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【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0364 1999/07/2.Fri発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊
情報提供・投稿はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
前号の発行部数 13055部
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広告募集中。
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●デジクリSPECIALコラム
評価、そして対価。
金曜日担当:須貝 弦
●イベント案内
AKIBAX'99 インターネットショーin秋葉原
●展覧会案内
ディジタル・イメージ大阪展 開催中 7月9日(金)まで
●展覧会情報
THINK DIGITAL EXHIBITION SECOND
「横浜電子画博覧会」を開催中 7月25日まで
●セミナー案内
第一回iMedioサロン開催!!(業界トップランナーのTalk&Party)
~メディアとしてのインターネットとコンテンツの今後 ~
【日刊・デジタルクリエイターズ】 No.0364 1999/07/2.Fri発行
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●デジクリSPECIALコラム
評価、そして対価。
金曜日担当:須貝 弦
●イベント案内
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●展覧会案内
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●展覧会情報
THINK DIGITAL EXHIBITION SECOND
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~メディアとしてのインターネットとコンテンツの今後 ~
■デジクリSPECIALコラム
評価、そして対価。
金曜日担当:須貝 弦
───────────────────────────────────
「日刊デジタルクリエイターズ」は、すでに360 号以上を発行し、13,000以上
のメールアカウントに届けられている。途中紆余曲折はあったが、ここまで続
いていることはすごいと思う。これもまずは読者のおかげ、そしてスタッフの
みなさんの根気のおかげだろう。
私も去年の9月からライターに参加させてもらい、読者のみなさんから叱咤激
励を受けながら、今もこうして駄文におつきあいいただいている。原稿料はも
らっていないが、それでも書き続けている。デジクリに書くことによって私の
ネットワークは大きく広がり、幸い仕事にもつながったケースもあった。
読者のみなさんとダイレクトにメールをやりとりする楽しさもある。きっと他
のライターさんたちも、読者とのやりとりがやみつきになって、ライターを続
けているのではないかと思う。
でも、この私とていちおう「ライター」であり、原稿書いてナンボの仕事をし
ている。そういう身にとっては、苦労して生み出したテキストにはなんらかの
対価が欲しい、と思ってしまうときも何度もある。他のライターさんたちがど
のように考えているのかは、知らないが。しかし、ロクに広告も入らない日刊
デジクリに、ライターに原稿料を払うだけの財力はないのだ。
それでもライターがぜんぜん辞めていかないのは、先に挙げたような魅力があ
るからだ。しかし、しょせんはタダのモノである。タダは言い訳を生み、モノ
を本質をおおい隠し、一方的な持ち出し状態は疲弊を生む。そこにデジクリの
(いいものだとしても)限界があると思う。
デジクリの#301で神田さんが「オープンソース・コミュニティ」といいながら
も、柴田さんが「投げ銭システム」に傾倒しているのは、私が思うなんかより
もずっとはやく、その点に気付いていたからだと、勝手に思っている。
デジクリの原稿で儲けたいとまでは思わないが、「最低限の金銭的評価は得た
い」というのが正直な気持ちである。幸い、デジクリは素敵な読者とスピリッ
ツを持ち合わせた媒体だ。今はみんな持ち出しでやっているけれど、そこにせ
めて元をとれるだけでも金銭的評価が得られれば、今度はその評価を力に変え
て、みんなが額面以上の働きをするのではないかという「期待」でもある。そ
れがデジクリという媒体を成長させていくのではないか、と。
