[0643] Adobe Illustrator 9を使ってみて思う

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0643   2000/07/04.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 16381部
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 <不動産屋は半分信じて半分信じるな>

■デジクリトーク
 {Adobe Illustrator 9を使ってみて思う}
 実戦で威力を発揮するものでないとアカンねん
 森川眞行

■デジクリトーク <投稿>
 ネットで物件を捜している方の9割は夢を見ているかのようです
 Noriko Utsumi

■サイトオープン案内
 WEBマガジン「月刊?豚さんX0(エックス・ゼロ)」

■サイトリニューアル案内
 [月刊] 快盗ハラマン

■セミナー情報
 Quark Special Seminar
 「Media Independent Publishing:21世紀の出版 ~メディアを超えて」

■イベント案内
 Commotion3.0キックオフセミナー開催
 元ILM Stuart Maschwitz 氏による基調講演も
 


■デジクリトーク
{Adobe Illustrator 9を使ってみて思う}
実戦で威力を発揮するものでないとアカンねん

森川眞行
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●あまりの多機能ぶりに驚く

1ヵ月ほど前から、Adobe Illustrator 9を操作する機会に遭遇している。
Illustratorにはじめて出会ったのは11年前。「Illustrator 88」というバー
ジョンの頃だった。…ト言うかデザイナー・森川眞行が初めて出会ったソフト
ウェアがIllustratorであり、コンピュータは言うまでもなくMacintoshであっ
たのだ。

Illustrator+Macintoshとの遭遇は、それより前の約10年くらいのデザイナー
としてのキャリアをゼロに戻すような出来事であった。ボクは自分自身のプロ
フィールに「…Macintoshに出会い、ロットリングとトレスコと写植見本帳を
窓から捨てた」と書くのだが、まさにそんな感じ。

以来、Illustrator+Photoshop+QuarkXPressの組み合わせで、ボクは家族を
養ってきたと言ってもいい。当然、ソフトウェアのバージョンが上がる度にア
ップデートをしてきた。Illustratorに関しては、「3」の時も「5」の時も飛
び上がるくらいに狂喜したものである。

そのIllustratorも今回の件で「9」がやってきたのだが、ボク自身のコンピュ
ータにインストールされているIllustratorは「5」のままなのである。そう、
ボクは「7」も「8」も知らない。

なぜか? それは「5」のままで十分であったからだ。バージョンアップしな
くても何も問題なかった。自分の作りたいものが作れて、安心してイメージセ
ッタでフィルムを出力できたからだ。

さらに、5年前に仕事の中心をDTPからWebに移行したことも大きな要因だった
かも知れない。たまにやってくるDTPの仕事ではIllustrator 5とPhotoshop 5
で何の問題もなくドキュメントを制作して、フィルムを納品できている。

今回、Illustrator 9がボクのもとにやってきたのは、某雑誌社の原稿執筆の
為である。「え、Illustratorですか? ボクはDTPの仕事もしていないし、バ
ージョンも『5』のままなんですよ~」と最初はお断りしたのだった。そう、
森川にとっての仕事の中心はWebであり、メインで使っているアプリケーショ
ンはFireworksとDreamweaverなのである。

編集の方も、その事は御存知だったようで「今回のIllustratorはWeb機能も充
実させたようなので、Fireworksをメインに使っていらっしゃる森川さんに、
あえて使用してもらった感想を掲載したいんです」という有り難きオコトバ。
ワガママに書きたい放題書いていいのならば…という事でお引き受けさせて頂
いたのだった。

巷では『Fireworksの森川さん』と言われている(ほんまか?)ボクなのだが、
実はFireworksと付きあっている時間よりもIllustratorを操作している時間の
方が自分のキャリアの中では長い。そんな事を意識しつつIllustrator 9を起
動する。けっこう楽勝ちゃうのん…なんて思っていたのだが、途中「7」「8」
も知らないボクにはけっこうキツい。正直言ってオドロいた。

