[0719] プロの仕事

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0719   2000/10/19.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 16932部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
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 <思いは通ずる!>

■デジクリトーク
 プロの仕事
 MIDORI

■デジクリトーク 連載:夢に賭ける(その6)
 『J.A.M.』
 石田博嗣

■連載「ip2000-phase2」 疾走記 0152 10/19
 21世紀クルーズへ出航!妄想から現実、現実から継続へ
 川井拓也@land

■デジカメでゴー 投稿お待ちしています
 「大の字猫:予告編」

■セミナー案内
 「アドビ新製品セミナー2000」のご案内



■デジクリトーク
プロの仕事

MIDORI
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初登場、ローマ在住のMIDORIです。

言葉を覚えて以来マンガを読み続けていた私が22年前、友人と二人で南ヨーロ
ッパを旅行、イタリアに来たのが運の付き。空気が気に入るわ、恋愛するわで
住み着いてしまいました。

観光客相手のみやげ物屋での仕事をしながら、知り合いがいた日本のマンガ編
集部に、資料として気に入ったイタリアのコミックスを送るうち「海外支局」
へ昇格。イタリアの漫画家と編集部の言葉の橋渡し、作品翻訳、新たな作家探
し等するうち「不況」とやらで海外支局閉鎖。海外支局時代に知り合ったイタ
リアのマンガ編集者に「仕事ちょうだい」とお願いして、今度は逆に日本のマ
ンガをイタリア語に翻訳の仕事を手に入れたのが去年。現在3社から仕事をも
らってます。

報酬が低くて3社合わせても毎月赤字だけど、好きな業界で、しかも家で仕事
ができる幸運に、家のローンを滞納しながらおてんとさまに感謝を捧げる毎日
です。

今後、ローマでの生活、イタリアと日本のマンガの話、翻訳の話、あるいは全
く関係なく頭に浮かんだ事などで皆様のお目汚しに預かりますのでよろしく!

で、今回はダンナと子供が寝静まったあと、だれにも邪魔されずに仕事をして
いる夜中に何があったのかお話しましょう。。。。

●それは、「テレフォンセックスのお誘い(はーと)」

夜中にパソコンで仕事をする時はたいていCDをパソコンに入れて、ヘッドホン
で聞いている。訳がなかなか進まないでいると、CDの音がアタマの中で空回り
して来る。音楽と私はつながらずにそれぞれ勝手な事をしているように感じて
くる事がある。

そういう時はテレビをつける。真夜中はちょうどいい番組がなかなかない。映
画は首をまわしてみないといけない。タロットカードの占い番組、人の悩みを
今聞いてるヒマはない…チャンネルを変えていると、金髪美人がむつみあって
いる映像。「まっ!なんて不道徳なの?!!」

監視するためにちょっと見る。テレフォンセックスのコマーシャルだ。この時
間、これが番組のように延々とこの手のコマーシャルを流す。たいがい国外で、
一分2500リラ(約125円)+消費税20%という高い電話代がかかる。

いかにもアメリカ人っぽい巨乳美女2人が引き締まった体に長い脚、女囚とい
うシチュエーションで絡んでいる。二人とも下半身すっぽんぽんで一人は黒い
膝上までのブーツ。立ちで片足をあげる。カメラは下へまわる。ええっ?!
見えそう! な所でもう一人がむしゃぶりついていく。本当に楽しんでいるか
のような迫真の演技だ。

場面と電話番号が変わって、今度はいかにもイタリア人の女性二人(女同士が
流行りなの?)。二人ともそれらしいセクシーな下着をつけ、一人が「エマヌ
エル夫人」の椅子に座ってもう一人が足元に四つん這いになっている。

二人ともタレ乳でお腹や太ももがぶよぶよして、さっきのアメリカ人みたいに
見せる体を作っていない。そのへんの主婦みたいな感じ。だったら「普通の主
婦」というシチュエーションを作ればいいのになまじ「エマヌエル夫人の椅子」
だ。女王様ごっこでもするのかと思えばそうでもなく、二人で何となく中途半
端にニヤニヤしながら髪を撫でたり、乳を揉んだりしている。

