[0809] 地獄のMACWORLD Expo

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0809    2001/02/27.Tue発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 17625部
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 <スタミナドリンクが箱単位で差し入れられる>

■デジクリトーク
 地獄のMACWORLD Expo
 森川眞行
 
■デジクリトーク 連載:現実までも悪夢となった日 [4/N]
 鬼さん、こちら?
 なゆみ かすい

■デジクリトーク 連載:クリエイターの健康問題(その9)
 ダイエット大作戦!
 花山由理

■サイト案内
 ペット情報ポータルサイト「Pet@nifty」

■イベント案内
 第2回・映像コンテンツプレゼンテーション競演会(愛称:dmap )



■デジクリトーク
地獄のMACWORLD Expo

森川眞行
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3日間の地獄のMACWORLD Expo(以下、Expo)が終了した。自宅に戻ってきて、
しばらくはカラダがいうことをきかなかった。体中の骨の芯がぐにゃぐにゃし
ている感じ。Expo期間中にPowerBookに書いていたメモを元に、今回のテキス
トを書いている。

●やってる本人がホレボレ

幕張メッセに到着したのは、イベント前日の7時30分。会場内からはどこから
か、まだ金槌の音がガンガン聞こえてくる。それでも昔のExpoの造作に比べれ
ばかなり地味。というか、昔がバブリーだったんだなあ…と改めて思う。ボク
が到着した頃、マクロメディアブースの造作はほとんど完了。あとはマシンの
セッティングだけ。

今回は、データベースとの連携を行なうUltraDeveloperのセッティングが大変
のようだ。UltraDeveloperのデモを行なうメンバー以外が終了したのは、夜の
9時。その時間からやっと食事になる。期間中の食事は本当に不規則。しかし、
本当に食べないと倒れるからね。自宅からビタミン剤も大量に持ち込んで、い
よいよ明日から戦闘開始だ。

初日は9時過ぎに会場入り。Appleのブースは昨日からずっと暗幕で覆い尽くさ
れていてかなりブキミ。新型iMacのブースと看板は、開場後の客入れが開始に
なってもそのままだった。Appleブースで流れていたジョブスのデモのタイミ
ングに合わせて公開されるという、完璧な鉄のカーテン。

今回のボクのデモは、Dreamweaver Fireworks Studio(以下、DF Studio)。
そうDreamweaverは、物凄い商品オーダーのため生産が間に合わず、約1ヶ月発
売が延期になっていたので、お客さんも物凄い期待しているみたい。各ステー
ジは30分。今回はメインステージがひとつにサブステージが2つ。そのサブス
テージは、Dreamweaver中心のものと、FlashやDirector中心に別れております。

ボクのデモは、持ち込みHDDのシステムから起動して行なうシステム。それぞ
れのステージは30分で、次のデモまで休憩なし。本当に短時間でセッティング
を行なってデモの開始になるのだ。これが本当に大変でした。初日はメイン2
回、サブ2回という合計4回のステージ。どのステージも本当に満員御礼。いき
なり初日から通路が塞がるほどの立ち見。

今回はボクが執筆した、MAC POWERの付録の小冊子とトライアルCD-ROMが無料
配付されているので、喜んでもらえたかな? なんて思ってます。小冊子はDF
Studioの特集で、Webサイトの構築方法を詳しく解説したのです。

さらにCD-ROMには、そのサイト構築の為のサンプルデータ。サンプルというよ
りは、ホンモノのサイト構築セットが入っている。FireworksのPNGデータから、
Dreamweaverのテンプレートやライブラリなどの各種設定データまでバッチリ
でっせ。

今回のDF Studioは完璧なサイト構築が可能になっている。Dreamweaverの命
令でFireworksが自動起動し、修正内容がDreamweaverに即反映されるデモは、
自分自身何度やっても感動しちゃう。ほんまにやってる本人がホレボレするっ
てのも珍しいでしょ。

さらに今回はスライステーブルも完全連携。さらにこれをテンプレートに保存
しておけば、サイト全体のデザインリニューワルが完璧に完了する…。このノ
ウハウ、もっと皆にも知って欲しいなあ…。

