[0799] DTPもWebも根底は同じだ

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0799    2001/02/13.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 17448部
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■虎ノ門|Web制作プロダクションでWebデザインのお仕事
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 <貧富の差の大きいWeb業界>

■デジクリトーク
 DTPもWebも根底は同じだ
 森川眞行

■公募案内
 CG&アニメーション・コンテスト 作品受付2月20日まで

■展覧会案内
 [2○△□展 ─青葉益輝・浅葉克己・長友啓典]in 大阪 開催中

■イベント案内
 全国縦断! ナムコゲームセミナー2001・春
 ~クリエイターに望むこと~

■展覧会案内
 たむらしげる個展「ファンタスマゴリア デイズ」

■イベント案内
 「CG業界ではこうやってのし上れ!」~CG業界の現状と今後の展望~
 伊勢田誠治氏によるデジタル映像特別公開セミナー

■イベント案内
 ライターズネットワークシンポジウム
 「インターネット時代 本はどうなるの!?」

■イベント案内
 タイポグラフィの祭典 FANFARE PRESS IN TOKYO



■デジクリトーク
DTPもWebも根底は同じだ

森川眞行
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どっへ~~~、忙しいよ~~! と毎年毎年言っていて、自分でも嫌になる森
川です。こんばんび~。実はこのデジクリ原稿も書けないくらいに忙しい。加
えて全く寝ていないので、あたまのなかがへろへろぴ~なのである。前回の原
稿も、へろへろ状態のなか書いたんだけど、日記を書くつもりで開き直って書
いたら、没にならずに掲載された。今回もこの調子でいく。てか、それしかで
きない。すまんの。

先週は、印刷技術協会のイベント「PAGE2001」のセミナーに出演するために東
京にいた。僕の受け持ったセッションは「Webサイト構築」と「Webデザイン表
現」という2トラック。このイベントは印刷技術協会の主催だけあって、セミ
ナーのほとんどは印刷に関するもの。担当の方の話では、Webのセミナーを行
うのは少々不安だったとか…。印刷業界相手にWebのセミナーで人が集まるの
かな…って。

しかし蓋を開けてみれば、すべてのセミナーの中で一番先に定員一杯になった
のは、僕のセミナーであったらしい。2つとも2時間のセミナー。いつも5時間
や8時間のセミナーをしている僕にとっては、例によって時間が足りない!

セミナーの内容はDreamweaverとFireworks。いつものペースで開始しようして、
会場に質問してみた。「今まで森川のセミナーを一度でも聞いたことある人い
ますか?」…結果はゼロ。ふえ~、印刷業界では無名の森川なのであった(笑)。
そんなワケでお客さんの実体がつかめないセミナーだった。不思議。だってセ
ミナー終了後に「今日のセミナーでやってことPhotoshopでも出来ますか?」と
か聞かれるんですよ。

さらにびっくりしたのは、セミナーの料金。なんと3万円近くもするではない
か! 本当にびっくりした。それでも満席になることに、さらにびっくり。印
刷業界って不況…という割にはまだ体力あるんだなあ…と感心する。貧富の差
の激しいWeb業界(笑)でこんな値段でセミナーしたら、24時間やらなあかん
がね。

参加者の名簿を見ると、見事に印刷会社のオンパレード。それも代表取締役の
名前が、やたらに目につく。それだけ真剣なのだろう。

6年前に「これからはWebの仕事しかやらない!」と僕は『脱・DTP宣言』をし
た。その時、印刷屋さんをはじめとして、多くのDTP関係の人々は「森川さん、
阪神大震災で仕事がなくなって、やけくそになってる」と笑った。「Webなん
て、学生の遊びみたいなもんやろ、そんなんで会社が仕事として引き受けられ
るはずがない」…と皆が口を揃えて言ったのを今でも覚えている。

「出入りの印刷会社」というコトバの通り、印刷会社は名刺や封筒などの消耗
品を扱って、企業に出入りしている。そして仕事を貰っている。もちろんそれ
だけでなく、カタログ・会社案内・各種郵便物・パンフレット・ポスター…と
にかく印刷の仕事は多岐に渡っている。デジタルが登場するまでは、企業の情
報伝達の役割を請け負っていたのだ。

