[0530] もしも小学校時代にインターネットがあったなら…

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0530   2000/02/14.Mon発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 15186部
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 <そなえよつねに!ですッ。(@。@) >

■デジクリトーク
 もしも小学校時代にインターネットがあったなら…
 神田敏晶
 
■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 00020(2/14)
 海の孤島
 川井拓也

■デジクリトーク「眠る繭」制作楽屋落ちシリーズ 
 カメラマンとわたし-3
 梅地浩太郎

■イベント案内
 eAT KANAZAWA(イート金沢)

■新不定期連載 / SatoRichmanの手が向いたら vol.001

■展覧会案内
 masuo uehata exhibition
 表参道ハナエモリビル 1F オープンギャラリー 2月19日~3月17日
 


■デジクリトーク
もしも小学校時代にインターネットがあったなら…

神田敏晶
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KNN神田です。

インフルエンザで、地獄を見ています…。今年のインフルエンザはきついと聞
いていましたが、さすがに熱が40度に達してしまうと、キーボードに迎うどこ
ろか、寝ていてもつらい、鼻、ノド、目がもう機能しなくなってしまいました。

なおりかけたと思い、汗まみれが気持ち悪く、シャワーを浴びてからもまた、
インフルエンザがリスタート…。つくづくSOHO者のつらさを感じます。自分の
仕事は自分が終えない限り一生そのままです。トホホ…。

さて、いよいよ MACWORLD EXPO が迫ってきました!
今年もご期待くださいね! 日本で初の試みをご用意しております。

さて、インフルエンザをどこでいただいてきたかというと、きっとそれは先週
の小学校の授業の時だったと思うのです…。

「情報教育」と「情操教育」が、今の小学校の教育改革の中で急速に進められ
ており、もはや先生だけでは成り立たないという事で、小学校から地域のエキ
スパートからにも学ぼうと、"ゲストティーチャー"という制度が作られたそう
です。職人さんに仕事の解説をしてもらったり、老人に町の歴史を話してもら
ったりするというカリキュラムが導入されました。

かつて日本版のネットデイプロジェクトでお世話させていただいた兼ね合いも
あり、生まれて初めて小学校の教壇に立ってきました。「インターネット」の
魅力を彼らに伝えるために…。

相手は小学校5 年生。3 年前、同じ小学校で「家にパソコンがある人は?」と
聞いた時、パラパラと数人の児童が手をあげる程度でしたが、今年は、クラス
の半数は手をあげてくれました。日本の家庭にパソコンは確実に増えてきてい
たんですね。

「家でインターネットが自由に使える人は…?」の質問に、子供達は顔を見合
わせながら、誰も手をあげることがありませんでした。ど、ど、どうしたんだ! 
半分の家庭にコンピュータがあるんじゃないのか? しかし、返事を聞くたび
に日本の家庭の事情が見えてきました。

「勝手に使えない」「電話代がかかると怒られる」「子供がするもんじゃない
といわれる」「鍵がかかっている」「古いマシンだから無理」などさまざま…。

全国のお父さん、お母さん、塾に通わせる時間と費用の半分でも、一緒にイン
ターネットを楽しむ時間と費用にわけてみることを絶対にお勧めします!

お受験の"その後の価値"は最近のエリート大学生たちに聞いてみてください。
すでに彼等の就職意識が、"ネットビジネス"に就くことが花形になっています
から…。アメリカのような、一番優秀な人は自分で起業、二番目、IPO 前のネ
ットベンチャー、三番目がIPO をした後のネット企業、一番ダメな人が、大企
業を目指すという構図に、日本も近づきつつあります。

IPO 新規株式公開(initial public offering)

デルコンピュータのマイケル君なんて、9 才の頃から商売を考えていましたか
らねえ。今でこそいえますが、Mac の大きくなったサードパーティーさんです
が、そこの創業者は米国本社にやりとりする時には、すべて高校時代の職員室
のFAX を拝借して、注文書を送って、ビジネスしていたそうな…そんな、ちゃ
っかりした子供たちが自分の生活の中で、ニッチなマーケットを発見していく
能力が非常に問われてくる時代だと思うのです。

