[0848] 黒船ヤマトの帰港

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0848    2001/04/24.Tue発行
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 <おまえら、日本から来たナイスガイを見に行くんだな?>

■デジクリトーク
 黒船ヤマトの帰港
 モモヨ(リザード)

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 レッツゴー・シンジョー!
 森川眞行

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■デジクリトーク
黒船ヤマトの帰港

モモヨ(リザード)
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松本零士氏のキャラクターが、ステージで楽器を演奏しているプロモビデオを
ごらんになった方はいるだろうか? 太陽系外のとある平和な惑星。クレッシ
ェンドールズと名乗る4人組ロックバンドが演奏する『ワン・モア・タイム』
という(ことになっている)曲だ。

バンドのメンバーは全員、皮膚色が青い。といって、顔色が悪いわけではない。
宇宙戦艦ヤマトに登場する敵の皮膚色なのだ。一方、顔立ちそれ自体は、大和
搭乗員、つまり地球人に酷似している。そう、彼らは宇宙規模の混血児なので
ある。松本ワールドを愛する者なら、ここから、大和の時代の後、幾世代かを
経た平和な宇宙に登場する混血をイメージすることができる。かつてのアニメ
評論家であれば、

「こうしたキャラクター設定は、平和への意思を象徴している」

なんてことを小難しい顔で言ってのけたに違いない。

まあ、そんな深読みはともかく、松本キャラが楽器を演奏しているというだけ
でインパクトは十分にある。実際、私も、あちこちでこの映像についてたずね
られた。話題になっているのは確かである。

クレッシェンドールズというのは、むろん架空の存在だ。そんなロックバンド
は存在しない。実際のアーティスト名はダフト・パンクという。この『ワン・
モア・タイム』という曲はディスカバリーというアルバムに収録されている。

このアルバムを私自身はさして評価していないが、敵はさるもの、私のような
へそ曲がり対して綿密な伏線を用意していた。彼らのコメントによると、「こ
のアルバムの曲は、けして完成していない」のだそうである。

アーティスト自身がかくのごとく宣言しているのだから始末が悪い。

むろんこの言葉だけではただの屁理屈。
むろん別途仕掛けが用意してある。

このCDのパッケージには、固有の番号が刻印してあるメンバーズカードがつ
いてくる。これがクセモノだ。

指定のサイトにアクセスし、この番号でユーザー登録をすませば、ダフト・プ
レーヤーなるアプリケーションをゲットできる。そして、プレーヤーのブラウ
ザーを経由して、リミックスなり、ライブなり、好みのトラックをダウンロー
ドできるようになる仕掛けだ。

実際にダウンロードして聴いてみると、これがCD上のものよりも面白かったり
するから困る。付属解説書によるとここにアップしてある音楽も含めてアルバ
ムは成立する旨が明記してある。帯の言葉を借りれば「……このCDに収録され
ている14曲では完結していない。あなたが成長させるのです!」ということだ。

たんなる曲のダウンロードだけで、作品が成長するかどうかには議論の余地が
あるが、ネットワーク音源とCDを合わせ、従来のCD一枚分の価格設定にした点
や、ネットワーク音源のクォリティが本作より高いことなどは、十分に評価さ
れるべきところだ。

メンバーズカードには2002年12月までと有効期間が明示されている。

つまり、CDパッケージの価格には、この12月までのWEBアクセス権、および専
用プレーヤーの使用権も含まれている、そう考えるべきだ。ユーザーは、当然、
CDショップでアルバムを購入するだろうが、実際にコンテンツの内容は従来パ
ソコンソフト店が扱うべき内容が半分以上を占めている。

インフラが整わない日本では残念ながら誰もが楽しめるものではない。実際に
オンラインヘルプでもシステムのダウンロードの所要時間が6分から60分とだ
いぶ幅のあるものにならざるを得ないからだが、音楽のダウンロード程度なら
インフラの整備はすでに先が見えてきている。

このディスカバリーというプロジェクトは、かなり新しい、多くの可能性、そ
して示唆をふくんでいる。CDを購入した客に対してネットワーク上の音楽を提
供する、言葉で書けばそれだけのことだ。しかし、それだけのことが、今まで
実現していなかったのも確かだ。こうしたサービスをシームレスに展開しつづ
けたなら、音楽CD、音楽ビジネス自体の在り様を根底から変えるものにすらな
るというのに……。

まだまだ実現していないサービスがある。

例えば、ここで提供するプレーヤーに幾種類かのオリジナルスキンやビジュア
ライゼーションプラグイン、CGアニメ等を提供したらどうなるか? 例えば、
CGでは例の松本零士キャラの最新ライブだけでなくインタビューなども提供、
同時にVJ用画像を用意する。もちろん、この画像は音楽とシンクさせることが
可能でなければならない。こうしたコンテンツをWEBにアップしておき、その
アクセス権すべてをCD価格にインクルードさせる。これで従来の音楽業界とバ
ランスを保つ。

