[3697] ヒトと計算機を隔てるもの

投稿:  著者:  読了時間:26分(本文:約12,800文字)


《人類の命運を左右することになりかねません》

■データ・デザインの地平[41]
 ヒトと計算機を隔てるもの
 薬師寺 聖

■クリエイター手抜きプロジェクト[389]Adobe Illustrator CS3〜CC編
 レイヤーを名前順に並び替える
 古籏一浩

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■データ・デザインの地平[41]
ヒトと計算機を隔てるもの

薬師寺 聖
< http://bn.dgcr.com/archives/20140526140200.html >
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●危機的状況を打開する脳のバグ

医療検査機器の進化により、いまや我々はヒトの言動の由来を、脳にもとめることができるようになりました。

脳内の特定の機能を実現する回路の一部にバグが生じると、情動、モチベーション、共感、報酬、行動の制御などに、大多数とは異なる特徴が見られるようになります。

偏桃体にバグが生じると、恐怖心を感じにくくなり、危険を避けられなくなります。

また、前頭葉のバグは、道徳的・社会的行動に影響をおよぼします。たとえば勤務中の事故で前頭葉を損傷したために人格が変化した、鉄道技師フィニアス・ゲイジの例のようにです。

他者の苦痛に対して報酬が強化されるようなバグも見つかっています。このバグがあると、暴力行為に対する抵抗感が薄れます(★1)。

反社会的な行為も(★2)、つきつめればその背景には、脳機能のバグがあると考えられています。

これらのバグは、しばしば社会的な事件を引きおこし、そのたびに、ネット上には厳罰をもとめる声があふれます。

しかし、既存の罰則が脳機能の修復に著効するかどうかは不明です。

むしろ、脳機能を補う外部装置や薬剤を開発する研究プロジェクトに、被験者として参加してもらうべきなのかもしれません。

ただし、そういった社会悪を招く脳のバグを、すべて。修復する方がよいかどうかは難しい問題です。別の角度からみれば、短所は長所にもなるからです。

たとえば、恐怖を感じられないバグがあれば、敵か味方か分からない相手に対して、恐れずに近づくことができます。もし、相手が友好的であったなら、彼らはファースト・コンタクトの成功者となります。

かつて人類が食糧不足に見舞われたとき、食べられる植物を見つけたのも、彼らだったかもしれません。

良心の薄い者についても同様です。心を鬼にしなければならない局面で、躊躇することなく行動できるのは彼らです。

倫理的ふるまいを制御できないバグは、危機的状況を打破するトリガーに化ける可能性があるといえるでしょう。

●精神の高みと創造性をもたらすバグ

脳のバグは、社会的な行動だけでなく、個人的な精神活動にも、影響を及ぼします。

側頭葉の電気活動は、既視感や幻覚や臨死体験を引き起こすという研究結果があります(★3、★4)

また、側頭葉てんかんの一症例である、過剰連結症候群を引き起こす可能性があるとも言われています(★5)。てんかん患者を主人公とする「白痴」を書いた文豪ドストエフスキーは、自身もこの症例に該当したのではないかと言われています。

また、頭頂葉の感覚が抑制されると、空間認識が変化し、自己とそれ以外の境界が薄れる体験が起こると言われています。

映画「トゥームレイダー」や「博士の愛した数式」のエンドロールに流れる英詩人ブレイクの詩「一粒の砂に世界を見、(略)一時のうちに永遠を掴む(「AUGURIES OF INNOCENCE、梵我一如の前兆」の冒頭の一連)」という感覚の背景には、頭頂葉の空間感覚の抑制があると考えられます。

情報を選別する認知フィルターにバグが生じた場合は(認知的脱抑制)、さらに深刻な精神上の問題を引き起こす可能性があります。

フィルタリングし損なった膨大な情報が脳内にあふれ、精神に破たんをきたす恐れがあるのです。逆に、それらの膨大な情報を制御して活用できれば、創造的な仕事につながります(★6)。

統合失調症のフィルタリング状態は、創造性への助走でもあるのです(★7)

