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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0720 2000/10/20.Fri発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 16944部
情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com
登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
<スマートではなく武装・・・>
■デジクリトーク EXIT EXHIBITION 2000 MOVIE5(その3)
日記をしたためるように映像を作る時代
Oやすなり
■デジクリトーク
スマートデジタルライフはまだまだ遠い
須貝 弦
■デジクリトーク 連載:クリエイターの健康問題(その6)
冬の夜中の恐怖
花山由理
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0720 2000/10/20.Fri発行
http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 16944部
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■デジクリトーク EXIT EXHIBITION 2000 MOVIE5(その3)
日記をしたためるように映像を作る時代
Oやすなり
■デジクリトーク
スマートデジタルライフはまだまだ遠い
須貝 弦
■デジクリトーク 連載:クリエイターの健康問題(その6)
冬の夜中の恐怖
花山由理
■デジクリトーク EXIT EXHIBITION 2000 MOVIE5(その3)
日記をしたためるように映像を作る時代
Oやすなり
───────────────────────────────────
ディジタル・イメージ会員の扇原康成(ogihara)です。
11月10日より18日まで市ヶ谷山脇ギャラリーで開催される「EXIT EXHIBITION
2000」に向けてのお話しをいたします。
そもそも「EXIT EXHIBITION2000」はディジタル・イメージ会員の喜多見康氏、
岡部タカノブ氏と3年間続けて展覧会を行なう企画として、昨年スタートしま
したが、今年は富岡聡氏、ドルバッキーヨウコ氏が加わり5人がそれぞれのデ
ジタルアートを展開することとなりました。
昨年は、10年間のブランクがあったのでなんて言い訳をどこか自分の中に持ち
ながら制作していましたが、作家として復帰して2年半にもなればそんな言い
訳は、周りも自分でも認められない状況をむかえています。
更に今年は恐ろしいことに、全員映像作品を出品する事になってしまったので
す。チーフ格の喜多見氏の提案とはいえ、決まったのが7月ですから普通この
準備期間はないですよね。いや、学校の課題でもないのですから、別にいやだ
ったら出品しなくてもいいんですけど、なんせ映像を作ったことのないのは私
だけですから。
ただ、今回の企画に関しては、正直な感想、非常に楽しんでいます。3DCGバリ
バリのものは当然無理ですが、映像素人の視点でものを作るのもいいかなと思
っています。これからは映像作家だけが映像を製作するのではなく、あらゆる
ジャンルの人が会話するように、日記をしたためるように映像を作る時代がそ
こまで来ているのだなと感じています。
現在、作品について具体的にお話しできることは少ないのですが、普段制作し
ている私の絵と、その絵を元にプロのミュージシャンが音をつけるという形の
ものです。
作品のイメージとしては、雷のように光り(目)があって後から音(耳)じゃ
なくて、霞みの中を歩いていると水の音がして(耳)しばらく歩むとそこに湖
があるといった感じでしょうか。
なんのこっちゃかよくわかりませんね(苦笑)。
一方的な情報伝達、外圧が強くなりすぎず、それぞれの人の持っているイマジ
ネーションが広がるような作品になればと思っています。
お時間がございましたら、是非展覧会におこし下さい。
EXIT EXHIBITION 2000 MOVIE5
http://www.info-g.co.jp/ko2/
扇原康成さんの作品はここで見られます
http://www.dgcr.com/kiji/ogihara/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■デジクリトーク
スマートデジタルライフはまだまだ遠い
須貝 弦
───────────────────────────────────
毎日の仕事や暮らしをスマートにするには、ある程度の努力と訓練を必要とす