こんなアイデアを着想するのは私だけではないだろう。

ダフト・パンクのプロジェクトは、私達にさらなる可能性を示してくれるもの
である。

これもまたひとつの黒船である。

【注】現在、ダフト・プレーヤーはウィンドウズ版のみ。マック版は開発中と
のこと。

モモヨ(リザード) 管原保雄
momoyo@babylonic.com
責任編集 バビロニクス/音楽の未来を考える
http://www.babylonic.com/

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■デジクリトーク
レッツゴー・シンジョー!

森川眞行
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4月10日から12日まで、ニューヨークで開催されたマクロメディア・ユーザー
カンファレンス(UCON)を見学して来た。西海岸とフロリダという、どっちか
と言うと「気合いの入っていないアメリカ」しか知らない僕にとって、NYはと
ても刺激的だった。

ニューヨークヒルトンホテルという、マンハッタンのどまんなかで行われた
UCON。実は僕にとってはUCONはもちろんだが、はじめて経験するNYの街のエネ
ルギーに圧倒された。本当に摩天楼とはよく言ったもので、どこまでも高層ビ
ルが続く。ゴジラが街の全てを破壊できなかったのもうなずける。

僕たちのNY滞在は4日間。UCONの最終日は、夕方までにイベントが終了するの
で、ツアーメンバーと一緒にベースボール観戦にでかけた。そう昨年阪神タイ
ガースからニューヨークメッツに移籍した新庄剛史を見に行くためである。

まずはメッツの本拠地であるシェア・スタジアムに向かう。イエローキャブの
運ちゃんは長距離の客に気を良くしてか機嫌がよい。「おまえら、日本から来
たナイスガイを見に行くんだな? あいつはサイコーだぜ!」などとお世辞を
言っていた。まあ、そこそこニューヨーク市民にも新庄は快く受け入れられて
いるのだな…と思う。

メッツの本拠地は、ニューヨーク・シェアスタジアム。ビートルズがアメリカ
来日の際に使用したスタジアムだけあって巨大だ。日本のスタジアムと違うの
は外野席がないこと。ほとんどの席は日本でいう「ネット裏」のような席なの
である。そのネット裏に多くの観客を入れる為に、客席はかなり高く設計され
ている。ほとんど上から見下ろすような格好だ。

そして日本と違って高くて邪魔なフェンスやネットがない(その分ファウルボ
ールが危険だが、みんなキャッチするためにグローブを持参している。ちなみ
にファウルはすべて観客が持って帰れる)ベンチも低い位置にあり、客席とグ
ランドの距離が極めて近いので、ものすごく見易いのである。

僕たちが座席に到着したのは、1回裏のメッツの守備だ。「新庄は?」とグラ
ンドに目をやると、ライトウイングに赤いソックスでひょろっとした男が立っ
ていた。バックスクリーンの掲示板を見ると、メッツの打順表に8番・ライト
ウイングに「5」の数字があった。

日本違って、電光掲示板には名前ではなく背番号が表示されているのである。
そうなのだ、新庄はスタメンで出場していたのである。出国前は開幕戦は途中
出場だったはず。それが僕たちがNYに到着した夜にホームランを打ってからレ
ギュラー出場するようになった(らしい)。

僕は、父親の代からの阪神ファンで、自宅も甲子園球場の次の次の特急停車駅
にある。大阪市内の会社に通勤していたころは、よく車内で「六甲おろし」を
聞いたものである。毎年低迷していても、それでも阪神ファンをやめられない
(それが阪神ファンというものだ)。

昨年の新庄のFA宣言には本当にドキドキしたものである。一時は横浜とかヤク
ルトに移籍するって話もあって憂鬱だった。それが結果的にはNYメッツ。ある
意味でホッとしたけど淋しかった。けど、阪神の数億円の年俸を断って、わず
か2200万円という大リーグの最低年俸で渡米した新庄に、なにか共鳴するもの
があった。

日本での報道では、単なるおちゃらけモノで、真面目にやっているイチローと
比較されて、ワイドショーでもイロモノ扱いだ。「まあ、新庄選手にもがんば
ってもらいたいものです…。」とテレビでコメントがあっても、はっきり期待
していないのがミエミエだったし、評論家も「一軍に入れるかどうかが問題だ」
などと言っていた。

