[0859] アニメーターの話を聞きたくないかい?

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.0859    2001/05/16.Wed発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18041部
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<健康のためには仕事をやめるべきだね>

■デジクリトーク MKチャット対談
 アニメーターの話を聞きたくないかい?
 笠居トシヒロ&まつむらまきお

■デジクリトーク
 NAB2001 ちょっとレポート
 中川佳子

■セミナー案内
 JPC 2001年5月定例セミナー
 ON DEMAND Printing JAPAN 2001 ダイジェスト

■展覧会案内
 ラジカル鈴木デジタルイラストレーション展「ラジカルなアリスたち」





■デジクリトーク MKチャット対談
アニメーターの話を聞きたくないかい?

笠居トシヒロ&まつむらまきお
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かさい: まいどですー、最近歯医者通いをしている笠居ですー
まきお: どもども、健康診査で異常なしだったまつむらです(笑)
かさい: ワシも人間ドック行ってこようかなあ、前厄だしなあ今年は
まきお: まずね、健康のためには仕事をやめるべきだね(笑)
かさい: それでは健康になる前に飢え死にしてしまう(笑)
まきお: (笑)まぁ、仕事のしすぎはよくない(笑)

●みんな「歩くアニメ」を作って挫折

かさい: 休みは必要だよなー。 そろそろPS2を開封してもよかろうか(^^;)
まきお: 魂吸い取られるぞ、ゲームは(^_^;)
かさい: PCに向かってるのと、体の状態はあんまり変わらんもんな(^^;) じゃ
    あテレビかビデオでも見るか。なんかおすすめのビデオ作品とか最近
    ある?
まきお: そうっすねー、「カリオストロの城」のDVDが出たんだけど
かさい: ほうほう、んじゃあやっぱりPS2開封しなきゃ(笑)
まきお: これ DVDのマルチアングル機能を使って、本編と「宮崎さんの絵コン
    テ」を切り替えて見れるんよ
かさい: それは面白そうだ。宮崎さんの絵コンテってすげー丁寧だもんねえ
まきお: 丁寧っちゅーか、絵コンテなのにね、動いてる(笑)
かさい: それは、動画と同じくらい枚数描いてるってこと?(^^;) それ絵コン
    テなんか?(笑)
まきお: 冒頭のカーチェイスのシーンなんかねー動いてますよ、あれは(笑)
かさい: なんちゅうか(^^;) 自分で描かんと気が済まんのか(笑)なんとなく
    気持ちはわかるが
まきお: もともとがアニメーターですからね(笑)やっぱねー、ああいう気合
    いの入った動画を見ると、きもちいい
かさい: 見てて面白いよねえ、でも自分で描くとなると至難の業だねえ(^^;)
まきお: そそ。アニメーションってさ、学校で教えないんだよね、映像全般そ
    うだけど
かさい: 教育課程には入ってないわなあ、前にもこの話はちょろっとしたけど
まきお: まぁ、教科書にパラパラマンガ描いて遊ぶ、というのはあるのだが
かさい: それは、ワシもよくやった(笑)けっこう経験のある人は多そうだな
    だけど、実際にどんなふうにアニメーションが作られてるのか、はみ
    んな知らないような気がするぞ
まきお: たとえば FLASHでもなんでもさ、手に入れるとみんなまず「歩くアニ
    メ」を作って挫折するんの(笑)
かさい: いえてる(笑) ボクの授業でもそういう人は多いよ
まきお: わしもそうでした(笑)「歩く」のはねー、難しいのよ。HONDAロボ
    を見ればよくわかる(笑)
かさい: わっはっはっは、「よく見る」ができないから、動画は難しいんじゃ
まきお: 笠居さんも一時 FLASHの動画やってたけど、どうやって勉強してた?
かさい: どうやって、ってアニメそのものは中学高校時分から好きで 8ミリと
    かで作ってたんよ
まきお: えらいっ(^_^;)! オタクとよんであげよう(^_^;)
かさい: それ、先週返上したとかやんか(^^;)<オタク
まきお: で、それだとやっぱ、そううまくは動かなかったでしょう?
かさい: まあ紙に書いたものをコマドリしただけのものだしねえ、絵も簡単な
    もんで動くことだけが楽しかった時期だからねえ(^^;) 教科書とかも
    ないし、全部自己流だからいっぱい失敗したねえ(笑)
まきお: で FLASHにはまったと(笑)。そうそう、アニメの教科書ってなかな
    かなくてねぇ
かさい: ないない<教科書 アニメセルフくらいかねえ、いまだと
まきお: アニメセルフは前に紹介したっけ? コイケさんこと、鈴木伸一さん
    の動画集ね。
    http://www.amy.hi-ho.ne.jp/educare/Category/animation/Anim_2.html
かさい: たしか紹介したと思うけど。古典だけど原点だなーって感じのテクニ
    ック集だねー
まきお: シンプルな絵だからこそ、教科書になるんよ 
かさい: そうだね。中には「どうやったらこの途中の形がでてくんの?」って
    思えるようなものもあるし、あんなふうにコマで絵を見せられると参
    考になるね 

