[0572] 引っ越しで煮詰まるわたくし

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0572   2000/04/04.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 15824部
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 <あっちにはミニスカポリスまで(笑)>

■デジクリトーク
 引っ越しで煮詰まるわたくし
 中嶋かをり

■デジクリトーク
 パチンコ・パチスロ産業フェア2000レポート
 武橋道哉 

■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0051(4/4)
 捨てる神あれば拾う神ありか?
 ------世界一周出航まで残り48日-------
 川井拓也

■展覧会案内
 ギンザグラフィックギャラリー167回企画展
 '00 TDC 展

■展覧会案内
 キヤノンワンダーミュージアム
 Ed.TSUWAKI EXHIBITION『FEMME 2000』/植田正治写真展



■デジクリトーク
引っ越しで煮詰まるわたくし

中嶋かをり
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みなさんこんにちは。なんだかいつが締め切りだったんだかよくわかんなくな
ってしまっている中嶋です。

さて、今月の話題ですが、いよいよ引っ越しを約1週間後に控えたところまで
やって来まして、事前に予想していた通りの状態になってしまっておるわたく
しなのでございます。

予想していた通りの状況とは何かと申しますと、大きく分けて2つあります。

●しなきゃなんないコマカイことがたくさんあってワケわかんねえ

もともとわたくし、頭がシングルタスクにできておりまして、いっぺんに物事
がいくつか進行し始めるともうそれだけでイッパイイッパイになってしまうの
であります。

ところが引っ越しというのは、なーんかコマカイことがたくさんあって、片づ
けても片づけても次々とできてくるし、アレができてなきゃコレができない、
だったらアレか、いやソレをしておけばアレもコレもオッケーか、しかしそれ
は…などという、十分条件や必要条件や必要十分条件が山ほどくり出てきます。

時間軸進行の条件も加わって、いざ始めてみればそんなに時間はかからなくと
も、それまでの頭の中が大騒ぎ。もう玄関にフックを付けたいってだけでテン
ヤワンヤです。あーそうだ、この引っ越しの流れをフローチャートにしてみる
と分岐がイッパイあって面白いかも、ってそんなことしてる場合じゃねーだろ
ー<オレ。

ちょうどいい例なので、玄関フックでなぜテンヤワンヤか説明してみましょう。
最初は、玄関に洋服とかをかけとくフックを付けたいナ、と考えただけだった
のです。

よくリビング用品とかのところに、そーゆーフックを売ってるので、それをテ
キトーに買ってきて付けりゃいいや、とカルーく考えていたわけです。しかし、
フト気づいてみると、今のうちにもそれは付いているのですが、間隔が狭くて
洋服同士が重なってしまい、使いにくいのですね。

とゆーわけで間隔をちょっと広くしたいと思いましたら、そーゆーデキアイの
ものが見当たらなかったわけです。そこで東急ハンズへ出かけていき、1つず
つバラのフックを買ってこようと思ったんですが、ここでオットから意見が出
ました。オットの実家で洗面所にタオル掛けを付けたら、下地が弱くてもげち
ゃった、というのです。

いわゆるマンションなどの壁は、ふつー石膏ボードでできています。これがけ
っこう弱いんですな。だからフックなど重量がかかるものは、ボードのところ
じゃなくて、その下に柱っつーか、ボードを支えてる木部があるとこに付けな
くちゃいかん、とゆーことなのでした。

これ、どこに入ってるかは叩いてみれば大体わかるはずなんですが、問題はそ
の柱が、我々の求めている間隔で入ってるとは限らない、ということでした。
ここらへんまで来るのに(夫婦間に緊張をはらみながら)3日はかかってます。

で、モノのわかった人に相談してみたところ、それは下地に板を付けて、フッ
クはその板につけるようにすればよいのだ、ということでした。しかしワシラ
に板を買いに行ってそれをステインなどで塗ったりしてさらに壁に打ち付けて
かてて加えてフックを付けるなどとゆー工事をしている余裕があるでしょうか。
いやない。ありません。