そして、広告とかWeb とか、あーだこうだビジネスプランを考えるより、コン
テンツそのものを評価してもらうのがいちばんマットウだと思う。
私が妙案だと思ったのは、「シェアサイト」という考え方だ。デジクリはメー
ルマガジンだから「シェアテキスト」になる。
つまりシェアウェアと同じで、読んで気に入ったら、そして今後に期待を抱い
たらお金を送金する。送金しなくてもふつうに読めるが、「送金するとバック
ナンバーのアーカイブがもらえる」というような差別化は必要だろう。シェア
サイトでお金を受け取ったほうは、評価を得ると同時にそれを「期待値」とし
ても受け取る。そして継続の力とするのだ。
いろいろと書いたが、別に私の意見がデジクリのスタッフやライターの方々の
気持ちを代弁しているとはサラサラ思っていない。あくまでも私個人の考えだ。
ただ、デジクリのライターにこういうコト考えている奴がいることだけ、どこ
かで覚えておいていただければ。
今、私たちが受け取れる評価は読者からのメールだけだ。どんなささいな感想
でも構わないから、デジクリに対してのレスポンスをいただきたい。そのレス
ポンスが明日のデジクリの活力となるはずだ。そして、ライターに直接メール
を出すのもいいけれど、たまには柴田編集長や濱村デスクにも励ましのメール
を、ぜひ。
【須貝 弦】すがい げん
秋葉原でSさんに会った。いきなり「あ、価格調査隊!」だって。ヒドイよぉ。
週3回の「秋葉原もうで」で足を棒にしている1975年型青年男子。オフィスの
シェア話に関しては、もちろん継続中。そのうち第1次調査報告書をデジクリ
上で発表する。
・投げ銭システム推進準備委員会に参加している。投げ銭思想普及とインフラ
の整備が目的である。案外と、期待通りの小額決済システムの実現は早いよう
な気もする。そうなると、本当にコンテンツの勝負になる。いいことだと思う。
やはり、無料でものごとが進むと、発信側も受信側もある種の甘さが生じる。
緊張感が薄くなる。ライターさんには今は申し訳ないけれど、近いうち読者か
ら直接コインが(バーチャルだけど)投げられるようになる(ト思う)。全然
コインが飛んでこないこともある(ト思う)。面白くなってきたぞ。(柴田)
・泣いちゃったよ。スガイさ~ん。ありがとう。自分を騙していたところもあ
ったから。生活費のためにデジクリ関係をなおざりにするのは辛いし。
本気で有料にしようかと思ったことがある。面白くないとどんどん部数が減る
ので、もっとコンテンツに気合いを入れるだろうから。無料で部数の多いとこ
ろに執筆するのと、有料で部数の少ないところに執筆するならどちらの方がラ
イターさんにメリットがあるのだろうかと考えたこともある。専念したらした
いことがいっぱいある。ビジネス化も考えたが今ひとつクルものがなかった。
時期が来ていない気がした。投げ銭やシェアウェア。情報にお金を払う時代は、
今の小学生が成人する頃かな、と思っていたりもする。もっと早く来るのかな。
そういやCS放送の加入者って結構増えてきたんだっけ。TV以上のコンテンツが
あるから、対価を払ってまで加入するんだよね? デジクリにどういったこと
があれば対価を支払う価値が出来るのだろうか。思案中。クリエイターという
無に近いものを有に近づける人たちは皆思うことなんだろうな。(ハマムラ)
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ここもね。
mailto:info@dgcr.com
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■イベント案内
AKIBAX'99 インターネットショーin秋葉原
───────────────────────────────────
秋葉原の夏の大イベント、「インターネットショー」が今年も開催される。会
期は7月17日(土)から20日(火・海の日)の4日間。一昨年10.5万人、昨年
16.2万人を集め、今年の目標は17万人とのこと。「AKIBAX'99 インターネット
ショーin秋葉原」という名前でさらにバージョンアップ。PC・家電・インター
ネット関連企業32社の出展が決定している。公式ホームページもオープン、真
っ赤なハデハデなサイトだ。ただし詳細はまだ工事中。
http://www.akihabara.or.jp/
───────────────────────────────────
■展覧会案内
ディジタル・イメージ大阪展 開催中 7月9日(金)まで
───────────────────────────────────
会期:6月29日(火)~7月9日(金) 4日(日)休館
午前10時~午後6時 3日(土)午後4時まで