●A.e.Suckさんのセミナーを!

まきお: あとね、最近 FLASHのアニメのいい本が出てね、Suckさんって人の
    「FLASHアニメーション完全攻略」って本なんだけど
    http://www.ae-suck.com/flash/dof/index.html
かさい: A.e.Suck氏ね、たたき上げのアニメーターさんですね
まきお: うん、元東映動画系のアニメーター(作監)さんで、今までに何冊か
    FLASHやLiveMotionの本を出してはるんやけど、今回のは特にアニメ
    に特化してる分、非常におもしろい
かさい: Flash5対応なのに、アクションスクリプトの説明が一切ないとか聞き
    ましたが(笑)
まきお: ないない(笑)実に理想的な正しい志の本(笑)
かさい: すごいよなあ、さすがSuckさん(笑) 前のジャンピングFlashでも、
    そうとういろんなテクを紹介してくれてたけど今度のは?
まきお: んー、わりとかぶってるかも(^_^;)。でも、作例は増えてるしね。今
    回特に体系的にまとめられているので、参考にしやすい。
かさい: かぶってるのか(笑) Flashでアニメーション作るときならでは、み
    たいな作例があると取っつきやすいかも
まきお: うん、そのあたりはしっかりフォローされてると思うよー。やっぱ絵
    のデッサンと同じで、動画ってのもある程度描いてると、描けるよう
    になってくるのね、フシギと。で、こういう本があると、その指針に
    なるから、とてもよい 
かさい: なんつーか、昔「時間軸のデッサン力」って言葉をデジクリに書いた
    けど、それプラス3D的な視点っての? そういうのが必要だなーって
    思うね、こういう動画とかをみてるとさ
まきお: 時間軸のデッサン。それプラス「演出」っすよ。ちゃんとした動画っ
    てーのはちゃんと演技をしてるわけ 
かさい: まあ、それもあるけどさ、それ以前に立体を2次元に表現するっての
    はやっぱ難しいんだーって思うんよ
まきお: それは基本のデッサン力ではなくて??この前の空間の把握、構図っ
    て意味かな?
かさい: ああ、そうそう。もちろん基礎的なデッサン力があって、それからの
    話だけどねえ
まきお: たしかに、ある程度は描くモノを「立体」として把握してないと、動
    かせないわなぁ
かさい: でもさ、「こう描くとこう見える」みたいなロジックってやっぱり有
    るでしょ?<アニメ
まきお: 「こう描くと」もあるけど、一番大きいのは「動きのどこを描くと」
    ってのなのね、アニメの場合
かさい: そういうのを知るだけでも、悩んでた壁を乗越えられる時ってあるね
まきお: たとえば、歩いている足の動きでも、等分してもあかんのよ。3Dアニ
    メでよくあるでしょう? ヌメーっと動いてるのが(^_^;) あれは動
    きが等分、タイミングっていうんだけどね、それがわるいの 
かさい: 自然界に等速で動いてるものってほとんどないもんね 
まきお: さらに、その動きをどう誇張するか、で演出がきまってくるのよ。
    でね、こういう本も出たことだし、一度Suckさんを大阪に呼んで、
    セミナーをやりたいなぁとたくらんでるんですよ 
かさい: そりは面白そうだ。ワシ聞きに行くわ(笑)
まきお: キミも出るのだ(笑)
かさい: ワシもですか?(^^;) んじゃあツッコミ専門の司会でもやらしてもら
    おうかな(笑) いつもだったら神田さんとか魚井センセの役どころ
    だが…(^^;)
まきお: いままでわたしら二人ではやってきたから FLASH全般のセッションな
    らどれくらい人が来るかわかるんだけど、アニメーション限定とする
    と、どれくらい人が来るのかなぁ? みんな興味あるんかしらん、と
かさい: そうね、アニメーションのテクニックに特化したセミナーってあんま
    りないもんねぇ。どうだろうね? どのくらいの人が来てくれるのか
    なあ?
まきお: プロのアニメーターのセッションってあんまり機会ないしね、手書き
    アニメばかりでなく、3Dアニメやモーショングラフィックやってる人
    にとっても、すっごく参考になると思うけどねぇ
かさい: 動きの本質は2Dでも3Dでも変わりないしね。インターフェイスの動き
    を作るのにも、参考になる点は多いと思うぞ
まきお: 2~3000円くらいで100人あつまればなんとかなるのだが。
かさい: もし、この記事を読んで「ボクはワタシは興味あるぞ、聞きに行きた
    いぞ」って人は、挙手してもらったらどうかな
まきお: まぁ、そんなことを考えてるので、興味のある人はメール入れてもら
    えればうれしいなぁと。よかったらまつむらのFLASHイラストセッシ
    ョンもつけます(笑)
かさい: みなさんの意見を聞かせてもらえればウレシイです(^^;)


