[4423] 「いただきます」の意味

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,800文字)



《やっぱ家で観るわ……》

■ゆずみそ単語帳[14]
 「いただきます」の意味
 TOMOZO

■グラフィック薄氷大魔王[536]
 「映画館が苦手」「うな次郎」他、小ネタ集
 吉井 宏




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■ゆずみそ単語帳[14]
「いただきます」の意味

TOMOZO
http://bn.dgcr.com/archives/20170927110200.html
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「いただきます」って英語でなんていうの? と、聞かれることがある。

Google先生に聞いてみると「いただきます」=「Let's eat」と出て来る(笑)。

いや確かに、「ごはんを食べる前に言う言葉」という意味では合ってるけど。しかしもちろん「Let's eat(さあ食べよう!)」と「いただきます」は、それ以外のあらゆる意味で、イコールではない。

アメリカ人が食事のたびに「Let's eat」と言っているかというと決してそうではない。

「Let's eat!」をどんな場面で言うかというと、例えば人を招いた食事の席で、ご馳走がテーブルに揃ったとき。その家のホストが、テーブルに出すべきものが全部揃ったのに目を配って、「さあ食べましょう」と言う。

当然ながら、招かれた側が言うことではない。「Let's eat!」には「さあどうぞ、遠慮なく食べてね」というほどの意味がこめられている。

「いただきます」とは立ち位置が正反対の言葉なのだ。

「英語にはこれ(いただきます)に相当する表現はないので、 “Let's eat!”
「さぁ、食べよう!」と言いましょう」

……なんて書いてあるサイトがあったけど、たとえば食事に招かれた留学生がそこの家の人を差し置いて、無理に「Let's eat!」なんて言ったら、どうにもたまらないほど微笑ましくなっちゃいますよ。

「いただきます」を言わないと落ち着かないなら、日本語で堂々と言えばいいのだ。そこで「何を言ってるんだ?」と不思議がられたら、「日本では食事の前にこう言うのだ」と説明してあげればいい。

でも「それってどういう意味?」と聞かれて、答えられる人はどのくらいいるだろうか。

わたしは自分でご飯を作って、一人で食べる時でも「いただきます」を言う。

長年にわたり、ごく漠然と、「いただきます」「ごちそうさま」は、食べものの恵みに感謝する簡易版お祈りのようなものだと解釈していた。

自分が育てたわけでもない食べものが、複雑な世の中をめぐって手に入ることへの感謝、ちょっと前まで生きていたもの(植物も含め)を栄養分として身体にもらうことへの感謝、味わえることへの感謝、など。

でもこれは共通の認識ではないことを最近知った。

下田美咲さんという、若く可愛らしいお嬢さんが書いているコラムに「いただきますを言う人は何にも考えていない」という記事があった。

「自分が料理を作る時は、一秒もムダにせずにあたたかく美味しいうちに食べてほしいから、そんな意味のない定型的なことを言ってる暇があったらさっさと食べるほうが、作った人に対する礼儀にかなっている」という主旨だった。

https://cakes.mu/posts/16805?utm_source=owned%20media&utm_medium=mail&utm_campaign=20170712m&r=20170712m

なるほどー! 「いただきます」は単に作った人(あるいは、おごってくれた人)に対するお礼の挨拶だと思っている人もいるんだ! これはちょっと新鮮な驚きだった。

そうかと思えば、浄土真宗の僧侶である大來尚順さんという方が『東洋経済』に書いているコラムには、

「本来『いただきます』の前には『いのちを』という言葉が隠されているのです。これを英語にすると『I take your life.』(私は「いのち」を奪う)となり、ストレートでわかりやすくなります。」

「この意味を踏まえると、まず『いただきます』と口にして思うべきことは、『申しわけない』という他のいのちへの懺悔(ざんげ)なのです。すると自ずと頭が下がります。そして、そこから感謝が生まれてくるのです。」