で、結局内装をちょっと直してもらう工事をお願いしてたところに、その取り
付けもお願いしてしまいました。フックだけ買ってきて、こう付けたいんだよ
ーん、という図をIllustratorで書いて頼んだのです。やれやれ。

もー他にもカーテンとかウッドブラインドとかカーテンとブラインドじゃ測る
ところがちょっと違うよとか、デンキとか家具とかこの期に及んで洋服ダンス
が壊れちゃったとか、住所変更通知がギンコーやカードや電気ガス水道だけじ
ゃなくてWOWWOWとかJAFとか定期購読雑誌とかいろいろあるじゃんかよとか、
出てくる出てくるフトンのホコリのように。だれかタスケテー。いや誰も助け
てはくれられない…オレはオレはオレは!

とゆー状態になってしまうわけなんであります。

●それに加えてやっぱり仕事がこんなんなってるし

みなさんも身に覚えがありませんか? 仕事というのは重なって困るときには
ゴマンと来て、ヒマでヒマで困ってるときにはトンとこないものです。どこか
に仕事のたまり場があって、そこで仕事同士が「今行くとヒマそうで面白くな
いから、固まっていこうや」とか相談してるんじゃないかと思うくらいです。

で、やっぱりこの期に及んで仕事が重なってまいりました。いままでペンディ
ング状態だったお仕事たちが続々と重なり始めているのです。それを避けるべ
く、いろいろと根回しなどしてみていたのですが、なんつーか裏目っつーかム
ダだったっつーか、「じゃお引っ越し前までにヨロシクお願いしますネ」

うううう! しかしここで引き伸ばしたりはもーできません状態なわけです。
これをキッチリやってこそプロってもんだろう! などと気合いを入れる今日
この頃なわけですが、だがしかしシングルタスクなわたくしなので、とかも言
っておれないので、とにかくオレはやるぜ! やってやるぜ(燃える)!

という今日この頃なのです。しかも今現在、猫が砂糖壺をひっくりかえして流
しが砂糖だらけだし。くわー。

【なかしま・かをり】(エディトリアルデザイナー)bizarre@ss.iij4u.or.jp
1963年生まれ。東京学芸大学美術教育学科卒業。いくつかのデザイン会社を渡
り歩き、書籍・パンフ・広告・販促物・企業のDTPサポートなど来た仕事はな
んでもやった。結婚を機に(専属のシステムサポート要員である夫を入手した
ため)独立。現在は主にページもののデザインと企業サポートを中心に、でき
ることは何でもやっている。アットニフティ FGRAPHIC Sub-SysOp、日本エデ
ィタースクール非常勤講師、阿佐ケ谷美術専門学校非常勤講師。著書「実用
QuarkXPress4J」「DTPブッシュナイフ(いずれもディー・アート刊)など。
http://www.ss.iij4u.or.jp/~bizarre/

▼かをりさんて、男らし~~~

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■デジクリトーク
パチンコ・パチスロ産業フェア2000レポート

武橋道哉 
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皆様、こんにちは。パチンコサウンドクリエーターをしております、武橋道哉
です。図々しくも再び登場の今日は、2月23日と24日に幕張メッセで行われた、
「パチンコ・パチスロ産業フェア2000」をレポートしようと思います。

このフェアは、パチンコメーカー、パチスロメーカー、周辺機器メーカーが一
堂に会して新製品を発表する、2年に一度のお祭です。目玉は、パチンコ・パ
チスロメーカーが「近日登場機種」と銘打って行う、新機種の合同展示会です。
勿論、各メーカーとも、普段は任意のサイクルで新機種を発表していますが、
こうして一斉に行うとやっぱり壮観ですね。好きなだけ打てるのも魅力的です。

ここ2年くらいの時流を継いで、今回の新機種発表も、タイアップものが多く
出展されました。志村けんを皮切りに、飯島愛や、スロットでは中村玉緒とい
った芸能人モノから、いなかっぺ大将、ど根性ガエル、ハレンチ学園、ガンダ
ムなどの、往年のヒットアニメをモチーフにしたものなど、盛りだくさんです。

