[4103] 出力したパーツは最大で最多のロボット制作

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《クスノキケヤキモミジバフウ、エノキクヌギアラカシ》

■ショート・ストーリーのKUNI[192]
 たちまち成長する新芽と二人の男の話
 ヤマシタクニコ

■3Dプリンター奮闘記[76]
 出力したパーツは最大で最多のロボット制作
 織田隆治




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■ショート・ストーリーのKUNI[192]
たちまち成長する新芽と二人の男の話

ヤマシタクニコ
http://bn.dgcr.com/archives/20160407140200.html
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──去年の今頃だったなあ。

大きな木の下に二人の男がいて、そう言ったのは青い服を着ている男だ。どういうことだともう一人の白い服を着た男が聞き、青服がゆっくりと話し始める。

今頃の季節、木々が一斉に芽吹く様子ほど楽しいものはない。

エノキの芽は翡翠のようだし、クヌギは柔らかな芽とともにかんざしのような花を咲かせる。モモジバフウときたら小さな星のようだし、ケヤキは下から見上げるとまるでレース細工だ。それらの小さな芽がぐんぐんと伸びていくところはまるで若い娘たちがきゃっきゃっとおしゃべりしている様を見るようではないか。

そんなことをふとつぶやくと、木の枝にいたヒヨドリが言った。

「おまえのような人間に、初めて出会った。気に入った。おれが連れてってやろう」

どこへと聞く間もなく、気がつくと自分はヒヨドリの背に乗っていた。そして、かなりの距離を飛んだと思うとヒヨドリは降下して、とある建物の中に入った。

驚いたことに、中には若い娘たちがいっぱいいた。娘というより子供に近い。腕も脚もきゃしゃで、腰も細い。

その子ども達が自分を見てきゃっきゃっと口々に何か言うが聞き取れない。

ああ、そうか。この子たちは木の芽なのだ。

そう思って見れば、ほっそりとして色白で輪郭がおぼろな子もいれば、ぴんと張った肌とまっすぐで姿勢の良さが特徴の元気そうな子もいる。

長いびらびらかんざしをつけた子もいる。赤い顔をしているのはカナメモチだ
ろう。どの子もかわいい。

私のうきうきした様子が伝わったのか、少女たちはわれ先にもてなしてくれた。

何でつくったものか、甘い飲み物や焼き菓子を次から次へ出してくれる。どれも、例えようもなく美味い。あまりの楽しさに時間がどんどん経っていく。

ふと気づくと、先ほどまではまったく聞き取れなかった少女たちの言葉が理解できるようになっている。背丈も伸びたように思えるのは目の錯覚か。

「おじさんはどこからきたの?」

「明日は雨かしら?」

「あたし、かわいい?」

ああ、かわいい、かわいいとも。自分はそう思って何度も何度もうなずいた。

その日はついついそのまま泊まってしまった。

翌日、目覚めてみると少女たちは明らかに少し成長していた。肉がついて全体に骨っぽさがなくなっている。胸も腰も張ってきたようだ。

目を見張る思いで、その日ももてなされるままになる。

翌日は少女たちはさらに成長していて、もはや「女」である。二の腕から肩にかけての丸みは美しい曲線を成し、胸の膨らみで衣服はぴいんと張っている。

「どうぞごゆっくり」

「何も遠慮することはありませんのよ」

声音まで落ち着いてきて、耳に心地よい。卓上には華やかな前菜からコノワタ、カラスミなどの珍味までが並べられた。自分は大いに満足した。

次の日、女達はすでに「豊満」という言葉を連想させるようになっている。衣服を通して体の線がくっきり浮かび上がる。歩くだけでいいにおいがまきちらされる。

