[3477] ビジネス小説を読んでみよう

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,400文字)


《普段の倍のスピードでページをめくる》

■まにまにころころ[35]
 ビジネス小説を読んでみよう
 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito

■クリエイター手抜きプロジェクト[354]Photoshop CS5/CS6編
 4色グラデーション
 古籏一浩

■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
 CSSメタ言語 の LESS〈4〉〜LESSのまとめ〜
 森 和恵


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■まにまにころころ[35]
ビジネス小説を読んでみよう

川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
< http://bn.dgcr.com/archives/20130520140300.html >
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こんにちわん、コロこと川合です。いつの間にやら5月も終盤戦ですね。ああ、どうしよう、まずい。そうこうしているうちに6月になり、その6月が終われば、今年が半分過ぎてしまう。そんな焦燥感に苛まされてしかたない今日この頃。

ちょっと気を落ち着けて、ゆっくり本でも読みたいものです。

◎──といいつつ、速読の話

本の話をしたり書いたりすることが多いので、読むの速いんでしょうと、時々言われたりしますけれど、私はどちらかと言えば、読むのは遅い方です。普通に読めば遅い。でも、早めに読んでしまいたい時は、速く読みます。

世の中には速読術なるものがあって、書籍やセミナーも色々ありますが、別にそういった特別な技は身につけていません。速読術を身につけると10倍の速度で本が読めるようになるそうですが、トレーニングが大変そうなので、怠惰な私には向きません。努力してまで読みたくない。そこまで多忙じゃない。

そんな私でも、というか誰にでもできる、2倍速くらいで読む方法はあります。それは、普段の倍のスピードでページをめくること。いや、冗談じゃなくて。新書とかビジネス書が向いてるんですが、一回やってみてください。たぶん、やってみたら分かります。詳しくはまたどこかで。

◎──速読できない本

世間の速読術はどうか知りませんが、先に書いた我流の速読には向かない本があります。それは、小説などの物語や文学作品。それらは、一字一句読んで楽しむものなので。速く読むには、自然と読み飛ばすのがポイント。小説は、読み飛ばしちゃ楽しくないです。あらすじは理解できますけども。

◎──ビジネス小説

読み飛ばしが向くものと向かないものの間くらいにあるのが、ビジネス小説。そう言うジャンルが確立されてるのかどうか微妙ですが、小説仕立てで勉強になるよってな本です。「もしドラ」みたいなの。

あの手の本は、ざっと倍速で読んじゃうのもアリですし、じっくり読むのもアリ。その境目は、小説として面白いものか、そうでなくて分かりやすく伝えるために小説仕立てにしているだけで面白さはあまりないか、そのあたりです。

大抵は、面白さは二の次なんでしょうけど、それでもそれなりに楽しめる本が色々あります。そんな本は、自然とゆっくり読んでしまいます。読んでから、ああ読み飛ばせばよかったって本もよくありますけどね。

「もしドラ」は、読み飛ばしで十分。お話としては三流で、あれを映画にした意味が分かりません。まあ話題性はあったので、なんとかなると思ったのかな。あれだけ話題になった本で、あれだけ人気のあった前田敦子主演で、あれだけ大コケしたあたりからも、物語の弱さは推し量れますよね。大コケといっても、評判が悪かっただけで、そこそこの興行収入はあったみたいですが。

あ、物語はイマイチですが、本としては面白いので一読の価値はあります。
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◎──ビジネス小説あれこれ

なんにしても「もしドラ」のインパクトは大きく、あれでビジネス小説なる本の存在を知った人も多かったり、二番煎じ三番煎じが湧いて出たりしましたが、それ以前も色々な本が出てるんですよ。ちょっとそれらをご紹介。

・『ザ・ゴール』(エリヤフ・ゴールドラット)
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超有名なんで、名前を挙げたら「あ、ほんとだ、ビジネス小説だ」と分かった人も多いでしょう。これが日本で出たのが2001年。「もしドラ」は2009年です。工場の業務改善のお話です。