【笠居トシヒロ/グラフィック&Webデザイナー】
来週のこのコーナーは、明日発刊予定の「おしえて!!FLASH5 アクションスク
リプト」の著者2名に替わってもらうことにしました~(笑)
マツカサはこの本にはイラストと本文・カバーデザインで参加してます。よ
ろしくねー
<http://www.mad-c.com/> < mailto:kasai@mad-c.com >

【まつむら まきお/まんが、イラスト、アニメーション作家】
「ウォレスとグルミット」のニック・パーク監督の最新作「チキン・ラン」を
よーやく見た。密度も高いし、面白かったんだけど、ソツがないっていうか、
アメリカナイズされちゃったというか。ウォレス第一作のイギリスっぽい世界
観がなつかしい。
<http://www.makion.net/> < mailto:makio@makion.net >

▼デジクリでやらしてもらいますよ! 希望者が多ければ

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■デジクリトーク
NAB2001 ちょっとレポート

中川佳子
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ホントにひょンなことから、突然にNABのツアーに参加することになったのが
出発の1週間前、ツアーの主催の方に多大の迷惑をかけつつ、あたふたとして
いるうちに、出発! となりまして、4月21日から、29日までUSAに行って参り
ました(おまけに、29日帰ってすぐに、IMIの講師顔合わせ、翌日も会議と入
学式というハードスケジュール。飛行機が無事に着いてヨカッタヨカッタ)。

なんと、今回が私の初めてのアメリカ体験です。ヨーロッパに行くことはあっ
ても、なかなか、アメリカに行く機会を逸していたのでした。SIGGRAPHに一度
や二度は行っていてもおかしくないくらい、ながーくCGに関っているのに、、、

NABは、National Association of Broadcasters の略で、平たく言えば、本来
は、放送関係の博覧会みたいなものだったのでしょうが、「e」がつけば、何
かにつけて境界線が喪失している現在のような時代では、テレビ、ラジオ、テ
レコミュニケーション、マルチメディア、フィルム、インターネットとなんで
もありの展示会でした。

もちろん、展示だけでなく、様々なセッションがあったのですが、とても私の
英語力では、、、ツアーで主催された、「アメリカにおけるデジタル放送の動
向」というセミナーだけ拝聴しました。結構具体的な話で面白かったのですが、
過渡期だなあという感じで、運用面ではまだまだ大変そうでした。