側頭葉の異常活動、頭頂葉の感覚抑制、認知的脱抑制といった脳の状態は、一部の宗教家・芸術家・科学者だけが経験するものとは限りません。

臨死体験は、病気や事故で死に直面した人なら誰にでも起こる可能性があるでしょう。

認知的脱抑制は、経営、企画、デザインや開発、現場の改善提案にたずさわる人たちも、アイデアがひらめく前後に体験します(★8)。そして、それらの状態を体験する人々の大半は、精神の苦闘には無縁です。

「世界のあらゆるものに対して、自発的に、距離を置く」ヒトは、非日常的精神状態を一時的に体験するだけであり、「世界のあらゆるものの方から一方的に、距離を強制的に置かれてしまう」ヒトは、その状態に意識が固定してしまうために苦闘することになるのかもしれません。

宗教的な高みや精神の深淵を垣間見る体験は、個人の中にとどまらず、強固な信念となって、対人関係上の問題を引き起こすことがあります。しかし、その状態を引き起こすバグをすべてつぶしてしまうと、高度な精神活動や創造性は閉じ込められてしまうことになりかねません。

●言葉が曇らせる、脳のバグ研究の限界

これまで述べてきた、倫理の崩壊や個人の精神の破たんにつながる「駆逐すべき」バグと、創造性や精神性を深める「温存すべき」バグ、これらふたつを区別する方法は、現時点では見つかっていません。

では、SPECT(単光子放出コンピュータ断層撮影)をはるかにしのぐ検査機器が登場すれば、両者を判別できるようになるでしょうか?

これには筆者は懐疑的です。なぜなら、言語という問題が横たわっているからです。

こういった研究には、被験者の語る体験と、検査機器から得られるデータの両方が必要です。しかし、被験者が体験を言葉で伝える以上、その表現には限界があります。

仮に、被験者Aが「私と宇宙の境界が失せた」、被験者Bが「私も宇宙も存在しない」と表現したならば、これらは同じ神秘的体験の異なる表現なのでしょうか? それとも、被験者Aは「自己と宇宙が認識されているが、境界が曖昧になった」、被験者Bは「自己や宇宙といった概念すら存在しない」という、全く異なる体験なのでしょうか?

感覚遮断、薬物投与、脳の電磁気的刺激、瞑想、臨死体験、自他境界の崩壊、梵我一如、さらには、数学者の気付き、開発者のひらめき、ライターやデザイナーの「神が降りる」瞬間、それらはすべて同じ性質を持つ「神秘的体験」なのでしょうか?(★9)

我々の言語は、言葉を超える概念を表現するには、あまりにも力不足です。

言語を超えるもの、数学を超えるもの、絵や音を超えるもの、つまり、記号ではない「体験を記述できる全く新しい手段」が見出されない限り、研究者が被験者の体験を正確に把握することはできないかもしれません。

●ヒトと計算機が接近してもなお残る「人間らしさ」

10〜20年前までは、基幹病院であってもMRIやSPECTが導入されているとは限らず、脳のバグが原因で不幸に見舞われたからといって、その原因を探り、証明することはできませんでした。

だからでしょうか、なにかしらバグのある不安定な脳こそヒトの証であり、不安定さがぶつかり合って生じる喜怒哀楽を味わうことこそが生きる醍醐味であると思い込むことが、生きる方便とされていました。

そのような時代には、バグの負の側面を受容できる者ほど「できた人間」として評価されたのも無理はありません。

しかし、検査機器が発達した今の時代においても、そしてさらに科学の発達するこれから先も、バグこそが人間性の証なのでしょうか?

想像してみてください。

今後、計算機は、高速の量子コンピュータとなり、思考・創作・発見の能力を獲得し、さらには有機物で作られるようになったとします。

一方、ヒトはといえば、マシンが組み込まれて記憶量や処理速度が向上し、誰もが同程度の処理能力を獲得したとします。さらに、脳のバグは軒並みつぶされ、ヒトの脳のはたらきは画一化したとします。つまり、ヒトは計算機のように完璧な処理を行える者ばかりになり、個体差はごくわずかになたっとします。

すると、ヒトと計算機は非常によく似たものになってしまいます。

両者の関係はまるで、PCと携帯デバイスのようです。PCが小型化して携帯性を獲得する一方で、携帯デバイスはPC並みのスペックを持つようになり、このふたつは接近しています(★10)。隔てるものは「分類」と「名称」、つまり社会の中での位置付けです。

そうなってもなお、ヒトと計算機を隔てるものが残るとしたら、それこそがヒトがヒトであるゆえん、我々がまだ気付いていない、ヒトと計算機の決定的な違いなのではないでしょうか?(★11)

そのとき、人類はバグによって多様性を維持するのではなく、「ヒトと計算機を隔てる決定的な違い」によって、多様性を維持し続けるのではないしょうか?