その新庄がメッツのレギュラーとしてライトウイングを守っているのである。
なんだか妙に感動してしまった。

初めて観るメジャーリーグベースベールは、日本のプロ野球よりも面白い。ま
ず応援がいい。日本のように鐘や太鼓やトランペットがない。どうも日本の野
球の応援は強制的すぎる。ずっとメガホンを叩いていて、実際にグランドで何
が行われているのか分からない時もあるほどだ。

例えばカウント2-3のような場面では、本当にグランドがしーんと静まりかえ
る。真剣勝負に固唾を飲む…って表現がピッタリだ。それで三振で仕留めよう
なら、もう、やんやの喝采である。アメリカ人特有のバカ騒ぎで三振を喜ぶ。
単純な三振でこれだけ熱狂する試合ははじめて経験した。観客はとにかく選手
の動きに注目している。僕たちの観たのは、最終回まで0-0の投手戦だったが、
全く退屈しなかった。

また球場側の演出も素晴らしい。ナイスなタイミングで電光掲示板に「Let's
Go!」とかの文字が出る(これは日本も同じだが、シャレが効いていて、かな
り笑える)。それに同じくらい巨大なビデオスクリーンが絶妙の映像を流し、
試合のクローズアップのリプレイや、観客席のアップを流している。

またそれぞれの選手がバッターボックスに立つ時に、K-1などの格闘技プロモ
ーションビデオみたいなミニクリップが流れる。それも日本のウグイス嬢では
なく、ぶっ太い声のオッサンがプロレスの司会者のように張り切って叫んでい
る。まさにエンターティメントである。

余談だが、日本のプロ野球は、元選手である野球解説者や野球評論家がいけな
いのではないだろうか? 自分達の経験から「この場合はこうしなくてはなら
ない」とか、わけのわからん『通』の評論をする。見る側もそれを受け入れて
しまう。

けど試合が面白いか面白くないかを判断するのは、オーディエンスだ。これは
何だって同じ。つまらないプレーにはブーイングが起こるし(敬遠とかね)、
ナイスプレーには、やんやの喝采である。日本のプロ野球を面白くするには、
まず戦犯である野球評論家を一掃すべきだと思った。

●新庄の生き方に励まされる

さて新庄。日本では「新庄はNYでも人気です」などと報道していて、ホンマか
いな? と思っていた。数億の契約金のイチローと違い、ほぼテスト入団のよ
うな日本人に誰が期待するねん? と思っていたのだ。

ところが新庄がバッタアーボックスに立つと、ごっつい声援なのである。まじ
でメッツの主砲、マイク・ピアッツアに次ぐ声援だ。僕たちの後ろに座ってい
た、やかましいハイスクールの6人組も、新庄の打席ではひときわウルサイ
(笑)。みんな「シンジョー!」と大声を上げている。

守備の時でもライトフライが上がると、もう大声援なのである。「ゴー! シ
ンジョー!」。メッツファンも新庄の守備の巧さを知っているらしい。ライト
フライをキャッチし、ダイレクトなバックホームでは、割れんばかりの喝采だ
った。

そして最終回、ランナーが出てバッターボックス新庄。ここで新庄は送りバン
ト。おそらく日本では見せないような1塁ベースへのダッシュを見せて、打者
アウトだが、送りバント成功。そして次の打者のセンター前ヒットで、劇的な
メッツのサヨナラ勝ちだった。

場内はとんでもない熱狂である。これは甲子園球場と同じ(笑)。しかし、驚
いたことに、周囲のNYのメッツファンは「いや~、今日の試合はシンジョーが
バックホームしたおかげだ」とか「あそこでシンジョーが送りバントを成功さ
せたから勝てた」などと言っている。 「!?」 日本人がひいき目で言うの
ならともかく、ガチガチのメッツファンがそう言っているのだ。ハッキリ言っ
て「あんさん、そりゃ誉めすぎでっせ」と言いたくなる。それだけ新庄はニュ
ーヨークのメッツファンに受け入れられている。

一緒に行った知人が、「アメリカ人ってのは、弱い人間が頑張っていると、大
きな声援を送る」と言っていた。何でも彼はアメリカで、ガチガチに緊張した
状態で、それでも多くの人間の前で必死に頑張ったところ、自分でもびっくり
するような大声援をもらったらしい。日本での最高の待遇を蹴って、最低年俸
でもいいから…とアメリカに渡って来たという新庄のバックグランドを皆も知
っているのかも知れない。

思えば、僕もこうしてデジクリにコラムを書かせてもらったり、本を書いたり
セミナーをしたりという、好きな仕事で収入を得る事ができるようになった。
しかし、それも最初は「Webデザインだけで生活していくなんて、頭おかしい
んじゃないの?」といわれ続けて来た。他でもいつも何か新しいことにチャレ
ンジする度に、「森川さんは、よくやるわ…」と言われて来た。それは開幕前
の新庄に対する日本のマスコミと同じような、顔つきだった。

