[3556] 妄想学研究序説

投稿:  著者:  読了時間:12分(本文:約5,900文字)


《僕的に史上最高のWACOM製品という印象》

■ユーレカの日々[26]
 妄想学研究序説
 まつむら まきお

■グラフィック薄氷大魔王[361]
 「Cintiq Companion Hyblid」、「ブログ大更新」
 吉井 宏



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■ユーレカの日々[26]
妄想学研究序説

まつむら まきお
< http://bn.dgcr.com/archives/20131002140200.html >
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<著者のご意向により削除いたしました>


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■グラフィック薄氷大魔王[361]
「Cintiq Companion Hyblid」、「ブログ大更新」

吉井 宏
< http://bn.dgcr.com/archives/20131002140100.html >
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●Cintiq Companion Hyblid、良い!

例の「パソコンに繋げば液晶タブレット、単体でAndroidタブレット」のWACOM Cintiq Companion Hyblid。実家制作のときに「液タブがあればなあああ〜〜」って思うことが多いのでそれ用として16GBバージョンを購入。

< http://cintiqcompanion.wacom.com/ja/?country=jp&language=ja >

使ってみたとたん、僕的に史上最高のWACOM製品という印象。非常に良い!!

< https://pic.twitter.com/MSLmgQb8l2 >

まずMacBook Airと接続してみた。普通に13インチCintiqそのもの。13インチCintiqを買おうかどうしようかずっと迷ってたけど、ここまで迷っててよかった。アクリルが薄い上に、カーソル補正が一発で決まり、ほぼズレなし。画面の隅でもずれない。すごい。最高! ただ、僕的にはツルツル画面がツラいので、いつものビニールを貼った。

< https://pic.twitter.com/NbHrfmdTR9 >

コネクタを抜けばAndroidモード。WACOMオリジナルの描画アプリ「Creative Canvas」もなかなかなのだが、投げ縄等で選択・移動できる機能があるのに使おうとするとそこで落ちるorz マンガのコンテ用アプリ「Manga Canvas」は描き味が抜群。スケッチ用のメインに使ってもいいかもしれん。

とはいえ、やはりSketchBook Pro for Tabletsを購入。まともなペンが使えないiPadで苦労してたのが完全解決。夢のような書き味。iPadとちがって描画も速い。スケッチ用アプリはもうこれ一本で十分。

Androidモードの場合、キーボードを使わなくていい利点はあるんだけど、ビニールを貼ってるとマルチタッチの感度がかなり落ちる。ビニールなしなら快適。ツルツル画面対策としては、エラストマー芯を使うしかなさそう。エラストマー芯の大人買いでもするか。

Photoshopでお絵描きだけでなく、modoでも使ってみた。先日の10インチSurfaceと3インチしか違わないのに、画面全体でカーソル位置がバッチリ決まるのは快適。細かい作業でも大丈夫。

22インチのCintiqで感じていた「無駄に広い。手を伸ばすのが疲れる。老眼的に画面との距離がビミョー」がすべて解決。メガネをはずして近眼モードでは、13インチHDは非常に具合がイイ。正直言えば、もう一回り大きい15インチだったらもっといいのにな。

こういった小型のタブレットPC的液晶タブレット的製品って、数日から数か月かけて慣れる、というよりも、どうにか自分を騙し騙し、快適と思えるほうへ持って行く感じ(最後までダメなのも多い)なんだけど、Cintiq Companion Hyblidは使い始めた瞬間からバッチシ。

しかしこれ、完全に普段使いで大丈夫っぽい。で、Cintiq 12インチ用バッグに余裕で入るのだよ! これで持ち運び仕事環境セットは完璧!

とか言って、Windowsメインの人ならWIndows入りCintiq Companion一台持っていればたいていの仕事がこなせちゃうってところが、ちょっとクヤシイ。まあ、Macメインなので、Windowsマシンも持ち運ぶことになるといろいろ煩雑になるのでやめとくけど。

ん〜〜、電源含むコネクタ差したままAndroidモードにできないのかな??