……と断言されている。

http://toyokeizai.net/articles/-/149451

「いただきます」は、料理を作った人やおごってくれた人にだけ向ける挨拶だと思っている人もいれば、「他のいのちへの懺悔」にまで思いを馳せている人もいる。

どっちかが正しいということはないと思うが、日本人の中でも「いただきます」について、こうまでとらえ方が違うのだ、とあらためて驚かされる。

日本人はずっと昔から「いただきます」「ごちそうさま」と言い続けてきたはずなのにこれほどコンセンサスがないとは不思議。……と思ったら、それも違った。

なんと、この習慣が全国に定着したのは昭和になってから、という説が有力のようなのだ。知らなかった。

そういえば、明治や大正に書かれた小説の食事風景で誰かが「いただきます」と言っている場面を読んだことがない気がする。

ウィキペディアのリンクで篠賀大祐さんという方の「日本人はいつから『いただきます』するようになったのか」という電子書籍を見つけて、読んでみた。

短い本だが、「いただきます」と言う時に合掌する人が多い地域と、少ない地域を比較した、分布図も出ていて面白かった。

語源と歴史については、「いただきます」を飲食の意味で用いるのは、狂言にも例があるので歴史は古いが、17世紀はじめ頃の日本語とポルトガルの辞書には「いただきます」の項に食事に関する挨拶の意味が載っていないことから、その当時には一般的な用法ではなかったと思われる、という主旨のことが書かれている。

著者の篠賀さんは、「いただきます」「ごちそうさま」には方言が存在しないということに注目して、したがってこの言葉はテレビや新聞ができてから全国にひろまったのではないか、と指摘している。これは鋭い視点だと思う。

さらに、柳田國男が昭和17年に書いた「最近はやたらにイタダクという言葉が乱用されているが、これはラジオの料理番組のせいであろう」という主旨の文章を引用して、やはり「いただきます」はこの文章が書かれた昭和17年頃に普及し始めたのだろう、と結論している。

また、昭和初期の調査で、調査対象となったすべての家庭が神棚や仏壇にご飯を供えていたという結果にもとづき、篠賀さんは「現在では仏壇や神棚のない家も多くなっている。そのため、食前のお供えの風習が変化し、仏に対しての祈りの仕草である合掌が、食事の挨拶の仕草となったのではないだろうか」と書いている。

篠賀さんの言うように、「いただきます」「ごちそうさま」は、神仏に手を合わせる代わりの行動として根づいた習慣なのだろうか。そうだとすれば、やはり、うっすらと、ではあっても「祈り」の性格をもった習慣だといえる。

でも考えてみれば奇妙なことに、「何に」手を合わせるのか、「誰に」言っているのかについて、日本人の間にほとんど共通の認識がないし、意識している人も少ない。

だから下田さんのように、あくまでも人対人の意味のない挨拶だと考える人もいるほど、自動的な言葉になっている。

わたし自身の考え方は僧侶の大來さんの主張に近い。「いただきます」は、生命を殺して食べるという行為を自覚して居ずまいを正したり、食べものが手にはいるということ、しかもおいしく食べられるということについて感謝したりするために使える便利な儀式であり、そうやって使えば世界一コンパクトな祈りにできる、素晴らしい習慣だと個人的には思う。

「祈り」にはいろいろな力がある。本当にいろいろある。

真摯な祈りにはともかく確実に、人の意識と行動を変える力がある。

でも、日本には意外と祈りの効用を知らない人が多いと思う。神社仏閣が無数にあるのに、生活の中に祈りの習慣を持っている人はとても少ないし、「宗教っぽい」行為というだけで眉をひそめられるのが、ごく一般的な感覚ではないかと思う。

日本は明治から昭和の短期間に国家宗教を作り上げて、敗戦でそれを喪失した国だ。

日本の人の宗教に対する嫌悪感にちかい警戒心には、日露戦争から第二次大戦敗戦までの、爆進して玉砕した神国日本時代の記憶が少なからず関係しているのではないかと、私は思っている。

