[1161] 続続・デジタルクリエーターらしい話

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1161    2002/09/19.Thu発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 21488部
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             <私の作品にお賽銭>

■笑わない魚
 続続・デジタルクリエーターらしい話
 永吉克之

■デジクリトーク
 ケイタイニデンワクダサイ
 新井由己

■デジクリトーク
 三題噺/ネット、マンガ、アルゼンチン
 Midori(在ローマ)

■セミナー案内
 PHPで作るマイダイアリースクリプト
 ブロードバンド時代の映像コンテンツ

■イベント案内
 深野暁雄によるビッグイベント×2



■笑わない魚
続続・デジタルクリエーターらしい話

永吉克之
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先日、目黒区恵比寿にある東京写真美術館で行われた「ディジタル・イメージ
2002」という作品展に出品した。

この展覧会に参加して、いろんなことを考えさせられた。そのうちのひとつが、
どういう条件が満たされていれば、デジタル作品になりえるのか、ということ
であった。

極論かもしれないが、作品制作の過程のどこかで、デジタルが使われていれば
デジタル作品と呼んでもいいと考えたい。

すると「コンピュータ制御の冷蔵庫が作った氷は、デジタル作品だってえのか」
と短絡する人が出てくるかもしれないが、冷蔵庫は「作品として作ろう」とい
う意志をもって氷を作っているわけではないだろうから「作品」ではない。
しかし、アーティストが関わって「よし、オレはこの冷蔵庫が作った氷を作品
として出品するぞ、この野郎」という意志を持っていれば、作品、しかもデジ
タル作品として認めなければならないことになる。

また、コンピュータのモニタに映った画像をアナログのカメラで撮影した写真
を、画像の記録としてではなく、作品として出品した場合、それもデジタル作
品と認めなければならない。作品制作の過程でデジタルが使われているからだ。

紙に絵具で描かれた絵画作品をスキャナでデジタイズした瞬間に、その絵画は
議論の余地のないデジタル作品になる。画像はピクセルに置き換えられ、拡大
縮小が可能になり、プリント・アウトもできる。

あるいは、何も画像の描かれていない真っ白なファイルをプリンタで出力する
と、当然ながら真っ白な出力紙がアウトされてくるわけだが、何も描かれてい
ないことに、作者の意図が反映されているならば、それも文句のつけようのな
いデジタル作品である。

さあ誰か「斯様な如きもの、デジタル作品に非ず」と申してみよ。

※もちろん、独りで口に出して言うだけにしていただきたい。メールにして送
られては困る。私は議論に弱いのである。

                 ■

デジタル・アートを追求する道としては、大きく分けて二通りあると思う。

1 )作品の内容やコンセプト重視で、デジタルはあくまで絵具や筆と同じ道具
  だと考える。だから「こんなのデジタルじゃなくったって描けるじゃん」
  という作品になる場合もある。
2 )テクノロジーの面でデジタル表現の可能性を追求する。「デジタルでなけ
  れば見られない」世界を創造することを目的とする。

この展覧会では、両方の傾向が見られた。どっちかというと 2の方が「デジタ
ル・アート」という言葉の響きに呼応しているように思えるのだが、こちらは
プログラミングの知識が必要だったり、新たに機器を開発しなければならなか
ったりするので、貧乏で機械音痴の私にゃムリだ。

そこで、私はこの展覧会では、1 の道を選ばざるを得なかった。しかし、あり
きたりな表現をしていては目立たないので、デジタルというものを思いきり拡
大解釈した表現をすることにした。さきほど極論と書いたが、それほど自由に
デジタルを解釈しないと、表現の幅が狭くなってしまう。

正統派デジタルアーティスト(なーんてのがあればの話だが)が見たら「なん
たる体たらくか。いやしくもデジタルの恩恵に浴しながら、それを揶揄するが
如き表現を弄するとは赦し難し」と憤慨するような表現はないかと模索した。

そこで考えついたのが、幅60cm、長さ5mの長細い出力紙に、体長 7cmのイワシ
を一匹だけ描いた ILLUSTRATORのデータを出力して壁から床にかけて設置する
ことであった。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/kunst/sardine.html