・『デッドライン』(トム・デマルコ)
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デジクリ読者の中でも、エンジニア系の方はご存じかも。ソフトウェア開発のお話でプロジェクトマネジメントの名著です。私もずっと読んだことなかったのですが、とある方の勧めで最近読みました。これまで読んでなかったことを悔やむくらいに面白かったです。日本で出たのは99年です。

上記どちらもちょっと骨太で、「もしドラ」と並べるのは違うんじゃないかと言われそうなので、少し路線を変えてみます。

・『女子大生会計士の事件簿』(山田真哉)
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現役女子大生で公認会計士の萌ちゃんが、会計にまつわる事件を解き明かす、ミステリ仕立てのお話です。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』のヒットで有名な公認会計士、山田真哉さんの本。2002年に出版され、コミカライズも。

・『女子高生ちえの社長日記』(甲斐莊正晃)
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父親の急逝で会社を継ぐことになった女子高生のお話。まあ設定からしても、ご都合主義なのは明らかですけど、それなりに面白いです。2007年の本。

ライトノベル調のシリーズを2作挙げてみました。このタイプも「もしドラ」の何年も前からあったんですよ。女子大生会計士のシリーズはかなり売れてます。でも知らなかった方も多いのではないでしょうか。

そう思うと「もしドラ」の凄さが改めて分かりますね。「もしドラ」の凄さというか、メディアの宣伝力の凄さというか、そこに乗っける企画力の凄さというか。見事です。

◎──何でもいいから、本読もうぜ

ビジネス小説のいいところは、普通の小説を読むほどには心に余裕がない人も、仕事の役に立つかも知れないと自分に言い訳しながら読めるところかも。ほら、平日の昼間、営業の合間にカフェで本を読むにしても、マンガやミステリなど娯楽系を読むのはちょっと抵抗があるなって場合も、ビジネス小説ならなんか許せる気がしませんか。

ビジネス書を読むにはちょっと頭が疲れすぎていて、少し気楽に読めるものを、でも何か仕事の役に立ちそうなものを、って時には、是非試してみてください。挙げたほかにも、結構色んな種類が出ています。

まあ、前も書いた気がしますが、読み手の意識ひとつで、どんな本でも仕事の役に立つんで、細かいこと気にせず、何でもいいから本読もうぜって言いたい。言いたいけど、言いたいことも言えないこんな世の中。ひとつ、そっと自分に言い訳しつつ、ビジネス小説でも読んでみましょう。

【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
< https://www.facebook.com/korowan >
< https://www.facebook.com/caputllc >


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■クリエイター手抜きプロジェクト[354]Photoshop CS5/CS6編
4色グラデーション

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20130520140200.html >
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今回は、Photoshop CS5/CS6で4色グラデーションを描画するスクリプトです。CS5専用でCS3/CS4では動作しません。これはCS5から追加されたカラーピッカーを利用しているためです。

以下のスクリプトを実行すると、4回カラーピッカーが表示されます。色は左上、右上、左下、右下の順番で指定していきます。なお、このスクリプトは非常に低速です。ESTK(Extend Script Tool Kit)から実行すれば、進行状況がJavaScriptコンソールに表示されます。