何が…って、あまりの多機能ぶりに…。頑固に印刷にこだわっているソフトウ
ェアにもかかわらず、掟破りのRGBモードでのクリエイションが次々に炸裂し
ている。「本当にこれでちゃんとイメージセッタで出力できるんやろな~?」
という疑問を感じつつ。「でも、オイラは印刷なんて関係ないもんね~」と負
け惜しみの独り言がもれる。

オブジェクトの透明度サポートや、アビアランス機能というFireworksで言う
ところの「ライブエフェクト」のように、ドロップシャドウやPhotoshopフィ
ルタをオブジェクトに対してオン/オフできるなんてあたりはかなり嬉しい。
また、Web用の画像ファイルとして書き出しを行うに際しても、Fireworksや
Photoshop(イメージレディ内包)の様にプレビューウインドウを分割して、
ファイルサイズを比較できるなんざ「Illustratorやるやんけ」と思わず独り
言を言ってしまうのであった。

●けど、何かが足りない。なんだろう?

これだけ機能が充実して、おそらくベクターイメージを描画するソフトウェア
としては最高峰なのだと思う。ベクターオブジェクトにラスター効果を適用さ
せるPhotoshopフィルタの採用などは、従来のIllustratorの大きなターニング
ポイントになっていると思う。

けど、配置したラスターイメージの加工はできない。これはPhotoshopとリン
クすることになるのだ。ラスター編集ソフトとして文句なしの実力を誇る
Photoshopがある限り、Illustratorではラスター編集を行う必要がないという
ことなのだろう。

また、DTPのように1ページ単位でレイアウトする機能は、Illustratorが持っ
て産まれた最も得意とする分野なのだが、これをWebに活かしきれていない。
1ページで作成したドキュメントは書き出しを行ってPhotoshop+スタイラー
でスライス設定を行わなくてはならない。じゃ、もし訂正が入ったらどうする
の?…なんてコトはアドビ製品では考えてはいけないようである。

…そんなコトを考え、実際のWebのワークフローを考えた時に、Illustrator 9
はあまりにも使い難いソフトであった。…でもそこで再び考えた。
「IllustratorはWeb用のグラフィックソフトではない」…ト。そう今回のバー
ジョンアップのニュースリリースでも「Web機能を充実させた」とある。つま
り付け足しなのだ。それならそれで、納得できるし十分に使える。あとは
FireworksがIllustrator 9形式の読み込みを待つだけでよい。

断っておくが、ボクはアドビの悪口を書いているのではない。ボクにとっての
アドビ製品はどれも素晴らしく、実際に今まで家族を養ってこれたのは、これ
らの製品のおかげだ。けど、ボクは仕事の中心をDTPからWebに変えた。その時
にアドビが真面目にWebの事を考えてくれなかったことが悲しいのである。

ボクがFireworksというアプリケーションに出会った時、物凄く大きな決断を
した。それは長年使い込んで来たIllustratorとPhotoshopという手慣れたソフ
トウェア、かつ優れたソフトウェアと別れを告げることだった。今だから言え
るがこれは本当に勇気のいるコトだったのである。

当時周囲のDTP関連のクリエイターに「Fireworksって凄いよ」って説明しても、
「アドビがもっといいソフト出すんじゃない?」と言う人が圧倒的だった。確
かに、アドビの技術力を見ていると本気でWebグラフィックを作成する使いや
すいソフトウェアが登場すれば、ボクだって乗り換えるかもしれない。けど、
実際にそんなソフトウェアは存在しない。

ボクにとってのWebデザインは「遊び」じゃない「勉強期間」なんかでもない。
毎日毎日トンでもない量の仕事が舞い込み、それをこなしていくために連日徹
夜の日々なのである。おかげさんで儲かって仕方がない。そんなボクが使うソ
フトウェアは実戦で威力を発揮するものでないとアカンねん。