勿論、いくらタイアップものとは言っても、パチンコ機としての面白さがなけ
ればヒットはしません。でも、この多彩な顔触れは凄いです。そして、おお!
志村けんや中村玉緒など、メーカーブースに御本人がゲスト出演している!
何故だか知らないけど、あっちにはミニスカポリスまで(笑)。メーカー側も、
それはそれは、力入れているんですね~。

また、あるメーカーは、デザイナーの田中秀幸氏が、トータルプロデュースし
たパチンコ機を出展していました。今後もどんどん、こういった既存の枠に捕
らわれない、いわゆる「新風」がキモになるのでしょうか。確かに、演出のア
イディアだって、メーカーの人間じゃない人から出た閃きの方が、光っている
事、多いですものね。

タイアップものを出展していないメーカーだって、負けてはいません。現在の
パチンコは、とにかく表示画面をキレイに、演出を面白く、というのを武器に
各メーカー共にしのぎを削っているんですが、その中で一社、凄い機種を展示
していました。7インチワイド液晶表示を用い、おまけにハードは64ビット。
単純に言えば、NINTENDO64と同じなんですから、パチンコ台の表示も、進化し
たものです。

進化といえば、サウンドに関しても目覚ましく、これまで主流のピコピコ音か
ら、PCM音源(デジタル音源)を用いた、作った音をそのまま再生する環境に、
現在はシフトしつつあります。

ピコピコ音、というのは、一昔前のファミコン(スーパーではない)と同じレ
ベル、と考えていただけると、イメージがわくでしょうか。もっと分かりやす
く言うならば、携帯電話の着信音です。

今回の展示でも、パチンコ機に搭載したサウンド出力装置を一新して、「着信
音」から脱却を図ったメーカーが、いくつか見られました。やはり、欲しい所
で、欲しい音色が自在に操る、という環境を追求していくのは、当然の流れで
すものね。ステレオスピーカー搭載のメーカーだってあるくらいですから。

各メーカーがブースで配る販促グッズも、それはそれは力の入った、多彩なも
のでした。新台のキャラクターをあしらった、携帯ストラップやバスタオルセ
ット、CD-ROMやらレジャーシート、果てはウエットティッシュ(?)まで、だ
れかれ構わず配りまくる大盤振る舞いで、すぐに荷物がいっぱいになります。

こうして私は、全社の新機種をチェックして、思う存分に試し打ちして、おま
けにそのメーカーのお土産をゲットするという、パチンコファンには夢のよう
なひとときを過ごしました。

お蔭様で、フェア自体は大盛況でしたが(入場は1時間待ちで、会場内は、人、
人、人でした。2年前のフェアより、格段に入場者が増えています)、やはり、
このフェアは、一般開放して欲しいですね。現在は、業界関係者のみを対象と
した催しなのが、非常に残念なことです。

確かに、パチンコ台を買うのはパチンコ店です。しかし、パチンコをするのは
お客ですから。ファンあってこそのパチンコ業界なんですから……もっと広く
門戸を開放し、閉鎖的な業界全体の「壁」を打破したいものです。

そんな願いを込めて、キーを叩いた次第でした。

【たけはしみちや】michiya@abox3.so-net.ne.jp
パチンコメーカーに在籍し、サウンドを手がけています。実はこの日、私がサ
ウンドを手がけた機種も展示されていました。内心喜びながらその機種を見て
いたら、その間にたくさんのカタログを貰ってしまいました。無下に断るわけ
にもいかないし……結局捨てられず、今会社のデスクに山積みです。

▼掲載がちょっと遅くなり過ぎてすいません。武橋道哉さんは、デジクリがき
っかけで、MXTV(東京メトロポリタンテレビ)に出演します。
放送予定日 4月9日(日曜日)夜8時より「ガリレオチャンネル」
~進化する生活の音~
真面目な科学番組で、雑多な騒音が氾濫する今、心地よい音を求めて電化製品
などが改善されていく、という特集の中で、逆に人を煽るためのサウンド作り
をしている人、という事で登場する予定です。