// 4色グラデーションを描画
(function(){
// 単位を保存しPixelに設定する
var saveUnit = preferences.rulerUnits;
preferences.rulerUnits = Units.PIXELS;
// カラーピッカーを表示
app.showColorPicker();
var p1 = app.foregroundColor.rgb; // 左上のカラー
app.showColorPicker();
var p2 = app.foregroundColor.rgb; // 右上のカラー
app.showColorPicker();
var p3 = app.foregroundColor.rgb; // 左下のカラー
app.showColorPicker();
var p4 = app.foregroundColor.rgb; // 右下のカラー
// 選択範囲座標を取得
var rect = app.activeDocument.selection.bounds;
var x1 = parseInt(rect[0]);
var y1 = parseInt(rect[1]);
var x2 = parseInt(rect[2]);
var y2 = parseInt(rect[3]);
var RGBColor = new SolidColor();
// グラデーションを描画する前に処理を高速化する前計算(加算方式)
var gradW = x2-x1; // 縦幅
var gradH = y2-y1; // 縦幅
var dRL = (p3.red - p1.red)/gradH; // 加算数
var dGL = (p3.green - p1.green)/gradH;
var dBL = (p3.blue - p1.blue)/gradH;
var dRR = (p4.red - p2.red)/gradH; // 加算数
var dGR = (p4.green - p2.green)/gradH;
var dBR = (p4.blue - p2.blue)/gradH;
var startRL = p1.red; // 開始色(左側)
var startGL = p1.green;
var startBL = p1.blue;
var startRR = p2.red; // 開始色(右側)
var startGR = p2.green;
var startBR = p2.blue;
var CM = ColorBlendMode.NORMAL;
for(var y=y1; y<y2; y++){
var dR = (startRR - startRL)/gradW; // 横の加算数
var dG = (startGR - startGL)/gradW;
var dB = (startBR - startBL)/gradW;
var tR = startRL;
var tG = startGL;
var tB = startBL;
for(var x=x1; x<x2; x++){
var area = [[x,y],[x+1,y],[x+1,y+1],[x,y+1]];
app.activeDocument.selection.select(area);
RGBColor.rgb.red = parseInt(tR);
RGBColor.rgb.green = parseInt(tG);
RGBColor.rgb.blue = parseInt(tB);
app.activeDocument.selection.fill(RGBColor,CM, 100, false);
tR += dR;
tG += dG;
tB += dB;
}
startRL += dRL;
startGL += dGL;
startBL += dBL;
startRR += dRR;
startGR+= dGR;
startBR += dBR;
$.writeln((y-y1)+"/"+(y2-y1));
}
preferences.rulerUnits = saveUnit;
app.activeDocument.selection.deselect();
})();


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

今月発売される予定だった、enchantMoon(エンチャントムーン)という手書きタブレットが、来月に発売が延期になってしまいました。手元に来たら、またネタで書きます。手書きでプログラミングできるというらしいけど、どうなんでしょう。

5月25日に長野県塩尻市でも「Devfest Japan Google I/O報告会」が行われます。場所や時間等、申し込みに関しては以下のページからお願いします。

・Devfest Japan Google I/O報告会 信州会場
< https://plus.google.com/events/cc9rfbg6mo92cn04hqg0kn2otn4 >

・公式ページのURL
< https://sites.google.com/site/devfestjapan2013/ >

前回は初めてのイベントだったので不手際もありましたが、今回は2回目ということで多分それなり・・・にできるかなと。あと、長野県中信地区のキャラが何体か会場にいます。着ぐるみで出てくる予定。

・玄蕃サラ
< http://ameblo.jp/maru-kouhou/ >

・ハイビジョン映像素材集。テレビでよく出てくる立山黒部アルペンルートの4K素材を追加。
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・Nexus 10(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus10/ >

・Kindle Fire HD使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Kindle/Fire_HD/ >

・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/ >

・iPad mini(アイパッドミニ)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/iPad/mini/2012/ >

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082 >

・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199 >

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/ >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


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■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
CSSメタ言語 の LESS〈4〉〜LESSのまとめ〜

森 和恵
< http://bn.dgcr.com/archives/20130520140100.html >
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こんにちは。森和恵です。まだ5月だというのに、暑い日がつづきましたね。気温に負けて、例年より早く「衣替え」をしてしまいました。※これを書いている今日は寒くて、ちょっと後悔しています(悲)。

しかし、夏は色とりどりのファッションで、冒険できて楽しいですよね! 去年の服に何を新しく合わせて楽しもうか? ...と考えるのもワクワクします。私がこの夏に狙っているのは、落ち着いたオトナな路線。

まずは、春流行の花柄パンツ。涼しげな柄に移行して夏も楽しめそうです。
< http://www.felissimo.co.jp/fashion/v1/cfm/products_detail001.cfm?gcd=622725 >

次に、憧れのふわふわロングのワンピースも、チャレンジしてみたいなと思い
ます。
< http://www.felissimo.co.jp/fashion/v1/cfm/products_detail001.cfm?gcd=474922 >