「Web機能を充実」なんてことでは、1日が24時間でも足りないのである。

かつて写植の業界で圧倒的なシェアを誇った「写研」というメーカは、お得意
様である写植屋さんの利権を守るためにDTPの世界には参入しなかった。正確
に言うと、Macintosh用のポストスクリプトフォントを作らなかった。写植と
いう業界そのものが衰退し、パソコンごときがその代用になるとは当時誰も予
測しなかった。

ボクは今でも「ゴナ」という書体が使いたくて仕方のない人である。

【もりかわまさゆき】morikawa@siliconcafe.com
※本文中にある雑誌とは、次に発売される「DTP WORLD」のことであります。
http://www.siliconcafe.com/

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■デジクリトーク <投稿>
ネットで物件を捜している方の9割は夢を見ているかのようです

Noriko Utsumi
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いつも愛読させていただいております。飯田HALさんのコンテンツを興味深く
読ませていただきました。そこで、自分の知っている街の不動産屋さんについ
て少し書いてみたいと思います。もっとも、賃貸はよく知らないのでまた違う
と思いますが、、、

私は先日まで、いわゆる街の小さな不動産屋でバイトしていました。仲介売買
専門のその会社にもWEBサイトがあり、技術はなくともお客さんの役に立つサ
イトを目指して更新してきました。物件数の確保はやはり製作会社を使い、新
鮮な情報は自サイトで提供、という形にして一年、サーチエンジンからおすす
めマークをもらうこともできましたが、様々な問題も増えてきました。

一番の悩みは、問い合わせの掲載物件が大抵売れていることです。

制作会社さんにお願いした場合、原稿を渡してから実際サイトにアップされる
までに時間がかかります。会社にもよるのでしょうが、2週間から一ヶ月以上
かかることもあります。

その間に、質の良い一戸建て、マンションや賃貸なら確実に動いてしまいます。
一旦売り止めされてもローンが組めなくて、再び市場に出てくることもありま
す。掲載契約期間が何箇月、と決まっているところが多いので、その期間中は
物件が売れても、データは掲載しておいたほうが損はしないわけです。実際は
削除する手間をかけるほど人手がないわけですが。大抵の不動産屋に関して言
えば、ネットに載っている情報は、古い情報なのです。

また、こういう条件の資料を送ってくれ、というメールが来るのですが、これ
が非常に難しいのです。該当物件がないのです。

こう言っては怒る方もいらっしゃると思うのですが、ネットで物件を捜してい
る方の9割は、夢を見ているかのようです。歩いて捜していないので、地域の
相場がわからない方が殆どです。

日当たり最高、駅近で40坪以上の敷地で、格安の掘り出し物があると信じてい
ます。1000万以下で新築日当たり最高、駅近マンションなど。でも、オープン
市場の不動産には「掘り出し物」はないのです。安いのには必ず理由があるの
です。道路計画、高圧線、住環境、競売、違反建築、自殺、墓、近所付き合い
トラブル、、、それらはネットのやりとりでは決して出てきません。自分の足
で、直に営業と話さないと。

「不動産屋は半分信じて半分信じるな」と、いつも社長がお客さんに言ってい
ます。不動産を買う人は、物件の数値や営業の美味しい話に惑わされてはいけ
ません。短期間に、自分の欲しい価格帯の上下を含め、実物を沢山見て、どこ
が価格に上乗せされたのか、自分の目を養わなくてはいけないのです。

ひとつとて同じ物、同じ質がないはずなのに、表現はお決まりの不動産物件、
文字化されたデジタルの情報には限界があると思います。不動産屋にもピンか
らキリまでありますが、良い買い物をするには、営業さんとのコミュニケーシ
ョンは必須です。

ネットを賢く利用する方法とは、ネットで問い合わせをして、きちんとした返
事がくる会社であればきちんと返事を返して、本気で捜しているなら2週間以
内に必ず店に足を運ぶ。そうすればよいお客さんと見てもらえると思います。

