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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0377 1999/07/17.Sat.発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 13453部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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URL:<http://www.imedio.or.jp/weblive99/>
日刊デジクリでお馴染みの笠居氏、まつむら氏、森川氏の講演です
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<ナポリ、万歳!! \(^o^)/>
●「CIAO from Italy」7
VIVA NAPOLI!ナポリ万歳!!:イタリアでのデジクリ生活
アキ・ダモーレ
●展覧会案内
ゆかいな動物アート展 7月20日(火)より
●展覧会案内
JAGDA新人賞受賞作家 菊竹雪、永井一史、日高英輝3人展
●オフ&交流会情報 → 受付開始!
日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
~来て、見て、遊んで、充実の一夜~
●現在募集中
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VIVA NAPOLI!ナポリ万歳!!:イタリアでのデジクリ生活
アキ・ダモーレ
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日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
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連載「CIAO from Italy」7
「VIVA NAPOLI!ナポリ万歳!!:イタリアでのデジクリ生活」
アキ・ダモーレ
───────────────────────────────────
まるでウソのように順調に過ぎていった『ネットお仕事生活』をしていた私で
すが、ある日、街中でショッピングを楽しんでいると「アキ!」と私を呼ぶ声
が聞こえました。誰かな? と思って振り向くと、啖呵を切って勝手に辞めた
ナポリの広告代理店の社長でした。
世間話から始まり「ところで最近、アキの仕事は?」と聞かれました。「今は
お陰様で通信一本です。トラブルも何もなく順調です。それにいろんな国から
仕事が入るから楽しいです!」と答えると、「でもね、アキ。通信では大きな
仕事は出来ないだろう? キミはまだ若いのだからもったいない。ナポリにも
いい仕事はあるんだから、できればもう一度我が社に来て欲しいよ」
「それはイヤですよー! ハッキリしてもらえないで2週間も棒に振ったんで
すから。それに本格的に仕事を始めれば、他にも色々トラブルが出てくる筈で
す。そんな事にふりまわされるより、今の状況の方が私にはいいのです」と答
えましたが、社長さんは「わかった。もう社に来て欲しいとは言わないけれど、
以前のようにフリーで受けてくれないかい?」と言われました。
こんな申し出をいただいたのに、私は渋々と承諾する感じでした。ナポリでの
仕事をしなくなってから、私はナポリ人達のいい加減さをあまり実感する事は
なく、彼らの陽気さと底抜けの明るさだけを見て、楽しく生活できていたのに、
また仕事を開始してはトラブル連続になって、大好きなナポリから逃げ出す羽
目になるのではないかと真面目に感じていたからです。
しかし、折角の申し出を無碍に断る事もできません。少しづつですが、再開す
るようになりました。すると、その代理店関係のみならず、友人関係からの仕
事依頼も多くなり始めたのでした。
が、私はナポリ仕事にかなり厳しい予防線を張りました。依頼された仕事の内
容を聞く前に「すぐに始められる仕事である事。出力センターや印刷屋には関
わらず、私の自宅まで色稿などを、こちらが決めた日時までに持って来てくれ
て、その上直しをしっかりやってくれる業者としか仕事しない事。そして肝心
なのは『明日』が『明日』であるという事!!」などと、殆どナポリでは不可
能ではないか? という条件を並べたて、それでもOKというクライアントから
のみ仕事を受けるようにしていました。
しかも一旦受けた仕事も、他から依頼が入ればそちらを優先してナポリ仕事は
一番最後まで残していました。「申し訳ございませんが、他からも入りまして
お得意様ですので、そちらを優先しております。締め切りを相当延ばして頂き
たいのですが、よろしいでしょうか? ほほほ。」などとイヤミ女になってお
りました(笑)。
実は、私には目論見があったのです。イヤミを言って、仕事をいつも最後まで
残して放っておけば、その内にナポリ仕事は来なくなるのではないかと…。こ
んないい加減な社会での仕事には、やはり関わらないのが身の為ではないかと
思っていましたので、イヤミ作戦を続けていたのです(笑)。
が、しかし、元々時間にルーズ(と、いうか時間を気にしない)ナポリ人達は、
私のそんなイヤミをすんなりと受け入れてくれたのです。勿論、雑誌や広告、
イベントなどの期日のある仕事は無理でしたが、パッケージやCIなどを依頼し
てくるクライアントの返答は「あ、いいですよ、待ってますから。ははは」と
いう調子でした。
そして、私が一番危惧していた仕事の流れの面においても、先ず始めにこちら
