[3847] ざっくり日本の歴史

投稿:  著者:  読了時間:29分(本文:約14,300文字)


《食べておかないと一年後悔する味?》

■まにまにころころ[69]
 ざっくり日本の歴史(前編のおさらい)
 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito

■クリエイター手抜きプロジェクト[414]AfterEffects CS3〜CC 2014編
 選択された項目やレイヤーの内部情報を表示する
 古籏一浩

■LIFE is 日々一歩(3)[スイーツ]
 2015年、バレンタイン・チョコ戦線(梅田編・その2)
 森 和恵

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■まにまにころころ[69]
ざっくり日本の歴史(前編のおさらい)

川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
< http://bn.dgcr.com/archives/20150209140300.html >
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こんにちわん、コロこと川合です。スルーすると言っていた『花燃ゆ』ですが、結局スルーしたのは1話と2話だけで、昨日もまた見てしまいました。最初は、なんか「歴史」を感じないというか、きれいすぎる感じの映像に違和感があって、見ていられないなと思っていたのですが、慣れてしまったのか、先週にはもう、気にならなくなっていました。

話も最初に見た第3話は松陰の妹・文が、最初の夫となる久坂玄瑞と出会う話だったのですが、正直なんかイマイチで。それが、4話はそこそこ楽しめて、5話はとても面白く。6話もなかなかぐっとくる話で。

NHKオンラインで各話のあらすじも映像付きで掲載されていますので、次回からでも見てみようと思われる方は是非。

・NHK大河ドラマ『花燃ゆ』 あらすじ
< http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/story/story_01.html >

その『花燃ゆ』、第3話を見た後にそのままテレビを付けっぱなしにしていると、NHKスペシャル『NEXT WORLD 私たちの未来』という番組が始まりまして。今と未来を行ったり来たりしつつ、未来に繋がるテクノロジーを紹介する番組で、ちらちらと見ていたらこれが大変面白く。

その回は全5回のうち第4回で、昨夜最後の第5回があり、また偶然見たのですが、昨夜は特別企画として、番組の裏でニコ生を使った実況イベントが行われていました。

ナレーションの林原めぐみさんと、その番組のファンである茂木健一郎さんをゲストに生中継。ニコ生ということで、NHK絡みとは思えない自由なトークと流れるコメントとの絡み、またリアルタイムアンケートなど、これまた素敵な試み。やるなNHK。

放送開始前後に、未来に感じるのは「希望?不安?」とアンケートがあって、放送前は希望6割だったのが、放送後には7割に増えていたのが印象的でした。こんな番組ばかりなら、受信料上がってもいいと思えるくらいの良作でしたよ。

3月にはBS1で特別編集版も放送されるとのこと。要チェックです。
< http://www.nhk.or.jp/nextworld/ >

さて、時代物に未来物にとNHKの宣伝をつい長々としてしまいましたが、今回は前回に続いて、日本の歴史を辿ります。今回は前回のおさらいと補足です。

◎──原始〜古代の振り返り

前回は旧石器時代から平安末期までをざっと紹介しました。稲作が始まって、奴国王や卑弥呼などの権力者が現れた弥生時代。畿内を中心に大王(天皇)を軸とした政権が整っていった古墳時代、飛鳥時代。仏教にすがった奈良時代。京へと都を移し、藤原氏を中心に貴族文化の栄えた平安時代。

そして、次第に武士が台頭し、平氏が政治を動かすようになったのが、その平安末期。平氏が源氏に討たれ、時代は中世、鎌倉時代に入っていきます。

日本の歴史は、ちょうどA.C.に切り替わった辺りから記録が残り始めるので、年表で追っても分かりやすくて助かります。参考にところどころ世界史を挟みつつ、追っていきますね。

57年 倭奴国王、後漢に遣使、金印を授かる。(後漢書東夷伝)
<96年〜180年 ローマ、五賢帝の時代>
<208年 赤壁の戦い(三国志)>
239年 邪馬台国の女王卑弥呼、魏に遣使。(魏志倭人伝)
413〜502年 倭の五王がしばしば大陸に遣使。(晋書、宋書、南斉書、梁書)
538年 百済の聖明王によって仏教が公伝。
587年 蘇我馬子が厩戸皇子(聖徳太子)と共に物部守屋を討つ。
<570年頃 ムハンマド誕生>
593年 聖徳太子が推古天皇の摂政に。