会場:大阪府立現代美術センター 入場無料
530-0005 大阪市北区中之島3-2-18 住友中之島ビル 06-445-6665
会場風景 若い人がたくさん来ています
http://www.digitalimage.org/osaka.html
ディジタル・イメージ会員のイラストレーター柴田敏明さんが、ほぼ毎日更新
しているデジカメ日記が仲間内でも評判だ
http://www1.kcn.ne.jp/~ko-shiba/
───────────────────────────────────
■展覧会情報
THINK DIGITAL EXHIBITION SECOND
「横浜電子画博覧会」を開催中 7月25日まで
───────────────────────────────────
<以下は主催者情報>
ディジタル・イメージの会員3人とフォトグラファー1人の計4人によるグル
ープ展です。すべてCGによる作品です。それぞれの心にある「感動」を様々な
表現で描いております。総数約100点。
会場:横浜相鉄ギャラリー 横浜市泉区緑園4-3-28 TEL 045-813-1515
相鉄いずみ野線「緑園都市」駅(横浜駅から約20分)下車、徒歩約3分(フェ
リス女子学院のすぐそばで、空中ギャラリー方式の、かなりオシャレな建物)
車だと保土ケ谷バイパス「二俣川・本村」で降りて、5分程の所です。
開催期間:6月29日(火)~7月25日(日)午前10:00~午後6:00
(月曜休館)入場無料
グループ名「THINK」はメンバー4人の頭文字 プラスKです。T(武方賢治)
は日常のひらめきやアイディアを、日記風に思いつくまま作品にしています。
H(橋本聡)はデジタルっておもちゃ箱さと言い、I(イシグロマサハル)は
キラキラしたものを探しています。N(韮沢薫)は自らの内にある仮想の風景
を目に見える形で呼び出そうと心がけています。
都市空間の底の底から、遠くはるか上の方に狭く開いた青空は、悲しくなるほ
ど美しい! そんなちっぽけな青空へ飛翔していくような作品はどこか透明感
があり、傷つきやすく、ひそかなのです。そんな作品に憧れます。そんな作品
に一つでもなっているでしょうか? しずくのようにキラッと光って、どなた
かの心の片隅に残れたら幸いです。
展覧会のお問い合わせはイシグロマサハル(TEL 045-621-7634)まで
PFG03065@niftyserve.or.jp
───────────────────────────────────
■セミナー案内
第一回iMedioサロン開催!!(業界トップランナーのTalk&Party)
~メディアとしてのインターネットとコンテンツの今後 ~
──────────────────────────────────
<以下は主催者情報>
日時:7月16日(金) 講演:15:30~17:00 交流会:17:15~19:00
場所:アジア太平洋トレードセンター(ATC) ITM棟10階
講演/ATC ITM棟10F セミナールーム
交流会/大阪デザイン振興プラザ 交流サロン
テーマ:メディアとしてのインターネットとコンテンツの今後
今世紀後半のコンピュータの進展、最近では、インターネットの爆発など数々
の情報の時代を裏付ける出来事を把握した上で、インターネットの黎明期から
その発展に寄与してきた人々の思想や業績を振り返り、この激動の時代におけ
るメディアとしてのインターネットとコンテンツの方向性、あり方について講
演していただく。
講師:古瀬幸広氏(立教大学社会学部産業関係学科助教授)
費用:1,000円(税込)/一人 軽食付き
定員:100名(先着)
主催:ソフト産業プラザ iMedio(イメディオ)
協力:財団法人イメージ情報科学研究所
後援:ATCエイジレスセンター、大阪デザイン振興プラザ
申込み方法:インターネットホームページより申込む
http://www.imedio.or.jp/cgi-bin/seminar/SeminarProgram.pl
問合せ・連絡先:TEL06-6615-1000 担当中村 nakamura@imedio.or.jp
http://www.imedio.or.jp/study/seminar/salon1.html
───────────────────────────────────
■現在募集中
http://www.dgcr.com/etc/invite.html
読者プロフィール(投稿大歓迎!)
ホームページリニューアルインフォメーション(見て見て更新したよ!)
新刊情報(編集者が著者が宣伝しちゃう!)
デジクリClassifieds(売ります買います)など、
クリエイターに有益なもの全般!!