このあたりのビジネスモデルを考える癖を小学生くらいから養い、中学くらい
でデビューして、高校生くらいで投資を受けてIPO しちゃって、ビジネスが落
ち着いてから大学にいくとかいう人生の選択がそろそろあってもいいかと思う
のです。クララの家本さんだって、ようやく18才になってしまいました(15才
で名古屋で起業されました)。モーニング娘の後藤真希さんは14才でがんばっ
ています(関係ない)。

たとえば、自由課題で好きな事を勉強できたり、発表したり、表現できる期間
って本当に小学校にいる間くらいにしかできません。しかも高学年になってく
ると宿題の量が増えてきますから無理。インターネットでしっかり、遊べるの
はむしろ中低学年の間です。

キーボードが無理であっても、NetMeeting やホワイトボードで遊ぶこともで
きるでしょう。shockwave.com からインターネット対戦ゲームまでいろんな事
にチャレンジできるでしょう。

インターネットとはちがいますが、ポケステ(プレイステーションのポケット
版"ポケット・ステーション")の"どこいつ(どこでもいっしょ)"は秀逸なソ
フトだと思います。

キャラクター系というよりも、友だち系のソフトなんですね。ネコのトロ(一
応、キャラクター)はなんでも素直に聞いてきます。「ねえねえ、トシ? 好
きな子はいる?」「その子のこと思うとキュンとする?」などなど。しかし、
まともにトロに正直に答えていると、人に聞かれて大慌てってこともよくあり
ます。

しかし、子供が親にも友だちにも先生にも言えない事を、トロだけには相談で
きるというシチュエーションがあるようです。ソニーは、"たまごっち"を研究
しつくしているのがよくわかります。トロは日数が立つとお役目を終えてしま
うという、別れのモードがついているからです。たまごっちのように世話を要
求するだけの土足型マーケティングではなく、"どこいつ"はパーミッション型
のセンスをもっているから飽きにくいのでしょう。

そんな"どこいつ"よりももっと、親身に相談に慣れるのが、実は、インターネ
ットの向こう側にいる人のコミュニティでしょう。とあるMLで活発に発言する
女性の署名のページをみたら、なんと中学生だったりということもシバシバ。
彼女は自己責任で顔もあげて本名も見せています。さすがに住所と電話番号は
はずしたらしい。

そんなインターネットのすばらしいコミュニティのことを、小学校で教えたか
ったのですが、児童たちの名前と顔が一致するデータはウエブサイトに掲載で
きない、電子メールはおろか、外部へのアクセスもクラス中のマシンが、プロ
キシーサーバー経由でのダイヤルアップでアクセス。みんながあちらこちらに
アクセスすると、yahoo をただ開くだけでも大仕事。これでも、小学校の中で
は進化している方であり、隣の中学校では、今だにDOS マシンでようやく来年、
Windows の98が入るかも知れないという状況。95を小学校で使って、DOS を中
学で使うダウングレードというのも、ちょっとホントは可哀想な状況です。

大阪の西沢学園というところでは、アダ・マウロが、今だにCFで「オニキスが
ある学校」とコマーシャルしていますが、今頃そんな宣伝していてどうする!
と思っていました。オニキスでバリバリにCG使える人に入社されても、そこの
DOS/V でも同じことできるで(^^)といわれる時代です。学校関係でのダウング
レード問題は本当に深刻な状況です。

これは、アメリカでも一緒の悩みです。私立は豪華に公立は質素にと、デジタ
ル・デバイド(デジタルによる情報格差)が学校文化の中にも形成されつつあ
ります。

そんなギャップを埋めるには、やはり家庭の中でのインフラなのです。プレス
テ2 を買ってしまえば、DVD とCDもOKで、キーボードさえあればとりあえず家
庭でのインターネットはなんとかできるところまでいくことでしょう。

あとは、メール類ですね。もう国民背番号といわずに、"国民メール"で構想し
ちゃいましょう。ミレニアムベイビーには、希望する家族・親戚全員に"国民
メール"を一人づつあげてしまい、POP とSMTP を利用してもらいましょう。メ
ール番号を郵便番号覧に書いても本人に届くとか…。そんな便利な事になるか
もしれません。

熱があると、ついつい、いらん事を考えてしまうような…。
とにかく、2010年には日本をいや、世界を支える子供たちに、先進国としてイ
ンターネットをもう少し自由に使える環境を、20世紀を目前に控えて考えてあ
げるべきでしょう。彼等のメリットは私達にもメリットになるはずです。