聖徳太子大活躍の時代ですが、いわば蘇我氏との連立政権です。太子の没後、蘇我氏は専横に走ります。そして、いわゆる「大化の改新」に繋がります。

645年 中大兄皇子と中臣鎌足、蘇我氏を討つ。(乙巳の変)

中大兄皇子が実権を握り、後に即位し天智天皇に。中臣鎌足は藤原の姓を賜り藤原鎌足となり、後に栄華を誇る藤原氏がスタートします。ただ、鎌足の一族がこの後の壬申の乱で負けた側に与していたために、いったん躓くようですが。なお壬申の乱の時、鎌足の嫡男の不比等はまだちびっ子で、まったく関わらず、蚊帳の外です。

天智天皇は弟の大海人皇子を皇太子としていましたが、息子の大友皇子を太政大臣に就けるなど、自身の後継とするそぶりを見せます。こうして跡目争いが勃発。大海人皇子はいったん出家して引くと見せて、天智天皇の崩御後に挙兵。皇位を勝ち取ります。これが壬申の乱です。

672年 大海人皇子と大友皇子が後継を争い、大海人皇子が勝利。(壬申の乱)

大海人皇子は即位して天武天皇に。その次の持統天皇は天武天皇の皇后です。即位して天智天皇にとか、即位して天武天皇にとか書いていますが、あくまで便宜上のことで、実際に「○○天皇」と名前が付けられるのは亡くなってから。

また、壬申の乱は後継者同士のガチバトルで有名ですが、通常はそうなる前に、時の権力者の手によって、不都合な有力者はあの手この手で消されていきます。

694年 持統天皇、飛鳥浄御原宮から藤原京へ遷都。
701年 大宝律令の成立。(初の本格的な法律)
710年 元明天皇、藤原京から平城京へ遷都。
712年 『古事記』成立。
720年 『日本書紀』成立。
723年 三世一身の法を定める。

大化の改新で「民も土地も天皇のものだよ、公のものだよ、私有させないよ」と公地公民制が敷かれるのですが、そうなるとみんな、自発的に開墾しようとしなくなるんじゃないかと心配に。なんか、後世でもどっかで聞いたような話ですね。そこで「開墾したら三代までは私有していいから、開墾しなよ」と。

729年 藤原不比等の娘、光明子、聖武天皇の后に。(王族以外で初の皇后)

皇后になっていないだけで、それ以前に不比等の娘は文武天皇に嫁いでいます。聖武天皇のご両親となります。天皇の奥さんが藤原氏。また天皇のお母さんが藤原氏。そりゃあ藤原氏、強くなりますよね。政権の有力者が義理のお父さん。何も言えなくてもしかたない......しかも、不比等は天智天皇の御落胤、との説もあります。

その後、四家に分かれた藤原氏ですが、天然痘の流行で四家の長を一気に失います。元皇族の橘諸兄が急遽、政権を担うなどしばらくバタバタするものの、藤原仲麻呂(恵美押勝)の台頭でまた持ち直します。その仲麻呂も、道鏡との対立で、乱を起こして失脚しますが、藤原氏はその後、また頑張って持ち直します。そして、藤原道長・頼通父子の代に最盛期を迎えます。

こう書くとあっという間ですが、300年くらいの期間での話です。

737年 疫病が流行、藤原四兄弟が亡くなる。
741年 国分寺建立の詔。
743年 墾田永年私財法を定める。

公地公民だ、三世一身だとあれこれ言っても、みんなまだ今ひとつピンとこず、土地政策はよく分からない状態で。それでヤケになったのか、何かインパクトが欲しかったのか、「開墾したら、ずっとそこはあなたのものに」と。これは影響があったようで、人を動かせる有力者や寺社はせっせと開墾に励み、後の荘園へと繋がっていきました。というかたぶん、そのために有力者が作らせた法だったんじゃないかと言われています。利益誘導? よくある話ですね。

あまりに効果がありすぎて開墾合戦になっていったので、称徳天皇の時代に、権力者だった道鏡がいったん止めさせますが、道鏡の失脚後にすぐ復活。一度得た欲に歯止めはききません。