僕がDTPからWebに仕事を変えた時も、自分自身では単に媒体を変えただけ…っ
て意識でやってきた。情報を伝達するための表現としては根本は同じだと考え
た。もちろん媒体によっては表現の方法は異なる…そんなことは大したコトじ
ゃないと思ってきた。だから何の問題もなく仕事をWebに切り替えることがで
きた。デジタルのソースを加工するにあたって、DTPもWebも根底は同じだと思
ったのだ。

でも、この「根底は同じだ」…ということを理解していないのが、いまの印刷
業界なのかもしれない。印刷は印刷。どこまでも印刷。だから印刷業の人がイ
ンターネットを語るとPDFになってしまう。線路は続くよどこまでも。

根っこのポリシーは同じだけど、スタイルまで同じにしてはイカンのである。
自分たちの都合ではなく、世界規模で移り変わって行く状況に合わせてスタイ
ルを作らなアカンのじゃよ。

…などと、この原稿でいくら吠えても、肝心の印刷業の人々はあまり見ていな
いんだろうな…デジクリ。読者の多くは、「そんなコトわかっとるわい!」と
いう層だと思う。すんまへん、ツマラン原稿で。

聞いたところによると、印刷業界はかなり深刻な不況らしい。しかし、まだ3
万円のチケットが完売してしまうだけのチカラはあるのだ(笑)。まじで印刷
業に従事している人口はかなりの数字。機材も場所も、人材も余っている。本
気でWebに取り組んで来ると、それはそれで現在のWebクリエイターにも被害が
でる可能性も大きい。昔のDTP普及時に発生した安売り合戦にならなけれない
いケドと思うよ。

でも、そんなこととは関係のないくらい現在のWebクリエイターは仕事に忙し
い。Webデザインに関わっている人に合う度に「誰かいい人いませんかね~」
と挨拶のように言う。儲かっている会社は、目ン玉が飛び出るくらいの年商を
上げている。決してバブルではない。単純に需要と供給のバランスが取れてい
ないだけなのだ。

反面、ページ○○○円…とかで仕事をしているWebデザイナーは「しんどいの
に全然儲からない…」と嘆いている。これではDTPの世界と同じだ。この差は
何なんだろう? 貧富の差の大きいWeb業界ってのはホントの話。じゃ、どこ
でこの貧富の差が出てくるのか? 儲かっている会社とそうでない会社はどこ
が違うのか? それは…

…そんなコト言わなくてもわかっているよね(笑)

昨日からずっと起きて仕事をして、結局徹夜になってしまった。この後数時間
で空港に向かい、今日は四国で5時間セミナーなのである。ひええええ~、体力
持つかしらん。


【もりかわ・まさゆき】morikawa@siliconcafe.com
印刷業界では無名の森川ですが(笑)、実はPAGEというイベントには1993年に
出演したことがあります。当時はデザイナーがイメージセッタを管理する。と
いうような話だったと思うけど、実はあまり憶えていない。今週の四国イベン
トが終わると、来週は地獄のMACWORLD Expo。マクロメディアブースでお会い
しましょう。

Silicon Cafe'
http://www.siliconcafe.com/

▼また、寝とらんのか、、、

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■公募案内
CG&アニメーション・コンテスト 作品受付2月20日まで
http://www.uc-caff.com/
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<主催者情報>

ユナイテッドシネマ「CG&アニメーション・フィルムフェスティバル2001」
は、日本映像産業の活性化を願い、21世紀のデジタル時代を担う映像クリエイ
ター、アーティスト及びキャラクター・コンテンツの発掘・育成を目的とした
コンテストです。

