[1066] InDesign2.0、ただいま使用中!

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1066    2002/04/11.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 20555部
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 <間違いなく暴徒と化し>

■デジクリトーク
 Powerbook Publishing Project ~ (10) 
 InDesign2.0、ただいま使用中!
 8月サンタ

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 VIOLENCE
 永吉克之

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 「ホームページ・ユーザビリティ」刊行記念ワークショップ



■デジクリトーク
Powerbook Publishing Project ~ (10) 
InDesign2.0、ただいま使用中!

8月サンタ
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●基本的に、プロのツールである。

今回は「普通の人」に向けた、Adobe InDesign 2.0というソフトウェアの紹介
である。

InDesignとは、簡単に言えばレイアウトソフト、文章や画像を、紙の上の任意
の場所に正確に配置し、編集し、商業印刷用の原稿を作り上げるためのソフト
ウェアである。価格は98,000円もする。もちろんWindowsでもMacintoshでも動
作する。

・Adobe InDesign 2.0J
http://www.adobe.co.jp/products/indesign/main.html

InDesignについて解説するとき、出版関係のプロとプロ以外では、意味が全く
異なる。プロがInDesignを使うときには、用途は明確に規定される。即ち、プ
リプレスとしてのDTP用の道具である。

プロにとってのInDesignとは、原稿制作から入力・編集・デザイン・印刷へと
至る作業工程の一部に組み入れられるものだから、川上の編集者はともかく、
川下の出力・印刷会社側が対応することが第一前提である。

そして出力側が対応をうたっても、今現在職場で使われている、安定した出力
環境を、新しいソフトウェアのために更新するだけの、予算と余裕があること
が第二前提である。だから「DTPで使えるの?」といったことは、DTP専門誌か、
印刷の現場でたずねた方がいい。プロにとっては98,000円という値段も、必要
経費だから問題にもならない。(わけでもないけどね…)

この「プロが使える」かどうかは、検証と普及にまだまだ時間がかかりそうだ。
InDesignは新世代フォントOpenTypeに対応したレイアウトソフトだが、DTPの
現場では、まだ前世代のCIDフォントと、前々世代のOCFフォントの交代すら終
わっているとは言えないからだ。

だから今回の記事は、ごく普通のパソコンユーザにとって、InDesign 2.0がど
んなソフトで、どんな意味を持っているかを考えてみたい。

●パソコンで「文書作成」に、何使う?

InDesignでは町内の壁新聞、スーパーのチラシから、果ては辞書・図鑑のたぐ
いに至る、高品質な文書までが作成可能だ。

例えば今、普通の人は「文書作成」のために、どんなソフトを使うだろうか?
答えは「マイクロソフト・ワード」「同・エクセル」「同・パワーポイント」
という回答が、非常に多いと思われる。

・マイクロソフト・ワード
マイクロソフト・ワードは、ワープロソフトとして、世界標準である。少なく
ともビジネスの世界では、ワード形式のファイル自体が、標準のフォーマット
として使われているほどだ。

もともと使い勝手のいい、洗練されたソフトとは言い難かったが、マイクロソ
フトの製品の常で、今では「ない機能はない」というくらいの、重量級の文書
作成ソフトに、育て上げられた。ワードの機能を使い尽くしている人に、一度
会ってみたいと思わせるくらい、使いにくい割には(笑)果てしなく奥の深い
ソフトである。

・マイクロソフト・エクセル
エクセルで文書作成? 表計算ソフトなのに、これが結構多い。文書に表を組
み込みたい、ということは結構あるものだし、エクセルは生きた表(スプレッ
ドシート)を自在に扱うソフトで、表の数値からカラフルなグラフを生成する、
良くできたウィザードも備えている。説得力のある営業資料を作るとき、あえ
てワードに表を張り付けず、エクセルで作ってしまう人もいる。

エクセルで文書を作成するひとの言い分はもう一つある。レイアウトがし易い
のだ。A4サイズの文書があったとして、紙面の好きなところに、好きなキャ
プションを付けたいと思ったとき、ワードよりエクセルのほうが直感的にやり
やすい。単にセルを画面の要素に見立てるというだけのことだが、「直感的な
操作で出来る」ということは、とても大事なことなのだ。

・マイクロソフト・パワーポイント
パワーポイントは、ワードやエクセルほど一般的ではないが、エクセルよりも、
さらに直観的に、文字や要素を画面の好きな場所にレイアウト出来る。絵や文
字を扱うのもワードやエクセルよりもさらに簡単だ。だからプレゼンツールで
ありながら、パワーポイントを文書作成に利用する人も多い。