が一発ビシっと条件を並べ立て、遅れる業者には「もう仕事しません!!きー
ーー!!」と鬼のように(笑)いきり立っていたせいもあってか、なんとかす
んなりと仕事が運ぶ状況になっていったのです。
そうか! こっちがもっと強気になれば、ナポリ人は働くんだな! 確かに皆
もこう言っていたような気がする。でも以前の私は、激情のナポリ人に対して
強気になれる術も知らなかったけど、今はなんだか私もナポリ女みたいになっ
てるから、事がうまく運んでいるのかしら? …と、思ったものです。
仕事も楽しいものが多くなりました。大好きなパッケージから、カードなどに
使うイラストetc。そしてノベルティなども企画から参加するように。100年以
上の伝統を誇る老舗お菓子屋さんからCI依頼を受けた事も。さすがにそれは私
には畏れ多い依頼だと思い、丁重にお断りしたのですが(笑)。
そして住んでいる土地で仕事をするという特権として、反応がすぐに返って来
るのも嬉しい事でした。私が現在行なっているナポリ仕事は、雑誌や広告を除
くと、他はナポリ近郊&南イタリアでしか流通しない物ばかりですが、自分が
本当に好きになってやって来た街で、私のイラストやデザイン物を見かけるの
は、心から嬉しい事だと再確認しました。
元々私は熱血仕事派ではなく、デザインもイラストも自分の好きな物を作って
「誰か気に入ってくれる人がいればいいな」と思ってるタイプです。東京でデ
ザインを始めた19歳の頃、初仕事はヘアクリップのシールでした。本来ならそ
れは買えば剥がして捨てられるシールなのに、街角でそのシールを付けたまま
歩いていた女の子を見かけました。彼女はシールが気に入ってくれたんだな…
と思い、とっても嬉しかったです。
そしてナポリでも、たまたま入った銀行の窓口に私の描いたイラストのカード
が張られていました。窓口の人に「このカードは?」と聞くと「あ、コレ、可
愛いでしょ? だから毎日仕事するこの場所に張ってあるんですよ」と見知ら
ぬ女性は言っていました。
こういう喜びがあるから、私はデザインとイラストを続けていきたいと思いま
すし、こういう反応が直に返って来るのは、やはり地元で仕事をしていくから
かもしれません。
もちろん、今でも、すべてが万事スムーズにいく訳ではありません。鬼のよう
にいきり立つ事もまだまだあるのですが、なんとかうまくいっています。それ
に仕事を提出した後のクライアントの反応も、他国では「いいですねー」とか
「オー!ナイス!」止まりですが、ナポリ人は「わー! すんごーい! んも
ー、度肝抜かれる! うわーうわーうわー!!」の嵐で、それに私も合わせて
「でしょー? でしょー? でしょー? 自信作なのよ~!!」と大いばり!
(笑)過大なお世辞であっても、誉められると図に乗って木にも即刻登る私は、
こういうナポリ人の反応が心地良く感じるようになりました。
そして終いには、私自身がイヤミでもなんでもなく、仕事の存在をコロリと忘
れるようになり「あ、すみませーん。マジに忘れていた、てへへ」と謝る事も。
それでも「忘れていたならいいっスよ、ははは!」と言ってくれるナポリ気質
に私自身がハマり切っている状態です。
以前はがむしゃらに働いていた私ですが、近年は自己ナポリ化が進み、あまり
働かない人になっているような気がします(笑)。たまに帰る日本にて、熱血
仕事派の友人達に「よくそんなに働くね! 忙しいのは体に毒だから、もっと
のんびりした方がいいよ~」などと余計なお世話を言う事も。
そして自分は、仕事の流れのの~んびりしたナポリで関係者や業者と、冗談を
言い合ってノンキに働いている…。そんなこんなで、私のデジクリ生活は、ナ
ポリと共に続いていこうとしているのでありました。
その上デジクリだけでなく、友人達と共同で色々な企画も立てています。様々
な企画があるのですが、実現するつもりでいるのは、ナポリでのプレステイベ
ント。これはすでに南イタリア最大の劇場を借りる事を許可されてます。そし
て、ナポリにアキ・ダモーレショップを開く事も考えています。
それらの企画を実現するのは一体いつなのか? 本人は「そうですね、まぁ来
年あたり」と言っていますが、ここはナポリ。『来年』というのは『再来年』
でも『2~3年後』でもあるのです(笑)。好きな事を好きなように、のんび
りとやっていこうと思っています。
色々あった私のイタリア理想郷探しの旅は、やはりナポリで完結。しかも仕事
の面でも自らがナポリ人化する事によりトラブルも逃れ、収入は以前より減っ
たけれども、その代わりに手に入れた物は……。
毎日、心の奥底から、笑って、怒って、泣いて、喜んで……日常のふとした小
さな事ばかりなのに、私に『色々あっても生きるという事は結局楽しい事なの
だ』と教えてくれたナポリ流人生でした(笑)。ナポリ、万歳!!\(^o^)/
(完:…と言いつつも、プロバイダその後編という『オマケ』を次週にお送り
します)
【あき・だもーれ】イタリア在住/フリーのグラフィックデザイナー&イラス
トレーター/イタリア珍事件簿サイト『LA MATTINA』を今月末公開予定
STUDIO D'AMORE(akin@iol.it)
・いや、楽しい話でしたね。ナポリ、万歳!! \(^o^)/ ナポリ人化するこ
とでうまくいったのか。わたしの知り合いに、ラテン人と呼ばれる日本人がい
て、よくも悪くも業界ではとっても有名。ちょっとトラブっても、でもあの人
ラテンだもんねえ、仕方がないやとみんながあきらめる。人徳か?(柴田)
・ところで、ドイツの鉄砲玉デザイナーはどこに? その後原稿が届きません
ね。あれで終ったら、わたしはおこるよ。お~い、松永さ~ん。(デジ栗)
───────────────────────────────────
■展覧会案内
デジタル動物園がやってきた!