るようだ。スマートだと思っていたものが本当はそうではないことも多々ある
から、物事を見る目を養う必要もある。
毎度のモバイルネタだが、今流行のPalmで考えてみよう。私はWorkPad c3を持
っているが、購入の動機は「ノートパソコンよりスマートそう」というものだ
った。昔から言われていたことだが、ちょっとしたメモやスケジュールの入力
のためにわざわざノートパソコンを持ち歩いて、そのつどカバンから取り出す
のは現実的ではない。ある程度割り切ってしまいPalmをポケットに忍ばせてい
たほうが、ちいさくて軽くてすぐに取り出せて、そのほうが「スマートだ」と
考えた。
では実際にWorkPad c3を買ってみて、どうだったか。確かにノートパソコンに
比べると機動力の高さは抜群で、はるかにスマートだ。しかし本当に使いこな
せるようになるにはそれなりの訓練が必要だし、人によっては辛い訓練で、結
果的に挫折するひとも多いだろうと思った。
いちばん足を引っ張るのは、ペンを使った「グラフィティ」という入力方法で、
これはアルファベットの一筆書きをベースにしているとはいえ、習得にはある
程度時間が必要だ。また、書き順を覚えても今度はそれをPalmに正しく認識さ
せるように、上手に書く訓練が必要だ。誤入力や誤変換に四苦八苦しながら
Palmの入力エリアの上でペンを走らせるのは、決してスマートではない。
通信環境にしたってそう。私の場合「スナップコネクト」という周辺機器と
WorkPad c3を合体させて、さらにケーブルを介してPHSと接続しなければいけ
ない。友人はノキアの携帯電話とPalmを赤外線通信させてモデムとして使って
おり、見た目にはとてもスマートだ。でも速度は低いし、本当にスマートかど
うかは判断が難しい。
そして極め付けはiBook。出先のコーヒーショップとかで原稿書きができれば、
急ぎの仕事の時などどんなにスマートかと考えていたのだが、そういうときの
ために3kgのオレンジ色のチャラチャラしたコンピュータを背負うのも、ちょ
っとどうかと考える。でも、Palmだけだとやっぱり力不足?
で、結局私は、WorkPad c3とiBookを両方持ち歩いている。スマートではなく
武装・・・。
電話だってそうだ。携帯電話よりPHSのほうがイニシャルコストが安いとか言
ってPHSから携帯電話に乗り換える人が多かったが、携帯電話のあの音質より
PHSのほうがスマート。料金もそう。でも二丁拳銃はスマートだろうか? し
かもドコモとDDIポケットそれぞれでデータ通信も行っていうという私の現状。
いつもポケットに2つのPHSが入っている私のことを、変人扱いする者もいる
くらいなのである。
で、いちおう続く。
【すがい・げん】gsugai@hh.iij4u.or.jp
カメラ付きでライブ中継ができるというVAIOは「スマート」なんだろうか。パ
イプ椅子のようなのはどうだ? やたらとアニメーションするOS Xはどうよ..
と考える今日この頃。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■デジクリトーク 連載:クリエイターの健康問題(その6)
冬の夜中の恐怖
花山由理
───────────────────────────────────
先週は、所さんにバトンタッチして頂いて、ダイエット問題から大きくそれま
したが、今日もそれます~。うふふっ。
●先週の概要
入社1か月にして、生活環境の激変と緊張の為か、慢性の盲腸が悪化。急きょ、
切開手術して5日間の入院生活に(ちなみに、この病室でのできごともまたド
ラマチックな話なので、いずれぜひともお話したいものです)。この時、38
Kgから、やっと45Kgに増えていた体重が一気に40Kgに減る...。おかげで、初
デザイン仕事のチャンスを棒にふってしまう...。
●冬の夜中の残業には気をつけよう!(恐怖編)
あいもかわず、まともな仕事を頂けないまま、半年がとうに過ぎていました。
外は、もう冬。その年の冬は、東京でも23年ぶりの大雪とかで、とにかく寒い
冬でした...。会社の中でも、私の左で「ゲホゲホ」右でも、「ゲホゲホ」。
ゲホゲホがとても流行していました...。
当時会社が入っていたビルは、夜中の2時には冷暖房の設備が使えなくなると
いう、地球にやさしい?「節約」ビル。そのためか、会社には、キャンプ用の
防寒マットがありました...。皆、こうやって寒さをしのいでいたのね...。し
みじみ...と、新人の乙女は、感慨にふけっったのでした。
こんな状況で、あいかわらず仕事自体がない事もあり、仕事らしい仕事もせず
に定時が過ぎ、夜遅くまで勉強の日々....。
と、そこへ! やっと、仕事になりそうな話しがきたのです! 化粧品メーカ
ー用のシステムのインターフェースでザインのコンペ。これが通れば、一人前
と認められるカモ! これは、今日から、がんばらなくっちゃ!!
