[1133] PowerBook Publishing Catの誕生

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1133   2002/07/25.Thu.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21248部
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     【デジクリは「メディア規制三法案」に反対します】

■Powerbook Publishing Project ~ (21)
 PowerBook Publishing Catの誕生
 8月サンタ

■デジクリトーク
 大嫌いなアート
 永吉克之



■Powerbook Publishing Project ~ (21)
PowerBook Publishing Catの誕生

8月サンタ
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また一週間ご無沙汰しました。8月サンタでございます。
早いものであっというまに夏休みである。(ああ)そこで、データベースの件
を休み明けに回して、今週はこのコラムの展開について書きます。すみませぬ。

5月から、ZDNet-MacというWebサイトの方でも、このコラムが掲載されている。
こちらは5週間に一度だが、まだはじまったばかりで連携が全然とれていない。
同時期に本業が大変だったこともあって、本来やりたかったことになかなか到
達出来ない。メールマガジンからWebサイト、とせっかく双方に載るチャンス
を得たのだから、どちらも最大限に生きるような形にしていきたい。

●ZDNet-Macにおける、出版関係の連載

Webサイト「ZDNet-Mac」には出版に関係する連載がこれでもかと詰まっている
し、「電子出版」というと絶対に名前をはずせない、ボイジャーの荻野氏の記
事もある。

・週刊ドットブック(大注目!)
http://www.zdnet.co.jp/macwire/column/dotbook.html
・マスターのつぶやき
http://www.zdnet.co.jp/macwire/column/tsubuyaki.html
・居酒屋「絵夢D」色ばなし
http://www.zdnet.co.jp/macwire/column/izakaya.html
・DTP関連記事
http://www.zdnet.co.jp/macwire/dtp/index.html

こんな場所でこの"PowerBook Publishing"が、何らかの役割を果たすとすれば、
それは業界人でない普通の人に、「入り口」をつくる事ではないかと思うし、
「居場所」をつくることではないだろうかと思う。今のところ文筆業ではない
私だから、いろんなところでサイトを見ているいろんな人々に、「業界」とい
う営利な縛りと無関係な、表現の入り口をつくりたい。

物語としては、例えば写真をやり始めたらそのままの勢いで、気軽にガレージ
の奥に暗室までつくってしまう、アメリカのおばさんのようなもんである。ま
ずは気軽に、どんどん行くことにしたい。

●InDesignでいくぞ

今年前半、PowerBook一台抱えて、私が達した結論は、「InDesignで行こう」
である。結局の所、「画面を紙に見立てて、簡単・自在に扱えるスーパーワー
プロ」が欲しかったのだ。画面を一枚の紙に見立て、絵や文字を張り込み、そ
のままの見かけを保って読者の皆さんに届けたい。

InDesignの使い勝手は、今、その理想に一番近い。98,000円もするソフトだが、
小塚明朝・小塚ゴシックの2種のOpenTypeフォントが付属しているし InDesign
自体がPDFへの書き出し機能を標準で備えている、つまりこのソフトだけで配
布可能なコンテンツづくりが完結出来るので、必要な人には、決して高価では
ないと思う。特にMicrosoft Wordでつくるドキュメントに、ずっと物足りなさ
を感じていた方は、是非、体験版を試してみていただきたい。きっと答えがあ
るはずだ。

・InDesign2.0の試用版はこちらから
http://www.adobe.co.jp/products/tryadobe/main.html

●「メルマガ」というスタイルについて

このメールマガジン、日刊デジタルクリエイターズは、一回に35文字×400行
程度が限界だそうで、イベント情報などを含めると、コラムの長さはだいたい
7000字くらいまでならOKのようである。実際私の記事も3500字~7000字程度で
推移している。個人的に、5000字を超えると「どかっ」「ずしっ」というボリ
ウムが出るような気がしている。

