[4646] 関西の3Dプリンター関連展示会が熱い◇その記事、煽ってませんか?

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《これは見逃せないですよ〜〜〜〜〜〜〜〜!》

■3Dプリンター奮闘記[110]
 関西の3Dプリンター関連展示会が熱いのだ!
 織田隆治

■crossroads[49]
 その記事、煽ってませんか?
 若林健一




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■3Dプリンター奮闘記[110]
関西の3Dプリンター関連展示会が熱いのだ!

織田隆治
http://bn.dgcr.com/archives/20180927110200.html
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急に寒くなったと思ったら、また西日本に台風の脅威が……。
もう勘弁してほしいですねぇ……。

今日も大阪は昼ごろから雨が降り始め、急にまたぐっと寒い感じです。

そんな中、大阪、心斎橋大丸12階にて、3Dプリンターの最先端アート作品が展示されています。

大丸心斎橋デジタルアートギャラリー「3Dプリンターアート」
https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/dgcatalog/3d_art/html5m.html#page=1

開催日程:
2018年9月26日(水)〜30日(日)
26日(水)12:00〜20:00
27日(木)〜29日(土)10:00〜20:00
30日(日)10:00〜18:00

会場:
大丸心斎橋店 北館12階 滝の広場

協力:
ULTRA MODELERS
FULL DIMENSIONS STUDIO
Apple Tree株式会社
株式会社ホタルコーポレーション
株式会社ロイスエンタテインメント

実は、私もこちらの展示会に、FULL DIMENSIONS STUDIOとして協力させて頂いています。

今回の企画では、最近の3Dプリンターの発展と、それを活用しているクリエイターの方々の最先端アート作品を見ていただき、3Dプリンターの可能性や表現力等を身近に感じてほしいと思っています。

ところが僕の場合、お仕事で作るものは当たり前ですが、クライアントさんがおられて、なかなか一般にオープンにできないものばかり。

工業製品のプロトタイプやロボットの外装、展示に使われるものなどなど。どうしてもお仕事で制作しているものを展示するには、ちょっと難しい状況。

趣味で制作するものについては、そんなに「こだわり」はないつもりなんですが、ほとんどが手作り作品となり、なかなか主旨に沿うものが用意できません。

はじめは、どうしようかなぁ……。クライアントさんにお願いして、作品を展示させてもらおうかなぁ……なんて思っていたんですが、あまり時間もなかったんですよね。

そこで、僕の友人の3Dクリエイターさんに声かけて、その方の作品を展示していただく側にまわりました。

吉井 宏さん「TDWキャラクターズ」
松本文浩さん「ジェニファー」他
小林康之さん「みかんかっぱ」
大上竹彦さん「ナイトくん」
福井信明さん「異世界のさらに果て」
西川勝博さん「金魚のランプ」他

僕のご紹介させていただいたクリエイターの方々です。みなさん、バリバリ作品を制作されている方ばかりです。僕の尊敬している方々です!

吉井さんは、デジクリをお読みの方には説明いらないですね。

松本さんは、フィギュア等のモデリングをされていて、大阪芸術大学などで教鞭をとられている、人気原型師さんです。

小林さんは、ジュエリーデザイナーさんですが、色々な方面で活躍されているクリエイター。

大上さんは、本業は建築関連のCGクリエイターさんですが、ここ数年、ZBrushの担い手として、色々なフィギュア関連の原型も手がけられている凄い人。

福井さんは、ZBrushの本も多数出版されている、知る人ぞ知る超クリエイターさんです。

西川さんは、奈良の飛鳥にてお土産ショップを開かれていて、3Dプリンターで制作した作品を、実際の商品として販売されているという、まだあまり世間では一般化されていない事業を手がけられています。

僕の実家が隣町ということもあり、ときどき訪れるのですが、本当に面白くて可愛くて、素晴しい作品を作られていますよ。

「飛鳥おもいで堂」
明日香村・飛鳥の観光情報ポータルサイト「旅する飛鳥ネット」より
https://asukamura.com/?page_id=11012

奈良県高市郡明日香村岡1218
営業時間 10:00~18:00
定休日 火曜日(祝日の場合は営業)

奈良、飛鳥へお越しの際は是非是非お寄りください!(^_^)

展示会の詳細はこちらにも掲載されていますので、ご覧頂けますと嬉しいです。

3D PRINTER ART 3Dプリンターアート
https://shinbura-net.com/art/3d-print/

本日、朝から大丸さんにお邪魔して、搬入をしてきました。あいにくの雨模様になりましたが、良い展示になりました!