ヒトと計算機が限りなく接近し、生体そのものが認証用デバイスとなったときに初めて、我々は、「ヒトとは何か?」を、真剣に問い始めるのかもしれません(★12)。

★1 ナショナルジオグラフィック ニュース「人の災難を喜ぶいじめっ子の脳」以下、注釈中の参照先のうち、厳密な利用規約があるものや長いURLのものについてはリンクしていませんから、タイトルでbingるか、Amazonを検索してください。

★2 「良心をもたない人たち(マーサ スタウト 著、木村博江 訳、草思社)。

★3「神の神経学 脳に宗教の起源を求めて(村本治 著、新生出版)」参照。宗教の起源と発達を神経学によって再定義した内容です。筆者は、この本の真骨頂は、神話の形成過程を神経科学の視点から説明したことにあると思います(P.147〜P.151)。

★4「こころのりんしょう 第28巻02号 特集:解離性障害(星和書店)」参照。
< http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0104/bn/28/02index.html >

★5「てんかん学ハンドブック第2版(兼本浩祐 著、医学書院)」参照。「ベアらは、側頭葉てんかんの性格変化の特徴を、衒学性、宗教性、過剰書字、攻撃性、性欲低下などとして捉え、これをクリューヴール・ビューシー症候群の裏返しとして理解した(臨床メモ5、P.114)」

★6「日経サイエンス 2013年06月号、特集天才脳の秘密」参照。

★7 統合失調症患者の幻覚をアイデアに転換できる可能性については、筆者ブログ「イメージ AndAlso ロジック」「ひらめきと病のあいだ 〜過去の随筆(2005年12月7日)の再掲載〜」で説明しています。
< http://blogs.itmedia.co.jp/seindesign/2014/01/2005127-43a6.html >

★8 脳内のフィルタリングのイメージは、日経IT Proの筆者の過去連載「Webプランニングから始めよう! 第9回 良いアイデアがわく人とわかない人はココが違う(2006年12月21日公開)」の図を参照。
< http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061211/256567/?ST=develop >

★9 ストーも複数の状態を同一視しています「孤独(アンソニー・ストー 著、吉野要 監修, 三上晋之助 訳) 」第12章参照。

筆者は、すくなくとも「臨死体験」と「梵我一如の体験」は全く異なる状態であり、同じ「神的体験」という言葉で括るべきではないと考えています。また、臨死体験には認識する空間の拡張があるかもしれず、時間と空間に関する物理学の進化が待たれます。

薬物投与による作用と高僧の境地についても、「知覚の扉(オルダス・ハクスリー 著、河村錠一郎 訳、平凡社) 」と、「イメージと人間(藤岡喜愛 著、NHKブックス)※藤岡氏は薬剤投与実験の被験者を体験」を読む限り、これらふたつの状態は全く異なるものであると考えられます。

★10「データ・デザインの地平[18]コントローラー化する、携帯デバイス」参照。
< http://bn.dgcr.com/archives/20120521140100.html >

★11 精神活動が次々解明されていくとき、ヒトとして生まれたことに感動する者と、無味乾燥であると嘆く者に分かれるでしょう。

数理物理学者ペンローズは「脳の適当な物理活動は意識を引き起こすが,この物理的活動を計算によって適切にシミュレートすることはできない,」「心の影 I(ロジャー.ペンローズ 著、林一 訳、みすず書房)P.15」という立場をとりつつも、「心の影 II」では「ひょっとすると,物理的世界の振る舞いには,正確な数学的用語では記述できない側面があるかもしれない.ひょっとすると,(脳のような)物理的構造に根ざしていない心的生活があるかもしれない。(P.233)」とも述べています。