The smallest digital TV station in the world
KandaNewsNetwork http://www.knn.com
Toshi Kanda mailto:knn@rr.iij4u.or.jp

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■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 00020(2/14)
海の孤島

川井拓也
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さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作し
ていくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰
が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って
行こうと思いました。

2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサー
を集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染
させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。

布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へ
と変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ
本格的な企画作業へと移っていきます。まずは重要なベースとなる船のことを
解決していきましょう。

さて、一方ピースボートのスタッフとのメールのやりとりがはじまりました。
最初のレスが戻ってきました。

> 川井様
>
> 読みました。
> それにしても、こんなに長文だったとは…………
(企画書代りにデジクリの連載文を一気に送ってしまった・・)
>
> ip2000に関して、最大限協力していきたいと思います。
>
> 船は物理的な閉鎖空間であると同時に、情報も入ってこないし出ていくこと
> も困難です。現在、船上の事務局と東京の事務局間ではe-mailによる通信を
> 行っていますが、プロバイダへの接続のためにもインマルサットの国際回線
> を使用しなければならず、長時間接続すると膨大なコストがかかります。
> (us$10.00/分)不確かな情報として、衛星を使った「無線の専用線」みた
> いなものがあるという話を聞いたことがあります。果たしてこれが、船の上
> で使えるものなのかどうかは分かりません。しかし、とにかく作成したコン
> テンツをどう発信させていくのかという問題さえクリアーされれば、ひじょ
> うに展望が開けてくると思っております。

最大限の協力とはうれしい!!!最初の一歩が進みました。で、さらに第一の
想定クライアントが決りましたね。

インマルサットかあ。「船と星と地球結ぶプロジェクト!」おおげさだけどロ
マンだな。A 型みずがめ座、つむじふたつの自分に合っているシチュエーショ
ンだ。インマルサットのほかにもうひとつ手があるな。各寄港地にIBM などの
アクセスポイントを提携しておきアップロードするという手。映像番組は DHL
で送ればいいけどWEB はやはりリアルタイム近いカタチで送りたいものだし。
寄港地リストを見なおしてみよう。アクセスポイントがあるかな?

香港 (中国)
ふむ。
ダナン (ベトナム)
うむ。
シンガポール
ふむ。
コロンボ (スリランカ)
うむ。
ポートビクトリア (セイシェル)
むむ。
モンバサ (ケニア)
うぐっ。
マッサワ (エリトリア)
ぐぐっ。
スエズ運河
うう。
ポートサイド (エジプト)
以下反応省略
アシュドット (イスラエル)
ピレウス (ギリシア)
ドブロブニク (ギリシア)
チビタベッキア (イタリア)
ラスパルマス (カナリア諸島)
ハバナ (キューバ)
パナマ運河
アカプルコ メキシコ
バンクーバー (カナダ)
カムチャッキー (ロシア)

こりゃ、インマルサットしかねーな。(続く)

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■デジクリトーク「眠る繭」制作楽屋落ちシリーズ 
カメラマンとわたし-3

梅地浩太郎 http://www.yk.rim.or.jp/~umeji/
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昔、先生か先輩にこう言われたことがある。
「ここにキャベツがあるとする」
「んで、5 分で料理をつくらないといけないとする」
「二流のコックさんは生煮えのロールキャベツをつくろうとするが…」
「一流のコックさんはおいしいキャベツの千切りをつくるのです。」

確かこんな内容だったとおもう。これの意味は時間内でできる最高のことをし
よう、という意味だったのでしょう。

所さんと仕事を始めて何ヶ月かした頃、僕はこの話を思い出し、この話を所さ
んに当てはめるならこうだな、とおもった。それは

【10分かけて一流のホイコーローをつくる人】

所さんが自分のことを評して「僕はバランス人間」といったことがある。確か
にそうだ。5 分では千切りしかできないことを知っているし、30分かける時間
が無いことも知っている。そこで時間はちょっとだけズルをして、美味しいも
のを造ってしまうのだ。

そうゆう意味では僕の「所さんが求めるクオリティーがとてつもなく高いので
はないか?」という懸念は、半分あたり、半分は懸念に終わった、ということ
だろう。具体的に今回の僕の作業でいうなら徹夜することはあっても、二徹す
ることはない、もしくは胃が痛いことはあっても、医者に行く程ではない、と
いう感じだろうか。

こうして所さんと仕事を始めて3 ヶ月もする頃には、すっかり師弟関係もでき
あがり、加速度的に仕事が進んでいくのであった。(つづく)<ほんとか?