展示されている涌井さんにもお昼に会場でお会いし、色々とお話しできて、本当に楽しかったです!

これからの時代、3Dプリンターの占める役割はとても重要な要素になってきます。最近あまりマスコミでも取り上げられていないんですが、これを機会に少しでも皆さんに興味を持っていただき、今後の発展に少しでも協力できたらな〜と思っています。

3Dプリンターアート関連では、後続として以下の展示会も開催されます。

「ウルトラモデラーズ」
https://camp-fire.jp/projects/view/87218

デジタル造形ソフト/CGソフトで、フィギュアやアート作品を制作したり、映像やゲームに関わって仕事をしているクリエイターに焦点を当てたアート作品展示。 またクリエイター/アーティスト、学生、企業、学校など、モノづくりの様々な領域で活躍する人が集まるコミュニティー「ウルトラモデラーズ」の始まりの展覧会。(以上、CAMPFIREより抜粋、引用)

今年11月23日(金)〜25日(日)の3日間、大阪日本橋のボークス8階にて行われます。こちらも合わせて楽しんでいただけたらいいな〜と思います。

最近涼しくなりましたが、関西の3Dプリンター事情は熱いです!

ということで、僕が開催している「シゴトバLAB 3Dプリントコンテスト03」10月15日(月)がエントリー締切となります。

https://shigotoba-base.com/event/1027/

【応募期間】
2018年7月1日(日)〜210月15日(月)
【発表 / 授賞式】
2018年11月25日(日) 会場:シゴトバBASE北堀江

まだまだ追い込みでエントリー可能ですので、ご応募絶賛募集中です!

この度、ZBrushで活躍されていて、このコンテストの審査員でもある大阪の大上竹彦さんと、東京から福井信明さんにお越しいただき、授賞式/展示懇親会にて、お二人のデモやセッション等も企画しております!

これは見逃せないですよ〜〜〜〜〜〜〜〜!

是非是非ご応募ください!

また、展示懇親会には、ワンコイン(500円)にて、コンテストにエントリーされた方以外もご参加可能です。

ということで、いま関西で熱い3Dプリンターの状況をお知らせ致しました〜!


【織田隆治】

___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____
oda@f-d-studio.jp
http://www.f-d-studio.jp


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■crossroads[49]
その記事、煽ってませんか?

若林健一
http://bn.dgcr.com/archives/20180927110100.html
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こんにちは、若林です。

ちょうどこの文章を書いているタイミングで、こんなニュースを知りました。

「Excel」にAIをフル活用した高度な新機能が4つ追加される
https://gigazine.net/news/20180925-excel-4-new-features/

人工知能(AI)による画像認識で、カメラで撮影した書類から表データとして取り込んでくれるのだそうです。

問題は取り込み精度ですね。書類の内容が正しく取り込まれているかどうかは人間が確認しないといけないので、もし誤認識が多いようだとかえって手間がかかってしまうかもしれません。

これからは、タイピングが速い人よりも、文字のきれいな人の方がExcelを使いこなせるようになるのかも。

「AIに認識してもらえるペン字教室」ができてきたりしてね、意外と冗談ではないかもしれません。

■知られていないクレジットカードのルール

さて本題ですが、こちらも先日見つけたこちらの記事にまつわるお話です。

クレジットカード決済、「○円以上のみ」や「ランチは使用不可」はNG! “加盟店契約”違反のお店への対策は?
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1809/23/news003.html