●野放しデモ

2日目も4回のステージなんだけど、昨日あまりにも人が多かったので、サブス
テージの1回分がメインに変更になりました。さらにこの日は、国際会議場で
1時間15分のカンファレンスも控えています。プレッシャーかかるよね…とい
うのはうそで、ほんとうはワクワクしてたりする。本当に幕張でのデモはボク
自身ゼッコーチョー! という感じで、どんとこい! なのであります。

とはいえ、それに伴う体力とは別の話。何しろ国際会議場のデモが終了するの
が2時15分。その15分後には展示会場のメインステージに上がっていなければ
なりません。国際会議場のデモを終えて、数分で機材を撤収して、幕張メッセ
をダッシュ! ボクのデモを見てくれたみんなを走って追いこし会場に向かい
ます。ほんま42歳のオヤジにはキツイ肉体労働。

その後、マクロメディアブースに到着してからは、30分おきのステージ。この
30分おきってのは本当に大変。デモを終えて機材を回収し、楽屋(ブースの中)
に戻って、タバコ吸って時計を見ると、もう10分前ですからね。トイレに行く
のもダッシュなのよ、まじで。

いよいよ最終日。ホテルのチェックアウトを済ませてブースに向かうと、マク
ロメディアのスタッフがニコニコ笑ってスケジュール表を渡して「こうなりま
したんで、ヨロシク~」と言う。やな予感。

なんと最終日は、6回のステージなのだ! 昨日の30分おきプラス連投…って
感じで、これぞ地獄のExpoというか、オニのマクロメディア。

でもね、体力の問題は置いといて、それだけお客さんに必要とされているのは
嬉しいよ。だってどのステージでも満員なんだもん。完璧に通路を塞いでしま
っている状態。もちろんExpoの中のWeb、それもDF Studioってのはさらに一部
分。なのにこんなにも多くの人が集まるってのは、感激でっせ。

楽屋には、次々にスタミナドリンクが箱単位で差し入れされている(笑)、タ
バコの吸い殻と、空き缶とおやつと…まるで、工事現場の飯場である。いやそ
れよりスゴイかも。

本当にいい製品だし、これを使うとハンパじゃなくてイイコトがあるから、毎
回のデモで、少しでもこの凄さを解ってもらうために、喋りまくるのじゃ。他
のブースのように完璧にシナリオを考えたステージではなく、コンパニオンも
登場しない。行き当たりばったりで、さらに大阪弁コテコテで言いたい事を言
わせてもらった。

途中「PhotoshopやIllustratorが好きな人でも、Webは出来ます。このまま
PhotoshopやIllustratorを使い続けても結構!」なんて発言は、とてもマクロ
メディアブースの中の発言とは思えない。そんな内容について一切口を出さな
いマクロメディアにも本当に感謝している。本当に野放しデモだと自分でも思
うわ。

でも、こいつら(DF Studio)を使うとクリエイターにとって、すぐに儲けに
なるし、自分でサイトを構築しているサイトオーナーには、とんでもない武器
だと思うのです。

そんな中、今回のExpo期間中にデモで作成したDF Studioの実データを後日マ
クロメディアのサイトからダウンロードすることを提案したんだけど、これも
快く了承。Expoに来れなかった人も、サイトデータをダウンロードして仕組み
を理解してもらえるようになると思う。ダウンロード開始日が決まったら、ま
た報告するから楽しみに待っててね。

やってる本人は地獄だったけど、見に来てくれた人はどうだったかな? いつ
ものイベントやWebのイベントとは異なって、Expoって通りすがりの人の足を
どれだけ止める事ができるか…ってのが、大きなテーマ。他にもデモや講演を
やっているボクには、逆にいい勉強させてもらったと感謝しています。ありが
とう。

※今回期間中に作成されたサイトを、アップロードしました。よかったら見に
来てください。
http://www.siliconcafe.com/event21/expo2001/index.html

【もりかわ・まさゆき】morikawa@siliconcafe.com
昼間は、凄い緊張感で仕事してましたが、夜は毎日酔っぱらってました(笑)。
本当にべろんべろんになっても、エレベータで部屋に戻れる「ホテル」っての
は素晴らしいもんだと、改めて実感しました。

Silicon Cafe' / 森川眞行 morikawa@siliconcafe.com
http://www.siliconcafe.com/

▼でも地獄を楽しんでましたね

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■デジクリトーク 連載:現実までも悪夢となった日 [4/N]
鬼さん、こちら?