でも、新庄は自分の夢を実現するために、最低の条件でアメリカに渡った。そ
して僕たちの目の前でメッツのグランドに立っていた。それは事実だ。そして
多くのニューヨーカーが彼を応援していた。僕も夢を諦めないで、頑張ってい
こう! とスタジアムからの帰りの地下鉄の中で考えていた。

【もりかわまさゆき】morikawa@siliconcafe.com
ニューヨークから戻って、どうも体調を壊してしまって、先週送るはずの原稿
が一週間遅れてしまいました。申し訳ありません。ようやくメールをみたり、
日記を書いたりできるくらい元気になりました。NYでもらって来た元気を、仕
事に活かして、また面白い情報をお届けしますので、お楽しみに。

Silicon Cafe' / 森川眞行 morikawa@siliconcafe.com
http://www.siliconcafe.com/

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■イベント案内
《リキエスタ》刊行&「本とコンピュータ」第二期発表記念シンポジウム
"電子出版の未来・実践編"
http://www.honco.net/index-j.html
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<主催者情報>

ブック・オンデマンド、インターネット配信等、電子出版がいよいよ本格的に
動き始めました。本を「書く・作る・読む」現場が、大きく変貌しようとして
います。「紙の本か電子の本か」というこれまでの選択を越えて、歴史的な転
換期にある本を、編集者たちはどのようにとらえようとしているのか。本とコ
ンピュータの行く手にはいかなる可能性がひらけていくのか。本の未来を縦横
に語り合うシンポジウムを開催いたします。

日時 5月10日(木)開場18:00 開演18:30~21:00
場所 紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店 四階)
   入場無料 定員400名 会場電話 03-3354-0141

●第一部 「編集者、わが電子出版を語る」
足立亨(平凡社) 尾方邦雄(みすず書房) 小島潔(岩波書店)
田嵜皙(文藝春秋) 司会:龍沢武

●第二部 「本とコンピュータの未来」
「本とコンピュータ」編集委員:
柏木博 永江朗 萩野正昭 松枝到 松田哲夫 水越伸
龍沢武  司会:津野海太郎

お申し込み方法
お名前・年齢・住所・電話番号を明記のうえ、はがき、FAX、Eメールでお申し
込みください。定員になり次第しめきらせていただきますので、どうぞお早め
にお申し込みくださるようお願いいたします。
〒162-0846 東京都新宿区市谷左内町29-3豊橋市ヶ谷ビル1階
「本とコンピュータ」編集室 シンポジウム係行
FAX 03-3266-2499/E-mail zassi@honco.net

お問い合わせ:「本とコンピュータ」編集室 永井 電話03-3266-4270

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■編集後記(04/24)
・今週末からはじまるディジタル・イメージ東京展の準備に追われている。毎
回、広報をもっと早い時期からしっかりやらないといかんと反省しながら、や
はり今年も押し迫ってからあわてふためいている。こんかいは日本の作品約50
人に加えて中国と韓国から49人の作品が展示される。そして中国と韓国からは
40人くらいが来日予定である。彼らを迎えて特別セミナーやレセプションも構
えなければならない。たんなる任意団体がようやるよと、われながら感心する。
思いっきりわがまま揃いの作家たちをかかえて、「酔狂」でなきゃやってられ
んでしょう、トある人が分析していたが、まさにその通り、そういう変人が何
人かいるから団体は継続しているのだ。時々本気でキレそうになるけど(柴田)

・いま大阪産業創造館という施設の広報誌を手伝っている。通常出会えないよ
うな人に取材できるのが面白いし、パワーがもらえたりする。(原稿を書くの
は、のってくると楽しい。MD起こしは苦しい。得意分野でないことだと、調べ
ものが増えて結構大変、と補足。)いま出ている号の表紙は、スピーカーを作
っている会社の社長さん。CDやレコードの音を、域で切ったり加工しないでそ
のまま再現するというコンセプトのスピーカー。苦境の中でできたスピーカー
の音を聞かせてもらって、取材に行った私ともうひとりの女性は自然に涙が出
てしまった。聞きたい音楽まで変わってしまいそうな予感がするくらいの音。
ビルゲイツやジョージマーティンも視聴済。なのにいまいち知名度が低くて、
もったいない。で、その広報誌「b-platz press」は大阪の主要施設、地下鉄
で配布中。見つけたらぜひ手にとってみてね。 (hammer.mule)
http://www.b-platz.ne.jp/ 広報誌はこの左下の画像
http://www.timedomain.co.jp/ タイムドメイン社

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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
        森川眞行 

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