[0662] デッサンの力

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0662   2000/07/27.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 16440部
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 <だれだって、副業CGアーティストくらいはなれるさ>

■デジクリトーク
 「対決!現世浮世絵娘」その3
 デッサンの力
 飯田HAL

■デジクリトーク
 「対決!現世浮世絵娘」その4
 君にも出来るCGアート
 桑島幸男

■展覧会案内
 DIGITAL IMAGE 2000 TOKYO
 ディジタル・イメージ2000 東京展(後期)【ディジタルアートの現在】

■公募情報
 「日経デザイン」ウェブサイトのオープニングムービーのデザイン案を募集
 グランプリ100万円

■イベント案内
 mACademia 第57回「チャクラ全開っ!」



■デジクリトーク
「対決!現世浮世絵娘」その3
デッサンの力

飯田HAL
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●デッサンは必要なのか

7月2日の取材時、原宿の路上で似顔絵書きをしていた女子大生達との話でデッ
サンの話が出た。デッサンとはいったいなんだろう? デジタルのメディアの
中でデッサン力と言うものは必要なのだろうか? 桑島さんはその時にデッサ
ンは必要ないという意見であった、私は絶対にデッサン力は必要だと常に考え
ている。

学生時代にデッサンと言えば絵画系を目指す学生は木炭、デザイン系は鉛筆と
決まっていた。対象物である石膏像を木炭なり鉛筆なりを持って白い紙の上に
影を描画してその形を忠実に再現していく、私感の入り込む余地はない。

と、当時の私は考えていた。そのようなものが実際に役立つかどうかは別とし
て、私はデッサンが好きで技術的にはあまり向上してはいなかったのだがコツ
コツと良く描いていた。しかし、それだけではないという事が年々理解できる
ようになってきた、デッサンは技術力だけではない。

●デッサンとは何か

何のためにデッサンをするのか、もちろん描こうとする対象物は立体であるこ
とが多く、立体感というものを平面の中に収めるための努力はしなければなら
ないのだが、それだけではない立体対象物の力を読み取る事が大切だ。たとえ
ば、正方形の一平面を正対して見るとそのまま正方形として認識が出来るが、
これを視線に対して傾きを与えると長方形として面積が小さくに見える。

しかし、この元の正方形の面積は同じなわけで、ここには同じ質量の物が小さ
く見えている事になる。すなわちそこには同じ質量でありながら見え方に大小
が生じているわけで、当然小さく見える側には平面に置き換えた場合の質量は
増してこなければならない。デッサンではそれをグラデーションの階調とタッ
チで表現する。何やら難しいことを書いているなぁと自分でも思いつつ、もう
どうにもとまらない。

浮世絵における遠近法を考えてみよう。画狂人北斎の富獄三十六景の有名な神
奈川沖を見てみよう。あの荒荒しい波間に見え隠れする舟、そして遠方にそび
える富士の絵だ、きっと見覚えがあると思う。その舟や、波、富士には質量の
差など生じはしない、あくまでも、どこまで行っても形状を切り取るための枠
と塗りこめられた色平面があるだけだ。

●子供の描く絵

では、同時期ヨーロッパ十八世紀の画家達が描いた絵と、どう差があるのだろ
う。表現では明らかに違いがあるのだが、完成された絵としての差は比較する
ことは出来ない。もちろん画材も、環境も違うので並列で考えるのは難しいと
は思うが、しかし絵の持つ力強さは同一である、何故なのだろう。

それは表現者の目が観察者の目であるからなのだと思う。「なぁにをいってい
るんだ? あたりまえジャン!!」と考えている人も多いと思う。しかし、人
間が生まれて生きて育っていく過程の中で、表現者の目が他人の目となってし
まうことが非常に多いのだ。

子供の絵を見てみよう。はじめて白い紙とクレヨンを持たせた子供が描く絵は
もちろん形にはならない。しかし次第に形を帯びてきたときに描くものは「親」
そして自分が一番、常に見ている顔を描く、その中でも一番興味のあるものが
「目」。幼稚園に入るくらいの子供達の描く絵が一番面白い、鼻を大きく描い
たり、顔をグチャグチャに塗りこんでみたり。みんな様々だ。

しかし、それが年中(ねんちゅう)になるとだんだん描く絵が「こまっしゃく
れた」物になってくる。特に女のこはおかっぱ頭にパラシュート方のスカート、
まるでいちように「チビマルコ」になってしまうのだ。実際そんな女の子供を
最近見たことは、私はない。では、それは何故なのか?