なゆみ かすい
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思い起こせば、もうひとつ、ずっと気になっていた夢がある。それは、今年の
初夢。これも良い夢とはいえなかった。できれば、見なかったことにしたかっ
た。あるいは、逆夢であることを信じて疑わなかった。

その内容は――用事があって出かけようとしたら、途中の山道で事故があって
通行止めになっているから車輌は通れないらしいという話を耳にして、仕方が
ないので歩いてなら通れるだろうと思って行ってみると、確かに事故車が……。
でも、そこに居たのは小鬼さん(カタカナで書くと「ゴブリン」)。

「歩いてなら通れるよね?」と尋ねてみるも良い返事をくれるはずはなく、そ
っと、奥の方を覗いてみると、どうやら事故というのは偽装でなにやら儀式を
している様子。小鬼さんたちは下っ端だから人間が寄ってこないように見張り
をさせられていたのかも。

ただ、その場所がちょうど峠を越えたところだったというのが、いただけない。
その後、夢の中でも、目が覚めても「嗚呼、通せんぼされてしまったぁ~!」
と心の中で繰返し嘆かずにはいられなかった。

そして、「なぜ、通せんぼするの?」「なにかうまくいかないことでも起こる
わけ?」「なにか悪いことでもしたかなぁ?」等々と、新年早々、陰気な思考
を反芻させられることになってしまった。

また、このことが気にならないはずはなく、ずっと気にしていたところに今回
の事態。今でこそ、ポジティブ・シンキングに転換できている(←単純なだけ
ともいう)ものの、当初の内心的な動揺は隠しきれず、妄想144%(動揺が大き
すぎて、このくらいが限界)でオーバーライドするのがやっとだった。

嗚呼、そうか……不合理な恐怖というのは、この初夢を引き金にして膨らんだ
ものなのかもしれない。うぅ、なんという単純さ。やっと気付いたこの鈍感さ。

(BGM: 「鬼さんこちら」 from "Coloured Water", Kirche)

【なゆみ かすい】mailto:kasui@flux.gr.jp
最近、よそ者(強い?)が出没するようになって脅えまくりの、うちのネコ。
朝夕にエサをやっていても、そのネコの気配を感じるとぞろぞろと逃げ出して
しまうし、キョロキョロと周囲を確認しながらでないとエサもたべられないと
いった始末。あと、最近、貂(テン)も家の周りをうろちょろ。人に気づくと
山の中に逃げていくけれど、屋根裏に侵入しているという説もあったりして。

創作とコミュニケーションの舞台装置「krietron(訳あって暫定)」
・第1回定期展「天使、街灯」展示中です
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▼いったいどんな山中にお住まいで?

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連載:クリエイターの健康問題(その9)
ダイエット大作戦!

花山由理
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さて、とうとう50kg超、ウエスト××cmになってしまった、花山。
痩せたくても、普段は、自宅の机から、半径3Mしか動かない...。
これでは、動物園のコアラやないの!

で、楽してやせないかな~といろいろ試しました。効果があらわれたかどうか
の感想もかいたので、御参考までに!