「ゆかいな動物アート」展開催 7月20日(火)より
───────────────────────────────────
<以下は主催者情報>
パナソニック デジタルアート スクエアでは、この夏「ゆかいな動物アート」
展(出展アーティスト:久納ヒロシ氏と柴田敏明氏の二人展)を開催します。
久納ヒロシ氏は、3Dステレオグラムを独自に開発し、一見、普通に見える写真
から立体が飛び出す3D写真作品”不思議アート”を精力的に製作しているアー
ティストです。柴田敏明氏は、1997年に「デジタルイメージアート’97大賞」
を受賞し、今最も注目されている新進気鋭のCGアーティストのひとりです。
「ゆかいな動物アート」展では、3Dアート、CGアートの楽しみさを、ぜひとも
夏休みのひとときにご家族で楽しんでいただけたらと企画しました。会場では、
「何がみえるかな???クイズ」を実施。出展アーティストの作品鑑賞をしつ
つ、クイズを楽しめる趣向となっています。オリジナルポストカード、3Dステ
レオグラム団扇等の販売も予定。
会期:7月20日(火)~9月30日(木)10:00~19:00
会場:パナソニック デジタル アート スクエア
(大阪市中央区城見2-1-61 ツインナショナルタワー1F)
入場料:大人500円、高校生400円、小・中学生200円
*バーチャル空間体験シアター、3D-フルCGアニメーション作品「シースクワッ
ドの海底大捜索」鑑賞券も含みます。
主催:パナソニック デジタルアート スクエア
問い合わせ先:パナソニック デジタル アート スクエア 06-6949-2135
久納ヒロシ《Kunoh Hiroshi》
1948年生まれ。長年コマーシヤル写真のスタジオのマネージメントを経験。91
年理想のカメラ(コンピュータ)に出会う。以後、静止画CGと合成を仕事にす
る。93年写真を用いた3Dステレオグラムを独自に開発。94年より読売新聞夕刊
に「不思議 アート」を連載中。
──人はどのようにして「これは写真である」「絵である」あるいは「現実で
ある」と判断しているのであろう。また、平面なのか、立体なのか、金属なの
か、布なのか判断するのだろう・・・等、人間の視覚、あるいは認識そして錯
覚に興味を持っているコンピュータで「非現実のリアリティ」を目指している。
展示作品数:3D動物シリーズ(カメレオン、キツツキ、ハエ、カマキリ、蚊、
魚)/6点 ステレオグラム(3D不思議アート)/30点
柴田敏明《Shibata Toshiaki》
1968年生まれ。イラストレーター。大阪芸術大学デザイン学科卒業。95年 ART
BOX イラストファイルオーディション入選。96年「ART BOXa:B book2」掲載。
97年 COMIC ON インターネット@コミック新人賞入選。97年ザ・デジタルアー
ト97大賞受賞。
──小さい頃から物を作るのが好きで、ノコギリや金槌でトンテンカンテンと
やって虫カゴなんかを作っていました。自分が欲しいものは自分で作る、そん
なことがあたりまえで、それが絵にも自然に表れていると思います。見たい絵
を自分で描くのはとても楽しいものです。3Dを使えるようになると、自分が欲
しいと思うグッズなんかもできたりして、架空の世界であってもこの面白さは
現実なんですね。
展示作品数:ネコシリーズ/20点
柴田敏明さんのホームページ
http://www1.kcn.ne.jp/~ko-shiba/
ディジタル・イメージWebサイトのふたりの紹介ページ
http://www.digitalimage.org/artists/KUNOH/index.html
http://www.digitalimage.org/artists/SHIBATA/index.html
───────────────────────────────────
■展覧会案内
JAGDA新人賞受賞作家 菊竹雪、永井一史、日高英輝3人展
───────────────────────────────────
大阪市中央区のダブル・クロックデザインギャラリーでは、JAGDA 新人賞受賞
作家である菊竹雪、永井一史、日高英輝氏の作品展を開催中である。JAGDA と
は日本グラフィックデザイナー協会の略称で、日本で唯一のグラフィックデザ
イナーの全国組織。40歳未満の会員が選考対象になるのがJAGDA 新人賞で、権
威と名誉ある賞である。今回144 人の対象者の中から、菊竹雪、永井一史、日
高英輝の3氏が選ばれた。作品展では、3氏の作品約100点が展示されている。
会期:7月13日~8月7日(土)平日10:00-20:00 土曜~18:00(日祝休)
会場:光陽社 ダブル・クロックデザインギャラリー
〒540-0012 大阪市中央区谷町4-5-8.3F Tel:06-6944-5920 Fax:06-6920-3080
デジタル入出力センター ダブル・クロックが毎月1日に発行するミニ情報誌
「WcLock」の3号には菊竹雪、永井一史、日高英輝氏のINTERVIEWがある。こ
の小冊子は無料配布。
http://www.koyosha-inc.co.jp
クリエイションギャラリーG8で6~7月に開催されたJAGDA 新人賞受賞作家作
品展1999の案内
http://job.recruit.co.jp/GG/1999/g8-9906.html
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■オフ&交流会情報
日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
~来て、見て、遊んで、充実の一夜~
───────────────────────────────────
以前に告知しましたが、デジクリオフ会の開催が決定いたしました。iMedioさ
ん主催の「iMedio WEB LIVE '99」終演後、同じ建物の48Fで行います。
http://www.imedio.or.jp/weblive99/ (iMedio WEB LIVE '99詳細ページ)
プログラムの詳細などは追って告知いたします。ぜひご参加のほどを!