このマイクロソフトの「三種の神器」を使えば、とりあえず表現力のある文書
作成は出来る。マイクロソフトは、この三つのソフトに、次世代の出版ツール
としての役目を持たせようとしているため、たとえばそのままHTML化してホー
ムページにしてしまう機能も標準で備えているし、XMLにも移行する準備が、
ソフト側で着々と進んでいる。

こんな重量級ソフトが、Windowsパソコンと標準的なセットで売られている。
最初から持ってる人も多いだろう。この機能豊富な文書作成ツールを横目で見
ながら、高価なInDesignを購入・使用する意味はどこにあるのだろう。

●InDesignはスーパーワープロ!?

InDesignは、商業印刷物の、誌面構成作業を前提に作られたレイアウトソフト
である。だから文字やイラストや画像を、ワードやエクセルやパワーポイント
より正確に、直観的に、誌面にレイアウト出来る。起動すれば画面中にずらり
と並ぶ、頻雑なパレットも、その全ては、とことん細部に渡り正確に、誌面を
作り込むために必要なものであり、使い込むほどに、なくてはならなくなって
いく。

一枚の誌面の中に、文字を正確に配置し、それを複数集めて「書物」に仕立て
るとき、InDesignはさらに生きてくる。マスターページを作り、予めページを
構成する要素を作り込んだ上で、本文を流し込んでいけば、多ページの文書が
効率的に制作出来る。索引を自動生成するなどの、補助的な機能も豊富に用意
されている。DTPの誕生から、随分年月が経っているだけあって、細部までブ
ラッシュアップされた道具を、使用している印象がある。「手に馴染む」感覚
のソフトだ。

今までこのような作業は、代表的なレイアウトソフト、クォーク・エクスプレ
スの独擅場であったが、それは決してクォークが使いやすいから、という理由
からではなかった。クォークの普及には、DTP黎明期の事情が深く絡んでいる。

クォークならば、結果としてInDesignと同様の高精度、ハイ・クォリティの文
書が作成できるが、その操作は決して「直観的」ではない。頭の中でのイメー
ジを、制作出力物に反映させるにはクォークの機能に対する理解が必要だ。マ
ニュアルを読まないタイプには結構キツイ。

InDesignは非常に使いやすいと思う。それは、誌面を構成する要素を、紙を手
で扱うように、直観的に、画面上で操作出来るからだ。インターフェイスは、
Adobeのフォトショップやイラストレータを使い慣れている人なら、全く迷う
ことはなく、いきなり使い出すことが出来るだろう。特に見出し用の囲み枠等、
簡単なグラフィックであれば、イラストレータと同じことが、InDesignで直接
出来るから、イラストレータを起動する機会は、どんどん減りつつある。

つまり、ワープロとして全く使える。私の環境はPowerBookG4 550Mhzだが、
InDesignを起動して、その中で直接原稿を書いたりしても、スピード的にさほ
ど悪くはない。私自身最近、縦書きワープロとしても使っている。ワードと違
って、細部の細部までとことん作り込んでいけるツールだから、「ここまでの
機能しかない」「これ以上正確に作り込めない」というストレスが溜まらない。

DTPの本を横に置き、セオリー通りに作り込んで行けば、目に見えて高品質な
誌面を作ることが出来る。これは流石に、プロツールならではの気持ちよさだ。

●「文字に敏感」になる

そして圧巻は文字詰めの機能だと思う。レイアウトグリッドという、原稿用紙
の升目を使った形式と、マージン・段組という洋式のレイアウト法の二つが最
初に選べるが、どちらもテキストボックスという、文書を流し込む四角を作り、
そこにテキストを流し入れる。縦書き、横書きの混在を問わず、画面のどこに
でも配置出来る。そしてそのテキストボックスに流し込まれたテキストに、自
動で文字間隔や禁則処理を適用出来るのだ。

禁則処理とは、行頭に「、」や「ー」や、「っ」などの文字が来ることを禁じ
る行頭処理などに代表される、日本語組版上のルールのことである。見苦しい
状態を避けるため、一行あたりの文字数を調整して、行頭・行末の帳尻を合わ
せる。一行の文字数がデジクリのように固定の場合は、文章自体を削ったり加
えたりして調整する。