■編集後記(7/2)
・先日、森川さんのデスマッチセミナーの告知を不完全なかたちで掲載してし
まい、読者に迷惑をかけたことをおわびします。でも、デジクリ情報が不完全
だと気がついたから、森川さんのサイトをチェックしてみたという読者も少な
からずいる。わたしもあちこちの報道は丸のみしないで、必ずサイトに行って
確認する。案外、記事が不正確だったりすることもある(デジクリも含めて)
ので、みなさんもゼヒそうすることをお勧めしたい。(柴田)
・不完全ですみませんでした。レギュラーの森川さんの関係だったので、皆さ
ん直接本人に問い合わされるだろうという認識でいました。甘えでした。
・チャンネルが多くてまだまだ探検中なのだが、やはりネーミングに反応して
チャンネルを合わせてしまった「3WK-Underground Radio」。いいっす! 気持
ちいい~。日本語の歌詞が聞こえてきたので、びっくりしてプレイリストを見
たら、バッファロードーターやコーネリアスまでかかることが判明。あああ、
選曲がツボ、ツボに入りまくり。ここと60年代音楽のかかる辺りに入り浸り。
他にも入り浸りたいチャンネルがいくつもあって、とっても幸せ。ツボな音楽
を日本にいながら、苦労もなく24時間聴き続けられるなんて、ネットしていて
本当に良かったよぅ。嬉しい。パソコン用のスピーカーをゲットしなくっちゃ
だわ! うちの母親はカントリー系チャンネルでご機嫌だ!(ハマムラ)
http://www.3wk.com/
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ここは安いよ。
mailto:info@dgcr.com
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発行 デジタルクリエイターズ
<http://www.dgcr.com/>
編集長 柴田忠男
デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
森川眞行
情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
担当:濱村和恵
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.htm
広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊・デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)
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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://rap.tegami.com/mag2/>、
Macky!<http://macky.nifty.ne.jp/>、Pubzine<http://www.pubzine.com/>の
システムを利用して配信しています。
Copyright(C), 1998-1999 デジタルクリエイターズ
許可無く転載することを禁じます。
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評価、そして対価。
金曜日担当:須貝 弦
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「日刊デジタルクリエイターズ」は、すでに360 号以上を発行し、13,000以上
のメールアカウントに届けられている。途中紆余曲折はあったが、ここまで続
いていることはすごいと思う。これもまずは読者のおかげ、そしてスタッフの
みなさんの根気のおかげだろう。
私も去年の9月からライターに参加させてもらい、読者のみなさんから叱咤激
励を受けながら、今もこうして駄文におつきあいいただいている。原稿料はも
らっていないが、それでも書き続けている。デジクリに書くことによって私の
ネットワークは大きく広がり、幸い仕事にもつながったケースもあった。
読者のみなさんとダイレクトにメールをやりとりする楽しさもある。きっと他
のライターさんたちも、読者とのやりとりがやみつきになって、ライターを続
けているのではないかと思う。
でも、この私とていちおう「ライター」であり、原稿書いてナンボの仕事をし
ている。そういう身にとっては、苦労して生み出したテキストにはなんらかの
対価が欲しい、と思ってしまうときも何度もある。他のライターさんたちがど
のように考えているのかは、知らないが。しかし、ロクに広告も入らない日刊
デジクリに、ライターに原稿料を払うだけの財力はないのだ。
それでもライターがぜんぜん辞めていかないのは、先に挙げたような魅力があ
るからだ。しかし、しょせんはタダのモノである。タダは言い訳を生み、モノ
を本質をおおい隠し、一方的な持ち出し状態は疲弊を生む。そこにデジクリの
(いいものだとしても)限界があると思う。
デジクリの#301で神田さんが「オープンソース・コミュニティ」といいながら
も、柴田さんが「投げ銭システム」に傾倒しているのは、私が思うなんかより
もずっとはやく、その点に気付いていたからだと、勝手に思っている。
デジクリの原稿で儲けたいとまでは思わないが、「最低限の金銭的評価は得た
い」というのが正直な気持ちである。幸い、デジクリは素敵な読者とスピリッ
ツを持ち合わせた媒体だ。今はみんな持ち出しでやっているけれど、そこにせ