ダイエットその1●ウーロン茶作戦

さて、ウーロン茶を毎日飲むと痩せるとゆー事を信じた花山は、長期間作戦と
して、ウーロン茶を普段飲んでいる日本茶と切り替える事にした...。期間は、
もっとも効果的であろうと思われる夏!(たくさん飲むから)6月中旬から飲
み始め、9月いっぱいまで続けてみました。

....が、効果は、なかったです(泣)。と、香港の知り合いに言うと、「ウー
ロン茶は、香港では飲んでる人はあまりいないよ。だって、トチュウ茶とか、
プーアル茶の方が圧倒的にきくもん」だとか。現地人が言うんだから、そうな
んだろう...。臭いにたえられる方は、どうぞ、お試しあれ。

ダイエットその2●下着しめつけ作戦

さて、よく、しめつける下着とか売っていますが、その効果はいかに?
という事で、これも試してみました。まず、販売員はものすご~くやせたとか
の話を聞いた。ところが、どうも納得いかない一言が...。

「この下着はずっとつけつづけなければ意味がありません」

それって、しめつけ下着で見た目が痩せてみえるだけって事なんじゃ...と思
いつつ、試しに3ヶ月チャレンジしてみた。しめつけ下着は、つけると、ギュ
ーギューしめつけてくるので、特にお腹をしめつけているせいか、お腹はあま
りすかなくなる。お腹がすいてもあまり入らない。

これはいい! とここまで読んて思った人は、間違い! 何しろ、結果はか
わらなかったからだ。

10代の若者なら、多少食べないとすぐ体重が減るが、28歳にもなると多少の減
食なんか、全然ひびかないのだ! かえって、食べる量が減り過ぎて、栄養不
足になるだけなので、私個人としては、おすすめしない。下着は超高いし!

最後にお店にいった時の定員の一言「私がこんなにやせたのは、下着の効果も
あるんですが、弊社のこの薬を飲んだおかげなんです」だって。しめつけられ
て、さらに薬かい!! という事でこれもやめ~。

ダイエットその3●スポーツジムで集中特訓

やはりここは、原点にかえって運動して健康的にやせよう! という事になっ
た。そこで、ちょうど住んでいた地区にできたばかりの区民用の施設でハード
トレーニングに励むことにした。その期間1ヶ月。1日も休まず、1日2時間以上
も走って、筋トレをした。

たしかに、消費カロリーは半端ではないし、ジムの通うようになって、体が軽
くなってきた。さらに。低血圧も吹っ飛んだ! と、ここまでは幸先のいいス
タート。しかし、仕事の都合で、そのジムに急に通えなくなってしまった。

となると、1か月の努力はむだどころか、激しいリバウンドで前よりも体重が
増えてしまった! そのジムのインストラクターに相談したところ、なんと、
やせはじめるのは3か月くらいから(28歳くらいの女性の場合ね)、骨が丈夫
になるまでは約2年、で、一番こわいのは、リバウンドの原理について。

もともと運動質な人が太るのは、運動しない人が太るのとは、ちょっと違うら
しい。というのは、運動質の人の太り方は、筋肉の筋と筋の間に脂肪ができる
という、太り方で、痩せるには、とても大変な太り方なのだそうです。

さらに、やせようと、運動をつづけて、1月あまりで中途半端にやめると、筋
肉が吸収しやすい状態になっているので、かえって、少量の食事でも、吸収量
が多いのだそうです。なので、運動する前よりもさらに増えてしまうという現
象になるそうです。

あ~、ここまでやって、やせない私...もうだめかっと思ったとき...神ならぬ
国立病院の声がきこえたのでした。

次号は、本等にやせちゃう! 化学反応ダイエット! についてお話します。

Yuri Hanayama
http://www6.big.or.jp/~hanayama/

▼埋もれていたテキストを発見! 続きが読みたいなあ

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■サイト案内
ペット情報ポータルサイト「Pet@nifty」
http://pet.nifty.com/
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@niftyでは、ペット情報ポータルサイト「Pet@nifty(ペット・アット・ニフ
ティ)」を2月19日に開始した。

主な内容として、ペットショップ、動物病院、訓練所・しつけ教室、ペットと
泊まれるホテル、ペンションの情報検索や、ライフスタイルに適したペットが
選べるチャート式のガイダンスなど、ペットを飼うためのさまざまな情報のほ
か、Shockwaveを用いたゲームなども用意、ペットを飼っている人も、まだこ
れからの人も、幅広く楽しめるコンテンツを提供する。料金は無料。