答えは簡単である、誰かが刷り込んだのだ。それは親であるかもしれないし、
保母さんであるかもしれない、友達であるのかもしれない。何処かで誰かがそ
の形を女のこの総称であるかのように言ってしまい、無垢な彼女はそれを信じ、
誰かにわかってもらうためにその形を描きつづける事になる

そう、それは子供達の自分自身の目で見た表現ではなく、誰か大人の目を意識
した表現を自分の表現だと勘違いしてしまう、誰かに媚びた絵を良い絵だと勘
違いしてしまうのだ。(う~~~~~ん、断定しきっているなぁ(~o~)

●デッサン力とは何か?

では、元に戻るが「デッサン」とはなにか! それは、誰かに媚びて自分の目
で見ることが出来なくなった目を、再び自分の目として取り戻すことにある。
そう、自分自身の観察眼を養うためにぜひとも必要な作業なのだと思う。もち
ろん、技術に裏づけされたデッサン力は非常に力になるがそればかりではない
ということを言いたい。

そして、今の学校教育、特に受験教育で必要とされるようなデッサン力とは違
う「開放された目で見ることが出来、それを表現する」と言うことがかなえば、
きっと何処かで認められると考えている。(「認められる」という言葉だけを
取り上げると逆の意味を生じてしまうのだが)

過去の私は、かなり強く他の目を意識した作品を作りつづけていた部分が多い。
そう、それは商業主義のイラストレーションを制作しなくてはならない身の上
としては、仕方のないことだと自分を慰めてきた。しかし、そろそろ目覚めを
ハッキリと表に出しても良い時期ではないかと考えられる様になってきた。

若いあなた! そう、これを読んでいる「キミ!」 誰かに媚びることなく自
分の目を確実にするためにもデッサンをやってみたら? デッサン紙と鉛筆無
しでも出来るものなのですよ。

今回の「対決!浮世絵娘」は現代のトレンドと言われる所に生息するコギャル
達を、素直に自分の目で見て感じたままを、まったく表現の違う二人が同時展
示を行うと言う非常に面白い企画なので、是非足を運んでもらいたいと思って
いる。

【いいだ・はる】hal_@yk.rim.or.jp
金属素材によるオブジェ作りから、一転してデジタルアートの世界にはまる。
各種アプリケーションのハウツー本を手がけ、デジタル雑誌に初心者向けの3D
講座を連載。2000年3Dワーカーのためのテクスチャーブック出版。その他、コ
マーシャルアートを手がける。
http://kobanzame.co.jp/HAL/

●展覧会企画
RE-LATION-S 2ND SEASON 2ND EXHIBITION
「対決!現世浮世絵娘」
飯田HALと桑島幸男が描く渋谷・原宿のコギャル達
 ──────────────────────────────────
 飯田HALは数年前よりはじめたペイント系の表現方法を発展させ、昨年夏よ
 り渋谷の女の子達をターゲットに取材をはじめ徐々に形にし、発表の場を探
 していた。時をほぼ同じくし、桑島幸男は子供の誕生を機にドロー系ツール
 による「今!」を生きる街の女の子達の表現の模索をはじめ、5月のディジ
 タル・イメージ東京展(前期)では大きな評価を得てきた。その二人が描く
 現代東京のコギャル達の表現を「現世浮世絵娘」として、新作対決が行われ
 る事になった。
 ──────────────────────────────────
会期 8月1日(火)―8月31日(木)
会場 ダブルクロック渋谷ギャラリースペース
主催 光陽社/ダブルクロック
入場無料 会期中無休/24時間営業
http://www2.gol.com/users/dnest/