記事の内容は、以下のとおり。

・クレジットカード会社と加盟店は、クレジットカードの利用に関して制限をつけてはならないという契約を結んでいる。

・手数料分を上乗せして請求してはならないということも、契約の中に含まれている。

・でも、お店によっては金額や商品によって、クレジットカードの利用を制限している場合がある。

・場合によっては、手数料分を上乗せして請求される場合もある。

・それらは加盟店契約違反なので、抗議し是正されるべきであり、泣き寝入りしてはならない。

書かれていること自体は間違いではないですし、このことを知らない方も多いでしょう。しかし、視点として抜けているところがあります。

この契約を完全に遵守しなければならないとすると、お店としては手数料負担が大きくなるので、全体的に値上げをせざるを得なくなります。

この記事を書いている人、もしくはこの記事の内容に賛同している人は、そのことを許容するのでしょうか?

おそらく、許容しないでしょうね。

この記事をSNSでシェアしたところ、友人が以下のコメントをつけてくれました。

「現金割引は多くのガソリンスタンドでやっているので、すべての価格にクレジットカードの手数料を上乗せした上で、現金割引をするのはOKなのでしょう」

これはとてもわかりやすい例ですね、ガソリンスタンドでは、多くの方がクレジットカードを利用しています。

その手数料をすべて店が負っていたのでは、経営が厳しくなるので、手数料分を商品価格に反映し、現金支払いのお客さんには現金値引きする形を取っているのです。

逆に言えば、現金支払い以外のお客さんには手数料を上乗せしているわけ、この方法なら文句を言われることはありません。

メーカー品のように標準小売価格が定められている商品では、このような方法を取ることはできませんが、飲食店のように商品の値段をお店で決められるケースでは、このような形を取ることができます。

これが一般的になってくれば、今まで制限なくクレジットカードを支えていたお店でも、同じようにするでしょう。

でも、それが本当に良いことなのか、お店やお客さんにとって幸せなことなのかと考えた時に疑問は残ります。

■一歩引いてものごとを見よう

この記事を書いた人は、ここまでのことを承知で書いたのか、それともそこまで考えが及んでいなかったのか。

後者ならどうしようもないのですが、前者ならこれはいわゆる「煽り記事」。

こういった煽り記事に流されることなく、自分で考える習慣を身につけたい。そのためには、日頃から身の回りの色々なことに目を向け、考えておくことが必要です。

「ガソリンスタンドが現金値引きをする仕組みは何か?」ということに考えを寄せてみるだけでも、社会の仕組みが見えてきます。

もちろん、ルールを守らなくてよいとは言いません。決まっているルールは守らなくてはなりません。

しかし、そのルールがみんなにとって良いかどうかは考えるべきであるし、みんなにとって良いルールではないのなら、どんどん見直すべきです。それができないなら、現場レベルでバランスをとっていくことも必要だと思います。


【若林健一 / kwaka1208】
https://croads.jp/aboutme/
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編集後記(09/27)

●有馬哲夫「こうして歴史問題は捏造される」を読んだ。日本に対する韓国の「慰安婦」、中国の「南京事件」ハラスメントが続いているのはなぜか。日本の新聞やテレビがそれに迎合して、歴史を歪曲させるのはなぜか。問題の根本は「歴史リテラシー」の欠如にあるという。プロパガンダに与せず、イデオロギーに依らず、謙虚に歴史を見つめる作法を説いた、稀にみる良書である。

日本のジャーナリズムでは、予めシナリオを書き、それに基づいて取材し、記事や番組にすることが普通に行われている。冤罪を生む検察と同じ手口だ。実害の大きな問題が起きても、あまり罰せられない。この状況を逆手にとり、悪用して、でっちあげ記事を書くする輩も多い。現在のテーマや問題を扱うとき、時間的制約があるのでという言い訳は、ある程度は許容されているらしい。