土地という財産を持ったら、それを守るために武力も求められ、それが武士が誕生する発端のひとつだったとも言われています。

784年 桓武天皇、長岡京へ遷都。
794年 桓武天皇、平安京へ遷都。
801年 坂上田村麻呂、東北平定。
858年 藤原良房、摂政になる。
887年 藤原基経、最初の関白になる。
この頃、警護兵として「武士」登場。(滝口の武士)
<907年 唐が滅亡>
1017年 藤原道長、太政大臣に。

1086年 白河上皇、院政を始める。

ここらで潮目が変わります。実権が天皇に戻るんですね。ただ、武士を伴って。

<1096〜99年 第1回十字軍>
1098年 源義家、昇殿を許される(初めて武士が殿上人に)。
1156年 保元の乱(後白河天皇派with平清盛、源義朝vs崇徳上皇派)
1159年 平治の乱(後白河上皇派with平清盛vs二条天皇派with源義朝)
1167年 平清盛、太政大臣となる。

1180年4月 以仁王、平家追討の令旨を発し、源頼政らと共に挙兵。
1180年8月 源頼朝、伊豆国で挙兵。
1184年   頼朝、鎌倉に公文所・問注所(政治や裁判を扱う役所)を置く。

1185年3月 壇ノ浦の戦いで平氏滅ぶ。頼朝、守護・地頭(地方官)を配置。
1192年  頼朝、征夷大将軍に任ぜらる。

源平の戦いといえば、この後の鎌倉時代に成立する『平家物語』で有名ですが、「逆説の日本史」シリーズの井沢元彦氏はこの『平家物語』を、「生きたラジオ」による「ラジオドラマ」と説明しています。

琵琶法師が津々浦々で語ったこのラジオドラマは、庶民に物語を音で刷り込み、物語を「読む」ことができる下地を作ったとしています。そして、庶民の識字率の向上に繋がったと。

「逆説の日本史」ほか、井沢さんの歴史物は面白いのでオススメです。私はKindleで買いお風呂で少しずつ読んでいます。KindleやiPhoneをジップロックに入れて。シリーズを最初から読んでいくもよし、興味のある時代から読むもよし。

私が最初に読んだのは、逆説の日本史16「江戸名君編 - 水戸黄門と朱子学の謎」からでした。冲方丁の『光圀伝』を読んだ流れで手を出して、ハマりました。とはいえまだ数冊しか読めてませんけども。

◎──前編のおさらいのおさらい。

日本史は割と一本道なので、権力者の推移を追いかけるだけでも面白いです。奴国王や卑弥呼→大王(天皇)→蘇我氏→天皇→藤原氏→天皇・上皇→平氏→源氏と、間にちょいちょい長屋王や橘諸兄、また道鏡のようなイレギュラーも出てきますが、天皇とその他の間をいったりきたりします。奪い合ってというよりは、そうして微妙なバランスの中で脈々と続いてきたんですね。

源氏の後、北条氏、足利氏ときて、織田、豊臣、徳川と武士の世が長く続き、幕末、『花燃ゆ』の時代に大きく揺り戻しが起こります。

◎──前編のおさらい、終了。

おさらいが本編よりかなり長くなってしまいました。本当は中編に入るつもりが、前回にあれも書いておけばよかった、これも書いておけばよかったという心残りが噴出してしまいまして。急遽、前編のおさらい、という流れに。

次回はちゃんと、次の時代に進みます......たぶん。

【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
< https://www.facebook.com/korowan >
< https://www.facebook.com/caputllc >
< http://manikabe.net/ >
次回を「中編」としても、鎌倉時代と、せいぜい室町時代で終わりそう......