めて元をとれるだけでも金銭的評価が得られれば、今度はその評価を力に変え
て、みんなが額面以上の働きをするのではないかという「期待」でもある。そ
れがデジクリという媒体を成長させていくのではないか、と。
そして、広告とかWeb とか、あーだこうだビジネスプランを考えるより、コン
テンツそのものを評価してもらうのがいちばんマットウだと思う。
私が妙案だと思ったのは、「シェアサイト」という考え方だ。デジクリはメー
ルマガジンだから「シェアテキスト」になる。
つまりシェアウェアと同じで、読んで気に入ったら、そして今後に期待を抱い
たらお金を送金する。送金しなくてもふつうに読めるが、「送金するとバック
ナンバーのアーカイブがもらえる」というような差別化は必要だろう。シェア
サイトでお金を受け取ったほうは、評価を得ると同時にそれを「期待値」とし
ても受け取る。そして継続の力とするのだ。
いろいろと書いたが、別に私の意見がデジクリのスタッフやライターの方々の
気持ちを代弁しているとはサラサラ思っていない。あくまでも私個人の考えだ。
ただ、デジクリのライターにこういうコト考えている奴がいることだけ、どこ
かで覚えておいていただければ。
今、私たちが受け取れる評価は読者からのメールだけだ。どんなささいな感想
でも構わないから、デジクリに対してのレスポンスをいただきたい。そのレス
ポンスが明日のデジクリの活力となるはずだ。そして、ライターに直接メール
を出すのもいいけれど、たまには柴田編集長や濱村デスクにも励ましのメール
を、ぜひ。
【須貝 弦】すがい げん
秋葉原でSさんに会った。いきなり「あ、価格調査隊!」だって。ヒドイよぉ。
週3回の「秋葉原もうで」で足を棒にしている1975年型青年男子。オフィスの
シェア話に関しては、もちろん継続中。そのうち第1次調査報告書をデジクリ
上で発表する。
・投げ銭システム推進準備委員会に参加している。投げ銭思想普及とインフラ
の整備が目的である。案外と、期待通りの小額決済システムの実現は早いよう
な気もする。そうなると、本当にコンテンツの勝負になる。いいことだと思う。
やはり、無料でものごとが進むと、発信側も受信側もある種の甘さが生じる。
緊張感が薄くなる。ライターさんには今は申し訳ないけれど、近いうち読者か
ら直接コインが(バーチャルだけど)投げられるようになる(ト思う)。全然
コインが飛んでこないこともある(ト思う)。面白くなってきたぞ。(柴田)
・泣いちゃったよ。スガイさ~ん。ありがとう。自分を騙していたところもあ
ったから。生活費のためにデジクリ関係をなおざりにするのは辛いし。
本気で有料にしようかと思ったことがある。面白くないとどんどん部数が減る
ので、もっとコンテンツに気合いを入れるだろうから。無料で部数の多いとこ
ろに執筆するのと、有料で部数の少ないところに執筆するならどちらの方がラ
イターさんにメリットがあるのだろうかと考えたこともある。専念したらした
いことがいっぱいある。ビジネス化も考えたが今ひとつクルものがなかった。
時期が来ていない気がした。投げ銭やシェアウェア。情報にお金を払う時代は、
今の小学生が成人する頃かな、と思っていたりもする。もっと早く来るのかな。
そういやCS放送の加入者って結構増えてきたんだっけ。TV以上のコンテンツが
あるから、対価を払ってまで加入するんだよね? デジクリにどういったこと
があれば対価を支払う価値が出来るのだろうか。思案中。クリエイターという
無に近いものを有に近づける人たちは皆思うことなんだろうな。(ハマムラ)
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AKIBAX'99 インターネットショーin秋葉原
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秋葉原の夏の大イベント、「インターネットショー」が今年も開催される。会
期は7月17日(土)から20日(火・海の日)の4日間。一昨年10.5万人、昨年
16.2万人を集め、今年の目標は17万人とのこと。「AKIBAX'99 インターネット
ショーin秋葉原」という名前でさらにバージョンアップ。PC・家電・インター
ネット関連企業32社の出展が決定している。公式ホームページもオープン、真
っ赤なハデハデなサイトだ。ただし詳細はまだ工事中。
http://www.akihabara.or.jp/
───────────────────────────────────
■展覧会案内
ディジタル・イメージ大阪展 開催中 7月9日(金)まで
───────────────────────────────────
会期:6月29日(火)~7月9日(金) 4日(日)休館
午前10時~午後6時 3日(土)午後4時まで
会場:大阪府立現代美術センター 入場無料
530-0005 大阪市北区中之島3-2-18 住友中之島ビル 06-445-6665
会場風景 若い人がたくさん来ています
http://www.digitalimage.org/osaka.html
ディジタル・イメージ会員のイラストレーター柴田敏明さんが、ほぼ毎日更新
しているデジカメ日記が仲間内でも評判だ
http://www1.kcn.ne.jp/~ko-shiba/
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■展覧会情報
THINK DIGITAL EXHIBITION SECOND
「横浜電子画博覧会」を開催中 7月25日まで
───────────────────────────────────