InDesignは最初に設定しておけば、あとはテキストを流し込むだけで、句読点
の行末のぶら下がりの処理などを、行の幅はそのままに、一行の文字数を調整
し、文字詰めと折り合いを付けながら配置してくれる。もとろんレイアウトソ
フトとしては当たり前の機能だし、最終的な部分は人間がやらなくてはならな
いが、テキストボックスや本文を微調整すると、その場でうにょうにょ~と、
字間が詰まったり開いたりするのは、とてもやりやすい。

そして見出しなど、大きな文字で見せる短いセンテンスを、InDesignで詰めて
みると、見るからに「美しい」のだ。「文字組み」「文字詰め」というけれど、
実際に自分の打った文字がきれいに間隔を詰められて並ぶのを見るのは、とて
も新鮮で、はっとさせられる。

実は今まで、イラストレータでパンフやチラシを作っていたが、見出しなどは
アウトラインを取って自由変形で加工していた。しかし、InDesignを使い初め
て、情けないことだが、フォントにはそのフォントのデザイナーが神経を使っ
て生み出したプロポーションがあって、いたずらに太らせたり、上下左右のバ
ランスを変えるのはとてもみっともないことだと気付かされた。

それだけでも私にとってInDesignは価値があったと思う。

●PDF文書制作・出版ツールとして

アクロバット5.0相当のPDF書き出し機能が備わっている。ということは、アク
ロバット代三万円が浮くということだ。eBook形式を含めて、PDF書き出しのス
タイルが、かなり詳細に設定できる。アクロバットを買っておけば、ワードや
エクセル文書ももちろん、PDFに書き出せるけれど、流石に本家Adobeの純正ツ
ールだけあって、親和性は非常に高い。この書き出し機能の方は、今まさにイ
ロイロ試行錯誤中である。後日、InDesignを使ったPDF出版については詳細に
レポートしてみたい。
 
PDFで書き出せるということは、InDesign一本の中に、完成したドキュメント
配布の手段が用意されているということだ。例えばクォーク・エクスプレスで
文書を作っても、それは個人レベルでは殆ど役に立たない。出版業務の中でや
りとりされて、初めて意味を持つデータ形式だからだ。
 
PDFなら、個人レベルでも意味がある。WindowsでもMacintoshでも、市販の安
いプリンタで、ほぼInDesignで作ったイメージのままプリント出来る。汎用デ
ータとして、誰もが使うことができる。これは十分、実用的である。

そして使い方を勉強し、きちんと使えば、普通の人と、出版の現場で働いてい
る人との出来ることの格差が、えらく縮まるのだ。98,000円は確かに高いが、
市販されている書籍に近いイメージをInDesignで、誰の力も借りずに作ること
が出来ることを思えば、これは面白い。

●また一つ、「バリア」が減った

というわけで、InDesignはまたひとつ、個人と出版のバリアを壊してくれたの
ではないだろうか。見た目にほぼ同じものが、再現出来るようになったのだか
ら… 今回はOpentypeフォントの話や、OSXのことに触れられなかったが、ま
た後日、ということで、とにかく気持ちのいいソフトです。お試しあれ。

【8月サンタ】ロンドンとル・カレを愛する33歳 santa@londontown.to
・お陰さまで多忙でございます。期待に応え、いい仕事するぞ! と毎日自分
に気合いを入れてます。皆さんはお元気ですか? 今週はシーナ・イーストン
で " So far,so good "!懐かしい…

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・デジクリサイトの「★デジクリ・スターバックス友の会★」
http://www.dgcr.com/

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■デジクリトーク
VIOLENCE

永吉克之
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数ある表現形態のなかに、バイオレンスを売り物にした表現がある。バイオレ
ンス表現というと、たいていは映画を思いつく。他にはバイオレンス小説とい
うジャンルもあるし、かつての『北斗の拳』(最近のは知らないんです。スイ
マセン)のようなバイオレンス劇画というのもあるが、いずれもインパクトの
強さという点では映画の比ではない。

その他では、バイオレンス演劇、バイオレンス陶芸、バイオレンス生け花とい
ったようなものがあるという話も聞いた事がないので、やはりバイオレンスに
関しては映画が代表と考えるべきだろう。

では、美術はどうなのかというと、いわゆる「バイオレンス主義」というジャ
ンルがあるわけではないのだが、N.Y.在住の日本人で篠原有司男という画家が
いて、凶暴な絵を描いている。彼は、例の鉄の彫刻家クマさんの兄である。