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■クリエイター手抜きプロジェクト[414]AfterEffects CS3〜CC 2014編
選択された項目やレイヤーの内部情報を表示する

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20150209140200.html >
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今回は、AfterEffectsで選択されたプロジェクト内の項目か、タイムラインウィンドウで選択されたレイヤーの、内部情報を表示するスクリプトです。

AfterEffectsはプロジェクト内の項目が選択されている場合と、タイムラインでレイヤーが選択されている場合で、若干異なります。また、appオブジェクト、projectオブジェクトもボタンクリックで表示できるようになっています。


// 選択した項目やレイヤーの詳細な情報を表示する
(function(){
var selObj = app.project.selection;
if (selObj.length < 1){
if (app.project.activeItem.selectedLayers.length < 1){
alert("情報を表示したい対象を複数選択してから実行してください");
return;
}else{
selObj = app.project.activeItem.selectedLayers;
}
}
// GUI
var winObj = new Window("dialog", "ステータス表示", [0, 0, 800, 640]);
winObj.add("button", [ 10, 50, winObj.frameSize.width-10, 70 ], "完了", { name : "ok" });
var statusArea = winObj.add("edittext",
[ 10, 100, winObj.frameSize.width-10, winObj.frameSize.height-40]);
var prevBtn = winObj.add("button", [10, 10, 110, 40], "前の項目");
var nextBtn = winObj.add("button", [150, 10, 250, 40], "次の項目");
var appBtn = winObj.add("button", [300, 10, 450, 40], "appオブジェクト");
var projectBtn = winObj.add("button", [500, 10, 650, 40], "projectオブジェクト");
var index = 0; // 選択した項目/レイヤーの参照番号
statusArea.text = getObjectInformation(selObj[index]);
prevBtn.onClick = function(){
index = index - 1;
if (index < 0){ index = 0; }
statusArea.text = getObjectInformation(selObj[index]);
}
nextBtn.onClick = function(){
index = index + 1;
if (index >= selObj.length){ index = selObj.length -1; }
statusArea.text = getObjectInformation(selObj[index]);
}
appBtn.onClick = function(){
statusArea.text = getObjectInformation(app);
}
projectBtn.onClick = function(){
statusArea.text = getObjectInformation(app.project);
}
winObj.center();
winObj.show();
// オブジェクトの情報を取得
function getObjectInformation(obj){
var text = "";
for(var i in obj){
try{ var t = checkType(obj[i]);
}catch(e){ t = "【種類不明】"; }
try{
text = text + i + " = " + obj[i] + " | " + t + "\n";
// objectの場合
if (t == "object"){
// 1階層のみ処理する
for(var j in obj[i]){
try{ var t1 = checkType(obj[i]);
}catch(e){ t1 = "【不明】"; }
try{
text = text + "  " + j + " = " + obj[i][j] + " | " + t1 + "\n";
}catch(e){
text = text + j + "【取得不可】\n";
}
}
}
}catch(e){
text = text + i + " | " + t + "【取得不可】\n";
}
}
return text;
}
// オブジェクトの型を調べる
function checkType(targetObj){
//$.writeln(targetObj);
if (targetObj instanceof Array){
return "Array";
}
return typeof(targetObj);
}
})();


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

AfterEffectsはいいんですが、同じAdobeのアプリケーションでもInDesignはGUIにバグがあって、こういうツールはうまく動作しません。

Ingress、もうすぐLevel 8になれそう。田舎なのでレゾネーターが全部Level 8になることが滅多にありません。田舎でなく少し大きい地方都市まで遠征に行くと、Level 8が8本ささったポータルがたくさんあります。

さすが、松本市。塩尻市とは違う。ということで仕事の帰りにたくさんポータルをハック。撮影帰りにハック、税務署帰りにハック。もう、確定深刻じゃなくて確定申告終わったので気は楽です。

・Adobe JavaScriptリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00FZEK6J6/ >

・Illustrator自動化基本編
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA >

・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00JUBQKKY/ >

・Mac : JavaScript for Automation(JXA)例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/JXA/Yosemite/ >

・jQuery+jQuery UI+jQuery Mobile逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/486354149X >

・jQueryプラグイン逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541619/ >

・データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門
< http://www.amazon.co.jp/dp/4797368861 >

・4K/ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082 >

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< https://www.ddc.co.jp/estore/cgi/item/start.cgi?m=DetailViewer&record_id=243 >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


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■LIFE is 日々一歩(3)[スイーツ]
2015年、バレンタイン・チョコ戦線(梅田編・その2)

森 和恵
< http://bn.dgcr.com/archives/20150209140100.html >
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こんにちは! 森和恵です。もうすぐバレンタインデー。今回は、梅田の百貨店の催事で実際に買ったチョコの話をしますね。