と、意気込んでその日から、徹夜したのでした...。
しかし.....夜になって、その悪夢の時がやってきたのです! 12:00過ぎに
なって激しい悪寒。異常なくらい体がガクガクガクガクガク。マウスを持つ手
がふるえて、線が描けない!! 暖房の温度を上げても、利き目なし...。そ
れでも、がんばって作業をしていたのですが、とうとう2時に...!!!
もはやこれまで、作業は諦めて、防寒対策の為に防寒マットにくるまって、床
に転がってみました。しかし、業務用のビルだけに、床も冷たい! そのうち、
意識がなくなってきて、もうろう状態....。
と、ほぼ同時に下腹部に激しい痛みが...!! あまりに痛いので、トイレに
かけこんだら、下血したのでした。夜中の下血....コワ~~~イ(*o*;;)!
テナントビルだから、夜中の2時なんて誰もいない...。
「丑三つ時」なんて目じゃないくらいコワ~イ!! だって、現実的な恐怖が
体にきてんだもん!!! 目の前にリアルが血がぁ~!!!
しょうがないので、また、救急病院まで歩いていきました。盲腸の時以来お世
話になっている病院です。あいかわらずのんびり口調の先生が、「インフルエ
ンザだね~。下血は高熱によるものだから、おうちにかえってゆっくりねなさ
い」とニコニコ...。安心したのか、さらに不安になったのか...。
今回の教訓はズバリ!『冬の夜中の残業には気をつけよう!』インフルエンザ
は、会社では、とても感染しやすく、かといって、うつって、ハイ! なんて、
テンポよくすぐ賞状がでるわけでもないです。最悪、一人会社でのたうちまわ
るのです...。冬の徹夜残業には気をつけましょう!
こんな事したおかげで、また増え始めた体重がへってしまった。
でも、なんとか、42Kgまでふえました。
今回はこの辺で~。
次回は、「爆笑!ぎっくり腰編:デザイナーは重いものはもたないで~!」で
す。ダイエット話は、まだ、もうちょっと後ね(^^)。
Yuri Hanayama
e-mail*hanayama@big.or.jp
http://www6.big.or.jp/~hanayama/
大賀葉子女史との二人展「へんないきもの」10月開催!
http://www6.big.or.jp/~hanayama/ikimono
───────────────────────────────────
■訂正
718号の記事で『DTPWORLD』11月号の価格を1200円と記載していますが、正し
くは1280円です。訂正いたします。
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■編集後記(10/20)
・友人の会社社長は恰幅がいい。歳はわたしより10くらい若いけれど、人生の
先輩みたいな貫禄がある。香港の世界的大企業の社長だといっても通用する。
恰幅がいいというのはそんなに見苦しくないデブということである。奥さんに
ダイエットを命じられて毎朝皇居一周しているそうだが、あまり効果は見られ
ない。いや、効果はあったのだが、中国に行って北京ダックをたらふく食べた
ら元に戻っちゃったそうだ。大学の先生をやっているもう一人の友人もデブで
あるが、奥さんが健康管理の専門家なので、ダイエット効果はめざましい。会
うたびにスマートになっていく、ト思っていたらまた元通りになっていたりす
る。ちょっとの油断が大敵なのだ。こういう人たちと一緒にいると、わたしの
ヤヤデブも目立たないという効果はあるが、安心してはいられないな。(柴田)
・後記で結婚のことを書いたら、いろんな人からメールが届いた。結婚は現実
だと言う人、逆に結婚に刺激を求めているという人など。私は変化が欲しくて
結婚したいと思った口。ちょっと逃避入り。いただいたメールを見ると、どち
らかというと女性のほうが現実問題として受け止めているようで、マリッジブ
ルーが女性に多いのもうなずけるような気がした。もうすぐ結婚される井上さ
ん、山野さん、おめでとうございます! (hammer.mule)
----------------------------------------------------------------------
■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
----------------------------------------------------------------------
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発行 デジタルクリエイターズ
<http://www.dgcr.com/>
編集長 柴田忠男
デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
森川眞行
情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
担当:濱村和恵
登録・解除・変更・FAQはこちら <http://www.dgcr.com/regist/index.html>
広告の御相談はこちらまで
★等幅フォントでご覧ください。
★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。
お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://rap.tegami.com/mag2/>、
Macky!<http://macky.nifty.com/>、カプライト<http://kapu.cplaza.ne.jp/>、
Pubzine<http://www.pubzine.com/>、E-Magazine<http://www.emaga.com/>、
melma!<http://www.melma.com/>のシステムを利用して配信しています。
Copyright(C), 1998-2000 デジタルクリエイターズ
許可なく転載することを禁じます。
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日記をしたためるように映像を作る時代
Oやすなり
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ディジタル・イメージ会員の扇原康成(ogihara)です。
11月10日より18日まで市ヶ谷山脇ギャラリーで開催される「EXIT EXHIBITION
2000」に向けてのお話しをいたします。
そもそも「EXIT EXHIBITION2000」はディジタル・イメージ会員の喜多見康氏、
岡部タカノブ氏と3年間続けて展覧会を行なう企画として、昨年スタートしま
したが、今年は富岡聡氏、ドルバッキーヨウコ氏が加わり5人がそれぞれのデ
ジタルアートを展開することとなりました。
昨年は、10年間のブランクがあったのでなんて言い訳をどこか自分の中に持ち
ながら制作していましたが、作家として復帰して2年半にもなればそんな言い
訳は、周りも自分でも認められない状況をむかえています。
更に今年は恐ろしいことに、全員映像作品を出品する事になってしまったので
す。チーフ格の喜多見氏の提案とはいえ、決まったのが7月ですから普通この
準備期間はないですよね。いや、学校の課題でもないのですから、別にいやだ
ったら出品しなくてもいいんですけど、なんせ映像を作ったことのないのは私
だけですから。
ただ、今回の企画に関しては、正直な感想、非常に楽しんでいます。3DCGバリ
バリのものは当然無理ですが、映像素人の視点でものを作るのもいいかなと思
っています。これからは映像作家だけが映像を製作するのではなく、あらゆる
ジャンルの人が会話するように、日記をしたためるように映像を作る時代がそ
こまで来ているのだなと感じています。
現在、作品について具体的にお話しできることは少ないのですが、普段制作し
ている私の絵と、その絵を元にプロのミュージシャンが音をつけるという形の
ものです。
作品のイメージとしては、雷のように光り(目)があって後から音(耳)じゃ
なくて、霞みの中を歩いていると水の音がして(耳)しばらく歩むとそこに湖
があるといった感じでしょうか。
なんのこっちゃかよくわかりませんね(苦笑)。
一方的な情報伝達、外圧が強くなりすぎず、それぞれの人の持っているイマジ
ネーションが広がるような作品になればと思っています。
お時間がございましたら、是非展覧会におこし下さい。
EXIT EXHIBITION 2000 MOVIE5
http://www.info-g.co.jp/ko2/
扇原康成さんの作品はここで見られます
http://www.dgcr.com/kiji/ogihara/index.html
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■デジクリトーク
スマートデジタルライフはまだまだ遠い
須貝 弦
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毎日の仕事や暮らしをスマートにするには、ある程度の努力と訓練を必要とす
るようだ。スマートだと思っていたものが本当はそうではないことも多々ある
から、物事を見る目を養う必要もある。
毎度のモバイルネタだが、今流行のPalmで考えてみよう。私はWorkPad c3を持