実を言うと、どなたであれ(永吉さんと掲載日を同じくする)、私の下に載る
コラムや情報を、ぎゅっと押しつぶすくらいの「重さ」が出ればいいな、とい
つも思いながら書いている。(思うのはタダだ)金曜日だったときは分量だけ
でも、十河さんに負けるものかとこっそり思っていた。

たかだか30キロバイト程度の、単純な文字データなのに、思わず何度か読みふ
けったり、取っておきたくなるような何かが詰まっていれば、それこそが「内
容の力」じゃないかと思う。「読み飛ばせない」ものこそが、メルマガのコラ
ムの価値ではないだろうか。

私が書き上げた原稿そのままでは誤字・脱字・誤用表現等危険であり、デジク
リの柴田編集長と濱村デスクが毎回チェックしてくださっている。一行35字の
フォーマットに合わせ原稿を書いているが、行末処理や、パラグラフ分け等、
不適切な場合も随時修正してもらっている。つまり、私の手からデジクリ編集
部の手が入って完成品となるしくみだ。

出来上がったメルマガは、まぐまぐをはじめとする数社の無料配信システムを
経て、プレーンなテキストメールとして皆さんのもとに届く。その見た目は皆
さんの、メールソフトとハードウェアに依存する。携帯電話につなぐ、ポケッ
トボードやPalmで読んでくれてる人もいるし、MacOS X上でフォントを選んで、
高品質なディスプレイで、美しい文字で読む人もいるだろう。

中にはメルマガをいちいち印刷して楽しむ人がいる。私もなるべく紙の文字を
読みたい方だ。理由は見やすさなどいろいろあるが、紙のいいのは、思いつい
たことを、その場でペンで行間や余白に、ガリガリと書き込めること。書き込
んだものを、そのまま束ねればメモになること。読むことと書くことは、いつ
も直結していたい。

だから出来る事ならプリントしたいんだけれど、メールを編集せずにそのまま
印刷すると、だらだらと紙を消費してしまう。印刷前提のメルマガというのも
有りかもしれない。

●Webページ(ホーム・ページ)というかたち

WebサイトであるZDNet-Macの方は、原稿は最少で1500字以上であれば、特に制
限は設けていないとのこと。原稿を送信すると、担当のOさんが校正、ページ
にレイアウトしたものをZDNetのサイトにアップロードしてもらう。

こちらはメルマガと違って、画面に格段に情報量が多い。HTMLだから、文字の
色・大きさも、段組レイアウトさえもある程度可能だし、画像も入れられる。
画像が入るとまるで違う。私は今回「キャラクターを付ける」ことを試してみ
ようと思う。
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アップされると同時に、ZDNet-Macのトップページに、新着情報として本記事
へのリンクが掲載される。ZDNet発行の日刊のメールマガジン、MacWireにもリ
ンク付きでトピックとして載る。そんな中で、リンクをクリックした読者のパ
ソコンのブラウザに表示されたものが仕上がりというわけである。

この場合の見た目は、各個人が使うOSやブラウザや設定に左右される。これは
もう、仕方のないことであり、インターネットに参加する多くの人に見てもら
うための宿命と言っていい。今のところ、HTMLの限界が表現の限界のようなも
のだ。縦書きは無理だし、段組といっても環境によっては文字が溢れたりもし、
つくりにはかなり気を遣う。ディスプレイの表示品質も低いので、小さい文字
も使えない。

表現の制限はまだまだ多いけれど、なにより一番普及している表現手段だ。気
軽に見てもらえるメディアとして、Webページにしておくことは必須である。
(デジクリ本誌のバックナンバーもHTML化されてWebページ上で読める)

・デジクリバックナンバー
http://www.dgcr.com/cgi-bin/backnumber/back.cgi

私の場合はZDNet-Macに掲載されたことで、意外な客層からメールを貰うよう
になった。具体的にいうと学生(中・高・大)である。ネットサーフィン中に
記事を見つけてくれたようで、そんな人たちから実に簡単に感想をもらえると
いうのも、読者に感謝だし、嬉しい驚きだ。

●この次は「PDF」!