足元にいるのが、エマヌエル夫人の脚を舐めあげていくが、太ももでぐずぐず
している。「アタシいくらなんでもそこまでできません」という感じだ。この
撮影にいくらもらったんだろう? 撮りなおしとかしたんだろうか? これで
も演技指導とかあったんだろうか? 等と余計な事を考えてしまう。完璧に先
のアメリカ組がプロだ。素人っぽさがいい、という人がいるのもわかるけど。
どんな仕事にもプロ意識で仕事をこなす人を見るのは気持ちがいい。(いや、
だからさ。。。)

●乱れのないゴム柄の移動

TOKYOで大学を出て得た職は、家具の製造卸し会社がテナントとして入ってい
た店の販売員だった。その仕事が嫌で嫌で、毎朝重い気持ちで東京駅八重洲口
から大手町の店までトボトボ歩いていた。場所柄、大手会社勤務のOL、商社マ
ン、サラリーマンが多く、皆さっそうとしているように見えた。しばらく通う
うちに、毎朝プロ仕事をする人がいるのに気がついた。

ビルの窓ガラス拭きだった。たぶん40代始め、手ぬぐいを頭に巻き、真剣に壁
面一杯の大きな板ガラスに毎朝取り組んでいた。

大きなブラシで石鹸水をぬりたくり、50センチくらいのゴム柄でそれをふきと
る。拭き取る時はガラス窓の上部左手から右手に一直線にゆっくり動かす。ま
っすぐに。微塵の乱れもなく。

書道家の真摯な一筆のようだった。彼のゴム柄が通った後のガラスは一点の曇
りも泡の残りもゴムの筋も残らぬピカピカのがラスだった。そして同じ場所に
二度ゴム柄を通した事はない。いつも一発勝負だ。

「私が拭くガラスには一点の曇りもありません。あったら料金返しますから…」
とでも言っているよう。

真剣な目つきでガラスに向かい、通行人の足音や視線に仕事が乱される事はな
かった。完璧な仕事をする事でお得意さんを失わずにいるからそうしていたの
かも知れない。でもすごい集中力。彼はどんな仕事をしても、きっと集中して
いい仕事をしたと思う。同じ報酬をもらうならなるべく手を抜いて楽をしよう
…というのではなく、仕事でする以上最高の仕事をします…という態度だ。

毎朝、毎朝この人の真剣なガラス拭きの仕事を見た。嫌いな仕事をいやいやし
ていた私に大きな勇気と励ましをくれた。開放的な性格をしていたら、一度近
寄って「ありがとう!」と手をとった所だ。

どんな仕事も、心を込めて真剣に取り組めば人に感動すら与える事ができるん
だ。現に、ガラス拭きおじさんはその仕事で、少なくも私に感動を与えた。

販売をして、お客さんがいい選択ができる手伝いをしよう、苦情が来たらその
苦情を真剣に聞いて解決に努めよう、なにより商品のひとつひとつを好きにな
ろう……。言葉で言えば美しいこれらの決心を実行するのは困難があったが、
乱れのないゴム柄の移動を思い出す度に大きな励みになった。

映画俳優ではダスティン・ホフマンとアル・パチーノにこういうプロ仕事を感
じる。海外支局の頃、日本の編集者でこういう人と仕事をした。ローマの友人
でスパニッシュ・クラシック・バレエ(素人目にはフラメンコ)のバレリーナ
がいる。何のコネもないので大きな舞台に立たず、バレエ学校で教え、夏祭り
で町の広場の舞台で踊る。でも、どんな状況でも絶対に手を抜かず、魂込めて
踊る。

こういう人々の「仕事」に接すると、魂に栄養を注入されるような感じを受け
る。私も微力ながら、心を込めた仕事をしようという気になれる。たとえすぐ
さま社会のお役に立てなくてもね。

●マンガシーク

マンガシークは「世界最大のマンガデータベースを目指す」をうたい文句にし
ています。冗談からできたサイトのようです。一人でマンガのデータベースを
つくるのは大変だけど、みんなでやれば速い! という事で、登録すれば、誰
でもデータベースに書き込めます。管理人やスタッフが元気よく、次々とアイ
デアをだして実行していきます。

最近は日刊デジクリの向こうを張って「日刊コミックYOM」というメルマガを
刊行。一日一人の書き手で、何日は誰と決めてあります。まだ30人いないの
で毎日ではありません。私はちなみに15日です。