日 時:1999年7月30日金曜日 18:30~20:30
会 場:WTCコスモホール
大阪市住之江区南港北1丁目14番16号 WTCコスモタワー48F
交 通:ニュートラムテクノポート線 トレードセンター前駅下車徒歩5分
定 員:150名(先着)
入場料:5,000円(税込)
※当日お支払い頂きます。
協 力:財団法人大阪市都市型産業振興センターソフト産業プラザiMedio
申し込み方法:
info@dgcr.comまで下記フォーマットをsubject「パワーパーティー」でお
送りください。水曜日以降、手続き完了のお返事をいたします。
【氏名】
【郵便番号】
【住所】
【TEL】
【メールアドレス】
【URL】
【日刊デジクリ読者歴】
【ひとこと】
・150人も集まるかどうかちょっと不安…。iMedio WEB LIVE '99もあるので、
ぜひぜひご参加ください! お会いしましょう! 騒ぎましょう!
───────────────────────────────────
■現在募集中 みんなのデジクリに参加しましょう!
mailto:info@dgcr.com
?ホームページリニューアルインフォメーション
ホームページで作品をどんどん公開しているデジタルクリエイターからの更新
情報を掲載します。更新内容を簡単にまとめて(200字以内)URLを添えてお送
りください。新規オープン情報も歓迎。ただし、掲載するしないは編集部の判
断によります。
?新刊情報
デジクリ諸君に読んでもらいたい本を出版した著者、あるいは版元の担当者か
らの情報を募集します。本の内容、体裁、価格などの情報を簡潔にまとめてお
送りください。また関連URLも。一部手を入れて掲載することもあります。
?デジクリClassifieds
「売ります、買います、あげます、ください」などのクリエイターにとって有
益な情報をお待ちしております。不要になったものが、案外ほかの方には有益
なものかもしれません。なお、取り引きは個々の読者と直接コンタクトをお取
りください。編集部ではトラブルの責任を負いません。
?展覧会やイベント、コンテスト、セミナーなどの情報
クリエイター向けのイベントやコンテスト、セミナー情報、展覧会やギャラリ
ー情報などもお送りください。
?モニター情報やプレゼント
クリエイター向けのモニター情報や、プレゼント情報をお送りください。企業
の方のタイアップ企画もお待ちしております。
?プレスリリース
クリエイターに有益だと思われるプレスリリースをお待ちしております。
?イベントやセミナーなどのレポート
イベントやセミナーなどのレポートをお待ちしております。画像がございまし
たら、それも一緒に添付してお送りください。「日刊デジクリ」内で紹介の上、
「WEB デジクリ」に掲載します。その際、できましたらレポーターの方のプロ
フィールと顔写真も一緒にお送りください。
?スクール情報
国内外問わず、クリエイター向けのスクール情報をお寄せください。
?雑誌情報
国内外問わず、クールと思われる雑誌や、クリエイターにとって便利・勉強に
なるという雑誌や書籍の情報をお寄せください。これはクリエイター雑誌やコ
ンピューター関連雑誌に限定いたしません。
?クールサイト情報
国内外問わず、クールと思われるサイトや、クリエイターにとって便利・勉強
になるというサイトの情報をお寄せください。自薦他薦問いません。
?その他、クリエイターに有益と思われるもの全般
クリエイターに有益と思われるものでしたら、何でもお気軽にご連絡ください。
───────────────────────────────────
■編集後記(7/17)
・昨日、うちの過保護犬ハニー号について書いたら、パティ号・アベル号・ノ
エル号・カイザー号のハハという読者から、「カトリくんも、扇風機さんも、
全然過保護じゃないです。それを言うならうちの4頭の座敷わらしは、大きな
図体して万年ダラダラとリビングのソファでグ~タラ寝。夏は24時間クーラー
の下で……仕事部屋で放熱機器に囲まれて一生懸命(いちおう)仕事をしてい
るご主人様(モチ私!)や大阪まで遠距離通勤しているもうひとりのご主人様
(ダンナさま)よりも快適な生活を送っている輩達です」とのこと。負けた。
愛犬の世界は奥が深い。近所のなんとかというチビ犬は、散歩といえばハハの
腕の中か自転車の前カゴの中。どこが散歩やねン、といつも思う。(柴田)
・昨日の「デジタルワールドの怪しい人々」に対するご意見、反論が続々(で
もないが)。おおむね反論が多い。編集部は、いつもご推薦の論を掲載するの
ではなく、アブナイけどオモシロイ、ちょっとズレてるけどイモシロイ、ヘタ
だけどウマイ、極論だから話題になる、ウソ八百だけどみんなわかって楽しめ
る、ちょっと甘いから誰かがフォローしてくれるかも、ヤなことゆうから反論
して欲しい、なんて気持ちで掲載していますから、いわゆる「見識」とかは期
待しないでください。編集部の「見識」は疑ってください。デジクリを楽しん
でください。楽しんでご意見下さい。感情的なのはイヤよ。(デジ栗)
・日本人の、それも現存作家の本はあまり読む気がしない。生きているので、
追っかけるのが面倒だし、いい本も悪い本も名前だけで一緒に出版されるので
たまたま手にとったものが悪い本だったら、もうその作家の本を読みたくなく
なるからだ。古典だと時代を生き残ったものだから自然いいものが多くなる。
死ぬまでに読める本の数なんてしれているし、人の考え方なんてあまり変わら
ない。何百年前、何千年前でも同じようにレンアイに悩む文章があったりして、
時代を越えたその作家の文章に胸が痛くなる。だけど逆に、たまたま手にとっ
た現存作家の本が良かったとき、その作家が生きていることに感謝する。遭遇