※注意、映像入力はHDMIです。MacBook AirではMini Display Port - DVIアダプタに、さらにDVI - HDMIアダプタを挟まなくちゃいけないです。届いてからそれに気づき、しかたないのでアダプタだけ家電量販店に買いに行ったよー。

※追記。Windows8のCintiq Companionもパソコンに接続してCintiq 13HDと同等に使えるものだと思い込んでた。Hyblidだけが他パソコンに繋いで使えるのでした。前々回の「WACOM新製品を見てきた」はその誤解に基づいてます。

いや、最初はそう正しく理解してたのに、購入前に確認した詳細ページの「外部モニタ接続の図」を見て、あ、こっちもパソコンに接続できるんだ、って思っちゃってました。誤解したまま、購入のときに間違えるところだった。ヤバかった。ってことは、僕的にはHyblid一択で間違いなかった。

●ブログ大更新

わ、ブログのテキストを8か月も放りっぱなし。2日かかって、TDW以外ほとんど更新してなかった2月以降の分を94本! アップしました。不完全な部分や大きな出来事が抜けてたりしますがとりあえず。

毎日ちゃんとアップすりゃ、こんなにまとめてアップしなくていいのにねえ。普段から更新してないと、新しい記事や告知が唐突に見えちゃうから載せにくい弊害もあったりして。

「TwitterやFacebookに書き散らかしたものから選抜してブログにまとめ、そこから選んでデジクリ用に膨らませる」スタイルが基本のはずなんだけど、ブログ用にまとめるのが追いつかず、結局先にデジクリ向けに書いて出しちゃうもんだから、ブログが手薄に。で、デジクリに載せたものをブログ用に「復元」してるわけです。その作業を8か月さぼってました。

夏の大型作品集中制作とGWのIam8-bit作品制作も、さかのぼってアップしました(立体造形/Sculptureのラベル)。まだまだ4〜5年前からの立体制作で載せてないものがいろいろありますが、写真はまとめてあるんで、そのうちアップする予定。

何でそんなことを? ってのは、自分用の記録としてまとまった形でブログに置いておきたいのです。特に制作日記のようなものは、他の人のを見るのが大好きなんで、自分でもやりたいのです。SNSやFlickr等にはすでにアップしてあったりしますが、やはり分散しちゃって全体が見えない。なので、ブログは重要。

あと、ブログは途切れなく連続していることに価値があるとか思ってます。Bloggerに移転する前を含めて10年以上やってるんで、めんどくさいからと止めてしまうともったいない。最近はFacebookに先に書いちゃうからややこしくなる。ブログに書いてそれをリンクすりゃいいだけなのに! 次からはそうしよう。

・レイアウトを変えてみた

テンプレートを今風の動的なものに変えてみた。2〜3年分くらい簡単に見渡せて便利! 従来の表示だと一か月分を見渡すのも一苦労。ざっと一覧するには便利だし見た目も楽しい。見る人が自分で7種類のテンプレートに切り替えられる。

ただ、ラベルやアーカイブなどが右のタブに入ってて、ちょっとわかりにくい。Bloggerの「ページ」を活用すれば、いろんなリンクや案内を置けるわけだけど、やっぱ常時見えてないとわかりにくいな〜。以前もこれにしたことあるけど不評で戻したのでした。表示の不具合もあるけど、飽きるまでしばらくこのままにしておこう。

・Bloggerの容量の謎

ところで以前、Bloggerに載せる写真は800pixel以下は0KBとして扱われるって知って以来、800pixelにしてきた。ふと容量どのくらい使ってるのか見てみたら、Googleのアカウント全体(BloggerやGmailやGoogle+)で消費してる容量は500MBもない! 15GBが無料分で、残り容量97%!! こんなに使っててこの容量ってことはほとんど無限みたいなもんじゃん。

800pixelが効いてるのかなと思ったら、Google+にアップする写真は2048pixel以下は無料って書いてある......800pixelとは別の基準なのか、それとも変更された? 記憶ではBloggerの容量はPicasaウェブと共有で1GBだったと思ったけどなあ。

Twitterで教えてもらった。「Google+が始まったころに、2048px以下無制限に変わってますね」。そうなんだ〜〜〜!! 2048pixelまで0KB扱いって!!! ついさっき、大型作品集中制作の写真を50枚以上、800pixelに加工しなおしてアップしたばっかし。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

先週書いた「僕の3Dプリント作品のストアがオープン」、ぼちぼち告知しますね。3Dプリンタ大手の3D SystemsのCubifyというサイトの中です。この件については後日くわしく書く予定。
Cubify < http://cubify.com >
< http://cubify.com/community/stores/yoshii_store.aspx?hp_bn_yoshii >


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編集後記(10/02)