柄パンもロングスカートも、チビ&デブの私だと似合わない...はずですが、そこは根性と気合で楽しみます。

......と、冒頭ご挨拶の季節ひとネタの後は、お勉強しましょう♪
今回は、CSSメタ言語 LESSのまとめです。
過去のLESS記事はこちら↓です。

 |LESS〈1〉〜基本のキ、変数と演算について〜
 < http://bn.dgcr.com/archives/20130204140100.html >

 |LESS〈2〉〜セレクタの入れ子について〜
 < http://bn.dgcr.com/archives/20130401140100.html >

 |LESS〈3〉〜ミックスインについて〜
 < http://bn.dgcr.com/archives/20130415140100.html >

●ベースフォントサイズを「@変数名」で指定

LESS〈1〉では、「@変数名:値;」を使って、値を変数として定義できるとお話しました。また、@変数名に対して、四則計算することもできます。

そこで、サイトデザインのさまざまな「初期値」を@変数名で、冒頭に定義し管理する方法が取れます。

例えば、ベースとなるフォントサイズを @baseFontSize で指定して置き、各セレクタで、それを基準に倍数指定すれば、全体を変更するときは、@baseFontSize の数値のみを調整するだけです。

フォントサイズの他にも、カラー、レイアウト枠の幅......など、さまざまなデザインの「初期値」に利用できますね。

<例1>

/* LESS Input */

@baseFontSize:16px;

h1 {
 font-size:@baseFontSize*1.5;
}

h2 {
 font-size:@baseFontSize*1.2;
}


/* CSS Output */

h1 {
font-size: 24px;
}
h2 {
font-size: 19.2px;
}

●入れ子のルールを利用して、レスポンシブのスタイルを指定

LESS〈2〉では、セレクタの入れ子についてお話しました。これを使って、レスポンシブウェブデザインで使われる、メディアクエリーのセレクタをまとめて書くことができます。

バラバラに記載するより、まとめておいた方が、画面の幅によってどのように変化するかがわかりやすいと思います。

<例2>

/* LESS Input */

div.main {
width:900px;
margin:0 auto;

@media screen and(max-width:768px){
width:750px;
margin:0 auto;
}

@media screen and(max-width:540px){
width:100%;
margin:0;
}

}

/* CSS Output */

div.main {
width: 900px;
margin: 0 auto;
}
@media screen and (max-width: 768px) {
div.main {
width: 750px;
margin: 0 auto;
}
}
@media screen and (max-width: 540px) {
div.main {
width: 100%;
margin: 0;
}
}

●ミックスインでベンダープレフィックスを楽に記述する

LESS〈3〉では、クラスセレクタを他のセレクタの中に記述して呼び出せる、ミックスインをお話しました。これを使って、何度もおなじプロパティを記載しなくてはならないベンダープレフィックス指定が必要なプロパティを楽に書き表せます。

<例3>

.myborderRadius は、ベンダープレフィックス付きの角丸指定をするためのミックスインです(初期値は、10px)。.box1では、初期値のまま呼び出しています。.box2では、値を5pxに変更して呼び出しています。


/* LESS Input */

.myborderRadius(@radius:10px){
-webkit-border-radius: @radius;
-moz-border-radius: @radius;
border-radius: @radius;
}

.box1{
.myborderRadius;
}

.box2{
.myborderRadius(5px);
}

/* CSS Output */

.box1 {
-webkit-border-radius: 10px;
-moz-border-radius: 10px;
border-radius: 10px;
}
.box2 {
-webkit-border-radius: 5px;
-moz-border-radius: 5px;
border-radius: 5px;
}

......ということで、今回は、終わりです。

今回は、理解を深めるための応用コードをご紹介しました。こんな風にLESSをどう組み込むか? の思いつき次第で、もっと楽にCSSコーディングができればいいなと思います(面白いコードを思いついた方、教えて頂けると嬉しいです!)。

さて。次回は来月初めです。次回は、息抜きにアニメか漫画の話をしたいと思います。ではまた!(^θ^)

