[3573] Adobe JavaScript本ができるまで

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,700文字)


《(* >人< ) (○ `人´ ○) タノンマスー! 》

■クリエイター手抜きプロジェクト[366]電子書籍編
 Adobe JavaScript本ができるまで
 ──最初から電子書籍として作成した初めての例
 古籏一浩

■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
 Fireworks Vs. Photoshop対決! 〜前哨戦〜
 森 和恵

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■クリエイター手抜きプロジェクト[366]
電子書籍編 Adobe JavaScript本ができるまで──最初から電子書籍として作成した初めての例

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20131028140200.html >
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10月18日に、インプレスから「Adobe JavaScriptリファレンス」が発売になりました。

・Adobe JavaScriptリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844395955 >

・煩雑な作業や定形作業を自動化するAdobeユーザー待望の書、ついに登場!
< http://www.impressrd.jp/news/131018/NP >

今度は電子書籍として計画されたので、紙の本とはやや違う方法で作成されました。また、今回の本は紙で印刷したもの(ペーパーバック)を購入することもできます。

最初から電子書籍として作成した書籍は初めてなので、デジクリのネタにちょうどよいかなと。そこで、制作時のトラブルなどを書いてみたいと思います。

Adobe JavaScriptリファレンス本は、Adobe PhotoshopやIllustratorなどAdobe社のアプリケーションで動作する、JavaScriptのリファレンス本です。要するに命令の辞書の本です。

WebではJavaScriptは多く使用されており、書籍も非常にたくさんあります。しかし、アプリケーションを制御するJavaScriptとなると、急激に書籍も情報も少なくなります。書籍として無事に出版できたのは以下の二冊だけでした。

・Illustrator10 自動化作戦 with JavaScript
< http://www.amazon.co.jp/dp/4839913544/ >

・組版時間を半減する! InDesign自動処理実例集
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774136875/ >

もともと自動化処理本の企画があり、「Illustrator10 自動化作戦」に続いてPhotoshopやInDesign、AfterEffectsなどがシリーズで出るはずでした。しかし、諸々の都合(不景気だから......)により「Illustrator10 自動化作戦」が出て終わってしまいました。

その後、技術評論社で自動化の企画で「InDesign自動処理実例集」を出版できたのですが、やはり自動化本はここで終わってしまいました。

そして、ようやくAdobeアプリケーションのベースとなる部分の、JavaScriptのリファレンス本が出せたという状況です。2003年からのネタなので10年たってようやく合計三つできたことになります。

Photoshopは10年前の原稿がある程度残ったまま保留状態だったりします。もちろん、書き直さないとコードが古くなっているので、すぐに出せるわけではありません。

さて、それは置いておいて、今回の「Adobe JavaScriptリファレンス」本の作成に関する話をします。まず、この本はゴールデンウィークの連休3日間でほぼ書いたものです。リファレンス本はフォーマットが決まっているので、サンプルコードができてしまえば結構早く書くことができます。

もちろん、一度も使ったことがない命令がたくさんあり、コードを書いていくといくつかの発見もありました。リファレンス本を作成すると全部把握できるので、後々コードを書くのは楽になります。これは知っているから早く書ける、ということです。知らなければ書けませんし、書き上がるまでには相当の時間がかかります。

原稿は早めにできましたが、この本は企画した本の一部のようなもので、本当に出版する予定の自動化本は別にあります。まず、早く出版できるところからやろうというわけです。リファレンス本なら早くできますということで、「Adobe JavaScriptリファレンス」本が出たということです。

原稿を提出してから、しばらくすると紙の本と同じように校正を行います。この校正がPDFではなく、Kindleの実機で確認するか、EPUBで行う必要がありました。

当初は実機でやってみましたが、とても校正できるようなものではありません。そこでEPUB形式で校正することにしました。しかし、やはり駄目でした。とても校正できるような状態ではありません。

そもそも、PDFのように注釈などが貼り付けられません。おまけに電子書籍ならではの「ページ数」が固定されないため、何ページの2行目を削除といった指定ができません。Kindleならできなくはないのですが、操作が面倒で手間と時間がかかるばかりです。

そこで編集者にお願いして、EPUBにする前のマイクロソフトWordのファイルをお願いしました。Wordファイルのおかげで校正は楽になりました。なんだかんだ言っても、PDF校正が一番楽だと思います。