●テアトル東京で70mmシネラマ「2001年宇宙の旅」を見て感動したのは45年前だ。その前後も東京の映画館で、SF大作をいくつも見たはずだ。もしかしたら「インデペンデンス・デイ」という珍作を池袋で見たのが最後かもしれない。すると、もう15年以上も映画館に行っていない。それから今までは、WOWOWやビデオやDVDで映画を見ている。浦和の一戸建てに住んでいた頃は、大型テレビをセットした映画部屋にこもってSFやホラーを中心に見ていたものだ。しかし、映画館に行かない人生とは正しくないのではないか、そう思わされた本を読んでしまった。

原田マハ「キネマの神様」を読む(文藝春秋/2008、文庫化)。40歳を前に17年かけて積み上げて来たキャリア(シネコン担当課長と年収1000万円)のすべてを捨て去った娘。ギャンブル好きで映画好き、気持ちいいほど無責任、夜逃げも自己破産もひととおり経験して、ようやくマンションの管理人に落ち着いた父・80歳、急病で倒れたあげく多額の借金が発覚。おかしくなるほど似たふたりである。あるきっかけで娘は映画雑誌の編集部で働き出す。そのきっかけとは、誰に読まれるあてもなく、けれど書かずにはいられない映画に対する愛情あふれる、父による文章の数々だ。

映画雑誌社がその文章をつかってブログ「キネマの神様」を開くと大ヒット。専門家が読めば馬鹿馬鹿しいほど一本調子だが、映画愛が満載のお気楽な文章は絶大な支持を得る。ようやく見つけた新しい生きがいに熱中する父。やがて英語版を公開すると、理論は明快、語り口は痛快、熟練の物書きローズ・バッドが参戦してくる。ふたりの戦わす白熱の映画論が絶品である。しかし、しょせんは素人の父、はたしてどうなるか。これに潰れかけた名画座のエピソードも加わり、物語は気持ち良く(出来すぎともいえるが)ソフトランディング。いや〜、面白かった。ちょっと泣けたし。

この小説で繰り返し語られるのは、「いい映画ってのは、映画館で観る。でなきゃ、ほんとの価値はわからない」である。「莫大なお金と時間、情熱と持てる力のすべて。映画人は人生を賭けて映画を世に送り出している。スクリーンに広がる世界に観客をどれだけ引き込めるか。それこそが、もっとも重要な結果なのだ。DVDで観ればいいや、と思われるような映画を作りたい映画人がいるものか」である。「映画は映画館で観てもらう。そのために、すべての映画人が努力してるのよ。そんなこともわかんないの、あんたは」

それは分かる。分かったうえで、わたしは映画館にいる無作法な人がいやでいやでたまらないのだ。申しわけないけど、パソコン画面で勘弁して欲しい。映画への敬意をもって鑑賞しますから。「聞き覚えのあるヴァイオリンの調べ。心に染みわたる、柔らかなピアノの音色。シチリアの海の風景。テーブルの上に盛られた黄色いレモン。潮風の吹き渡る、おだやかな窓辺」で始まるあの名画、久しぶりに見たくなった。市川崑の「東京オリンピック」もな。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DVJ112S/dgcrcom-22/ >
原田マハ「キネマの神様」


●りんごのカタラーナ。サブウェイのサイドメニュー。とても美味しい。おす
すめ!/「毎日ちゃんとアップすりゃ、こんなにまとめてアップしなくていい
のにねえ。」あああ耳が痛い。仕事落ち着いたら、後回しにしている諸々を消
化したらと思っているうちに......。

続き。仕事スケジュールの都合で外出できず。修理しに行く時間はないわと考
えて、ふと以前使っていた3GSのことを思い出す。そうだよ、3GSがあったじゃ
ない! SIMを入れようとしたら、サイズが違う。よしヨドバシで注文だ。

ヨドバシなら当日中に配達してくれる。アダプターを購入し、3GSを取り出し
て充電。やっぱりいいわ、3GSの形。手に持った時しっくりくる。この子の時
はトラブルなかったんだよなぁ。

4Sを買っても3GSは処分しようとは思わなかった。3GSは残しておきたいけど、
4Sは完全に道具扱い。5sを買った後、4Sの処分をどうするか話題になったのは
一週間前。聞いていたのか〜! 続く。         (hammer.mule)

< http://www.subway.co.jp/menu/sidemenu/limited_sideorder/1389.html >
りんごのカタラーナ