したいと願う。同じ時代を生きながら同じ地球にいながら、このような本を書
くことができるんだと嬉しくなってしまう。これがちゃんと出版され流通し世
の中に受け入れられているのだと当たり前なのだけど、驚く。(hammer.mule)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
発行 デジタルクリエイターズ
<http://www.dgcr.com/>
編集長 柴田忠男 <mailto:tdo@green.ocn.ne.jp>
デスク 濱村和恵 <mailto:zacke@ppp.bekkoame.ne.jp>
アソシエーツ 神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com>
森川眞行 <mailto:morikawa@siliconcafe.com>
情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
<mailto:info@dgcr.com> 担当:濱村和恵
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★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)
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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://rap.tegami.com/mag2/>、
Macky!<http://macky.nifty.ne.jp/>、Pubzine<http://www.pubzine.com/>の
システムを利用して配信しています。
Copyright(C), 1998-1999 デジタルクリエイターズ
許可無く転載することを禁じます。
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アキ・ダモーレ
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まるでウソのように順調に過ぎていった『ネットお仕事生活』をしていた私で
すが、ある日、街中でショッピングを楽しんでいると「アキ!」と私を呼ぶ声
が聞こえました。誰かな? と思って振り向くと、啖呵を切って勝手に辞めた
ナポリの広告代理店の社長でした。
世間話から始まり「ところで最近、アキの仕事は?」と聞かれました。「今は
お陰様で通信一本です。トラブルも何もなく順調です。それにいろんな国から
仕事が入るから楽しいです!」と答えると、「でもね、アキ。通信では大きな
仕事は出来ないだろう? キミはまだ若いのだからもったいない。ナポリにも
いい仕事はあるんだから、できればもう一度我が社に来て欲しいよ」
「それはイヤですよー! ハッキリしてもらえないで2週間も棒に振ったんで
すから。それに本格的に仕事を始めれば、他にも色々トラブルが出てくる筈で
す。そんな事にふりまわされるより、今の状況の方が私にはいいのです」と答
えましたが、社長さんは「わかった。もう社に来て欲しいとは言わないけれど、
以前のようにフリーで受けてくれないかい?」と言われました。
こんな申し出をいただいたのに、私は渋々と承諾する感じでした。ナポリでの
仕事をしなくなってから、私はナポリ人達のいい加減さをあまり実感する事は
なく、彼らの陽気さと底抜けの明るさだけを見て、楽しく生活できていたのに、
また仕事を開始してはトラブル連続になって、大好きなナポリから逃げ出す羽
目になるのではないかと真面目に感じていたからです。
しかし、折角の申し出を無碍に断る事もできません。少しづつですが、再開す
るようになりました。すると、その代理店関係のみならず、友人関係からの仕
事依頼も多くなり始めたのでした。
が、私はナポリ仕事にかなり厳しい予防線を張りました。依頼された仕事の内
容を聞く前に「すぐに始められる仕事である事。出力センターや印刷屋には関
わらず、私の自宅まで色稿などを、こちらが決めた日時までに持って来てくれ
て、その上直しをしっかりやってくれる業者としか仕事しない事。そして肝心
なのは『明日』が『明日』であるという事!!」などと、殆どナポリでは不可
能ではないか? という条件を並べたて、それでもOKというクライアントから
のみ仕事を受けるようにしていました。
しかも一旦受けた仕事も、他から依頼が入ればそちらを優先してナポリ仕事は
一番最後まで残していました。「申し訳ございませんが、他からも入りまして
お得意様ですので、そちらを優先しております。締め切りを相当延ばして頂き
たいのですが、よろしいでしょうか? ほほほ。」などとイヤミ女になってお
りました(笑)。
実は、私には目論見があったのです。イヤミを言って、仕事をいつも最後まで
残して放っておけば、その内にナポリ仕事は来なくなるのではないかと…。こ
んないい加減な社会での仕事には、やはり関わらないのが身の為ではないかと
思っていましたので、イヤミ作戦を続けていたのです(笑)。
が、しかし、元々時間にルーズ(と、いうか時間を気にしない)ナポリ人達は、
私のそんなイヤミをすんなりと受け入れてくれたのです。勿論、雑誌や広告、
イベントなどの期日のある仕事は無理でしたが、パッケージやCIなどを依頼し
てくるクライアントの返答は「あ、いいですよ、待ってますから。ははは」と
いう調子でした。
そして、私が一番危惧していた仕事の流れの面においても、先ず始めにこちら
が一発ビシっと条件を並べ立て、遅れる業者には「もう仕事しません!!きー