そんな女が部屋中にいるのだから、自分は平静さを保つだけで精一杯である。
卓上の料理は、一体どんな高級料理人を雇っているのだろうと思うほど見事だ。

「君たちはずいぶん成長が早いようだが、ひょっとして私がここにいる間に人間界とは違う早さで時間が流れているのではないだろうね。昔話のように」

「あはは、まさか」

「新芽の成長は早いものですわ。いままでまじまじと見たことがなかっただけでは」

「確かに。そして、君たちはもうすっかり大人のようだが」

「どうかしら」

「どうかしらねえ」

そのとき、自分はふと用事を思い出した。それで

「これはいけない。もう帰らなければ」と申し出た。

「まあ、無粋なこと」

「まだまだよろしいではありませんの」

「いやいや。人に会わなければいけないのだ。それに何しろ一人暮らしなもので、家がひっそりしてると死んでいるのではないかとみんなが心配するのさ」

女たちはおもしろそうにころころと笑い、辞去することを許してくれた。

「お急ぎならヒヨドリに送ってもらえばいいんですけど、いまどこにいるのかわからないんですの。よければあなたが鳥になって帰っていただければ」

「それがよろしいですわ。ここからひとっ飛びで帰れますもの」

はて、鳥になるとはどういうことだろう。首をかしげていると女たちは私を別室に連れて行った。

そして、そこに何枚も並んだ絹の中からヒヨドリの体を思わせる色柄のものを選んだ。それをふわりと私にかけると、私はたちまち一羽のヒヨドリになっていた。腕はつばさになり、動かせばゆらりと風が起こる。

「これは、なんと」

「お気に召しましたかしら」

「無事にお着きになりましたら、呪文を唱えてくださいな。そうしたら人間に戻れます」

「呪文?」

聞き返すと女たちは笑った。

「というほどのものでもありませんの」

「私たちの名前を呼んでいただければいいの。クスノキケヤキモミジバフウ、エノキクヌギアラカシ、と」

自分は安心した。それでヒヨドリになって無事帰り着き、呪文を唱えて人間に戻った。


「それはおもしろい体験をされたものですね」

青服が話し終えると白服が感嘆の面持ちで言った。

「後から思うとたったの三日間のできごとなのだが、まさに夢のようであったのです」

白服は本当にうらやましく思った。それで翌日、木々の新芽を眺めながら

「ああ、まったく木々が一斉に芽吹く様子ほど楽しいものはない。エノキの芽は翡翠のようだし、クヌギは柔らかな芽とともにかんざしのような花を咲かせる。モモジバフウときたら小さな星のようだし、ケヤキは下から見上げるとまるでレース細工だ。それらがぐんぐんと伸びていくところはまるで、若い娘たちがきゃっきゃっとおしゃべりしている様を見るようではないか」

と言ってみた。

果たしてヒヨドリがそれを聞きつけ

「おまえのような人間は二人目だ。気に入った。おれが連れてってやろう」

そう言って白服を背に乗せて飛び立った。

着いたのは青服が言っていたのと同じ、少女たちが大勢いるところだった。

確かにどの子もかわいいが、白服にはややもの足りなかった。だが、少女たちが出してくれる飲み物も食べ物も確かに美味く、いくら食べても飽きることがない。

翌日、少女たちは少し成長して、体は丸みを帯びている。これも聞いていた通りだ。

「たくさん召し上がってくださいね」

「もっとお酒をお注ぎしましょうか」

次の日はもっと肉付きが良くなる。ふっくらとした腕で盆を運び、ウニやアワビ、ホヤなどを卓に並べてくれる。

そして勧めてくれる酒は気のせいか次第に強くなる。ひとくち飲んだだけで芳醇な香りが広がり、脳髄から指先まで全身にしみわたり、夢とうつつの境もたちまちおぼろとなる。そんな酒は飲んだことがなかった。