【10分かけて~
なんか笑点みたいだ(笑)。

「眠ル繭」サイト
http://www.porcu-pine.com/mayu/

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■イベント案内
eAT KANAZAWA(イート金沢)
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/eat/summary.htm
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<以下は主催者情報>

eAT KANAZAWA(イート金沢)は伝統芸術・文化を育んできた金沢市が、新たな
芸術・文化・産業の創造、人材育成をめざし、企画開催する年一回のイベント
です。

2000年テーマ「ムービーウォーズ…これが映画を変える!」
2000年2月24日(木)25日(金)26日(土)

実行委員長 浜野保樹(東京大学大学院助教授)
総合プロデューサー掛須秀一(ジェイ・フィルム代表取締役、編集/ポストプ
ロデューサー)

・2月24日(木) 金沢市文化ホール 18:00~21:15 無料
アワード eAT'00 KANAZAWA 名人賞ほか
フォーラム 「映画も変わる、デジタル制作からデジタル上映まで」
浜野保樹(東京大学大学院助教授)
「マッハ1.67ついに日本に凱旋デビュー!」
 -海外の映画祭で絶賛された石井聰亙監督率いる映画人による
 幻のロックバンドの初ライブ-
 →整理券の配布は終了

・2月25日(金) 金沢市民芸術村
セミナーA 「今語る、シェンムーのすべて」10:30~12:30
鈴木 裕(ゲームプロデューサー、(株)セガ・エンタープライゼス)
浜野保樹(東京大学大学院助教授)

セミナーB 「これが映画を変える・・・海外映画メイキング事情」10:30~12:30
柏 弘一(ポストプロデューサー)
古賀信明(ビジュアルエフェクト スーパーバイザー)
渡部 眞(撮影監督)
コーディネーター 掛須秀一(ポストプロデューサー)

セミナーC 「デジタルが映画を変えられるか!?」13:30~15:30
石井聰亙(映画監督)
押井 守(映画監督)
塚本晋也(映画監督)
コーディネーター 武藤起一(映像環境プロデューサー)

セミナーD 「デジタルアニメーションが未来を変える」13:30~15:30
石川光久(プロダクションIG代表取締役)
奥野敏聡((株)オー・エル・エム代表取締役)
真木太郎((株)ジェンコ代表取締役)
コーディネーター 萩野正昭((株)ボイジャー代表取締役)

・2月25日(金)夜塾 金沢湯涌温泉 19:30~
全体交流の場(プレゼント抽選会など)
グループ討論会(上記講師と膝を交えて自由に語り合う交流の場)

・2月25日(金)~26日(土)eATギャラリー 金沢市民芸術村 12:00 無料
ゲスト講師の作品展示/アワード作品展示/eATジュニア芸術展の作品展示

参加費(交通費別)
フォーラム 無料(整理券を発行)
セミナー券 一般4000円、学生2000円
セット券(セミナーと夜塾1泊2食のセット)20000円
※セット券は定員になり次第締め切らせていただきます。

申込先/問い合わせ先
〒920-8577 金沢市広坂1-1-1 金沢市役所 都市政策部 高度情報化推進室内
イート金沢実行委員会 TEL:076-220-2028 FAX:076-264-2535
E-mail:eAT@city.kanazawa.ishikawa.jp
※詳しくはサイトをごらんください。

主催:イート金沢実行委員会/、催:金沢市
特別協力:(社)デジタルメディア協会(AMD)

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■新不定期連載 / SatoRichmanの手が向いたらvol.001 + + + + + + +
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「 SatoRichmanの手が向いたら」では、気が向いたときに絵を描かせていただ
きます。日夜ブラウン管を駆けめぐるデジタルクリエーターの皆様の目休めに
なれば幸いです。ついでに、私の近況などをお伝えできればと考えています。
+ + + + + + + + + + + + + + + + by SatoRichman FEB.2000