さて、無事に校正も終わり出版するだけになりました。ところが、ここで予想外のメールが来ました。

「ページ数が多くて本にできません」

そんな馬鹿な(笑) 電子書籍にページ数制限があるなんて! というか、電子書籍だからページ数無制限だと思って書いたのですが。ペーパーバックにする都合上、どうも800ページくらいが限度のようです。

問題は、原稿を減らしたりすることができないということです。そこで、編集側でレイアウトを変えることでページ数を削減することになりました。200〜300ページの本なら何の問題もなかったのですが......。

ということで、編集側で再度レイアウトしてもらって、ようやく出版の運びとなりました。10月19日にはKindle版が購入できるようになっていたので、自分でも購入してみました。

「ダウンロードが遅い......」

ページ数が多いせいか、ダウンロードに時間がかかります(約27MB)。でも、一度ダウンロードしてしまえばよいので、ここは待つことに。無事にダウンロードが終わるとKindleで読むことができます。

さて、Kindleで表示されたページ数(正式にはページ数ではないのですが)を見ると7288ページ......一番小さい文字にした状態でこのページ数。

これだけページ数が多いと検索が遅いのではないか? ということで、Kindle Fire HDで検索してみると、やはり分単位で待つハメに。Kindle Fire HDだと低速なのでしょう。やはり、ここはKindle Fire HDXを買ってね、ということなのかもしれません。

・Kindle Fire HDX 8.9
< http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00D3TVHDE >

電子書籍の便利なところは検索性なのですが、実際に検索してみるとデバイスの速度に依存するし、なぜか検索しても出てこなかったりと不思議な部分もあります。

電子書籍だと200〜300ページくらいにしておいた方が無難かな、というのがやってみた感想です。ちなみに、この本が売れないと自動化本が出版されないといういつものオチに......。まあ、駄目だったら自分で全部やってしまえばいいのですけど。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

ちなみに紙の場合、1200ページくらいまでOK! という出版社もあります。でも、さすがに1200ページだと通常の本の3〜4冊分ですから、そこまでは書けません。

あと、Adobe社純正のPDFのリファレンスが間違っている部分も何か所かあり、それに関しては「Adobe JavaScriptリファレンス」では修正した状態にして記載してあります。

・Adobe JavaScriptリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844395955 >

ようやくiPhone 5sのゴールドが来たので例によってページを作ってみました。

・iPhone 5s 使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/iPhone/iPhone5s/ >

今更ながらAppleTVを買ったのでいつものページを作ってみました。

・AppleTV 使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/AppleTV/index.html >

SONYの4Kカメラ、高いカードでないと4Kサイズの60Pが撮影できないみたい。ということで、4K 60Pの撮影はしばらく先になりそう。

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/ >

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082 >

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/ >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


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■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
Fireworks Vs. Photoshop対決! 〜前哨戦〜

森 和恵
< http://bn.dgcr.com/archives/20131028140100.html >
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こんにちは!森和恵です。台風が多いものの、涼しくなって過ごしやすくなりましたね。みなさん、衣替えなど、冬支度はお済でしょうか?美味しいものも食べてくださいね。

さてさて。予定より、ちょっぴり早めの登板になりました。来月登壇するイベントのお知らせも含めて、今回は、「Fireworks Vs. Photoshop 対決」をお届けします。

●「Fireworks終了のおしらせ」事件後

今回のAdobe CC版へのバージョンアップの時に、AdobeのグラフィックソフトFireworks のファンにはショッキングなニュースがありました。

「Fireworksは、バージョンアップしない」というお知らせでした。

※事の顛末の詳しくは、akihiro kamijoさんのブログ記事をご覧ください。
< http://cuaoar.jp/2013/05/firewoks.html >

バージョンアップしなくなったソフトに見切りをつける人も多く、「Fireworksから乗り換えるソフトはどれになるか?」というトピックでさまざまなブログが取り上げたりもしました。

Fireworksファンの私はどうしていたかというと、「バージョンアップしないといっても、ソフトがなくなるわけじゃなし、今はまだ動かないでいいか」と安穏としていました。

●CSS Nite in OSAKA, Vol.38 「なくなったわけじゃないけど、Fireworksを使わないワークフローを考えなきゃいけないかも会議」

11月12日(火)19:30から、大阪の本町駅すぐの会場でイベントが行われます。
< http://osaka.cssnite.jp/vol38/ >

「Fireworks終了のおしらせ」を受けて、今後どんなソフトをどのように使っていけばいいのか? を考えるイベントです。

こちらへ出演のお話を頂いた時に、Fireworksの今後について何を話そうかと考えた挙句、みんなが乗り換えたと噂されるPhotoshopと、使い慣れたFireworksで操作対決をしてみようと思いたちました。