メルマガ→Webと来て、その次に、もはや紙に近い扱いやすさを備えた表現手
段がある。PDFである。この"PowerBook Publishing"の次の展開はPDFだ。

私はもう、PDF=疑似紙という感覚で捉えるようにしている。エディタ(アン
トラージュというメーラで書いてることも多い)で打ったテキスト・見出し・
画像などの、ページを構成する要素を、InDesignで作成した、A4の枠のなかに
貼り込んでいく。完成したらPDFとして出力、任意のサーバにアップするだけ
である。

PDFはリンクをクリックすると、ヘルパーアプリケーションのAcrobat Reader
が起動し、画面上で閲覧できる。拡大・縮小が自由であり、色彩を除けば、ど
のパソコンでもほとんど変わらない見栄えの書類が表示でき、また美しく印刷
出来る。

もちろん狙いは「プリントして楽しんでもらう」である。なにしろもうこれは
DTPそのものである。文字だけではつまらないので、飾り枠やタイトル、脚注、
そしてイラストなんかも入れたい。

●PowerBook Publishing Catの誕生

というわけで、「メルマガ」→「Web」と来て、縦書きなど更に精巧なレイア
ウトの出来る「PDF」へと、本プロジェクトは現在移行準備中なのである。次
回はPDF版第一号をお届け出来るはずだ。

ところで、半年かけたコンテンツの準備中に、ただのテキストから始まって、
表現力豊かなメディアに移行するに当たり、切実に「キャラクターの必要性」
を感じた。統一されたイメージキャラクターで、コンテンツを「記憶に残る」
ものにするのだ。

故ナンシー関さんのような、絵も文も切れ味鋭い偉大な例は別として、有名な
ライターはイラストレータとコンビを組んでいることが多い。その頂点はやは
り村上春樹氏と安西水丸氏のペアだろう。他にも椎名誠氏と沢野ひとし氏など、
個性の強烈なイラストのお陰で、ライターの仕事が生きるケースは数多い。

なら私も一つ、やってみよう!と、かねてから目を付けていた知り合いの花田
マイリー嬢(神奈川在住21歳独身)にお願いして、本連載のイメージキャラク
ター、その名も「PowerBook Publishing Cat」通称「P猫」をつくってもらっ
た。これが表題の「PowerBook Publishing Catの誕生」である。メルマガには
残念ながら掲載できないが、ZDNet-Macの方には颯爽と登場している。

・P猫、下の方に出てます。
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0207/23/nj00_digicre_2.html

 …キャラの力は偉大である。突然頼れる相棒が現れたかのようだ。というわ
けで、次回からこの連載は一人でなく、P猫とともに頑張るのである。著者と
もども、よろしくお願いいたします。

【8月サンタ】ロンドンとル・カレを愛する33歳 santa@londontown.to
・このメルマガの連載を、実は毎週ラジオ番組のつもりで書いている。だから
「今週の一曲」を毎週付けてるのです。ほんとはジングルとかテーマ曲とか、
ガンガン流せりゃ面白いのにね。私のiTunesのリストにそのまんま入ってるわ
けだし。書いてる曲は絶対のおすすめなので、知ってる人はもちろん、知らな
い人も騙されたと思って、聴いてみて下さい。というわけで今週は、夏休み前
の一区切り、楽しく行こうぜということで、ベイ・シティ・ローラーズの脳天
気極まる一曲、"I only want to be with you"。皆さん、良い夏休みを!