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■連載「ip2000」プロジェクト奮闘記 0051(4/4)
捨てる神あれば拾う神ありか?
------世界一周出航まで残り48日-------

川井拓也
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ピースボートの運営者打合せでいくつかの事項が話された。明日の朝からスタ
ッフ打合せをしていくことに。ある意味振りだしに戻ったともいえるが、やっ
とテーブルについた感があり前向きに進めていきたい。

インマルサットの64kbps通信が4月の22日に開始されるとの情報を捕捉して、
現在その通信費をどう捻出するかを考えている。24時間通信すれば90日間で1
億2千万という天文学的な数字に。1日数時間の通信でどのようなストリーミ
ングコンテンツを発信できるか? がキーになってくる。洋上での64k通信は
この春のスタートだから「世界初の洋上インターネット放送局」も不可能では
ない。

そこで、堺屋太一氏が推進しているインパクが浮上してきた。これだけの通信
費を負担できる企業などほとんど皆無である。そこで国を巻きこむという最終
手段。
http://www.inpaku.go.jp/gaiyou/index_gaiyou.html

各NPOの参加を呼びかけているがピースボートはその行動スケール、保有する
コンテンツの質と量ともに各NPOの中ではぬきんでている。早速ピースボート
スタッフにもメールでこの件を打診してみる。しかし詳細を読むと、政府の金
銭的なサポートはほとんど期待できなさそうだ。これだけ大きいイベントだか
ら、衛星のひとつくらい使わせてもらえないものだろうか・・・・。

今週の木曜に行うマスコミ関係者向けの食事会でのプレだが、出席してくださ
るメンバーの方のリストが送られてきた。おっと、衛星の持ち主である会社の
名前が!

金曜にあるファンド系の会社にプレゼン行けることになった。ひょんなことか
らの人の紹介だった。ありがたい。

会社の昨年入社したオンナノコがトコトコとやってきて「あのipの話を聞きた
いのですが」と。社内の掲示板に書き込んでいたのだが、それを見て興味を示
したようだ。そして驚いたことに「ピースボートには乗ったことがあるんです
よ。それで興味を持って・・・話聞かせてください」とのことだった。

プロジェクトwebページ
http://www.taiyonet.or.jp/kawai/ip2000/
プロジェクト会議室
http://www67.tcup.com/6708/ip2000.html

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■展覧会案内
ギンザグラフィックギャラリー167回企画展
'00 TDC 展
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gki/g167/g167ki.html
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<サイトの情報から>

会期 4月4日(火)~4月27日(木)
会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
   東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F

ギンザ・グラフィック・ギャラリー2000年4月は、「'00 TDC展」を開催いたし
ます。「文字の視覚的表現の追求」というテーマのもとに、国際デザイン・コ
ンペティションを開催する東京TDC(タイポディレクターズクラブ)。本年度
も世界中から数多くのタイポグラフィ作品が寄せられ、TDC会員による厳正な
審査が行なわれました。新しい世紀を翌年に控えた今日、タイポグラフィの世
界もミレニアムのカウントダウンを迎えようとしています。今展覧会では、
「TDC年鑑2000」(8月刊行予定)に掲載される受賞作品・優秀作品を始めとし
て、最先端のタイポグラフィデザイン動向をご紹介いたします。タイポグラフ
ィックの現在をお楽しみいただけますようご案内申し上げます。

■授賞式& パーティ
日時 4月5日(水) 5:30~7:30pm

■TDCレクチャー 「TDC年鑑2000」の受賞者によるレクチャー
日時 4月5日(水) 3:30~5:00pm 先着70名様 入場無料
会場 DNP銀座ビル5階
*参加希望の方は、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(TEL=03-3571-5206)
までお問い合わせ下さい。

■大阪巡回
会期 5月17日(水)~6月14日(水)
会場 DDDギャラリー TEL:06-6347-8780 入場無料
   大阪市北区堂島浜2-2-28 堂島アクシスビル