個人的に面識はないが、彼は非常にアグレッシブな人で、既成の美的価値を否
定する偶像破壊者だった。「ボクシング・ペインティング」といって、絵具を
つけたグラブでキャンバスを殴って作品を描くという、まさにバイオレンスア
ートとでもいうべき挑発的表現で話題になったが、最近は年のせいか、箱根駅
伝のポスターのヴィジュアルを描いたりしている。あまりコマーシャルになっ
てほしくないな~。

篠原有司男氏の公式サイト。
http://www.new-york-art.com/shinohara-artist.htm

・大先輩アーティストに対して無礼千万だが、このサイトのデザイン、氏自身
の手によるものではないとは思うが、もう少し何とかならんもんだろうか。や
はりアーティストとデザイナーは価値観がまったくちがうということか。
     
                 ●

実をいうと、私は暴力的な表現は好きではない。といっても暴力的な表現を用
いた作品がイヤだというのではなく、それを見せるのを目的とした作品が好き
になれないという意味である。つまり、女性の裸が出てくる映画は構わないけ
ど、裸を見せて観客を欲情させるのを目的とした映画は嫌いだワ、というのと
同じである。(ちなみに私自身は、そんな映画なら決して嫌いではない)

ファンを怒らせたくないので作品名は伏せておくが、ハチマキをしたマッチョ
なアメリカ人がベトナムやアフガニスタンに出かけていって、重機関銃でソ連
兵やベトナム兵を殺しまくる「乱暴」な映画や、髪の毛が少し薄くなった刑事
が日本企業へのテロ事件に巻き込まれて、そこから脱出するためにテロリスト
をひとりずつ殺していったり、空港から逃亡しようとする犯人が乗った大型旅
客機を離陸直後に爆破したりする「なかなか死なない」男の映画のことを私は
いっているのである。

というのは、この手の映画は観ている最中は面白いが、観終わった後は「あー
面白かった」以外外何も残らないからである。何も学ばせてくれない。何も考
えさせてくれない。不可思議な世界も見せてくれない。

それに、ストーリーや設定もだいたいパターン化してくる。悪党のボスは最後
にはたいてい死ぬ。死ななければカタルシスが得られず観客が欲求不満に陥る
からだ。

例えば、犯人は主人公の刑事の妻と子を殺し、銀行を爆破して大金を奪い、車
で逃走中に二三人ひき殺しながらも、片腕には女を抱いてニヤニヤしているよ
うな極悪非道な男だったが、カーラジオから聞こえてくる布教番組の説教を聞
いて反省し「私が悪う御座居ました」と自首したら、その映画を観ていた観客
は間違いなく暴徒と化し、映画館を破壊し放火するだろう。そんな悪いやつは
反省させずにボロ屑のように殺さなければ、観客は納得しないのだ。

例えば、奉行に戻った遠山の金さんがお白州で、悪党どもの悪行の申し立て書
を読み上げた後「以上、申し立てに相違あるまいな?」と問いただしたときに、
悪党ども全員が「相違ございません」と罪状を認めてしまったら、テレビの前
にいた視聴者たちは暴徒と化し、テレビ局を破壊し略奪を行なうだろう。

悪党はあくまで罪を認めず金さんを怒らせて、市中引き回しの上、打ち首獄門、
余の者は終生遠島にならなければ、視聴者は納得しないのだ。

                 ●

上で述べたように、バイオレンス表現を好む人はカタルシスを求めている場合
もあるだろうし、単に刺激が欲しい場合もあるだろう。

私はバイオレンスは好まないと書いたが、塚本晋也監督のバイオレンスは大好
きだ。あそこまで荒唐無稽にやってくれると暴力のもつ陰惨さがなく、「乱暴」
な映画や「なかなか死なない」男の映画のようなアメリカ的「正義と悪の定義」
の押しつけもない。

近作の『バレット・バレエ』は、荒唐無稽度が低下していて物足りなかったが
『鉄男』『鉄男_2』のバイオレンスは素晴らしい。ストーリーがどうなってい
るのか、よく分らないところもいい。個人的には『東京フィスト』が最も気に
入っている。メジャー配給の『ヒルコ妖怪ハンター』は失望したが、基本的に
塚本監督の作品には、ハリウッドでは絶対に作れないような極めて独特な世界
があり、単なるバイオレンスとは明らかに異質のものだ。

■塚本晋也監督のフィルモグラフィーを紹介したサイト
http://www1.sphere.ne.jp/there-s/tsukamoto/filmo.htm

【永吉克之/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
『トータル・リコール』『プレデター』『バトル・ランナー』はどういうわけ
かテレビで何度も放映されているが、単に視聴者からのリクエストが多いとい
うことなのか? 理由をご存じの方は教えてください。もひとつ不思議なのは、
この三作品ともシュワルツェネッガーが主演していること。なんでじゃー??
URL / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