・ロンドン好きのファンサイト
http://www.londontown.to/

・デジクリサイトの「★デジクリ・スターバックス友の会★」
http://www.dgcr.com/

▼今回の「MacWIRE Express」に、このコラムとほぼ同内容の記事が、7月24日
未明から掲載されている。露出の仕方で随分雰囲気が変わるものである。こち
らもよろしくね。
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0207/23/nj00_digicre.html

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■デジクリトーク
大嫌いなアート

永吉克之
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男に生まれて、ほんとうによかったと思う。なぜなら女と結婚できるからだ。
女は素晴らしい。こんないいものを創造された神に栄光あれ。来世もぜひ男に
生まれて、女と結婚したいものだ。ただし、クワガタムシのオスなどではなく
人間の男に生まれたい。

それにしても女はモノ好きだ。男を一生の伴侶にしようなんて、一体全体どう
いう了見だろう。彼女らには美意識というものはないのだろうか。もし私が男
と結婚しなければならなくなったら、結婚式の当日に自殺してやる。考えても
みてほしい。一緒に暮らすだけではなく、ベッドや、時には浴室も共にしなけ
ればならないのだ。

あんな筋張ってたり、筋肉隆々だったり、毛むくじゃらだったりする生物に喜
んで抱かれるなんて、女の感性はまったく理解に苦しむ。女はみんなマニアだ。
どう考えても、男より女の方が美女なのだから、ヒトはみな女と結婚するのが
自然の法則にかなっているといえないだろうか。

                 ■

といったぐあいに、人間の好き嫌いなんて不合理なものである。ある人にとっ
てジンマシンが出るほど嫌いなものが、他の人にとっては病みつきになるほど
好きなものであったりするのである。しかも自分が大嫌いなものを、誰か他人
が好きというのが、われわれはなかなか理解できないのである。

また、その逆も同様。つまり、例えば自分が大枚を注ぎ込んで揃えた旧日本軍
の戦車や軍艦、戦闘機などのプラモデルのコレクションを、どうだとばかりに
客に見せつけても、客が無反応だったりすると、「この素晴らしさに感動しな
いのは変だ。こいつは反日的共産主義者にちがいない。でなければ変質者だ」
などと邪推して、趣味の違いというものを認めることができないのである。

例えば私はカキ(牡蠣)が死ぬほど嫌いだから、カキ鍋なんか楽しそうにつつ
いている連中を見ると、畜生道に堕ちた亡者を描いた、室町時代あたりの仏教
絵図を連想する。しかし彼らは、カキの味覚の快楽(けらく)に酔いしれて、
阿弥陀如来来迎図が眼前に浮かんでいるはずである。

また、学生の頃、京都の田舎に住んでいたので、夜になると電灯の光に誘われ
て集まってきた虫たちを狙って、窓ガラスにヤモリがいっぱい張りついている
ことがあった。彼らは素早く蛾を捕まえると、そのまま丸呑みにするのである。
塩も醤油もつけずに、しかもリン粉にまみれた羽まで食べてしまうのを見て、
私はつい「おまえらはゲテモノ喰いか!」と罵ってしまった。私は彼らの嗜好
というものを理解しようとしなかったのである。

私はその他、カエル、バッタ、松ぼっくり、石炭、ゴム、ボーキサイトなども
食べられないが、それらを好物にしている人たちもいるのだ。ただ、雲母は食
べ物ではないが、パリパリしているから、醤油をつけてあぶると美味しそうだ。

                 ■

前置きがどえらく長くなったが、アートというものの価値基準も、究極的には
この「好き嫌い」が動機になっているはずだ。どんな優れた評論家でも、好き
嫌いを抜きにして、純粋に客観的かつ論理的に作品を評論することは不可能だ。

「この映画は見ただけで反吐が出そうで、スクリーンを八つ裂きにしてやりた
 いくらい大嫌いだが、客観的に分析すると歴史に残る傑作だ。俳優達の個性
 的な演技は絶品だ!」

なーんていう評価はありえない。そもそも傑作だ絶品だという判断自体、主観
に基づくもので、三段論法で導き出せるものではない。


●好かれなければアートにはなれない。

アートという言葉には、敬意のニュアンスが込められている。だから「くだら
ないアート」とか「面白くないアート」「嫌いなアート」というのは形容矛盾
だろう。アートとは常に好かれて、関心をもたれなければならない。飽きられ
たら、もはやアートではなくなってしまうのだ。

想像してみていただきたい。あるアーティストの個展を観にいったが、好きに
なれない作品ばかりで失望したとする。あなたは、その作品たちを「アート」
と呼ぶことに抵抗を感じないだろうか?