<以下は主催者情報>
ディジタル・イメージの会員3人とフォトグラファー1人の計4人によるグル
ープ展です。すべてCGによる作品です。それぞれの心にある「感動」を様々な
表現で描いております。総数約100点。
会場:横浜相鉄ギャラリー 横浜市泉区緑園4-3-28 TEL 045-813-1515
相鉄いずみ野線「緑園都市」駅(横浜駅から約20分)下車、徒歩約3分(フェ
リス女子学院のすぐそばで、空中ギャラリー方式の、かなりオシャレな建物)
車だと保土ケ谷バイパス「二俣川・本村」で降りて、5分程の所です。
開催期間:6月29日(火)~7月25日(日)午前10:00~午後6:00
(月曜休館)入場無料
グループ名「THINK」はメンバー4人の頭文字 プラスKです。T(武方賢治)
は日常のひらめきやアイディアを、日記風に思いつくまま作品にしています。
H(橋本聡)はデジタルっておもちゃ箱さと言い、I(イシグロマサハル)は
キラキラしたものを探しています。N(韮沢薫)は自らの内にある仮想の風景
を目に見える形で呼び出そうと心がけています。
都市空間の底の底から、遠くはるか上の方に狭く開いた青空は、悲しくなるほ
ど美しい! そんなちっぽけな青空へ飛翔していくような作品はどこか透明感
があり、傷つきやすく、ひそかなのです。そんな作品に憧れます。そんな作品
に一つでもなっているでしょうか? しずくのようにキラッと光って、どなた
かの心の片隅に残れたら幸いです。
展覧会のお問い合わせはイシグロマサハル(TEL 045-621-7634)まで
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第一回iMedioサロン開催!!(業界トップランナーのTalk&Party)
~メディアとしてのインターネットとコンテンツの今後 ~
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<以下は主催者情報>
日時:7月16日(金) 講演:15:30~17:00 交流会:17:15~19:00
場所:アジア太平洋トレードセンター(ATC) ITM棟10階
講演/ATC ITM棟10F セミナールーム
交流会/大阪デザイン振興プラザ 交流サロン
テーマ:メディアとしてのインターネットとコンテンツの今後
今世紀後半のコンピュータの進展、最近では、インターネットの爆発など数々
の情報の時代を裏付ける出来事を把握した上で、インターネットの黎明期から
その発展に寄与してきた人々の思想や業績を振り返り、この激動の時代におけ
るメディアとしてのインターネットとコンテンツの方向性、あり方について講
演していただく。
講師:古瀬幸広氏(立教大学社会学部産業関係学科助教授)
費用:1,000円(税込)/一人 軽食付き
定員:100名(先着)
主催:ソフト産業プラザ iMedio(イメディオ)
協力:財団法人イメージ情報科学研究所
後援:ATCエイジレスセンター、大阪デザイン振興プラザ
申込み方法:インターネットホームページより申込む
http://www.imedio.or.jp/cgi-bin/seminar/SeminarProgram.pl
問合せ・連絡先:TEL06-6615-1000 担当中村 nakamura@imedio.or.jp
http://www.imedio.or.jp/study/seminar/salon1.html
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■編集後記(7/2)
・先日、森川さんのデスマッチセミナーの告知を不完全なかたちで掲載してし
まい、読者に迷惑をかけたことをおわびします。でも、デジクリ情報が不完全
だと気がついたから、森川さんのサイトをチェックしてみたという読者も少な
からずいる。わたしもあちこちの報道は丸のみしないで、必ずサイトに行って
確認する。案外、記事が不正確だったりすることもある(デジクリも含めて)
ので、みなさんもゼヒそうすることをお勧めしたい。(柴田)
・不完全ですみませんでした。レギュラーの森川さんの関係だったので、皆さ
ん直接本人に問い合わされるだろうという認識でいました。甘えでした。
・チャンネルが多くてまだまだ探検中なのだが、やはりネーミングに反応して
チャンネルを合わせてしまった「3WK-Underground Radio」。いいっす! 気持
ちいい~。日本語の歌詞が聞こえてきたので、びっくりしてプレイリストを見
たら、バッファロードーターやコーネリアスまでかかることが判明。あああ、
選曲がツボ、ツボに入りまくり。ここと60年代音楽のかかる辺りに入り浸り。
他にも入り浸りたいチャンネルがいくつもあって、とっても幸せ。ツボな音楽
を日本にいながら、苦労もなく24時間聴き続けられるなんて、ネットしていて
本当に良かったよぅ。嬉しい。パソコン用のスピーカーをゲットしなくっちゃ
だわ! うちの母親はカントリー系チャンネルでご機嫌だ!(ハマムラ)
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編集長 柴田忠男
デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
森川眞行
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許可無く転載することを禁じます。
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