を見ていただければ分るが、観客が作品の上を歩いてイワシに近づくようにし
てある。イワシは信仰の象徴で、礼拝の対象となるが、信仰の象徴が描いてあ
る出力紙は、いわば御神体の延長であり、それを踏んで参拝することは崇拝と
涜神を同時に行うことであり・・・とかなんとかいうのは、後で考えたコンセ
プトである。最初の動機としては、7cmのイワシ一匹を長さ5mもの紙に出力す
るという、いわば大判出力作品に対するアイロニーである。

実際、出品者が73人もいると、よほどのことをしないと目立たない。みんなそ
れぞれ目立つ工夫をしていたが、静止画作品で強いインパクトを与える手段と
して一番多かったのが、とにかく、クソでかい作品を展示することであった。
縦が4mまで許されていたので、その範囲で巨大さを競っていた。

まあこれは仕方がない。静止画を目立たせるには、サイズを大きくするのが、
いちばん効果的だろう。作品は内容が全てだというのは理想論で、例えば、
美術コンクールでは、大型作品の方が受賞しやすい傾向にある。また、デジ
タルの展覧会では、動画作品の方が静止画作品より注目されやすいのは事実
で、静止画制作者としては、大きさの力で動画を圧殺するしかない。

最後に、ご来場いただいた観客の方々に感謝したいのだが、特に一番最初に私
の作品にお賽銭を置いてくださった方の発想に敬意を表したい。おかげで、そ
れが呼び水になり、以後少しづつお賽銭が増え続け、最終的に 370円ほどにな
った。金額はともかく、作品がより一層複雑なものになった。

●デジクリ No.1061の私のコラムで「私はコテコテにデジタルな絵を描くこと
にする」と宣言した。これは今回の内容と矛盾しているが、気にする必要はな
い。われわれは現在に生きるべきだ。

<本日の芸術>
http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/kunst/010dp.html

【永吉克之/アーティスト】katz@mvc.biglobe.ne.jp
最近「タコ」を聞かない。数年前まで「くだらねえこと言ってんじゃねえよ、
このタコ!」といったような罵り文句を、よく耳にしたものだが、短命に終わ
ってしまったようだ。「バカ」「アホ」ほどの普遍性がなく、淘汰されてしま
ったのか。それとも関東では、まだ一部で使われているのだろうか。
EPIGONE / http://www2u.biglobe.ne.jp/~work/

ディジタル・イメージ2002 東京都写真美術館展のもよう
http://www.digitalimage.org/

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■デジクリトーク
ケイタイニデンワクダサイ

新井由己
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ここ数年、留守番電話の伝言に「携帯に電話ください」と吹き込む人が多い。
それでも、仕事で急いでいない限り、僕から携帯に電話することはない。理由
は単純。通話料が高いからである。

携帯に電話くださいと言っている人は、一般の電話の何倍もの料金を相手に負
担させることに、はたして気づいているのだろうか。

多忙な編集者はいつも外出していて、なかなかつかまらない。何度も編集部に
電話してもダメで、締め切りぎりぎりにしかたなく携帯に電話する。なんとな
く、根負けした気分になってしまう。編集者にしてみれば、なんでもっと早く
携帯に電話してくれないのかと思っているのだろう。

先日、取材でお世話になった人の自宅に電話したら、本人が留守だったので母
親が出た。伝言をお願いしようと思ったら「携帯に電話してもらえますか?」
と言う。通話料がもったいないので、そこで引き下がるわけにはいかない。伝
えたい内容は「掲載日が来週になりました」という一言なのだ。

携帯電話も、今では契約が複雑になって、一概に1分いくらとはいえないが、
一般電話の3分10円や公衆電話の1分10円より高いことは間違いない。数年前ま
では、NTTのクレジット通話を契約していると、公衆電話からでも3分10円でか
けられて重宝したものだが、残念ながらそれはなくなってしまった。今ではテ
レホンカードを使い捨てなくていいというメリットだけで使っている。最近、
同じ理由でJRのIOカードをSuicaに替えた。

必要に迫られて“持ち歩ける電話”を持つことになったときに、僕が選んだの
はPHSだった。理由は単純。通話料が公衆電話とほとんど変わらないからであ
る。相手からかかってくる料金の負担も、これぐらいなら許してもらえるだろ
うし、自分で使う場合も気が楽だ。