筆者(薬師寺)は、シミュレートできない部分こそヒトと計算機を隔てるものであり、それはヒトの脳に根ざすものではなく、そしてまたヒトに根ざすものでもなく、ヒトの外あるいは重なってあるものの物理的活動かもしれないと想像しています。

★12 筆者がこのようなテーマで書き続けているのは、XMLエンジニアの立場から、「一意なものの定義(社会システムの中での私の定義)」が検討されぬまま、混沌としたシステムが生み出されることを懸念するからです。

我々の生活は、すでに、システムに依存しています。修正も変換も再構築も困難な構造のデータが増えれば、世界中の(そして宇宙の移住先の)いたるところでシステムが破たんし、人類の命運を左右することになりかねません。

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■de:code

マイクロソフト テクノロジの方向性と最新情報が分かる、今年度最大のテクニカル イベント。
< http://www.microsoft.com/ja-jp/events/developer/default.aspx >

■Surface Pro 3

Microsoft は、この20日(米国時間)「Surface Pro 3」を発表しました。画面は12インチ、Core i7を搭載したものもあり、PC並みのスペックです。
< http://blog.surface.com/2014/05/announcing-surface-pro-3/ >

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◆オリジナル・アルバム「Out of Imagery feat.Megurine Luka」

ヴィリエ・ド・リラダンの戯曲「アクセル」にインスパイアされて書いた「The Green Bells」ほか、80年代に書いたワールド・ミュージック・テイストの7つの歌。
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Amazon MP3、iTunes ほかで発売中。
< https://itunes.apple.com/jp/album/out-imagery-feat.-megurine/id555002559 >

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【薬師寺聖/個人事業所 セイザインデザイン】
個人事業所 < http://www.seindesign.net/ >
< infosei@seindesign.net >

絵・音・詩・文・コードを扱うフリーのクリエーター、思索家。重厚長大系のエンジニアリング会社を経て、デザイン事務所に勤務、XML1.0勧告翌月に退職して開業。科学論文や電子カルテを扱うXML案件を手がける傍ら、XMLやRIAに関する書籍や連載を多数執筆(主にPROJECT KySS名義)。現在は、受託業務から独自開発にシフト中。
Microsoft MVP for Client Development (Oct 2003-Sep 2014)


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■クリエイター手抜きプロジェクト[389]Adobe Illustrator CS3〜CC編
レイヤーを名前順に並び替える

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20140526140100.html >
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今回は、Illustratorでレイヤーを名前順に並び替えるスクリプトです。レイヤー名を、昇順または降順に並び替えることができます。

以下のスクリプトを使うと、最初の階層のレイヤーを並び替えます。レイヤー内にさらにレイヤーがある場合、その中のレイヤーは並び替えません。

Illustratorではレイヤー名に数字を使用していると、layers[]で正しく参照できないことがあるので、一時的にレイヤー名を文字列にしてから処理をして、最後に元に戻しています。

同様に、ロック状態や不可視状態にあるとエラーになるので、これらの状態も最初に保存しておいて、最後に戻すようにしています。


// レイヤーをソートする
(function sortLayer(layObj){
var nameList = []; // 名前を入れる配列
var lockList = []; // ロック状態を入れる配列
var visibleList = []; // 表示状態を入れる配列
for(var i=0; i<layObj.length; i++){
layObj[i].name = "_"+layObj[i].name;
// 名前とロック状態、可視状態を保存しておく
nameList[i] = layObj[i].name;
lockList[nameList[i]] = layObj[i].locked;
layObj[i].locked = false;
visibleList[nameList[i]] = layObj[i].visible;
layObj[i].visible = true;
}
// レイヤーを昇順に並べ替え
nameList = nameList.sort();
var flag = confirm("降順にしますか?");
if (flag == true){
// レイヤー名を降順に並べ替える
nameList.reverse();
}
// 挿入基準のレイヤーを一番上に移動する
var baseLayObj = layObj[nameList[0]];
baseLayObj.move(layObj[0], ElementPlacement.PLACEBEFORE);
// レイヤーを並べ替え
for(var i=1; i<nameList.length; i++){
var aLay = layObj[nameList[i]];
aLay.move(baseLayObj, ElementPlacement.PLACEBEFORE);
}
// 最初のレイヤーを移動
baseLayObj.move(layObj[0], ElementPlacement.PLACEBEFORE);
// 名前とロック状態、可視状態を元に戻す
for(var i=0; i<layObj.length; i++){
layObj[i].locked = lockList[nameList[i]];
layObj[i].visible = visibleList[nameList[i]];
layObj[i].name = layObj[i].name.substr(1, 99999);
}
})(activeDocument.layers);