青服は三日間いたというが、白服はもっといたかった。せめてもう一日いることにして、寝床に入った。

明くる日、白服は朝から飲み食いした。女たちも白服とともに飲む。女たちはぼってりと太って、全身が細い棒のようだった最初の面影はどこにもない。

かんざしをつけていた女はと見ると、とうにかんざしの形は崩れ、ぼろぼろになったものがぶら下がっているだけだ。

だが、女たちに何のひきつけるものもないのかと言うとそうでもない。

「もっとお飲みなさいよ」

「どうしたの、もう飲めないっていうの」

「そんなことじゃ酒飲みと言えないわよ」

燃えるような強い酒をすすめては女たちはげらげらと笑い、彼は笑われることがなぜか楽しい。これはいけない。さすがの白服も少し飲み疲れた気がして

「そろそろおいとまするよ」と腰を上げた。

「まだいいじゃないの」

「いや、これでも人に会う用があってね。急がなければならないのさ」

すると女たちは大儀そうに煙草をくゆらせながら言った。

「急ぐんならヒヨドリに送ってもらえばいいんだけど、いまどこにいるのかわかんないんだよ。そうだ。あんたが鳥になればいい」

「それはどうしたらいいんだ」

「簡単さ。こっちにおいで」

女たちに導かれて別室に行くと、そこには何枚もの絹が並べられている。

「どれにする? あ、これなんかいいんじゃない」

一人の女がとびきり派手な布を取り上げ、ふわりと白服にかけた。たちまち彼は極彩色の鳥になっていた。

「おお、確かにおれは鳥になった。しかも、孔雀にも極楽鳥にも負けない美しい鳥だ。よし、これで家までひとっ飛びといこう」

「無事に着いたら、人間に戻るための呪文を唱えるんだよ。呪文といってもあたしたちの名前を言えばいいんだけどね」

「わかった。いろいろ世話になった」

鳥になった白服は翼を二、三度羽ばたかせたと思うと次の瞬間にはもう高く舞い上がり、自分の住む村へと飛んで行った。

眼下に広がる山や川、森や畑を眺めながら悠然と、彼ははじめての飛行を楽しんだ。頭の芯にはまだ酔いが残っていたが、思い返しても愉快な四日間だった。

しかも自分はあの青服より長い間、女達と時をともにした。そのことで少し優越感を感じてもいた。

やがて村が視界に入り、下りていくときも、彼には何の不安もなかった。すでに遠くから彼を見つけ、待ち伏せている人間がいることなど脳裏をかすめもしなかった。

あっという間に彼は網を頭からかぶせられ「捕まえた!」「こんな派手な鳥は初めてだ!」「これは高く売れるぞ!」と興奮する猟師達の中にいたが、それでもあわてはしなかった。

呪文を唱えてたちまち人間に戻った彼を見て、猟師たちはあっけにとられるだろう。その場面を想像すると笑いがこみあげた。

そして余裕たっぷりに呪文を唱えた。

クスノキケヤキモミジバフウ、エノキコノワタアラカシ!

当然ながら呪文は効かず、彼は二度と人間に戻ることはできなかった


【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
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むかし、職場に困った人がいた。みんながすでに仕事を始めた頃に出社してきて(つまり遅刻)、少しも悪びれずに「あ〜、眠い」とかなんとか言いながら来る途中で買ってきたパンを自分の席で食べ始める(つまり朝食をとる)。

たいていは多目に買ってきてみんなに一つずつ配ってくれる。いや、仕事してるんだってば、と思いながらも配られたパンを食べると、おいしい。

チーズデニッシュが特においしくて、どこの店で買ったのか知りたかったが聞いて盛り上がるのもはばかられた(仕事中なんだってば)。

そんなことを今朝、昨日買ったデニッシュを食べながら、それがあまりおいしくないので思い出した。彼女は今どうしてるのかな。


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■3Dプリンター奮闘記[76]
出力したパーツは最大で最多のロボット制作

織田隆治
http://bn.dgcr.com/archives/20160407140200.html
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先日、大阪は梅田にあるグランフロント大阪にて、「うめきたフェスティバル2016」というイベントが開催されました。

そのイベントで、様々な技術を展示したコーナー「うめきた未来ラボ」が一階にて展示されていました。

その中のこれ↓

文楽をヒントに生まれた「黒子ロボット」--柔らかな動きを再現
(CNET|Japan)
http://japan.cnet.com/news/service/35080528/