展示ブースのデザインは、大方は日本で見るものと大差はないようでしたが、、
中には、やっぱり目を引くものがちらほら(▼Vsoft)
うまく撮れてなかったりで、ちょっと残念! マニュアルモードが充実したデ
ジカメが欲しくなっちゃいました。それに、とにかく広くて大きくて、結構疲
れましたが、でも、今回見た限りでは、「大きいことはいいことだ!」と言え
そうです。

私の関心は、デジタル、ビジュアルがらみならなんでもという感じだったので
すが、ブロードバンド、デジタルストリーミングの時代に、実際のところ、制
作の段階での既存のメディアの扱いを、今後、一体どこかで区別することが必
要だろうかと感じました。

情報が一旦デジタルに置き換わった瞬間、あとは、単にデバイスの問題だけに
なるわけで、実際、今回見てきた最新式の機器は、IN/OUTとも、自動的にスイ
ッチングして多様なフォーマットに対応する方向で開発されつつあり、ハード
ルはまだまだ高いものの私には、あらゆる形態の情報を、ネットワークで一元
管理できる数年先の未来を象徴しているように見えました。

もちろん、伝統的手法の”生”のアナログメディアは、まったく別です。これ
は、管理さえして欲しくもありません。私は、絵の具やパステルが大好きだし、
写真だってフィルムの方が絵的には好きだし、音楽もスピーカーから流れる音
より人の生の声や楽器の音のほうが好きですから。

●興味深かった「Horrow man」のメーキング

などと、結構高尚な(?)ことも考えつつ、生真面目に色々な機材やシステム
を見て回った訳ですが、でも結局のところ一番、興味深かったのは、SGIのブ
ースで行われていた、Horrow man のメーキングでした。
(▼sgi-horrowman0、▼sgi-horrowman1)

(邦題 インビジブル:ケビンベーコンが、とっても怖い透明人間になる例の
3DCGバリバリの映画です。私は映画館で見ましたが、透明になる時の映像や追
いかけて来る時が、とっても怖かったんです)

テクニカルディレクターの方が来られてかなり具体的なお話しをしておられま
した。重いからとビデオを持っていかなかったのがなんとも残念。筋肉のモデ
リングや、変形のプログラムなど、また、そのデータ量の膨大さや、キャプチ
ャされている本物のケビン・ベーコンと、デジタルのケビン・ベーコン フェ
イシャルのキャプチャもかなりなもので(結構、無茶な扱いで、なんだか気の
毒な感じのデータ取りもありましたが、、、ホント、俳優さんも楽じゃないで
すね)もう、口をあんぐりあけて見るしかないなあという感じで、この10数年
来のテクニックと何よりマシンのキャパの変化に、ただただ、脱帽。

最近、医療関係に対する3DCGの利用がいろいろ言われていますが、このプログ
ラムやデータなどは、かなり利用価値あるなあという感じで、きっと、どこか
の医療機関と一緒にやってるんだろうなあとか思いました(実の所はしりませ
んが、、、)。

リサイクルの時代ですから、日本でもこういう基礎研究に使えるような技術と
エンターティンメントとをうまくくっつけてプロジェクトにするとか、できる
といいんだけど、、、研究機関も、うまくデータやプログラムを再利用して、
CM会社に貸すとかすれば、けっこう研究費が浮くんじゃないかしらん? 等と
考えてしまいました。大阪的ですかね?

モーションキャプチャの展示も凌ぎを削っていましたが、以前と比べてその質
の変化にけっこう衝撃を受けました。確かに、あとは質とインターフェースだ
けだなあとか、以前に思ったものですが、さすがに、目の当たりにすると見入
ってしまいました。

かなりのスピードで踊り回る人の動きに対して、気になる程のとりこぼしもな
くワンテンポ程のディレイはあるものの、ほぼリアルタイムに追随していると
言ってよい程度でした。(▼MotionAnalysis1)
又、カメラの動きとの関係も同様に消化され、バーチャルスタジオを意識した
プレゼンテーションになっており、かなりの人だかりでした。