Illustratorのレイヤーには、さらにレイヤーを内包することができます。以下のスクリプトはレイヤー内にレイヤーがある場合、その内部のレイヤーを並び替えます。ただし、選択したレイヤーの下の階層のみ並べ替えを行うだけで、さらに深い階層のレイヤーは並べ替えません。


// 選択されたレイヤーセット内のレイヤーをソートする
function sortLayer(layObj){
var nameList = []; // 名前を入れる配列
var lockList = []; // ロック状態を入れる配列
var visibleList = []; // 表示状態を入れる配列
for(var i=0; i<layObj.length; i++){
layObj[i].name = "_"+layObj[i].name;
// 名前とロック状態、可視状態を保存しておく
nameList[i] = layObj[i].name;
lockList[nameList[i]] = layObj[i].locked;
layObj[i].locked = false;
visibleList[nameList[i]] = layObj[i].visible;
layObj[i].visible = true;
}
// レイヤーを昇順に並べ替え
nameList = nameList.sort();
var flag = confirm("降順にしますか?");
if (flag == true){
// レイヤー名を降順に並べ替える
nameList.reverse();
}
// 挿入基準のレイヤーを一番上に移動する
var baseLayObj = layObj[nameList[0]];
baseLayObj.move(layObj[0], ElementPlacement.PLACEBEFORE);
// レイヤーを並べ替え
for(var i=1; i<nameList.length; i++){
var aLay = layObj[nameList[i]];
aLay.move(baseLayObj, ElementPlacement.PLACEBEFORE);
}
// 最初のレイヤーを移動
baseLayObj.move(layObj[0], ElementPlacement.PLACEBEFORE);
// 名前とロック状態、可視状態を元に戻す
for(var i=0; i<layObj.length; i++){
layObj[i].locked = lockList[nameList[i]];
layObj[i].visible = visibleList[nameList[i]];
layObj[i].name = layObj[i].name.substr(1, 99999);
}
}
(function (){
if(activeDocument.activeLayer.layers.length == 0){
alert("サブレイヤーがあるレイヤーを選択してください");
return;
}
sortLayer(activeDocument.activeLayer.layers);
})();


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

来週6月2日(月)に「データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門」が出ます。D3.jsでデータビジュアライゼーションを実現したいと思っていている方はぜひどうぞ。

D3.jsは以下のような表現ができるJavaScriptライブラリです。(頑張れば、の話ですが)

・D3.jsギャラリー(こんなビジュアル表現ができます)
< https://github.com/mbostock/d3/wiki/Gallery >

Flashはスマートフォンでは動作しない時代になって、JavaScriptでどうグラフを表現するか困っている人には役立つはずです。書籍ではWebGL (3D) での表示に関しても多少解説しています。


・データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門
< http://www.amazon.co.jp/dp/4797368861 >

・D3.js例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/D3.js/ >

・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00JUBQKKY/ >

・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編(紙バージョン)
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844396137/ >

・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編(iBooks)
< https://itunes.apple.com/jp/book/extendscript-toolkit-estk/id868057300 >

・4K/ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082 >

・Adobe CS2〜CS6,CC JavaScriptリファレンス&ライブラリ
< http://www.openspc2.org/reibun/AdobeJS/index.html >

・Adobe JavaScriptリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844395955 >

・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/ >

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< https://www.ddc.co.jp/estore/cgi/item/start.cgi?m=DetailViewer&record_id=243 >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


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編集後記(05/26)