っているが、購入の動機は「ノートパソコンよりスマートそう」というものだ
った。昔から言われていたことだが、ちょっとしたメモやスケジュールの入力
のためにわざわざノートパソコンを持ち歩いて、そのつどカバンから取り出す
のは現実的ではない。ある程度割り切ってしまいPalmをポケットに忍ばせてい
たほうが、ちいさくて軽くてすぐに取り出せて、そのほうが「スマートだ」と
考えた。
では実際にWorkPad c3を買ってみて、どうだったか。確かにノートパソコンに
比べると機動力の高さは抜群で、はるかにスマートだ。しかし本当に使いこな
せるようになるにはそれなりの訓練が必要だし、人によっては辛い訓練で、結
果的に挫折するひとも多いだろうと思った。
いちばん足を引っ張るのは、ペンを使った「グラフィティ」という入力方法で、
これはアルファベットの一筆書きをベースにしているとはいえ、習得にはある
程度時間が必要だ。また、書き順を覚えても今度はそれをPalmに正しく認識さ
せるように、上手に書く訓練が必要だ。誤入力や誤変換に四苦八苦しながら
Palmの入力エリアの上でペンを走らせるのは、決してスマートではない。
通信環境にしたってそう。私の場合「スナップコネクト」という周辺機器と
WorkPad c3を合体させて、さらにケーブルを介してPHSと接続しなければいけ
ない。友人はノキアの携帯電話とPalmを赤外線通信させてモデムとして使って
おり、見た目にはとてもスマートだ。でも速度は低いし、本当にスマートかど
うかは判断が難しい。
そして極め付けはiBook。出先のコーヒーショップとかで原稿書きができれば、
急ぎの仕事の時などどんなにスマートかと考えていたのだが、そういうときの
ために3kgのオレンジ色のチャラチャラしたコンピュータを背負うのも、ちょ
っとどうかと考える。でも、Palmだけだとやっぱり力不足?
で、結局私は、WorkPad c3とiBookを両方持ち歩いている。スマートではなく
武装・・・。
電話だってそうだ。携帯電話よりPHSのほうがイニシャルコストが安いとか言
ってPHSから携帯電話に乗り換える人が多かったが、携帯電話のあの音質より
PHSのほうがスマート。料金もそう。でも二丁拳銃はスマートだろうか? し
かもドコモとDDIポケットそれぞれでデータ通信も行っていうという私の現状。
いつもポケットに2つのPHSが入っている私のことを、変人扱いする者もいる
くらいなのである。
で、いちおう続く。
【すがい・げん】gsugai@hh.iij4u.or.jp
カメラ付きでライブ中継ができるというVAIOは「スマート」なんだろうか。パ
イプ椅子のようなのはどうだ? やたらとアニメーションするOS Xはどうよ..
と考える今日この頃。
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■デジクリトーク 連載:クリエイターの健康問題(その6)
冬の夜中の恐怖
花山由理
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先週は、所さんにバトンタッチして頂いて、ダイエット問題から大きくそれま
したが、今日もそれます~。うふふっ。
●先週の概要
入社1か月にして、生活環境の激変と緊張の為か、慢性の盲腸が悪化。急きょ、
切開手術して5日間の入院生活に(ちなみに、この病室でのできごともまたド
ラマチックな話なので、いずれぜひともお話したいものです)。この時、38
Kgから、やっと45Kgに増えていた体重が一気に40Kgに減る...。おかげで、初
デザイン仕事のチャンスを棒にふってしまう...。
●冬の夜中の残業には気をつけよう!(恐怖編)
あいもかわず、まともな仕事を頂けないまま、半年がとうに過ぎていました。
外は、もう冬。その年の冬は、東京でも23年ぶりの大雪とかで、とにかく寒い
冬でした...。会社の中でも、私の左で「ゲホゲホ」右でも、「ゲホゲホ」。
ゲホゲホがとても流行していました...。
当時会社が入っていたビルは、夜中の2時には冷暖房の設備が使えなくなると
いう、地球にやさしい?「節約」ビル。そのためか、会社には、キャンプ用の
防寒マットがありました...。皆、こうやって寒さをしのいでいたのね...。し
みじみ...と、新人の乙女は、感慨にふけっったのでした。
こんな状況で、あいかわらず仕事自体がない事もあり、仕事らしい仕事もせず
に定時が過ぎ、夜遅くまで勉強の日々....。
と、そこへ! やっと、仕事になりそうな話しがきたのです! 化粧品メーカ
ー用のシステムのインターフェースでザインのコンペ。これが通れば、一人前
と認められるカモ! これは、今日から、がんばらなくっちゃ!!