このロボットの造形部分を、私の方で制作させていただきました。

ロボットシステム本体はマッスル株式会社さん、デザインは岸啓介さん。そして、岸さんのデザインした梵天をベースとしたキャラクターを、私の方で制作したわけです。

岸さんから提供していただいたデータは、もちろん3DCGデータ。しかしながら、3Dプリントをするには、色々とデータの工夫が必要になってきます。

まずは、岸さんのお造りになった3Dデータを元にして、ほとんどすべての部品を、3Dプリンターの出力用にモデリングすることから始まりました。

とっても繊細で細かいディテールのキャラクターですので、かなり気を使う作業でした。

3Dプリンターでは、体積を持ったソリッド形式のデータが必要になりますので、どうパーツを分けて出力するか、後の仕上げ作業を考えて、組み立てやすく、塗装しやすいパーツに分けて、モデリング作業を行います。

出来るだけサポートは使わないようにモデリング、配置をしています。

これは、サポートを使うことで、余分な材料を使うことになり、その上、そのサポートも出力しなければならないので、サポートがないだけその時間も短縮できます。

時間とコストを削減できるわけです。

その上、サポートが付いている所は、付いていない所と比べて、表面が荒れてしまいます。その分の研磨作業も増えて来るわけです。

今回使用した3Dプリンターは、FDM(熱溶解式)プリンターで、ムトーエンジニアリング社のMF-2200D。そして、システムクリエイト社の「Bellulo」(ベルロ)です。

主にこの二種を使ってプリント出力をしました。プリンターの造形サイズ、精細さの差を考慮し、役割分担をしています。

ムトーエンジニアリング社の「MF-2200D」は、造形サイズが300×300×300と、このクラスのプリンターでは大きなものを出力できます。

システムクリエイト社の「Bellulo」(ベルロ)は、造形サイズは200×200×200と、「MF-2200D」の2/3のサイズになっていますが、繊細な表現が可能なため、ディテールの細かいパーツ、比較的大きくないものは、こちらを使用しました。

あと、大きな違いになりますが、スライサーソフト。「MF-2200D」は「Slic3r」ではなく、「Cura」を使用。「Bellulo」(ベルロ)は、標準の「SIMPLIFY 3D」を使用。

3Dプリンターの造形の出来を左右するのが、このスライサーソフトです。

「MF-2200D」の場合、「Slic3r」より「Cura」の方が繊細な表現が可能になるように感じました。

「Bellulo」(ベルロ)で使用する「SIMPLIFY 3D」は、かなり良いソフトです。繊細な表現も可能ですが、何より「サポートの外し易さ」が、このソフトの一番の売りではないでしょうか?

使用した素材は、Polymakerの「PolyMax」。

これは、PLAにも関わらず、耐衝撃強度は、一般的なPLAの8倍強というデータがあり、強度が強いと言われるABSと比較しても約20%も強いとされ、丈夫な素材になっています。

ロボットに使用する素材としては、良い素材だと思います。同社の「PolyPlus」と比べて、価格が少し割高なのですが、それでもその価値があるのではないでしょうか。

この「PolyMax」ですが、一般的なPLAや、同社の「PolyPlus」と比べ、後処理の研磨作業が格段にやり易い面もあります。あのPLA独特の変なネバリ、堅さを緩和して、よりABSに近い触感を得られます。

上記の条件にて、制作作業を行ったのですが、そのパーツの大きさ、多さにより、約一か月くらいはプリントしていたように感じています…。

まあ、正確には延べ半月くらい、二〜三週間はかかったんじゃないかと。

出力するパーツが大きくて多いってことは、表面処理のために研磨する作業も凄いってことですよね。ほんと、これ大変でした。

私がたまに教えに行ってる、大阪芸術大学の学生さんにもお手伝いしに来てもらい、とっても助かりました。

皆で黙々とゴシゴシゴシゴシ……

なんとか、ギリギリではありましたが、会期に間に合わせることが出来ました。

今まで3Dプリンターで作らせていただいたものの中では、ダントツに大変な作業でした(笑)

しかし、出来上がったロボットが、マッスルさんの力で動き出す所を見ると、「うわ〜! 頑張って良かった!」って、正直に思いました。

やっぱり、これ、完成した時の感動、そして、皆さんに喜んでもらえる。これに尽きますね!

さて、また大きい制作が始まります。次も頑張りますよ!