私自身は、Photoshopは写真補正にしか使いません。理由は、シェイプとテキストの扱いが(Fireworksと比較して)使いにくいから。Photoshopで補正した写真を、Fireworksに持ち込んで作業しています。

使いにくいと判断したのはずいぶん前のバージョンの話です。いまのワークフローで不自由がないため、別のソフトを模索することは殆どしませんでいた。

しかし、聞けば、Photoshop CC にバージョンアップしてから、シェイプの操作が向上しているそうです。

・編集可能な角丸の長方形|Adobe Photoshop Magazine
< http://www.adobe.com/jp/jos/photoshopmagazine/howto/photoshop/rounded-rectangles.html >

・複数のシェイプとパスを選択|Adobe Photoshop Magazine
< http://www.adobe.com/jp/jos/photoshopmagazine/howto/photoshop/shape-path-selection.html >

ふむふむ。これは、Photoshop を研究してみる時期に来てるような気がします。今回のイベントでは、徹底的に調べてみることにしました(Fireworks好きだけどね。いろんなツールを知っておくことも必要だと思ったのです)。

●FireworksとPhotoshopのちょこっと比較

そのイベント前の前哨戦ということで、下記のサンプル画像を作る工程を比較してみました。

【画面】Fireworks と Photoshop のサンプル比較
< http://r360studio.com/dgcr/dgcr-extra46-1.png >

同じフォントや色を使い、グラデーションやドロップシャドウなどのエフェクトは、極力同じ見た目になるように工夫してみました。

できあがりの印象から受けた感想は、「Photoshopの方が、繊細なグラフィックができる」ということでした。抽象的なニュアンスですが、とにかく「線が細い」気がします。女性的なグラフィックを作る場合は、Photoshopの方が向いてますね。

※逆に「安売りチラシ」的な、ごっついグラフィックを作る時は、Fireworksがイイかも。

【サンプル】Fireworks のオリジナルファイル
< http://r360studio.com/dgcr/dgcr-extra46-fwsample.fw.png >

【サンプル】Photoshop のオリジナルファイル
< http://r360studio.com/dgcr/dgcr-extra46-pssample.psd >

作ってみた後の各々の操作感の違いをまとめると、

○Fireworksは、オブジェクト単位で管理
【画面】< http://r360studio.com/dgcr/dgcr-extra46-2.png >

Fireworksは、テキスト(文字)や長方形などのオブジェクトを作成し、塗り・線・エフェクト(ドロップシャドウなどの特殊効果)は、「プロパティインスペクター」パネルに一任されています。

オブジェクトを選択して、プロパティで設定をひたすら繰り返す...やはり、わかりやすい操作です。

○Photoshopは、レイヤー単位で管理
【画面】< http://r360studio.com/dgcr/dgcr-extra46-3.png >

Photoshopでは、個々のオブジェクトに対して、レイヤーが作成されます。

レイヤーを右クリック─[レイヤー効果]を実行することで、「レイヤースタイル」を指定できます。レイヤースタイルには、「グラデーションオーバーレイ」(グラデーション色で塗る)や「ドロップシャドウ」など、さまざまなエフェクトがあります。

オブジェクトごとの指定は、オブジェクトの種類によって、操作場所が異なります。テキスト設定は、コントロールパネルで行い、パスオブジェクトは、属性パネル(Photoshop CCの新機能)で行います。

馴れの問題かもしれませんが、操作場所があちこちに分かれているため、操作を覚えるまでにちょっと苦労しそうです。ですが、Fireworksの時にはなかった、さまざまな機能があり、この辺は、さすがPhotoshopの高機能なところだなと思います。

......さて、今回はここまで。

これからまだまだ、Photoshopの操作を調べて、来月12日のイベントの時に披露したいと思います。どちらのソフトも使えるようになるといいなと思います。

次回は、「Fireworks Vs. Photoshop対決!」の試合後のお話しをする予定です。イベントでお伝えしたことなどをまとめてみようと思います。

では、来月中頃にお会いしましょう!(^θ^)
※記事へのご意見・ご要望は下記より受付ます。
< http://goo.gl/rN5Dg >

【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
< site: http://r360studio.com > < twitter: http://twitter.com/r360studio >
< mail: r360studio@gmail.com >
< サイト制作の教科書 r360study: http://www.facebook.com/r360study >

現在、Photoshopのシェイプ・テキスト系の操作を研究中です。「これは知っといたほうがいいよ!」というコツやテクを教えてください。Photoshopのことをもっと好きになりたいんです。

Photoshopマスターの人、
(* >人< ) (○ `人´ ○) タノンマスー!