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■デジクリトーク
「対決!現世浮世絵娘」その4
君にも出来るCGアート

桑島幸男
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●いろいろいるから面白い

HALさんがデッサンが必要と語っていた。その事に関しては僕の意見は反対の
立場にある。「なくてもいいじゃん」である。実は僕自身はデッサンは好きだ。
美術大学受験の為二浪もしたから、デッサンはある程度ある。デッサンの持つ
基礎力、それを否定しようとは思わない。ただ、デッサンがうまいイコールう
まい絵を描く人とは違うと思っている。

僕は彫刻科の出身だが、彫刻科の学生は必ず人体の等身の裸体を作らされる。
造形力の基礎というわけだ。今、美少女3Dはブームだが、いったい何人の人が
等身の人体を作った事があるのだろうか? たぶん、かなり少ない数字ではな
いだろうか?

もし、基礎力(造形力=人体彫像)を絶対的に必要という考えが蔓延したら、
ほとんどの3D作家がいなくなる計算になってしまう。彫刻出身の人間ばかりが
作る美少女が、はたして面白いだろうか? 答えは明白。否、絶対面白くない
のである。

だいたい、世の中いろいろなヤツがいていろいろな考えを持っていろいろやる
から面白いのである。もちろん、今の美少女ブームも面白い人と面白くない人
がいるが、面白くない人いるから、面白い人がいるのだ。

垣根はなるべく低い方が良いというのが、僕の考え方だ。デッサンが出来なく
たって、CGアーティストになれる。センスとか才能も必要といえば必要だが、
大丈夫。それもなくったって、なんとかなるかもしれない。今、うまくできな
くたって、いずれうまくなるかもしれないし、コンピュータがそこを補ってく
れるかもしれない。どうせ、短い人生、2~3年位、CGアーティストに挑戦して
みてもいいのではないか?

実際、CGアーティストなんて職業は本当にあるのかどうかさえ怪しいものだ。
もしかしたら、みんな適当に自分で言い放っているだけかもしれない。だとし
たら、どこの誰だって宣言さえすれば、明日からみんなCGアーティストなのだ。
もしかしたら、その肩書きで、女の子にもてるかもしれない(僕はもてないけ
ど、、トホホ)。

さあ、みんなで明日から副業だけでもCGアーティストになろう。
最低限必要なものを今から言うから用意してくれ。

「作品」

え、それが一番大変だって!
大丈夫、そのために今回、僕たちの展覧会があるのだ。僕と同じ事をやれば、
だれだって、副業CGアーティストくらいはなれるさ。

●だれでもできる

まず、街に出てきれいなおねーちゃんに声をかけてくれ。そして、カメラ&デ
ジカメでその子を写真に撮ってくれ。きれいなおねーちゃんは君の好みでかま
わない。それをコンピュータに取り込む。イラストレターに読み込んで、その
写真を元に線をなぞろう。え、きれいに線をトレースできないって! 大丈夫、
それが君の個性と言い放とう。トレースが終わったら色を付けよう。え、うま
く出来ないって。それも、個性だ。とりあえず、なんでもいい色を付けよう。
そしたら、作品の完成だ。それが出来たら、今日からCGアーティストだ。

僕の今回の使命は、僕の作品を見て、「俺も、原宿行って、カワイイ娘に声を
かけた~い!」と、思わせる所にある。僕の絵をみて「なんだ、写真を写した
だけじゃねえか! これなら、俺にも出来るぜ」こう、思ってもらってかまわ
ない。

そう、僕のこのやり方なら、君にも出来るのだ。デッサン力なくても大丈夫。
きれいな女の子に声をかけて、写真を撮らせてもらえたら半分は成功なのだ。
さっそく、街に出てきれいな女の子に声を掛けよう。もしかすると、きれいな
人と知り合いになれて、しかもCGアーティストになっているかもしれない。

今回の「対決!浮世絵娘」は飯田HAL対桑島幸男である。前回のHALさんと僕の
考え方ではこれだけ違う。まさに180度違う。HALさんはきっちりと正しい方向
に人を導く事のできるひとだ。ぼくは、いい加減、下手に僕の言うことを聞く
と人生とんでもないところへ飛んでいってしまうかもしれない。

でも、ぼくは、人をやる気にさせる事が得意なのだ。僕の話を聞いているうち
に何人かはやる気になっているはずだ。この前などは、月給18万のやつに僕の
口八丁で20万のギターを買わせた。絶対、そんな余裕はそいつにはないはずな
のだが、そいつは買った。はたして、20万のギターを買った事でそいつは不幸
になるのだろうか?