「いただきます」「ごちそうさま」が、その国家宗教の喪失と前後して全国の習慣になったということは、本当に興味深いと思う。

「いただきます」にはコンパクトな祈りになるパワーがある習慣だと思うけど、でももちろん、祈りというものは人に押し付けたりするべきたぐいのものではない。

篠賀さんの本には、移転先の地域の学校で、給食の時に合掌をさせられたのを宗教行為の強制だとして訴えた親子のエピソードも紹介されていた。

学校で合掌するように強制したりするのは、確かに止めたほうがいいと思う。祈りも懺悔も感謝も、無理やりやらされても何の役にも立たない。

祈りが意味を持つのは、祈る人が心の底からその必要を感じたときだけだからだ。祈りの作法と必要性が統一されていた社会は、もう過去のものになってしまった。

「いただきます」「ごちそうさま」は、神様の存在があやふやな日本という国で、きっと生活の中の何かの必要を果たしている。

それは人によって違うのだと思う。祈りなのかもしれないし、食べるという行為の落ち着かなさを緩和する合図なのかもしれない。


【TOMOZO】yuzuwords11@gmail.com

米国シアトル在住の英日翻訳者。在米そろそろ20年。
マーケティングや広告、雑誌記事などの翻訳を主にやってます。

http://livinginnw.blogspot.jp/
http://www.yuzuwords.com/


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■グラフィック薄氷大魔王[536]
「映画館が苦手」「うな次郎」他、小ネタ集

吉井 宏
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●映画館が苦手

「ダンケルク」をIMAX(2D)で観てきた。最近よく「映画館は苦手。家でディスプレイで見る主義」とか書いてたけど、ちゃんとしたものを観ればそういう特殊な考えを払拭できるかも。と思って「最高の設備の映画館で観るべき」と評判のこれを観に行ったわけです、が。

映画館やっぱ苦手だわw エクゼクティブシートの手前のど真ん中という悪くない席なんだけど、画面が大きすぎて目が追いつかない、というか、画面の真ん中しか見えないw

「ダンケルク」は海岸や空など広い構図が多いので最悪ではなかったけど、予告編の「猿の惑星:聖戦記」などでは動きが速くて目がついていけなかった。もちろん字幕も読みづらい。視線の移動が遅いのは老化?w

IMAXは画面が大きいのが特長だそうで、いちばん後の席だったらマシだったかもしれない。少なくとも次回は、IMAXでない普通の画面を選ぼう。

若いときは「スター・ウォーズ」とか、最前列で観て没入してたけど、今は画面全体をラクに見渡せる画角でないと観にくい。パソコンのディスプレイも、27インチじゃ広すぎなので24インチを使ってるし。

エクゼクティブシートの後に、グランド・エクゼクティブシートってのがあるのだが、そこなら見やすいかもしれない。6000円もするし、ウェルカムドリンク付きw 映画の前の数時間は、飲み物厳禁なんだけどな。

最もまいったのが音のでかさ。銃撃とか爆発とかの音にいちいち心臓ドキッとするし、衝撃音がキツすぎて耳を塞ぎたくなってしまう。ノーランの映画は不安な音が「ウォ〜〜〜〜」ってずっと鳴ってるし。

客席にボリュームつまみがほしいw 何ならヘッドホンでもいいし。

やっぱ家で観るわ……。多少の割増料金払ってもいいから、新作映画の公開と同時に配信すればいいのになあ。

一応、「ダンケルク」について一言。

目の前の現実の世界で起きてることを、最高の高画質で体験する映画。撮り方の演出というか、作為をほとんど感じない。ストーリーもほぼ無く、三つの視点で実際の出来事を淡々と追うだけ。

面白いとかサスペンスとか感動とか、そんな次元から超越してる。そこに「在る」だけ。

実写にこだわって、全部実物で撮ってるそう。従来の「こうやったら迫力ある」「こうやったらカッコイイ」の演出がほとんどない(ように思える)。

不満な点。30万人の脱出にしては、兵士や飛行機や船の数が少なすぎてスケールが小さく見える。段ボール兵士使ってもまったく足りない。

適材適所でCGで補っていいのに。誰も文句言わないよ。空中戦もあれがリアルなんだろうけど、馬力不足感と、動きが繋がらない感が気になった。

不安な「ウォ〜〜〜〜」音が鳴り止む瞬間はハッとする。

昔テレビでやってた、ジャン・ポール・ベルモンド主演の「ダンケルク」(1964年)、予告編がYouTubeにあった。絵面は海岸や船など共通してるけど、従来の戦争映画的迫力やスケールで言えば、こちらも相当のもの。まあ、こういう撮り方にはしたくなかったんだろうな。



●iOS11来た!

iPad Proで今までどうやってもできなかった「Dropboxなどで資料を左側に表示しながら右側のProcreateでスケッチ」ができた〜!

http://www.yoshii.com/dgcr/iOS11_splitview.jpg

従来のSplit Viewでは、右からアプリ画面を引き出せるものの、置きたい側に置けなかった。何度も試してダメだったのであきらめてた。

Adobe Sketchでも確認。これでiPad Pro単体でドローイングするのが苦じゃなくなる! iPadをもっと活用したい!(ただし、Split ViewしてるとProcreateのブラシの動きがやたら重い?)