ーー!!」と鬼のように(笑)いきり立っていたせいもあってか、なんとかす
んなりと仕事が運ぶ状況になっていったのです。
そうか! こっちがもっと強気になれば、ナポリ人は働くんだな! 確かに皆
もこう言っていたような気がする。でも以前の私は、激情のナポリ人に対して
強気になれる術も知らなかったけど、今はなんだか私もナポリ女みたいになっ
てるから、事がうまく運んでいるのかしら? …と、思ったものです。
仕事も楽しいものが多くなりました。大好きなパッケージから、カードなどに
使うイラストetc。そしてノベルティなども企画から参加するように。100年以
上の伝統を誇る老舗お菓子屋さんからCI依頼を受けた事も。さすがにそれは私
には畏れ多い依頼だと思い、丁重にお断りしたのですが(笑)。
そして住んでいる土地で仕事をするという特権として、反応がすぐに返って来
るのも嬉しい事でした。私が現在行なっているナポリ仕事は、雑誌や広告を除
くと、他はナポリ近郊&南イタリアでしか流通しない物ばかりですが、自分が
本当に好きになってやって来た街で、私のイラストやデザイン物を見かけるの
は、心から嬉しい事だと再確認しました。
元々私は熱血仕事派ではなく、デザインもイラストも自分の好きな物を作って
「誰か気に入ってくれる人がいればいいな」と思ってるタイプです。東京でデ
ザインを始めた19歳の頃、初仕事はヘアクリップのシールでした。本来ならそ
れは買えば剥がして捨てられるシールなのに、街角でそのシールを付けたまま
歩いていた女の子を見かけました。彼女はシールが気に入ってくれたんだな…
と思い、とっても嬉しかったです。
そしてナポリでも、たまたま入った銀行の窓口に私の描いたイラストのカード
が張られていました。窓口の人に「このカードは?」と聞くと「あ、コレ、可
愛いでしょ? だから毎日仕事するこの場所に張ってあるんですよ」と見知ら
ぬ女性は言っていました。
こういう喜びがあるから、私はデザインとイラストを続けていきたいと思いま
すし、こういう反応が直に返って来るのは、やはり地元で仕事をしていくから
かもしれません。
もちろん、今でも、すべてが万事スムーズにいく訳ではありません。鬼のよう
にいきり立つ事もまだまだあるのですが、なんとかうまくいっています。それ
に仕事を提出した後のクライアントの反応も、他国では「いいですねー」とか
「オー!ナイス!」止まりですが、ナポリ人は「わー! すんごーい! んも
ー、度肝抜かれる! うわーうわーうわー!!」の嵐で、それに私も合わせて
「でしょー? でしょー? でしょー? 自信作なのよ~!!」と大いばり!
(笑)過大なお世辞であっても、誉められると図に乗って木にも即刻登る私は、
こういうナポリ人の反応が心地良く感じるようになりました。
そして終いには、私自身がイヤミでもなんでもなく、仕事の存在をコロリと忘
れるようになり「あ、すみませーん。マジに忘れていた、てへへ」と謝る事も。
それでも「忘れていたならいいっスよ、ははは!」と言ってくれるナポリ気質
に私自身がハマり切っている状態です。
以前はがむしゃらに働いていた私ですが、近年は自己ナポリ化が進み、あまり
働かない人になっているような気がします(笑)。たまに帰る日本にて、熱血
仕事派の友人達に「よくそんなに働くね! 忙しいのは体に毒だから、もっと
のんびりした方がいいよ~」などと余計なお世話を言う事も。
そして自分は、仕事の流れのの~んびりしたナポリで関係者や業者と、冗談を
言い合ってノンキに働いている…。そんなこんなで、私のデジクリ生活は、ナ
ポリと共に続いていこうとしているのでありました。
その上デジクリだけでなく、友人達と共同で色々な企画も立てています。様々
な企画があるのですが、実現するつもりでいるのは、ナポリでのプレステイベ
ント。これはすでに南イタリア最大の劇場を借りる事を許可されてます。そし
て、ナポリにアキ・ダモーレショップを開く事も考えています。
それらの企画を実現するのは一体いつなのか? 本人は「そうですね、まぁ来
年あたり」と言っていますが、ここはナポリ。『来年』というのは『再来年』
でも『2~3年後』でもあるのです(笑)。好きな事を好きなように、のんび
りとやっていこうと思っています。
色々あった私のイタリア理想郷探しの旅は、やはりナポリで完結。しかも仕事
の面でも自らがナポリ人化する事によりトラブルも逃れ、収入は以前より減っ
たけれども、その代わりに手に入れた物は……。
毎日、心の奥底から、笑って、怒って、泣いて、喜んで……日常のふとした小
さな事ばかりなのに、私に『色々あっても生きるという事は結局楽しい事なの
だ』と教えてくれたナポリ流人生でした(笑)。ナポリ、万歳!!\(^o^)/
(完:…と言いつつも、プロバイダその後編という『オマケ』を次週にお送り
します)
【あき・だもーれ】イタリア在住/フリーのグラフィックデザイナー&イラス
トレーター/イタリア珍事件簿サイト『LA MATTINA』を今月末公開予定
STUDIO D'AMORE(akin@iol.it)
・いや、楽しい話でしたね。ナポリ、万歳!! \(^o^)/ ナポリ人化するこ
とでうまくいったのか。わたしの知り合いに、ラテン人と呼ばれる日本人がい
て、よくも悪くも業界ではとっても有名。ちょっとトラブっても、でもあの人
ラテンだもんねえ、仕方がないやとみんながあきらめる。人徳か?(柴田)
・ところで、ドイツの鉄砲玉デザイナーはどこに? その後原稿が届きません
ね。あれで終ったら、わたしはおこるよ。お~い、松永さ~ん。(デジ栗)
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■展覧会案内
デジタル動物園がやってきた!