▼人気のあるシュワルツェネッガーが主演の人気ある映画だから、何度も放映
してるんじゃないの? なにが不思議なのかな~

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■イベント案内
mACademia 第65回「轟華絢爛」
http://www.mACademia.org/
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<主催者情報 詳細は中西博 nyan@mACademia.org までお問い合わせ下さい>

プレゼンタ:
まつむらまきお( http://www.makion.net/
笠居トシヒロ( http://www.mad-c.com/

Aパート「ライブ松笠・Flash MXってどうよ?」他、MACWORLDなど。
Bパートはプレゼンテーションに開放。いつものプレゼン大会。

日時 4月12日(金)19:00~21:00
参加費500円(事前の申し込みは不要) 定員120名
大阪・梅田・阪急電鉄本社ビル「1F/エコルテホール」
http://www.mACademia.org/map/map.html

主催 Team mACademia( http://www.mACademia.org/
   アイフォース( http://www.i-force.co.jp/
協力 関西インターネットプレス( http://www.kip.net/
   デジタルクリエイターズ( http://www.dgcr.com/

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■セミナー案内
Next Stage Seminar
http://www.next-stage.info/
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<主催者情報>
DTPにおけるモリサワOpen Type FontとAdobe InDesign 2.0の活用をテーマに
した「Next Stage Seminar」を、モリサワとアドビシステムズが共催する。定
員は大阪会場480人、仙台会場300人。参加無料。要申し込み。

大阪会場(4月16日)開場/13:00 開演/13:30→17:00
 毎日新聞オーバルホール(大阪市北区梅田3-4-5 TEL.06-6346-8351)
仙台会場(4月19日)開場/13:00 開演/13:30→17:00
 仙台サンプラザ(仙台市宮城野区榴岡5-11-1 TEL.022-257-3333)

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■イベント案内
「ホームページ・ユーザビリティ」刊行記念ワークショップ
http://www.aoyamabc.co.jp/public-html/abc-fair/fair-event.html
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<主催者情報>
(株)エムディエヌコーポレーションではヤコブ・ニールセン最新刊『ホーム
ページ・ユーザビリティ』刊行記念してワークショップを開催いたします。

講師 篠原稔和 氏(ソシオメディア株式会社代表取締役)
   上野学 氏(ソシオメディア株式会社クリエイティブ統括役員)
日時 4月12日(金)19:00~21:00(開場18:30)
会場 青山ブックセンター本店 カルチャーサロン青山
入場無料

問い合わせ先 TEL.03-5485-5511(10:00~22:00)

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■編集後記(4/11)
・はるかむかし、梅棹忠夫「知的生産の技術」川喜田二郎「発想法」なんての
を読んでわかった気分になったものだが、紀田順一郎「インターネット書斎術」
もそんな傾向。インターネットの弱点を逆手にとって活用するノウハウが、わ
かりやすく書かれていた。Googleを使いまくって、仮説の検証や裏付け調査を
しているところが新しいのかも。自身のホームページ制作の顛末や、反省点な
どはためになるが、これは実用書ではなく教養書。「書斎術」だもの。(柴田)

・宝塚ファミリーランドが閉鎖だとぉ! ゆったり広い敷地に動物園まである
幼い子供が遊べる遊園地として、とてもいいところなのに。凄く残念。山田詠
美さんの「ぼくは勉強ができない」が教科書に掲載できないだとぉ! 理由を
聞いて、余計に怒り。そういうのを掲載することによって教師の権威が落ちる
とでも思っているわけ? 先生よりも子供が正しいという文章じゃないわよ。
差別を助長すると思うなら、先生がきちんと誘導すればいいでしょ。そりゃ全
部掲載するのはキツイ内容よ。でも第一章は、掲載しても問題ないと思う。高
校生が教科書に興味を持つには、このくらいの内容じゃないと。子供扱いした
らあきまへんえ。それともそれほど今の子供たちはバカなの?(hammer.mule)
http://www.hankyu-as.co.jp/  宝塚ファミリーランド
http://www.portopialand.co.jp/  神戸ポートピアランド
http://www.mainichi.co.jp/eye/shasetsu/200204/10-2.html  賛成
・プレゼントの応募受付中です! まだまだ確率高いですよん。
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デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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