今まで、ISDNの公衆電話(いわゆるグレ電)にモバイルマシンをつないでアク
セスしていたことを思うと、やはり便利である。都会では携帯電話の普及で公
衆電話が少なくなって、電話をかけるのにも苦労していた。といっても、僕が
契約しているのは通話先が3か所しか登録できないDDIポケットの「安心だフォ
ン」だから、もっぱらモバイル用に使っている。

もちろんPHSの圏内でなければ使えないので、ときどき、モバイルマシンを持
ってうろうろして、けっきょく、アンテナ状態のいいグレ電の前でアクセスす
るなんていうこともある。特に駅のホームがアヤシイ。圏外のときは、今まで
どおり、グレ電にモジュラージャックを差し込んでアクセスしている。

僕がモバイルで使うプロバイダはニフティサーブ(@nifty)だから、DDIポケ
ットのポケットMAL(現在はダイレクト・アクセスリンク、DAL)に申し込んだ。
通信料金は1分10円(夜間は13円)、全国共通の番号でどこからかけても同じ
値段というのは、何も考えなくていい。それまでは、いちばん近いアクセスポ
イントを設定し直して使っていたので、その手間も省ける。

ちなみに、自宅の一般電話はフュージョン・コミュニケーションズを契約して
いるので、市外通話は全国一律で3分20円。仕事柄、全国各地に電話するので、
北海道にかけても東京にかけても沖縄にかけても値段が同じというのは、電話
代を気にしなくてすむので精神的に楽になった。

先日、取材でお世話になった店に「予定が変わって、掲載日が来週になりまし
た」と連絡することになった。僕が新潟にいるのを知っているせいか、「電話
代もかかるのに、わざわざありがとうございます」と恐縮していた。

この店主のように、電話を受けるときに相手の負担を考える人が、どれだけい
るか疑問である。少なくても、「携帯に電話ください」と言う人は、そのこと
に気づいていない。

【あらい・よしみ】LEK00514@nifty.ne.jp
ルポライター&カメラマン。ときどきDTPやWebデザイナー。親指シフト依存症。
日本初の「おでん研究家」として99年デビュー。著書に『とことんおでん紀行』
(1999年、凱風社)、『とことん亭のおいしいおでん』(2002年、凱風社)が
ある。現在は、新潟県の豪雪地で田んぼと畑を耕す兼業農家。無農薬・無化学
肥料・自然乾燥のコシヒカリの予約受け付け中。

遊民社通信
http://homepage1.nifty.com/yu-min/

おでん博物館
http://www.odengaku.net/

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■デジクリトーク
三題噺/ネット、マンガ、アルゼンチン

Midori(在ローマ)
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簡単なお題だね、ネットを通じてアルゼンチンの漫画家と知り合ったんだ…

って、まぁそうなんですけど、そういう言い方じゃ身もフタもないわけで、ち
ょいとそこに腰をおろしておつきあいくださいませ。

●ネット/マンガ

事のはじまりは、メールで受け取るマンガニュース。イタリア内外(主に欧米)
のマンガ家ニュース(誕生日とか死んだとか)、コミックスフェア、コンクー
ル、新刊案内。(日本のマンガは受けているのにニュースがない。まったく別
のジャンルとして扱われるらしい)

アルゼンチンのマンガ家モルディロ(MORDILLO)に捧げる絵を送ってちょうだ
い! というアルゼンチンのサイトからのお知らせが目に止まった。

私はマンガ家/イラストレーターなり損ない。中年の声を聞いて、あきらめの
境地に落ち着いて渋茶を啜るどころか、残り少ない(?)人生、したいことを
諦めては死ぬに死ねない、と、なんだか盛んに描くことを再開した今日この頃。
報酬よりも発表の機会が嬉しい、と早速このサイト用に絵を描いて、メールに
添付して送った。

二日ほどして、サイトの管理人セサールから「仕事の略歴を忘れてるよ」とメ
ールがあった。イタリアに住んでマンガの仕事をする日本人…に興味を持った
セサールからの質問に答えるうち、私もセサールがなんでモルディロに捧げる
絵のサイトを管理してるのか、セサールって誰なのかを質問した。