※記事へのご意見・ご要望は下記より受付けます。
< http://goo.gl/rN5Dg >

【森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜】
<site: http://r360studio.com > <twitter: http://twitter.com/r360studio >
<mail: r360studio@gmail.com >
<サイト制作の教科書 r360study: http://www.facebook.com/r360study >

6月30日に、デジクリおなじみの岡田陽一さんが主宰するイベントがあります。「Webにおける「デザイン」を、原点に戻って見直してみよう!」というテーマで、素敵な出演者の方々が登壇されます。当日、私はスタッフでお手伝いする予定。みんなで、勉強してお祭りを楽しみましょう!(懇親会の企画が面白くなりそうで、個人的に楽しみにしてます。)

 |CSS Nite in KOBE, Vol.2 〜デザイン再考(サイコー)〜
 < http://cssnite-kobe.jp/ >


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編集後記(05/20)

●数十年ぶりに「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年制作)をDVDで見た。「恐怖映画にも造詣が深い諸兄等も納得の最も怖い映画トップ30」という便利な記事をどこかのサイトの記事で読んだ。その順位の根拠はわからないが、リストをチェックしたら20本は見た記憶がある。では、今年中には全部を制覇しよう、忘れちゃった映画はもう一度見ようと決意した今年のGWであった(普通は新年に決意するものだが)。そして、その第一位に輝いたのが「ローズマリーの赤ちゃん」なのだ。

タイトルの鮮やかなピンクと音楽が美しすぎる。これには昔見た時もショックだったなあと思い出す。ニューヨークの古びたアパート(ダコタハウス)が舞台で、新婚の若夫婦と怪しげな隣人たちとの関わりが、次第に不吉な方向に傾いていく。ストーリーはだいたい憶えている。えもいわれぬいやーな感じがじわじわと迫ってくる。前の住人の残したメモには「これ以上もう彼らの仲間には──」とあり、隣人の老婆が医者に「ええ、今度こそきっと」と声をひそめて言うところなど、伏線がいくつも張り巡らされている。

怖くはない。といいながら、夜中に半分くらい見たところでなんだかいやーな感じが溜まって来て、続きは翌日にした。こんなことは初めてだ。すべて見終わってから、あらためてポイントとなるシーンを見返した。じつにうまい構成の映画だと感動した。演出もすみずみまで細かい。これ見よがしなシーンはないのに、じわじわと迫る恐怖。こんなの見ると妊娠がこわくなるのではないか。小説「ローズマリーの赤ちゃん」の惹句は「妊娠中の方は絶対に読まないでください!」だったという。

ローズマリーが最後の最後に見せる顔は、慈愛に満ちて美しいと思う。だが、これからどうなるかはわからない。うまい終わり方だ。赤ちゃん誕生に祝杯をあげる悪魔崇拝者グループの中に典型的な日本人(たぶん)がいた。彼は一眼レフを構えて無遠慮に撮影して回る。軍艦部の三角形突起に刻印がある。これはアサヒペンタックスの名機SPOTMATICではないかと思う。1964年発売のロングセラーだ。そんなとこ見てるのに、パッケージの乳母車の背景が主演女優ミア・ファローの顔だったなんて、今まで気がつかなかったのはいったいどこ見てたんだろう。                        (柴田)

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ローズマリーの赤ちゃん


●続き。かみ合わない、という話で言うと、「高山・大森 対 丸藤・鈴木」戦。正直、とても期待してました。ええ。でも全然かみ合ってなかったです。技が続かない。技にならない。流れが止まる。

ジャンプして転がる丸藤をすぐにまたいでくれないと困ります、大森。みなさん力比べなんてしながら、どう試合を組み立てるか悩み考えてらしたのではないでしょうか。コーナーに飛ばされた高山が軌道修正して、コーナーから少し離れたリング外で待機している敵方の鈴木に、「蹴られに」行ったり。ここですぐさま蹴る鈴木も凄いなぁと思ったりはしたんだけど。高山と大森の共同攻撃はさすがに息が合ってるし、タイミングもいい。でも丸藤のいいところが見たかった。不完全燃焼気味。早く膝を治して欲しいな。(続く)(hammer.mule)