●あなたもデジクリで書いてみませんか。「締切のある生活」って充実してますよ。いや、ほんと。「デジタルクリエイターズ」というタイトルにこだわりは、ありません。まったく。どんなジャンルでもOKです。
投稿は mailto:info@dgcr.com まで。

●見渡す限り女性ばかり、ただしおばさんとおばあさんだけ、男性はおじさんがチラホラという、おそるべきイベントに行ってきた。「モンゴメリと花子の 赤毛のアン 展」である。金曜日の午前中の三越日本橋店である。若い男女の姿はまったくない。たぶん混むだろうと予想はしていたが、入ってすぐ列ができていて、すぐ帰りたくなった。子供のころからの「赤毛のアン」フリークである妻が、一人で行くのは心細いからついて来てというので、内心気が進まなかったのだけど御伴したのだ。やや狭苦しい会場では、L.M.モンゴメリ、村岡花子の順に展示されていて、中に進むと満員電車状態からは解放された。

展示されているのは、モンゴメリとの村岡花子それぞれの直筆原稿とか、モンゴメリのスクラップブック、ハンドメイド手芸品、日記、それぞれの書斎の再現、「赤毛のアン」の初版本などで、それほど多くはない。地味な展示だ。一番数が多いのは、ふたりに関する読み物(生涯や活動)が記されたA1パネル(縦型)である。気になるのはその内容ではなくデザイン、というところが編集者の性(さが)。本来は縦書きであるべきだが、こういう展覧会では横書きの方が可読性が高いからよしとしよう。フォントや組版も気にいらないが、読みやすいからよしとしよう。改行して一文字マルはない、とは思うが。

それにしても、これほど年配の女性だらけって環境は珍しいのではないか。美術館内ならともかく、百貨店の特設会場ではさぞかしましいだろうなと思っていたが、それほどでもない。「赤毛のアン」世代の人々は、静かに満足感をかみしめているかのようだった。けっこうな趣味だ。わたしのように、御伴を命じられたと思える年配の男性たちも、真面目にパネルを読んでいた。それとも彼らも「赤毛のアン」ファンなのか。花子と村岡敬三との間のラブレターまで公開されていたのには驚きだ。プリンス・エドワード州政府公認の「赤毛のアン」の姿がなかったのが残念、リアル・アンはすごくかわいいのだ。

「赤毛のアン」では「腹心の友」という言葉が出て来る。会場にもその表記があった。腹心というと、腹心の部下、社長の腹心など、最も頼みとするという意味で使われる言葉で、右腕、懐刀とかいう言葉も関連してくる。どちらかというと、男の世界をイメージする。だが、アンは初めて会ったダイアナに「あのう、あのう、ねえ、あんた、あたしをすこしばかり好きになれると思って? あたしの腹心の友になってくれて?」と言うのだ。「腹心の友」なんて古くておかしくないかと妻に聞くと、初めて読んだのは子供の頃だから何も感じなかったし、高校生の頃もなんの抵抗もなかったという。そして、もはや保存している新潮文庫では字が小さ過ぎて読めないと嘆く。Kindleの出番か。(柴田)

< http://www.anne-ten.com/ >
「モンゴメリと花子の 赤毛のアン 展」


●続き。クレジットカードや銀行は、大抵どこでもネットで履歴や引き落とし予定金額などが見られる。とはいえ、いちいちアクセスするのが面倒だ。

まぁ全部現金での生活にすれば、引き落とし予定金額など気になることないのだが、光熱費や共益費、ローンなどもあって、みんな同じ日に引き落とされるわけでもなく、月に何度かチェックしなければならない。銀行に足を運んで記帳してもらうことを考えれば、はるかに楽ではある。

手間や管理が大変なので、残ったら貯金なんてのは、はなっから無理だと決めていて、毎月積み立てを4本。ローン繰り上げ返済用、固定資産税用、趣味用、冠婚葬祭用。

繰り上げ返済分は臨時出費用と兼ねている。残高が乏しい時は自動的に積み立てはパスされるし、一部の切り崩しができる。とはいえ、切り崩しのためにオンラインバンキングでパスワードを入れる時は気分が良くないため、過剰出費の歯止めになる。続く。(hammer.mule)