と、意気込んでその日から、徹夜したのでした...。
しかし.....夜になって、その悪夢の時がやってきたのです! 12:00過ぎに
なって激しい悪寒。異常なくらい体がガクガクガクガクガク。マウスを持つ手
がふるえて、線が描けない!! 暖房の温度を上げても、利き目なし...。そ
れでも、がんばって作業をしていたのですが、とうとう2時に...!!!
もはやこれまで、作業は諦めて、防寒対策の為に防寒マットにくるまって、床
に転がってみました。しかし、業務用のビルだけに、床も冷たい! そのうち、
意識がなくなってきて、もうろう状態....。
と、ほぼ同時に下腹部に激しい痛みが...!! あまりに痛いので、トイレに
かけこんだら、下血したのでした。夜中の下血....コワ~~~イ(*o*;;)!
テナントビルだから、夜中の2時なんて誰もいない...。
「丑三つ時」なんて目じゃないくらいコワ~イ!! だって、現実的な恐怖が
体にきてんだもん!!! 目の前にリアルが血がぁ~!!!
しょうがないので、また、救急病院まで歩いていきました。盲腸の時以来お世
話になっている病院です。あいかわらずのんびり口調の先生が、「インフルエ
ンザだね~。下血は高熱によるものだから、おうちにかえってゆっくりねなさ
い」とニコニコ...。安心したのか、さらに不安になったのか...。
今回の教訓はズバリ!『冬の夜中の残業には気をつけよう!』インフルエンザ
は、会社では、とても感染しやすく、かといって、うつって、ハイ! なんて、
テンポよくすぐ賞状がでるわけでもないです。最悪、一人会社でのたうちまわ
るのです...。冬の徹夜残業には気をつけましょう!
こんな事したおかげで、また増え始めた体重がへってしまった。
でも、なんとか、42Kgまでふえました。
今回はこの辺で~。
次回は、「爆笑!ぎっくり腰編:デザイナーは重いものはもたないで~!」で
す。ダイエット話は、まだ、もうちょっと後ね(^^)。
Yuri Hanayama
e-mail*hanayama@big.or.jp
http://www6.big.or.jp/~hanayama/
大賀葉子女史との二人展「へんないきもの」10月開催!
http://www6.big.or.jp/~hanayama/ikimono
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■訂正
718号の記事で『DTPWORLD』11月号の価格を1200円と記載していますが、正し
くは1280円です。訂正いたします。
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■編集後記(10/20)
・友人の会社社長は恰幅がいい。歳はわたしより10くらい若いけれど、人生の
先輩みたいな貫禄がある。香港の世界的大企業の社長だといっても通用する。
恰幅がいいというのはそんなに見苦しくないデブということである。奥さんに
ダイエットを命じられて毎朝皇居一周しているそうだが、あまり効果は見られ
ない。いや、効果はあったのだが、中国に行って北京ダックをたらふく食べた
ら元に戻っちゃったそうだ。大学の先生をやっているもう一人の友人もデブで
あるが、奥さんが健康管理の専門家なので、ダイエット効果はめざましい。会
うたびにスマートになっていく、ト思っていたらまた元通りになっていたりす
る。ちょっとの油断が大敵なのだ。こういう人たちと一緒にいると、わたしの
ヤヤデブも目立たないという効果はあるが、安心してはいられないな。(柴田)
・後記で結婚のことを書いたら、いろんな人からメールが届いた。結婚は現実
だと言う人、逆に結婚に刺激を求めているという人など。私は変化が欲しくて
結婚したいと思った口。ちょっと逃避入り。いただいたメールを見ると、どち
らかというと女性のほうが現実問題として受け止めているようで、マリッジブ
ルーが女性に多いのもうなずけるような気がした。もうすぐ結婚される井上さ
ん、山野さん、おめでとうございます! (hammer.mule)
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■ 日刊デジクリは投げ銭システム推進準備委員会の趣旨に賛同します ■
http://www.nagesen.gr.jp/ <投げ銭システムをすべてのhomepageに>
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デスク 濱村和恵
アソシエーツ 神田敏晶
森川眞行
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お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/
★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://rap.tegami.com/mag2/>、
Macky!<http://macky.nifty.com/>、カプライト<http://kapu.cplaza.ne.jp/>、
Pubzine<http://www.pubzine.com/>、E-Magazine<http://www.emaga.com/>、
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