募集は4部門が設定され、大きな特徴としては「オリジナル・ストーリー部門」
「原作映像化部門」の最終選考作品はフィルム化され、ユナイテッド・シネマ
各館89スクリーンで公開審査されます。また原作映像化部門では、角川書店作
品またはメディアワークス作品を題材とした作品を募集するという新しい試み
がなされ、パイロットフィルム化の道も広がっています。そしてこれからの展
開が期待されているFlashアニメーション部門を設定したことで、アニメーシ
ョンの新しい表現手法の開拓を目指しています。

募集部門 オリジナル・ストーリー部門、原作映像化部門、オリジナル・キャ
ラクター部門、 Flashアニメーション部門の4部門での選考を行います。いず
れの部門も、国籍、年齢、個人、グループ(企業も含む)問わず応募可能。

応募方法 www.uc-caff.comのWebからもPDF形式の応募用紙をダウンロード。
賞&賞金 グランプリ100万円×1点、部門優勝部門30万円×4点、部門準優秀賞
10万円×4点、入賞5万円×10点、他スポンサー賞など。
審査日程 募集期間:2000年11月20日(月)~2001年2月20日(火)まで
一般審査 3月20日(火)~4月26日(木)
表彰式 5月9日(水) ル テアトル銀座にて

本フェスティバルの特徴としまして、オリジナル・ストーリー部門、原作映像
化部門の一般審査を、ユナイテッド.シネマ・チェーン全館(札幌・金沢・大
津・岸和田・新潟・稲沢・福岡・阿久比・長崎・入間)にて実施し来場者に投
票していただきます。その他の部門は、Webサイトにて公開、一般投票を行い
ます。

最終審査は、一般投票結果及 松本零士氏(漫画家)樋口真嗣(特技監督)他
審査員により決定致します。
  
主催 ユナイテッド・シネマ
   CG&アニメーション・フィルムフェスティバル実行委員会
協賛 コカ・コーラボトラーズ/株式会社キャラクター・アンド・アニメ・
   ドット・コム
協力 日本ビクター株式会社/マクロメディア株式会社/各種専門学校/月刊
   MdN/月刊WinGraphic/株式会社クリエーターズ・ドット・コム G.D.H
後援 日本アニメーション協会/株式会社角川書店/住友商事株式会社
企画 株式会社メディアボックス
製作 株式会社キャラクター・アンド・アニメ・ドット・コム

お問い合わせ先 株式会社メディアボックス内
ユナイテッド・シネマ CG&アニメーション・フィルムフェスティバル事務局
〒104-0031東京都中央区京橋2-17-9 tel:03-3564-0405 Fax:03-3564-6074
Web:http://www.uc-caff.com/ メール:info@uc-caff.com

ユナイテッド・シネマ
Web:http://uci-j.co.jp/

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■展覧会案内
[2○△□展 ─青葉益輝・浅葉克己・長友啓典]in 大阪 開催中
http://www.koyosha-inc.co.jp/
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会期 ~2月17日(土)10時~20時(土曜日10時~18時) 日祝休館 入場無料
会場 ダブル・クロック・デザイン・ギャラリー TEL.06-6944-5920

2000年にリクルートのガーディアン・ガーデンとクリエイションギャラリーG8
で開催したタイムトンネルシリーズ「2○△□展」を大阪で開催中。長友啓典
浅葉克己・青葉益輝、3氏の学生時代の作品から、デビュー、そして現在まで、
作品年表としてと一望。新作ポスターまで約200点を展示。

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■イベント案内
全国縦断! ナムコゲームセミナー2001・春
~クリエイターに望むこと~
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<主催者情報>

内容:Entertainment産業をリードするナムコの、熱いクリエイターマインド
をお伝えするセミナーです。具体的なゲームタイトルを題材に、「企画・マー
ケティング」「ゲーム開発」「セールス・プロモーション」の過程を検証しな
がら、Entertainment産業で求められる人材のスキルとマインドについてお話
します。映像・Game業界希望者必見です。ナムコとデジタルハリウッドが協同
運営するクリエイター養成機関「ナムコDHゲームラボ」の説明会も同時開催。

講演 川村順一/ナムコ第2開発本部部長・プロデューサー 他予定。

・名古屋会場:2月17日(土)14:00~
 トライデントコンピュータ専門学校
http://www.tc.kawai-juku.ac.jp/computer/toiawase_index.html