■TDC 2000受賞作品
<会員部門>
金賞/ 江並直美 + Neville Brody
ギンザ・グラフィック・ギャラリー「Fuse Exhibition Tokyo 1999」展展覧会
企画構成・デザインおよび告知ポスター作品
銀賞/葛西 薫 シネマパリジャン映画「橋の上の娘」ポスター作品
銅賞/佐藤 卓 マナスクリーン「展覧会のためのポスター」作品
<一般部門>
金賞/小林ますみ  「Seeds Letters 1999」実験作品
銀賞/Reinhard Gassner+ Sandro Scherling(オーストリア)Fachhochschule
Vorarlberg「1」キャンペーン作品
銅賞/平林奈緒美 アクス「FSP」キャンペーン作品
審査員特別賞/市川絵里子 Phonogramの研究・実験作品
<インタラクティブデザイン賞>
第3回インタラクティブデザイン賞/ Peter Cho(アメリカ)
「The Alphabet Zoo」

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■展覧会案内
キヤノンワンダーミュージアム
Ed.TSUWAKI EXHIBITION『FEMME 2000』/植田正治写真展
http://www.canon-sales.co.jp/gallery/cwm.html#digi
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キヤノン販売幕張本社ビルにあるキヤノンワンダーミュージアムは、デジタル
アートギャラリー、フォトアートギャラリー、フォトアートライブラリー、ミ
ュージアムショップで構成される。キヤノンワンダーミュージアムの開館時間
は10:00~17:00(土・日・祝日 4/29~5/7は休館)。入場無料。

デジタルアートギャラリー
Ed.TSUWAKI EXHIBITION『FEMME 2000』
会期 4月3日(月)~6月23日(金)

フォトアートギャラリー
植田正治写真展
会期 4月3日(月)~6月23日(金)

オンラインのギャラリーが充実している。オンライン・デジタルアートギャラ
リーは、TXT『SETSUNA a moment in 2000 by TXT』、 赤司周ギャラリー、檜
山巽ギャラリー、内藤忠行ギャラリー、田中秀幸ギャラリー。オンライン・フ
ォトアートギャラリーは、浜田太写真展「奄美黒潮交響曲」、田澤進写真展
「オハヨーッ!隅田川」「高梨豊ギャラリー」

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■編集後記(4/04)
・だめだ。校正の能力がなくなった。「ディジタル・イメージギャラリー」の
ゲラを校正したが、初校では文字数オーバーをふくめて直しは多かった。かつ
ては、初校ゲラでも直しが少ないことがひそかな自慢だった(原稿整理がしっ
かりしていたのだ)。しかし、今回はボロボロだ。再校は校正マンの赤字がた
くさん入った。自分でつくった表記ルールが穴だらけだった。組版屋さんから、
紙に出して原稿整理しないとだめ、モニタ上ではまともに校正なんかできない、
と注意された。たしかにモニタ上でなんでも済ませるようになると、校正が大
甘になる。これは重大な問題である。今後は紙に出して校正します。(柴田)

・弟が帰ってきた。一般家庭なのにケーブルだらけ。彼と私とでは、ネットや
マシンでの守備範囲は違うので、話していると面白い。かなりコアなネタや裏
話を聞いたりする。小学生の頃からゲームセンターに入り浸っていたという、
両親の監督不行届、学校でいうところの「不良」な彼。わはは。見えへん~。
私の高校なんかでも喫茶店に入ったら、次の日呼び出されて説教されたり停学
になったりするような厳しいところだったけど、どうしてゲーセンや喫茶店に
行くことが風紀の乱れになるのか、いま思えば笑っちゃう。悪い友達とつきあ
うようになるとか、遊ぶお金を取るとか、そういうことを学校側は主張するだ
ろうけど、それこそ倫理観であって、場所は関係ない気がする。ゲーセンに行
く動機が、とっても真面目に「ゲームがしたい、テクニックが見たい」な子ど
ももいるのにね。陸上の「タイムを縮めたい」と同じだもん。(hammer.mule)

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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