って事で、今回は具体的な(少しだけど)内容になりましたが、参考になれば幸いです。


【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
oda@f-d-studio.jp
http://www.f-d-studio.jp


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編集後記(04/07)

●ひさしぶりに、所蔵している単行本、文庫本、雑誌、コミックスの整理を始めた。10数年前に浦和の戸建て8LDK超から、現在のマンション3LDKに引っ越す時、絶対に収容できないから大量に処分した。惜しいけどじゃんじゃん捨てた。ゴミ置き場の本を漁るセミプロみたいな老人がいたので、処分する本を週二回、門扉の内に積み上げて、価値がある本があったら持って行ってくれと言っておいた。一か月ほどかかった。結果、選ばれた本は意外に少なかった。自分の思い入れと、中古本市場の価値観はだいぶ違うもんだなと思ったものだ。当時はネットオークションやブックオフなどで「売る」なんてこと考えもしなかった。

5部屋に分散して格納していた本の半分以上はなくなった。マンションに届いた引っ越し荷物で、最もスペースをとって重かったのが、本を詰めた段ボール箱だった。この箱群が姿を消すまで半年以上かかった。やがて、稀覯本ともいうべきコミックスやマンガ雑誌を中心に、ヤフオクで本を売るようになり、生活費を稼いだ(これホント、よく自慢するけど自虐な貧乏ネタ)。当時の値付けはヤフオクで同じ本の出品も参考にしたが、だいたい勘だった。そして今、ひさしぶりに少しづつ出品を始めた。たとえ捨て値で売っても、誰かが役立ててくれるのだから、資源ゴミの日に出すよりは有意義なはずだ。

ということで、値がつきそうな物件をデスク周りに積み上げ、一点ずつチェックする。値付けはアマゾンで検索し、マーケットプレイスの値段を参考にする。単行本、文庫本なら相当古いものまでヒットするのだから恐れ入りました。いつのまにこんな膨大な、本の検索と相場がわかるシステムができあがっていたのだ。そして驚きと失望。これは貴重な本だから、絶対高値をつけるに違いないと思っていたのに、驚くべき低価格がゾロゾロ。堅牢な造本でマニアックな妖怪図版集とか、いまや古典のSF大作とか、購入当時で数千円した本が、なんと1円+257円(関東への配送料)から。わたしの価値観はボロボロである。

ほかにも期待を込めて検索した結果の多くが、1円+257円(関東への配送料)である。マーケットプレイスの出品者は、1円で売ってもアマゾンが決めた送料の中から利益を出す。送料を抑えれば、いくばくかの差額が儲けになる。でもアマゾンに手数料を引かれると、小口では利益なんか出ないだろう。オークションで「258円」にはとても対抗できないし、利用料もとられるし、手間ひまを考えたら出品しないほうがいい。ということで、マーケットプレイスでそこそこの値がつくもの以外は処分、という方針に変更したから、資源ゴミの日(木:まさしく本日)の朝に台車を押して行く。ちょっと悲しい。 (柴田)


●なぜ戻れないのか、最初はわからなかった。/梵天さんきれい。動きを覚えるのか〜。

名古屋ウィメンズマラソン続き。少しでも寝られるように、当日のコンディションを良くしておきたいと気を使っているのに、だから連絡しておいたのにと、情けなくて泣きそうになった。

でもこれは自分も悪い。予約してすぐに電話で念押しをすべきであった。担当者の名前を聞いて、確約を取り付けるべきであった。

向こうだって、取れないかも〜なんて連絡したくないだろう。利便性の良いホテルは、喫煙禁煙の区別はないとか、確約できませんとかすぐに言うものなのだから、その時はこちらから断れば良かったのだ。

こういうホテルを使うしかない自分のスケジュール進行にも問題がある。参加するかどうかわからなくても、いや翌年の大会日が決まった時点で、ちゃんとしたホテルを予約したっていいぐらいだ。迷惑かけたくないからとキャンセルを躊躇してしまうが、向こうは慣れているんだから。

だいたい利便性が良く、6時半(かそれより前)から食べられるホテルが少ないから選択肢が限られてしまうのだ。近場に食べられるお店がないかリサーチしておくべきだ。新しいホテルだって増えてきているんだし。 (hammer.mule)