もう一つ、最近実行したアイデアはiモード。書店で何買おうかな、と迷った
時に携帯でデータベースを呼び出してチョイスのお役にたつ、と言うのがコン
セプトだそうです。

私はなるべくイタリアのマンガ事情を書くようにしています。日本の漫画家が
来た時、その様子を書いたりもしました。今、私の元生徒(昨年ローマのマン
ガ学校で講座を持ちました)で才能ある若い人を後押ししたくて、彼女のこと
を書き、そこから発展して彼女の作品をマンガシークに載せました。

そうそう、私の夢は日本のMANGA原語をこちらの漫画家に修得してもらい、イ
タリアの文化、メンタリティーと合わせた新しいイタリアコミックスを生むお
手伝いをすること。

これは実は私のオリジナルの考えではありません。講談社の週刊モーニングを
創刊し、7年以上に渡って編集長を務められ、「モーニング海外支局」を開設
した栗原さんの考えです。私が微力ながら意志を継いでいるわけです。

【MIDORI】midoroma@geocities.co.jp
ネット生活を始めて3年。もう病みつき。仕事が速い、と言う実務的な事ばか
りでなく、イタリアにいながら日本とつながっていられる。日本のメルトモが
できて、しかも住む場所年令性別職業はさまざま。社会的背景を背負っての出
会いしか許されなかったら接点がなかった人ばかり。
その一つに「あの」ip2000がある。デジクリに毎日コラムを掲載していた川井
さんの元気溢れる行動力に勇気を得てメールを送ったのが始まり。ついにはイ
タリア上陸のさい、お手伝いの任を負わせていただいだ。その後もip2000スタ
ッフの何人かとオトモダチメールを交換してる。

ミドラのホームページ
ケニヤ旅行記とその他のエッセイ、コラムなどです。私の絵もちょっと入って
ます。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/5716/

マンガシーク
http://www.mangaseek.net/yomimono/italy/

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■デジクリトーク 連載:夢に賭ける(その6)
『J.A.M.』

石田博嗣
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それでも『J.A.M.』の創刊号を無事に脱稿。とりあえず事務所のプリンターで
プリントアウトした『J.A.M.』を持って、創刊のご挨拶&営業活動を開始する。
各レコード会社の人やイベンターの人にアポを取って会っていくのだが、これ
がなかなかうまくスケジュールされない。一日に3社がやっとというような状
況だ。

しかし、ただのプリントアウトした状態ではあるが『J.A.M.』の評判は良かっ
た。みんな「どうやら石田さんは一人でフリーペーパーを作っているらしい」
という噂だけは耳にしていたみたいで、新聞のようなものを作っていると想像
していたらしく、16ページとはいえ冊子になっていて、ちゃんとインタビュー
記事があるものだと思ってもいなかったらしい。

それもあってか、思った以上に協力的だった。ただ大阪のレコード会社は予算
を持っていないので、営業的な部分での協力にはなかなか至らないのだが…。
そんな営業活動の合間には取材はもちろんだが、配布先の開拓を行なったり、
ホームページを完成させたりと、結構忙しい毎日を送っていた。

そして、遂に迎えた8月21日。この日は大阪BIG CATというライブハウスで『J-
ROCK's EVOLUTION』と題したイベントがあり、表紙になっているKiyoshiが出
演するということもあって、会場で『J.A.M.』を撒かせてもらう手はずになっ
ていた。

開場と同時に中に入って、一番後ろで『J.A.M.』の反応を見ていると、別段気
にせずに見過ごす人から奇声をあげて喜ぶ人と様々。やはり女の子の集団が入
場時にもらったチラシ類の中から『J.A.M.』を見つけるや否や、入り口に戻っ
て10冊近い『J.A.M.』をGETしてきたのがうれしかった。

そのイベントの翌日には、創刊を喜んでくれる人からのメールが来ていたし、
「私がバイトしているCD店に置かせてください」という手紙まで来て、仕事と
してのやり甲斐も感じた。

また、お世話になっていた東京のレコード会社やマネージメントにも創刊号を
送っていたから、「おめでとうございます。これからもよろしくお願いします」
的なご挨拶が電話やメールがあった。それもとてもうれしかった。