こうしてスペイン語訛りと日本語訛りのイタリア語のメールが、ローマとブエ
ノスアイレスを行き来した。

●アルゼンチン

不況不況といいながら、ものが溢れ、どんどん消費して、それに気付かないニ
ッポンの皆様は「ない」と言うことが実感できないと思う。

どんなにあがいても、仕事がない、お金がない、安全がない、明日どうなるか
わからない、という状況の国は地球上にたくさんあり、アルゼンチンもかなり
苦しんでいる。アルゼンチンのマンガ家はそのほとんどが、主にヨーロッパ
(特にスペイン)でマンガ家として生活し、その「甲斐性」がない人は、他の
仕事(があれば)につくか、セサールのように子供向けのイラストを描いてお
茶を濁している。ユーモアマンガのモルディロもスペイン、フランス、イタリ
アで活躍し、モナコに住んでいる。

アルゼンチンが独裁政権だったころ、言論の自由がかなり脅かされ、マンガ家
を含めたアーティストの多くはアルゼンチンを捨てざるをえなかった。今、言
論の自由は得たけれど、その日の食料のほうが、マンガを買うことより重要で、
だからアルゼンチンのマンガは死んでいる(セサール談)。(20年前、多くの
優れたマンガ家が出た。私はイタリアで出版されたそれらの作品を読んで知っ
ている。イタリアで見向きもされなかった優れたイタリアのマンガ家がアルゼ
ンチンでデビューし、スペイン、フランス経由でイタリアに逆輸入されたケー
スも一人や二人ではない)

苦しい生活を強いられている時、なにか希望がないとやっていけない。
セサールはその希望をモルディロに見い出した。

モルディロはブエノスアイレスのサッカーチーム、Ferro Carril Oesteのファ
ンで、クラブの設立、存続にかなり尽力している。セサールもこのチームのフ
ァン。モルディロはアルゼンチンのマンガ家で現役で国際的に活躍している数
少ない一人で、セサールのような若手マンガ家の希望の星だ。そして、サッカ
ーチームはその土地の希望の星だ。いい試合を見せてくれるだけで、苦しい日
常をひととき忘れさせてくれる。また、立ち向かおうと言う気にさせてくれる。

アルゼンチンのマンガになにかしたい、モルディロになにかお礼がしたい。そ
の思いが、来年モルディロが里帰りするさいに彼に捧げたマンガをプレゼント
しよう! というアイデアになった。

モルディロがFerro Carril Oesteのクラブに立ち寄る時に、世界から集まった
マンガをモニターで展示し、CDに焼いてモルディロにプレゼントする。これな
らお金をかけなくてもなにかできる。モルディロはこの思い掛けないプレゼン
トをきっと喜んでくれる。

主にネットを通してアルゼンチン内外のマンガ家、マンガサイトに呼び掛けた。
今のところアルゼンチン、スペイン、イタリア、トルコから50点集まった。セ
サールが仕事の合間に一人で管理しているので、サイトにまだ全部アップ仕切
れない。でも来年までにはアップするつもり。

「アルゼンチンが、アルゼンチンのマンガ家がなぜ今までモルディロにこんな
形でお礼をしようと考えなかったのかふしぎ。誰もしないから僕がする。これ
がアルゼンチンで、マンガでできること。他に何もない。シンプルな話。心を
捧げる、それだけの話」

と、私の著作権は? とか、二次使用はないよね? などと質問したメールに
セサールが答えた。

セサールのスペイン訛りのイタリア語メールを読みながら、すっかり意気に感
じてしまった。

私の小さな絵が、サセールの投げた小さな輪を広げる小さな一環となり、モル
ディロ先生を喜ばせ、先生が喜ぶことでセサールが喜び、アルゼンチンの死ん
でしまったマンガに捧げる花の一つになったら嬉しい、送ってよかった、と思
いましたとさ。

【midori】midoriya@tin.it
「プロである以上報酬のない仕事はしません」という意見はもっとも! と思
います。でも、セサールを応援してもいい、というプロの絵書きの方、解像度
120dpi、JPEGかGIF形式で保存した未発表の(他に権利者がいない)モルディ
ロに捧げる絵を
ferrotoons@yahoo.com
へ送ってやって下さいませ。その時に英語、スペイン語、イタリア語、フラン
ス語、ドイツ語のいずれかで名前と簡単な仕事の略歴、そしてURLがあればそ
れもつけて下さいませ。