ファイルブラウザ、iPadの中身ではなくiCloudドライブやDropboxの中身を見れるだけだった、残念。と思ったら、そうか、全部クラウドに置く前提ならこのほうが都合がいいわけか。作業する必要があるものだけ、ダウンロードすればいい。

●「うな次郎」食べた

今頃? って感じだけど、例の偽ウナギ「うな次郎」をスーパーで見つけて食べてみた。見た目はウナギに似せた作り物感大きいw ところが、箸で動かしたり、つまむと感触はかなりウナギ。弾力のある黒っぽい皮までついてるw

http://www.yoshii.com/dgcr/unagi_IMG_1593.jpg
http://www.yoshii.com/dgcr/unagi_IMG_1595.jpg

口に入れた最初のホロッとした感じも相当ウナギに近い。でも、一瞬だけ。味はよくわからない煮魚風。まったくウナギの味はしないw タレと山椒がおいしいので「ウナギじゃないけどおいしいおかず」だな。

ウナギらしい味とは何だろう?w 脂肪分だろうな。魚の脂を練り込んでくれたらそれっぽくなるかも。そういえば、うな丼もうな重もいつ食べたか記憶にないくらい食べてないなあ。

●Mail.appの「ルール」の極小裏技

Mail.appを選別してフォルダ分けする「ルール」。広告や掲示板やSNSのお知らせメールをいちいち選り分けるのが面倒なので、初期から細かくルールを作成して何百個。

Macを新規インストールするなどしたMail.appの使い始めに、ルールのチェックボックスが全部オフになってるのを、オンにするのが大変な作業w

で、以前に廃止した「SNS2」というメールフォルダ。でもそのルールに適合するメールが届くと、新しくSNS2フォルダが作成されてしまう。

もう一年以上前から、SNS2にメールが入ると、その都度アドレスを見てルールを「SNS」に書き換えてきた。でも、今でも一か月に一度くらいはSNS2に入ってしまう。ルールの中を探すのがしんどい。ルールの設定画面に検索機能がないので。

しばらく前に、ルールの初期設定「SyncedRules.plist」をテキストとして開く方法を見つけた。メールアドレスで検索、ルールリストのだいたいどのあたりか見当付けて、ルールを書き換えてきたのだが……。

そうか! 「SNS2」を検索して「SNS」に一括置き換えしてそのまま保存。残ってた20個くらいが置き換わった。

テストしたらちゃんと「SNS」フォルダに入るようになってる。なぜこの方法を今まで思いつかなかったのか! これであのアホな作業から解放された〜。


【吉井 宏/イラストレーター】

HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

「ダンケルク」上映前の予告編は「猿の惑星」「ブレードランナー」「スター・ウォーズ」など。今年は西暦何年だ?w

安室奈美恵さんが引退だそうで。1995年のマクセルのカセットテープのCMに、僕のイラストのパッケージが登場してたのでした。そういえば、ひつじのしつじくんとCMで共演してた、堀北真希さんも引退しちゃったし orz



・スワロフスキー干支モチーフの「ZODIAC」発売
https://www.fashion-press.net/news/33277

・スワロフスキーのLovlotsシリーズ「Hoot the Owl」
http://bit.ly/2ruVM9x

・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii


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編集後記(09/27)

●渡辺惣樹「誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く」を読んだ(2017/草思社)。「裏切られた自由」はアメリカ第31代大統領ハーバート・フーバーによる第二次世界大戦の回顧録だ。開戦にいたる経緯から戦後の後遺症まで膨大な史料を用いて書かれた超大冊で、筆者による翻訳本が草思社から二巻にわけて刊行されている(計19,000円超!)。