「ゆかいな動物アート」展開催 7月20日(火)より
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<以下は主催者情報>
パナソニック デジタルアート スクエアでは、この夏「ゆかいな動物アート」
展(出展アーティスト:久納ヒロシ氏と柴田敏明氏の二人展)を開催します。
久納ヒロシ氏は、3Dステレオグラムを独自に開発し、一見、普通に見える写真
から立体が飛び出す3D写真作品”不思議アート”を精力的に製作しているアー
ティストです。柴田敏明氏は、1997年に「デジタルイメージアート’97大賞」
を受賞し、今最も注目されている新進気鋭のCGアーティストのひとりです。
「ゆかいな動物アート」展では、3Dアート、CGアートの楽しみさを、ぜひとも
夏休みのひとときにご家族で楽しんでいただけたらと企画しました。会場では、
「何がみえるかな???クイズ」を実施。出展アーティストの作品鑑賞をしつ
つ、クイズを楽しめる趣向となっています。オリジナルポストカード、3Dステ
レオグラム団扇等の販売も予定。
会期:7月20日(火)~9月30日(木)10:00~19:00
会場:パナソニック デジタル アート スクエア
(大阪市中央区城見2-1-61 ツインナショナルタワー1F)
入場料:大人500円、高校生400円、小・中学生200円
*バーチャル空間体験シアター、3D-フルCGアニメーション作品「シースクワッ
ドの海底大捜索」鑑賞券も含みます。
主催:パナソニック デジタルアート スクエア
問い合わせ先:パナソニック デジタル アート スクエア 06-6949-2135
久納ヒロシ《Kunoh Hiroshi》
1948年生まれ。長年コマーシヤル写真のスタジオのマネージメントを経験。91
年理想のカメラ(コンピュータ)に出会う。以後、静止画CGと合成を仕事にす
る。93年写真を用いた3Dステレオグラムを独自に開発。94年より読売新聞夕刊
に「不思議 アート」を連載中。
──人はどのようにして「これは写真である」「絵である」あるいは「現実で
ある」と判断しているのであろう。また、平面なのか、立体なのか、金属なの
か、布なのか判断するのだろう・・・等、人間の視覚、あるいは認識そして錯
覚に興味を持っているコンピュータで「非現実のリアリティ」を目指している。
展示作品数:3D動物シリーズ(カメレオン、キツツキ、ハエ、カマキリ、蚊、
魚)/6点 ステレオグラム(3D不思議アート)/30点
柴田敏明《Shibata Toshiaki》
1968年生まれ。イラストレーター。大阪芸術大学デザイン学科卒業。95年 ART
BOX イラストファイルオーディション入選。96年「ART BOXa:B book2」掲載。
97年 COMIC ON インターネット@コミック新人賞入選。97年ザ・デジタルアー
ト97大賞受賞。
──小さい頃から物を作るのが好きで、ノコギリや金槌でトンテンカンテンと
やって虫カゴなんかを作っていました。自分が欲しいものは自分で作る、そん
なことがあたりまえで、それが絵にも自然に表れていると思います。見たい絵
を自分で描くのはとても楽しいものです。3Dを使えるようになると、自分が欲
しいと思うグッズなんかもできたりして、架空の世界であってもこの面白さは
現実なんですね。
展示作品数:ネコシリーズ/20点
柴田敏明さんのホームページ
http://www1.kcn.ne.jp/~ko-shiba/
ディジタル・イメージWebサイトのふたりの紹介ページ
http://www.digitalimage.org/artists/KUNOH/index.html
http://www.digitalimage.org/artists/SHIBATA/index.html
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■展覧会案内
JAGDA新人賞受賞作家 菊竹雪、永井一史、日高英輝3人展
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大阪市中央区のダブル・クロックデザインギャラリーでは、JAGDA 新人賞受賞
作家である菊竹雪、永井一史、日高英輝氏の作品展を開催中である。JAGDA と
は日本グラフィックデザイナー協会の略称で、日本で唯一のグラフィックデザ
イナーの全国組織。40歳未満の会員が選考対象になるのがJAGDA 新人賞で、権
威と名誉ある賞である。今回144 人の対象者の中から、菊竹雪、永井一史、日
高英輝の3氏が選ばれた。作品展では、3氏の作品約100点が展示されている。
会期:7月13日~8月7日(土)平日10:00-20:00 土曜~18:00(日祝休)
会場:光陽社 ダブル・クロックデザインギャラリー
〒540-0012 大阪市中央区谷町4-5-8.3F Tel:06-6944-5920 Fax:06-6920-3080
デジタル入出力センター ダブル・クロックが毎月1日に発行するミニ情報誌
「WcLock」の3号には菊竹雪、永井一史、日高英輝氏のINTERVIEWがある。こ
の小冊子は無料配布。
http://www.koyosha-inc.co.jp
クリエイションギャラリーG8で6~7月に開催されたJAGDA 新人賞受賞作家作
品展1999の案内
http://job.recruit.co.jp/GG/1999/g8-9906.html
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■オフ&交流会情報
日刊デジクリ初オフ会「デジクリ、パワーパーティー」
~来て、見て、遊んで、充実の一夜~
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以前に告知しましたが、デジクリオフ会の開催が決定いたしました。iMedioさ
ん主催の「iMedio WEB LIVE '99」終演後、同じ建物の48Fで行います。
http://www.imedio.or.jp/weblive99/ (iMedio WEB LIVE '99詳細ページ)
プログラムの詳細などは追って告知いたします。ぜひご参加のほどを!