最悪、その事で食費が引かれて栄養失調でそいつは死ぬかも知れない。でも、
それが不幸だといいきれないでしょう!? だから、みんなも僕の口車にのっ
てくれ。いや、のるべきなのだ。

今、暇をもてあましている人や、何かをやりたがっているけど、そのなにかが
分からない人はぜひ僕たちの展覧会を見てCGアーティストになってください。
(あと、街で女の子に声を掛けたいけど掛けられない人も来てね!)

【くわじま・ゆきお】kuwajima@pop01.odn.ne.jp
1965年埼玉県生まれ。89年多摩美術大学彫刻学科卒業。89オブジェTOKYO展入
選。95年宮沢賢治絵画館展出品。95年NECマルチメディアアート大賞グランプ
リ。2000年現在フリー。
http://www.bitmap.co.jp/kuwajima/

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■展覧会案内
DIGITAL IMAGE 2000 TOKYO
ディジタル・イメージ2000 東京展(後期)【ディジタルアートの現在】
http://www.digitalimage.org/
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今年のGWに銀座ワシントンで開催して大好評だった「ディジタル・イメージ東
京展(前期)」の続編。前期とは出展作家が変わって85人の登場だ。

会期 8月18日(金)~8月24日(木)午前10時30分~午後7時(最終日午後6時) 
会場 表参道・新潟館ネスパス
   東京都渋谷区神宮前4-11-7 TEL.03-5771-7711
主催 ディジタル・イメージ
特別協賛 財団法人ニューにいがた振興機構 表参道・新潟館ネスパス
展覧会入場料、セミナー参加費は無料 

・出展予定作家85名
荒木慎司 安藤克昌 飯田HAL 石川浩二 石川治彦 石原博志 伊東宣哉 
井上和洋 岩渕泰治 上畠益雄 内原恭彦 梅地浩太郎 大島宏文 扇原康成
岡部タカノブ 小川アリカ  叶精作 亀井一郎 川口吾妻 川越幸子 
公庄治 國島宣弘 久納ヒロシ 小坂徹 ゴトウヒロシ 後藤宏 小林健三
小松修 こんこん 近馬秀嘉 斎藤浩 笹原和也 真悟 杉谷泰宏 成光雄
ラジカル鈴木 ソネハチ タカセマサヒロ 瀧澤謙司 たにぐちじゅんぺい
田中修一郎 田中浩也 駄場寛 駄場真弓 千野雅則 筒井海砂 津曲浩司 
出渕亮一朗 所幸則 ドルバッキーヨウコ 中林たける 中村浩二 中山嗣朗 
永吉克之 西脇愼介 橋本聡 服部幸平 服部正志 花山由理 羽田宗春 
林ノブ 樋口誠 樋口陽介 一入正記 檜山巽 ふじわらかずえ 星沢順子 
細井真木 松林あつし 三河一郎 三村暢一 ミヤケシゲル 村松ルイ 
森谷信敏 山田ケンジ 山本里士 杠聡 横山弥生 和田貴紀 
映像出品(大場康雄 喜多見康 高橋信雄 富岡聡 森野和馬 山本健介)

●特別セミナー 表参道・新潟館ネスパス3階 定員100名 先着順 

・8月19日(土)13:00~14:30 「お仕事!」大賀葉子×花山由理
イラストレーター大賀葉子と花山由理の対談。「こうすればあなたもイラスト
レーターになれる!」お仕事にまつわる泣き笑いエピソードを公開。また、イ
ラストレーション制作のゼロから完成までの工程を全部見せちゃいます。

・8月19日(土)14:45~16:00 「デザインの力」鈴木守×鷺義勝
ADC、JAGDA会員の社会派正統アートディレクター鈴木守に、暴走する無頼派ク
リエイター鷺義勝がゲリラ的視点から切り込んで、これからのデザインの行方
を探る。目ウロコ対談!