ここまでくれば、人体の動きや、表情のデーターベース化もずっと楽になるの
だろうなあという感じでした(もちろん、初めのセットアップは、それなりに
大変だとは思いますが)。アニメーションのデータベース化は、それなりに進
んできていますが、今後は主なアプリに対応したモノがさらに安価に手に入る
のでは、と期待してます。

実際のデータを見ていないのではっきりしたことはいえませんが、これくらい
になると、映画どころかテレビ等でも、スタントマンに演技させて、良いとこ
取りではぎ合わせるのも簡単だし、ある程度のデータベースができあがれば、
場合によっては新たに撮る必要もなくなるし。随分、デジタル化の恩恵が見え
てくるのでは? と思います。

少し、ずれますが。
BSでやってる海外ドラマの数々、例えば「ロストワールド」等を見ても、すで
にペイした(?)恐竜のデータを使いまわして、よく出来たCG満載です。元々、
ここまでの利用を考えて作っているかはともかく、ハリウッドのスタジオの膨
大な建物セットが、今や場所をとらないスタジオセットや小道具(恐竜を小道
具とはいいがたいですが)、その他もろもろとしてサイバースペースにますま
すそのキャパシティを増しており、しかもそれが、制作費の圧縮(又は、同じ
制作費であればより豪華な仕様)に寄与していることは、確かだと思います。

今後も、ますます、仮想世界のデーターベースは膨張を続けることでしょうし。
こうなってくると、コストに関してのスケールメリットはますます強大です。

せめて、私も、別のところで少しは努力しなくっちゃ。先々大変。
言うは易し、行うは難し
あー大変。

時差ぼけた頭の中は、雰囲気だけで考えてるばっかりで未消化ですが、会場で
申し込んだカタログ類が届いたら、もう少し冷静に考える必要がありそうです。

【なかがわ・よしこ】arian@dream.email.ne.jp
1959年大阪生まれ。82年大阪教育大学理学科卒業。84年つくば博松下館CG制作
をきっかけにCG作品制作を開始。85年「MAZE」日経CGグランプリゴ-ルド賞。
86~99年NHK特集「人体」プロジェクト参加。「人体2 脳と心」「MEMORY」
SIGRAPH入選(VIDEO REVIEW収録)。93~98年「音楽ファンタジー夢」(NHK)。
90年~DIGITALIMAGE展に出品。現在、朝ドラタイトル「オードリー」(NHK)
等。91年~テレビ番組、展示映像、ゲーム等CG制作。

http://www.ne.jp/asahi/arian/image-composer/

▼の写真はデジクリサイトにあります
http://www.dgcr.com/kiji/nakagawa/

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■セミナー案内
JPC 2001年5月定例セミナー
ON DEMAND Printing JAPAN 2001 ダイジェスト
http://www.jpc.gr.jp/index2.html
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<主催者情報>

内容:今年4月に規模を倍増して開催された第2回オンデマンドショーは、オン
デマンドプリントにフォーカスした展示会、コンファレンスともにたくさんの
参加者で賑わいました。今回は、主催者側であるGSMがショー全体をダイジェ
ストし、またオンデマンドアワード受賞社がオンデマンド印刷成功実例につい
て講演します。

日時 5月30日(水)13:30~17:00(予定)※13:00より受付開始
場所 コートメダリオン 7階 第2ホール
東京都千代田区富士見2-10-28
   JR飯田橋駅西口より徒歩1分
  ※地図 http://www.jpc.gr.jp/index2.html

参加費 JPC会員5000円 JPC団体会員7000円 非会員10000円

13:30~14:20「オンデマンドショーの報告」GSM株式会社 増田洋
第二回オンデマンドショーのトピックスを紹介します。展示された最新の機器
やメーカー各社のスタンスについて解説し、またCAPベンチャー、印刷会社、
機材ベンダーがコンファレンスで発表した内容をダイジェストします。

14:30~17:00「オンデマンドアワード受賞社(ユーザー)の講演」
・株式会社ブッキング 常務取締役 左田野渉
当初の絶版書籍復刻カタログ点数拡大方針から転換し、Webサイトに100人以上
のリクエストが集まった絶版書籍を復刊するなど活発な試行錯誤を行い、ブッ
クオンデマンドビジネスを黒字化させました。