●これから買いに行く人に〜梅田編の総括

今年行ったのは、下記の三か所です。どの会場も、2月14日まで開催中です。

◎阪急百貨店のバレンタイン
< http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/valentine/ >

質・量・楽しさで総合的に勝っていたのは、阪急百貨店さんでした。

セミナー参加に加え、店頭での15種類のソフトクリームや40種類のカップアイスの販売などは圧巻でした。私は、迷いに迷ってマリベルのカップアイスを選択。ちょうど誰も並んでいなくてひょいっと買えたからです。

会場限定の「ダークオレンジ」をシングルで食べました。超濃厚なチョコでシングルでも満足感は十分でした。何種類も食べ比べたいなら、お友達と行ってシェアをお奨めします。

いろんな国・メーカーの板チョコ(タブレットのこと)を、400種類も集めた「タブレットチョコミュージアム」は、図書館の本のように板チョコをずらりと棚に並べたストイックなディスプレイで、男性の方でも買いやすい売り場だと思います。

ひとつひとつに丁寧に説明書きのPOPがあるところもよかったです。じっくりと見ながら何枚か買ってきましたが、どれも本格的で外れなしです。自分の好みの味をゆっくり見つけてみてください。

◎阪神百貨店のバレンタイン
< http://www.hanshin-dept.jp/hshonten/special/valentine/index.html/?from=9 >

可愛く楽しげでリーズナブルなチョコを狙いたい場合は、阪神百貨店さん。とにかく売り場がカラフルで可愛いのです。こむずかしいチョコのうんちくとかを気にせずに、楽しく選びたい方はこちらの売り場がオススメです。

◎LUCUA サロン・デュ・ショコラ
< http://www.lucua.jp/degibook/?book=book15&page=01 >

もと伊勢丹のLUCUAでは、サロン・デュ・ショコラの関西版をやっていますが、本命のめずらしい海外チョコは第一弾のうちにほとんど終わってしまいました。現在は第二弾を開催中です。日本、特に関西近辺の有名店が揃っていますので、そこを狙う方にはオススメです。

ということで、今年ここで使った総額は、1万9千円也。チョコセミナー参加費+会場で食べたフード(アイスとワッフル。今年はフードが少なかった...)+チョコ10個の合計金額です。

まだ欲しいのが二つあるんだけど、通販で頼んだ分と合わせて4万円近くになっているので、もう打ち止めかなという感じです。SNSで見聞きしてると「40万円使っちゃいました!」とかいう猛者もいらっしゃるので、チョコハンターとしては少ない方かもしれません。

1月29日から、ほぼ毎日チョコを食べているので、そろそろ量的にも飽きが来るころですよね。なんでもそうですが、「もうちょっと欲しいな」というところが引き時だと思います。

●えっ?? と驚く『エスキモー アン ギモーブ』

今年一番記憶に残ったのが、ティエリー・バマスの『エスキモー アン ギモーブ』です。ギモーブとは、マシュマロのことです。マシュマロをチョコレートがけした商品です。

森永チョコアイスバー「PARM(パルム)」のような見ためをしています。大きさはパーティサイズのパルムよりさらに小さい、手のひらにちょこんとのるぐらい。そんな、木のバーに刺さったアイスクリームのようなチョコレートが一本、透明のプラスチックのパッケージに入っていて、2484円。

知らなければ、「えっ? マジで。高くないwww」とスルーされてしまうに違いありません。私も、ほぼ日さんのUST放送で見ていなければ、絶対スルーしました。

< http://www.1101.com/isetan/2015-01-20.html >
※UST放送で見たい方は、01:15分あたりを見てみてください。

放送を見てからこのエスキモーに非常に興味を持っていた私は、LUCUAの会場でみつけて即購入しました。いや、まぁ、買う時に高いなぁ〜とは思いましたよ。思いましたが、「食べておかないと一年後悔する味」とまで言われたら食べたくなるじゃないですか。

で、帰ってから早速食べてみました。一番に食べたのがこれです。一口食べて、放送でみなさんが言っていた感想を理解しました。美味しくて、ねっとりと上品でエッチな味でした。