日 時:1999年7月30日金曜日 18:30~20:30
会 場:WTCコスモホール
大阪市住之江区南港北1丁目14番16号 WTCコスモタワー48F
交 通:ニュートラムテクノポート線 トレードセンター前駅下車徒歩5分
定 員:150名(先着)
入場料:5,000円(税込)
※当日お支払い頂きます。
協 力:財団法人大阪市都市型産業振興センターソフト産業プラザiMedio
申し込み方法:
info@dgcr.comまで下記フォーマットをsubject「パワーパーティー」でお
送りください。水曜日以降、手続き完了のお返事をいたします。
【氏名】
【郵便番号】
【住所】
【TEL】
【メールアドレス】
【URL】
【日刊デジクリ読者歴】
【ひとこと】
・150人も集まるかどうかちょっと不安…。iMedio WEB LIVE '99もあるので、
ぜひぜひご参加ください! お会いしましょう! 騒ぎましょう!
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■現在募集中 みんなのデジクリに参加しましょう!
mailto:info@dgcr.com
?ホームページリニューアルインフォメーション
ホームページで作品をどんどん公開しているデジタルクリエイターからの更新
情報を掲載します。更新内容を簡単にまとめて(200字以内)URLを添えてお送
りください。新規オープン情報も歓迎。ただし、掲載するしないは編集部の判
断によります。
?新刊情報
デジクリ諸君に読んでもらいたい本を出版した著者、あるいは版元の担当者か
らの情報を募集します。本の内容、体裁、価格などの情報を簡潔にまとめてお
送りください。また関連URLも。一部手を入れて掲載することもあります。
?デジクリClassifieds
「売ります、買います、あげます、ください」などのクリエイターにとって有
益な情報をお待ちしております。不要になったものが、案外ほかの方には有益
なものかもしれません。なお、取り引きは個々の読者と直接コンタクトをお取
りください。編集部ではトラブルの責任を負いません。
?展覧会やイベント、コンテスト、セミナーなどの情報
クリエイター向けのイベントやコンテスト、セミナー情報、展覧会やギャラリ
ー情報などもお送りください。
?モニター情報やプレゼント
クリエイター向けのモニター情報や、プレゼント情報をお送りください。企業
の方のタイアップ企画もお待ちしております。
?プレスリリース
クリエイターに有益だと思われるプレスリリースをお待ちしております。
?イベントやセミナーなどのレポート
イベントやセミナーなどのレポートをお待ちしております。画像がございまし
たら、それも一緒に添付してお送りください。「日刊デジクリ」内で紹介の上、
「WEB デジクリ」に掲載します。その際、できましたらレポーターの方のプロ
フィールと顔写真も一緒にお送りください。
?スクール情報
国内外問わず、クリエイター向けのスクール情報をお寄せください。
?雑誌情報
国内外問わず、クールと思われる雑誌や、クリエイターにとって便利・勉強に
なるという雑誌や書籍の情報をお寄せください。これはクリエイター雑誌やコ
ンピューター関連雑誌に限定いたしません。
?クールサイト情報
国内外問わず、クールと思われるサイトや、クリエイターにとって便利・勉強
になるというサイトの情報をお寄せください。自薦他薦問いません。
?その他、クリエイターに有益と思われるもの全般
クリエイターに有益と思われるものでしたら、何でもお気軽にご連絡ください。
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■編集後記(7/17)
・昨日、うちの過保護犬ハニー号について書いたら、パティ号・アベル号・ノ
エル号・カイザー号のハハという読者から、「カトリくんも、扇風機さんも、
全然過保護じゃないです。それを言うならうちの4頭の座敷わらしは、大きな
図体して万年ダラダラとリビングのソファでグ~タラ寝。夏は24時間クーラー
の下で……仕事部屋で放熱機器に囲まれて一生懸命(いちおう)仕事をしてい
るご主人様(モチ私!)や大阪まで遠距離通勤しているもうひとりのご主人様
(ダンナさま)よりも快適な生活を送っている輩達です」とのこと。負けた。
愛犬の世界は奥が深い。近所のなんとかというチビ犬は、散歩といえばハハの
腕の中か自転車の前カゴの中。どこが散歩やねン、といつも思う。(柴田)
・昨日の「デジタルワールドの怪しい人々」に対するご意見、反論が続々(で
もないが)。おおむね反論が多い。編集部は、いつもご推薦の論を掲載するの
ではなく、アブナイけどオモシロイ、ちょっとズレてるけどイモシロイ、ヘタ
だけどウマイ、極論だから話題になる、ウソ八百だけどみんなわかって楽しめ
る、ちょっと甘いから誰かがフォローしてくれるかも、ヤなことゆうから反論
して欲しい、なんて気持ちで掲載していますから、いわゆる「見識」とかは期
待しないでください。編集部の「見識」は疑ってください。デジクリを楽しん
でください。楽しんでご意見下さい。感情的なのはイヤよ。(デジ栗)
・日本人の、それも現存作家の本はあまり読む気がしない。生きているので、
追っかけるのが面倒だし、いい本も悪い本も名前だけで一緒に出版されるので
たまたま手にとったものが悪い本だったら、もうその作家の本を読みたくなく
なるからだ。古典だと時代を生き残ったものだから自然いいものが多くなる。
死ぬまでに読める本の数なんてしれているし、人の考え方なんてあまり変わら
ない。何百年前、何千年前でも同じようにレンアイに悩む文章があったりして、
時代を越えたその作家の文章に胸が痛くなる。だけど逆に、たまたま手にとっ
た現存作家の本が良かったとき、その作家が生きていることに感謝する。遭遇
したいと願う。同じ時代を生きながら同じ地球にいながら、このような本を書
くことができるんだと嬉しくなってしまう。これがちゃんと出版され流通し世
の中に受け入れられているのだと当たり前なのだけど、驚く。(hammer.mule)
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