だが歴史については許されない。限られた時間で報道するには、踏まえるべき資料、裏とりを要することが多すぎる。ジャーナリストが手がける歴史ものに捏造が多い理由だ。歴史は彼らの都合にあわせてあるのではなく、資料も彼らのシナリオや意図とは無関係に存在する。大抵の場合、特定の人物の反証不可能な証言を中心に、不都合な反証を一切無視する捏造の記事、番組が生まれる。

NHKの歴史番組関係者は、企画に都合のいい証言者を仕立て、第一次資料などを切り貼りし、反証を無視し、トンデモ捏造をする。2016年6月8日の「決断なき原爆投下」は、トルーマンと軍部の間に確執があり、大統領が「軍事目標に限定し、女性や子供に向けて使用しないように」と命令したにもかかわらず、軍部が広島・長崎を軍事目標と偽り原爆を投下した、という途方もない内容だった。

NHKは2001年7月25日の「原爆投下トルーマンの決断」で、トルーマンの原爆投下のプロセスを新資料を織り交ぜ明らかにしていた。NHKは正反対の番組を放映するのに一言の説明もない。「決断なき原爆投下」は、資料としては最も危険な個人的記録と証言により構成されていた。それはグローヴス少将の証言とトルーマンの日記で、原爆投下はこの二人が議論していたかのようの誘導する。

原爆はケベック協定のもと、イギリス、カナダ、アメリカが共同開発したものであって、アメリカの単独開発ではない。これは原爆関係に触れるときに、絶対押さえておかなければならない基本知識である。この協定の存在はNHK番組にとって都合の悪い反証となる。アメリカはイギリス・カナダの同意なしに、日本に原爆を使用することはできないのだ。だからNHKはこれを無視した。

さらにNHKは、原爆投下に重要な決定を下したアメリカ側の「暫定委員会」すら無視した。この委員会が原爆投下を決定していくプロセスを時系列で示した資料群は、ハリー・S・トルーマン大統領図書館にあり、その電子テキストはネット公開されている。世界中の無数の人がこれらを読んで内容を知っている。

番組ではトルーマンは原爆について何も知らなかったので、グローヴスの助言に頼ったという。グローヴスは原爆開発の現場責任者ではあるが、原爆開発全体の責任者であるスティムソン長官に、逐一判断を仰ぐ一軍人に過ぎない。戦後の核開発から完全に締め出された、負け惜しみの自己礼賛に過ぎない。

トルーマンの日記を引用しているが、それはすべて後世の人々に非難されることを想定して、自己欺瞞と責任逃れのために書かれたものであり、資料としては使えないことは周知の事実である。NHKは資料として最も危ない個人証言を、都合のいいところだけ使う。そうしないとトンデモ企画の無理は通らないのだ。NHKの歴史番組の捏造は構造的なものである。初めて聞く真実。つづく(柴田)

有馬哲夫「こうして歴史問題は捏造される」新潮新書 2017
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106107341/dgcrcom-22/


●大丸攻めてる!/現金値引きってそういうことか〜。いくら以上〜で断られたことは何度かある。お店の負担だもんなぁ、手数料かかるもんなぁと気にしていなかった。利便性もあってお金をあまり持ち歩かず、クレカ(少額決済だとiD)を使うのだが、ポイントが結構貯まる。

消費税が常に6〜7%になっているようなもので、年間出費の1%がいくらになるか? 塵も積もれば山となる、なのだ。そういえば、飲食店のクーポン利用条件に現金のみと記載されているものが増えてきているような。

/iTunesにXSが認識されない続き。G4は10.10.5(Yosemite)だったので(汗)、足りていないわとApp Storeでアップデートを調べたが無し。次のEl Capitanはアップデートとして用意されていなかったのね。

「Capitan」で検索をかけたら出てきたのでインストール。ちなみにうちのG4ではEl Capitanまでで、それ以上のOSは入れられない。

インストールに半日はかかったように思う。残り31分が長かった〜。フリーズしているのかと思ったが、ハードディスクが動いていたので放置していたよ。

OS、iTunesともに要件通りになった。が、認識しない。別のマシンでいったんバックアップを取ったから? でもそんな例は検索しても出てこない。 (hammer.mule)