・東京書籍印刷株式会社 デジタルソリューション部部長 小林肇
難易度の高い教材の自動組版システム、小ロット高速オンデマンド印刷、自動
化物流システムを組み合わせた大型システムを自社開発。顧客である参考書出
版社(文理)は全国の学習塾などから当初予想量の3倍以上を受注しました。

・株式会社アイフィス・ジャパン マネージングディレクター 黒田昇
証券IRに特化して、編集されたデータが入稿した翌日午前中には配送するサー
ビスを提供。ファブレスである点を活かし、顧客に最適な生産、デリバリー方
法を提案して証券IR分野でシェアを拡大中です。

お申込み方法 JPCホームページからお申し込みできます。
http://www.jpc.gr.jp/index2.html
メールでの申し込み info@jpc.gr.jp
ファックスでの申込み FAX:03-3403-7712
JPC事務局定例セミナー申込係
※メール/ファックスでのお申し込みの場合、会社名/部署名/名前/電話番
号/FAX番号/メールアドレスを必ずご記入ください。

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■展覧会案内
ラジカル鈴木デジタルイラストレーション展「ラジカルなアリスたち」
http://www.big.or.jp/~radical/
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ラジカル鈴木デジタルイラストレーション展「ラジカルなアリスたち」
B1プリント20点を展示、販売。グッズ、書籍販売もあり。

会期 5月17日(木)~22日(火)11時~19時(最終日は17時まで)
初日6時よりオープニングセレモニー

会場 スペースプリズム・デザイナーズギャラリー
   SPACE PRISM DESIGNER'S GALLERY
   名古屋市東区東桜1-2-26マツイビル3F TEL.052-953-1839

・交通のご案内
新幹線名古屋駅改札出てすぐ、地下鉄桜通線(野並行き)に乗り「久野大通」
下車。セントラルパーク出口:5Aを出て東へ100メートル、左手にマツイビル
があり、階段を少し上がると、エレベーターがあります。

【ラジカル鈴木 Radical Suzuki】
イラストレーター。1966年11月生れ。時代性と普遍性を共有した魅力的なキャ
ラクターイラストを制作。広告・書籍・雑誌・キャラクターデザイン等、自在
に活動中。さらなるオリジナリティを追求中。

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■編集後記(05/16)
・今日の朝日新聞に、皇太子ご夫妻の写真がいくつか載っていて、そのうち1
枚にうちのハニー号とそっくりの犬2頭連れで散策のシーンがあった。おいお
い、うちのばか犬がここに、ト妻に見せると、あらまァそっくりと大喜びであ
る(ということは、その2頭は柴雑なのだろうか?)。ハニー号は散歩先でよ
くカッコイイといわれる。さいきんはガッシリした体になって、なかなか風格
が出てきた。外見はいいが性格はよくない。親の責任である。近所に野良だが
いちおうねぐらのある柴雑がいて(ハニー号にそっくりだが、ややだらしなく
太っている)、ときどき自由に散歩している。彼(?)と違いハニー号は家族
以外みんなきらいという性格だ。番犬という職業には熱心だが。(柴田)

・アクセスログを見たら、ここ数日で気になるアクセス元があった。見にいく
とチャット・掲示板ルーム。どうもうちのサイトが紹介されているのではなく、
画像が直リンクされている模様。そこのサイト運営者は、他のサイトの直リン
クは禁止しているんだけど、利用者まで意識が行き渡っていないようだ。うち
は素材集サイトではなく、きちんとしたプロの方の画像を紹介させてもらって
いるのだから、継続して別目的で使用するなら、対価を作者の方に払ってもら
わなくちゃ。大変だ~! と思い、注意メールを送っておいた。サーバの負荷
も気になるし。使ってもらえるくらいいい画像なんだなぁ、なんて思っていた
りもするんだけど。                   (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ
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編集長     柴田忠男 < mailto:tdo@green.ocn.ne.jp >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >
アソシエーツ  神田敏晶 < mailto:kanda@knn.com >
        森川眞行 < mailto:morikawa@siliconcafe.com >

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