ご意見・ご要望フォームより、教えてください。
< http://goo.gl/rN5Dg >


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編集後記(10/28)

●高橋仁「運命のバーカウンター」を読む(幻冬舎、2013)。著者は2012年に、価格を無料にしても儲けを生み出すウェブのビジネスモデルをリアルの世界で実現させる理論「リアルフリーのビジネス戦略」という本を書いている。「運命の〜」はその戦略を小説仕立てにしたもので、実際にモデルになった企業は実在する。って、どうやら自分の会社みたいだ。

この小説は、学者や評論家ではなく、成功した企業経営者の書いたものだから、それなりに説得力はありそうだ。わたしは会社経営やバーカウンターにまったく興味はない。それなのに何故読んだのか。この本の新聞広告にとても興味をひかれたからだ。

幻冬舎は本当に商売がうまい。ドンと大きな新聞広告を出す。タイトルが巧みで、箇条書きの内容紹介がじつに効果的だ。その広告「優秀な社員は必要ない」「水割りを飲む社長の会社は利益も薄い」「できる社長のメールは3文字」「経営者は社員に理解されなくてもいい」なんて、へえ! と思う事項がいくつも並ぶ。これは読むしかないでしょう。広告現物が手元にないので、これ以上は覚えていないが、以下は目次にある16話のタイトルから。

「彼女が2人以上いる社長の会社は連結決算が素晴らしい」「企業理念なんて本当はなくてもいい」「決まった時間に食事をするな」「20代で将来を語るやつは気持ちが悪い」。なかでも笑えたのが「ニセモノ経営者はトライアスロンに出る」っての。大学サイクリング部のOBにそのまんまの人がいる。イヤミでこの本を勧めようかな。

著者は言う。「もし、あなたがこれから起業や人生の成功を目指していたり、あるいは既に事業を始めていて経営の壁に直面しているのであれば、このバーで『本物の酒と本物の経営』を知って欲しい」と。知らない酒の名前が次々に出て来る。本物の酒か。著者の強い虚栄心を象徴しているみたい。

会社経営に悩む若い起業家が、「リアルフリー」なる謎のバーで酔っぱらいのベロベロ社長に薫陶を受けるという物語だが、社長のトンデモ説教(よく考えると案外まともな逆説)が興味深い。社長に翻弄されながらなんらかを会得して(そのへん曖昧)、主人公の会社は上向いて行く。

けっしてうまい文章ではないが、結構引き込まれて2時間もかからず読了。面白かったが、わたしにとって、役に立つこと一切なし。でも、若き経営者や起業を目指す人は読んでおくのもいい。成功の秘訣を得られるかもという期待はせずに、息抜きのエンターテインメントとして。ところで、成功した起業家(?)与沢翼の毎日のメールが鬱陶しいんですけど。迷惑メールに定義してゴミ箱に投げ入れても、すぐ復活してまた送りつけてくるけど、どういう仕組みで迷惑メールフィルターを通過するんだろう。また来てる......。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344999525/dgcrcom-22/ >
高橋仁「運命のバーカウンター」


●続き。切符を落とした私が悪い。それはわかっている。しかし疑われていることが腹立たしい。私はどうやって改札の中に入ったんだ? 3メートルの間と話しているではないか。ホームまでの間と話しているのに、なぜホームの話をするのだ。まったく聞いていないではないか。

そしてなぜ私が「大阪駅」と言えばそれは信じるのだ? もしかしたら中山寺(隣の駅)かもしれないし、京都や滋賀から乗ったかもしれないではないか。その証明はいらないわけだ。何この中途半端な「切符なくしました時対応システム」。

その上、「かばんから出てきたら」とまで言われた。落としたと言っているではないか。終日いるとは言ったが、名前は言わなかった。私の顔を覚えてるから、320円支払った証明になると? 何それ? 全然信じられてない。

こちらに甘えはある。今まで切符をなくしても、払えと言われたことはない。だって改札の中にいるんだもの。続く。(hammer.mule)