・8月20日(日)13:00~14:30「対決!現世浮世絵娘」飯田HAL×桑島幸男
飯田HALはペイント系で、桑島幸男はドロー系で、渋谷・原宿のコギャル達を
「現世浮世絵娘」としてイラストレーションに表現した。取材から制作までを
比較対照、あわせてふたりが美術論(&人生論)を戦わせる。

・8月20日(日)14:45~16:00 「クリエイターになる!」
独特のイラストで大ヒット中の岡部タカノブ、デジタルフォトの新境地を拓く
亀井一郎、広告賞を次々に受賞しているグラフィックデザイナー斎藤浩の3人
が、いかにしてクリエイターになったのか、どういう努力を重ねたのかなど、
成功のノウハウを語る。

詳しくはディジタル・イメージWebサイトをごらんください
http://www.digitalimage.org/

■問い合わせ先 〒102-0074 東京都千代田区九段南3-7-14 K-BLD.B1
株式会社マルチメディアセンター内 ディジタル・イメージ事務局
TEL:03-5212-1633 FAX:03-3239-3640
info@digitalimage.org

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■公募情報
「日経デザイン」ウェブサイトのオープニングムービーのデザイン案を募集
グランプリ100万円
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/00/index.html
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今年3月に全面誌面刷新した「日経デザイン」は、“デザイン情報のセレクト
ショップ”というコンセプトのもとにウェブサイトの刷新を行い、雑誌ととも
に立体的でインタラクティブな情報発信を目指す。これを記念して、コンペテ
ィションを開催する。

課題 「日経デザイン」のロゴタイプを素材に、「日経デザイン」ウェブサイト
のオープニングムービーを制作する。ロゴタイプは、日経デザインのサイトか
らダウンロード。
応募期間 8月1日(火)~9月30日(土)17:00必着
応募方法 同誌のウェブサイトでコンテストの応募要綱を8月1日より公開。
応募規定 LiveMotion、Adobe After Effects、FLASHなどを使って制作した縦
横600×800ピクセル以内のアニメーション作品で、10秒以内、容量は100キロ
バイトまでとする。
応募資格 不問

発表 10月20日(金)東京ビッグサイト「WORLD PC EXPO2000」会場。また受賞
作品は、「日経デザイン」本誌、ウェブサイト、メールニュース「日経デザイン
・エクスプレス」、「日経BP社」のウェブサイト「BizTech」などで紹介
商品 グランプリ1点に100万円、銀賞2点に各20万円
審査員 伊藤幸治(イメージソース代表)、岩城陸奥(資生堂・デジタルメデ
ィアクリエーション室長)、タナカノリユキ(グラフィックデザイナー)、勝
尾岳彦(日経デザイン編集長)

問い合わせ 日経BP社日経デザイン編集部 TEL 03-5210-8284

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■イベント案内
mACademia 第57回「チャクラ全開っ!」
http://www.mACademia.org/
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<主催者情報>

日時 7月28日(金)19時~21時(申込みは不要・会場に直接お越しください)
会場 大阪・梅田・阪急電鉄本社ビル一階「エコルテホール」
http://www.mACademia.org/map/map.html

急遽「Flash 5 はホンマにええんか? 大予想大会!」を行います。
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bnadisp.cgi?M-ID=0202&FN=20000726113527
関西のウェブデザイナ達、あつまるのじゃ!(^^)