3か月で潰れるか? 一年持つのか? ずっと続いていくのか? 今の段階で
はまだ何とも言えない。当初から抱えている経済的な不安は全く消えていない
し、状況的にもさほど良くなっていない。

しかし、今は支持してくれる人がいる。それは自分にとっては大きなことで、
「頑張らなあかんな」という気を奮い起こさせてくれる。『J.A.M.』はやっと
始動したばかりで、前途多難なことも見えているけど、僕はこいつに賭けてい
るものがある。“夢”と言えば笑われるかもしれないけど、それに近いものを
託している。そんな自分をつくづくバカな奴だと思うけど。

【いしだひろし】free_jam@mx9.freecom.ne.jp
1966年生まれ、神戸生まれの神戸育ち(震災後一年だけ高槻で避難生活を送る)
学業卒業後、2年間のフリーター、7年間のサラリーマンを経て、どこで人生を
誤ったのかいきなり某音楽雑誌社の編集者となり、現在は扶養家族と多額の借
金を抱えながらも利益の上がらないフリーペーパー『J.A.M.』の発行人をして
いる…。
http://www.dgcr.com/jam/

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■連載「ip2000-phase2」 疾走記 0152 10/19
21世紀クルーズへ出航!妄想から現実、現実から継続へ

川井拓也@land
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現在のオリビア号の位置(凸)
東京>>凸>>基隆(台湾)>ダナン(ベトナム)>シンガポール>コーチン(イン
ド)>マッサワ(エリトリア)>ポートサイド(エジプト)>アシュドット(イ
スラエル)>クレタ島(ギリシャ)>ナポリ(イタリア)>バルセロナ(スペイ
ン)>ラスパルマス(カナリア諸島)>ハバナ(キューバ)バルボア(パナマ運
河)>カヤオ(ペルー)>イースター島>パペーテ(タヒチ)>ラウトカ(フィジ
ー)>ポナペ(ミクロネシア)>東京

間をおいたのでそろそろ読者の記憶からも消えた頃かと、新たな気持ちで登場
の川井@landです。地球一周する大型客船にデジタル機器を積み込み陸地で撮
影、洋上で編集・加工してひとつのクルーズからマルチなコンテンツを作ると
いう実験であったip2000が終了したのは8月末でした。それから私は、存在の
耐えられない軽さではなく、ええと、今そこにある機器、それはVAIOなんです
が、そうではなくて「危機」を乗り越えるべく日々アタマを悩ましていたので
すがようやくテンションを上げてデジクリ原稿を楽しみながら書ける状態に戻
りました。

VAIO GTという新しいマシンをご存知ですか?
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-GT1/

今、PCエキスポでライオンアイボと同じくらい話題になっている(であろう)
マシンです。このマシン、よくも商品化したと思える大胆な仕様です。パソコ
ンにカメラをくっつけたというような生易しい言葉は不適格です。ハンディカ
ムにパソコンをつけたと表現したほうがいいのです。

実際にC1で横幅のキーピッチの確保にあれだけこだわったSONYがあっさり14mm
としてしまうのですから、このパソコン部分はあくまで映像の中継をするため
のものということが分ります。このマシンはプロトタイプの発表時に見たとき
に「あっ、これ俺用に開発してくれたんだ。きっと防水仕様に違いないぞ」と
思いました。

船に100台このマシンを積み込み、各地から個人がライブ放送をする! ああ、
なんて素晴らしいタイミングだ。これで売上アップ、完全に前回の実験の赤字
を帳消しだぞ~。

思いは通ずる!