ところが前述した通り「蓼喰う虫も好きずき」であるから、そのアーティスト
の作品を百年に一度の傑作と絶賛する人もいるだろう。ならば、その人にとっ
ては、それらの作品は「アート」なのである。

始めに「アート」という鋳型があって、そのなかに作品をはめ込むのではなく、
出来上がった作品が、それを観て好きになった人たちによってアートと呼ばれ
るのだ。つまり、アートを作るのではなく、作品が後にアートになるのである。

したがって観念論的になるが、ひとつの作品が、アートだったりアートではな
かったりするのである。だから、ピカソの『アヴィニョンの娘たち』を観ても、
なんとも思わない人にとっては、この作品はアートではなく、ただの「図像」
なのである。

自分でいうのもなんだが、これはかなり挑戦的な意見かもしれない。

<本日の芸術>
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/kunst/005.html

【永吉克之/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
このところ、健康のため時間があれば近くの市営プールに泳ぎに行くことにし
ているが、泳ぎながらでもけっこう色んなことを考えることができるものであ
る。平泳ぎで漂うようにゆーっくりと泳いでいると、今書いているデジクリの
記事、あそこ言い過ぎたから変えようとか、次の作品ではデジカメ使おうとか、
充分建設的なことが考えられる。ただ、バタフライではムリかもしれない。
EPIGONE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

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■編集後記(7/25)
・「スティーヴン・キングのローズレッド」をようやく見終わった。全米震撼
の衝撃ホラー・サスペンスとのうたい文句だが、ううむ、そうかなあ。よくわ
からない部分もあったが、もう一度見直してみようかという気にはならない。
予想通り、野心家の学者は屋敷にとり殺されるが、とても頼りになりそうな冷
静な超能力者(男)は、途中であっさり消えてしまうのが不満だ。切り札の超
能力少女アニーも何考えてるかさっぱりわからんし(自閉症という設定だから
仕方ないのか)、屋敷の持ち主の青年も思わせぶりなだけ。目新しい設定は、
この屋敷が人里離れた所にあるのではなく、都会の、ピザ屋も配達に来るよう
な所に暗~くたたずむということかな。もっと血も凍るような恐怖を与えてく
れ! 化け物屋敷映画ではもっとこわいのをみた覚えがある。今夜はビデオの
山を崩してそれを見つけだすか、「ダークエンジェル」を見るか。(柴田)

・一週間ぶりに事務所に出る。自転車に乗れて嬉しい。が、体調が悪いのと、
台風の影響による強い逆風で前に進まない。/取引先から郵便物が届いていた。
何だろうと開けてみるとガシャポンが。中には、後ろ足に空気を送り込むとジ
ャンプするおもちゃのカエル。説明書に「Get! Bottle Caps」の文字。金色の
カエルが出たら、送ってくれた会社の人の上半身フィギュアつきボトルキャッ
プが当たると書かれてある。爆笑。いいなぁ、こんなパロ暑中見舞いを送っち
ゃうのって。つくづく自分の頭の固さを感じちゃったり。  (hammer.mule)
http://www.sillywalk.net/kerokero/ponpu.html もっと可愛いの

・「イラストレーションファイル・デジタル02」シナリオ整形アプリ「太宰」
をプレゼント中。詳細は1132号を。
http://www.dgcr.com/present/
http://www.dgcr.com/present/index2.html

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編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 

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