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秋葉原へ往復してきました。スキャナの調子が悪くなったせいです。スタッフ
が何人もいる会社で、アシスタントスタッフだって何人かいるのだから社長自
ら出かけることもないのですが、会社のカード決裁が私だけしかできなかった
りするものですから仕方ありません。…実は秋葉原も大好きですし…。
不調なスキャナは修理に預けて、新しいスキャナを買ってまいりました~。
結局、スキャナを毎年のように購入しています。酷使しているから仕方ありま
せんが、消耗品ですよね!数年前からは 5年保証をつけるようにしています。
それから壊れにくくなったような気がします。保険って不思議です!?
ハードの価格も10年前と比べれば異常に安いです。だから購入時は必ず同じ型
を数台買うようにしているんですが、たまたま在庫の問題で一台しか無くて、
慌てて秋葉原へ往復する羽目となりました。そなえよつねに!ですッ。(@。@)

SatoRichman(日本名/佐藤豊彦)
イラストレーター + アートディレクター + webクリエイティブディレクター+
デザイン制作会社 studio super,inc. オーナー + 某女子美術短大非常勤講師
+ 短編小説家 + PowerBookG3ユーザー + 外見→小太りおやじ(何とかして!)
サリダ表紙毎週連載中、マイカルサティTVCF制作中 3月 ONAIR予定、もうすぐ
デジタル素材を制作する新会社設立します。デジカメ撮影に興味のある方、CG
制作に実力を発揮したい方求人してます。
sato@studiosuper.co.jp http://www.studiosuper.co.jp注:HPは万年工事中
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▼SatoRichmanさんのレイアウトそのまんま貼ってあります。

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■展覧会案内
masuo uehata exhibition
表参道ハナエモリビル 1F オープンギャラリー 2月19日~3月17日
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masuo uehata exhibition
会期 2月19日(土)~3月17日(金)
会場 表参道ハナエモリビル 1F オープンギャラリー 
連絡先 港区北青山 3-6-1 TEL.03-3406-1169
作家 上畠益雄 超時空物体チヨガミックス主宰

<略歴>1967年生まれ。84年全国高校生デザインコンクール自然保護協会賞。
85年名古屋市立工芸高校デザイン科卒業。97年アーバナート#6 協賛企業賞
(日清紡賞)。98年個展「超時空物体チヨガミックス」原宿ギャラリー。

<コメント>最終的に君は何がしたいんだ。何になりたいんだ。最近、そう人
に尋ねられて、戸惑ってしまいました。3DCGって、モデリングは彫刻、レンダ
リングは写真、プリントは版画、布地にプリントすれば染色、アニメは映画。
どの作業も楽しいけれど、イラスト、デザイン、アート、フォト、ムービー、
いったい何がしたいのかって言われた時の言葉がありません。作品がその言葉
なのでしょうけど。言葉そのものなのでしょうけど。
E-mail:uehatamh@aol.com
 
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■編集後記(2/14)
・物欲を刺激するオヤジ雑誌「ラピタ」を見ていたら、コレどうしても欲しい
ってモノが載っていた。最新折り畳み自転車である(昨年クロスバイクを買っ
たばかりなのに)。ジャイアントのMR-4という斬新なデザインの24インチホイ
ール車。重量は10.3キロ、これなら輪行袋に入れて旅に出られる。もちろん、
いまのクロスバイクだって分解して移動は可能で、そのつもりで買ったのだが、
さいきん調整するのがめんどうで。MR-4なら60秒未満で折り畳める。約10万円
か。いまのわたしには10万円あったらデジカメを買うべきなのだが。(柴田)

・土曜日の十河さんのコラムは厳しいけれど、そのくらいの覚悟を持ちなさい、
そう教えられた気がする。うちの父親にしても、今の若い奴は根性が足りない
と言うのだが、そりゃあなたの粘りには誰も勝てませ~ん、と思う。そして私
の場合、与えられたものを期待以上にやろうと、意気込みすぎて息切れするの
だが。流されてなってしまった銀行員時代は、どんな小さな仕事でも手を抜く
もんかとお茶くみすら毎回気合いを入れていた。おかげで大手企業の重役の息
子さんたちとの見合い話もちらほら舞い込んできたが、若い私は断ってしまっ
ていた。徹夜が続くと、選択を誤ったかなと思ってしまったりする。わはは。
日々向上とは思う。読み終わっていない仕事関連の書籍が山積み。勉強したい
ことは山ほどある。吸収したいこともたくさん。まだまだこれから、と一生思
い続けたいっす。                    (hammer.mule)

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.shohyo.co.jp/nagesen/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
 担当:濱村和恵
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
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