内容(予定)
[Aパート]
まずは小ネタ集です(^^)
●ニューヨークで出たもの(Apple 新製品群)
だれか、あの Pro Mouse 持って帰ってきてないですか~?
http://www.apple.com/hotnews/articles/2000/07/mwny2000/
●横浜で見たもの(INET2000レポート)
http://mc-net.jtbcom.co.jp/inet2000/jptop/
●インターネットの正体を "見て" みよう!
東京~大阪、ケーブルうねうね。
●"まんぼX" ってなんだ?
http://www.pax.co.jp/mambo.htm
●目指せASP!
http://www.yorosiku.net/
●各国語版「おしえて!! Flash」
韓国語版の URL は長いので割愛・・・台湾版は下。
http://www.drmaster.com.tw/information.asp?%ae%d1%b8%b9=GH20050
●Via Voiceで遊ぼう!
ボイスコマンドをカスタマイズできそうですよー。
http://www.jp.ibm.com/voiceland/mac/mac_jptop.html

・・あまりにもネタが多いので、当日会場の雰囲気で取捨選択しようと思って
ます。

[Bパート]
●きみはSwishを知っているか!
http://www.swishzone.com/jp/
・プレゼンタ 笠居トシヒロ(mad-C Design)まつむらまきお(ルナパーク)
むちゃくちゃお手軽にモーションタイポグラフィが作れるソフトです。
書き出しは Flash(.swf)になります。百聞は一見に如かず。
サンプルページをご覧ください。
http://www.swishzone.com/jp/demos.html

[いろんな、おしらせ]
●超感覚ミュージアム(元町開催の招待券全員プレゼント!)
日経の担当者が東京からわざわざ招待券を持ってきてくれました。
http://www.pc.mycom.co.jp/pcfan/news/1999/05/06/04.html
●Shockers Huckers Party
なんかタイトルがわくわくしますねー
http://www.shockers.org/seminar/seminar_5.htm

[ライブ放送]
今月も QuickTime TV を使ってライヴ中継します。
当日ホームページからリンクを張りますので、
会場に来れない方はネットでお会いしましょう!
QuickTime 4 をお持ちでない方は下記より入手くださいね。
http://www.apple.com/quicktime/
ライヴをご覧になっている方からは、掲示板でフィードバックを受け付けます。
質問、希望(もっと××を見せろとか)、励ましの声をお待ちしております!

参加費 1000円(紅茶・クッキー付)
定員 120名
主催 Team mACademia( http://www.mACademia.org/
   阪急電鉄ネットナビ( http://www.o-kini.or.jp/netnavi/
協力
よろしくネット( http://www.yorosiku.net/
デジ・プレ( http://www.digipre.com/
関西インターネットプレス( http://www.kip.net/
デジタルクリエイターズ( http://www.dgcr.com/

お問い合わせは中西 博: nyan@mACademia.org まで

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■編集後記(7/27)
・愛想なしでわがままというハニー号だが、運動神経はすぐれている。高速で
外階段を駆け下り駆け上りする姿は頼もしい。散歩に行って駐車場の高い鎖を
飛び越える姿は美しい。最近おぼえたのは、玄関床から高さ90センチくらいあ
る履き物入れの上に一気に飛び乗り、出窓から外を眺めるという技。この姿を
初めて見たときは驚いた。だが、自分ひとりでは下りられず(今のところ)情
けない声で助けを呼ぶ。そのうち門扉を飛び越えて脱走するかも。(柴田)

・「週間ウルトラ1」を「週刊ウルトラ1」と記載しておりました。訂正しお詫
びいたします。
・もう一年近く、週に一度だけだが、ある女性の趣味のweb制作に先生という
立場で関わっている。知性のある素敵な女性だが、その知性をあまり人には見
せない。楽天主義なの、と言い張る。のんきだと言いながらも、制作方針は私
に預けない。意志や意見もしっかりしている。割り切りが早く、愚痴らない。
彼女の夫は、成功者の部類に入るのだが、彼が彼女を選んだ理由がなんとなく
わかる。大事なパーティーやゴルフ、地位のある人との食事などに同伴できる
人であり、話題が豊富で、いつも生き生きとしている。彼女に教える立場であ
りながら、私は彼女からいつもいろんなことを学んでいる。 (hammer.mule)

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
 担当:濱村和恵
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