コーティングしているチョコに少しだけ入っているアーモンドが、カリカリと歯触りにアクセントをだしてくれます。そして、何よりも美味しいのが中のチョコレート味のマシュマロ。ねっとりとダークなチョコレートに仕上がっています。そして鼻に抜ける香りがとても挑戦的な香ばしさ。最後に、スッと溶けてなくなるはかなさ。

めちゃめちゃうまいやん! でした。食べといてよかったです。これほど美味しいチョコをあえて安っぽいPOPなパッケージに表現したのは、ある意味勇気が必要だったんじゃないかなと思います。

今回これを食べてみて、本当にチョコレートとは「一期一会」なんだなと思いました。噂を聞くのも偶然、出会うのも偶然です。それを逃しちゃいけないんですね。

●バラッティ&ミラノの量り売り

次に心に残っているのが、阪神百貨店の『バラッティ&ミラノ』です。チョコだけではなく、キャンディやヌガー、焼き菓子などを袋に詰めて購入できるというフランクな店構えで気軽に購入できました。

量り売り(ばら売り)をしているからそれをもじって『バラッティ&ミラノ』っていう名前なのかな? と思っていましたが、帰宅後にネットで調べたら、イタリア・ミラノにある150年の歴史ある老舗カフェなんだそうです。

軽い気持ちで買って帰って食べてみると、これがなかなかに美味しいのです。びっくりでした。特に『バローロ・キナート』(ワインを練りこんだビターチョコ)と『ブルッティ・エ・ブォーニ』(バニラ風味のメレンゲ焼き菓子)と『ハード・ヌガー』が最高に美味しくて、もう一度リピートでそれだけを何個か買いに出かけたほど。

14日までまだ販売しているので、阪神百貨店に行った人は騙されたと思って一個づつ買ってみてください。ホントに美味しいんだから。

●獺祭のチョコレートバトル

最近人気の日本酒「獺祭」のチョコレートは、阪神百貨店のコラボ企画です。ヴィタメールさんの『獺祭×ヴィタメールショコラ』とゴンチャロフさんの『獺祭ボンボン』の二種類が、店舗を隣にして競うように販売されていました。どちらかひとつに決められず、両方購入してきました。

< http://www.hanshin-dept.jp/hshonten/special/valentine/dassai.html/ >

まずは、ゴンチャロフさんのボンボンから。5個で972円とリーズナブルです。酒(獺祭)のクラスの違いで3色ありました。

日本酒では、米の磨きが多い方が良質なお酒とされてます。【50】は、米を半分削って50%まで磨きこんだもの。そこから徐々にクラスが上がって、【磨き三割九分】(39%残し)、【磨き二割三分】(23%残し)の3種類でした。

最初に食べたのは、まん中の【磨き三割九分】。ボンボンの中に獺祭がシロップになって入っていました。シロップはお酒の香りと味が十分でよかったのですが、コーティングしているまわりのチョコが甘すぎました。うーーーん。獺祭シロップが美味しかったので、これはモッタイナイ。ダークチョコにすべきですよ。マジで。あと残っているのどうしよう...というぐらいの合わなさでした。

次は、ヴィタメールさんのボンボン。2個で864円といいお値段です。中は獺祭をジュレ状に固めたソースとガナッシュクリームの二層構造でした。コーティングしているチョコも風味よく、さすが一定の美味しさ保ってました。ヴィタメールさんは、贈答用のお高いチョコメーカーとしてもファンが多いですもんね。うん。

ということで、軍配はヴィタメールさんでした! 値段から見れば妥当な線ですね。あんまり言いたくないけど、一定レベルの美味いチョコを味わいたいなら、よいお値段になるということですね。もう、日本の量産メーカーのバレンタイン・チョコは買わないデス。トホホ。

お酒のチョコは、阪急百貨店で販売していた『 ダルシー JPDトリュフ 黒龍』も購入しましたが、こちらはお酒の香りがほとんどしませんでした。チョコはおいしかったんですけどね。酒粕をバターに練りこんだ中身だったので、お酒感は弱くなるとはいえ、バターやコーティングしているチョコの香りの方が強すぎて、「あれ?黒龍どこ???」という感じでした。残念。

