker Clusterを使う等々。
・Marker Cluster
< http://bit.ly/14yCRac
>
また、ストリートビューのシーンをスタティックマップでとれる機能を使えば、携帯(ガラケー)でもストリートビューが表示できる方法が解説されました。ストリートビューのシーンを表示する方法は簡単で、GoogleのサーバーにURLを投げるだけ。
他には、スタティックマップで解像度2倍のサイズの地図を返す方法などの説明がありました。無料版だと2倍までですが、有料版だと4倍までいけるとのことです。
それから、地図をカスタマイズできるスタイルドマップの説明が行われました。不要な情報を表示しないようにすれば、主要幹線道路だけ表示するといったこともでき、白地図のような表示も可能。ただし、スタイルドマップにはアクセス量の制限があるので注意が必要だとのこと。
ストリートビューは自分でも作ることができるので、iPhone5のパノラマ撮影機能を使ってオリジナルのストリートビューを作るというネタも公開されました。画像のサイズは1024px×2048pxにするとよいとのこと。この画像を横4縦8つに分割して、SQLに突っ込んでおけばよいとのこと。
・カスタムストリートビューの作成
< http://googlemaps.googlermania.com/google_maps_api_v3/ja/custom_streetview/3.html
>
ですが、どうもAndroid 4.2だとこんなことをしなくてもオリジナルのストリートビューが作れてしまうらしいという話もありました。幸いAndroid 4.2端末を持っている人がいたので、実際にやってみることに。撮影がちょっと大変そうですが、手間さえかければ自前でできるようです。
その後、AndroidのMaps Android APIについて様々な機能が実演付きで説明されましたが、詳しくないのでみているだけで終わりました。描画の実装やv1とv2の違いなどの説明がありました。また、SDK内にいろいろ用意されているとのことなので、そちらも参考にするといいようです。
地図表示はWebKitを利用したWebViewを使うこともできるけど、バージョンアップしないユーザーも考慮すると、WebViewよりもネイティブのAPIを使った方向に向かっているとのこと。ただ、iOSなどでも動くようにとなると、WebViewの方がよいのではないかとの意見も。
最後は、Firefox OSについての解説です。Nexus Sの実機でFirefox OSが動作しているようすが見られました。古くなって使えなくなったAndroid端末にFirefox OSを入れて遊ぶことができるそうです(※ただし現時点ではAndroid4.0端末向けのビルドしか用意されていないそうです)。
古くなって使わないAndroid端末は、捨てずにとっておくととよさそうです。Firefox OSを入れる前にAndroidのデータをSDカードに保存しておくと、Firefox OSを使わなくなったら再度Androidに戻せるとのこと。入れるのに早ければ5分(イメージがあれば)、なければソースコードをダウンロードして自分でやらなければならないので、結構時間がかかるとのこと。
また、最下層の部分はAndroidのコードを流用しているらしいのではないかとも言ってました。画面表示はOpenESが効いてないのか、かなり低速な状態。まあ、正式版では高速になるのではないか、とのこと。
Firefox OSはほとんどというか、全くアプリがないので、作るなら今がチャンスとのこと。でも、一攫千金は狙えないような気はしますが......。
ということで、「GDG信州」はかなり時間オーバーして終了しました。その後はラーメン屋さんにLet's Go。ということで、最後は久々にゲーセンで頭文字D AAXプレイして帰宅しました。
・頭文字D AA X
< http://initiald.sega.jp/ind7aax/
>
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>
さらに、こんな田舎なのにau主催でスマートフォン講座なるものを、公民館ぽいところでやってくれるみたい。諏訪湖の御神渡りの映像素材もアップしておきました。
・諏訪湖御神渡り
< http://bit.ly/Wh8T7H
>
・Adobe Premiere CS6自動化作戦
< http://www.openspc2.org/book/PremiereCS6/
>
・Adobe Media Encoder CS6自動化作戦
< http://www.openspc2.org/book/MediaEncoderCS6/
>
・Adobe Premiere Pro CS6使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/PremiereCS6/
>
・Sony Reader 使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Sony/Reader/PRS-T2/
>
・Kindle Fire HD使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Kindle/Fire_HD/
>
・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/
>
・iPad mini(アイパッドミニ)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/iPad/mini/2012/
>
・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082
>
・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199
>
・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>
・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/
>
・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。