クリエイター手抜きプロジェクト[627]IoT編 M5StickC Plus & Raspberry Pi
── 古籏一浩 ──

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今回は、先週発売されたM5 StickC Plusについてとか、Raspberry Piとか、何となく書いていきます。プログラム的な事は今回は多分ありません。本当にデジクリ夏休み前の気の抜けた、とても適当な内容です。なので少しくらい間違っていても軽くスルーしてください。

先週M5StickC Plusが発売されたので早速入手しました。

・M5StickC Plus
https://www.switch-science.com/catalog/6470/

M5関係の新商品は入手が難しいので、発売されたらすぐに購入しないといけません。もっとも、買い占めることができないように、一人2個までとなっていることもあります。

一度購入機会を逃すと次は数週間後になるので、M5系の新商品が欲しい場合は、まめにチェックした方がよいと思います。通常は金曜日に新商品が出るのですが、今回は違いました。M5系デバイスの購入は油断大敵、日々のチェックが大事です(まあ、国内で販売される前に、公式Twitterなどで情報が流れてくることもあります)。

・M5のTwitter
https://twitter.com/m5stack





ノーマルのM5StickCと比べて、画面がだいたい2割増しでスピーカー付きです。ノーマルのM5StickCは、音を出すにはスピーカーハットが必要でしたが、M5StickC PlusではGPIO2に出力すれば音が鳴ります。

・Speaker Hat
https://www.switch-science.com/catalog/5754/

M5StickC PlusもM5StickCと同じように、WiFiなどの設定を行います。設定画面などは、以前の味気ない画面と比べて結構派手(?)になりました。

ブロックを使ってプログラムできるUIFlowをつかう場合は、ファームウェアをUIFlow 1.6.0-plusに書き換える必要があります。1.6.0-plusでなくて1.6.0でも多分動くと思いますが、試していませんので何とも。

M5StackやStickCのファームウェアを書き換える場合、以下のページにあるM5 Burnerを使います。以前のバージョンは、環境によってはどう頑張っても書き込めないことがありました。以前は書き込めなかったマシンで、最新版のM5 Burnerを使ったところ、今度はあっさりと書き込めました。

また、以前よりも分かりやすい(表記ミスなどはありますが軽くスルーしましょう)UIになっています。書き込むハードウェアを選択して、ファームウェアのバージョンをダウンロードします。Burnボタンをクリックして、ファームウェアを書き換えます。書き換えは数分で終了します。

・M5 Burner
https://m5stack.com/pages/download

UIFlowを使ってM5StickC Plusのプログラムを作る場合は、UIFlow 1.6.0β版で行います。試しに以前のバージョンでも作ってみたところ、簡単なものは動作しました。とは言え、やはり1.6.0を使った方が安全でしょう。発売されたばかりなので、あまり作ってないのでここまでです。

あと、少し前に発売された小型バッテリーのTailBatがあります。

・ATOM TailBAT
https://www.switch-science.com/catalog/6348/

M5StickCにTailBatを接続しても動作します。が、Atom用なのでM5StickC/M5StickC Plusに使ってよいのかどうかは分かりません。まあ、同系統なのでいいんじゃないかと思いますが…

M5StickC Plusをいじるよりも重要だったのが、温度監視用に使っていたラズベリーパイの修理です。

・Raspberry Pi
https://www.raspberrypi.org/

ある日突然、データを取得できなくなりました。電源を入れ直しても駄目でしたので、素直にHDMIディスプレイやキーボード、マウスを接続してから起動。すると最初の起動画面でハングアップ。早々にハングアップしているのでSD Cardが破損した可能性が大。SD Cardは結構壊れやすいのです。

ここで、同じSD Cardを複製して用意してあれば、差し替えて終了だったのですが、あいにく複製したSD Cardがありませんでした。というよりも複製を作っていませんでした。

やはり、バックアップは大事です。余計な時間を取られてしまいました。作った時は簡単にできたのですが、あれから数か月。かなり時間が経過していたので設定内容は忘れてしまいました。

仕方ないので、最新版のラズベリーパイのOSをダウンロードしてインストール。以前はRaspbianという名称でしたが、今は新たにRaspberry Pi OSという名前になっています。
https://www.raspberrypi.org/downloads/

そして、以前はOSをSD Cardに書き込むのが面倒でしたが、現在ではRaspberry Pi Imagerが提供され、とても簡単にできるようになりました。これまでの苦労が嘘のそうです。面倒臭そうだなあと思っていた人は、夏休み(今年は夏休みなんてあるのか怪しいところですが)に挑戦してみるとよいかもしれません。

ラズベリーパイは高速なRaspberry Pi 4が出ています。モニタ画面への出力がmini HDMIになっているのを知らずに、後からケーブルを買いに行くというオチになりました。ラズベリーパイ3など、以前のインターフェースとは違うので注意しましょう。

最新のRaspberry Pi OSは、起動速度などが以前より格段に高速になりました。これだけでもバージョンアップする価値はあるかなと思います。ラズベリーパイはSD Card入れ替えるだけで、様々なOSを使うこともできます。もちろん、以前のOSも使えます。この連載でも以前にやったIchigoJamも、ラズベリーパイ上で動かすこともできます。
https://ichigojam.github.io/RPi/

UNIXの勉強をしたい場合は、メジャーなUbuntuもラズベリーパイ用があります。
https://ubuntu-mate.org/ports/raspberry-pi/

ラズベリーパイのいいところは、MacやWindows、UNIXマシンでは怖くて試せないことも気軽にできることです。SD Cardも簡単に同じものを複製できるので、何度でも実験できます。夏休みの自由研究にいかがでしょうか?(ってプログラミング教育はどうなっちゃったんでしょうね)


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/

なぜか、ほとんどの猫が来なくなってしまいました。雨が降り続いたせいかもしれませんが。あれほど、なついていたマイケルはまったく姿を見ることなく今日に至っています。猫も夏休みなのかもしれません……。

さすがに雨が降り続きすぎて畑に入れず草だらけ。芋も掘れず、ネギの植え替えもできず、本当に何もできません。田んぼの方も排水できず何とも。それでも、土手の草刈りだけはやりましたが、ここまでの長雨だとお手上げです。

マイナビで連載している「創って学ぼうプログラミング」は、今月からM5系のネタを扱っています。今回は準備編なので興味のある方はぜひどうぞ。

・創って学ぼうプログラミング
https://news.mynavi.jp/series/makeprogram

・8K/4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/

・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/