サイトURLを書こうと思ったのですが、会社に何らかの形で迷惑がかかっても
いけないので控えさせていただきます。
デジクリにあまり関係ない感想ですみませんでした。

Noriko Utsumi
E-Mail norinori@and.or.jp

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■サイトオープン案内
WEBマガジン「月刊?豚さんX0(エックス・ゼロ)」
http://www.buta3.x0.com/
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この度、WEBマガジン「月刊?豚さんX0」を立ち上げました。
健康チェック「YOUは何肉でショー」オリジナルのストーリーCGまんが「忍豚X
外伝」プロレスゲーム「バカプロ」その他絵本、3DCGアニメ、イラストなどの
サイトです。月一で更新して行く予定ですので、よろしくお願いします。
(サイトをご覧になるには、FLASHのプラグインが必要です)

大森ご飯
rice@buta3.x0.com
http://www.buta3.x0.com/

▼故石ノ森章太郎氏のアシスタントさんだったとかで、絵がうまい(当然!)

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■サイトリニューアル案内
[月刊] 快盗ハラマン
http://www.mangaseek.net/anime/danjiro/index.html
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大和団次郎と申します。WEB上でストーリーアニメを連載する試みを行ってい
るのですが「快盗ハラマン(実体テレビ)」が第4話まですすみました。冒険
SFギャグアニメです。ぜひご覧ください。
(アニメを見るには、EVAプラグインが必要です)
http://www.sharp.co.jp/eva/

大和団次郎
http://www.d1.dion.ne.jp/~danjiro/
danjiro@d1.dion.ne.jp

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■セミナー情報
Quark Special Seminar
「Media Independent Publishing:21世紀の出版 ~メディアを超えて」
http://www.quark.co.jp/
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クォークが全国で展開しているユーザーズセミナーのスペシャル版

セミナー内容
QuarkXPress 4.1 Tips & Tricks -ダイアン・バーンズ氏来日講演(40分)
Media-independent Publishing -クォーク製品概要説明
QuarkXPress 4.1日本語版(20分)
avenue.quark 1.0 日本語版(20分)
QuarkXTensionsのご紹介(30分)
質疑応答 (10分)

ダイアン・バーンズ氏によるゲストスピーチでは、コンサルタントである氏の
目を通して見た米国DTPビジネスの最新事情のほか、QuarkXPress4.1のTips&
Tricksもある。今日現在の業務から将来のビジネスにまで必ず役立つ情報が詰
まった必聴のセッションといえる。

日程 7月6日(木)
昼の部 午後13:30 - 15:30
夜の部 午後18:00 - 20:00
※所要時間 各回約120分、いずれも同じ内容

会場 東京/原宿クレセントホール(JR線原宿駅、千代田線明治神宮前駅)
定員 各回60名 ※法人参加は、各社2名様まで
受講料 無料
申し込み方法 クォークジャパンのサイトから
http://www.quark.co.jp/

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■イベント案内
Commotion3.0キックオフセミナー開催
元ILM Stuart Maschwitz 氏による基調講演も
http://www.imi-jp.com/dv/puffin/news/comm3kick/
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<主催者情報>
Commotion Pro 3.0 はMacintoshやWindowsのデスクトップ環境でパワフルなペ
イント機能、ブラシ機能そして精密なコンポジット(合成)映像を制作するツ
ールです。様々なエフェクト機能を提供し、ビデオエフェクト、デジタルシネ
マ、WEBストリーミングなど、どのような映像制作にも直ぐに活用できます。

Commotion Pro 3.0リリースにあたりThe Orphanage社 Stuart Maschwitz氏を
招きセミナーを開催いたします。3.0の新機能などの紹介、プレゼンテーショ
ンの他、Stuart Maschwitz氏による「Commotion Behind-the-Scene 」「Power
to filmmakers:Commotion and e-cinema」の基調講演をおこないます。是非と
もセミナーにご参加いただき、Commotion3.0の実力のご確認、そしてStuart
Maschwitz氏のエフェクトテクニックをご覧ください。

●開催概要
・東京開催概要 7月17 日(月)午後2時~
会場 青山テピアホール B1ホール
   港区北青山 2-8-44(TEL 03-5474-6111)
   (地下鉄銀座線外苑前より徒歩5分)