セサールの顔写真と絵
http://www.imaginaria.com.ar/08/5/dacol.htm

セサールが管理するサイト
Mordillo: Ferro Toons Web
http://ferrotoons.8k.com/
Homenaje a Guillermo Mordillo - Homage to Guillermo Mordillo-Omaggio a
Guillermo Mordillo
(ここでモルディロの絵も見られます。無料スペースで、やたらと広告のウイ
ンドウが開きますので、惑わされないように。サイトはスペイン語、英語、ド
イツ語)

Midoriが送ったモルディロに捧げた絵
http://isweb42.infoseek.co.jp/diary/midoroma/images/mordillobymidori.jpg

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http://www.dccwao.com/statics/school/schoolguide/yokohama.html
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PHPで作るマイダイアリースクリプト
日時 9月28日(土)19:00~
場所 WAO!横浜校デジタル2教室 参加費無料
講師 エイチツーオー・スペース 代表 谷口 允氏

「ブロードバンド時代の映像コンテンツ」
日時 9月29日(日)14:00~
場所 WAO!横浜校横浜校講義室 参加費無料
講師 日本テレビ放送網株式会社 CGデザイナー 藤井彩人氏

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■イベント案内
深野暁雄によるビッグイベント×2
http://www.dhw.co.jp/school/location/kyoto/report/20020907122749.html
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「プレ講座」 9月27日(金)19時~
場所 デジタルハリウッド京都校
費用 1500円 入学申込・予約済の方は無料です 定員20名(要予約)

「VFX最前線レポート」 9月28日(土)16時~
場所 ドコモモバイルメディアラボ京都 参加無料

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■編集後記(9/19)
・先週金曜日の午後から昨日水曜日の午後まで、長い戦いであった。最終的に
ひっかかったフレッツADSLの接続ツールのバージョンアップは、浦和のNTT東
日本に行ってCD-ROMを入手してやっと終わった。いまは問題なく動いている。
この間、サブマシンのiBOOK+エアマックのおかげでネットから切断されずに
済んだ。しかし、iBOOKの小さなモニタは扱いにくい。デスクトップよりも視
線が極端に下がるのも見にくい。そこで、iBOOKの背後に高さ10センチほどの
台を置き、その上に15インチの液晶モニタをセットし、ミラーリングでiBOOK
画面を映し出した。これがすこぶる見やすい。高さといい、大きさといいとて
も扱いやすかった。iBOOKだけ使っている人に、液晶モニタを買い足すだけで
快適なデスクトップ機に変身しますよとオススメしたい。     (柴田)

・生後五ヶ月のおいの初仕事。七ヶ月の子を持つ友人と、妹は出かけ、お茶を
した。隣のテーブルの年輩のご婦人方が、おいともうひとりの赤ちゃんに興味
を持ち、かわいいと声をかけてくださった。が、その後、抱かせてとまで言わ
れて、内心ちょっと複雑な気持ちになったらしい。が、可愛がってくださるの
で、嬉しかったようだ。その間十分ほど。ご婦人方が先に出られて、妹たちも
しばらくして出ようとしたら、精算済みと言われてびっくりする。そのご婦人
方が払ってくださったそうだ。赤ん坊の笑顔と柔らかさって、すごくいいもん
な。妹は「ママにおごってくれたのね」と、おいに言っている親ばか(笑)。
阿倍野近鉄のマイセン・ティーサロンで精算してくださったご婦人方、可愛が
ってくださった上に、精算までありがとうございます。この言葉届けばいいな。
/昨日の「始末」の話にうなずきまくり。某業界トップクラスの古参大手証券
会社では、小さくなった鉛筆と交換じゃないと新しい鉛筆は貰えなかったりす
るよ。封筒は切り開いてメモ帳利用だし。が、ときどき納品書や没になった見
積書の裏までメモ利用する会社があるぞっ。おーい。    (hammer.mule)

<応募受付中のプレゼント>
 「ウェブサイト制作のワークフローと基礎技術」1151号。
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 「おしえて!! Macromedia FLASH MX」1160号。

<よろしく!>
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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
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