すると、どうでしょう? それからしばらくして携帯に電話が鳴りました。そ
して驚くべき話が・・。

それから2週間、私はデジクリの連載を止めひたすら町に出ました。その結果
が今日からネットで流れ出します。まだみぬ商品に思いを馳せながら素人っぽ
くでも玄人のテイストもいれつつ「ip2000のノリでやってほしい」と言われた
その仕事とは・・・・。

http://www.percastv.net/

しかし、しかし、このマシンの中継は海外からはできないといわれ、妄想はあ
っさり崩壊! そんなことではめげません。「広告屋」としての意地を見せる
べく新しい企画を立案。

「なにかをつかんでくる旅」はこうして私にとって「次期乗船者を引き込むた
めの旅」へと変り、次の航海に乗り出すことになったのです。

そして昨日、あの船がまた地球一周に出ました! 日付変更線で21世紀を迎え
るという大胆なスケジュール。そして今世界が注目するイスラエルへ。この船
には今回二人のip2000スタッフが乗り込みました。

今回は「実験」ではありません。「ビジネス」です。明確は数字と成果を上げ
なければいけないのがフェーズ2なのです。それはシンガポールで私が合流し
たあとに全貌を現します。一体なにが姿を現すのか? ご期待ください!
(続く)

http://www.ip2000.net
出航の様子はストリーミングでご覧になれます。

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■デジカメでゴー 投稿お待ちしています
「大の字猫:予告編」
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708号のイグアナ写真はスクープ級でしたが、それで突発的に思いついたデジ
カメ写真ギャラリー。みなさんの投稿をお待ちしています。

第一回は「大の字猫:予告編」
http://www.dgcr.com/kiji/dcgo/0001.html

阪神電車のある駅の前、だいたい午前10時頃、天気がいいときは有名な「大の
字猫」にあえるでしょう。10月15日現在、件の猫は未だ完全な大の字には至っ
てませんが、徴候はあります、もう間もなくではと期待しています。いわゆる
地域猫ですが話し掛けると返事をする礼儀正しいやつです。近く、さらに堂々
とした姿をご紹介できるでしょう。(報告者:久納ヒロシ)

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■セミナー案内
「アドビ新製品セミナー2000」のご案内
http://www.adobe.co.jp/events/newproducts2000/main.html
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<主催者情報>

アドビシステムズ株式会社では、10月17日にPhotoshopの最新バージョンとな
る「Adobe Photoshop 6.0 日本語版」を発表いたしました。製品発表に伴い、
Photoshopを始めWeb関連製品、ビデオ関連製品をご紹介する「アドビ新製品セ
ミナー2000」を下記の日程で開催いたします。

10月26日 大阪 UMEDA HEAT BEAT
11月 7日 福岡 サンパレスホテル
11月13日 東京 ON Air East

セミナーの詳細やお申し込みは下記のURLをご覧ください。
http://www.adobe.co.jp/events/newproducts2000/main.html

お問い合わせ先 アドビ セミナー事務局 TEL:03-5676-7119

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■訂正
昨日の記事で
 ちょうど昨日から日本語版のパブリックβが配布開始になった………
とありますが、MacOS X日本語版の配布開始は21日からだとご連絡をいただきま
した。訂正いたします。

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■編集後記(10/19)
・山室恭子「歴史小説の懐」をオンライン書店で買う。リアル書店に行って探
すのがめんどうだったからだ。書評などを読んで、これはいけそうだと思った
ら須原屋に行くがたいてい見つからず、他の本を買ってしまうことはよくあっ
た。セブンイレブンで代金引換、こりゃ便利だ。この本は面妖な文芸評論集だ。
歴史学者の性で、年表を作りながら小説を読む。小説の舞台の季節や天候を記
録する。なんでも数える。大菩薩峠の七不思議、時代小説の二十一面相、御宿
かわせみの建築学、ト3章だてになっているから、23本の歴史小説が俎板にあ
がっている。しかし、このうちわたしが読んだことのあるのはわずか6本しか
ない。読んだ本のことでないと、よく理解できない不思議なリズムを持った快
い文体なのだ。未読の17本を読まないからには「歴史小説の懐」は楽しめない
わけで、ああまた課題が増えた。楽しい課題ではあるけれど。   (柴田)

・昨日、某社に行ったら、マックプレスの全号があった。まつむらさんの漫画
や神田さんの記事、知った顔の写真がいっぱい。作成時のお話を伺いながら、
歴史を感じてしまった。エライ人達の昔の写真に不謹慎ながら笑い転げてしま
った。か、かわいい! おみやげにGAN38号をもらった。大日本スクリーンさ
んが1995年に出されていたもの。特集である「等身大のDTP」という記事の中
で柴田氏がSUPER DESIGNING編集長として登場。お宝や~! (hammer.mule)

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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/  <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
 担当:濱村和恵
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