私自身がお酒好きなので、どうしてもチョコの中にお酒を探してしまっていて、酷評になりがちなのかもしれません。たぶん、来年はもうお酒のチョコは買わないです。

お酒好きの方にチョコを贈る予定のある方は、ストレートに「お酒のチョコ」を贈るよりは、お酒に合うダークチョコを探した方がよいなと思います。阪急の「タブレットチョコミュージアム」に行けば、ナッツの入ったものや、黒こしょうの入ったもの、甘くないとことんダークなもの、ワインに合いそうなベリー風味のタブレットがたくさんありましたよ。

......さて、今回はここまで。来週こそ、バレンタイン・チョコにハマったきっかけのフェリシモさんのお話です。実は既に家に届いてまして、毎日楽しく食べているところです。全部で6種類。どれも楽しみです。

みなさんも、よいバレンタインをお過ごしくださいネ。ではまた!

※記事へのご意見・ご要望は下記より受付ます。
< http://goo.gl/rN5Dg >

【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
<site: http://r360studio.com > <twitter: http://twitter.com/r360studio >
<mail: r360studio@gmail.com >
<サイト制作の教科書 r360study: http://www.facebook.com/r360study >


<近況報告>
バレンタインの2月14日に 「スマホサイト制作の基礎」講座を開催します。
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=18607 >

受講前のポイントをまとめた動画も公開中。自社サイトをスマホ対応したいなと悩んでいる方必見です。
< >


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編集後記(02/09)

●「全国高等学校ビブリオバトル2014」決勝大会が1月11日に東京で行われ、昨日の読売新聞の特別面で大会の模様がレポートされていた。ビブリオバトルとは、参加者ひとりひとりがお気に入りの本を持ち寄り、順番にひとり5分間でその本の魅力などを紹介する書評ゲームである。その後2〜3分間、参加者や観戦者からの質問に答える。全員が紹介し終えたら、「どの本が一番読みたくなったか」をポイントに投票を行い、一番票を集めた本が「チャンプ本」となる。ちょうど今、山本弘「翼を持つ少女 BISビブリオバトル部」を読んでいる最中だ。なぜかこの頃、こういう幸運(?)に遭遇することが度々ある。

5分間とは長いようで短く、短いようで長い。その時間ぴったりで、面白かった本の魅力を語るだけでなく、自分についても語る(これがポイントか)。しかも、そこに技巧が見えてはいけない(と思う)。優勝した日本大学三島2年の中村朱里さんによる辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」の紹介の全文(たぶん)が掲載されていた。まず簡単にアウトラインに触れ、ストーリーの面白さを語ると結末がわかってしまうので、それ以外の三つの要点を挙げる。一つ目は個性豊かな登場人物、二つ目は謎解き、三つ目は読後感、それぞれ簡潔に素直に話す。語り口も語り手もチャーミングだ。

彼女の紹介を聞くと、この本をぜひ読んでみたくなった。準優勝と優秀賞の三人の紹介も、新聞ではダイジェストだと思うがいい出来だ。出場者と紹介本一覧で16の書名があったが、そのうち4つを読んでいた。ビブリオバトルは、京都大学の研究室で始まった読書会のスタイルで、「知的書評合戦」とも呼ばれる。発案者は現立命館大学情報理工学部准教授・谷口忠大である。「ソードワールドRPG」で遊んだ経験がヒントだという。開発されてまだ7年しか経っていない。この知的おもしろゲームが、わたしの中高時代にあったらよかったなあ。プレゼンターとして熱く漫画本を語れたと思う。

連城三紀彦「小さな異邦人」を読んだ(文藝春秋、2014)。2013年にこの世を去ったミステリーの鬼才の、単行本未収録作品8本を収録した短編集だ。表題の「小さな異邦人」は、一家9人の母子家庭に降りかかった誘拐騒動をユーモラスに描く。子供を預かったので3000万円を用意しろという脅迫電話がかかってくるが、8人の子供はみな家にいて、誰も誘拐されていない。この謎解きは最後まで読まないとまず不可能だろう。ほかの作品も、途中で予測を外され、最後でもう一度ひっくり返される。この本でビブリオバトル出たらいい紹介ができるような気がするが、カンペなしで語るのはもう不可能だ。(柴田)

●hammer.mule の編集後記はしばらくお休みします