▼なんか役に立つかと思って、、、、

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■イベント案内
第2回・映像コンテンツプレゼンテーション競演会(愛称:dmap )
http://www3.cgarts.or.jp/dmap/
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「映像コンテンツプレゼンテーション競演会」(愛称は「dmap 」 =ディーマ
ップ:digital media arts presentations )とは、映像コンテンツの企画を
CG-ARTS協会がインターネットなどを通じて募集し、プレゼンテーションを行
なうイベントを設ける。“作品”ではなく“企画そのもの”を受け付けるのが、
大きな特徴である。当日の会場には、第一線で活躍中のプロデューサーやディ
レクター、クリエイター、企業・団体の担当者、投資家、プレス関係者など、
映像コンテンツに関わる仕事をしている人が集まり、その場で批評やアドバイ
スをし、具体的なビジネスとして発展させるきっかけづくりにしてもらおうと
いう試みである。

日時 3月15・16日[2日間
   競演会:15・16日/午後2時15分開場 午後2時30分開演
   特別プレゼンテーション:15日/夕方
   交流会:16日/午後5時20分から午後7時
プログラム http://www3.cgarts.or.jp/dmap/the_day/index.html

会場 恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館
東京都目黒区三田1- 13- 3 )
・プレゼンテーション:ホール(190席)
・商談スペース:日本SGIホール
・交流会:日本SGIホール

主催 CG-ARTS協会(財団法人画像情報教育振興協会)
e-mail: dmap@cgarts.or.jp
http://www3.cgarts.or.jp/

競演会当日の入場および参加 競演会会場への入場は予約制

▼16日、川井拓也さんも「地球一周洋上インターネット放送局」で登場。

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■編集後記(02/27)
・ぶあついからなんとなく手にとるのをためらって、しばらく放置しておいた
佐野眞一「だれが『本』を殺すのか」を読み始めたら、これがおもしろいのな
んのようこ。まだ半分までしか読んでいないが、この感激は早く伝えたくて書
いてしまうのだ。この本は、本をめぐる文化状況論ではなくて、本の世界にい
ま起きている事件のルポルタージュである。業界人の悪口鼎談もおもしろいが
(「出版」に未来はあるか・」みたいな)そういう言いっぱなしを聞きっぱな
しで済ませたような本ではない。未曾有の出版危機を招いた本当のA級戦犯は
だれなのか、まだ読んでいる途中なのでわからないが、たぶん読者の判断に委
ねるという結論だろう。それにしてもおもしろい時代だ。これからなにが起き
るかわからない。出版は危機からカタストロフに向かっていると思う。こうい
うときに出版の組織の現場にいられないというのは、チョット残念である。今
までと同じことをやっていたんじゃ敗北する、っていうのに気がつかないばか
が出版社のとくに編集者に多い。そういう人たちはこの本の存在すら知らない
だろう。とにかく早く読み終えて、再度真剣に読もうと思っている。(柴田)

・いま発売中のYOMIURI WEEKLY。「若い女性はトイレが大好き、読書派急増」
という見出しあり。え~、もしかして読売の人もデジクリ読んでいるの? (
はいっ、調子乗りました、すんません。)別にトイレが好きなわけじゃないと
思うけどなぁ。/住宅博にふらりと行く。今の家ってどんなものなんだろう、
と思ったからだ。見込み客にもなりそうにない私。当然案内もないはずなのに、
一言交わしたら延々と話し込んでしまって、1時間くらいで帰るつもりが3時間
も費やしてしまった。オシャレ、とか言うけど、壁紙よりも砂壁のほうが結露
が発生しなくていいじゃん。そういう普段から思っていた疑問について、いろ
いろと答えがもらえた上、営業さんの愚痴やら本音などが聞けて面白かった。
古家つきの土地が欲しくなっちゃったっす。        (hammer.mule)
http://yomiuri-mag.com/yw/yw_moku.htm YW
http://www.jutakuhaku.co.jp/ 住宅博

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発行   デジタルクリエイターズ
     <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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 担当:濱村和恵
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