この本は、筆者が自身の翻訳した同書の主要な論点を解説し、同書の記述をもとに第二次世界大戦の真実を浮き彫りにするものだ。大著を読み解くためのガイドブックである。Q:誰が第二次世界大戦を起こしたのか A:主犯はアメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領(FDR)だ。……日本人の知らない真実。

なぜこんな途轍もない大著になったのか。フーバーは一次資料を重視し精力的に集めた。それにより内容を深化させ、FDRの外交の全貌を正確に把握し、世に知らしめたかったのだ。自身の意見を抑え、事件の連鎖の描写を通じて、事実だけに立脚している。彼が批判を加えると、FDRの外交があまりに愚か過ぎることが明白になり、アメリカの戦後外交は根底から破綻するからだ。

日本の真珠湾攻撃の報が伝わったとき、フーバーは攻撃そのものには驚かなかった。FDRがついに何か「やらかしたな」という感触を抱いた。当時アメリカでは、80%を超える世論がヨーロッパ戦争への不干渉の立場だった。誰もが英仏の対独戦争の動機がわからなかった。議会でも75%が参戦反対だった。

「国民も議会も我が国の参戦に強く反対であった。したがって、大勢をひっくり返して参戦を可能にするのは、ドイツあるいは日本による我が国に対する明白な反米行為だけであった。ワシントンの政権上層部にも同じように考える者がいた。彼らは事態をその方向に進めようとした。つまり、我が国を攻撃させるよう仕向けることを狙ったのである」とフーバーは書く。

FDRは日本に対し次々と経済制裁を科す。戦争行為そのものである。英国とオランダを巻き込んで、対日強硬外交をエスカレートさせた。講和を望む近衛首相が要請する首脳会議を実現させなかった。FDRは外交交渉による解決を拒み、武力衝突を望んだ。対日最後通牒「ハル・ノート」が野村大使に手交された。

それらのことは議会にも国民にも知らされなかった。対日強硬外交の目的であった真珠湾攻撃が実現した。ところが、被害はFDRの想定をはるかに超えたため狼狽し、何も知らされていなかったハワイ陸海軍の将軍に責任を負わせた。真珠湾はFDRの狙い通り、戦いに消極的な国民を戦争に導く為の口実になった。

フーバーは、原爆使用の愚かさについても一章を充てている。日本に降伏の用意があるのを知りながら、アメリカが原爆を落としたのは、スターリンに見せつけるためのものだった。彼はソビエトを連合国の一員としたことの愚かさを「晒し」、FDRとチャーチルの戦争始動が、いかに間違っていたかを明らかにした。フーバーの作業は20年以上続き、死後47年経って出版された。(柴田)

渡辺惣樹「誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794222777/dgcrcom-22/


●「いただきます」「ごちそうさま」には方言が存在しない……ほんとだ!

/iOS11にして、ポケモンGO Plusにバグ発生。ボタンを押すが、規定の回数分光り終わるまでゲット動作に入らない。反応が遅いとジョギングに使えない〜。

/昨日の続き。JR各駅で車掌さんがホームに降りる。腕時計を見て、タイミングをはかり、ホームにあるスイッチを押す。と、発車音楽が鳴り、自動アナウンスが流れる。「ドアが閉まります、ドアが閉まります〜」いつからこんなやり方になったんだっけ?

券売機に並ぶ人も減った。いや、その前は券売機もなかったんだよね。窓口が対応していたんだ。コンビニやスーパーのレジも、セルフレジが増えてくるから、レジのパートの競争率が上がったり?

自動運転が本当の意味で実用化されたら、飲酒後でもマイカーに乗れたりするのだろうか。となると運転代行の仕事はどうなるんだろう。タクシーの運転手さんは? 会社役員の運転手らは? 続く。 (hammer.mule)

大阪環状線発車メロディ 全19駅コレクション


大阪環状線旧発車メロディー。馴染みがない〜


【完全版】大阪市営地下鉄 発車・接近メロディ・駅メロ集

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【阪急電鉄】これぞ阪急梅田の集大成! 全種別全行先発車メロディー

なんだかはまる

近鉄特急 新発車メロディ。近鉄も入れとく


京阪電車 発車メロディー集。止まらない……


京阪電車は大変な放送を流していきました。ずるい〜