・大阪開催概要 7月19日(水)午後1時~
会場 メルパルク大阪5階 孔雀の間
   大阪市淀川区宮原 4-2-1(TEL 06-6350-2120)
   (新大阪駅より徒歩6分)

主催 (株)イメージ ワン (旧社名:イメージアンドメジャーメント)
協賛 ピナクルシステムズ(株)
協力 アップルコンピューター、(株)ワコム、(株)コンパックコンピュー
   タ、(株)ツールファーム・ジャパン
取材協力(株)シーファクトリー (FTV)
参加費用 無料

●セミナースケジュール
セッション1:「Commotion Pro 3.0 の紹介」
14:00~15:15 (大阪 13:00~14:00 )
・Commotionの基本機能から3.0新機能までを初めての方にも分かりやすくデモ
ンストレーションします。
プレゼンター:(株)イメージ ワン エバンジェリスト 高信行秀

セッション2:「Power to filmmakers:Commotion and e-cinema」
15:30~17:00 (大阪 14:10~15:30)
・米国映画市場では、LucasFilm が中心となって、HD の24P対応カメラとそれ
によるデジタルシネマ制作、そしてWebシネマコンテンツが注目を集めつつあ
ります。Maschwitz氏のILM時代の作品から自主制作オールデジタル映画The
Last Birthday Card まで、Commotion が繰り広げるデジタルエフェクトの可
能性を紹介いたします。
プレゼンター: Orphanage社ディレクター Mr.Stuart Maschwitz

●セミナー申し込み方法
下記イメージワンのURLのWebサイトよりのお申込を受け付けております。なお、
応募は多数申し込みが予想されます。定員になりしだい受付を終了させていた
だきますので、早めにお申し込み下さい。また、お申し込み後も定員数の関係
で後日お断りさせていただく場合もありますのであらかじめご了承ください。
参加登録ページ:
http://www.imi-jp.com/dv/puffin/news/comm3kick/

問い合わせ先
株式会社イメージワン TEL:03-3365-3641
ピナクルシステムズ株式会社 TEL:03-5465-0646
担当:MarCom 山下 kyamashita@pinnaclesys.com(フィールドアシスタント
見城)

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【ip2000プロジェクト】7/04
イタリアに向かって、航海順調。
Reel time NITROを使用してのTV番組集編集作業は順調か・・・?
http://www.ip2000.net/
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■編集後記(7/4)
・昨日も暑かった。冬は暖かく夏は暑い二階の居間だが、一階のわたしの仕事
部屋は案外涼しい。クーラーはきらい、扇風機でじゅうぶん。東の空が見る間
に暗くなって一雨きそうになったので、あわてて干し物をしまいこむ。一昨日
は取り込むのがすこし遅れて妻にしつこく叱られた。留守番専業みたいなSOHO
者は便利に使われている。汗をかいたらいつでもシャワーをあびて、新しいシ
ャツに替えられるのはSOHO者の特権だ。ハニー号は夕方になるとさっさと玄関
に入ってきて、扇風機の風を浴びながら手足をのばして夕寝する。尻をこっち
に向けて無警戒。その姿から「ライチ犬」と呼ぶ。理由は想像して。(柴田)

・ミスをした。小さなうっかりミス。でもそれがとても大きなことに発展して
しまった。チェックをした人は3人。だけど、いくつもの要素が偶然絡んで、
ミスが見つからないままスタートした。どこかで気の緩みがあったのだという
気がしている。発覚から修正まで5時間。代理店の顔を潰してしまった。継続
的なお仕事なので、代理店さんとクライアントさんに、私を次回からはずすこ
とによって、代理店さんだけは繋いでいって欲しいと言った。この代理店さん
はとてもきっちりしたところで、勉強熱心だ。納品したものへのチェックも厳
しい。今回のことは、私への信用がチェックミスとなってしまったのだと思う。
雪印乳業の社員の気持ちがよくわかる気がする。胸が痛い。 (hammer.mule)

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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