・神戸会場:2月25日(日)14:00~
デジタルハリウッド神戸校
http://www.dhw.co.jp/dh/kobe/map.html

・東京会場: 3月1日(木)19:00~
デジタルハリウッド東京校
http://www.dhw.co.jp/dh/tokyo/map.html

・大阪会場:3月4日(日)14:00~
デジタルハリウッド大阪校
 http://www.dhw.co.jp/dh/osaka/map.html

・福岡会場:3月18日(日)16:00~
デジタルハリウッド福岡校
http://www.dhw.co.jp/dh/fukuoka/map.html

料金 無料 要予約

お申し込み・お問い合わせ
ナムコゲームセミナー運営事務局(デジタルハリウッド東京広報室内)
担当:山田/大谷 TEL.03-5281-9221
Mailto:namco@dhw.co.jp

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■展覧会案内
たむらしげる個展「ファンタスマゴリア デイズ」
http://www.kt.rim.or.jp/~pinpoint/japaneseindex.html
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メデイアファクトリー刊「コミックフラッパー」で連載されていた漫画「ファ
ンタスマゴリア デイズ」が単行本化された。2巻構成で全12話が収録されてい
る。「ファンタスマゴリア」という夢想の惑星を舞台にフープ博士が予想もで
きない行動を展開していくストーリー。原画を中心に展示予定。

日時 3月5日(月)17日(土)11時~19時 日休 土曜日は17時まで
会場 ピンポイントギャラリー
   港区南青山5-10-1 フタバビルB1 TEL.03-3409-8268
 
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■イベント案内
「CG業界ではこうやってのし上れ!」~CG業界の現状と今後の展望~
伊勢田誠治氏によるデジタル映像特別公開セミナー
http://www.dhw.co.jp/calendar/cal.cgi?branch=YOK
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<主催者情報>

TBS深夜に放送中のCGクリエイター発掘番組「電画なっ!」でもコメンテータ
として登場している、CGアーティスト伊勢田誠治氏を講師に迎え、VFX映像公
開セミナーを開催。伊勢田氏は、番組コメンテータや数多くの執筆活動・CG映
像制作の傍らデジタルハリウッド横浜校にてデジタル映像編集専攻の「3D
Studio MAX」「After Effects」講師をつとめられています。

今回のセミナーでは、「携わった数々の作品の紹介」や「CG業界の現状と展望」
「今後必要になるであろうスキルとは?」などを熱く語っていただきます。既
にCGを始めている人・今から始めようと思っている人も非常に参考になるセミ
ナーです。

日時 2月17日(土)14:00~15:00
会場 デジタルハリウッド横浜校
   横浜市西区北幸2-4-3 GM21ビル2F
http://www.dhw.co.jp/dh/yokohama/map.html
定員 50名(要予約/先着順)
費用 無料
参加申込 電話またはE-mailにて
※メールにてご予約される場合は、メールの標題を「デジクリSP」として、
希望イベント名/氏名/住所/メールアドレス/電話番号を必ずご明記ください。

・問い合わせ先 デジタルハリウッド横浜校 広報室 TEL.045-316-6001
E-mail:yokohama@dhw.co.jp

DIGITAL FACTORY IS (伊勢田誠治サイト)
http://www.3dcg.ne.jp/~iseda/gallery/image.html

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■イベント案内
ライターズネットワークシンポジウム
「インターネット時代 本はどうなるの!?」
http://www.writers-net.com/
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日時 2月18日(日)13時30分~18時 13時より受付
場所 日本出版クラブ会館 新宿区袋町6 TEL.03-3267-6111
   飯田橋駅下車徒歩10分 大江戸線・牛込神楽駅下車徒歩3分
会費  会員3000円 非会員5000円

・14時~15時30分 シンポジウム
「インターネット時代 本はどうなるの!?」
出演者 糸井重里 富田倫生 安藤哲也
司会(副代表)藤岡比左志/ダイヤモンド社・ZAi編集部編集長
 
・16時~18時 ライターズネットワーク大賞
大賞 藤岡比左志 /ダイヤモンド社・ZAi編集部編集長
企画賞 藤原ゆきえ /フリーライター
  近著に『家事する男は美しい』(一満舎)
企画賞 岩野礼子 /エッセイスト・イラストレーター
  近著に『イギリスファンタジーの旅』(晶文社)
ビジュアル賞 新玉元司 /フリーカメラマン
  現在、「週刊朝日」「週刊新潮」「文藝春秋」角川書店
  「メンズ・ ウォーカー」で人物写真を中心に活動中。
功労賞 ベーシックセミナー委員全員(代表・吉岡愛)
特別賞 川上賢一/地方・小出版流通センター代表取締役

出欠のご連絡を2月14日までに、メール(tajima@sys-create.co.jp)
またはFAX.092-735-2792)でお知らせください。
問合せ等はメール(tajima@sys-create.co.jp)TEL.092-735-2800

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■イベント案内
タイポグラフィの祭典 FANFARE PRESS IN TOKYO
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/
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主催 朗文堂/ファンファーレプレス
・朗文堂『文字百景』100号の資料展示と、執筆者の歓談の場
・スライド映写会「重森三玲とその造形杉下城司「印刷術の伝播と京都點林堂」
春田ゆかり「ローマのサイン計画」渡辺優
・タイポグラフィ情報誌『Vignette』(ヴィネット)創刊キックオフ

日時 3月24日(土)11:00~20:00
会場 全郵政会館地下ホール全室
   JR中央線千駄ケ谷駅または大江戸線国立競技場前駅より徒歩3分
会費 2000円
問い合わせ、申し込み FACSIMILE 03-3352-5859
E-MAIL robundo@ops.dti.ne.jp

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■編集後記(02/13)
・「親が悪い!」なにか事件やばかなことが起きたとき、わたしが必ず発する
シンプルなセリフだ。さいきん愚かな成人が多いのは、その親の団塊連中が悪
いからだ。こいつらが親では子も子だヨ、というわたしは団塊よりわずかに上。
同じ穴のなんとやらだが。毎晩少しずつ吟味して読んだのが佐藤愛子「血脈」
(上)であった。昔からサトーハチローなる人物が気になっていて、そのうち
愛ちゃんが書いてくれるだろうと待ちに待っていたのだ。八郎だけでなく佐藤
家の人々がぞろぞろ登場する。紅緑(洽六)の息子たちは誰一人マシなのはい
ない。しかしそれは妻を捨て、子をひきさいた自分自身のおこないから発して
いる。年甲斐もなく若い女(シナ:愛子の母)に執着し狂乱し突進するさまは
あさましい。息子達をだめにしたのは、まさに親たる自分が悪いからだ。次々
に起こる息子達の不始末、地獄のようだ。とうとう一人が心中してしまった。
引き続き中巻を読みはじめるが、つらい。ハチローは次に何をしでかすのか?
ところで、わたしはイチローがきらい。チチローはもっときらい。(柴田)

・ツン読している本がいっぱいあるんだけど、もっと早くに読んでいたら良か
ったと後悔しているのが「IT革命のカラクリ」。断片的な知識が整理され、世
界規模の流れがわかる。冒険小説並にページがどんどん進む。わくわくどきど
き。いやほんま面白いですってば。ただ対処方法がわからないので困ってる。
/前回、トイレでネットする人はいるのかとのヨタな私の問いに、名乗りを上
げてくれた人が。すごいっ! ぜひデジクリトークで書いてねっ>鴇田さん。
読みたい。無線LANは一つの革命をもたらしたのねってオイ。(hammer.mule)
http://www.ascii.co.jp/books/detail/4-7561/4-7561-3643-5.html

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで
 担当:濱村和恵
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★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://rap.tegami.com/mag2/>、
Macky!<http://macky.nifty.com/>、カプライト<http://kapu.cplaza.ne.jp/>、
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許可なく転載することを禁じます。
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